JPH06116972A - 地下室におけるドライエリアの排水装置 - Google Patents

地下室におけるドライエリアの排水装置

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JPH06116972A
JPH06116972A JP4289474A JP28947492A JPH06116972A JP H06116972 A JPH06116972 A JP H06116972A JP 4289474 A JP4289474 A JP 4289474A JP 28947492 A JP28947492 A JP 28947492A JP H06116972 A JPH06116972 A JP H06116972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage
dry area
pit
pump
pumps
Prior art date
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Pending
Application number
JP4289474A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kawato
隆 河戸
Koichi Hirai
浩一 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP4289474A priority Critical patent/JPH06116972A/ja
Publication of JPH06116972A publication Critical patent/JPH06116972A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sewage (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排水ポンプによってドライエリア内の雨水を
排水するものにおいて、設置作業が容易で、また、故障
に対する安全性に優れた排水装置を提供する。 【構成】 地上に設置した2基の排水ポンプ(8)
(9)とドライエリア(3)の排水ピット(6)とを独
立した配管(10)(16)で連通し、フロートレスリレー
(29)によって、排水ピット(6)内の水位に応じて排
水ポンプ(8)(9)を交互に運転して排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地下室のドライエリ
アに降り込んだ雨水を排水するための排水装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来におけるドライエリアの排
水装置を示している。図において、(51)は、ドライエ
リアの床版へ埋設された排水ますであり、同じくドライ
エリアの床面に開口する集水口(52)から、この排水ま
す(51)へ配管(53)で連結して、集水口(52)に流入
した雨水を一旦この排水ます(51)へ集水するようにし
ている。排水ます(51)内には、水中ポンプ(54)が設
置され、この水中ポンプ(54)によって、排水ます(5
1)内に溜った雨水を排出するようにしている。
【0003】上記において、排水ます(51)は、床版コ
ンクリート打設時に一体に成型するか、または、コンク
リート製の成型品を打設時に埋設している。また、水中
ポンプ(54)は、同じく排水ます(51)内に設置したフ
ロート(図示せず)で水位を検出して、水位が一定以上
になるとポンプを駆動して排水し、一定以下になると停
止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記において、水中ポ
ンプ(54)は、図のように、排水ます(51)内に設置し
ていることから、地上からこの排水ます(51)内まで搬
入する必要があり、それだけ作業性が悪くなるととも
に、このような水中ポンプ(54)は、それ自体の安定性
を配管によって保たれていることから、ポンプ(54)の
振動が配管に直接伝わり、接続部分での機密洩れの発生
の原因となりやすいという問題がある。この場合、一般
の遠心ポンプをドライエリアの床面に設置することも考
えられるが、ドライエリア内にポンプ音が反響するとと
もに、エリア内の美観を損なう不都合がある。加えて、
従来では、2基のポンプを設置して交互排水を行う場合
一本の吸入管で排水ます(51)内の雨水を吸い込むよう
にしているため、一方のポンプが故障すると、その吸入
管を介して雨水が逆流する恐れがある。更に、上記フロ
ートによるポンプの駆動停止は、フロートの可動部分に
ゴミなどが詰まって作動不良を起こしやすく、安全性に
欠ける欠点がある。
【0005】この発明は、排水ポンプによってドライエ
リア内の雨水を排水するものにおいて、設置作業が容易
で、また、故障に対する安全性に優れた排水装置を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、ドライエリアの床部に埋設した排水
ピットと地上に設置した排水ポンプとを配管で連結し
て、この排水ポンプで排水ピットに集水した雨水を排出
することを特徴とする。
【0007】同じくこの出願の第2の発明は、2基の排
水ポンプを備え、これら排水ポンプの吸入管が、互いに
独立して排水ピット内に臨ましめられていることを特徴
とする。
【0008】更に、この出願の請求項3の発明は、排水
ピット内にその排水ピット内の水位の上限と下限を検出
するフロートレスリレーを設けて、そのフロートレスリ
レーの検出結果に応じて排水ポンプをオン・オフするこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】上記において、排水ますは、床版コンクリート
打設時に一体に埋設されるとともに、この排水ますと地
上の排水ポンプとが、配管を介して相互に連結される。
2基のポンプは、上記のようにそれぞれ独立した吸入管
を有し、それらのポンプを交互に運転して排水する。
【0010】
【実施例】図1は、ドライエリアを備えた地下室の要部
の断面を示している。図において、(1)は地下室の居
室部分であり、この居室部分(1)と窓(2)によって
仕切られた外側に、天井部が開放状となったドライエリ
ア(3)が設けられている。このドライエリア(3)の
床部は、前記居室部分(1)と一体に打設された床版コ
ンクリート(4)によって構成され、その外側にPC板
(プレキャストコンクリート板)からなる外壁(5)が
施工されている。前記ドライエリア(3)部分における
床版コンクリート(4)内には、その床版コンクリート
(4)の打設時に予め一体に埋設された排水ピット
(6)が配置されている。他方、ドライエリア(3)よ
りも外側である地上(7)には、2基のポンプ(8)
(9)が配置され、このポンプ(8)(9)が、排水管
(10)を介して、前記排水ピット(6)に連結されて、
その排水ピット(6)内に溜まった雨水を、地上の排水
ポンプ(8)(9)によって排出するようにしている。
【0011】図2及び図3で示すように、排水ピット
(6)は、FRP(繊維強化プラスチック)によって一
体成型された本体(12)を、前記床版コンクリート
(4)内へ埋設するとともに、この排水ピット本体(1
2)の上部開放部を塞ぐ蓋(13)に、集水口(14)が設
けられて、この集水口(14)から、床面(15)の雨水を
集水して、ピット本体(12)内に溜めるようにしてい
る。(16)は、その吸入口(17)を下向きにしてピット
本体(12)内に配置された吸入管であり、この吸入管
(16)の上端部が、フランジ(18)を介して、ピット本
体(12)の内壁面に接合されている。他方、前記ポンプ
(8)(9)側に連結される排水管(10)の下端部に
も、同様のフランジ(19)が設けられて、このフランジ
(19)をピット本体(12)外壁面に接合して固着され、
これら排水管(10)と吸入管(16)が、ピット本体(1
2)を通って互いに連通されている。
【0012】図3で示すように、前記蓋(13)の上面に
は、前記床面(15)と同じようにしてタイル(21)が張
り付けられているが、この蓋(13)を貫通するようにし
て、筒状の集水ガイド(22)が貫通して埋込まれ、この
集水ガイド(22)の上端に、目皿(23)が取付けられて
いる。更に、このガイド(22)の下端突出部を覆うよう
にして、皿状のトラップ本体(24)が取付けられるとと
もに、このトラップ本体(24)中央の出口(25)が上方
に立上がるとともに、その出口(25)の上部及び外周を
囲むようにして、キャップ(26)が設置されている。こ
のキャップ(26)の下端部は、その外周部と内周部側と
を連通するようになっており、集水口(14)からそのト
ラップ(24)内に入った雨水は、このキャップ(26)の
下端を迂回して出口(25)側に流出するようになってい
る。
【0013】図5は、上記2基の排水ポンプ(8)
(9)による排水方法の概略を示すもので、図におい
て、(28)は制御盤であり、この制御盤(28)のコント
ローラには、前記排水ピット(6)内に配置されたフロ
ートレスリレー(29)からの水位信号が送られ、その信
号に基づいて、前記ポンプ(8)(9)を停止又は運転
するように制御信号を出力する。この場合、例えば、フ
ロートレスリレー(29)によって、排水ピット(6)内
の雨水が所定の水位以上になると、まず、一方の排水ポ
ンプ(8)を駆動して、そのポンプ(8)よりピット
(6)内の雨水を排出し、水位が一定以下になると停止
するようになっている。そして、再び水位が一定レベル
以上になると、別の排水ポンプ(9)を駆動して、これ
ら排水ポンプ(8)と(9)を交互に運転するものであ
る。上記フロートレスリレー(29)は、4本の端子を有
し、その下から2番目の高さの端子(30)下端が停止端
子であり、その次の高さの端子(31)が始動端子となっ
ており、水位が始動端子(31)になった時点でポンプ
(8)(9)の一方を駆動し、停止端子(30)に達する
と停止する。更に、それよりも高い位置に配置された端
子(32)は、緊急用端子であって、水位がこの緊急用端
子(32)まで達すると、前記制御盤(28)は満水警報を
発しながら、前記排水ポンプ(8)(9)の双方を同時
に運転して、これら排水ポンプ(8)(9)による同時
排出に切換わるようになっている。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、排水
ポンプを地上に設置して、ドライエリアの床と排水ピッ
トとの間を配管で連結しているから、従来のように排水
ピット内に水中ポンプを配設したものや或いは床面に遠
心ポンプを配置したものと異なって、ポンプをドライエ
イアの床まで搬入する必要がなく、この点でも作業性が
良好である。
【0015】しかも、排水ポンプは地上部分において確
実に設置されるので、配管によって支持される水中ポン
プと異なって、振動によって接合部分の機密が損なわれ
るといった不都合がなく、また、ドライエリア内に騒音
を発生し、或いは、ドライエリア内の美観を損ねるとい
った問題点が解消される。また、これら2基の排水ポン
プは、それらの吸入管が互いに独立して排水ピット内に
臨ましめられているので、その一方のポンプが故障した
場合でも、他方のポンプ側から雨水が逆流するといった
不都合がない。
【0016】更には、排水ポンプをON・ OFF する時の水
位検出手段として、従来のフロート式のものに替えてフ
ロートレスリレーを用いているので、故障が少なくかつ
安定して排水ポンプを動作させることができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すドライエリア部分の縦
断面図である。
【図2】同じくドライエリア部分内の要部の横断平面図
である。
【図3】排水ピット部分の拡大縦断面図である。
【図4】集水口部分の拡大縦断面図である。
【図5】2機の排水ポンプによる雨水の排水方法を示す
ための概略側面図である。
【図6】従来のドライエリアの排水装置を示す要部の縦
断面図である。
【符号の説明】
(3) ドライエリア (4) 床版コンクリート (6) 排水ピット (8) 排水ポンプ (9) 排水ポンプ (10) 排水管 (16) 吸入管 (29) フロートレスリレー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライエリアの床部に埋設した排水ピッ
    トと地上に設置した排水ポンプとを配管で連結して、こ
    の排水ポンプで排水ピットに集水した雨水を排出するこ
    とを特徴とする地下室におけるドライエリアの排水装
    置。
  2. 【請求項2】 2基の排水ポンプを備え、これら排水ポ
    ンプの吸入部が、互いに独立して排水ピット内に臨まし
    められていることを特徴とする請求項1のドライエリア
    の排水装置。
  3. 【請求項3】 排水ピット内にその排水ピット内の水位
    の上限と下限を検出するフロートレスリレーを設けて、
    そのフロートレスリレーの検出結果に応じて排水ポンプ
    をオン・オフすることを特徴とする請求項1の地下室に
    おけるドライエリアの排水装置。
JP4289474A 1992-10-01 1992-10-01 地下室におけるドライエリアの排水装置 Pending JPH06116972A (ja)

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JP4289474A JPH06116972A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 地下室におけるドライエリアの排水装置

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JP4289474A JPH06116972A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 地下室におけるドライエリアの排水装置

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JPH06116972A true JPH06116972A (ja) 1994-04-26

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ID=17743746

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JP4289474A Pending JPH06116972A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 地下室におけるドライエリアの排水装置

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JP (1) JPH06116972A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108396852A (zh) * 2018-04-09 2018-08-14 立德环保设备制造(广州)有限公司 一种自清洗型污水提升设备
WO2023105891A1 (ja) 2021-12-07 2023-06-15 株式会社荏原製作所 排水ポンプ装置、排水ポンプ管理システム、排水ポンプ支援計画作成装置、推論装置、機械学習装置、排水ポンプ支援計画作成方法、推論方法、及び、機械学習方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108396852A (zh) * 2018-04-09 2018-08-14 立德环保设备制造(广州)有限公司 一种自清洗型污水提升设备
WO2023105891A1 (ja) 2021-12-07 2023-06-15 株式会社荏原製作所 排水ポンプ装置、排水ポンプ管理システム、排水ポンプ支援計画作成装置、推論装置、機械学習装置、排水ポンプ支援計画作成方法、推論方法、及び、機械学習方法

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