JPH06119323A - 文書作成装置 - Google Patents

文書作成装置

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JPH06119323A
JPH06119323A JP4263989A JP26398992A JPH06119323A JP H06119323 A JPH06119323 A JP H06119323A JP 4263989 A JP4263989 A JP 4263989A JP 26398992 A JP26398992 A JP 26398992A JP H06119323 A JPH06119323 A JP H06119323A
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JP
Japan
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character
reading
buffer
kana
delimiter
Prior art date
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Pending
Application number
JP4263989A
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English (en)
Inventor
Takeshi Inoue
健 井上
Kenji Suzuki
謙二 鈴木
Yukihiro Fukunaga
幸弘 福永
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06119323A publication Critical patent/JPH06119323A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ユーザが単語を登録した新語辞書
を参照して、正しく漢字混じり仮名漢字変換を行うこと
を目的としている。 【構成】 本発明において、区切り位置選択部13は表
示装置3の画面に区切り情報が付加されていない「見出
し」とその「読み仮名」を表示して、ユーザに見出しを
構成する文字と読み仮名を構成する文字との対応関係
を、入力装置1から指定してもらう。これにより、区切
り開始位置バッファ23には現在対応をつけている読み
の文字の先頭位置が、区切り位置終了バッファ24には
前記読みの終了文字位置が格納される。区切り情報付加
部15は前記バッファ23と前記バッファ24の位置情
報により指定される範囲の読み文字列をユーザ登録読み
バッファ21から読み出し、この後にスペースをつけ
て、これを区切り情報バッファ26に格納する。上記動
作の繰り返しにより、区切り情報が付加された読み仮名
が区切り情報バッファ26内に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文書作成装置に係わり、
特に漢字混じり仮名漢字変換時に使用される新語辞書へ
登録される「見出し」の各文字とその「読み仮名」を構
成する文字との対応関係をつける区切り情報の登録に関
する。
【0002】
【従来の技術】主にキーボードから文字を入力する従来
の文書作成装置では、ユーザが入力文字列を仮名漢字変
換する際に参照される辞書に登録されていない単語を新
語辞書に登録して、次回から前記単語の仮名漢字変換を
前記新語辞書を参照して円滑に行う新語登録機能が設け
られている。この新語登録機能では、登録する単語の見
出しをキーボードから入力するか、或いは文書中の「見
出し」に該当する箇所を指定した後、その単語の読みを
入力して実行キー等を押せば、前記単語が新語辞書に登
録されるようになっている。一方、主に手書き文字認識
技術を応用した文書作成装置では、手書きで入力された
漢字かな混じり文字列を一旦文字コードに認識した後、
前記文字列中のかな部分を漢字に変換する漢字混じりか
な漢字変換が開発されてきているが、この漢字混じりか
な漢字変換時に参照される前記と同様な新語辞書への単
語の登録も、上記したキーボード入力の場合とほぼ同様
の方法で行われている。
【0003】しかし、上述のような新語辞書登録方法に
よると、新語辞書に登録された単語の「見出し」中に含
まれる各文字と「読み」との対応関係が不明確なため
に、漢字混じり文字列を漢字混じり仮名漢字変換する際
に、前記新語辞書を参照して正しく目的の文字列に変換
することができなかった。これは見出しの各文字と読み
仮名の各文字との対応をつける区切り情報を付加した新
語辞書を作成することができないためで、これでは新語
登録機能があっても漢字混じり仮名漢字変換の特徴が生
かせないという欠点があった。従来の新語辞書登録方法
によれば、例えば特許という単語は「とっきょ=特許」
という形式で前記新語辞書に登録される。手書き文字認
識技術を応用した文書作成装置に、漢字かな混じり文字
列として「特きょ」、「とっ許」等が入力された場合、
これを変換するための漢字混じり仮名漢字変換におい
て、上記のような登録形式の従来の新語辞書を用いたの
では、単語の「見出し」の各文字とその「読み仮名」を
構成する各文字との対応関係が不明なため、正しく「特
許」と変換することができない。従って、漢字混じり仮
名漢字変換時に前記新語辞書を役立てるには、ユーザが
登録する単語の「読み」のどの部分が「見出し」の各文
字に対応しているかを示す区切り情報を読み仮名と共に
前記新語辞書に登録する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】漢字仮名混じり文字列
を漢字混じり仮名漢字変換する機能を持った文書作成装
置では、ユーザが新規に単語を登録できる新語辞書に、
登録した単語の「見出し」の各文字とその「読み仮名」
を構成する各文字との対応関係を明確にする区切り情報
を登録しておかなければ、前記新語辞書を用いて漢字仮
名混じり文字列を正しく漢字混じり仮名漢字変換するこ
とができないという欠点があった。しかるに、従来の新
語辞書には上記した区切り情報が登録されないため、こ
のような従来の新語辞書を漢字混じり仮名漢字変換に供
することができないという欠点があった。 そこで本発
明は上記の欠点を除去し、漢字混じり仮名漢字変換する
際に、ユーザが単語を登録した新語辞書を参照して、正
しく漢字混じり仮名漢字変換を行うことができる文書作
成装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明はユーザ
が指定した単語の見出しとその読み仮名を新語辞書に登
録する機能と、漢字仮名混じり文字列の中の仮名を前記
新語辞書を参照して漢字に変換する漢字混じり仮名漢字
変換する機能とを有する文書作成装置において、前記読
み仮名のどの部分が前記見出しを構成する各文字に対応
するかを示す区切り情報を得るための前記見出しの各文
字とその読みを構成する各文字との対応関係を示す文字
位置情報をオペレータに指定させる区切り位置選択手段
と、この区切り位置選択手段によって指定された文字位
置情報に基づいて、前記見出しの読み仮名内又はこれに
付随して前記区切り情報を付加する区切り情報付加手段
と、この区切り情報付加手段により区切り情報が付加さ
れた読み仮名とこれに対応する見出しとを前記新語辞書
に登録する登録手段とを具備した構成を有する。
【0006】請求項2の発明は前記区切り位置選択手段
は見出し文字列と読み仮名文字列との間で共通の文字を
見つける検出手段と、この検出手段により見つけられた
共通の文字に基づいて前記見出しの文字とその読みを構
成する文字との対応関係を示す文字位置情報を自動的に
得る文字位置情報検出手段とを別途具備した構成を有す
る。
【0007】
【作用】本発明の文書作成装置において、漢字混じり仮
名漢字変換で参照される新語辞書に単語を登録する場
合、読みのどの部分が見出しの各文字に対応するかを示
す区切り情報を付加して登録することで、漢字混じり仮
名漢字変換時に前記新語辞書に登録されている見出しの
漢字とその読みが明確な対応関係で、前記変換機能に供
給されるため、前記新語辞書を使用して正しく漢字混じ
り仮名漢字変換が行われる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の文書作成装置の一実施例の概略
構成を示すブロック図である。1は漢字仮名混じり文字
列等が入力される入力装置、2は文書作成のための各種
変換や新語辞書登録制御等を行う制御装置、3は入力さ
れた文書等を表示する表示装置、4は新語辞書41等を
格納している外部記憶装置である。入力装置1は、例え
ばキーボードや文字認識装置等から成り、文字の入力や
表示装置3に表示されている文字の位置を指定すること
ができる。制御装置2は入力制御部11、ユーザ辞書登
録部12、区切り位置選択部13、共通文字列処理部1
4、区切り情報付加部15、表示部16から成る処理部
と、ユーザ登録読みバッファ21、ユーザ登録語見出し
バッファ22、区切り開始位置バッファ23、区切り終
了位置バッファ24、見出し位置バッファ25、区切り
情報バッファ26から成るバッファメモリ部から構成さ
れている。又、表示装置3は例えば液晶ディスプレイ等
からなり、入力した文字や、登録した単語及区切り情報
や、操作のガイダンスといった装置のメッセージ等を表
示することができる。外部記憶装置4はユーザが登録し
た単語の情報を登録する新語辞書41や、制御装置2の
初期化に使用するデータ等を格納するフロッピーディス
ク等により構成されている。
【0009】次に本実施例の動作について説明する。入
力制御部11は、前記入力装置1によって入力された文
字や表示装置3に表示されている文字の位置指定情報を
参照し、現在の処理の内容に応じてユーザ辞書登録部1
2又は区切り情報付加部15を起動する。ユーザ辞書登
録部12は入力制御部11によって入力された文字の情
報を元にユーザが指定した単語を新語辞書41へ登録す
る処理を行うが、まず、登録された単語の「読み仮名」
をユーザ登録語読みバッファ21に、「見出し」をユー
ザ登録語見出しバッファ22に格納する。次にユーザ辞
書登録部12はユーザ登録語読みバッファ21を参照
し、読みの区切りを示す空白文字がこのバッファ21に
含まれていた場合はユーザ登語読みバッファ21とユー
ザ登録語見出しバッファ22の内容を外部記憶装置4の
新語辞書41に登録して処理を終了する。又、ユーザ辞
書登録部12はユーザ登録語読みバッファ21に空白文
字が含まれない場合は区切り位置選択部13を起動す
る。
【0010】区切り位置選択部13はまず共通文字列処
理部14を起動する。これにより、共通文字列処理部1
4は、ユーザ登録語読みバッファ21内の文字列の中で
区切り開始位置バッファ23で示される位置を先頭とす
る文字と、ユーザ登録語見出しバッファ22内の文字列
の中で、見出し位置バッファ25で示される位置を先頭
とする文字とを比較し、双方が異なる文字の場合は、自
動的に区切り情報を得ることができないため、区切り位
置選択部13に制御を戻して、区切り位置をユーザに指
定してもらう動作に移行する。一方、双方とも同じ文字
の場合、共通文字列処理部14は区切り終了位置バッフ
ァ24及び見出し位置バッファ25内の文字位置情報
を、読みと見出しで一致する文字の終了位置を示す位置
情報に更新した後、区切り位置選択部13に制御を戻
す。
【0011】ここで、図4(A)の例において、1文字
目は読みが「た」で、見出しが「食」であるため、双方
が異なる文字の場合に当たる。しかし、2文字目は前記
共通する文字として「べ」があり、この「べ」の直後で
読みの区切りが入ることを前記共通文字列処理部14が
自動的に検出して、上記の如く、区切り終了位置バッフ
ァ23及び見出し位置バッファ25内の文字位置情報
を、読みと見出しで一致する文字の終了位置を示す位置
情報(2文字目)に更新する。
【0012】一方、区切り位置選択部13に制御が戻さ
れた場合、この区切り情報付加部15は表示部16を起
動して、ユーザ登録語読みバッファ21に格納されてい
る読みを表示した後、区切り開始位置バッファ23を参
照し、このバッファ23に入っている文字位置(当初は
1文字目)に相当する読みの文字を反転表示して、区切
り開始位置を示すと共に、ユーザ登録語見出しバッファ
22に格納されている見出しを表示した後、見出し位置
バッファ25を参照し、このバッファ25に入っている
文字位置(当初は1文字目)に相当する見出しの文字を
反転表示する。ここで、区切り開始位置バッファ23に
は、例えば図4(A)では、ユーザがカーソルで指定し
た読みの「た」の位置情報が区切り開始位置として格納
されている。これに対応して前記見出し位置バッファ2
5にも図4(A)に示す「食」の文字位置が前記区切り
開始位置に対応して格納されている。オペレータは図4
(A)に示した見出しの「食」に対応する読み仮名部分
の区切り終了位置をカーソルで指定する。これにより、
入力制御部11が起動されて、前記カーソルて指定され
た読みの文字位置を参照し、得られた位置情報を区切り
終了位置バッファ24に格納した後、区切り情報付加部
15を起動する。前記図4(A)の例では区切り終了位
置も1文字目になる。
【0013】区切り情報付加部15は、区切り開始位置
バッファ23と区切り終了位置バッファ24で指定され
るユーザ登録語読みバッファ21中の文字列の後ろに、
読み区切りを示す空白文字を付加して、これら文字列と
空白文字を区切り情報バッファ26に格納する。その
後、区切り情報付加部15は区切り開始位置バッファ2
3に区切り終了位置バッファ24の次の文字の位置を格
納すると共に、見出し位置バッファ25の値も次の文字
の位置に更新する。図4(A)の例にて、見出しの
「食」と読みの「た」の関係がユーザによって指定され
て、上記動作が行われた場合、区切り情報バッファ26
には「た 」が入力され、区切り開始位置バッファ23
に2文字目の位置情報が、見出し位置バッファ25にも
2文字目の位置情報が入力されることなる。
【0014】ところで、区切り情報付加部15は見出し
位置バッファ25を参照し、その文字位置情報がユーザ
登録語見出しバッファ22内の文字列の最後を示してい
る場合、区切り開始位置バッファ23の文字位置から終
端の文字までの範囲に該当するユーザ登録語読みバッフ
ァ21内の文字列を区切り情報バッファ26に格納した
後、この区切り情報バッファ26に格納されている全て
の文字列(空白文字を含む)をユーザ登録語読みバッフ
ァ21に格納する。その後。ユーザ辞書登録部12はユ
ーザ登録語読みバッファ21とユーザ登録見出しバッフ
ァ22の内容を外部記憶装置4内の新語辞書41に登録
して処理を終了する。一方、区切り情報付加部15は前
記文字位置情報がユーザ登録見出しバッファ22の最後
の文字でない場合、区切り開始位置バッファ23に区切
り終了位置バッファ24の次の文字の位置を格納すると
共に、見出し位置バッファ25の値も次の文字の位置に
更新し表示部16を起動する。
【0015】表示部16はユーザ登録語読みバッファ2
1、ユーザ登録語見出しバッファ22、区切り開始位置
バッファ23、見出し位置バッファ25及び区切り情報
バッファ26の内容を参照し、読み区切り情報付加操作
の途中経過の表示や、操作ガイダンス等を表示装置3に
表示した後、区切り位置選択部13に制御を戻して、次
の区切り位置の登録を開始する。
【0016】次に上記したユーザが選択した単語を新語
辞書41に登録する動作を図2に示す処理の流れ図を用
いて説明する。まず、初期化作業をステップ201にて
行い、画面の描画やバッファのクリア等を行う。次にス
テップ202にて入力装置1から文字列を読み込み、ス
テップ203にてこれをユーザ登録語見出しバッファ2
2に格納する。同様にステップ204にて入力装置1か
ら再度文字列を読み込み、ステップ205にてユーザ登
録語読みバッファ21へ格納する。この際、読みを区切
り情報を示す空白文字で区切って入力することも可能で
ある。
【0017】次にステップ206にてユーザ登録語読み
バッファ21の内容を参照し、読みの区切りを示す空白
文字が含まれているかどうかを調べ、その結果、読みに
空白文字が含まれている場合は、既に読みの区切り情報
が付加されているので、これ以上の登録操作は必要でな
く、ステップ215に進む。ステップ215では、ユー
ザ登録語読みバッファ21とユーザ登録語見出しバッフ
ァ22の内容を外部記憶装置4の新語辞書41に記憶さ
せて登録処理を終了する。
【0018】一方、ユーザ登録読みバッファ21に空白
文字が含まれていない、即ち読み区切り情報がない場合
は読み区切り情報付加操作を行うため、ステップ207
に進む。まず、ステップ207ではユーザ登録読みバッ
ファ21内の文字列中の区切り開始位置バッファ23内
の位置を開始位置とする文字と、ユーザ登録見出しバッ
ファ22内の文字列中の見出し位置バッファ25の位置
を開始位置とする文字とを比較し、両者が一致している
かどうかを調べる。一致している場合、ステップ208
へ進み、読みと見出しに共通な文字の数だけ区切り終了
位置バッファ24及び見出し位置バッファ25内の内容
を更新した後、ステップ211の処理に移行する。又、
読みと見出しの文字が一致していない場合はステップ2
09へ進み、表示装置3にユーザ登録読みバッファ21
とユーザ登録見出しバッファ22の内容を表示した後、
区切り開始位置バッファ23と見出し位置バッファ25
を参照し、前記表示された読みと見出しの該当する文字
を反転表示する。
【0019】次にステップ210にて入力装置1を参照
して、読み区切りの位置としてオペレータが入力した位
置情報を区切り終了位置バッファ24に格納する。そし
て、ステップ211では上記の処理によって設定された
区切り開始位置バッファ23と区切り終了位置バッファ
24の位置情報によって示される範囲のユーザ登録語読
みバッファ21中の文字列を読み出し、この文字列の後
に読みの区切りを示す空白文字を付加して区切り情報バ
ッファ26にセットし、その後、ステップ212にて、
区切り開始位置バッファ23に区切り終了位置バッファ
24に格納されている位置の次の文字の位置を格納する
と共に、見出し位置バッファ25の値も次の文字の位置
を示す値に更新する。ここで、ステップ213にて見出
し位置バッファ25を参照し、その文字位置情報がユー
ザ登録語見出しバッファ22内の最後の文字を示してい
るかどうかを調べ、その結果、見出し位置が見出しの最
後を示していない場合はステップ207に戻って、次の
区切り位置情報の付加作業を行う。一方、前記見出し位
置が見出しの最後を示す場合、残る区切り情報は明らか
なので、ステップ214に進み、ユーザ登録語読みバッ
ファ21中の文字列において、区切り開始位置バッファ
23で示される文字位置から読みの終端の文字までの該
当する文字列をユーザ登録語読みバッファ21から読み
出し、これを区切り情報バッファ26に格納した後、こ
の区切り情報バッファ26の内容をユーザ登録語読みバ
ッファ21に転送する。その後、前述のステップ215
を実行し、ユーザ登録語の情報を記憶装置4内の新語辞
書へ記憶して、登録処理を終了する。
【0020】次に上記した動作を具体的な新語登録単語
を例に上げて説明する。今、図3(A)に示すように
「食べ物情報」(たべものじょうほう)をユーザ単語と
して登録新語辞書41の登録途中で、既に見出しは入力
を終了し、読み仮名の入力を行おうとしている状態とす
る。ここで、図3(B)のように空白文字によって区切
り情報付きで読みを入力した場合、別途区切り付加操作
を行う必要はない。一方、図3(C)のように通常の仮
名漢字変換の新語登録と同じ形式で読みが入力された場
合、読みの区切り情報付加操作が別途必要になる。
【0021】次に、区切り情報付加操作の内容を具体例
で示す。まず、図4(A)に示すように、装置からの操
作ガイダンスのメッセージなどと共に、登録新語の読み
と見出し及びこれまでに設定されている区切り情報が順
番に表示装置3の画面に表示される。又、区切り情報登
録の対象になっている見出し中の文字と、読みの区切り
の開始位置が反転表示される。ここで、ユーザがカーソ
ルで「食」の読み終了位置「た」を指定すると、区切り
情報付加部15は「食」の読みに区切り情報を挿入し
て、見出しの次の文字「べ」の処理に移る。この段階
で、区切り情報バッファ26には「た 」が入力され
る。しかし、「食べ物情報」の「べ」は読みと見出しに
共通の平仮名なので、区切り情報は自動的に登録され、
次は図4(B)のように「物」の読み終了位置の入力待
ちとなる。次にユーザが読み終了位置「の」を指定する
と、続けて図5(A)に示すように「情」の読み終了位
置の入力待ちとなる。この段階で区切り情報バッファ2
6には「た べ もの 」が入力される。ここで、ユー
ザが読み終了位置「う」を指定すると、見出し「情」の
読み区切りが登録され、区切り情報バッファ26には
「た べ もの じょう 」が入力される。次の見出し
の文字「報」は見出しの最後の文字である。この場合、
「報」の読み終了位置はユーザ登録読みバッファ21内
の読み終了位置と一致することが明らかなので、オペレ
ータからの指定は必要なく「報」の読み区切り情報は自
動的に登録され、最後に図5(B)に示すように、登録
結果が表示されると共に、この情報が新語辞書41に記
憶される。
【0022】本実施例によれば、ユーザが新語をユーザ
辞書41に登録する際に、前記新語の見出しとその読み
仮名との関係を明確化するスペース等の区切り情報を付
加して、前記見出しとその読み仮名を新語辞書41に登
録するため、漢字混じり仮名漢字変換時に前記新語辞書
41を参照した際に、登録されている単語の見出しを構
成する漢字とその読み仮名文字との対応関係が明確に分
かるため、この新語辞書41を参照して漢字仮名混じり
文字列を正確に漢字混じり仮名漢字変換することができ
る。又、本例では前記区切り情報はユーザが新語の読み
を入力する時に入れるか、或いは区切り情報挿入画面上
にて見出しの各漢字と読みとの対応関係をユーザが指定
することにより、前記区切り情報が前記読みに順次挿入
されて、これが新語辞書41に登録されるが、見出しを
構成している文字と読みを構成している文字の中に共通
の文字があった場合は、共通文字列処理部14が自動的
に前記見出しとその読みとの対応関係をつけて、前記区
切り情報を自動的に登録することができる。
【0023】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、文字の入力や登録の操作はキーボー
ドに限らず、タブレットとスタイラスペン等を用いて行
ってもよいし、読みの区切りを示す方法も必ずしも本実
施例のように空白文字を用いる必要はなく、読み区切り
の位置だけを数字情報として別に格納したり、「特(と
っ)許(きょ)」のように読みと見出しを混在させて登
録するなどの形式でもよい。また、読みの区切り情報付
加操作は必ずしもユーザの新語登録と同時に行う必要は
なく、既に登録されている区切り情報を持たないユーザ
登録の新語に対して、読みの区切り情報だけを新たに付
加することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の文書作成装置
によれば、漢字混じり仮名漢字変換する際に、ユーザが
単語を登録した新語辞書を参照して、正しく漢字混じり
仮名漢字変換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書作成装置の一実施例を示したブロ
ック図。
【図2】図1に示した装置における新語登録処理の動作
を示したフローチャート。
【図3】ユーザにより挿入された区切り情報を含んだ新
語を新語辞書に登録する際の画面例を示した図。
【図4】図1の装置で区切り情報を得るための見出し文
字と読み仮名文字との対応関係をユーザに指定してもら
うための画面例を示した図。
【図5】図1の装置で区切り情報を得るための見出し文
字と読み仮名文字との対応関係をユーザに指定してもら
うための画面例を示した図。
【符号の説明】
1…入力装置 2…制御装置 3…表示装置 4…外部記憶装置 11…入力制御部 12…ユーザ辞書
登録部 13…区切り位置選択部 14…共通文字列
処理部 15…区切り情報付加部 16…表示部 21…ユーザ登録語読みバッファ 22…ユーザ登録
語見出しバッファ 23…区切り開始位置バッファ 24…区切り終了
位置バッファ 25…見出し位置バッファ 26…区切り情報
バッファ 41…新語辞書
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福永 幸弘 東京都港区新橋3丁目3番9号 東芝エ ー・ブイ・イー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが指定した単語の見出しとその読
    み仮名を新語辞書に登録する機能と、漢字仮名混じり文
    字列の中の仮名を前記新語辞書を参照して漢字に変換す
    る漢字混じり仮名漢字変換する機能とを有する文書作成
    装置において、前記読み仮名のどの部分が前記見出しを
    構成する各文字に対応するかを示す区切り情報を得るた
    めの前記見出しの各文字とその読みを構成する各文字と
    の対応関係を示す文字位置情報をオペレータに指定させ
    る区切り位置選択手段と、この区切り位置選択手段によ
    って指定された文字位置情報に基づいて、前記見出しの
    読み仮名内又はこれに付随して前記区切り情報を付加す
    る区切り情報付加手段と、この区切り情報付加手段によ
    り区切り情報が付加された読み仮名とこれに対応する見
    出しとを前記新語辞書に登録する登録手段とを具備した
    ことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】前記区切り位置選択手段は見出し文字列と
    読み仮名文字列との間で共通の文字を見つける検出手段
    と、この検出手段により見つけられた共通の文字に基づ
    いて前記見出しの文字とその読みを構成する文字との対
    応関係を示す文字位置情報を自動的に得る文字位置情報
    検出手段とを別途具備したことを特徴する請求項1記載
    の文書作成装置。
  3. 【請求項3】 ユーザが指定した単語の見出しとその読
    み仮名を新語辞書に登録する機能と、漢字仮名混じり文
    字列の中の仮名を前記新語辞書を参照して漢字に変換す
    る漢字混じり仮名漢字変換する機能とを有する文書作成
    装置において、前記見出しと共に、読み仮名のどの部分
    が前記見出しの各文字に対応するかを示す区切り情報が
    付加された読み仮名が入力されると、前記見出し及び前
    記読み仮名と前記区切り情報をリンクして前記新語辞書
    内に登録する登録手段を具備したことを特徴とする文書
    作成装置。
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