JPH06117321A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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Publication number
JPH06117321A
JPH06117321A JP26224492A JP26224492A JPH06117321A JP H06117321 A JPH06117321 A JP H06117321A JP 26224492 A JP26224492 A JP 26224492A JP 26224492 A JP26224492 A JP 26224492A JP H06117321 A JPH06117321 A JP H06117321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
external load
torque
control device
engine control
down condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26224492A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yamashita
修 山下
Akihiro Nakamoto
章博 中元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP26224492A priority Critical patent/JPH06117321A/ja
Publication of JPH06117321A publication Critical patent/JPH06117321A/ja
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、トラクションコントロール
中の外部負荷の変動によるトルク変動を防止するエンジ
ンの制御装置を提供することにある。 【構成】 所定のトルクダウン条件が成立する場合に所
定値にトルクを制御するエンジンの制御装置であって、
強制的にコントロールできる外部負荷40,50を有
し、前記トルクダウン条件が成立する間、前記外部負荷
を固定する負荷固定手段(30,S52)、あるいは前
記トルクダウン条件が成立する間、前記外部負荷を停止
させる負荷停止手段(30,S31,S32)を備える
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの制御装置、特
にトルクダウン条件の成立時にトルク制御と共に外部負
荷の制御を行うエンジンの制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、駆動輪の速度と従動輪の速度
等からスリップ状態を判断して、サブスロットバルブの
開度や点火時期の制御によってトルクを減少させるトラ
クションコントロールが知られている。例えば、特開昭
62−67257号では、スリップ状態を検知した場合
に、サブスロットルバルブの開度を減じると共に点火時
期を遅くし、スリップ状態を回避すると、まず点火時期
を正規に戻した後、サブスロットルバルブの開度は規準
増加量ずつ増大させる技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トラク
ションコントロール中にクーラー等の外部負荷の変動が
発生すると、トルク(駆動力)の変動の原因となって、
所望のトルク制御が出来ない場合がある。外部負荷の変
動をISCのデューティによりカバーすることも考えら
れているが、例えばクーラーのONからOFF、あるい
はOFFからONへの切り替わり時には、以下に説明す
るようにトルク上にノイズが乗ることになる。
【0004】図7に典型的な従来例のトラクションコン
トロール中のタイミングチャートが示されている。トラ
クションコントロールのONにより、上昇したトルク
(駆動力)が所定値に減少される。しかし、このトラク
ションコントロールの途中にクーラーのOFF→ON→
OFFの切替わり(外部負荷の変動)があると、ISC
デューティの制御でレベル的には制御が可能となるが、
切替わり時にはノイズが乗ってしまい、スリップを助長
する等の原因となってしまう。
【0005】本発明は、前記従来の問題点を除去し、ト
ラクションコントロール中の外部負荷の変動によるトル
ク変動を防止するエンジンの制御装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のエンジンの制御装置は、所定のトルクダウ
ン条件が成立する場合に所定値にトルクを制御するエン
ジンの制御装置であって、強制的にコントロールできる
外部負荷を有し、前記トルクダウン条件が成立する間、
前記外部負荷を固定する負荷固定手段を備える。
【0007】また、所定のトルクダウン条件が成立する
場合に所定値にトルクを制御するエンジンの制御装置で
あって、強制的にコントロールできる外部負荷を有し、
前記トルクダウン条件が成立する間、前記外部負荷を停
止させる負荷停止手段を備える。
【0008】
【実施例】図1は本実施例のエンジンの制御装置の構成
を示すブロック図である。10はトラクションコントロ
ール・ユニットで、駆動輪速や従動輪速等からトルクダ
ウン条件を判定してトラクション制御信号10aを出力
する。エンジンコントロール・ユニット20は、通常の
エンジンコントロールを行う外に、トラクション制御信
号10aに従って、エンジンに対してトルクダウンの制
御を実行する。例えば、サブスロットルバルブによる吸
気量の減少や燃料のカット、あるいはトルクの車輪への
伝達の制限等を行う。
【0009】外部負荷コントロール・ユニット30は、
外部負荷であるクーラー40やオルタネータ50のON
/OFF等を制御するが、エンジンコントロール・ユニ
ット20からトラクション制御信号20aを受けると、
通常とは異なる外部負荷の制御を行う。尚、エンジンコ
ントロール・ユニット20と外部負荷コントロールユニ
ット30は2つのプロセッサで構成されても、1つのプ
ロセッサで構成されてもよい。又、トラクション制御信
号10aと20aとは同じであってもよい。
【0010】図2はトラクションコントロール・ユニッ
ト10の制御手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS21で駆動輪回転数NA と従動輪回転
数N B とを読み込む。ステップS22で、(NA −N
B )が所定数N0 より大きいか否かを判定し、大きい場
合はスリップの発生と判断して、ステップS23でトラ
クション制御信号10aをONとする。大きくない場合
はステップS24に進んでトラクション制御信号10a
をOFFとする。
【0011】図3は外部負荷コントロール・ユニット3
0の制御手順の一例を示すフローチャートである。ま
ず、ステップS31でトラクションコントロール・ユニ
ット10からのトラクション制御信号10a(20a)
を入力して、ステップS32で信号がONかOFFかを
判別する。ONの場合にはステップS33で外部負荷を
全て(出来るもの)をカット(停止)する。
【0012】図4はクーラーの場合の図3の例を示すタ
イミングチャートである。従来例の図7とは異って、本
例ではトラクションコントロールに入る前にクーラーを
強制的にOFFにしてしまうので、外部負荷によるトラ
クションコントロール中のトルク(駆動力)の変動はほ
とんど起こらない。図5は外部負荷コントロール・ユニ
ットの制御手順の他例を示すフローチャートである。ま
ず、ステップS51でトラクション制御信号を入力し、
ステップS52でONかOFFかを判別する。ONの場
合は、以下クーラーのON/OFF制御を行なわずにリ
ターンする。一方、OFFであれば、ステップS53〜
S56で空温に基づく通常のクーラーのON/OFFの
制御を行う。従って、トラクションコントロールの間、
クーラーはONあるいはOFFの状態を維持する。
【0013】図6は図5の他例の場合のタイミングチャ
ートである。この場合には、クーラーのON/OFF間
が変化せず、トラクションコントロール前の状態に固定
されるため、図4と同様にトラクションコントロール中
の外部負荷によるトルク(駆動力)の変動はほとんどな
い。尚、本実施例では、クーラー側の回路等は詳細に示
していないが、クーラーのON/OFFの回路について
は当業者に自明である。また、本実施例では、外部負荷
として負荷変動の大きなクーラーについて説明したが、
他の外部負荷においても、トラクションコントロール中
にカット及び固定が可能なものであれば、本発明が適用
できる。
【0014】
【発明の効果】本発明により、トラクションコントロー
ル中の外部負荷の変動によるトルク変動を防止するエン
ジンの制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のエンジンの制御装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本実施例のトラクションコントロール・ユニッ
トの制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】本実施例の外部負荷コントロール・ユニットの
制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】図3による制御結果を示すタイミングチャート
である。
【図5】本実施例の外部負荷コントロール・ユニットの
制御手順の他例を示すフローチャートである。
【図6】図5による制御結果を示すタイミングチャート
である。
【図7】従来のトラクションコントロールにおける駆動
力の変動を示すタイミングチャートである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のトルクダウン条件が成立する場合
    に所定値にトルクを制御するエンジンの制御装置であっ
    て、 強制的にコントロールできる外部負荷を有し、 前記トルクダウン条件が成立する間、前記外部負荷を固
    定する負荷固定手段を備えることを特徴とするエンジン
    の制御装置。
  2. 【請求項2】 所定のトルクダウン条件が成立する場合
    に所定値にトルクを制御するエンジンの制御装置であっ
    て、 強制的にコントロールできる外部負荷を有し、 前記トルクダウン条件が成立する間、前記外部負荷を停
    止させる負荷停止手段を備えることを特徴とするエンジ
    ンの制御装置。
JP26224492A 1992-09-30 1992-09-30 エンジンの制御装置 Pending JPH06117321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26224492A JPH06117321A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 エンジンの制御装置

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JP26224492A JPH06117321A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 エンジンの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06117321A true JPH06117321A (ja) 1994-04-26

Family

ID=17373081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26224492A Pending JPH06117321A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 エンジンの制御装置

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JP (1) JPH06117321A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4900702A (en) * 1987-10-27 1990-02-13 Nippon Ferrite, Ltd. Dielectric ceramic composition
JP2016037920A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 マツダ株式会社 エンジンの制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4900702A (en) * 1987-10-27 1990-02-13 Nippon Ferrite, Ltd. Dielectric ceramic composition
JP2016037920A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 マツダ株式会社 エンジンの制御装置

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