JPH06119069A - 基準電圧発生回路 - Google Patents

基準電圧発生回路

Info

Publication number
JPH06119069A
JPH06119069A JP26744192A JP26744192A JPH06119069A JP H06119069 A JPH06119069 A JP H06119069A JP 26744192 A JP26744192 A JP 26744192A JP 26744192 A JP26744192 A JP 26744192A JP H06119069 A JPH06119069 A JP H06119069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel transistor
power supply
transistor
gate
current mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26744192A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Umezawa
明 梅沢
Shigeru Atsumi
滋 渥美
Masao Kuriyama
正男 栗山
Hironori Banba
博則 番場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP26744192A priority Critical patent/JPH06119069A/ja
Publication of JPH06119069A publication Critical patent/JPH06119069A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、イレイズ・ベリファイの動
作マージンのみならず、プログラム・ベリファイの動作
マージンをも広げることができ、安定した基準電圧を発
生することが可能な基準電圧発生回路を提供することで
ある。 【構成】抵抗11はプログラム・ベリファイまたはイレイ
ズ・ベリファイに応じて、外部電源Vppを分圧した電圧
を生成し、この電圧をカレントミラー回路12の一方入力
端に供給する。このカレントミラー回路12はプルアップ
用のトランジスタ19とともに、フィードバック型のカレ
ントミラー回路を構成している。したがって、出力端子
18の電圧が変動した場合においても、カレントミラー回
路12によって元の電圧に復帰しようとする。また、出力
電圧がオーバーシュートした場合、デプレション型Nチ
ャネルトランジスタ20によって復帰される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不揮発性半導体メモ
リ、例えば電気的に一括消去可能なフラッシュEEPROM(E
lectricaly Elasable Programmable ROM) に使用される
ものであり、メモリセルに書き込まれたデータおよび消
去されたデータを確認するベリファイ用の基準電圧を発
生する基準電圧発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば紫外線を照射することによってデ
ータを消去するタイプのEPROM において、書き込みデー
タをベリファイする場合、ユーザのスペックにより、電
源電圧Vccを例えば6.25±0.25Vとし、メモリセルのゲ
ートに印加される電圧を低くしても書き込みデータがス
ペック上の速度で正確に読出されることを保証してい
る。ところが、電気的に一括消去可能なフラッシュEEPR
OMでは、外部システムの制約により、外部電源、例えば
電源電圧Vccを変えてメモリセルの書き込みデータまた
は消去データを保証することはできない。通常、フラッ
シュEEPROMは、例えば書き込み用高電圧Vppを降圧回路
によって降圧させ、メモリセルのゲートにベリファイ用
の基準電圧を印加している。
【0003】図9は、従来のベリファイ用基準電圧を発
生する基準電圧発生回路の一例を示すものである。外部
電源Vpp(約12.0V)と接地間には、抵抗80が設けら
れている。この抵抗80の所定位置には、Pチャネルト
ランジスタ81、82のゲートが接続されている。これ
らPチャネルトランジスタ81、82の電流通路は外部
電源Vpp(約12.0V)と接地間に直列接続され、トラン
ジスタ81、82の接続点は出力端に接続されている。
トランジスタ81、82のサイズ(W/L:W=チャネ
ル幅、L=チャネル長)は同一である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記回路の特徴は、抵
抗80によって外部電源Vppを分割し、この分割した電
圧によって、2つのトランジスタ81、82を五極管領
域で動作させ、基準電圧を発生させている。つまり、抵
抗80全体の抵抗値をR、外部電源Vppとトランジスタ
81のゲートまでの抵抗値をR1 、トランジスタ81の
ゲートからトランジスタ82のゲートまでの抵抗値をR
2 、トランジスタ82のゲートから接地までの抵抗値を
3 とした場合、トランジスタ81のゲート電圧VG1
は、 VG1=(R2 +R3 )・Vpp/R …(1) トランジスタ82のゲート電圧VG2は、 VG2=R3 ・Vpp/R …(2) となる。各トランジスタが五極管領域で動作すると仮定
すると、トランジスタ81、82に流れる電流Id は、 Id =β(VG1−Vpp−Vpt)2 /2 =β(VG2−Vout −Vpt)2 /2 …(3)
【0005】となる。但し、VptはPチャネルトランジ
スタの閾値電圧、Vout は出力電圧である。(3)式を
Vout について変形し、(1)(2)式を代入すると、
出力電圧Vout は Vout =(R1 +R3 )・Vpp/R となり、出力電圧Vout はPチャネルトランジスタの閾
値電圧Vpt、および抵抗値依存性がないことが分かる。
トランジスタ81、82が五極管領域で動作する条件
は、トランジスタ81の場合、 VG1−Vpp−Vpt≧Vout −Vpp であり、トランジスタ82の場合、 VG2−Vout −Vpt≧0−Vout である。また、トランジスタ81、82がオンとなるこ
とを考慮すると、トランジスタ81の場合、 Vpp+Vpt>VG1≧Vout +Vpt であり、トランジスタ82の場合、 Vout +Vpt>VG2≧0 となる。
【0006】ここで、この回路によって書き込みデータ
のベリファイ(プログラム・ベリファイと称す)用の基
準電圧を発生させたとき、出力電圧Vout を約7.0 Vと
すると、11.0>VG1≧6.0 Vとなり、トランジスタ81
が安定に動作するマージンは4.0 V程度である。しか
し、この回路によって消去データのベリファイ(イレイ
ズ・ベリファイと称す)用の基準電圧を発生させたとき
は、出力電圧Vout を約3.5 Vとすると、2.5 >VG2≧
0Vとなり、トランジスタ82が安定に動作するマージ
ンは1.0 V程度となる。したがって、この回路は特に、
イレイズ・ベリファイのとき、動作マージンが非常に少
なくなることが分かる。
【0007】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、イレイズ
・ベリファイの動作マージンのみならず、プログラム・
ベリファイの動作マージンをも広げることができ、しか
も、抵抗値やトランジスタの閾値電圧のばらつきの影響
を受けず、安定した基準電圧を発生することが可能な基
準電圧発生回路を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、外部電源に接続され、プログラム・ベリ
ファイまたはイレイズ・ベリファイに応じて分圧された
電圧を生成する抵抗と、この抵抗によって分圧された電
圧が一方入力端に供給され、他方入力端が出力端子に接
続されたカレントミラー回路と、前記出力端子と前記外
部電源より低い第1の電源との相互間に電流通路が接続
され、ゲートが前記カレントミラー回路の出力端に接続
されたトランジスタと、前記出力端子に接続された定電
流源とを設けている。
【0009】
【作用】すなわち、この発明は、プログラム・ベリファ
イまたはイレイズ・ベリファイに応じて、抵抗により外
部電源を分圧した電圧を生成し、この電圧をカレントミ
ラー回路の一方入力端に供給する。このカレントミラー
回路はプルアップ用のトランジスタとともに、フィード
バック型のカレントミラー回路を構成している。したが
って、出力端子の電圧が変動した場合においても、カレ
ントミラー回路によって元の電圧に復帰しようとする。
また、出力電圧がオーバーシュートした場合、定電流源
によって復帰される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。
【0011】図1に示す基準電圧発生回路において、抵
抗11は例えば拡散層あるいはポリシリコン等によって
構成された高抵抗である。この抵抗11の一端は外部電
源Vppに接続され、他端は接地されている。外部電源V
ppはこの抵抗11によって分圧され、この分圧された電
圧はノード11aから出力される。このノード11aに
は、カレントミラー回路12の一方入力端子を構成する
Nチャネルトランジスタ13のゲートが接続されてい
る。このトランジスタのドレインはPチャネルトランジ
スタ14のドレインに接続されている。このPチャネル
トランジスタ14のソースは電源Vppd に接続され、ゲ
ートはPチャネルトランジスタ15のゲートに接続され
ている。前記電源Vppd は外部電源Vppを図示せぬ内部
回路によって降圧した電源である。
【0012】前記Pチャネルトランジスタ15のソース
は前記電源Vppd に接続され、ドレインはそのゲートに
接続されるとともに、Nチャネルトランジスタ16のド
レインに接続されている。このNチャネルトランジスタ
16のソースは前記Nチャネルトランジスタ13のソー
スに接続されるとともに、Nチャネルトランジスタ17
のドレインに接続されている。このNチャネルトランジ
スタ17のゲートは前記Pチャネルトランジスタ15の
ドレインおよびゲートに接続され、ソースは接地されて
いる。
【0013】また、カレントミラー回路12の他方入力
端子を構成する前記Nチャネルトランジスタ16のゲー
トは、出力ノード18に接続されるとともに、プルアッ
プ用のPチャネルトランジスタ19のドレインに接続さ
れている。このPチャネルトランジスタ19のソースは
前記電源Vppd に接続され、ゲートは前記カレントミラ
ー回路12の出力端子、すなわち、前記Nチャネルトラ
ンジスタ13のドレインに接続されている。したがっ
て、このカレントミラー回路12はフィードバック型カ
レントミラー回路を構成している。さらに、出力ノード
18にはデプレション型Nチャネルトランジスタ20の
ドレインが接続されている。このNチャネルトランジス
タ20のゲートおよびソースは接地されている。尚、出
力ノード18は図示せぬワード線に接続されている。
【0014】上記構成において、抵抗11のノード11
aから出力される電位は、カレントミラー回路12を構
成するNチャネルトランジスタ13のゲートに供給され
る。Nチャネルトランジスタ13の導通に伴って、プル
アップ用のPチャネルトランジスタ19、Nチャネルト
ランジスタ16が順次導通する。カレントミラー回路1
2はNチャネルトランジスタ13のゲート電位とNチャ
ネルトランジスタ16のゲート電位とを比較、増幅し、
Pチャネルトランジスタ19を介してNチャネルトラン
ジスタ13のゲート電位とNチャネルトランジスタ16
のゲート電位が等しくなった状態で安定する。カレント
ミラー回路12はフィードバック型カレントミラー回路
を構成しているため、出力ノード18の電位が変動した
場合においても、安定状態に戻ろうとする。仮に、出力
電位が所望の電位より高くなった場合、デプレション型
Nチャネルトランジスタ20が導通し、出力ノード18
の電位を低下させるようになっている。
【0015】上記基準電圧発生回路によれば、抵抗11
の分圧電圧を適宜設定することにより、ベリファイ用の
基準電圧あるいはイレーズ用の基準電圧を発生すること
ができる。また、上記基準電圧発生回路は、動作マージ
ンがカレントミラー回路12の動作マージンと同一であ
り、抵抗値やトランジスタの閾値電圧のばらつきに影響
を受けることがない。
【0016】図2は上記基準電圧発生回路のシミュレー
ション結果を示すものである。図2は、カレントミラー
回路12の入力電圧と基準電圧との差が直流的に0.05V
である場合、カレントミラー回路12の出力電圧が何ボ
ルトに増幅されたかを示している。すなわち、例えば基
準電圧Vref=4.0 V、入力電圧Vin1=4.05Vのとき、出
力電圧Vout1 は約 5Vであり、基準電圧Vref=4.0 V、
入力電圧Vin2=3.95Vとした場合、出力電圧Vout2 は約
9Vであった。つまり、図2に示すシミュレーション結
果は、基準電圧が一定で、入力電圧が基準電圧に対して
±0.05V変動した場合、出力電圧がどの程度変動するか
を示している。
【0017】図2に示すシミュレーションの結果から明
らかなように、回路の動作マージンがカレントミラー回
路12の動作マージンと同一であり、約9.0 V以上の広
範囲となっている。したがって、1.0 V〜10Vの任意の
入力電位に対して、カレントミラー回路12のセンス感
度は変化しないため、安定した電位を得ることができ
る。また、上記シミュレーションの場合、基準電圧Vref
=4.0 Vにおいて、出力電圧Vout1 とVout2 の差ΔVout
は、 ΔVout=Vout2 −Vout1 =4.0 V、 入力電圧の差ΔVin は、 ΔVin =Vin1−Vin2=4.05−3.95=0.10V であり、増幅率Sは、 S=ΔVout/ΔVin =4.0 /0.10=40 となる。したがって、出力電圧Vout1 とVout2 の差が大
きいほど感度が良いと言える。
【0018】尚、フィードバック回路は、発振すること
があるが、上記プルアップ用のPチャネルトランジスタ
19の相互コンダクタンスgmを、カレントミラー回路
12のセンス感度よりも小さくすることにより、発振モ
ードを防止できる。
【0019】また、カレントミラー回路12を構成する
トランジスタと、デプレション型Nチャネルトランジス
タ20の電流を削減することにより、回路全体の消費電
流を抑えることができる。図3は、この発明の第2の実
施例を示すものであり、図1と同一部分には同一符号を
付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0020】この実施例は、基準電圧発生回路をディジ
タル信号によって制御することにより、ベリファイ用の
基準電圧あるいはイレーズ用の基準電圧を発生可能とす
るものである。
【0021】前記抵抗11のノード11aには、抵抗3
1の一端が接続されている。この抵抗31の他端は、N
チャネルトランジスタ32のドレインに接続されてい
る。このNチャネルトランジスタ32のゲートには電源
Vccが供給され、ソースはNチャネルトランジスタ33
のドレインに接続されている。このNチャネルトランジ
スタ33のゲートにはプログラム・ベリファイを示す信
号PVが供給され、ソースは接地されている。
【0022】また、前記抵抗11の他端には、Nチャネ
ルトランジスタ34のドレインに接続されている。この
Nチャネルトランジスタ34のゲートには電源Vccが供
給され、ソースはNチャネルトランジスタ35のドレイ
ンに接続されている。このNチャネルトランジスタ35
のゲートにはイレーズ・ベリファイを示す信号EVが供
給され、ソースは接地されている。
【0023】さらに、前記カレントミラー回路12の出
力端としてのNチャネルトランジスタ13のドレインは
Pチャネルトランジスタ36のドレインに接続されてい
る。このPチャネルトランジスタ36のソースは電源V
ppd に接続され、ゲートには信号VERIP が供給されてい
る。
【0024】また、前記Nチャネルトランジスタ37の
ソースと接地間には、Nチャネルトランジスタ37の電
流通路が接続され、このNチャネルトランジスタ37の
ゲートには信号VERIが供給されている。
【0025】さらに、前記出力ノード18とNチャネル
トランジスタ20の相互間には、Nチャネルトランジス
タ38の電流通路が接続され、このNチャネルトランジ
スタ38のゲートには信号VERIが供給されている。ま
た、前記出力ノード18にはデプレション型Nチャネル
トランジスタ39のソースが接続されている。このトラ
ンジスタ39のドレインは電源Vccに接続され、ゲート
には信号VERIの反転信号/VERI が供給されている。尚、
電源Vpp、Vppd 、Vccの関係は、Vpp≧Vppd >Vcc
である。上記構成において、図4を参照して動作につい
て説明する。
【0026】Nチャネルトランジスタ32、34は通常
導通状態であり、プログラム・ベリファイを示す信号P
VがNチャネルトランジスタ33のゲートに供給される
と、抵抗11の電源VPP接続端からノード11aまでの
抵抗値と抵抗31の抵抗値によって分圧された電圧がノ
ード11aから出力される。
【0027】一方、プログラム・ベリファイを示す信号
PVとともに、Nチャネルトランジスタ37、38のゲ
ートにはハイレベルの信号VERIが供給され、Pチャネル
トランジスタ36のゲートにはハイレベルの信号VERIP
が供給される。このため、Nチャネルトランジスタ3
7、38はオン、Pチャネルトランジスタ36はオフ状
態となる。したがって、カレントミラー回路12は図1
に示す回路と同様に、抵抗11aから出力される電圧に
従って、Nチャネルトランジスタ13のゲート電位とN
チャネルトランジスタ16のゲート電位とを比較、増幅
し、Nチャネルトランジスタ13のゲート電位とNチャ
ネルトランジスタ16のゲート電位が等しくなった状態
で安定する。このとき、電源Vpp=12V、Vcc=4.5 〜
5.5 Vである場合、出力ノード18の出力電圧は例えば
7.0 Vとなる。
【0028】また、イレーズ・ベリファイを示す信号E
VがNチャネルトランジスタ35のゲートに供給される
と、抵抗11のノード11aからは図1に示す回路と同
様の電圧が出力され、図1に示す回路と同様の動作が行
われる。
【0029】さらに、プログラム・ベリファイおよびイ
レーズ・ベリファイのいずれでもない場合、信号VERIP
はローレベル、プログラム・ベリファイを示す信号P
V、およびイレーズ・ベリファイを示す信号EVがとも
にローレベルとなる。このため、Pチャネルトランジス
タ36は導通し、このドレインがゲートに接続されたP
チャネルトランジスタ19は非導通となる。このとき、
信号/VERI はハイレベルであるため、トランジスタ39
が導通する。したがって、出力電圧Voutは電源と同じV
ccとなる。このようにベリファイモード以外のとき、出
力電圧Voutを電位Vccとすることにより、ベリファイモ
ードとなったとき、電位Vccから出力電圧が充放電され
るため、出力電圧が安定化するまでの時間を短縮するこ
とができる。尚、トランジスタ39のドレインが接続さ
れる電位はVccに限定されるものではなく、接地電位よ
り高い任意の電位であればよい。図5は、この発明の第
3の実施例を示すものであり、図1と同一部分には同一
符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0030】図5において、Pチャネルトランジスタ1
9のドレインとNチャネルトランジスタ16のゲートの
相互間にはイントリシック型Nチャネルトランジスタ5
1の電流通路が接続されている。このNチャネルトラン
ジスタ51のゲートは、そのドレインに接続されるとと
もに、イントリシック型Nチャネルトランジスタ52の
ゲートに接続されている。このNチャネルトランジスタ
52のドレインは電源Vppd に接続され、ソースは出力
ノード18に接続されるとともに、デプレション型Nチ
ャネルトランジスタ53のドレインに接続されている。
このNチャネルトランジスタ53のゲートおよびソース
は接地されている。尚、前記イントリシック型Nチャネ
ルトランジスタ51、52は五極管動作し、これらイン
トリシック型Nチャネルトランジスタ51、52の閾値
電圧は0Vと考えてよい。
【0031】図5に示す回路の動作は、図1に示す回路
とほぼ同様である。但し、図1に示す回路では、カレン
トミラー回路12を構成するNチャネルトランジスタ1
6のゲートが直接出力ノード18に接続されていたが、
図5に示す回路の場合、Nチャネルトランジスタ16の
ゲートは、イントリシック型Nチャネルトランジスタ5
1、52を介して出力ノード18に接続されている。出
力ノード18は図示せぬデコーダの電源に接続されてい
るため、デコーダに供給されるアドレス信号が切り替わ
り、これに伴ってデコーダの電源が変動すると、出力ノ
ード18の電位が変動するが、この実施例のように、出
力ノード18とNチャネルトランジスタ16のゲートの
間にイントリシック型Nチャネルトランジスタ51、5
2を介在することにより、出力ノード18の電位が変動
したとしてもカレントミラー回路12の出力端には影響
が及ぶことがない。したがって、フィードバック型カレ
ントミラー回路12が発振モードとなることを確実に防
止できる。図6は、この発明の第4の実施例を示すもの
であり、図3と図5を組み合わせたものであり、図3、
図5と同一部分には同一符号を付す。
【0032】この実施例によれば、ベリファイ用の基準
電圧あるいはイレーズ用の基準電圧をディジタル信号に
応じて発生することが可能であり、しかも、フィードバ
ック型カレントミラー回路12が発振モードとなること
を確実に防止できる。図7は、この発明の第5の実施例
を示すものであり、図3に示す回路を変形したものであ
る。
【0033】すなわち、図7において、Pチャネルトラ
ンジスタ19のソースと電源Vppdの相互間には、Pチ
ャネルトランジスタ71の電流通路が接続されている。
このPチャネルトランジスタ71のゲートには、プログ
ラム・ベリファイを示す信号PVの反転信号/PVが供
給されている。また、出力ノード18と電源Vppd の相
互間には、Pチャネルトランジスタ72、73の電流通
路が直列接続されている。前記Pチャネルトランジスタ
72のゲートには、イレーズ・ベリファイを示す信号E
Vの反転信号/EVが供給され、前記Pチャネルトラン
ジスタ73のゲートは、前記Pチャネルトランジスタ1
9のゲートに接続されている。このPチャネルトランジ
スタ73はPチャネルトランジスタ19と同様にプルア
ップ用のトランジスタである。また、Pチャネルトラン
ジスタ71と72はチャネル幅やチャネル長が互いに変
えられている。
【0034】この実施例において、Pチャネルトランジ
スタ71はプログラム・ベリファイ時にオンとされ、P
チャネルトランジスタ72はイレーズ・ベリファイ時に
オンとされる。Pチャネルトランジスタ71と72はサ
イズが異なっているため、プログラム・ベリファイ時と
イレーズ・ベリファイ時にプルアップ用のPチャネルト
ランジスタ19、73の負荷を変えることができ、各ベ
リファイ時に安定した基準電圧を発生できる。図8は、
この発明の第6の実施例を示すものであり、図7と図6
を組み合わせたものであり、図7、図6と同一部分には
同一符号を付す。
【0035】この実施例によれば、プログラム・ベリフ
ァイ時とイレーズ・ベリファイ時にプルアップ用のPチ
ャネルトランジスタ19、73の負荷を変えることがで
きるため、各ベリファイ時に安定した基準電圧を発生で
きる。しかも、出力ノード18の電位が変動したとして
もカレントミラー回路12の出力端には影響が及ぶこと
がないため、フィードバック型カレントミラー回路12
が発振モードとなることを確実に防止できる。その他、
この発明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施
可能なことは勿論である。
【0036】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、イレイズ・ベリファイの動作マージンのみならず、
プログラム・ベリファイの動作マージンをも広げること
ができ、しかも、抵抗値やトランジスタの閾値電圧のば
らつきの影響を受けず、安定した基準電圧を発生するこ
とが可能な基準電圧発生回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路構成図。
【図2】図1に示す回路のシミューレーション結果を示
す特性図。
【図3】この発明の第2の実施例を示す回路図。
【図4】図3の動作を示すタイミングチャート。
【図5】この発明の第3の実施例を示す回路図。
【図6】この発明の第4の実施例を示す回路図。
【図7】この発明の第5の実施例を示す回路図。
【図8】この発明の第6の実施例を示す回路図。
【図9】従来のベリファイ用基準電圧を発生する基準電
圧発生回路の一例を示す図。
【符号の説明】
11…抵抗、12…カレントミラー回路、18…出力端
子、19…プルアップ用Pチャネルトランジスタ、20
…デプレション型Nチャネルトランジスタ、Vpp…外部
電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 番場 博則 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源に接続され、プログラム・ベリ
    ファイまたはイレイズ・ベリファイに応じて分圧された
    電圧を生成する抵抗と、 この抵抗によって分圧された電圧が一方入力端に供給さ
    れ、他方入力端が出力端子に接続されたカレントミラー
    回路と、 前記出力端子と前記外部電源より低い第1の電源との相
    互間に電流通路が接続され、ゲートが前記カレントミラ
    ー回路の出力端に接続されたトランジスタと、 前記出力端子に接続された定電流源と、 を具備することを特徴とした基準電圧発生回路。
  2. 【請求項2】 外部電源に接続され、プログラム・ベリ
    ファイまたはイレイズ・ベリファイに応じて分圧された
    電圧を生成する抵抗と、 この抵抗によって分圧された電圧が一方入力端に供給さ
    れたカレントミラー回路と、 ゲートが前記カレントミラー回路の出力端に接続され、
    カレントミラー回路の出力に応じて、カレントミラー回
    路の他方入力端を制御するトランジスタと、 前記カレントミラー回路の他方入力端に接続された定電
    流源と、 電流通路の一端が前記カレントミラー回路の他方入力端
    に接続され、電流通路の他端が前記トランジスタの電流
    通路の一端に接続され、ゲートがこの電流通路の他端に
    接続された第1のイントリシック型トランジスタと、 この第1のイントリシック型トランジスタの電流通路の
    他端にゲートが接続され、電流通路の一端が出力端に接
    続され、電流通路の他端が前記外部電源より低い電源ま
    たは外部電源電圧に等しい電源に接続された第2のイン
    トリシック型トランジスタと、 を具備することを特徴とした基準電圧発生回路。
  3. 【請求項3】 前記定電流源は、ゲートとソースが接続
    されたデプレション型Nチャネルトランジスタであるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の基準電圧発生回
    路。
  4. 【請求項4】 前記抵抗は第1、第2、第3の抵抗素子
    によって構成され、第1の抵抗素子の一端は前記外部電
    源に接続され、第2、第3の抵抗素子の一端は前記第1
    の抵抗素子の他端に接続され、前記第2の抵抗素子の他
    端はゲートが前記第1の電源より低い第2の電源または
    外部電源電圧に等しい電源に接続された第1のNチャネ
    ルトランジスタのゲートに接続され、この第1のNチャ
    ネルトランジスタのソースはプログラム・ベリファイ時
    に活性化される第2のNチャネルトランジスタのドレイ
    ンに接続され、前記第3の抵抗素子の他端はゲートが前
    記第1の電源より低い第2の電源に接続された第3のN
    チャネルトランジスタのゲートに接続され、この第3の
    Nチャネルトランジスタのソースはイレイズ・ベリファ
    イ時に活性化される第4のNチャネルトランジスタのド
    レインに接続され、前記カレントミラー回路および定電
    流源はプログラム・ベリファイおよびイレイズ・ベリフ
    ァイ時に活性化されることを特徴とする請求項1または
    2記載の基準電圧発生回路。
  5. 【請求項5】 前記出力端子には、プログラム・ベリフ
    ァイおよびイレイズ・ベリファイ時以外に活性化され、
    出力端子を接地電位より高い任意の電位を出力する負荷
    トランジスタが接続されていることを特徴とする請求項
    1または2記載の基準電圧発生回路。
JP26744192A 1992-10-06 1992-10-06 基準電圧発生回路 Pending JPH06119069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26744192A JPH06119069A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 基準電圧発生回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26744192A JPH06119069A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 基準電圧発生回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06119069A true JPH06119069A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17444890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26744192A Pending JPH06119069A (ja) 1992-10-06 1992-10-06 基準電圧発生回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06119069A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012160239A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Lapis Semiconductor Co Ltd メモリ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012160239A (ja) * 2011-02-02 2012-08-23 Lapis Semiconductor Co Ltd メモリ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3648304B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3139542B2 (ja) 参照電圧発生回路
JP3247402B2 (ja) 半導体装置及び不揮発性半導体記憶装置
US6600692B2 (en) Semiconductor device with a voltage regulator
US6943617B2 (en) Low voltage CMOS bandgap reference
JP4707841B2 (ja) 電圧レギュレータ回路および半導体メモリ装置
US6026023A (en) Non-volatile semiconductor memory
US6529411B2 (en) Reference voltage generator circuit for nonvolatile memory
JPH07176698A (ja) 半導体集積回路装置
JP2001035177A (ja) 電圧発生回路
JP3450629B2 (ja) 負電圧検知回路及び不揮発性半導体記憶装置
JP2003173691A (ja) 半導体メモリ装置
US6466059B1 (en) Sense amplifier for low voltage memories
JP3920943B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US8004902B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device
JP4493169B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH09320283A (ja) 半導体記憶装置
JP3866481B2 (ja) 半導体集積回路
JP2000501874A (ja) フラッシュeprom消去のための、電源とは独立した電流源
JPH06119069A (ja) 基準電圧発生回路
US7835185B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device
JP4443759B2 (ja) 電圧・電流特性調整方法
EP0903754B1 (en) Nonvolatile semiconductor memory
JPH05250889A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3621542B2 (ja) 半導体集積回路