JPH0611839A - プリント配線板用露光装置 - Google Patents

プリント配線板用露光装置

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JPH0611839A
JPH0611839A JP4168853A JP16885392A JPH0611839A JP H0611839 A JPH0611839 A JP H0611839A JP 4168853 A JP4168853 A JP 4168853A JP 16885392 A JP16885392 A JP 16885392A JP H0611839 A JPH0611839 A JP H0611839A
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JP
Japan
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mask
station
stage
printed wiring
wiring board
Prior art date
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Application number
JP4168853A
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English (en)
Inventor
Akio Ochi
昭夫 越智
Toshiaki Yamashita
敏明 山下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 プリント配線板の製造装置である露光装置に
関し、作業性を向上し、さらに寸法精度を良くした露光
装置を提供する。 【構成】 プリアライメントステーション102、供給
ステーション103、待機ステーション104、カメラ
133とXYシータテーブル134を持つアライメント
ステーション105、露光用光源135を持つ露光ステ
ーション106、分離ステーション107、取出しステ
ーション108、マスク待機ステーション110,11
1からなる各ステーションを設けると共に、ステージ1
18とマスク123を固定するマスクステージ128を
複数個持つ構成とすることより、ステージ118への供
給動作ならびに取出し動作、アライメントとマスク12
3の密着動作、露光動作、剥離動作を各々独立したステ
ーションで同時に並行して行うことができるようにな
り、ピッチタイムを短縮し、かつ寸法精度のよい露光を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント配線板の製造装
置として使用されるプリント配線板用露光装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プリント配線板用露光装置として
は自動のものが数多く開発されている(例えば特開昭6
2−188773号公報や特開昭62−156660号
公報に開示されたものなど)。
【0003】以下に従来のプリント配線板用露光装置に
ついて図面を用いて説明する。図6は従来のプリント配
線板用露光装置の全体の構成を示す斜視図であり、図6
において、1は供給コンベア、2はプリアライメントス
テーション、3は供給ステーション、4は露光ステーシ
ョン、5は取出しコンベア、6a,6b,6cは全てプ
リント配線板である。
【0004】上記プリアライメントステーション2は左
右ストッパー7a,7bと前ストッパー8と後ストッパ
ー9から構成されている。10は供給ローダ、11は供
給用真空チャックである。12は第1のステージ、13
は第1のパッキン、14は第2のステージ、15は第2
のパッキンである。16はマスクステージ、17はマス
ク、18は露光用光源、19はカバーである。20a,
20bはカメラ、21はXYシータテーブル、22は取
出しローダ、23は取出し用真空チャックである。
【0005】以上のように構成された従来のプリント配
線板用露光装置について、以下その動作について説明す
る。まず、供給コンベア1によりプリント配線板6aが
プリアライメントステーション2まで送られる。上記プ
リント配線板6aが通過する時に後ストッパー9は下で
待機しており、通過後上に突き出し、前ストッパー8と
同期してプリント配線板6aを前後方向の中央に寄せ
る。また、左右ストッパー7a,7bも同期して左右方
向の中央にプリント配線板6aを寄せてプリアライメン
トを終了する。
【0006】次にプリアライメントされたプリント配線
板6aを供給用真空チャック11により吸引し供給ロー
ダ10で供給ステーション3の第1のステージ12の上
に供給する。一方、露光ステーション4で露光が終了し
たプリント配線板6cは第2のステージ14の上から取
出し用真空チャック23に吸引され、取出しローダ22
で取出しコンベア5の上に取出される。
【0007】次にプリント配線板6bを乗せた第1のス
テージ12が第2のステージ14と入れ替わり露光ステ
ーション4に移動する。露光ステーション4では、マス
クステージ16に固定されたマスク17のアライメント
用マークと、第1のステージ12上のプリント配線板6
bにあるアライメント用マークをカメラ20a,20b
でとらえる。
【0008】次にマスク17に対するプリント配線板6
bのずれ量を数値に変換し、XYシータテーブル21で
第2のステージ14ごとプリント配線板6bのずれ量を
補正するよう移動する。移動後マスク17とプリント配
線板6bを密着させるために、マスクステージ16と第
1のステージ12を密着させ第1のパッキン13内を真
空に引く。その後、カバー19により外部に露光用の光
が漏れないようにした状態で露光用光源18に通電し露
光を行うというものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、露光ステーション4でアライメントおよび
マスク17の密着作業を行っているので、例えば露光時
間を短縮してもピッチタイムは露光時間にアライメント
時間とマスク密着時間とステージ入れ替え時間が加算さ
れたもので制限を受けるために生産性が悪いという課題
と、マスクが1枚のみであるので露光時間を短縮するた
めに露光用光源18の光量をアップするとマスク17が
熱変形を起こし寸法精度が悪くなるという課題を有して
いた。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、ピッ
チタイムを短縮して生産性を向上し、マスクの熱変形が
少なくなり寸法精度の優れた露光を可能とするプリント
配線板用露光装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のプリント配線板用露光装置は、供給部より送
られたプリント配線板にマスクを保持したマスクステー
ジを搭載して仮組立てを行う供給ステーションと、この
仮組立てされた仮組立品を次工程の前で一時的に待機さ
せるための待機ステーションと、この待機ステーション
から送られた仮組立品の位置決めと組立てを行うアライ
メントステーションと、このアライメントステーション
で組立てられた組立品に露光を行う露光ステーション
と、露光後の組立品のステージとマスクステージを剥離
する分離ステーションと、露光後のプリント配線板を取
出し部へ搬送する取出しステーションからなる構成とし
たものである。
【0012】
【作用】この構成によって、プリント配線板のステージ
への供給動作、ステージからの取出し動作、アライメン
トとマスクの密着動作、露光動作、マスク剥離動作をそ
れぞれ独立したステーションで同時に並行して行うこと
が可能となり、ピッチタイムを短縮して生産性を向上す
ることができる。さらにマスクを2枚以上持つ構成とす
ることにより、1枚あたりのマスクに与えられる露光の
熱量が下がるためマスクの熱変形が少なくなり、寸法精
度の向上を図ることができる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の一実施例について図面を参
照しながら説明する。図1は本発明のプリント配線板用
露光装置の全体の構成を示す斜視図であり、図1におい
て101は供給コンベア、102はプリアライメントス
テーション、103は供給ステーション、104は待機
ステーション、105はアライメントステーション、1
06は露光ステーション、107は分離ステーション、
108は取出しステーション、109は取出しコンベ
ア、110は第1のマスク待機ステーション、111は
第2のマスク待機ステーション、112a,112b,
112c,112d,112e,112fは全てプリン
ト配線板である。
【0014】上記プリアライメントステーション102
は左右ストッパー113a,113bと前ストッパー1
14と後ストッパー115から構成されている。116
は供給ローダ、117は供給用真空チャックである。1
18は第1のステージ、119は第2のステージ、12
0は第3のステージ、121は第4のステージ、122
は第5のステージである。
【0015】123は第1のマスク、124は第2のマ
スク、125は第3のマスク、126は第4のマスク、
127は第5のマスクであり、それぞれ第1のマスクス
テージ128、第2のマスクステージ129、第3のマ
スクステージ130、第4のマスクステージ131、第
5のマスクステージ132に固定されている。133
a,133bはカメラ、134はXYシータテーブル
で、135は露光用光源、136はカバー、137は取
出しローダ、138は取出し用真空チャックである。
【0016】図2は同実施例におけるステージとマスク
ステージ部の構成を詳細に示す断面図であり、第1のス
テージ118にはプリント配線板112bをこの第1の
ステージ118に吸着すると共にプリント配線板112
bと第1のマスクステージ128に固定された第1のマ
スク123を密着させるために真空を引く真空穴139
が多数個設けられている。また140は上記密着時に空
気が漏れないようにするためのパッキン、141はスト
ップバルブであり通常閉じており、真空引き時およびプ
リント配線板112bを第1のマスク123から剥離す
る場合にのみ気圧をかけるために開放するものである。
【0017】また、第1のマスクステージ128には上
方から露光光が第1のマスク123を通過してプリント
配線板112bに当たるように、あるいはカメラ133
a,133bにより第1のマスク123およびプリント
配線板112b上のアライメント用マーク(図示せず)
を見ることができるように解放穴142が設けられてい
る。
【0018】以上のように構成された本実施例のプリン
ト配線板用露光装置について、以下その動作について説
明する。まず、供給コンベア101によりプリント配線
板112aがプリアライメントステーション102まで
送られる。上記プリント配線板112aが通過する時に
後ストッパー115は下で待機しており、通過後上に突
き出し、前ストッパー114と同期してプリント配線板
112aを前後方向の中央に寄せる。また、左右ストッ
パー113a,113bも同期して左右方向の中央にプ
リント配線板112aを寄せてプリアライメントを終了
する。
【0019】次にプリアライメントされたプリント配線
板112aを供給用真空チャック117により吸引し供
給ローダ116で供給ステーション103の第1のステ
ージ118の上に供給する。その後第2のマスク待機ス
テーション111で待機していた第1のマスクステージ
128を供給ステーション103に移動させ第1のステ
ージ118と仮に組合わせて後、待機ステーション10
4に移動する。
【0020】一方、待機ステーション104にあった第
2のステージ119と第2のマスクステージ129はア
ライメントステーション105に移動後、第2のマスク
ステージ129に固定された第2のマスク124のアラ
イメント用マーク(図示せず)と第2のステージ119
上のプリント配線板112cのアライメント用マーク
(図示せず)をカメラ133a,133bでとらえる。
次に第2のマスク124に対するプリント配線板112
cのずれ量を数値に変換し、XYシータテーブル134
で第2のステージ119ごとプリント配線板112cの
ずれ量を補正するよう移動する。移動後第2のマスク1
24とプリント配線板112cを密着させるために、第
2のマスクステージ129と第2のステージ119を密
着させパッキン140内を真空に引いて密着する。
【0021】また、アライメントステーション105に
あった第3のステージ120と第3のマスクステージ1
30は、すでにアライメントされた状態で真空により密
着されているので露光ステーション106に移動後すぐ
に露光用光源135に通電し露光を行う。そのときカバ
ー136により外部に露光用の光が漏れないようにして
ある。
【0022】一方、露光が終了した第4のステージ12
1と第4のマスクステージ131は分離ステーション1
07に移動し、ストップバルブ141を解放して真空穴
139より空気を送り込み、第4のステージ121と第
4のマスクステージ131を剥離する。剥離後第4のス
テージ121と第4のマスクステージ131は仮に組み
合わせたまま同時に取出しステーション108に移動
し、さらに第4のマスクステージ131のみが第4のマ
スク126を保持したまま第1のマスク待機ステーショ
ン110に移動する。
【0023】取出しステーション108ではプリント配
線板121fが第5のステージ122の上に置かれた状
態であるので取出し用真空チャック138で吸引し、取
出しローダ137で取出しコンベア109に取出す。取
出し後、第5のステージ122は供給ステーション10
3まで移動し、第1のマスク待機ステーション110の
第5のマスクステージ132は第2のマスク待機ステー
ション111に移動する。
【0024】以上の動作で5枚のステージとマスクステ
ージが1枚ずつずれたことになり、ステージへの供給動
作、ステージからの取出し動作、アライメントとマスク
の密着動作、露光動作、マスク剥離動作を別のステーシ
ョンで同時に行ったことになる。
【0025】なお、アライメントステーション105で
アライメント動作とマスク密着動作を行っているが、こ
の2つの動作がピッチタイムの制限となるときはアライ
メントステーション105の次にマスク密着ステーショ
ンを設け、アライメント動作とマスク密着動作を分離し
ても良い。ただし、ステーションの増加に見合っただけ
のマスクとマスクステージとステージのセットを追加す
る必要がある。
【0026】また、本実施例において露光ステーション
106は1ステーションのみであったが、露光時間が長
い場合は露光ステーションを2ステーション以上設けて
も良い。ただし、この場合もステーション増加に見合っ
ただけのマスクとマスクステージとステージのセットを
追加する必要がある。
【0027】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。図3は同実施例
のプリント配線板用露光装置の全体の構成を示す斜視図
であり、図3において201は供給コンベア、202は
プリアライメントステーション、203は供給ステーシ
ョン、204は待機ステーション、205はアライメン
トステーション、206は露光ステーション、207は
マスク分離ステーション、208は取出しステーショ
ン、209は取出しコンベア、210は第1のマスク待
機ステーション、211は第2のマスク待機ステーショ
ン、212a,212b,212c,212d,212
e,212fは全てプリント配線板であり、その表面に
はレジストが塗布されている。
【0028】上記プリアライメントステーション202
は左右ストッパー213a,213bと前ストッパー2
14と後ストッパー215から構成されている。216
は供給ローダ、217は供給用真空チャックである。2
18は第1のステージ、219は第2のステージ、22
0は第3のステージ、221は第4のステージ、222
は第5のステージである。223は第1のマスク、22
4は第2のマスク、225は第3のマスク、226は第
4のマスク、227は第5のマスクであり、それぞれ第
1のマスクステージ228、第2のマスクステージ22
9、第3のマスクステージ230、第4のマスクステー
ジ231、第5のマスクステージ232に固定されてい
る。233a,233bはカメラ、234はXYシータ
テーブルで、235は露光ステーションのカバー、23
6は取出しローダ、237は取出し用真空チャックであ
る。
【0029】図4は同実施例における露光ステーション
の詳細を示す断面図であり、212aはプリント配線板
であり、その表面にはレジスト238が塗布されてお
り、ステージ218の上に載置される。223はマスク
であり、石英ガラスによりできておりその表面にはクロ
ム蒸着パターン239が形成されている。228はマス
クステージであり、プリント配線板212aとマスク2
23の間に一定の間隔を持つようにスペーサ240を介
してステージ218と組み合わされる。また、マスクス
テージ228には、上方からのエキシマレーザ光がマス
ク223を透過してプリント配線板212aに当たるよ
うに、あるいはカメラ233a,233bによりマスク
233およびプリント配線板212a上のアライメント
用マーク(図示せず)を見ることができるように解放穴
241が開いている。242はエキシマレーザ光源であ
り、243はミラーで244はレンズ群である。
【0030】以上のように構成された本実施例のプリン
ト配線板用露光装置について、以下その動作について説
明する。まず、供給コンベア201によりプリント配線
板212aがプリアライメントステーション202まで
送られる。上記プリント配線板212aが通過する時に
後ストッパー215は下で待機しており、通過後上に突
き出し、前ストッパー214と同期してプリント配線板
212aを前後方向の中央に寄せる。また、左右ストッ
パー213a,213bも同期して左右方向の中央にプ
リント配線板212aを寄せプリアライメントを終了す
る。
【0031】次にプリアライメントされたプリント配線
板212aを供給用真空チャック217により吸引し、
供給ローダ216で供給ステーション203の第1のス
テージ218の上に供給する。その後第2のマスク待機
ステーション211で待機していた第1のマスクステー
ジ228を供給ステーション203に移動させ第1のス
テージ218と仮に組合わせて後待機ステーション20
4に移動する。
【0032】一方、待機ステーション204にあった第
2のステージ219と第2のマスクステージ229はア
ライメントステーション205に移動後、第2のマスク
ステージ229に固定された第2のマスク224のアラ
イメント用マーク(図示せず)と第2のステージ219
上のプリント配線板212cのアライメント用マーク
(図示せず)をカメラ233a,233bでとらえる。
次に第2のマスク224に対するプリント配線板212
cのずれ量を数値に変換し、XYシータテーブル234
で第2のステージ219ごとプリント配線板212cの
ずれ量を補正するよう移動する。移動後第2のマスク2
24とプリント配線板212cの間に一定の間隔を置く
ようにスペーサ240を介して第2のステージ219と
第2のマスクステージ229が固定される。
【0033】また、アライメントステーション205に
あった第3のステージ220と第3のマスクステージ2
30はすでにアライメントされた状態であるので、露光
ステーション206に移動後エキシマレーザ光源235
よりエキシマレーザ光(XeCl、308nm)を数パ
ルス発振する。エキシマレーザ光はミラー243で反射
されて方向転換し、レンズ群244で拡大と均一化さ
れ、マスク223の表面のクロム蒸着パターン239の
無いところのみを透過してプリント配線板212d上の
レジスト238に到達し露光を行う。そのときカバー2
35により外部に露光用のエキシマレーザ光が漏れない
ようにしてある。
【0034】一方、露光が終了した第4のステージ22
1と第4のマスクステージ231はマスクの分離ステー
ション207に移動し、第4のステージ221と第4の
マスクステージ231は分離される。分離後第4のステ
ージ221と第4のマスクステージ231は仮に組み合
わせたまま同時に取出しステーション208に移動し、
さらに第4のマスクステージ231のみが第1のマスク
待機ステーション210に移動する。
【0035】取出しステーション208ではプリント配
線板212fが第5のステージ222の上に置かれた状
態であるので取出し用真空チャック237で吸引し、取
出しローダ236で取出しコンベア209に取り出す。
取出し後、第5のステージ222は供給ステーション2
03まで移動し、第1のマスク待機ステーション210
の第5のマスクステージ232は第2のマスク待機ステ
ーション211に移動する。
【0036】以上の動作で5枚のステージとマスクステ
ージが1ステーションずつ移動したことになり、ステー
ジへの供給動作、ステージからの取出し動作、アライメ
ント動作、露光動作、マスクとの固定分離動作を別ステ
ーションで同時に行ったことになるばかりでなく、この
構成によってマスク223とプリント配線板212fを
非接触で露光できるためマスク223への異物の付着が
少なくなり、かつマスク223とプリント配線板212
fを密着させるための真空引きの機構や動作が不要にな
るものである。
【0037】また、本実施例において露光ステーション
206は1ステーションのみであったが、露光時間が長
い場合には露光ステーション206を2ステーション以
上設けても良い。ただし、この場合にはステーションの
増加に見合っただけのマスクとマスクステージとステー
ジのセットを追加する必要がある。
【0038】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について図面を参照しながら説明する。図5は同実施例
におけるプリント配線板用露光装置の全体の構成を示す
斜視図である。図5において符号101から142まで
は上記本発明の第1の実施例で説明した図1の構成と同
じであり、図1の構成と異なるのは切替え用ストッカー
143、エレベータ144、マスク供給用ローダ14
5、マスク取出し用ローダ146を付加したことであ
る。
【0039】以上のように構成された本実施例のプリン
ト配線板用露光装置について、以下その動作について上
記実施例1と異なる点についてのみ説明する。まず、作
業者により品種切替えの合図が出されると供給ステーシ
ョン103において供給ローダ116は停止したままで
プリント配線板112aは供給せず、第1のステージ1
18と第2のマスク待機ステーション111で待機して
いた第1のマスクステージ128を供給ステーション1
03に移動させて第1のステージ118と仮組合わせを
行って後、待機ステーション104に移動する。
【0040】次に、マスク取出し用ローダ146により
上記第1のステージ118と第1のマスクステージ12
8を同時に待機ステーション104から取り出して切替
え用ストッカー143の1番上の空きスペースに収納す
る。
【0041】次に、エレベータ144を一段上に動作
し、あらかじめ切替え用ストッカー143の上から2番
目にセットしてあるステージ、マスク、マスクステージ
の組み合わせたものをマスク供給用ローダ145にて待
機ステーション104に供給する。これで、1セット分
のステージ、マスク、マスクステージが入れ替わったこ
とになり、上記動作をマスク枚数回分繰り返せば、プリ
ント配線板用露光装置に搭載されて使用中のマスクと切
替え用ストッカー143にセットされたマスクとを全て
入れ替えることができるようになる。
【0042】以上のように本実施例によればあらかじめ
切替え用ストッカー143にセットされたマスクにより
生産する品種の切り替えを自動的に行うことができる。
【0043】また、本実施例による切替え用ストッカー
143を上記第2の実施例に適用しても同様の効果が得
られることは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によるプリント配線
板用露光装置は、ステージと、そのステージに組み合わ
されるマスクステージとそのマスクステージに固定され
るマスクとをそれぞれ複数枚持つ構成とすることによ
り、ステージへの供給動作、ステージからの取出し動
作、アライメントとマスク密着動作、露光動作、マスク
剥離動作をそれぞれ別ステーションで並行して同時に行
うことにより、作業のピッチタイムを短縮することがで
き、また切替え用ストッカーを付加することにより自動
で生産品種の切り替えを行って生産性を高めることがで
き、さらにマスクを複数枚持つことにより1枚あたりの
マスクに与えられる露光の熱量が下がるためにマスクの
熱変形が少なくなり、寸法精度の優れた露光を行うこと
が可能なプリント配線板用露光装置を実現できるもので
ある。
【0045】また、エキシマレーザ光源より発せられる
エキシマレーザ光を拡大縮小成形するレンズを備えた露
光ステーションにより露光を行う構成とすることによ
り、マスクとプリント配線板を非接触で露光することが
できるため、マスクへの異物の付着が少なくなり、かつ
マスクとプリント配線板を密着させるための真空引きの
機構や動作を不要にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるプリント配線板用
露光装置の全体の構成を示す斜視図
【図2】同実施例におけるステージとマスクステージの
詳細を示す断面図
【図3】本発明の第2の実施例によるプリント配線板用
露光装置の全体の構成を示す斜視図
【図4】同実施例における露光ステーションの詳細を示
す要部断面図
【図5】本発明の第3の実施例によるプリント配線板用
露光装置の全体の構成を示す斜視図
【図6】従来のプリント配線板用露光装置の全体の構成
を示す斜視図
【符号の説明】
101 供給コンベア 102 プリアライメントステーション 103 供給ステーション 104 待機ステーション 105 アライメントステーション 106 露光ステーション 107 分離ステーション 108 取出しステーション 109 取出しコンベア 110 第1のマスク待機ステーション 111 第2のマスク待機ステーション 112a プリント配線板 112b プリント配線板 112c プリント配線板 112d プリント配線板 112e プリント配線板 112f プリント配線板 113a 左右ストッパー 113b 左右ストッパー 114 前ストッパー 115 後ストッパー 116 供給ローダ 117 供給用真空チャック 118 第1のステージ 119 第2のステージ 120 第3のステージ 121 第4のステージ 122 第5のステージ 123 第1のマスク 124 第2のマスク 125 第3のマスク 126 第4のマスク 127 第5のマスク 128 第1のマスクステージ 129 第2のマスクステージ 130 第3のマスクステージ 131 第4のマスクステージ 132 第5のマスクステージ 133a カメラ 133b カメラ 134 XYシータテーブル 135 露光用光源 136 カバー 137 取出しローダ 138 取出し用真空チャック 139 真空穴 140 パッキン 141 ストップバルブ 142 解放穴 143 切替え用ストッカー 144 エレベータ 145 マスク供給用ローダ 146 マスク取出し用ローダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給部より送られたプリント配線板にマス
    クを保持したマスクステージを搭載して仮組立てを行う
    供給ステーションと、この仮組立てされた仮組立品を次
    工程の前で一時的に待機させるための待機ステーション
    と、この待機ステーションから送られた仮組立品の位置
    決めと組立てを行うアライメントステーションと、この
    アライメントステーションで組立てられた組立品に露光
    を行う露光ステーションと、露光後の組立品のステージ
    とマスクステージを剥離する分離ステーションと、露光
    後のプリント配線板を取出し部へ搬送する取出しステー
    ションからなるプリント配線板用露光装置。
  2. 【請求項2】露光ステーションがエキシマレーザ光源と
    このエキシマレーザ光源から照射されるエキシマレーザ
    光を拡大縮小するレンズにより構成され、組立品が表面
    にレジストを塗布したプリント配線板を搭載するステー
    ジとエキシマレーザ光が透過する物質からなる板の表面
    にエキシマレーザ光を遮光する物質からなるパターンを
    形成してなるマスクを保持したマスクステージと上記プ
    リント配線板とマスクとの間に一定の間隔を設けるため
    にステージの周縁にはめ込まれたスペーサにより構成さ
    れたものである請求項1記載のプリント配線板用露光装
    置。
  3. 【請求項3】露光ステーションが組立品を搭載した状態
    でXY方向に移動可能なXYテーブルを備えたものであ
    る請求項2記載のプリント配線板用露光装置。
  4. 【請求項4】マスクを保持したマスクステージをステー
    ジの上に搭載した準備品を複数組収納し、待機ステーシ
    ョンに送られたマスクとマスクステージとステージをこ
    の待機ステーションから取出して収納すると共に、あら
    かじめ収納された準備品を取出して上記待機ステーショ
    ンに搭載することにより異なる種類のマスクとマスクス
    テージとステージに切替えを行う切替え用ストッカーを
    設けた請求項1、請求項2、または請求項3記載のプリ
    ント配線板用露光装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007020809A1 (ja) * 2005-08-16 2007-02-22 Fujifilm Corporation ワーク搬送装置とそれを備えた画像形成装置並びにワーク搬送方法
JP2021113985A (ja) * 2017-03-26 2021-08-05 株式会社アドテックエンジニアリング 露光方法
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