JPH06117563A - 電磁弁装置 - Google Patents

電磁弁装置

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JPH06117563A
JPH06117563A JP26460892A JP26460892A JPH06117563A JP H06117563 A JPH06117563 A JP H06117563A JP 26460892 A JP26460892 A JP 26460892A JP 26460892 A JP26460892 A JP 26460892A JP H06117563 A JPH06117563 A JP H06117563A
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JP
Japan
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passage
valve
solenoid
solenoid valve
valve device
Prior art date
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Pending
Application number
JP26460892A
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English (en)
Inventor
Masahiko Hara
雅彦 原
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流体の液圧回路の構成の簡素化を図ることが
できる電磁弁装置を提供すること。 【構成】 ソレノイド2の内側に位置する装置本体1の
部分に、上下に貫通する接続通路L2 を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、自動車のABS
(アンチロックブレーキシステム)の制御のために用い
て好適な電磁弁装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車のABSの制御に用
いられる電磁弁装置としては、下側のハウジングと上側
のカバーとの間に挾持されるものが知られている。
【0003】かかる装置は、その装置本体の内部中央に
上下方向に貫通する流体の制御通路が形成され、また装
置本体の外周部にソレノイドが備えられており、そのソ
レノイドの励消磁によって制御通路中の可動体(磁性
体)を移動させることにより、その制御通路を開閉制御
する構成となっている。そして、装置本体がハウジング
とカバーとの間に挾持されたときに、制御通路の下側開
口部がハウジング側の接続ポートに接続されると共に、
制御通路の上側開口部がカバー側の接続ポートに接続さ
れる。これにより、制御通路がABSの油圧制御回路中
に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の電
磁弁装置における装置本体には、流体の通路として制御
通路のみしか形成されていないため、例えば、ABSの
油圧制御回路の構成上、ハウジング側の油圧回路とカバ
ー側の油圧回路とを部分的に直接接続する場合に、電磁
弁装置とは別体の接続チューブを用意して、それをハウ
ジングとカバーとの間に挾持しなければならなかった。
そのため、ABS装置全体の部品点数の増加および大型
化を招くという問題があった。
【0005】本発明の目的は、流体の液圧回路の構成の
簡素化を図ることができる電磁弁装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁弁装置は、
装置本体の内部に貫通形成された流体の制御通路中に電
磁弁が備えられた電磁弁装置において、前記装置本体の
内部に、前記制御通路に略沿う流体の接続通路を貫通形
成したことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の電磁弁装置は、装置本体の内部に、ソ
レノイドの励消磁によって開閉制御される制御通路とは
別の接続通路を貫通形成したことにより、電磁弁装置自
体に、流体のバイパス通路としての機能を兼有させて、
流体の制御回路の構成の簡素化を実現する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。本実施例は、自動車のABSに用いられる電磁
弁装置としての適用例である。
【0009】図1において1は、下側のハウジング50
と上側のカバー60との間に挾持される円筒状の装置本
体であり、本実施例の場合は、3つの部材1−1,1−
2および1−3の接合構造となっている。その装置本体
1の中央部には上下方向に貫通する制御通路L1 が形成
され、また装置本体1の外周部にはソレノイド2が配備
されており、制御通路L1 の軸線O1 とソレノイド2の
巻回中心の軸線O2 は所定距離L0 だけ偏心している。
そして、装置本体1の上下の端部のそれぞれには、軸線
2 を中心とする大径部1A,1Bと、軸線O1 を中心
とする小径部1C,1Dが形成されている。
【0010】制御通路L1 の内部には、ロッド3が上下
動自在に支持されており、その上端寄りの部分には可動
体(磁性体)4が固着され、またその下端には球状の弁
体5が固着されている。可動体4は、ロッド3と共にス
プリング6によって上方へ付勢されており、図1に示す
ように可動体4と共にロッド3が上方への移動限位置に
あるときに、弁体5が弁座7から上方へ離れて制御通路
1 を開き、一方、ソレノイド2が励磁されて可動体4
と共にロッド3が下方へ移動したときに、弁体5が弁座
7に接して制御通路L1 を閉じる。
【0011】また、ソレノイド2の内側に位置する装置
本体1の内部には、上下方向に貫通する接続通路L2
制御通路L1 からずれて形成されている。
【0012】ハウジング50とカバー60のそれぞれに
は、装置本体1の大径部1A,1Bおよび小径部1C,
1Dと嵌合する大径孔部50A,60Aおよび小径孔部
50B,60Bが形成されている。また、ハウジング5
0には、装置本体1の通路L1 およびL2 の下端に連通
される連通路50Cおよび50Dが形成され、一方、カ
バー60には、装置本体1の通路L1 およびL2 の上端
に連通される連通路60Cおよび60Dが形成されてお
り、図1に示すように装置本体1がハウジング50とカ
バー60との間に挾持されたときに、通路L1 およびL
2 が連通路50C,50Dおよび60C,60Dを介し
て自動車のABSの油圧制御回路中に接続される。
【0013】さらに、ハウジング50の大径孔部50A
と装置本体1の大径部1Aとの間、および小径孔部50
Bと小径部1Cとの間のそれぞれには、Oリング21お
よび22が介在されている。前者のOリング21は、図
4に示すように、バックアップリング23と共に装置本
体1の大径部1Aに嵌合されたまま、同図中の矢印A方
向から大径孔部50A内に差し込まれることにより、図
1および図3に示すように装着される。その際、Oリン
グ21は、図4に示すように大径孔部50Aの開口部周
縁のテーパー面部50Eにガイドされつつスムーズに装
着され、その損傷が防止される。なお、バックアップリ
ング23の外周縁には、テーパー面部50Eに圧接する
テーパー面部23Aが形成されている。一方、後者のO
リング22は、小径部1Bの環状溝1E内に嵌合された
まま、小径孔部50B内に差し込まれることによって装
着される。このように、Oリング21,22が装置本体
1側に嵌合されてから、その装置本体1がハウジング5
0側に組付けられることになり、この結果、装置本体1
とハウジング50との組付け作業の自動化が可能とな
る。
【0014】同様に、カバー60の大径孔部60Aと装
置本体の大径部1Bとの間、および小径孔部60Bと小
径部1Dとの間のそれぞれにもOリング21および22
が介在されている。したがって、装置本体1とカバー6
0との組付け作業の自動化も可能である。
【0015】しかして、以上のような構成の電磁弁装置
は、図1に示すように、その装置本体1がハウジング5
0とカバー60との間に挾持されることによって使用に
供され、制御通路L1 がOリング22,22によって液
密的に連通路50Cと60Cの間に接続され、接続通路
2 がOリング21,21および22,22によって液
密的に連通路50Dおよび60Dの間に接続される。そ
して、ソレノイド2の励消磁によって制御通路L1 を開
閉する。
【0016】ところで、装置本体1の内部に接続通路L
2 が形成されているため、その接続通路L2 を装置本体
1とは別体の配管によって形成する場合に比して、自動
車のABSの構成の簡素化および小型化が可能となる。
さらに、本実施例の場合は、ソレノイド2の内側に接続
通路L2 を形成しているため、そのソレノイド2の内側
スペースが有効に利用できて、電磁弁装置全体の大型化
が回避されることにもなる。
【0017】なお、制御通路L1 を開閉制御する電磁弁
の構造は、何ら上記実施例のみに特定されず任意であ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電磁弁装
置は、装置本体の内部に、ソレノイドの励消磁によって
開閉制御される制御通路とは別の接続通路を貫通形成し
た構成であるから、電磁弁装置自体に、流体のバイパス
通路としての機能を兼有させて、流体の制御回路の構成
の簡素化を図ることができる。また、接続通路を偏心位
置に形成することにより、ソレノイドの冷却効果も図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1に示す装置本体のII矢視図である。
【図3】図1のIII円部の拡大図である。
【図4】図1に示す装置本体の組付け途中における図3
と同様の図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 ソレノイド 3 ロッド 4 可動体 5 弁体 6 スプリング 7 弁座 21,22 Oリング 23 バックアップリング 50 ハウジング 50C,50D 連通路 60 カバー 60C,60D 連通路 L1 制御通路 L2 接続通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の内部に貫通形成された流体の
    制御通路中に電磁弁が備えられた電磁弁装置において、 前記装置本体の内部に、前記制御通路に略沿う流体の接
    続通路を貫通形成したことを特徴とする電磁弁装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁弁は、ソレノイドの内側に位置
    する可動体の移動に基づいて前記制御通路を開閉制御す
    るものであり、 前記制御通路および接続通路は、前記ソレノイドの内側
    の偏心位置に形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の電磁弁装置。
JP26460892A 1992-10-02 1992-10-02 電磁弁装置 Pending JPH06117563A (ja)

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JP26460892A JPH06117563A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 電磁弁装置

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JP26460892A JPH06117563A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 電磁弁装置

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JPH06117563A true JPH06117563A (ja) 1994-04-26

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ID=17405691

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JP26460892A Pending JPH06117563A (ja) 1992-10-02 1992-10-02 電磁弁装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001187978A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 遮断弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001187978A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 遮断弁
JP4547751B2 (ja) * 1999-12-28 2010-09-22 パナソニック株式会社 遮断弁

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