JPH06118881A - Led表示装置 - Google Patents
Led表示装置Info
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- JPH06118881A JPH06118881A JP26752692A JP26752692A JPH06118881A JP H06118881 A JPH06118881 A JP H06118881A JP 26752692 A JP26752692 A JP 26752692A JP 26752692 A JP26752692 A JP 26752692A JP H06118881 A JPH06118881 A JP H06118881A
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/18—Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Led Devices (AREA)
Abstract
印刷配線基板51に実装されている。各行を構成する1
6個のLED素子52のうちの左側8個のLED素子5
2の各グループに対応して、駆動用の集積回路素子53
−1,53−2,・・・・,53−16が設けられている。
また、各行の左側8個のLED素子52の各グループに
対応して、駆動用の集積回路素子53−17,53−1
8,・・・・,53−32が設けられている。これにより、
スタティック駆動方式により、複数のLED素子52が
駆動される。集積回路素子53−1,53−2,・・・・,
53−32は、LED素子52が実装された印刷配線基
板51において、LED素子52の実装位置間の領域に
実装されている。 【効果】集積回路素子用の配線基板が不要となるので、
コストを低減でき、表示モジュールの厚みも低減でき
る。
Description
列された複数個のLED(発光ダイオード)素子を選択
的に点灯させることにより文字や図形を表示するLED
表示装置に関するものである。
LED素子をマトリクス配列したドットマトリクス型L
ED表示装置が用いられている。このようなLED表示
装置は、たとえば図8に示されているように、16×1
6個のLED素子1をマトリクス配列した表示モジュー
ル2を複数個配列して構成される。表示モジュール2に
おいて文字や図形を表示させるために複数個のLED素
子1を駆動する駆動方式には、ダイナミック駆動方式と
スタティック駆動方式とがある。
ED素子1を駆動する構成を採用した場合における表示
モジュール2の電気的構成を示すブロック図である。信
号入力部11には、CPU(中央処理装置)などを含む
図外のコンピュータボードから、図8の行方向Rに沿っ
て整列した1行分のLED素子群1−1,1−2,・・・
・,1−16毎に、表示内容に対応したデータが時系列
に従って順に与えられる。このデータは、LEDドライ
バを内蔵した汎用集積回路素子12に入力される。
13に、与えられたデータに対応する駆動信号を並列に
出力する。16本の出力ライン13に交差するように、
16本の行選択ライン14が設けられている。この16
本の行選択ライン14と上記16本の出力ライン13と
の各交差点には、行選択ライン14と出力ライン13と
の間に上記のLED素子1が1個ずつ接続されている。
ンを選択して駆動信号を出力するデコーダ回路15に接
続されている。このデコーダ回路15には、カウンタ回
路16から行選択信号が与えられている。カウンタ回路
16は、信号入力部11から与えられる制御用信号に基
づいて計数動作を行うものである。なお、17は、他の
表示モジュールにデータおよび制御用信号を与えるため
の信号出力部である。
ータが、図8の表示モジュールの各LED素子1を右か
ら左へ向かって主走査を行い上から下に向かって副走査
を行う順序で、直列に与えられる。このデータは、1行
分のデータが集積回路素子12に入力された直後のタイ
ミングで、制御用信号に応答してラッチされ、このラッ
チされたデータに対応する信号がライン13に並列に出
力される。このとき、ラッチされた1行分のデータに対
応した行選択ライン14が選択される。これにより、選
択されたライン14に共通に接続された16個のLED
素子1のうち表示内容に対応したLED素子1が、その
ラインが選択されている期間には点灯状態となる。すな
わち、このダイナミック駆動方式の表示モジュールで
は、複数のLED素子1の駆動は1行ずつ順に行われ
る。そして、行選択ライン14を集積回路素子12への
データの入力に対応したタイミングで高速に切り換えて
選択することにより、いわゆる残像現象を利用して、文
字や図形の表示が行われる。
場合における表示モジュールの電気的構成を示すブロッ
ク図である。この構成では、1行を構成する16個のL
ED素子1からなるLED素子群1−1,1−2,・・・
・,1−16のそれぞれに対応して、LEDドライバを
内部に含む集積回路素子22−1,22−2,・・・・,2
2−16(総称するときには「集積回路素子22」とい
う。)が設けられている。そして、信号入力部21から
の1ドットずつのデータが直列に導出されるライン28
には、汎用集積回路素子22−1,22−2,・・・・,2
2−16が並列に接続されている。
出されて集積回路素子22内に取り込まれた1行分のデ
ータをラッチする契機となるラッチ信号LA1,LA
2,・・・・,LA16が、デコーダ回路25から与えられ
ている。このデコーダ回路25には、ライン28に導出
されたデータに対応したLED素子群を選択するための
行選択信号が、カウンタ回路26から与えられている。
このカウンタ回路26には、信号入力部21からの制御
用信号が与えられている。なお、27は他の表示モジュ
ールに表示データや制御用信号等を伝達するための信号
出力部である。
積回路素子22−1,22−2,・・・・,22−16を時
系列に従って循環的に選択し、ライン28に各行を構成
する最終ドットのデータが導出された直後のタイミング
で集積回路素子22にラッチ信号を与える。これによ
り、各集積回路素子22は、ラッチされたデータに基づ
いて、LED素子1を駆動する。
内蔵した集積回路素子22が設けられているから、点灯
させるべきLED素子1は連続的に点灯した状態となっ
ている。これに対して、上記のダイナミック駆動方式で
は、点灯させるべきLED素子1は、そのLED素子1
が属しているLED素子群が選択されている期間に限っ
て点灯する。このため、スタティック駆動方式を採用す
れば、ダイナミック駆動方式よりも高輝度での表示が可
能となる。
種案内表示装置などのように高輝度での表示が要求され
る場合には、スタティック駆動方式が採用される。図1
1は、スタティック駆動方式を採用した場合の表示モジ
ュール2の側面図である。複数のLED素子1は印刷配
線基板31にマトリクス配列された状態で実装されてい
る。この印刷配線基板31の背後には、1行を構成する
16個のLED素子1を含むLED素子群毎に設けられ
た印刷配線基板32−1,32−2,・・・・,32−16
(総称するときには「印刷配線基板32」という。)
が、層状に配列されている。印刷配線基板32上にはL
EDドライバを内蔵した汎用集積回路素子22−1,2
2−2,・・・・,22−16(総称するときには「汎用集
積回路素子22」という。)などが実装されている。こ
の複数の印刷配線基板32の上記印刷配線基板31とは
反対側には、カウンタ回路26やデコーダ回路25が形
成された印刷配線基板33が取り付けられている。
ック駆動方式の表示モジュールでは、1行毎に汎用集積
回路素子22を実装した配線基板32を、LED素子1
が実装された配線基板31の背後に層状に配列しなけれ
ばならない。そのため、モジュール全体の厚みt1が大
きくなるという問題がある。
ールでは、図9の構成から明らかなように、1つの集積
回路素子12を全てのLED素子1で共用しているか
ら、LED素子1が実装される配線基板の背後に設けら
れる回路部品が少ない。そのため、表示モジュール全体
の厚みを薄くすることができる。しかし、上述のよう
に、ダイナミック駆動方式では高輝度での表示が困難で
あり、たとえば屋外などでの用途には適さない。
方式の表示モジュールを設置することができないほど小
さなスペースには、高輝度のLED表示装置を設置する
ことができなかった。さらに、図11に示されたスタテ
ィック駆動方式の表示モジュールでは、各行を構成する
LED素子群毎に印刷配線基板32を設けているから、
部品点数が多く、コスト高となり、また、部品点数が多
いために部品の実装やモジュールの組立てが困難である
という問題もあった。
子1が実装される印刷配線基板31に汎用集積回路素子
22も併せて実装することが考えられる。しかし、16
個のLED素子1を駆動するLEDドライバを内蔵した
汎用集積回路素子22は比較的大きいから、この大きな
汎用集積回路素子22をLED素子1の間のスペースに
実装することはできない。したがって、印刷配線基板3
1に汎用集積回路素子22を実装するとすれば、汎用集
積回路素子22は、図12に示すように、印刷配線基板
31のLED素子1が実装された表面とは反対側の表面
に実装せざるを得ない。
22は、平面視においてLED素子1と重なり合う。そ
のため、LED素子1のリード1aが集積回路素子22
に隠れた状態となってしまう。このことは、メンテナン
ス性の悪化を招来するという新たな問題を生じさせる。
具体的に説明すると、LED素子1に故障が生じた場合
に、このLED素子1を交換しようとすると、まず、汎
用集積回路素子22を配線基板31から取り外し、その
後に、LED素子1を配線基板31から取り外す必要が
ある。そして、新しいLED素子1を配線基板31に実
装し、さらに、取り外しておいた汎用集積回路素子22
を再度基板31に取り付けることになる。このように、
LED素子1が故障した場合のメンテナンス作業が極め
て繁雑になる。
式のLED表示装置では、図11のような構成を採らざ
るを得ず、表示モジュールの厚みが大きく、部品点数も
多いなどという問題が不可避であった。そこで、本発明
の目的は、上述の技術的課題を解決し、少ない設置スペ
ースで高輝度での表示を行うことができ、部品点数を低
減することができるとともに、メンテナンスも良好に行
えるLED表示装置を提供することである。
達成するための請求項1記載の発明は、配線基板と、こ
の配線基板の一方表面側に所定の配列状態で実装された
複数のLED素子と、この配線基板の上記一方表面側ま
たは他方表面側の上記LED素子の実装位置間の領域に
実装され、上記複数のLED素子を所定の態様にグルー
プ分けして得られる各LED素子群をそれぞれ駆動する
複数の集積回路素子とを含むことを特徴とするLED表
示装置である。
数のLED素子が実装されている。そして、この一方表
面側または他方表面側のLED素子の実装位置間の領域
に、上記複数のLED素子を所定態様にグループ分けし
て得られる各LED素子群をそれぞれ駆動する複数の集
積回路素子が実装されている。すなわち、各LED素子
群毎に、これらを駆動する集積回路素子が設けられてい
るから、この表示装置ではいわゆるスタティック駆動方
式による表示が可能である。
れる配線基板に、駆動用の集積回路素子が同時に実装さ
れるから、表示装置の厚みを極めて薄くすることができ
る。すなわち、従来のように、LED素子の実装基板の
裏面にLED素子群のそれぞれに対応した配線基板を層
状に配置したりする必要がない。また、集積回路素子
は、LED素子の実装位置間の領域に実装されているか
ら、集積回路素子によりLED素子のリードが隠れたり
するおそれがない。そのため、LED素子の交換などを
容易に行える。すなわち、メンテナンスも良好に行え
る。
数のLED素子のグループ分けは、各集積回路素子が駆
動するLED素子群を構成するLED素子の個数が、各
集積回路素子をLED素子の実装位置間の領域に実装す
ることができるほど小さく構成できる個数以下となるよ
うにされていることを特徴とする。この構成によれば、
集積回路素子を充分に小さく構成することができるの
で、この小さな集積回路素子は、たとえLED素子間の
領域が狭い場合であっても、LED素子が実装された配
線基板に良好に実装することができる。
数のLED素子はマトリクス配列されて上記配線基板に
実装されており、上記複数の集積回路素子は、行方向も
しくは列方向に整列した各行もしくは各列を構成する複
数のLED素子からなる各LED素子群、または、行方
向もしくは列方向に整列した各行もしくは各列を構成す
る複数のLED素子をそれぞれ2つ以上のグループにグ
ループ分けして得られる各LED素子群をそれぞれ駆動
するものであることを特徴とする。
ス配列し、1行または1列を単位として複数のLED素
子を駆動してもよい。この場合に、1行または1列を構
成する複数のLED素子を2つ以上のグループに分割
し、各グループに対応させて複数の駆動用の集積回路素
子を設けると、1つ1つの集積回路素子を充分に小さく
することができる。このため、LED素子を配線基板上
に高密度で実装した場合であっても、LED素子間の狭
い領域に集積回路素子を実装することができる。
上記LED素子が複数個の発光部を有するものであると
きには、上記複数の集積回路素子により、上記複数のL
ED素子を所定の態様にグループ分けして得られる各L
ED素子群を構成するLED素子が有する各1個の発光
部のグループをそれぞれ駆動するようにしてもよい。
照して詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例のL
ED表示装置の構成を示す平面図である。この図1に
は、文字や図形を表示する表示パネルを構成するために
用いられる表示モジュールが示されており、この表示モ
ジュールを1個または複数個組み合わせることにより、
全体の表示パネルが構成される。
個のLED素子52が、縦方向および横方向にそれぞれ
16個が整列するようにマトリクス配列されて実装され
ている。このLED素子52が実装された上記一方表面
側には、行方向に整列した16個のLED素子52から
成る各LED素子群52−1,52−2,・・・・,52−
16のうち、それぞれの左側8個のLED素子52を駆
動するLEDドライバをそれぞれ内蔵した専用集積回路
素子53−1,53−2,・・・・,53−16が実装され
ている。また、各LED素子群52−1,52−2,・・
・・,52−16を構成する16個のLED素子52のう
ちのそれぞれの右側8個のLED素子52を駆動するた
めのLEDドライバをそれぞれ内蔵した専用集積回路素
子53−17,53−18,・・・・,53−32(以下、
集積回路素子53−1,53−2,・・・・,53−32を
総称するときには「集積回路素子53」という。)が、
上記一方表面側に実装されている。すなわち、集積回路
素子53は、LED素子52と同一表面側において、L
ED素子52の実装位置を避けた位置に実装されてい
る。換言すれば、集積回路素子53は、LED素子52
の実装位置間の領域に実装されている。
である。印刷配線基板51のLED素子52が実装され
た上記一方表面とは反対側には、集積回路素子53に表
示データを与えるための処理回路54を実装した印刷配
線基板55が設けられている。この配線基板55と配線
基板51とは、配線基板51に固定された接続ピン57
を介して電気的に接続され、かつ、機械的な固定が達成
される。また、四角の接続ピン57には、樹脂スペーサ
56が挿通させられており、これにより、基板51,5
5の接触が防止されている。
を示すブロック図である。図外のコンピュータボードか
らの表示データや制御用信号は、信号入力部60に与え
られる。表示データは、信号入力部60からライン61
に、表示モジュールを右から左へ主走査し、上から下へ
副走査する順序で、1ドット分ずつ直列に導出される。
このデータは8個のLED素子52を駆動することがで
きるLEDドライバを内蔵した上記の集積回路素子53
−1,53−2,・・・・,53−16に並列に与えられ
る。これらの集積回路素子53−1,53−2,・・・・,
53−16は、各行のLED素子群52−1,52−
2,・・・・,52−16をそれぞれ構成する複数のLED
素子52を左右に2分割して得られる各8個ずつのLE
D素子52のグループのうち、左側のグループに区分さ
れた8個のLED素子52をそれぞれ駆動する。
53−16には、直列に、53−17,53−18,・・
・・,53−32がそれぞれ接続されている。これらの集
積回路素子53−17,53−18,・・・・,53−32
には、各行のLED素子群を構成する16個のLED素
子52を左右に2分割して得られる各8個ずつのLED
素子52のグループのうち、右側のグループに区分され
た8個のLED素子52をそれぞれ駆動するものであ
る。
8個のLED素子52に対応した集積回路素子53−1
7から出力されるデータは、信号出力部62に与えられ
る。この信号出力部62は、他の表示モジュールにデー
タおよび制御用信号を与えるものである。信号入力部6
0からの制御用信号は、入力データに対応した行のLE
D素子群を選択するための行選択信号を生成するカウン
タ回路65に与えられる。このカウンタ回路65の出力
はデコーダ回路66に与えられている。このデコーダ回
路66は、ライン61に各行の最終ドットに対応したの
データが導出された直後のタイミングで、そのデータに
対応した行のLED素子群に対応した集積回路素子にラ
ッチ信号LA1,LA2,・・・・,LA16を与える。集
積回路素子53−nと集積回路素子53−(n+16)
(ただし、n=1,2,・・・・,16である。)とは、同
一行のLED素子群を駆動するものであるから、各nに
対応した一対の集積回路素子53−n,53−(n+1
6)には、共通のラッチ信号LAnが与えられる。
に対応した集積回路素子53−1,53−17の内部構
成を示すブロック図である。集積回路素子53−1に
は、8ビットのシフトレジスタSR1が備えられてい
る。このシフトレジスタSR1に保持された8ビットの
データは並列にラッチ回路L1に入力されている。そし
て、このラッチ回路L1にラッチされたデータは、並列
に出力回路D1に与えられており、この出力回路D1
に、第1行目のLED素子群52−1の左側8個のLE
D素子52が接続されている。
している。すなわち、集積回路素子53−1のシフトレ
ジスタSR1からの直列データが与えられる8ビットの
シフトレジスタSR17と、このシフトレジスタSR1
7に保持された8ビットのデータが並列に与えられるラ
ッチ回路L17と、このラッチ回路L17にラッチされ
たデータが与えられる出力回路D17とを有している。
この出力回路D17には、第1行目のLED素子群52
−1の右側8個のLED素子52が接続されている。シ
フトレジスタSR17から直列に導出されるデータは、
信号出力部62に与えられる。
D素子群52−1に対応した最後のデータが入力され、
シフトレジスタSR1,SR17にLED素子群52−
1に対応した合計16ビットのデータが保持されると、
その直後のタイミングで、ラッチ信号LA1に応答し
て、その16ビットのデータがラッチ回路L1,L17
にラッチされる。これにより、出力回路D1,D17は
ラッチ回路L1,L17にラッチされたデータに対応し
たLED素子52を選択的に点灯する。
り、これらの集積回路素子53には、各行の最終ドット
のデータがライン61に導出されたタイミングでラッチ
信号が与えられる。このようにして、スタティック駆動
方式により、マトリクス配列されたLED素子52が駆
動され、その結果、ドットマトリクス方式による文字や
図形の表示が行われる。
る16個のLED素子が左右8個ずつのグループに分割
され、この分割されたグループ毎に集積回路素子53が
設けられている。この8個のLED素子52を駆動する
集積回路素子53は、16個のLED素子を駆動する従
来の汎用集積回路素子に比較して充分に小さく構成する
ことができる。そこで、本実施例では、この小型の集積
回路素子53をLED素子52の実装位置間の領域に実
装している。したがって、本実施例では、LED素子5
2が実装された印刷配線基板51の裏面側に、各行毎の
LED素子群を駆動するための汎用集積回路素子などを
実装した多数の配線基板を層状に配置したりする必要が
ない。そのため、表示モジュールの厚みを従来の構成に
比較してたとえば半分程度にまで低減できる。しかも、
LED素子52の間の領域に集積回路素子53が実装さ
れているから、モジュールの面積が増大することもな
い。
ティック駆動方式を採用した表示装置であるにもかかわ
らず、少ないスペースに設置することができる。これに
より、僅かな設置スペースを確保すれば、高輝度での表
示を行うことができる。さらに、各行のLED素子群毎
に配線基板を設ける必要がないので、部品点数を削減す
ることができ、生産工程を簡単にすることができるとと
もに、低コスト化にも寄与することができる。
において、LED素子52の実装位置間の領域に集積回
路素子53が実装されている。このため、メンテナンス
性も良好であるという効果をも奏することができる。す
なわち、平面視において集積回路素子53とLED素子
52とが重なり合うことがないから、集積回路素子53
によりLED素子52のリードが隠れるなどという不具
合が生じることがない。このため、たとえば、LED素
子52に故障が生じた場合には、この故障が生じたLE
D素子52を印刷配線基板51から取り外し、代わりの
新たなLED素子52をそこに実装すれば足りる。すな
わち、集積回路素子53を取り外す必要がない。また、
逆に、集積回路素子53に不良などが生じた場合にも同
様に、集積回路素子53を印刷配線基板51から取り外
し、代わりの新たな集積回路素子53をそこに実装すれ
ばよい。この際に、LED素子52の取外しが必要とな
ることはない。
素子により8個のLED素子を駆動することとして集積
回路素子の小型化を図っているので、表示モジュールを
小型化したりLED素子の実装密度を増大させたりした
場合に、LED素子間の領域が狭くなっても、集積回路
素子をLED素子間の領域に良好に実装することができ
る。しかし、LED素子間の領域に集積回路素子を実装
することができれば、表示モジュールの薄型化が図れ、
所期の目的を達成できるので、LED素子の実装密度が
小さく、LED素子間において16個のLED素子を駆
動することができる汎用集積回路素子の実装スペースが
確保できるときには、このような汎用集積回路素子をL
ED素子が実装された配線基板におけるLED素子間の
領域に実装してもよい。
ルの電気的構成を示すブロック図である。本実施例の表
示モジュールは、配線基板上に複数のLED素子をマト
リクス配列して構成されるものである点は上記の図1に
示された構成と同様であるが、本実施例のLED素子
は、図6に拡大した平面図を示すように、各LED素子
70は、赤色発光部70Rおよび緑色発光部70Gを有
している。すなわち、このLED素子70は1つのチッ
プ内に2つの発光ダイオードを内蔵した構成となってい
る。
0のうち、行方向に整列した16個のLED素子70の
各赤色発光部70Rを駆動するために、各行に対応した
16個の汎用集積回路素子71−1,71−2,・・・・,
71−16が設けられている。同様に、行方向に整列し
たLED素子70の各緑色発光部70Gを駆動するため
に、各行に対応した16個の汎用集積回路素子71−1
7,71−18,・・・・,71−32(以下、汎用集積回
路素子71−1,71−2,・・・・,71−32を総称す
るときには「汎用集積回路素子71」という。)が設け
られている。汎用集積回路素子71は、16個の発光ダ
イオードを駆動することができるものである。
素子71−1,71−2,・・・・,71−16には、信号
入力部75からライン76を介して赤色用データが並列
に与えられている。また、緑色発光部70Gに対応した
汎用集積回路素子71−17,71−18,・・・・,71
−32には、信号入力部75からライン77を介して緑
色用データが並列に与えられている。
タ回路79に与えられている。このカウンタ回路79
は、ライン76,77に導出されるデータに対応する行
のLED素子群を選択する行選択信号を作成して、デコ
ーダ回路80に与える。このデコーダ回路80は、ライ
ン76,77に各行の最後の最終ドットのデータが導出
された直後のタイミングで、そのデータに対応する行の
LED素子70を駆動する汎用集積回路素子71にラッ
チ信号を与える。
0に対応した汎用集積回路素子71−1,71−17か
らは、信号出力部81にデータが与えられる。図7は、
汎用集積回路素子71−1の内部構成を示すブロック図
である。この汎用集積回路素子71は、ライン76から
のデータが入力される16ビットのシフトレジスタSR
を備えている。このシフトレジスタSRに保持されたデ
ータは、並列にラッチ回路Lに与えられており、このラ
ッチ回路Lにラッチされた16ビットのデータは、出力
回路Dに与えられている。出力回路Dには表示モジュー
ルの第1行目を構成する16個のLED素子70の各赤
色発光部70Rが接続されている。また、シフトレジス
タSRの出力は、信号出力部81に与えられる。
つ導出されるデータは、順にシフトレジスタSRに取り
込まれる。そして、表示モジュールの第1行目に対応し
た16ビットのデータがシフトレジスタSRに取り込ま
れた直後のタイミングで、デコーダ回路80からのラッ
チ信号LA1に応答して、シフトレジスタSRの保持デ
ータがラッチ回路Lにラッチされる。
われることにより、マトリクス配列されたLED素子7
0が選択的に点灯し、文字や図形の表示が達成される。
また、各LED素子70において、赤色発光部70Rま
たは緑色発光部70Gのいずれかを発光させれば、赤色
または緑色での表示が行われ、両方の発光部70R,7
0Gを発光させれば橙色での表示が行われることにな
る。
路素子71が用いられるが、この32個の汎用集積回路
素子71は、図1に示された汎用集積回路素子53と同
様な態様で実装される。すなわち、配線基板上にマトリ
クス配列されて実装された複数のLED素子70の実装
位置間の領域において、その配線基板に32個の汎用集
積回路素子71が実装される。
スタティック駆動方式による高輝度での表示を可能とし
ながら、表示モジュールの薄型化が図られる。その他、
上記の第1実施例により得られる各効果が本実施例でも
達成される。なお、表示モジュールの小型化やLED素
子の高密度配置のために、LED素子間に16個のLE
D素子を駆動する汎用集積回路素子を実装することがで
きない場合には、図1に示された構成と類似の構成を採
用すればよい。すなわち、各行を構成する16個のLE
D素子をたとえば8個ずつに2分割する。そして、各グ
ループに属するLED素子が有する各緑色発光部のグル
ープおよび赤色発光部のグループに対応して個々に専用
集積回路素子を設ける。この専用集積回路素子は、8個
の発光ダイオードの駆動が可能なものである。この場合
には、合計で64個の集積回路素子が必要となるが、個
々の集積回路素子は8個の発光ダイオードを駆動するこ
とができれば足りるから、充分に小型に構成することが
できる。したがって、64個の小さな集積回路素子を、
LED素子の実装基板においてLED素子間の領域に実
装すれば、表示モジュールを充分に薄型に構成すること
ができる。
部を有している場合には、上記の実施例を変形して、各
行を構成する複数のLED素子がそれぞれ有する複数の
発光部のうちの各1個の発光部により構成された発光部
のグループをそれぞれ駆動する集積回路素子を設ければ
よい。本発明の実施例の説明は以上のとおりであるが、
本発明は上記の実施例に限定されるものではない。
と集積回路素子とが印刷配線基板の同一表面側に実装さ
れているが、LED素子と集積回路素子とを印刷配線基
板の両側に振り分けて実装してもよい。この場合にも、
LED素子の実装位置間の領域に集積回路素子を実装す
れば、メンテナンスが困難になることはない。また、複
数の集積回路素子は印刷配線基板のいずれかの表面側に
まとめて実装される必要はなく、いくつかの集積回路素
子を印刷配線基板の一方表面側に実装するとともに、残
余の集積回路素子を印刷配線基板の他方表面側に実装し
てもよい。
た16個のLED素子から成るLED素子群を表示単位
として駆動用の集積回路素子が設けられているが、たと
えば列方向に整列した16個のLED素子群を表示単位
として集積回路素子を設けてもよい。このようなLED
素子群のグループ分けは、概ね入力データの形式に依存
する。すなわち、入力データが1行単位で与えられるの
であれば、行方向に整列した16個のLED素子を表示
単位とし、この行方向に整列した16個のLED素子に
対して1個または2個以上の駆動用集積回路素子が設け
られ、入力データが1列単位で与えられるのであれば列
方向に整列した16個のLED素子群に対して1個また
は2個以上の駆動用集積回路素子が設けられる。
ED素子をいくつのグループに区分するかは、LED素
子間のスペースの大小に依存する。すなわち、LED素
子のグループ分けは、1個の集積回路素子により駆動さ
れるLED素子の個数が、その集積回路素子をLED素
子間の領域に実装することができるほど小さく構成でき
る個数以下になるように行われる。
色LED素子1個とで単位ドットを構成し、この単位ド
ットをマトリクス配列するような場合には、たとえば、
行方向に整列した緑色LED素子および赤色LED素子
にそれぞれ対応した集積回路素子を設けてもよい。さら
に、上記の実施例では、複数個のLED素子を16×1
6のマトリクス配列した表示モジュールを例に取った
が、表示モジュールのドット構成は任意に選択すること
ができる。また、LED素子は必ずしもマトリクス配列
される必要はなく、或る限定された文字や図形のみの表
示が必要な場合には、その表示しようとする文字や図形
に対応した位置にLED素子が配置されればよい。この
場合には、表示すべき文字や図形の種類毎にLED素子
を駆動する集積回路素子を設けるようにしてもよい。
種々の設計変更を施すことが可能である。
子が実装される配線基板に駆動用の集積回路素子が同時
に実装されるから、表示装置の厚みを極めて薄くするこ
とができる。しかも、いわゆるスタティック駆動方式に
よる表示が可能であるから、少ない設置スペースを確保
すれば、高輝度での表示を行うことができる。
実装される基板とは別に多数の配線基板を設ける必要が
ないから、部品点数が削減される。これにより、生産工
程を格段に簡単にすることができるとともに、コストの
低減にも寄与することができる。さらに、集積回路素子
はLED素子間の領域に実装されるから、LED素子の
リードが集積回路素子により隠れてしまうなどというこ
とがない。このため、LED素子の交換などを容易に行
うことができ、良好なメンテナンス性が確保される。
モジュールの平面図である。
を示すブロック図である。
ク図である。
構成を示すブロック図である。
の平面図である。
ク図である。
である。
ルの電気的構成を示すブロック図である。
ールの電気的構成を示すブロック図である。
モジュールの側面図である。
素子とを振り分けて実装した例を示す概念図である。
路素子 70 LED素子 70R 赤色発光部 70G 緑色発光部 71−1,71−2,・・・・,72−32 汎用集積回
路素子
モジュールの平面図である。
を示すブロック図である。
ク図である。
構成を示すブロック図である。
の平面図である。
ク図である。
である。
ルの電気的構成を示すブロック図である。
ールの電気的構成を示すブロック図である。
モジュールの側面図である。
素子とを振り分けて実装した例を示す概念図である。
路素子 70 LED素子 70R 赤色発光部 70G 緑色発光部 71−1,71−2,・・・・,72−32 汎用集積回
路素子
Claims (4)
- 【請求項1】配線基板と、 この配線基板の一方表面側に所定の配列状態で実装され
た複数のLED素子と、 この配線基板の上記一方表面側または他方表面側の上記
LED素子の実装位置間の領域に実装され、上記複数の
LED素子を所定の態様にグループ分けして得られる各
LED素子群をそれぞれ駆動する複数の集積回路素子と
を含むことを特徴とするLED表示装置。 - 【請求項2】上記複数のLED素子のグループ分けは、
各集積回路素子が駆動するLED素子群を構成するLE
D素子の個数が、各集積回路素子をLED素子の実装位
置間の領域に実装することができるほど小さく構成でき
る個数以下となるようにされていることを特徴とする請
求項1記載のLED表示装置。 - 【請求項3】上記複数のLED素子はマトリクス配列さ
れて上記配線基板に実装されており、 上記複数の集積回路素子は、行方向もしくは列方向に整
列した各行もしくは各列を構成する複数のLED素子か
らなる各LED素子群、または、行方向もしくは列方向
に整列した各行もしくは各列を構成する複数のLED素
子をそれぞれ2つ以上のグループにグループ分けして得
られる各LED素子群をそれぞれ駆動するものであるこ
とを特徴とする請求項1記載のLED表示装置。 - 【請求項4】上記LED素子は複数個の発光部を有する
ものであり、 上記複数の集積回路素子は、上記複数のLED素子を所
定の態様にグループ分けして得られる各LED素子群を
構成するLED素子が有する各1個の発光部のグループ
をそれぞれ駆動するものであることを特徴とする請求項
1記載のLED表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26752692A JP2786569B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | Led表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26752692A JP2786569B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | Led表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06118881A true JPH06118881A (ja) | 1994-04-28 |
JP2786569B2 JP2786569B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=17446058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26752692A Expired - Fee Related JP2786569B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | Led表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2786569B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100430795C (zh) * | 2004-10-30 | 2008-11-05 | 乐金显示有限公司 | 发光二极管背光单元以及采用该背光单元的液晶显示器件 |
JP2018000359A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318999A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-21 | Litton Industries Inc | Optical display unit |
JPS5828882U (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-24 | 日本電産コパル株式会社 | 表示装置ユニツト |
JPS6426781U (ja) * | 1987-08-07 | 1989-02-15 | ||
JPS6474586A (en) * | 1987-09-16 | 1989-03-20 | Anritsu Corp | Electrooptical display device |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP26752692A patent/JP2786569B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5318999A (en) * | 1976-08-05 | 1978-02-21 | Litton Industries Inc | Optical display unit |
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JP2018000359A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
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Publication number | Publication date |
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JP2786569B2 (ja) | 1998-08-13 |
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