JPH0611824B2 - 電線ケーブルジョイント用樹脂組成物 - Google Patents

電線ケーブルジョイント用樹脂組成物

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JPH0611824B2
JPH0611824B2 JP6816789A JP6816789A JPH0611824B2 JP H0611824 B2 JPH0611824 B2 JP H0611824B2 JP 6816789 A JP6816789 A JP 6816789A JP 6816789 A JP6816789 A JP 6816789A JP H0611824 B2 JPH0611824 B2 JP H0611824B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電線ケーブルジョイント用樹脂組成物に関し、
さらに詳しく言うと、燃焼時にハロゲンガスを発生する
こがないとともに、難燃性、成形性等に優れ、しかも高
い機械的強度を有していて電線の引張強度に充分に耐え
ることのできる電線ケーブルジョイント用樹脂組成物に
関する。
[従来技術および発明が解決しようとする課題] たとえば第1図に略示した電線ケーブルジョイント
おける端面板bには、従来より加硫ゴムが広く用いられ
ている。
しかしながら、加硫ゴムは、その成形サイクルが30分
以上えあり、生産効率が極めて悪いという欠点を有して
いる。
一方、近年、電線ケーブルについて燃焼時にハロゲンガ
スを発生しないノンハロゲンの難燃化が施されるに至
り、端面板についてもノンハロゲンの難燃化が要求され
ている。
この要求に応えるため、端面板のプラスチック化が試み
られている。
ところで、ハロゲン系難燃剤を用いないで、樹脂を難燃
化する方法としては、たとえば、ポリオレフィン樹脂に
粒状の水酸化マグネシウムや水酸化アルミニウムを多量
に配合する方法が知られている(特開昭57-10898号公
報、同58-79040号公報、同59-202343号公報、同60-1107
38号公報、同60-147463号公報、同61-34036号公報、同6
1-243605号公報等参照)。
しかしながら、これらの方法においては、ある程度難燃
化の目的を達成することはできるものの、多量の水酸化
物系粒状無機フィラーを配合するために、引張強度や曲
げ強度などの機械的強度の大幅な低下を免れないという
欠点がある。
したがって、これらの方法により難燃化した電線ケーブ
ルジョイントの端面板においては、電線ケーブルの引張
強度に耐えられないという新たな問題が生じる。
本発明は、前記の事情に基いてなされたものである。
本発明の目的は、燃焼時にハロゲンガスを発生すること
がないとともに、難燃性、成形性等に優れ、しかも高い
機械的強度を有していて電線の引張強度に充分に耐える
ことのできる電線ケーブルジョイント用樹脂組成物を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するために、本発明者が鋭意検討を重ね
た結果、ポリプロピレンと、ガラス繊維と、繊維状マグ
ネシウムオキシサルフェートと、酸変性ポリオレフィン
とを所定の割合で配合してなるとともに、メルトインデ
ックスが特定の範囲にある組成物、およびこの組成物に
さらに特定の成分を所定の割合で配合してなるととも
に、メルトインデックスが特定の範囲にある組成物は、
いずれも電線ケーブルジョイントの用途、特に端面板と
して好適な難燃性、成形性、機械的強度等を有すること
を見い出して、本発明に到達した。
請求項1の発明の構成は、(A)ポリプロピレン20〜60重
量%、(B)ガラス繊維5〜40重量%、および(C)繊維状マ
グネシウムオキシサルフェート15〜60重量%を含有して
なる組成物100重量部に対し、(D)酸変性ポリオレフィン
0.1〜10重量部を配合してなるとともに、メルトイン
デックス(MI)が2〜30であることを特徴とする電線
ケーブルジョイント用樹脂組成物であり、 請求項2の発明の構成は、請求項1記載の電線ケーブル
ジョイント用樹脂組成物100重量部に対し、さらに(E)赤
リンおよび/または(F)有機リン化合物を、合計で0.
5〜10重量部、配合してなるとともに、メルトインデッ
クス(MI)が2〜30である電線ケーブルジョイント用
樹脂組成物であり、 請求項3の発明の構成は、請求項2記載の電線ケーブル
ジョイント用樹脂組成物100重量部に対し、さらに(G)メ
ラミン粉末を0.5〜10重量部配合してなるとともに、
メルトインデックス(MI)が2〜30である電線ケーブ
ルジョイント用樹脂組成物である。
−請求項1に記載の樹脂組成物− (A)成分について 請求項1に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
においては、(A)成分としてポリプロピレンが用いられ
る。
前記ポリプロピレンとしては、たとえばプロピレン単独
重合体、プロピレン−エチレンブロック共重合体やラン
ダム共重合体、プロピレン−エチレン−ジエン化合物共
重合体などを挙げることができる。
これらの中でも、メルトインデックスが、通常、8以
上、好ましくは10のプロピレン単独重合体、エチレン単
独の含有率が7重量%以下のプロピレン−エチレンブロ
ック共重合体が好適である。
これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
(B)成分について 請求項1に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
においては、(B)成分としてガラス繊維が用いられる。
前記ガラス繊維の種類については、特に制限はなく、従
来よりガラス繊維強化熱可塑性樹脂に慣用されているも
の、たとえばEガラス繊維、Aガラス繊維、Cガラス繊
維等のいずれを用いてもよいし、これらを組み合わせて
用いてもよいが、好ましいのはEガラス繊維である。
前記ガラス繊維は、その平均径が、通常、1〜20μm、
好ましくは3〜15μmであり、そのカット長は、好まし
くは0.5〜6mm、特に好ましくは1〜3mmの範囲にあ
ることが望ましい。平均径が1μm未満のものやカット
長が6mmを超えるものでは混練時や成形時に折れるおそ
れがあるし、平均径が20μmを超えるものやカット長
が0.5mm未満のものでは機械的強度、剛性の向上が充
分ではないことがある。
前記ガラス繊維はそのまま用いることができるが、マト
リックス樹脂との親和性を向上させ、機械的強度をより
高める目的で、通常、ガラス繊維の表面処理剤として用
いられているもの、例えばシラン系カップリング剤、チ
タネート系カップンリング剤、アルミニウム系カップリ
ング剤、クロム系カップリング剤、ホウ素系カップリン
グ剤等の各種カップリング剤で表面処理したものを用い
ることもできる。
これら各種のカップリング剤の中でも、好ましいのは、
たとえば、ビニルシラン系カップリング剤[例:ビニル
トリス(2−メトキシエトキシ)シラ]、アミノシラン
系カップリング剤(例:γ−アミノプロピルトリエトキ
シシラン)、エポキシシラン系カップリング剤(例:γ
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン)、アクリ
ルシラン系カップリング剤(例:γ−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシラン)などのシラ系カップリング
剤であり、特に好ましいのはアミノシラン系カップリン
グ剤である。
(C)成分について 請求項1に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
においては、(C)成分として繊維状マグネシウムオキシ
サルフェートが用いられる。
前記繊維状マグネシウムオキシサルフェートは、次式; MgSo4・5MgO・8H2O または MgSO4・5Mg(OH)2・3H2O で表わされるマグネシウムオキシサルフェート(塩基性
硫酸マグネシウム)からなる。
前記繊維状マグネシウムオキシサルフェートは、その平
均繊維径が、通常、0.1〜3μm、好ましくは0.2
〜1μmである。この平均繊維径が0.1μm未満であ
ると、嵩比重が小さくなり過ぎ、混練が困難になること
がある。一方、3μmを超えると、機械的強度の低下を
招くことがある。
前記繊維状マグネシウムオキシサルフェートは、そのア
スペクト比が、通常、10〜200、好ましくは20〜150であ
る。このアスペクト比が10未満であると、充分な機械的
強度を得ることができないことがある。一方、200を超
えると、嵩比重が小さくなり過ぎ、混練が困難になるこ
とがある。
請求項1に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
においては、前記繊維状マグネシウムオキシサルフェー
トが、平均粒子径0.1〜5mm、嵩比重0.15〜0.4と
なるように造粒されたものであることが好ましい。
前記繊維状マグネシウムオキシサルフェートを造粒して
用いる場合、平均粒子径および嵩比重が前記の範囲を逸
脱すると、単軸押出機や二軸押出機などで混練すること
が困難となり、ロールやバンバリーミキサーなどで逐次
的に充填しなければならず、繊維が著しく破壊して強度
の低下を生じることがある。さらに、前記繊維状マグネ
シウムオキシサルフェートは、吸油量が400ml/100g以
上、好ましくは450ml/100g以上であることが望ましい。
この吸油量が400ml/100g未満では、造粒時に凝集繊維の
解砕が充分ではなくなり、凝集体が多数存在して成形品
にゲルが発生しやすくなる。
造粒の方法としては、たとえば所定量の水を入れた撹拌
槽に、前記繊維状マグネシウムオキシサルフェートを投
入して、その凝集体を解砕し、水分を分離した後、ゲル
状になったものを0.1〜5mm径の穴より押出して粒状
出したのち、これをオーブンなどで乾燥する方法などを
採用することができる。
(A)成分、(B)成分および(C)成分からなる組成物につい
て 請求項1に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
は、前記(A)成分、(B)成分および(C)成分からなる組成
物と、後に詳述する(D)成分とからなる。
前記組成物において、(A)成分である前記ポリプロピレ
の配合割合は20〜60重量%、好ましくは25〜55重量%で
ある。この割合が20重量%未満であると、流動性が低下
し、外観が悪くなったり、衝撃強度が充分ではないこと
がある。一方、60重量%を超えると、機械的強度が低下
したり、難燃性が劣ったりすることがある。
前記組成物において、(B)成分である前記ガラス繊維の
配合割合は5〜40重量%、好ましくは10〜30重量%であ
る。この割合が5重量%未満であると、機械的強度が不
足することがある。一方、40重量%を超えると、成形性
が悪くなることがある。
前記組成物において、(C)成分である前記繊維状マグネ
シウムオキシサルフェートの配合割合は15〜60重量%、
好ましくは20〜55重量%である。この割合が15重量%未
満であると、難燃化効果が充分に奏されないことがあ
る。一方、60重量%を超えると、外観を損ねたり、衝撃
強度の低下を招いたりすることがある。
(D)成分について 請求項1に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
は、前記(A)成分、(B)成分および(C)成分からなる前記
組成物100重量部に対し、さらに(D)成分として酸変性ポ
リオレフィン0.1〜10重量部を配合してなる。
前記酸変性ポリオレフィンとしては、たとえば不飽和カ
ルボン酸またはその誘導体で変性されたポリオレフィン
を好適に用いることができる。
前記酸変性ポリオレフィンに用いられるポリオレフィン
としては、たとえばプロピレン単独重合体、プロピレン
−エチレンブロック共重合体やランダム共重合体などの
ポリプロピレン系樹脂が好ましい。
前記酸変性ポリオレフィンに用いられる不飽和カルボン
酸としては、たとえばアクリル酸、メタクリル酸、マレ
イン酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン酸、シトラコ
ン酸、ソルビン酸、メサコン酸、アンゲリカ酸などが挙
げられる。
また、前記不飽和カルボン酸の誘導体としては、たとえ
ば酸無水物、エステル、アミド、イミド、金属塩などが
挙げられる。さらに具体的には、たとえば無水マレイン
酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、アクリル酸メ
チル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸ブチル、マレイン酸モノエチルエステル、アクリル
アミド、マレイン酸モノアミド、マレイミド、N−ブチ
ルマレイミド、アクリル酸ナトリウム、メタクリル酸ナ
トリウムなどを挙げることができる。
これらの中でも、好ましいのはアクリル酸、無水マレイ
ン酸である。
前記不飽和カルボン酸またはその誘導体によって、前記
ポリオレフィンを変性する方法には、特に制限はなく、
たとえば公知の種々の方法をいずれも採用することがで
きる。
たとえば、ポリオレフィンと無水マレイン酸などとを、
溶媒の存在化あるいは不存在化でラジカル開始剤を添加
し、加熱することにより行なうことができる。反応に際
しては、スチレンなどの他のビニルモノマーあるいは液
状ゴム、熱可塑性ゴムなどのゴム類を共存させてもよ
い。
前記酸変性ポリオレフィンの酸付加量は、通常、0.1
〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%である。
前記酸変性ポリオレフィンの配合割合は、前記組成物10
0重量部に対し、通常、0.1〜10重量部、好ましくは
1〜5重量部である。この割合が0.1重量部未満であ
ると、機械的強度の向上が充分ではないことがある。一
方、10重量部を超えても、それに相当する効果は奏され
ないことがあり、かえって機械的強度の低下を招くこと
がある。
その他 前記(A)成分、(B)成分、(C)成分および(D)成分からなる
請求項1に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
は、そのメルトインデックス(MI)が、通常、2〜30
g/10分、好ましくは3〜20g/10分である。このメルトイ
ンデックスが2g/10分未満であると、流動性が悪く、
外観が著しく不良になることがある。一方、30g/10分
を超えると、機械的強度が低下することがある。
なお、メルトインデックスを前記の範囲に調整するに
は、たとえばアルキルヒドロペルオキシド、過酸化ジア
ルキル、過酸化ジアシル、過酸エステル、アルキリデン
ペルオキシドなどの有機過酸化物を用いることができ
る。
前記有機過酸化物の使用量は、所望のメルトインデック
スによっても異なるので、一様に規定することはできな
いが、本発明の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物10
0重量部に対し、通常、0.01〜1.0重量部程度であ
る。
請求項1に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
においては、その請求項1に記載の樹脂組成物は、電線
ケーブルジョイントの用途、特に端面板の形成材料に適
用に用いることができる。
−請求項2に記載の樹脂組成物− 請求項2に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
は、請求項1に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組
成物とともに、さらに(E)赤リンおよび/または(F)有機
リン化合物を配合してなる。
(E)成分について 請求項2に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
においては、(E)成分として赤リンが用いられる。
前記赤リは、リン含有率が85重量%以上であることが望
ましい。
(F)成分について 請求項2に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
においては、(F)成分として有機リン化合物が用いられ
る。
前記有機リン化合物としては、たとえばリン酸トリアル
キル、酸性リン酸エステル、ジチオリン酸ジアルキル、
チオリン酸ジアルキルクロリド、ホスホン酸トリアルキ
ル、リン酸トリアミド、ホスホニウム塩などが挙げられ
る。
さらに具体的には、たとえば、リン酸トリメチル、リン
酸トリエチル、リン酸トリブチル、リン酸トリス(2−
クロロエチル)、リン酸トリクレジル、ジチオリン酸ジ
メチル、ジチオリン酸ジエチル、チオリン酸ジメチルク
ロリド、チオリン酸ジエチルクロリド、ホスホン酸トリ
メチル、ホスホン酸トリエチル、ホスホン酸トリフェニ
ル、ホスホン酸トリフェニル、ホスホン酸トリス(2−
エチルヘキシル)、ヘキサメチルホスホルアミド、テト
ラキスヒドロキシメチルホスホニウムクロリドなどを挙
げることができる。
これらは1種単独で用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
その他 請求項2に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
において、前記(E)成分および/または(F)成分の配合割
合は、請求項1に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂
組成物100重量部に対し、前記(E)成分と(F)成分との合
計で、通常、0.5〜20重量部、好ましくは1〜10重量
部である。こ配合割合が0.5重量部未満であると、難
燃性を向上させる所期の効果が充分に奏されないことが
ある。一方、20重量部を超えると、機械的強度の低下を
招くことがあるとともに、燃焼ガスのpH価が著しく低
くなって電線ケーブルの腐食を招くことがある。
請求項2に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
は、請求項1に記載の電線ケーブルジョイント樹脂組成
物が有する優れた難燃性を、機械的強度の低下を招くこ
となく、さらに向上させたものであり、電線ケーブルジ
ョイントの用途、特に端面板の形成材料に好適に用いる
ことができる。
請求項3に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
は、請求項2に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組
成物とともに、さらに(G)メラミン粉末を配合してな
る。
(G)成分について 請求項3に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
においては、(G)成分としてメラミン粉末が用いられ
る。
前記メラミ粉末については、特に制限はないが、その粒
径は、通常、1〜50μmである。
その他 請求項3に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
において、前記(G)成分の配合割合は、請求項2に記載
の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物100重量部に対
し、通常、0.5〜10重量部、好ましくは1〜8重量部
である。この配合割合が0.5重量部未満であると、難
燃ガスのpH値を制御するとともに難燃性の向上を図る
所期の効果が充分に奏されないことがある。一方、10重
量部を超えると、機械的強度の低下を招くことがある。
請求項3に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物
は、請求項2に記載の電線ケーブルジョイント用樹脂組
成物が有する優れた難燃性を、機械的強度の低下を招く
ことなく、さらに向上させるとともに、難燃ガスのpH
値の改善を図ったものであり、電線ケーブルジョイント
の用途、特に端面板の形成材料に好適に用いることがで
きる。
−その他− 本発明の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物の調製方
法については、特に制限はなく、たとえば従来よりガラ
ス繊維強化ポリオレフィン樹脂組成物の調製において慣
用されている方法を用いることができる。
たとえば、予め所定量の各成分をリボンブレンダーやV
型ブレンダーなどを用いてプリブレンドした後、混練機
を用いて、通常180〜250℃の範囲の温度において溶融混
練することにより、調製することができる。もちろん、
これらの調製方法に限定されるものではなく、混合及び
溶融混練の際の各成分の添加、混合順序については任意
の選択することができる。なかでも、前記ガラス繊維以
外の各成分を前記と同様にプリブレンドした後、混練機
に供給し、ガラス繊維を混練機の途中から供給して、前
記と同様に溶融混練することにより、調製することが好
ましい。
前記混練機としては、例えば単軸押出機、多軸押出機な
どのスクリュー式押出機、エラスチック押出機、ハイド
ロダイナミック押出機、ラム式連続押出機、ギヤ式押出
機などを挙げることができるが、これらの中でも、スク
リュー式押出機、二軸押出機が好ましく、二軸押出機は
特に好ましい。
本発明の樹脂組成物から成形品を製造する際の成形法と
しては、たとえば、射出成形法、押出し成形法、中空成
形法、圧縮成形法、積層成形法、ロール加工性、延伸加
工法、スタンプ加工法などの種々の成形法を採用するこ
とができる。
[実施例] 次に、本発明の実施例および比較例を示し、本発明につ
いてさらに具体的に説明する。
(実施例1) プロピレン単独重合体(MI=30g/10分)45重量部、繊
維状マグネシウムオキサルフェート25重量部、酸変性ポ
リプロピレン(無水マレイン酸付加量5重量%)4重量
部、およびジクミルパーオキサイド0.08重量部をブレン
ドした後、二軸混練機(東芝機械製;「TEM-35B」)の
ホッパー供給口に定量フィーダーを用いて供給した。
次いで、混練の温度を200℃に設定し、ローター回転数
を300rpmに設定して混練した。
樹脂が溶融した後、アミノシラン処理されたガラス繊維
(平均径10μm、平均長さ3mm)30重量部を、二軸混
練機に設けられているサイドフィードロから定量フィー
ダーを用いて供給し、溶融混練を行なってペレットを得
た。
得られたペレットを用いて射出成形機により、試験片を
作成し、メルトインデックス(MI)、酸素指数(OI)、
表面外観、引張強度、曲げ強度、曲げ弾性率およびアイ
ゾット衝撃強度(ノッチ付き)のそれぞれについて評価
を行なった。
結果を第1表に示す。
なお、各項目の評価方法はそれぞれ次の通りである。
MI;JIS K7210に準拠(230℃、2160g) OI;JIS K7201に準拠 表面外観;140×140×3mmの平板プレートを作成して、
外観を目視観察した。
引張強度;JIS K7113に準拠 曲げ強度、曲げ弾性率;JIS K7203に準拠 アイゾット衝撃強度;JIS K7111に準拠 また、得られたペレットを用いて、端面板I、端面板II
および端面板IIIのそれぞれを射出成形した。
なお、射出成形は、温度110℃で3時間乾燥させたペレ
ットを、射出成形機(250t)に供給して、成形温度220
℃、射出圧力800kg/cm2の条件で行なった。
これらの端面板の外観につき、目視観察を行なった。
結果を第2表に示す。
なお、第2表中の記号はそれぞれ次の意味である。
○;一般的なガラス入りプラスチックの外観を有し、製
品として充分に供し得る外観を有する。
×;著しく劣悪で、製品として供し得ない。
(実施例2) 前記実施例1において、各成分の配合量を第1表に示し
た配合量に変えるとともにジクミルパーオキサイドの添
加量を0.08重量部から0.06重量部に変えたほかは、前記
実施例1と同様にしてペレットを作成し、このペレット
を用いてなる試験片について評価を行なった結果を第1
表に示す。
また、このペレットを用いて、前記実施例1における端
面板I〜IIIの成形と同様にして電線ケーブルジョイン
トの端面板を射出成形した。
次いで、第2図に示すように、得られた端面板1を、支
持台2上に垂直に載置し、この状態で端面板1の中央部
を、トーチランプ(JIS B5910)3の炎を最大にして3
分間燃焼させてから、炎を取り除き、難燃性を評価し
た。
結果を第3表に示す。
(比較例1) プロピレン単独重合体(MI=30g/10分)75重量部のみ
を一軸混練機のホッパー供給口に定量フィ−ダーを用い
て供給した。
その後、ガラス繊維25重量部を前記実施例1に準じて供
給してペレットを作成し、このペレットを用いてなる試
験片について評価を行なった結果を第1表に示す。
また、このペレットを用いて前記実施例2と同様にして
電線ケーブルジョイントの端面板を射出成形し、得られ
た端面板の難燃性を評価した。
結果を第2表に示す。
(比較例2) プロピレ単独重合体(MI=30g/10分)40重量部と水酸
化マグネシウム35重量部とガラス繊維25重量部とを用い
たほかは、前記実施例1と同様にしてペレットを作成
し、このペレットを用いてなる試験片について評価を行
なった結果を第1表に示す。
また、このペレットを用いて前記実施例1と同様にして
端面板I〜IIIのそれぞれを射出成形し、得られた端面
板の外観を評価した。
結果を第2表に示す。
また、このペレットを用いて前記実施例2と同様にして
電線ケーブルジョイントの端面板を射出成形し、得られ
た端面板の難燃性を評価した。
結果を第3表に示す。
さらにまた、このペレットを用いて前記実施例2と同様
にして、第3図に示した形状の端面板を射出成形し、得
られた端面板に電線を組み込んだ状態で、強度1.5ト
ンの条件の引張試験を行なった。
結果を第4表に示す。
(比較例3) 前記実施例2において、酸変性ポリプロピレン(無水マ
レイン酸付加量5重量%)を用いなかったほかは、前記
実施例2と同様にして形成した試験片について評価を行
なった結果を第1表に示す。
また、このペレットを用いて前記実施例2と同様にし
て、第3図に示した形状の端面板を射出成形し、得られ
た端面板に電線を組み込んだ状態で、強度1.5トンの
条件の引張試験を行なった。
結果を第4表に示す。
(比較例4) 前記実施例2において、プロピレン単独重合体(MI=
30g/10分)に代えてエチレン−プロピレンブロック共重
合体(エチレン単位含有率7重量%、MI=8g/10分)
を用いるとともに、ジクミルパーオキサイドの添加によ
るメルトインデックス(MI)の調整を行なわかなかっ
たほかは、前記実施例2と同様にして形成した試験片に
ついて評価を行なった結果を第1表に示す。
また、このペレットを用いて前記実施例1と同様にして
端面板I〜IIIのそれぞれを射出成形し、得られた端面
板の外観を評価した。
結果を第2表に示す。
(実施例3) 前記実施例1において、プロピレン単独重合体(MI=
30g/10分)45重量部、繊維状マグネシウムオキシサルフ
ェート25重量部、酸変性ポリプロピレン(無水マレイン
酸付加量5重量%)4重量部、およびジクミルパーオキ
サイド0.08重量部をブレンドするのに代えて、これらの
成分にさらに赤リン2重量部を加えてブレンドしたほか
は、前記実施例1と同様にして実施した。
結果を第1表に示す。
(実施例4) 前記実施例3において、赤リンの配合量を2重量部から
2重量部に変えたほかは、前記実施例3と同様にして形
成した試験片について評価を行なった結果を第1表に示
す。
また、このペレットを用いて前記実施例1と同様にして
端面板I〜IIIのそれぞれを射出成形し、得られた端面
板の外観を評価した。
結果を第2表に示す。
さらに、このペレットを用いて燃焼ガスのpH値を、次
のようにして測定した。
すなわち、第4図に略示した測定装置を使用して、ペレ
ート1gを入れた試料皿11を石英管12内に配置し、この
石英管12内に空気ボンベ13から空気を1,000cc/hrの流量
で流しながら加熱温度制御器14を備えた電気炉15により
石英管12を温度800℃に加熱して30分間保持した。次
に、石英管12内に発生した加熱燃焼ガスを、pH測定器
16および熱電対17を取り付けた容器18内の蒸留水19中に
通して、30分後のpH値をpH測定器16により測定し
た。
結果を第5表に示す。
なおpH値が低いと、燃焼ガスによる電線の腐食が発生
するため、一般にpH値3以上が必要であり、さらにこ
の値がpH=7に近づくほど良い。
(実施例5) 前記実施例3において、赤リン重量部に代えて、赤リン
5重量部およびメラミン粉末3重量部を加えてブレンド
したほかは、前記実施例3と同様にして形成した試験片
について評価を行なった結果を第1表に示す。
また、このペレットを用いて前記実施例1と同様にして
端面板I〜IIIのそれぞれを射出成形し、得られた端面
板の外観を評価した。
結果を第2表に示す。
さらに、このペレットを用いて前記実施例2と同様にし
て、第3図に示した形状の端面板を射出成形し、得られ
た端面板に電線を組み込んだ状態で、強度1.5トンの
条件の引張試験を行なった。
結果を第4表に示す。
さらにまた、このペレットを用いて、前記実施例4と同
様にして燃焼ガスのpH値を測定した。
結果を第5表に示す。
(実施例6) 前記実施例2において、プロピレン単独重合体(MI=
30)40重量部、繊維状マグネシウムオキシサルフェート
35重量部、酸変性ポリプロピレン(無水マレイン酸付加
量5重量%)2重量部、およびジクミルパーオキサイド
0.06重量部をブレンドするのに代えて、これらの成分に
さらにポリリン酸アンモニウム10重量部およびメラミン
粉末3重量部を加えてブレンドしたほかは、前記実施例
2と同様にして実施した。
結果を第1表に示す。
(実施例7) 前記実施例5において、プロピレン単独重合体(MI=
30g/10分)に代えてエチレン−プロピレン単独重合体
(エチレン単独含有率4重量%、MI=10g/10分)を用
いたほかは、前記実施例5と同様にして実施した。
結果を第1表に示す。
(評価) (1)第1表から明らかなように、本発明の電線ケーブル
ジョイント用樹脂組成物は、比較例の樹脂組成物に比較
して、メルトインデックス(MI)、酸素指数(OI)、表
面外観、引張強度、曲げ強度、曲げ弾性率およびアイゾ
ット衝撃強度(ノッチ付き)のいずれにおいても向上し
ており、機械的強度に優れるとともに、成形性および表
面外観が良好であることを確認した。
(2)第2表から明らかなように、本発明の電線ケーブル
ジョイント用樹脂組成物を用いてなる端面板は、種々の
形状において良好な表面外観を有することを確認した。
(3)第3表から明らかなように、本発明の電線ケーブル
ジョイント用樹脂組成物を用いてなる端面板は、比較例
の樹脂組成物を用いてなる端面板に比較して難燃性が向
上していることを確認した。
(4)第4表から明らかなように、本発明の電線ケーブル
ジョイント用樹脂組成物を用いてなる端面板は、比較例
の樹脂組成物を用いてなる端面板に比較して、電線を組
み込んだ状態における引張強度に優れることを確認し
た。
(5)第5表から明らかように、請求項3に記載の電線ケ
ーブルジョイント用樹脂組成物を用いてなる端面板にお
いては、請求項2に記載の電線ケーブルジョイント用樹
脂組成物を用いてなる端面板に比較して、燃焼ガスのp
H値が改善されていることを確認した。
[発明の効果] (1)請求項1の発明によると、ポリプロピレンと、ガラ
ス繊維と、繊維状マグネシウムオキシサルフェートと、
酸変性ポリオレフィンとを、特定の割合で配合してなる
とともに、メルトインデックス(MI)が特定の範囲に
あるので、燃焼時にハロゲンガスを発生することがない
とともに、難燃性、成形性に優れ、しかも高い機械的強
度を有していて電線の引張強度に充分に耐えることので
きる端面板等の形成材料として好適に利用することがで
きて、工業的に有用な電線ケーブルジョイント用樹脂組
成物を提供することができる。
(2)請求項2の発明によると、請求項1に記載の電線ケ
ーブルジョンイト用樹脂組成物とともに、さらに赤リン
および/または有機リン化合物を特定の割合で配合して
なるので、請求項1に記載の電線ケーブルジョイント用
樹脂組成物が有する優れた特性、特に難燃性が、さらに
向上した電線ケーブルジョイント用樹脂組成物を提供す
ることができる。
(3)請求項3の発明によると、請求項2に記載の電線ケ
ーブルジョイント用樹脂組成物とともに、さらにメラミ
ン粉末を特定の割合で配合してなるので、請求項2に記
載の電線ケーブルジョイント用樹脂組成物が有する優れ
た特性の悪化を伴なうことなく燃焼ガスのpH値が改善
された電線ケーブルジョイント用樹脂組成物を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電線ケーブルジョイントの一例を例示する説明
図、第2図は本発明の電線ケーブルジョイント用樹脂組
成物を成形してなる端面板についての難燃性の試験方法
の一例を示す説明図、第3図は本発明の電線ケーブルジ
ョイント用樹脂組成物を成形してなる端面板の一例を示
す説明図、第4図は本発明の電線ケーブルジョイント用
樹脂組成物の燃焼ガスpH値の試験方法を示す説明図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02G 15/08 7028−5G //(C08L 23/10 23:26) (C08K 13/04 3:02 5:3492 5:49 7:14 7:08 3:30)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリプロピレン20〜60重量%、(B)ガラ
    ス繊維5〜40重量%、および(C)繊維状マグネシウムオ
    キシサルフェート15〜60重量%を含有してなる組成物10
    0重量部に対し、(D)酸変性ポリオレフィン0.1〜10重
    量部を配合してなるとともに、メルトインデックス(M
    I)が2〜30であることを特徴とする電線ケーブルジョ
    イント用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電線ケーブルジョイント用
    樹脂組成物100重量部に対し、さらに(E)赤リンおよび/
    または(F)有機リン化合物を、合計で0.5〜10重量
    部、配合してなるとともに、メルトインデックス(M
    I)が2〜30である電線ケーブルジョイント用樹脂組成
    物。
  3. 【請求項3】請求項2記載の電線ケーブルジョイント用
    樹脂組成物100重量部に対し、さらに(G)メラミン粉末を
    0.5〜10重量部配合してなるとともに、メルトインデ
    ックス(MI)が2〜30である電線ケーブルジョイント
    用樹脂組成物。
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