JPH0612016Y2 - 踏切標識 - Google Patents

踏切標識

Info

Publication number
JPH0612016Y2
JPH0612016Y2 JP1990019373U JP1937390U JPH0612016Y2 JP H0612016 Y2 JPH0612016 Y2 JP H0612016Y2 JP 1990019373 U JP1990019373 U JP 1990019373U JP 1937390 U JP1937390 U JP 1937390U JP H0612016 Y2 JPH0612016 Y2 JP H0612016Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
filter
emitting element
led
railroad crossing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990019373U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03111614U (ja
Inventor
博晃 楠田
Original Assignee
交通企画株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 交通企画株式会社 filed Critical 交通企画株式会社
Priority to JP1990019373U priority Critical patent/JPH0612016Y2/ja
Publication of JPH03111614U publication Critical patent/JPH03111614U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0612016Y2 publication Critical patent/JPH0612016Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主として自動車の運転者に踏切の存在を確実
に認識させるため、踏切の近くに設置する踏切標識に関
するものである。
〔従来の技術〕
一般道路と鉄道線路とが交差する踏切には、列車が通過
する際に警報音を発しながら一対の赤色灯を交互に点滅
させる踏切警報機、歩行者や自動車の通行を一時的に阻
止する踏切遮断機、列車の通過方向を矢印の形で点灯表
示する列車通過方向表示灯等が設置されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の踏切に設置された機器は列車の接
近及び通過時にのみ作動するものであり、一般道路が踏
切近くで曲折している等の理由で見通しが悪い場合、上
記機器が作動していないと、特に夜間は、直前まで来て
も踏切のあることが分かり難いという欠点があった。そ
のため最悪の場合、自動車が知らずに踏切内に入って立
ち往生し、列車との衝突事故を起こす恐れがあった。
そこで本考案は前記事情に基づいて成されたものであ
り、自動車の運転者などにとって、道路事情等の諸条件
が悪くても終日良好に視認でき、踏切の存在を確実に認
識し得、車輌及び列車の安全運行に寄与する踏切標識を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本考案による踏切標識は、ケ
ース本体の上端部と両側部とにわたって前方へ突出する
フードを設け、ケース本体の前壁に大窓部と小窓部を形
成し、大窓部に表示用フィルターを嵌め、フィルターに
は踏切の存在を示す文字部とその周囲の地部とを色彩的
に異なる状態に形成し、このフィルターの裏面全体に面
発光素子を付設し、小窓部にフィルターを嵌め、フィル
ターの裏面側に高輝度LEDを多数配設した基板を取付
け、面発光素子点滅回路とLED点滅回路とを、周囲の
明るさに応じて昼間はLED側に夜間は面発光素子側に
接続状態の切換わる切換スイッチ回路を介して電源側に
接続したことを特徴とするものである。
さらに上記構成に加え、フードが上壁に延設したアッパ
ーフードと側壁に蝶番を介して取付けたサイドフードと
からなり、サイドフードの上端にアッパーフードに重な
る屈曲片を延設し、アッパーフードと屈曲片の少なくと
も一方に前記蝶番を中心とする円弧状の案内溝を設け、
この案内溝に挿通するビスによりアッパーフードと屈曲
片を固定してあることを特徴とする。
〔作用〕
本考案による踏切標識では、昼間は高輝度LEDの点滅
により、夜間は面発光素子の点滅により踏切を通る車輌
の運転手等の注意を引き、面発光素子表面のフィルター
に形成した文字部により踏切の存在を確実に認識させる
ものである。
〔実施例〕
以下、本考案による踏切標識について図面を参照しつつ
具体的に説明する。
第1図乃至第6図は本案標識の第1実施例を示すもの
で、縦長の箱型形状を成すケース本体1の上壁2と両側
壁3,3とにわたって前方へ突出するフード4を設け、
前壁5に大窓部6とその上部の小窓部7とを形成し、大
窓部6に表示用のフィルター8を嵌め、そのフィルター
8には白色の地部9中に赤色の「踏切注意」という文字
部10を形成し、フィルター8の裏面に白色の面発光素
子(エレクトロルミネセントランプ,ELランプ)11
を全面的に付設し、小窓部7に赤色の半透明フィルター
12を嵌め、小窓部7の裏面側、即ちケース本体1内側
に、赤色の高輝度LED(発光ダイオード)13を多数
配設し、面発光素子11の点滅回路14とLED13の
点滅回路15とを、ケース本体1の側壁3に取付けた切
換スイッチ回路16を介して電源側のメインスイッチ1
7及び入力側端子台18に接続したもので、切換スイッ
チ回路16は光センサーを備え、周囲の明るさが一定値
以上の昼間はLED点滅回路15側に、夜間は面発光素
子点滅回路14側に接続状態が切換わるようになってい
る。
ケース本体1とフード4はつや消しの黒色としてある。
フード4は上壁2に延設したアッパーフィード4aと両
側壁3,3に夫々蝶番19を介して取付けたサイドフー
ド4b,4bからなり、各サイドフード4bの上端にア
ッパーフード4aに重なる屈曲片4cを延設し、アッパ
ーフード4aと屈曲片4cとに蝶番19の回転軸を中心
とする円弧状の案内溝20,20を設け、案内溝20,
20を貫通するビス21とワッシャー22でアッパーフ
ード4aと屈曲片4cを固定し、ビス21を緩めて両案
内溝20,20が連通する範囲内でサイドフード4bを
側方へ開けるようにしてある。本実施例では各サイドフ
ード4bの開放調節範囲を真正面から側方へ約45°ま
でに規制されている。
第5図は前壁5の横断面図であり、ケース本体1の両側
壁3,3の先端に相対向する方向に屈曲させた対向片2
3,23を延設し、一方の対向片23の前面側に蝶番2
4を介して前壁5を開閉可能に取付け、前壁5の他端を
ビス26で固定してある。大窓部6のフィルター8はそ
の裏面の面発光素子11及び裏カバー25と共に押縁2
7で固定されている。尚、図中の符号28は気密材を示
している。
又、小窓部7のLED13は、第6図と第7図に示す如
く、基板29に整然と配設され、その基板29の裏面側
にピン30を介して台板31を連結し、小窓部7のフィ
ルター12を囲むようにケース本体1内側に突設した取
付金具32に台板31の耳部33をビス34,35で固
定するが、一方のビス35が取付金具32に形成した円
弧状の長孔36に挿通され、その長孔36の範囲内で台
板31及び基板29を前後に傾け、LED13の投光方
向をその分だけ上下に調整し得るようになっている。
さらにケース本体1内には、降雪時の着雪を防止するた
めヒータ37も備えてある。尚、図中の符号38はヒー
タ用電源スイッチ、45は電源用コネクターを示す。
本案標識は上記の如く構成されるものであり、第10図
に示す如く、踏切の近傍に設置した支柱39に、黄と黒
の縞模様の板体をX状に交差させた踏切標識40や列車
通過時に一対の赤色灯を交互に点滅させ且つ警報音を発
する踏切警報機41と共に取付ける。そのため、本案標
識の背面にUバンド42を固定するための 断面形状の平リブ43を備えてある。踏切を渡る歩行者
や車輌の運転者に対し、昼間はLED13の点滅によ
り、夜間は面発光素子11の点滅により本案標識に注目
を集め、大窓部6のフィルター8に形成された白地に赤
の「踏切注意」の文字を確実に認識させるものである。
ここで、踏切近くで侵入路が曲がっていたりして本案標
識が見難い場合には、サイドフード4bを必要なだけ側
方へ広げ、広い範囲から見えるようにする。又、標識が
必ずしも目線の位置にあるとは限らないので、LED1
3の投光方向を上下に調整する場合もある。
又、第8図と第9図及び第11図は本考案の第2実施例
を示すもので、ケース本体1が横長の箱型を成すこと、
前壁5の中央に面発光素子11を点滅させる横長の大窓
部6を、その両面にLED13を点滅させる小窓部7,
7を形成したこと、大窓部6に嵌め込むフィルター8に
赤色の文字部10によって形成された「踏切注意」の文
字が横書きであること、前壁5が上縁を中心に手前側か
ら上方へ開放可能であること、フード4がアッパーフー
ド4aとサイドフード4bを一体に形成してあること等
が第1実施例との相違点である。この実施例においても
サイドフード4bを第1実施例と同様側方へ開放し得る
ようにしても良い。
第2実施例によるいわゆる横型標識は、第11図図示の
如く、路側に設置したのでは車輌の運転者等に見え難い
場合に、路側から路上高く(約5m)へ伸出したオーバ
ーハング型支柱39に装着するもので、その装着手段は
適宜変更可能であり、運転者等の注意を引くため小窓部
7のLED13をやや下向きに調整する。尚、支柱39
下部の点滅警報機41、通過方向表示機44は歩行者用
のものである。
〔考案の効果〕
本考案による踏切標識は、上記の如く、ケース本体の前
壁に設けた大窓部のフィルターに踏切の存在を示す文字
を形成し、フィルター裏面に付設した面発光素子を夜間
点滅させ、大窓部近傍の小窓部に設置した昼でも視認性
の良い高輝度LEDを昼間点滅させるものであるから、
これを見通しの悪い踏切の近傍に設置すれば、点滅警報
機等が作動していない時でも、踏切を通る歩行者や車輌
の運転者に踏切の存在を確実に認識させることができ
る。
従って、自動車等は踏切と知りつつ通過するので、踏切
内における列車との接触・衝突事故の危険が未然に回避
され、車輌及び列車の安全な運行が確保される。
又、本案標識は、昼間に高輝度LEDを、夜間に面発光
素子を点滅させるものであるから、長期間にわたり故障
の心配もなく良好な視認性が得られる。
さらに、請求項2記載の踏切標識は、サイドフードを側
方へ適宜範囲で開放調整し得るので、踏切近傍の道路事
情に応じてサイドフードを開くことにより、本案標識の
視認性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による踏切標識の第1実施例を示す正面
図、第2図はその側面図、第3図はその配線図、第4図
はその要部拡大平面図、第5図は第1図A−A線矢視の
部分拡大横断面図、第6図は第1図B−B線矢視の部分
拡大横断面図、第7図は小窓部のLED投光方向調整機
構を示す縦断面図、第8図は本案標識の第2実施例を示
す正面図、第9図はその側面図、第10図と第11図は
本案標識の使用状態図である。 1……ケース本体、2……上壁、3……側壁、4……フ
ード、4a……アッパーフード、4b……サイドフー
ド、4c……屈曲片、5……前壁、6……大窓部、7…
…小窓部、8……(表示用)フィルター、9……地部、
10……文字部、11……面発光素子、12……フィル
ター、13……LED、14……(面発光素子用)点滅
回路、15……(LED用)点滅回路、16……切換ス
イッチ回路、19……蝶番、20……案内溝、21……
ビス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体(1)の上端部と両側部とにわ
    たって前方へ突出するフード(4)を設け、ケース本体
    (1)の前壁(5)に大窓部(6)と小窓部(7)を形
    成し、大窓部(6)に表示用フィルター(8)を嵌め、
    フィルター(8)には踏切の存在を示す文字部(10)
    とその周囲の地部(9)を色彩的に異なる状態に形成
    し、このフィルター(8)の裏面全体に面発光素子(1
    1)を付設し、小窓部(7)にフィルター(12)を嵌
    め、フィルター(12)の裏面側に高輝度LED(1
    3)を多数配設した基板(29)を取付け、面発光素子
    (11)点滅回路(14)とLED(13)点滅回路
    (15)とを、周囲の明るさに応じて昼間はLED(1
    3)側に夜間は面発光素子(11)側に接続状態の切換
    わる切換スイッチ回路(16)を介して電源側に接続し
    たことを特徴とする踏切標識
  2. 【請求項2】フード(4)が上壁(2)に延設したアッ
    パーフード(4a)と側壁(3)に蝶番(19)を介し
    て取付けたサイドフード(4b)とからなり、サイドフ
    ード(4b)の上端にアッパーフード(4a)に重なる
    屈曲片(4c)を延設し、アッパーフード(4a)と屈
    曲片(4c)の少なくとも一方に蝶番(19)を中心と
    する円弧状の案内溝(20)を設け、この案内溝(2
    0)に挿通するビス(21)によりアッパーフード(4
    a)と屈曲片(4c)を固定してあることを特徴とする
    請求項1記載の踏切標識
JP1990019373U 1990-02-26 1990-02-26 踏切標識 Expired - Lifetime JPH0612016Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990019373U JPH0612016Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 踏切標識

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990019373U JPH0612016Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 踏切標識

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03111614U JPH03111614U (ja) 1991-11-15
JPH0612016Y2 true JPH0612016Y2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=31522496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990019373U Expired - Lifetime JPH0612016Y2 (ja) 1990-02-26 1990-02-26 踏切標識

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612016Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010049119A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Sekisui Jushi Co Ltd 情報表示装置
JP5779048B2 (ja) * 2011-08-31 2015-09-16 積水樹脂株式会社 内照式標識

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03111614U (ja) 1991-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE41243E1 (en) Multi-functional side rear view mirror for a vehicle
US7316491B2 (en) Safety device for transporting oversized loads
US6847306B2 (en) Emergency traffic signal attachment
US5819455A (en) Traffic sign marker
US20120294027A1 (en) Universal Light Module for Exterior Side Rear View Mirror of Vehicle
US7306345B2 (en) High visibility safety sign
JPH0612016Y2 (ja) 踏切標識
JPH05238307A (ja) 車両用前方視認装置
US11608960B1 (en) Cargo van rear door warning light and illumination system
KR200225245Y1 (ko) 조명광고판이 형성된 제어함
KR100530956B1 (ko) 횡단보도 경고 및 조명장치
JPH0222784Y2 (ja)
CN201000655Y (zh) 有源道路轮廓标
CN219320888U (zh) 一种具有预警功能的路政设备
US20040080957A1 (en) Moduflaps with EL lighting
CN221125322U (zh) 一种指路可调动态黄闪警示灯
KR200365472Y1 (ko) 교통안전 신호장치
CN215523072U (zh) 具备监控及信息发布的多功能路灯
JP3025242U (ja) 埋込式発光装置
CN214376925U (zh) 一种人行道智能交通安全系统
CN2697731Y (zh) 闪光鸣警路障警示牌
US20040090789A1 (en) Snow removal vehicles with colored EL lighting
RU7760U1 (ru) Средство предупреждения об аварийной ситуации
KR200416887Y1 (ko) 자동차의 사이드 미러
Mortimer Visual factors in rail-highway grade crossing accidents

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term