JPH06117416A - 弁装置 - Google Patents

弁装置

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Publication number
JPH06117416A
JPH06117416A JP28661592A JP28661592A JPH06117416A JP H06117416 A JPH06117416 A JP H06117416A JP 28661592 A JP28661592 A JP 28661592A JP 28661592 A JP28661592 A JP 28661592A JP H06117416 A JPH06117416 A JP H06117416A
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JP
Japan
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pilot
passage
valve
fluid
laminated
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Application number
JP28661592A
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English (en)
Inventor
Juichi Nakamura
寿一 中村
Masato Ishikawa
正人 石川
Kohei Yamamoto
浩平 山本
Masahiro Fujisaka
昌廣 藤坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyooki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Toyooki Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクチュエータの一方向への高速作動制御の
速度を変更自在にすると共に、この高速作動制御とこの
高速作動制御よりも速い反対方向への作動制御との間で
速度差を変更できるようにしたもの。 【構成】 マニホールド1の2個の取付面1A、1B上
に積層配設した積層形2速制御弁10は、負荷通路6A
に連通する通路14に第1絞り弁36とパイロット操作
逆止め弁40とを直列に配設すると共に、第1絞り弁3
6、パイロット操作逆止め弁40と並列に逆止め弁64
と第2絞り弁71とを配設し、パイロット操作逆止め弁
40はパイロット通路9Aを連通して第2パイロット電
磁弁35の連通作動によるパイロット流体の作用により
開操作される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マニホールドの側面上
に最上段に積層配設したパイロット操作の積層形切換弁
を作動操作するパイロット電磁弁をマニホールドに配設
し、負荷通路に接続するアクチュエータを2速制御する
弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の弁装置として特開平4−
3号公報に示されるものがある。このものは、圧力源に
接続する供給通路と低圧側に接続する戻り通路とアクチ
ュエータに接続する2個の負荷通路とパイロット流体を
流す第1パイロット通路を有する第1単位体と、供給通
路と戻り通路と第2パイロット通路を有する第2単位体
とを、各供給通路と各戻り通路とがそれぞれ連通するよ
う接合してマニホールドを構成し、マニホールドの第1
単位体上には第1単位体の各通路と連通するよう通路を
貫設し第2パイロット通路を流れるパイロット流体の給
排により一方の負荷通路に連通する通路を絞り状態又は
全開状態に変える積層形2速制御弁を積層配設し、積層
形2速制御弁上の最上段には第1パイロット通路を流れ
るパイロット流体の給排により2個の負荷通路を供給通
路と戻り通路とに切換連通するパイロット操作の積層形
切換弁を積層配設し、マニホールドの第2単位体上には
第1単位体上に積層配設した積層形2速制御弁とパイプ
により接続して内部に第2パイロット通路を積層形2速
制御弁に連通するよう連通孔を設けたスペーサを積層配
設し、積層形切換弁を作動操作するよう第1パイロット
通路にパイロット流体を供給したり第1パイロット通路
のパイロット流体を排出したりする第1パイロット電磁
弁を第1単位体に配設すると共に、積層形2速制御弁を
作動操作するよう第2パイロット通路にパイロット流体
を供給したり第2パイロット通路のパイロット流体を排
出したりする第2パイロット電磁弁を第2単位体に配設
している。
【0003】そして、第1パイロット電磁弁の作動によ
り積層形切換弁が2個の負荷通路を供給通路と排出通路
とに切換連通してアクチュエータを一方向とその反対方
向に作動制御すると共に、第2パイロット電磁弁の作動
により積層形2速制御弁が一方の負荷通路に接続する通
路を絞り状態又は全開状態に変えてアクチュエータを低
速と高速とに作動制御できるよう設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる弁装
置の構成では、アクチュエータを高速で作動制御するの
に積層形2速制御弁が一方の負荷通路に接続する通路を
全開状態にしているため、アクチュエータの高速での作
動制御を所望速度に変更できないと共に、アクチュエー
タの一方向とその反対方向への高速での作動制御におい
て一方の負荷通路に接続する通路がともに全開状態で一
方向とその反対方向との間で速度差を変更できず、広範
囲の用途に適用できない問題点があった。本発明は、か
かる問題点を解決するもので、アクチュエータの一方向
への高速作動制御の速度を変更自在にすると共に、アク
チュエータの反対方向への作動制御の速度を一方向への
高速作動制御より速くしてこの高速作動制御との間で速
度差を変更し、広範囲の用途に適用し得るようにした弁
装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、圧力
源に接続する供給通路と低圧側に接続する戻り通路とア
クチュエータに接続する2個の負荷通路とパイロット流
体を流すパイロット通路とを開口した取付面を長手方向
へ隔てて同一側面に複数個形成したマニホールドと、マ
ニホールドの2個の取付面上に跨って積層配設し跨った
一方の取付面に開口した各通路と連通するよう通路を貫
設した積層形2速制御弁と、積層形2速制御弁上の最上
段に積層配設して一方の取付面に開口したパイロット通
路を流れるパイロット流体の給排により一方の取付面に
開口した2個の負荷通路を供給通路と戻り通路とに切換
連通するパイロット操作の積層形切換弁と、マニホール
ドに配設して積層形切換弁を作動操作するよう積層形2
速制御弁が跨った一方の取付面に開口したパイロット通
路にパイロット流体を供給したりこのパイロット通路の
パイロット流体を排出したりする第1パイロット電磁弁
と、マニホールドに配設して積層形2速制御弁が跨った
他方の取付面に開口したパイロット通路にパイロット流
体を供給したりこのパイロット通路のパイロット流体を
排出したりする第2パイロット電磁弁とを具備し、積層
形2速制御弁は一方の負荷通路に連通する通路に絞り開
度を調整自在にして流体を絞り制御する第1絞り弁と、
流体の一方向への流れを許容しその反対方向への流れを
阻止すると共にパイロット流体の作用により開操作され
て反対方向への流れを許容するパイロット操作逆止め弁
とを直列に配設し、第1絞り弁とパイロット操作逆止め
弁と並列にパイロット操作逆止め弁と同一方向への流れ
を許容しその反対方向への流れを阻止する逆止め弁と、
絞り開度を調整自在にして流体を絞り制御する第2絞り
弁とを配設し、パイロット操作逆止め弁には第2パイロ
ット電磁弁の作動によりパイロット流体が給排されるパ
イロット通路を連通して設ける。
【0006】
【作用】かかる本発明の構成において、第1パイロット
電磁弁の作動により積層形切換弁が2個の負荷通路を供
給通路と戻り通路とに切換連通してアクチュエータを一
方向とその反対方向に作動制御する。そして、アクチュ
エータの一方向への作動制御において、第2パイロット
電磁弁の作動によりパイロット操作逆止め弁を開操作す
ると、一方の負荷通路に連通する通路を流れる流体はパ
イロット操作逆止め弁と直列に配設した第1絞り弁およ
び第1絞り弁と並列に配設した第2絞り弁により絞り制
御されてアクチュエータは高速で作動制御される。この
状態で、第2パイロット電磁弁を復帰作動すると、パイ
ロット操作逆止め弁は流体の反対方向への流れを阻止
し、一方の負荷通路に連通する通路を流れる流体は第2
絞り弁により絞り制御されてアクチュエータは低速で作
動制御される。また、アクチュエータの反対方向への作
動制御において、一方の負荷通路に連通する通路を流れ
る流体は第1絞り弁、第2絞り弁と並列に配設した逆止
め弁を通りアクチュエータは一方向よりも速い速度で作
動制御される。このため、アクチュエータの一方向への
高速作動制御は第1絞り弁や第2絞り弁で絞り開度を調
整して変更できると共に、アクチュエータの反対方向へ
の作動制御は流体が逆止め弁を通って一方向よりも速い
速度で作動制御するから、アクチュエータの一方向への
高速作動制御を所望速度に変更できると共に、所望速度
に変更できるアクチュエータの一方向への高速作動制御
と一方向よりも速い反対方向への作動制御との間で速度
差を変更でき、広範囲の用途に適用することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1において、1はマニホールドで、同一側面
としての上面に2個の取付面1A、1Bを長手方向へ隔
てて形成し、各取付面1A、1Bには圧力源Pに接続す
る供給通路2A、2Bと、低圧側としてのタンクTに接
続する戻り通路3A、3B、4A、4Bと、アクチュエ
ータ5に接続する2個の負荷通路6A、6B、7A、7
B(尚、出力通路7A、7Bは使用していないためアク
チュエータに接続していない。)と、パイロット流体を
流すパイロット通路8A、8B、9Aとを開口して設け
ている。10は後述詳記する積層形2速制御弁で、マニ
ホールド1の2個の取付面1A、1B上に跨って積層配
設し、一方の取付面1Aに開口した各通路2A、3A、
4A、6A、6B、8A、8Bと連通するよう通路1
1、12、13、14、15、16、17を貫設してい
る。18は積層形パイロット操作逆止め弁で、積層形2
速制御弁10上に一方の取付面1Aに対応して積層配設
し、積層形2速制御弁10の各通路11、12、13、
14、15、16、17と連通するよう通路19、2
0、21、22、23、24、25を貫設し、アクチュ
エータ5の停止状態でアクチュエータ5側よりタンクT
側へ流体が漏れるのを防止するよう設けている。
【0008】26は5ポート3位置のパイロット操作の
積層形切換弁で、積層形パイロット操作逆止め弁18上
の最上段に積層配設し、積層形パイロット操作逆止め弁
18の各通路19、20、21、22、23、24、2
5と連通するよう通路27、28、29、30、31、
32、33を設け、供給通路2Aに連通する通路27を
遮断し負荷通路6Aに連通する通路30と戻り通路4A
に連通する通路29間および負荷通路6Bに連通する通
路31と戻り通路3Aに連通する通路28間を連通する
中立位置Xと、通路31を通路27に通路30を通路2
9に切換連通する第1切換位置Yと、通路30を通路2
7に通路31を通路28に切換連通する第2切換位置Z
とを有し、パイロット通路8A、8Bを流れるパイロッ
ト流体の給排により各位置X、Y、Z間を切換自在に設
けている。34A、34Bはマニホールド1に配設した
2位置3ポートの第1パイロット電磁弁で、積層形切換
弁26を作動操作するよう通電作動によりパイロット通
路8A、8Bにパイロット流体を供給したり非通電作動
によりパイロット通路8A、8Bのパイロット流体を排
出したりして設けている。35はマニホールド1に配設
した2位置3ポートの第2パイロット電磁弁で、通電作
動により他方の取付面1Bに開口したパイロット通路9
Aにパイロット流体を供給したり非通電による復帰作動
によりパイロット通路9Aのパイロット流体を排出した
りして設けている。
【0009】図2ないし図4に詳細に示す如き、36は
積層形2速制御弁10に一方の負荷通路6Aに連通する
通路14に配設した第1絞り弁で、積層形2速制御弁1
0の第1の弁本体37に通路14の第1分岐通路14A
に連通して穿設した大径部と小径部から成る段付孔38
に第1絞り弁体39を回動操作により進退自在に遊嵌し
て設け、回動操作による第1絞り弁体39の進退で段付
孔38の稜部39Aとの間に形成される絞り開度Hを調
整自在に設けている。40は積層形2速制御弁10に第
1絞り弁36と直列に通路14に配設したパイロット操
作逆止め弁で、第1の弁本体37上に積層配設した第2
の弁本体41に穿設した大径部と小径部から成る嵌挿孔
42に摺動自在に嵌挿して大径部と小径部との連設段部
に形成した弁座43に着座する逆止め主弁体44を設
け、逆止め主弁体44は一方向としての通路14の第2
分岐通路14Bに連通する嵌挿孔42の小径部側から段
付孔38の小径部に通路45、46を介して連通する嵌
挿孔42の大径部側への流体の流れを許容すると共に、
その反対方向への流れを阻止して設けている。そして、
パイロット操作逆止め弁40は逆止め主弁体44の背部
に作用室47を形成し、作用室47には逆止め主弁体4
4に設けた絞り孔48を介して流体を供給して設けると
共に、供給した流体を押圧移動により通路60、61、
62、13、戻り通路4Aを流してタンクTに排出する
パイロット弁体49を収装して設け、パイロット弁体4
9をパイロット流体の作用により押圧移動するパイロッ
トピストン50を弁本体41の側面に着脱自在に取付け
たパイロット弁本体51の内部に移動自在に収装して設
け、逆止め主弁体44はパイロットピストン50による
パイロット弁体49の押圧移動で、作用室47の流体が
排出されると絞り孔48前後の差圧に基づく作用力によ
りばね63力に抗して弁座43から離脱するよう移動し
て流体の反対方向への流れを許容して設けている。52
はパイロットピストン50の背部に形成したパイロット
室で、通路53、54、55、56、57、58、59
を介してパイロット通路9Aに連通して設け、第2パイ
ロット電磁弁35の通電作動によりパイロット通路9A
を流れてパイロット流体が供給されると共に、第2パイ
ロット電磁弁35の非通電による復帰作動によりパイロ
ット流体がパイロット通路9Aを流れて排出されるよう
設けている。
【0010】64は積層形2速制御弁10に第1絞り弁
36とパイロット操作逆止め弁40と並列に配設した逆
止め弁で、弁本体41に穿設した大径部と嵌挿孔42の
小径部と同一軸線上に接続する小径部から成る収装孔6
5に筒状の逆止め弁体66を移動自在に収装して設けて
いる。逆止め弁体66はばね67により付勢されて収装
孔65の大径部と小径部との連設段部に形成した弁座6
8に着座して設け、パイロット操作逆止め弁40と同一
方向としての第2分岐通路14Bに連通する収装孔65
の小径部側から段付孔38の大径部に通路69、70を
介して連通する収装孔65の大径部側への流体の流れを
弁座68から離脱して許容すると共に、その反対方向へ
の逆止め弁体66外周面側を通る流体の流れを弁座68
に着座して阻止して設けている。71は積層形2速制御
弁10に第1絞り弁36とパイロット操作逆止め弁40
と並列に配設した第2絞り弁で、筒状の逆止め弁体66
に内嵌して第2絞り弁体72を回動操作により進退自在
に設け、回動操作による第2絞り弁体72の進退により
逆止め弁体66へ径方向に貫設した貫通孔73の絞り開
度H1を調整自在に設けている。
【0011】次にかかる構成の作動を説明する。図示状
態は積層形切換弁26が中立位置Xにあり、アクチュエ
ータ5は右方端で停止している。この状態で、第1パイ
ロット電磁弁34Bの通電作動により積層形切換弁26
を第1切換位置Yに作動操作すると共に第2パイロット
電磁弁35の通電作動によりパイロット流体がパイロッ
ト通路9Aより通路59、58、57、56、55、5
4、53を流れて作用室52に供給されてパイロット操
作逆止め弁40を開操作すると、供給通路2Aの流体は
通路11、19、27より通路31、23、15、負荷
通路6Bを流れてアクチュエータ5に供給され、アクチ
ュエータ5の流体は負荷通路6Aより通路14を流れて
第1絞り弁36により絞り制御されて開操作のパイロッ
ト操作逆止め弁40を通ると共に、第2絞り弁71によ
り絞り制御され通路22、30、29、21、13、戻
り通路4Aを流れてタンクTに排出され、アクチュエー
タ5は図1の左方向へ高速でメータアウト制御により作
動制御される。
【0012】アクチュエータ5が図1の左方向へ高速で
作動制御している状態で、第2パイロット電磁弁35を
非通電して復帰作動すると、パイロット操作逆止め弁4
0はパイロット室52のパイロット流体が排出されて負
荷通路6A側から通路22側への流体の流れを阻止し、
アクチュエータ5から負荷通路6Aに流れた流体は第2
絞り弁71により絞り制御され通路22、30、29、
21、13、戻り通路4Aを流れてタンクTに排出さ
れ、アクチュエータ5は図1の左方向へ低速でメータア
ウト制御により作動制御される。そして、アクチュエー
タ5が左方端まで作動制御すると、第1パイロット電磁
弁34Bを非通電作動して積層形切換弁26を中立位置
Xに復帰作動操作しアクチュエータ5は停止する。
【0013】アクチュエータ5が左方端で停止している
状態で、第1パイロット電磁弁34Aを通電作動して積
層形切換弁26を第2切換位置Zに作動操作すると、供
給通路2Aの流体は通路11、19、27より通路3
0、22を流れて第1絞り弁36、第2絞り弁71と並
列に配設した逆止め弁64を通り負荷通路6Aよりアク
チュエータ5に供給され、アクチュエータ5の流体は負
荷通路6Bより通路15、23、31、28、20、1
2、戻り通路3Aを流れてタンクTに排出され、アクチ
ュエータ5は図1の右方向へ左方向への高速作動制御よ
りも速い速度で作動制御される。そして、アクチュエー
タ5が図1に示す右方端まで作動制御すると、第1パイ
ロット電磁弁34Aを非通電作動して積層形切換弁26
を中立位置Xに復帰作動操作し、アクチュエータ5は停
止する。
【0014】かかる作動で、第2パイロット電磁弁35
の通電作動によりパイロット操作逆止め弁40を開操作
したアクチュエータ5の左方向への高速作動制御は、そ
の速度を第1絞り弁36により絞り開度Hを調整したり
第2絞り弁71により絞り開度H1を調整したりして変
更できると共に、アクチュエータ5の右方向への作動制
御は流体が逆止め弁64を通ってアクチュエータ5に供
給されて左方向への高速作動制御よりも速い速度で作動
制御するため、アクチュエータ5の左方向への高速作動
制御を所望速度に変更できると共に、所望速度に変更で
きるアクチュエータ5の左方向への高速作動制御とこれ
よりも速い右方向への作動制御との間で速度差を変更で
き、広範囲の用途に適用することができる。また、第1
絞り弁36とパイロット操作逆止め弁40とを直列に配
設すると共に、逆止め弁64と第2絞り弁71とを第1
絞り弁36、パイロット操作逆止め弁40と並列に配設
しているため、アクチュエータ5の左方向への低速高速
の各作動制御においてパイロット操作逆止め弁40や逆
止め弁64により負荷通路6A側から通路22側への流
体漏れを確実に阻止できて第1絞り弁36や第2絞り弁
71の各絞り開度H、H1に応じて正確な作動制御を得
ることができる。
【0015】尚、一実施例では、パイロット操作逆止め
弁40と逆止め弁64とをそれぞれ通路22側から負荷
通路6A側への流体の流れを許容しその反対方向への流
れを阻止するよう配設してアクチュエータ5をメータア
ウト制御により作動制御するようにしたが、パイロット
操作逆止め弁40と逆止め弁64とをそれぞれ負荷通路
6A側から通路22側への流体の流れを許容しその反対
方向への流れを阻止するよう一実施例と反対方向に配設
してアクチュエータ5をメータイン制御により作動制御
するようにしても良いことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】このように本発明は、圧力源に接続する
供給通路と低圧側に接続する戻り通路とアクチュエータ
に接続する2個の負荷通路とパイロット流体を流すパイ
ロット通路とを開口した取付面を長手方向へ隔てて同一
側面に複数個形成したマニホールドと、マニホールドの
2個の取付面上に跨って積層配設し跨った一方の取付面
に開口した各通路と連通するよう通路を貫設した積層形
2速制御弁と、積層形2速制御弁上の最上段に積層配設
して一方の取付面に開口したパイロット通路を流れるパ
イロット流体の給排により一方の取付面に開口した2個
の負荷通路を供給通路と戻り通路とに切換連通するパイ
ロット操作の積層形切換弁と、マニホールドに配設して
積層形切換弁を作動操作するよう積層形2速制御弁が跨
った一方の取付面に開口したパイロット通路にパイロッ
ト流体を供給したりこのパイロット通路のパイロット流
体を排出したりする第1パイロット電磁弁と、マニホー
ルドに配設して積層形2速制御弁が跨った他方の取付面
に開口したパイロット通路にパイロット流体を供給した
りこのパイロット通路のパイロット流体を排出したりす
る第2パイロット電磁弁とを具備し、積層形2速制御弁
は一方の負荷通路に連通する通路に絞り開度を調整自在
にして流体を絞り制御する第1絞り弁と、流体の一方向
への流れを許容しその反対方向への流れを阻止すると共
にパイロット流体の作用により開操作されて反対方向へ
の流れを許容するパイロット操作逆止め弁とを直列に配
設し、第1絞り弁とパイロット操作逆止め弁と並列にパ
イロット操作逆止め弁と同一方向への流れを許容しその
反対方向への流れを阻止する逆止め弁と、絞り開度を調
整自在にして流体を絞り制御する第2絞り弁とを配設
し、パイロット操作逆止め弁には第2パイロット電磁弁
の作動によりパイロット流体が給排されるパイロット通
路を連通して設けたことにより、アクチュエータの一方
向への高速作動制御を所望速度に変更できると共に、所
望速度に変更できるアクチュエータの一方向への高速作
動制御と一方向よりも速い反対方向への作動制御との間
で速度差を変更でき、広範囲の用途に適用することがで
きる。また、一方の負荷通路に連通する積層形2速度制
御弁の通路に第1絞り弁とパイロット操作逆止め弁とを
直列に配設すると共に、逆止め弁と第2絞り弁とを第1
絞り弁、パイロット操作逆止め弁と並列に配設している
ため、アクチュエータの一方向への低速高速の各作動制
御においてパイロット操作逆止め弁や逆止め弁により流
体漏れを確実に阻止できて第1絞り弁や第2絞り弁の各
絞り開度に応じて正確な作動制御を得ることができる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す弁装置の回路図であ
る。
【図2】一実施例の要部を示す積層形2速制御弁の縦断
面図である。
【図3】図2の線A−Aに沿った断面図である。
【図4】図2の線B−Bに沿った断面図である。
【符号の説明】
1マニホールド 1A、1B取付面 2A、2B供給通路 3A、3B、4A、4B戻り通路 5アクチュエータ 6A、6B、7A、7B負荷通路 8A、8B、9Aパイロット通路 10積層形2速制御弁 26積層形切換弁 34A、34B第1パイロット電磁弁 35第2パイロット電磁弁 36第1絞り弁 40パイロット操作逆止め弁 64逆止め弁 71第2絞り弁 H、H1絞り開度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力源に接続する供給通路と低圧側に接
    続する戻り通路とアクチュエータに接続する2個の負荷
    通路とパイロット流体を流すパイロット通路とを開口し
    た取付面を長手方向へ隔てて同一側面に複数個形成した
    マニホールドと、マニホールドの2個の取付面上に跨っ
    て積層配設し跨った一方の取付面に開口した各通路と連
    通するよう通路を貫設した積層形2速制御弁と、積層形
    2速制御弁上の最上段に積層配設して一方の取付面に開
    口したパイロット通路を流れるパイロット流体の給排に
    より一方の取付面に開口した2個の負荷通路を供給通路
    と戻り通路とに切換連通するパイロット操作の積層形切
    換弁と、マニホールドに配設して積層形切換弁を作動操
    作するよう積層形2速制御弁が跨った一方の取付面に開
    口したパイロット通路にパイロット流体を供給したりこ
    のパイロット通路のパイロット流体を排出したりする第
    1パイロット電磁弁と、マニホールドに配設して積層形
    2速制御弁が跨った他方の取付面に開口したパイロット
    通路にパイロット流体を供給したりこのパイロット通路
    のパイロット流体を排出したりする第2パイロット電磁
    弁とを具備し、積層形2速制御弁は一方の負荷通路に連
    通する通路に絞り開度を調整自在にして流体を絞り制御
    する第1絞り弁と、流体の一方向への流れを許容しその
    反対方向への流れを阻止すると共にパイロット流体の作
    用により開操作されて反対方向への流れを許容するパイ
    ロット操作逆止め弁とを直列に配設し、第1絞り弁とパ
    イロット操作逆止め弁と並列にパイロット操作逆止め弁
    と同一方向への流れを許容しその反対方向への流れを阻
    止する逆止め弁と、絞り開度を調整自在にして流体を絞
    り制御する第2絞り弁とを配設し、パイロット操作逆止
    め弁には第2パイロット電磁弁の作動によりパイロット
    流体が給排されるパイロット通路を連通して設けたこと
    を特徴とする弁装置。
JP28661592A 1992-09-30 1992-09-30 弁装置 Pending JPH06117416A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4881369A (en) * 1986-05-27 1989-11-21 Nissan Motor Company, Limited Exhaust gas purifying apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4881369A (en) * 1986-05-27 1989-11-21 Nissan Motor Company, Limited Exhaust gas purifying apparatus

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