JPH06120294A - 化合物半導体装置及びその製造方法及びその実装方法 - Google Patents

化合物半導体装置及びその製造方法及びその実装方法

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JPH06120294A
JPH06120294A JP26452592A JP26452592A JPH06120294A JP H06120294 A JPH06120294 A JP H06120294A JP 26452592 A JP26452592 A JP 26452592A JP 26452592 A JP26452592 A JP 26452592A JP H06120294 A JPH06120294 A JP H06120294A
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JP
Japan
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compound semiconductor
chip
semiconductor substrate
integrated circuit
surface area
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JP26452592A
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English (en)
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Hiroyuki Sakai
啓之 酒井
Taketo Kunihisa
武人 國久
Hideki Yakida
秀樹 八木田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チップサイズを小さくしても面積利用効率の
低下しない化合物半導体集積回路及びその製造方法・実
装方法を提供すること。 【構成】 スクライブライン上に貫通口を形成し、その
内壁に導電膜を堆積した後切断することによって、化合
物半導体ICのボンディング電極パッドをチップ側面に
形成する。 【効果】 絶対面積の必要なボンディング電極パッドを
チップ側面に形成するために、チップサイズを小さくし
た時にも面積利用効率が減少しにくい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化合物半導体装置及びそ
の製造方法及びその実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】SiICに代わる次世代の高性能ICと
して、化合物半導体を用いたICが各所で精力的に研究
・開発されている。特にGaAsMESFETを用いた
ICは、その優れた高周波特性・低消費電力特性を活か
して、移動通信や情報処理、超高速計測分野などで積極
的な実用化が始まっている。とはいえ、SiICに対し
て十分優位な性能をもちながら、いまだその市場は大き
いとは言えない。化合物半導体ICの普及を妨げる最大
の原因はSiICに比べて非常に高い製造コストである
と言われている。化合物半導体基板の値段がSi基板よ
り数倍高い上に、まだその径も小さく、プロセス技術も
未熟なために、同一チップサイズでの価格は非常に高い
ものになってしまうのである。したがって化合物半導体
IC開発においてはチップ面積を如何にして小さくする
かということが非常に大きな問題である。プロセス技術
の向上により、単体素子や配線ルールの縮小をはかるの
はもちろん、集積度を有る程度抑えてチップサイズを小
さくすることによる歩留まり向上も重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プロセ
ス技術の向上により単体素子や配線ルールの低減が図れ
ても、スクライブラインやボンディング電極パッドなど
組立に関する部分は絶対的な面積が必要なために大きさ
は変わらない。従って、チップサイズの小さなICで
は、パッド電極ばかりがめだって、実際のトランジスタ
等の素子が入る有効面積が小さくなるという課題を有し
ている。
【0004】図5に従来の化合物半導体ICチップの斜
視図を示す。図に於いて1〜10はボンディング用電極
パッド、11が化合物半導体基板、点線で囲まれた12
が内部回路である。この例ではチップサイズが0.8μm
角程度のICを示しているが、通常パッドサイズは10
0μm角程度の大きさが必要であるために、内部回路と
して使用できる面積はチップ面積の1/2〜1/3以下
となってしまうのがわかる。このことは、チップサイズ
の縮小に限界があるというだけでなく、チップサイズを
縮小したほうが利用面積効率が低くなりかえってコスト
が高くなることを意味している。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、チップサイズの
低減を図った時にも面積利用効率を下げないような化合
物半導体装置及びその製造方法と実装方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、化合物半導体基板上に形成された集積回
路において、前記集積回路は集積回路と外部をつなぐボ
ンディング電極パット有し、前記電極パッドの一部ある
いは全部が、前記化合物半導体基板の側面に形成されて
いる化合物半導体装置とする。
【0007】また、化合物半導体基板のスクライブライ
ン上に貫通口を形成する工程と、前記貫通口の側壁に導
電膜を堆積する工程と、前記スクライブラインにそって
基板を切断する工程を有する化合物半導体装置の製造方
法とする。
【0008】さらに、回路基板の配線パターン上にチッ
プボンディング用のバンプを形成する工程と、チップの
側面に形成されたボンディングパッドを有する化合物半
導体集積回路のパッド部分をを前記バンプ上に配置する
工程と、前記バンプを加熱融解して前記パッドと接続す
る工程を含む化合物半導体装置の実装方法とする。
【0009】
【作用】本発明は前記した構成により、組立に必要な電
極パッドが化合物半導体基板の側面に形成されるため、
集積回路は基板の主面のほとんど全部に形成が可能とな
り、チップサイズが小さくなった時にも面積利用効率が
大きく減少する事がない。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の実施例における化合物半導
体ICチップの斜視図である。図に於いて1〜10はボ
ンディング用電極パッド、11が化合物半導体基板、点
線で囲まれた12が内部回路である。図に示したように
電極パッド1〜10は図5とは異なり半導体基板の側面
に形成されており、金属等の導電性膜で内部回路と接続
されている。従って、内部回路として使用できる領域は
周辺のマージンを除いてチップ面積のほぼ全域となり、
従来例に比べて面積利用効率は飛躍的に増大する。
【0011】次に、図1のようなICの製造方法につい
て、図面を用いながら詳しく説明する。まず、通常の化
合物半導体IC製造プロセスを用いて、基板の主面上に
集積回路を形成する。この時、ボンディング電極となる
べき領域をスクライブライン上に例えば金の蒸着膜等で
形成しておく。図2はこの集積回路とボンディング電極
となるべき領域を形成した化合物半導体基板の斜視図で
あり、21のスクライブラインによって分けられた22
が集積回路(内部回路)の部分、23がスクライブライ
ン21上に設けられたボンディング電極となる部分であ
る。このように、ボンディング電極がスクライブライン
上に形成されるため、内部回路領域いっぱいに集積回路
を形成することができる。次にこの状態から、ボンディ
ング電極をチップ側面に形成するにはMMICでよく用
いられるバイア・ホールの形成技術を利用する。
【0012】図3は本発明の実施例におけるICの製造
工程の断面概略図である。本図は図2のスクライブライ
ンでの断面図を工程にそって示している。図3を用い
て、パッド電極の形成方法を詳しく説明する。まず、基
板20を組立・バイアホール形成に適した厚さ(100
〜150μm程度)に薄化した後、図2(a)に示すよ
うに化合物半導体基板の裏面にレジスト31を塗布し、
表面のパッド電極23に対抗する部分に開口部32が形
成されるようにフォトリソグラフィー技術等を用いてパ
ターン形成する。次にこのレジストパターンをマスクに
同図(b)に示すように表面に形成されたパッド電極が
露出するまでエッチングを行いバイア・ホール33を形
成する。次に同図(c)に示すように、エッチングマス
クに用いたレジストを除去した後、適当なマスクを用い
てバイア・ホール内壁に導電層34を形成する。最後に
スクライブライン35に沿ってチップを切断すれば、同
図(d)に示したように側面電極が形成される。
【0013】次に図1のようなICの実装方法につい
て、図面を用いながら詳しく説明する。図4は本発明の
実施例におけるICの実装工程の断面概略図である。同
図(a)に示すように、回路基板の配線パターン41上
に、IC接続のためのはんだ等のバンプ42を形成す
る。あらかじめICパッドの座標にあわせたこのバンプ
は通常のはんだの印刷技術で容易に形成できる。同図に
おいてICチップは図1のA−A’における断面図とし
て示しており、化合物半導体基板11の側面にパッド電
極2及び7が形成されている。このチップを同図(b)
に示すようにはんだバンプのうえにパッドがくるように
合わせて配置する。図1等から分かるように、本ICの
パッドはその製造工程上逆メサ型でくぼむように形成さ
れているため、位置合わせは比較的容易である。次にこ
のはんだバンプ及び周辺を加熱することによってはんだ
バンプを融解させ、同時にチップを回路基板に押しつけ
て接続する。GaAsICなど通常化合物半導体ICの
配線には金がおもに用いられており、はんだと容易に合
金化して、同図(c)に示すようにぬれも良く強固に実
装することができる。
【0014】なお、本実施例においてはバイア・ホール
形成のためのエッチングが等方的に行われているが、R
IEなどを用いて垂直に近い形に開口しても同様に側面
パッドが形成できることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、化合物
半導体ICのボンディング電極パッドをチップ側面に形
成するために、チップサイズを小さくした時にも面積利
用効率が大きく減少する事がなく、化合物半導体ICの
コスト低減効果は極めて大きい。また、前記パッドはス
クライブライン上貫通口を用いて通常のMMICプロセ
スで容易に形成でき、簡単で強固な実装も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における化合物半導体ICチッ
プの斜視図
【図2】本発明の実施例における集積回路とボンディン
グ電極となるべき領域を形成した化合物半導体基板の斜
視図
【図3】本発明の実施例におけるICの製造工程の断面
概略図
【図4】本発明の実施例におけるICの実装工程の断面
概略図
【図5】本発明の従来例における化合物半導体ICチッ
プの斜視図
【符号の説明】
1〜10 ボンディング用電極パッド 11 化合物半導体基板 12 内部回路領域 20 化合物半導体基板 21 スクライブライン 22 集積回路(内部回路)の部分 23 ボンディング電極となる部分 31 レジスト 32 開口部 33 バイア・ホール 34 導電層 35 スクライブライン 41 配線パターン 42 はんだ等のバンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】化合物半導体基板上に形成された集積回路
    において、前記集積回路は集積回路と外部をつなぐボン
    ディング電極パット有し、前記電極パッドの一部あるい
    は全部が、前記化合物半導体基板の側面に形成されてい
    ることを特徴とする化合物半導体装置。
  2. 【請求項2】化合物半導体基板のスクライブライン上に
    貫通口を形成する工程と、前記貫通口の側壁に導電膜を
    堆積する工程と、前記スクライブラインにそって基板を
    切断する工程を有することを特徴とする化合物半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】回路基板の配線パターン上にチップボンデ
    ィング用のバンプを形成する工程と、チップの側面に形
    成されたボンディングパッドを有する化合物半導体集積
    回路のパッド部分をを前記バンプ上に配置する工程と、
    前記バンプを加熱融解して前記パッドと接続する工程を
    含むことを特徴とする化合物半導体装置の実装方法。
JP26452592A 1992-10-02 1992-10-02 化合物半導体装置及びその製造方法及びその実装方法 Pending JPH06120294A (ja)

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