JPH06117953A - ガス圧力検出装置 - Google Patents

ガス圧力検出装置

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Publication number
JPH06117953A
JPH06117953A JP26439492A JP26439492A JPH06117953A JP H06117953 A JPH06117953 A JP H06117953A JP 26439492 A JP26439492 A JP 26439492A JP 26439492 A JP26439492 A JP 26439492A JP H06117953 A JPH06117953 A JP H06117953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
temperature
sensor
insulating gas
temperature sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26439492A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Honda
義勝 本田
Kouji Takasuka
江次 高須賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP26439492A priority Critical patent/JPH06117953A/ja
Publication of JPH06117953A publication Critical patent/JPH06117953A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器2内に封入された絶縁ガス3の基準温度
における圧力を高精度で検出できるようにする。 【構成】 容器2内に連通する配管4に、圧力センサ5
を取り付け、この圧力センサ5の圧力導入部に、導入管
路内に突出するように温度センサ6を取り付け、両セン
サ5,6の出力に基づいて、演算処理部9で基準温度に
おける圧力を演算算出している。 【効果】 温度センサ6によって絶縁ガス3の温度を直
接計測するので、高精度で圧力を検出でき、さらに、温
度センサ6は、圧力センサ5に一体的に取り付けられる
ので、個別にセンサを設置する従来例に比べて取り付け
スペースを低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧器や開閉装置など
の絶縁ガスを封入した電気機器のガス圧力の検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、かかる従来例の絶縁ガス封入電
気機器のガス圧力検出装置の概略構成図である。
【0003】同図において、2は導体などが収納される
円筒状のガス絶縁機器容器、3は前記容器2内に封入さ
れた絶縁ガスとしてのSF6、4は絶縁ガス供給用配
管、50はこの配管4の供給口に取り付けられた圧力セ
ンサであり、この圧力センサ50は、図6の拡大断面図
に示されるように、絶縁ガス3の圧力に応じて変位する
ダイヤフラム11およびストレンゲージ12から構成さ
れている。60は温度センサであり、この温度センサ60
は、付属箱17内の前記圧力センサ50の取り付け位置
近傍に配置されている。圧力センサ50およびおよび温
度センサ60の出力は、信号ケーブル7,8を介して演
算処理部9に与えられる。
【0004】絶縁ガス3であるSF6の圧力が低下する
と、絶縁性能が低下して地絡等の絶縁破壊に至るため
に、かかる事態を防止するためには、絶縁ガス3の圧力
の変動を監視する必要がある。
【0005】ここで、絶縁ガス3としてのSF6は、図
7の特性図に示されるように、その圧力は、温度に比例
して変化するために、ガス圧力の監視においては、基準
温度である20°cに換算した圧力値、すなわちガス密
度でガス圧力の変動を監視する必要がある。
【0006】そこで、演算処理部9では、圧力センサ5
0および温度センサ60の出力に基づいて、基準温度であ
る20°cにおける圧力値、すなわち、ガス密度を換算
し、この圧力値が、図7の管理範囲Bにあるか否か、す
なわち、正常であるか異常であるかを判断している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来例のガス圧力検出装置では、温度センサ6
0は、圧力センサ50が設けられている付属箱17内の温
度を計測しているものであり、温度によって圧力が変化
する絶縁ガス3の温度を計測しているものではないの
で、絶縁ガス3の温度と付属箱17内の温度との差が大
きい場合には、換算された圧力値が真の圧力値からずれ
て正確な圧力値が得られないという難点がある。
【0008】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、温度によって圧力が変化する絶縁ガスの温度
を正確に計測して精度の高い圧力検出を可能にすること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0010】すなわち、本発明は、容器内に封入された
絶縁ガスの基準温度における圧力を検出するガス圧力検
出装置であって、前記容器内に連通する配管に取り付け
られた圧力センサと、前記圧力センサの圧力導入部に、
前記配管から該圧力センサの感圧部までの管路内に突出
するように取り付けられた温度センサと、前記圧力セン
サおよび前記温度センサの出力に基づいて、前記基準温
度における絶縁ガスの圧力を演算算出する演算処理部
と、を備えている。
【0011】
【作用】上記構成によれば、温度センサは、圧力センサ
の圧力導入部に、管路内に突出するように取り付けられ
ているので、絶縁ガスの温度が直接計測できることにな
り、圧力センサが設けられている付属箱内の温度を計測
する従来例に比べて正確な温度の計測かぜ行えることに
なり、これによって、基準温度のおける圧力を高精度で
検出できることになる。
【0012】
【実施例】以下、図面によって本発明の実施例につい
て、詳細に説明する。
【0013】実施例1.図1は、本発明の一実施例の概
略構成図であり、図5の従来例に対応する部分には、同
一の参照符を付す。
【0014】この実施例のガス圧力検出装置1は、導体
などが収納されるガス絶縁機器容器2内に封入された絶
縁ガス3であるSF6の基準温度のおける圧力を検出す
るものであり、従来例に比べて高精度の検出を行えるよ
うにするために、次のように構成している。
【0015】すなわち、この実施例では、ガス絶縁機器
容器2内に連通する絶縁ガス供給用配管4に、圧力セン
サ5を取り付け、この圧力センサ5の圧力導入部に、後
述のように、温度センサ6を取り付け、この温度センサ
6によって絶縁ガス3の温度を直接計測するように構成
している。この圧力センサ5および温度センサ6の出力
は、信号ケーブル7,8を介して演算処理部9に与えら
れ、演算処理部9では、従来例と同様に、基準温度であ
る20°cにおける絶縁ガス3の圧力を演算算出するよ
うにしている。
【0016】図2は、圧力センサ5の取り付け部分の拡
大断面図であり、図3は図2の切断面線A−Aから見た
断面図である。
【0017】圧力センサ5は、絶縁ガス供給用配管4
に、圧力導入部としての取り付けフランジ部10を介し
て取り付けられ、この取り付けフランジ部10の管路1
0aの奥側には、感圧部としてのダイヤフラム11が設
けられ、このダイヤフラム11には、一体的にストレン
ゲージ12が取り付けられており、このストレンゲージ
12の出力が貫通端子13および信号ケーブル7を介し
て演算処理部9に与えられるようになっている。
【0018】この圧力センサ5の取り付けフランジ部1
0には、管路10a内に突出するように、測温抵抗体素
子6aを内蔵した、例えば、ステンレス製の温度センサ
6が取り付けられており、この温度センサ6の出力が、
貫通端子14および信号ケーブル8を介して演算処理部
9に与えられるようになっている。この温度センサ6
は、図4に示されるように、ねじ部6bを有しており、
このねじ部6bを圧力センサ5の取り付けフランジ部1
0のねじ部に捩込むことによって取り付けられる。
【0019】なお、15は温度センサ6を取り付ける際
に開放される取り付け用の栓であり、16は配線のため
に形成された孔である。
【0020】このように、圧力導入管路10a内に突出
するように温度センサ6を取り付けているので、絶縁ガ
ス3の温度を直接温度センサ6で計測することが可能と
なり、したがって、演算処理部9では、従来例に比べて
高精度で絶縁ガス3の基準温度における圧力を演算算出
することが可能となり、これによって、絶縁ガス3の圧
力が、管理範囲にあるか否かの監視を正確に行えること
になる。
【0021】また、温度センサ6は、圧力センサ5に一
体的に取り付けられるので、2つのセンサを個別に設け
る従来例に比べて、付属箱17の小型化を図ることがで
きる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、温度セン
サは、管路内に突出するように圧力センサに一体的に取
り付けられているので、絶縁ガスの温度が直接計測でき
ることになり、圧力センサが設けられている付属箱内の
温度を計測する従来例に比べて正確な温度の計測が行え
ることになり、これによって、基準温度のおける絶縁ガ
スの圧力を高精度で検出できることになる。さらに、両
センサを一体的に設けているので、個別に設置する場合
に比べて設置スペースを少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】図1の実施例の圧力センサの取り付け部分の拡
大断面図である。
【図3】図2の切断面線A−Aから見た断面図である。
【図4】温度センサを拡大して示す図である。
【図5】従来例の概略構成図である。
【図6】図5の圧力センサの拡大断面図である。
【図7】絶縁ガスの特性図である。
【符号の説明】
2 ガス絶縁機器容器 3 絶縁ガス 4 絶縁ガス供給用配管 5,50 圧力センサ 6,60 温度センサ 9 演算処理部 10 取り付けフランジ部(圧力導入
部) 10a 管路 12 ダイヤフラム(感圧部)
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【作用】上記構成によれば、温度センサは、圧力センサ
の圧力導入部に、管路内に突出するように取り付けられ
ているので、絶縁ガスの温度が直接計測できることにな
り、圧力センサが設けられている付属箱内の温度を計測
する従来例に比べて正確な温度の計測行えることにな
り、これによって、基準温度おける圧力を高精度で検
出できることになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】この実施例のガス圧力検出装置1は、導体
などが収納されるガス絶縁機器容器2内に封入された絶
縁ガス3であるSF6の基準温度おける圧力を検出す
るものであり、従来例に比べて高精度の検出を行えるよ
うにするために、次のように構成している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に封入された絶縁ガスの基準温度
    における圧力を検出するガス圧力検出装置であって、 前記容器内に連通する配管に取り付けられた圧力センサ
    と、 前記圧力センサの圧力導入部に、前記配管から該圧力セ
    ンサの感圧部までの管路内に突出するように取り付けら
    れた温度センサと、 前記圧力センサおよび前記温度センサの出力に基づい
    て、前記基準温度における絶縁ガスの圧力を演算算出す
    る演算処理部と、 を備えることを特徴とするガス圧力検出装置。
JP26439492A 1992-10-02 1992-10-02 ガス圧力検出装置 Pending JPH06117953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26439492A JPH06117953A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 ガス圧力検出装置

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JP26439492A JPH06117953A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 ガス圧力検出装置

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JPH06117953A true JPH06117953A (ja) 1994-04-28

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ID=17402551

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JP26439492A Pending JPH06117953A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 ガス圧力検出装置

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JP (1) JPH06117953A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000510956A (ja) * 1997-03-21 2000-08-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 内燃機関の吸気管内の圧力と温度とを検出するための装置
JP2009236719A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Mitsubishi Electric Corp ガス絶縁開閉装置のガス圧力検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000510956A (ja) * 1997-03-21 2000-08-22 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 内燃機関の吸気管内の圧力と温度とを検出するための装置
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