JPH0611923A - 原稿自動搬送装置 - Google Patents

原稿自動搬送装置

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JPH0611923A
JPH0611923A JP17034392A JP17034392A JPH0611923A JP H0611923 A JPH0611923 A JP H0611923A JP 17034392 A JP17034392 A JP 17034392A JP 17034392 A JP17034392 A JP 17034392A JP H0611923 A JPH0611923 A JP H0611923A
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JP17034392A
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Masahiro Minato
正弘 湊
Makoto Hidaka
信 日高
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、厚紙原稿および薄紙原稿での突き当
て/非突き当てモードの切換を自動的に行うことがで
き、原稿の搬送作業の作業性を向上させることができる
とともに、モードの設定不良が発生するのを防止するこ
とができ、搬送不良が発生するのを防止することができ
る原稿自動搬送装置を提供することを目的としている。 【構成】給紙される原稿4の厚みを検出する厚み検出機
構12と、該検出機構12の検出情報に基づき、原稿4の厚
みが所定値以下の場合に、該原稿4を基準スケール28に
突き当てるのを自動的に停止する制御部と、を設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿自動搬送装置に関
し、詳しくは、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等
の電子写真装置に備えられた原稿自動搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、原稿自動搬送装置(以下、単に
ADFともいう)は、電子写真装置上に配設され、セッ
トされた複数枚のカットシート原稿を1枚ずつ分離して
送り出し可能な原稿給送手段と、この原稿給送手段に隣
接して設けられた電子写真装置の原稿載置台上に前記カ
ットシート原稿を搬送する原稿搬送手段と、を有し、原
稿載置台上に搬送された原稿を原稿載置台の端部に設け
られた基準スケールに衝止するようにして原稿のスキュ
ーを防止し、この状態で電子写真装置に備えられた露光
装置等によって原稿を露光するようにしてしている。
【0003】この突き当ては主に厚紙原稿に適用され、
厚紙原稿のときには原稿を基準スケールに対してオーバ
ーランさせた後、原稿を再び基準スケールから離隔させ
て原稿載置台上に移動させた後、原稿端部を再び基準ス
ケールに突き当てるようにしている。一方、薄紙原稿の
場合には、原稿を基準スケールの手前側(左スケールの
場合)あるいは後方側(右スケールの場合)で停止させる
ようにしている。
【0004】そして、この際に、原稿の厚みをオペレー
タが判断して、原稿の突き当て/非突き当てモードを選
択することにより、厚紙あるいは薄紙での突き当ての態
様を可変させるようにしている。このため、薄紙の原稿
の搬送時に薄紙原稿が基準スケールに衝止されて破損す
るのを防止することができるようになっている。また、
通常のこのADFは、原稿を反転して再び原稿載置台上
に返送することにより、両面原稿の露光を可能にしてお
り、この場合にはオペレータが原稿の反転/非反転モー
ドを選択するようにして原稿に応じた露光動作を可能に
している。そして、この際、上述したものと同様に原稿
の厚みをオペレータが判断することにより、厚過ぎる原
稿を反転させて原稿が折れ曲ってしまうのを未然に防止
できるようになっいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の原稿自動搬送装置にあっては、オペレータが
原稿の厚みを判断して突き当て/非突き当てモード等を
手動で切換えていたため、原稿の搬送に手間がかかって
その作業性が悪化してしまうとともに、モードの設定不
良が生じると搬送不良が発生してしまうという問題があ
った。
【0006】そこで、請求項1記載の発明は、厚紙原稿
および薄紙原稿での突き当て/非突き当てモードの切換
を自動的に行うことができ、原稿の搬送作業の作業性を
向上させることができるとともに、モードの設定不良が
発生するのを防止することができ、搬送不良が発生する
のを防止することができる原稿自動搬送装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】請求項2記載の発明は、分離限界以上の原
稿の送り出しを自動的に停止することができ、原稿の保
護を行うことができるとともに、該原稿を不用意に送り
出すのを防止することができ、原稿の搬送不良が発生す
るのを防止することができる原稿自動搬送装置を提供す
ることを目的としている。請求項3記載の発明は、給送
不可能な規格外の原稿が反転するのを防止することがで
き、原稿の搬送不良および破損を防止することができる
原稿自動搬送装置を提供することを目的としている。
【0008】請求項4記載の発明は、薄紙原稿が必要以
上の負荷で搬送されるのを防止することができ、薄紙原
稿の保護を行うことができる原稿自動搬送装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、電子写真装置上に配設さ
れ、セットされた複数枚のカットシート原稿を1枚ずつ
分離して送り出し可能な原稿給送手段と、この原稿給送
手段に隣接して設けられた電子写真装置の原稿載置台上
に前記カットシート原稿を搬送する原稿搬送手段と、を
有し、原稿載置台上に搬送された原稿を原稿載置台の端
部に設けられた基準スケールに突き当てるようにした原
稿自動搬送装置において、給紙されるカットシート原稿
の厚みを検出する検出手段と、該検出手段の検出情報に
基づき、カットシート原稿の厚みが所定値以下の場合
に、該原稿を基準スケールに突き当てるのを自動的に停
止して基準スケールの手前側あるいは後方側で停止させ
る非突き当てモードに切換える制御手段と、を設けたこ
とを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、前記制御手段が、検出手段の検出情報に基づ
き、カットシート原稿の厚みが所定範囲を越える場合
に、原稿給送手段の作動を停止して原稿の分離および送
り出しを自動的に停止するか、または、該検出情報を警
報するようにしたことを特徴としている。請求項3記載
の発明は、上記課題を解決するために、前記原稿搬送手
段が、カットシート原稿を反転させて再び原稿載置台上
に返送する反転部を有し、前記制御手段が、検出手段の
検出情報に基づき、カットシート原稿の厚みが所定範囲
を越える場合に、反転部の作動を停止して原稿の反転を
自動的に停止するか、または、該検出情報を警報するよ
うにしたことを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るために、前記制御手段が、検出手段の検出情報に基づ
き、カットシート原稿の厚みが所定値以下の場合に、原
稿給送手段による複数枚のカットシート原稿の分離、送
り出し速度を遅くするようにしたことを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、給紙されるカットシ
ート原稿の厚みを検出する検出手段と、該検出手段の検
出情報に基づき、カットシート原稿の厚みが所定値以下
の場合に、該原稿を基準スケールに突き当てるのを自動
的に停止して基準スケールの手前側あるいは後方側で停
止させる非突き当てモードに切換える制御手段と、が設
けられる。
【0013】したがって、厚紙原稿および薄紙原稿での
突き当て/非突き当てモードの切換が自動的に行なわ
れ、原稿の搬送作業の作業性が向上する。また、モード
の設定不良が発生せず、搬送不良が発生しない。請求項
2記載の発明では、カットシート原稿の厚みが所定範囲
を越える場合に、原稿給送手段の作動が停止されて原稿
の分離および送り出しが自動的に停止されるか、また
は、該原稿の厚みが所定範囲以上であることが警報され
るようになっている。したがって、分離限界以上の原稿
の送り出しが自動的に停止され、原稿の保護が行なわれ
る。また、該原稿が不用意に送り出されず、原稿の搬送
不良が発生しない。
【0014】請求項3記載の発明では、カットシート原
稿を反転させて再び原稿載置台上に返送する反転部が設
けられ、カットシート原稿の厚みが所定範囲を越える場
合に、反転部の作動が停止されて原稿の反転が自動的に
停止されるか、または、原稿の厚みが所定範囲以上であ
ることが警報されるようになっている。したがって、給
送不可能な規格外の原稿が反転されることが防止され、
原稿の搬送不良および破損が防止される。
【0015】請求項4記載の発明では、カットシート原
稿の厚みが所定値以下の場合に、複数毎のカットシート
原稿の分離、送り出し速度が遅くなる。したがって、薄
紙原稿が必要以上の負荷で搬送されず、薄紙原稿の保護
が行われる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1〜6は請求項1〜4の何れかに記載の発明に係る原
稿自動搬送装置の一実施例を示す図であり、電子写真装
置として複写機上に設けられたADFの概略構成図を示
している。
【0017】まず、構成を説明する。図1において、1
は原稿給送手段としての給紙部であり、該給紙部1は複
写機本体2の上部に固定され、原稿テーブル3にセット
されたカットシート原稿4を送り出すようになってい
る。この給紙部1に隣接して複写機本体2の上部を覆う
原稿載置台としてのコンタクトガラス5上には原稿搬送
手段としての搬送部6が設けられており、この搬送部6
によってコンタクトガラス5上に原稿4が搬送されるよ
うになっている。
【0018】給紙部1は、呼び出しコロ7a、7b、分
離コロ8、分離ブレード9、プルアウト駆動ローラ10、
プルアウト従動ローラ11、および検出手段としての原稿
厚み検出機構12から構成されている。呼び出しコロ7
a、7bは原稿テーブル3上の原稿4を給紙するように
なっており、分離コロ8および分離ブレード9はこの給
紙原稿4から最下位に位置する原稿を1枚ずつ分離する
ようになっている。駆動ローラ10および従動ローラ11は
協働して分離された原稿を搬送部6に向かって搬送する
ようになっている。
【0019】また、原稿厚み検出機構12は従動ローラ11
に連結されるとともに、支点13を中心に揺動自在なアー
ム14と、該アーム14の基端部に設けられたスプリング15
と、アーム14の先端部に設けられたフォトセンサ16と、
フォトセンサ16からの検出情報および従動ローラ11の回
転量が入力される図示しない制御部と、から構成されて
いる。駆動ローラ10および従動ローラ11の間に原稿4が
進入されると、従動ローラ11が駆動原稿の厚みに応じ、
駆動ローラ10の軸線方向と直交方向に変位する。
【0020】このとき、アーム14の先端部の変位によっ
てセンサ16が遮光される。このセンサ16が検出情報が制
御部に入力されると、制御部は、従動ローラ11の1回
転、2回転、3回転等の整数回転の時間t1の間の変位
量を積分、平均化、あるいは平滑化し、その値、すなわ
ち、時系列処理値でもって原稿4の厚みを演算するよう
になっている。
【0021】一方、搬送部6は、ベルト駆動ローラ21、
ベルト従動ローラ22、搬送ベルト23、反転駆動ローラ2
4、反転部を構成する切換爪25、排紙駆動コロ26、排紙
従動コロ27、および基準スケール28から構成されてい
る。駆動ローラ21は図示しない搬送モータに接続されて
おり、該モータによって正、逆回転するようになってい
る。搬送ベルト23はローラ21、22に巻回されており、給
紙部1から送り込まれた原稿4をコンタクトガラス5に
搬送するとともに、コンタクトガラス5で図示しない複
写機本体2の露光装置による露光後、コンタクトガラス
5から排紙テーブル29に向かって搬送するようになって
いる。
【0022】反転駆動ローラ24はコンタクトガラス5か
ら搬送された原稿4を切換爪25に向かって搬送するよう
になっており、切換爪25は実線位置と破線位置に切換え
られることにより、原稿4を排紙テーブル29にそのまま
排紙するか、あるいは原稿4を反転させて再びコンタク
トガラス5に返送するようになっている。基準スケール
28は露光時の原稿の停止位置の基準となるものであり、
厚紙原稿の搬送時には、図2のaで示すように基準スケ
ール28から厚紙原稿を一旦オーバーランした後、bで示
すように基準スケールに突き当てることにより、スキュ
ーを矯正するようにしている。また、薄紙原稿の搬送時
には、薄紙原稿は基準スケール28に突き当てられずに、
そのまま図2でbに示す位置に原稿の端部が基準スケー
ル28の後方側に位置するように停止制御される。なお、
この原稿の停止制御は、原稿4の後端部が基準スケール
28を通り過ぎるタイミングで駆動ローラ21の駆動を停止
することにより行われる。
【0023】一方、前記制御部は制御手段を構成してお
り、原稿4が厚みが所定値以下の場合に、該原稿4を基
準スケール28に突き当てるのを自動的に停止して基準ス
ケール28の後方側で停止させる非突き当てモードに切換
える制御を行う。この制御は、駆動ローラを駆動する前
記モータの作動を制御することにより行うものである。
なお、基準スケール28がコンタクトガラス5の左側に設
けられる場合には原稿4を基準スケール28の手前側で停
止させれば良い。
【0024】また、制御部は、原稿4が厚みが所定範囲
を越える場合、すなわち、原稿4が厚過ぎたり、薄過ぎ
たりした場合に、給紙部1の作動を停止して原稿4の分
離および送り出しを自動的に停止するようになっている
とともに、原稿の厚みが所定範囲以上であることを図示
しない操作部によってメッセージ表示して警報するよう
になっている。
【0025】また、制御部は、原稿4の厚みが所定範囲
以上の場合に、切換爪25を反転位置に切換えるのを停止
して原稿4の反転を自動的に停止するとともに、原稿の
厚みが所定範囲以上であることをメッセージ表示して警
報するようになっている。さらに、制御部は、原稿4の
厚みが所定値以下の場合に、駆動ローラ10の回転速度を
遅くして原稿4の分離、送り出し速度を遅くするように
制御するようになっている。
【0026】次に、本実施例のADFの作動を図3〜6
に示すフローチャートに基づいて説明する。まず、図3
のフローチャートに基づいてADFを行うか否かについ
ての制御を説明する。図3において、原稿テーブル3に
セットされた原稿4は呼び出しコロ7a、7bによって
分離コロ8および分離ブレード9の間に挟み込まれた
後、最下位に位置する原稿が分離されて従動ローラ10お
よび駆動ローラ11よって搬送される。
【0027】このとき、従動ローラ11の変位をフォトセ
ンサ16が検出すると、制御部は、この検出情報および従
動ローラ11の回転数に基づき、ローラ11の整数回転の時
間t1の間の変位量を積分等して原稿4の厚みを演算す
る。そして、この演算結果から原稿4の厚みが所定範囲
を越える場合、すなわち、規格外であるものと判断した
とき(ステップS1)には、ステップS2に進んで給紙部
1の作動を停止して原稿4の分離および送り出しを自動
的に停止するとともに、原稿の厚みが所定範囲以上であ
ることをメッセージ表示する。
【0028】この結果、オペレータは手差しモードによ
って原稿を1枚ずつ給送するように作業を切り換える。
この手差しモード時に、両面原稿で、両面モードが選択
されていた場合には、図4のフローチャートに示すよう
にステップS11で規格外と判断された場合には、ステッ
プS12に進んで切換爪25を反転位置に切換えない。そし
て、給紙原稿4は搬送ベルト23によってコンタクトガラ
ス5上に搬送されて図2のaで示すように基準スケール
28からオーバーランされた後、基準スケール28側に移動
されて基準スケール28に突き当てられることによりスキ
ューが矯正される。次いで、この状態で露光装置によっ
て露光された後、搬送ベルト23、駆動コロ26および従動
コロ27によって排紙テーブル29にそのまま排紙される。
【0029】一方、ADFモード時に原稿4の厚みが規
格内で薄紙である場合には、原稿4の分離、送り出し速
度の切換判断を行う。この制御を図5に示す。図5で
は、ステップS21で原稿4の厚みを検出し、原稿4が薄
い場合には、ステップS22で分離コロ8、駆動ローラ10
の回転速度を遅くして原稿4の分離、送り出し速度を遅
くして原稿4を1枚づつ分離、送り出す。
【0030】この後、図6に示すフローチャートを実行
する。この場合、制御部は、ステップS31で原稿4が薄
紙であると判断しているため、搬送ベルト23によって原
稿4をコンタクトガラス5上に搬送するとともに、自動
的に非突き当てモードに切換え、原稿4を基準スケール
28の後方側で停止させてこの状態で露光装置による露光
を行った後、原稿4を排紙テーブル29に排紙する。一
方、薄紙原稿でない場合には、原稿4を突き当てモード
に自動的に切換え、原稿4を基準スケール28に突き当て
る。このように本実施例では、給紙される原稿4の厚み
を検出する厚み検出機構12と、該検出機構12の検出情報
に基づき、原稿4の厚みが所定値以下の場合に、該原稿
4を基準スケール28に突き当てるのを自動的に停止する
制御部と、を設けているため、厚紙原稿および薄紙原稿
での突き当て/非突き当てモードの切換を自動的に行な
うことができ、原稿の搬送作業の作業性を向上させるこ
とができる。また、モードの設定不良が発生するのを防
止することができ、搬送不良が発生するのを防止するこ
とができる。
【0031】また、原稿4の厚みが所定範囲を越える場
合に、給紙部1の作動を停止して原稿4の分離および送
り出しを自動的に停止するとともに、該原稿4の厚みが
所定範囲以上であることをメッセージ表示するようにし
ているため、分離限界以上の原稿4の送り出しを自動的
に停止させることができ、原稿4の保護を行なうことが
できる。また、該原稿4が不用意に送り出されるのを防
止することができ、原稿の搬送不良が発生するのを防止
することができる。
【0032】また、原稿4の厚みが所定範囲を越える場
合に、反転部の作動を停止して原稿4の反転を自動的に
停止させるとともに、原稿の厚みが所定範囲以上である
ことをメッセージ表示しているため、給送不可能な規格
外の原稿が反転されるのを防止することができ、原稿4
の搬送不良および破損を防止することができる。さら
に、原稿4の厚みが所定値以下の場合に、複数枚の原稿
4の分離、送り出し速度を遅くしているため、薄紙原稿
が必要以上の負荷で搬送されるのを防止することがで
き、薄紙原稿の保護を行なうことができる。
【0033】なお、本実施例では、厚み検出手段12によ
り従動ローラ11の整数回転の時間t1の間の変位量を積
分等することにより、原稿4の厚みを演算するようにな
っているが、これに限らず、アーム14の先端部をタッチ
センサによって検出することにより、アーム14の移動量
に基づいて原稿の厚みを検出するようにしても良く、ま
た、原稿4をフォトセンサによって直接的に検出するこ
とにより、厚みを検出するようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、厚紙原稿
および薄紙原稿での突き当て/非突き当てモードの切換
を自動的に行なうことができ、原稿の搬送作業の作業性
を向上させることができる。モードの設定不良が発生す
るのを防止することができ、搬送不良が発生するのを防
止することができる。
【0035】請求項2記載の発明によれば、分離限界以
上の原稿の送り出しを自動的に停止させることができ、
原稿の保護を行なうことができる。また、該原稿が不用
意に送り出されるのを防止することができ、原稿の搬送
不良が発生するのを防止することができる。請求項3記
載の発明によれば、給送不可能な規格外の原稿が反転さ
れるのを防止することができ、原稿の搬送不良および破
損を防止することができる。
【0036】請求項4記載の発明によれば、薄紙原稿が
必要以上の負荷で搬送されるのを防止することができ、
薄紙原稿の保護を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜4何れかに記載の発明に係る原稿自
動搬送装置の一実施例の概略構成図である。
【図2】一実施例の原稿の突き当てモード時の作用を示
す図である。
【図3】一実施例の原稿自動搬送装置のADFの可否判
断のフローチャートである。
【図4】一実施例の原稿自動搬送装置の反転可否判断の
フローチャートである。
【図5】一実施例の原稿自動搬送装置の速度切換え判断
のフローチャートである。
【図6】一実施例の原稿自動搬送装置の突き当て可否判
断のフローチャートである。
【符号の説明】
1 給紙部(原稿給送手段) 2 複写機本体(電子写真装置) 4 カットシート原稿 5 コンタクトガラス(原稿載置台) 6 搬送部(原稿搬送手段) 12 原稿厚み検出機構(検出手段) 25 切換え爪(反転部) 28 基準スケール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子写真装置上に配設され、セットされた
    複数枚のカットシート原稿を1枚ずつ分離して送り出し
    可能な原稿給送手段と、この原稿給送手段に隣接して設
    けられた電子写真装置の原稿載置台上に前記カットシー
    ト原稿を搬送する原稿搬送手段と、を有し、原稿載置台
    上に搬送された原稿を原稿載置台の端部に設けられた基
    準スケールに突き当てるようにした原稿自動搬送装置に
    おいて、給紙されるカットシート原稿の厚みを検出する
    検出手段と、該検出手段の検出情報に基づき、カットシ
    ート原稿の厚みが所定値以下の場合に、該原稿を基準ス
    ケールに突き当てるのを自動的に停止して基準スケール
    の手前側あるいは後方側で停止させる非突き当てモード
    に切換える制御手段と、を設けたことを特徴とする原稿
    自動搬送装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段が、検出手段の検出情報に基
    づき、カットシート原稿の厚みが所定範囲を越える場合
    に、原稿給送手段の作動を停止して原稿の分離および送
    り出しを自動的に停止するか、または、該検出情報を警
    報するようにしたことを特徴とする請求項1記載の原稿
    自動搬送装置。
  3. 【請求項3】前記原稿搬送手段が、カットシート原稿を
    反転させて再び原稿載置台上に返送する反転部を有し、
    前記制御手段が、検出手段の検出情報に基づき、カット
    シート原稿の厚みが所定範囲を越える場合に、反転部の
    作動を停止して原稿の反転を自動的に停止するか、また
    は、該検出情報を警報するようにしたことを特徴とする
    請求項1または2記載の原稿自動搬送装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段が、検出手段の検出情報に基
    づき、カットシート原稿の厚みが所定値以下の場合に、
    原稿給送手段による複数枚のカットシート原稿の分離、
    送り出し速度を遅くするようにしたことを特徴とする請
    求項1〜3何れかに記載の原稿自動搬送装置。
JP17034392A 1992-06-29 1992-06-29 原稿自動搬送装置 Pending JPH0611923A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5991921A (en) * 1996-12-03 1999-11-30 Toyo Lint Free Co., Ltd. Dustproof suit for clean room
JP2008239332A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Canon Inc シート搬送装置、画像形成装置及び画像読取装置
JP2009202955A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Ricoh Co Ltd シート状部材厚さ検出装置、画像形成装置

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