JPH06116714A - 加工性、皮膜密着性に優れた酸化物コーティング基材及びその製造方法 - Google Patents

加工性、皮膜密着性に優れた酸化物コーティング基材及びその製造方法

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JPH06116714A
JPH06116714A JP27044592A JP27044592A JPH06116714A JP H06116714 A JPH06116714 A JP H06116714A JP 27044592 A JP27044592 A JP 27044592A JP 27044592 A JP27044592 A JP 27044592A JP H06116714 A JPH06116714 A JP H06116714A
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oxide
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JP27044592A
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Shinya Okude
進也 奥出
Yoshihiko Yasue
良彦 安江
Masayasu Nagoshi
正泰 名越
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】耐熱変色性、耐酸化性を損なうことなく、加工
性、皮膜密着性に優れた酸化物皮膜を持つ酸化物コーテ
ィング基材及びその製造方法を提供する。 【構成】酸化物コーティング基材は、基材40と、この基
材上に接し、化学量論組成に比べて過剰に酸素が存在す
る酸化物からなる第一領域50と、この第一領域上に接
し、第一領域と同種の酸化物からなり、かつ化学量論組
成を保つ第二領域60とを具備し、第一領域50と第二領域
60とを合わせた領域の厚さが0.1μm以上、10μm
以下である加工性、皮膜密着性に優れた基材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化物コーティング基
材、特に電気ヒーターのカバーや熱反射部材等の加熱機
器、石油ストーブやファンヒーター等の暖房機器等の高
温で使用される部材に利用される酸化物コーティング基
材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱機器、暖房機器に使
用される部材には、表面光沢の優れた光輝焼鈍仕上げの
ステンレス鋼板が多く用いられてきた。ステンレス鋼は
Crを含有し、このCrが高温酸化雰囲気下で表面に濃
化して保護性のある酸化皮膜(Cr2 3 )を形成し、
金属イオンが内部から外方へ拡散するのを妨げている。
その結果、酸化の進行を抑制し、耐食性、耐熱性及び熱
反射特性が優れたものとなる。しかし、この酸化皮膜は
純粋なCr2 3 ではなく、Feあるいは鋼中の不純物
元素を含むため、高温での使用中の黒色化は避けられな
い。このため、ステンレス鋼板を電気ヒーター、カバ
ー、熱反射板等の加熱機器或いは石油ストーブ等の燃焼
器具に用いた場合、外観を損なうばかりでなく、表面の
変化によって輻射率が変化して燃焼状態や加熱効果が劣
化する。
【0003】従来は、CVD、スパッタリング、真空蒸
着、イオンプレーティング及びプラズマ溶射等の気相め
っき法で酸化アルミニウムや酸化珪素といった酸化物を
被覆して、上述のような高温での変色を抑え、耐酸化性
を向上させていた。例えば、特開昭59−140652
号、特開昭63−72868号、特開昭63−7686
1号、特開平2−38557号は、気相めっき法を用い
て鋼板に酸化物コーティングを行うことにより、鋼板の
耐熱変色性、耐酸化性を向上させることを開示してい
る。しかし、酸化物は、金属との熱膨脹係数差が大きい
ため、高温使用時に酸化物皮膜と金属基体との界面で熱
応力が発生する。この結果、特に、加工部で皮膜が剥離
することが多く、加工部での耐熱性、耐酸化性を劣化さ
せている。そこで、熱応力を緩和させ、皮膜密着性を向
上させるために、皮膜と基板(鋼板)との間に、金属と
酸化物との熱膨張係数の中間の熱膨張係数を持つ金属の
膜を形成させることなどが行われている。しかし、この
場合、鋼板の持つ光沢を損ない、耐熱変色性を劣化させ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、耐熱変色性、耐酸化性を損なう
ことなく、加工性、皮膜密着性に優れた酸化物皮膜を持
つ酸化物コーティング基材及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の酸化物コーティ
ング基材は、基材と、この基材上に接し、化学量論組成
を越える酸素が存在する酸化物からなる第一領域と、こ
の第一領域上に接し、第一領域と同種の酸化物からな
り、かつ化学量論組成の酸素が存在する酸化物からなる
第二領域とを具備し、第一領域と第二領域とを合わせた
領域の厚さが0.01μm以上、10μm以下である加
工性、皮膜密着性に優れたものである。
【0006】本発明の酸化物コーティング基材の製造方
法は、酸素雰囲気中で基材表面に酸化物を形成した後、
基材を酸素雰囲気中で100℃〜400℃に保持して、
酸素分圧1×10-3〜1×10-5 Torrの酸素雰囲気中
に導入して、真空蒸着法により基材表面に化学量論組成
を越える酸素が存在する酸化物からなる第一領域と、第
一領域と同種の酸化物からなり、化学量論組成の酸素が
存在する酸化物からなる第二領域とを順次形成する製造
方法である。
【0007】ここで、化学的に安定とされている酸化物
ab(M=Al,Si,Cr,Ti,Zr,Znな
ど)のaとbとの比が化学量論組成比であり、第一領域
の酸化物をMa'b'とした時、(b´/a´)>(b/
a)である。また、第二領域の酸化物をMa'' b''
した時、(b''/a'')は(b/a)と同じまたはほぼ
同じとなる。
【0008】また、本発明では、基材とコーティング層
との界面で基材成分の濃度が変化している場合、その界
面は、基材成分を50%検出した箇所、例えば、鋼板で
はFeを50%検出した箇所とした。
【0009】
【作用】本発明方法では、基材、特に鋼板表面に真空蒸
着法を用いて、酸化物コーティングを形成する。この方
法は、他の気相めっきによるコーティングと比較して、
得られる皮膜を均一に被覆できる点で優れ、かつ広範囲
の膜厚領域で膜厚制御が容易である。本発明では、真空
蒸着を100℃〜400℃で行う。これは、100℃未
満では、十分な皮膜の密着力が得られず、400℃を越
えると、熱応力に起因した皮膜割れが生じるためと考え
られる。さらに、本発明では、真空蒸着を酸素雰囲気で
行う。従来の真空蒸着法で得られる酸化物皮膜は、酸素
濃度が欠乏した構造となり、皮膜自身の強度が得られ
ず、また密着性にも劣る。そこで、本発明では、例え
ば、基材表面の前処理後から酸素ガス導入を開始して、
成膜中も酸素ガスを導入することによって、皮膜の酸素
濃度を、基材に接する第一領域において化学量論比を越
える酸素濃度とし、第一領域に接している第二領域にお
いて、化学量論組成比の酸素濃度となるように制御す
る。そしてそのことにより、皮膜強度や密着性を向上さ
せている。酸化物の第一領域は、酸素濃度が化学量論組
成比よりも高く、膜中で最大強度が得られる領域で、こ
の領域は、例えば、成膜前から酸素ガスを導入すること
で形成される。発明者は、成膜前から酸素導入を行うこ
とにより、基材表面が酸化されて基材と皮膜との界面に
酸素濃度が高い領域が存在することとなり、真空蒸着時
にこの酸素イオンが皮膜側に拡散して、第一領域の酸素
濃度が化学量論組成比よりも高くなると推定している。
第一領域の酸素濃度は、(b´/a´)/(b/a)
で、1.0を越え、2.0以下程度が好適である。この
領域は、その膨脹係数が、基材と第二領域との中間の値
であり(例えば、基材が鋼板で、酸化物コーティングが
Al23の場合、鋼板の線膨脹係数が14.5×10-6
/K、第一領域の線膨脹係数が約10.0×10-6
K、第二領域の線膨脹係数が約8.0×10-6/Kであ
る)、この領域により熱応力を緩和して皮膜密着性を向
上している。第一領域の膜厚は平均で0.005μm以
上、0.05μm以下が好適である。膜厚が薄すぎる
と、基材表面全域にわたり均一な領域が形成されず、ま
た、厚すぎると、基材の光沢を損なうためである。第一
領域の酸化物は、酸素濃度が、全体にわたってほぼ均一
なものでもよく、また、濃度が次第に変化しているもの
でもよい。
【0010】酸化皮膜の第二領域は、成膜時に導入され
る酸素により形成される。この領域では、皮膜中の酸素
濃度が化学量論組成に近くなり、欠陥のない皮膜構造と
なる。本発明で、酸素濃度が化学量論組成の第二領域と
は、酸素濃度が化学量論組成のものと化学量論組成近傍
のものを含む。第二領域の酸素濃度は、第一領域の酸素
濃度を越えないもので、(b''/a'')/(b/a)で
0.94〜1.07程度が好適である。この第二領域に
より、高温での変色を抑え(耐熱変色性)、耐酸化性を
向上させる。第二領域の膜厚は平均で0.005μm以
上、9.995μm以下が好適である。膜厚が薄すぎる
と、下地基材および第一領域を完全に被覆することがで
きなくなるためであり、また、厚すぎると、熱応力によ
り割れが生じるためである。第一領域と第二領域の和の
膜厚は、0.01μm以上、10μm以下が好適であ
る。薄すぎると基材を覆うことができないためであり、
厚すぎると熱応力に起因する割れが発生するためであ
る。
【0011】以上の構造を有する皮膜を基材、特にステ
ンレス鋼板或いは炭素鋼板上に形成させることにより、
耐熱変色性や耐酸化性を損なうことなく、加工性、皮膜
密着性を向上させることができる。
【0012】
【実施例】図9は、連続ラインで鋼板上に酸化物コーテ
ィングを行う装置を示す。この装置は、基板クリーニン
グチャンバー10、酸素ガス導入チャンバー20、成膜チャ
ンバー30を順に連結して配置している。成膜チャンバー
30は、真空蒸着装置や加熱装置を配置しており、酸素ガ
ス導入チャンバー20、成膜チャンバー30内を所定の酸素
分圧の酸素雰囲気とし、ここをステンレス鋼板、炭素鋼
板などの基材40を通過させて成膜チャンバー30で酸化物
コーティングをおこなうようにしている。この実施例で
は、酸素ガス導入下(酸素分圧:1×10-3〜1×10
-5 Torr)において基材のステンレス鋼板または炭素鋼
板を100℃以上、400℃以下に保ちながら成膜して
酸化物(Al2 3 、SiO2 )コーティング鋼板を作
成した。また、比較のため、本発明の条件から外れる製
造条件又は酸化皮膜条件のコーティング鋼板も作成し
た。
【0013】本発明のコーティング鋼板は、図10に概
略的に示すように、基材40と、この基材上に接し、化学
量論組成に比べて過剰に酸素が存在する酸化物からなる
第一領域50と、この第一領域上に接し、第一領域と同種
の酸化物からなり、かつ化学量論組成を保つ第二領域60
とを具備している。
【0014】これらコーティング鋼板について評価試験
を行い、皮膜構造と皮膜密着性の関連について調べた。
表1、2は折曲げ試験により皮膜密着性試験を行った結
果を示す。表1、2から明らかなように、本発明、特
に、SUS430を基材とした時に、密着性に関し最も
良い結果が得られた。これは、SUS430は、SUS
304に比べ熱膨張係数の値が酸化物に近いため、界面
で発生する熱応力が小さく、皮膜密着性が優れているた
めと考えられる。
【0015】他方、基材温度が100℃未満、400℃
を越える比較例の場合、いずれも密着性は不良であっ
た。また、膜厚が10μm以上の皮膜や酸素分圧が1×
10-3よりも低い真空度(高い酸素分圧)、1×10-5
よりも高い真空度(高真空度下)で成膜されたコーティ
ング基材は、膜厚が0.1〜10μmのもの、酸素分圧
が1×10-3〜1×10-5のものに比べて密着性に劣る
結果となった。
【0016】また、他の酸化物(Cr2 3 、MgO、
TiO2 、ZrO2 、ZnO)皮膜をコーティングした
鋼板についても、本発明の範囲の実施例および本発明の
範囲を外れる比較例について密着性を調べた。その結果
を表3に示す。酸素ガス導入を行いながら成膜した第一
領域と第二領域を有する本発明のコーティング鋼板は、
いずれも優れた密着性を示した。次ぎに、以下に示した
A〜Dの4条件で作成した供試材について、皮膜中の酸
素濃度比と基材との界面付近の酸素濃度比を調べた。 基材:純Fe(99.99%)、成膜時の基材温度:2
00℃
【0017】A条件:2×10-4 Torr まで酸素ガスを
導入してAl2 3 を蒸着(酸素雰囲気下):膜厚0.
6μm(第一領域の膜厚0.03μm、第二領域の膜厚0.57
μm) B条件:7×10-6 Torr の真空下でAl2
3 を蒸着(高真空下):膜厚0.2μm(第一領域の膜
厚 0μm、第二領域の膜厚0.2 μm)
【0018】C条件:2×10-4 Torr まで酸素ガスを
導入してSiO2 を蒸着(酸素雰囲気下):膜厚0.3
μm(第一領域の膜厚0.02μm、第二領域の膜厚0.28μ
m) D条件:7×10-6 Torr の真空下でSiO2 を蒸着
(酸素雰囲気下):膜厚1.0μm(第一領域の膜厚 0
μm、第二領域の膜厚1.0 μm)
【0019】図1〜図8に、スパッタリング装置が組込
まれたX線光電子分光(XPS)装置を用いて、純鉄基
材に成膜した4供試材について皮膜及び皮膜/基材界面
の組成分布を調べた結果を示す。図1、図3、図5、図
7は、深さ方向の元素分布を示し、図2、図4、図6、
図8は深さ方向での酸化物中の酸素ピークと金属ピーク
の強度比を示したものである。図2、図6から、深さ方
向に対して皮膜密着性に優れた2供試材は、界面に化学
量論組成を越える酸素が存在する酸化アルミニウム(A
l:O=2:X,X≧3)の領域や酸化珪素(Si:O
=1:X,X≧2)の領域(共に膜厚0.005μm以
上)が形成され、その上に酸化アルミニウム(Al:O
=2:X,X〜3)の領域あるいは酸化珪素(Si:O
=1:X,X〜2)の領域が形成された構造となってい
る。一方、図4、図8から皮膜密着性に劣る2供試材
は、化学量論組成と異なる組成の皮膜構造となってい
る。また、界面近傍には化学量論組成を越える酸素が存
在する領域は存在しない。なお、表1〜表3の第一領
域、第二領域の膜厚は、図2、図4、図6、図8に基づ
き計算により求めた。
【0020】
【発明の効果】本発明方法では、化学量論組成を越える
酸素濃度の酸化物の領域を介在して、化学量論組成の酸
化物をコーティングして、中間層金属を含まない構造と
したため、中間層金属の悪影響(基材表面の光沢、耐熱
変色性の劣化)が現れない。また、表面の第二領域は、
化学量論組成比の酸素が存在する酸化物からなり、従来
の化学量論組成比より少ないの酸素が存在する酸化物か
らなコーティング層より基材表面の光沢、耐熱変色性を
損なうことなく、耐熱変形性、耐酸化性が優れている。
従って、基材表面の光沢、耐熱変色性、加工性、皮膜密
着性がいずれも優れた表面処理基材を製造することがで
きる。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【表3】
【図面の簡単な説明】
【図1】A条件(酸素雰囲気下)で作成したAl23
膜の深さ方向元素分布(XPS)を示す図。
【図2】A条件(酸素雰囲気下)で作成したAl23
膜の深さ方向組成比(XPS)を示す図。
【図3】B条件(高真空下)で作成したAl23皮膜の
深さ方向元素分布(XPS)を示す図。
【図4】B条件(高真空下)で作成したAl23皮膜の
深さ方向組成比(XPS)を示す図。
【図5】C条件(酸素雰囲気下)で作成したSiO2
膜の深さ方向元素分布(XPS)を示す図。
【図6】C条件(酸素雰囲気下)で作成したSiO2
膜の深さ方向組成比(XPS)を示す図。
【図7】D条件(高真空下)で作成したSiO2皮膜の
深さ方向元素分布(XPS)を示す図。
【図8】D条件(高真空下)で作成したSiO2皮膜の
深さ方向組成比(XPS)を示す図。
【図9】本発明方法の一例を示す説明図。
【図10】本発明の酸化物コーティング基材の概略断面
図。
【符号の説明】
10…基材クリーニングチャンバー、20…酸素ガス導入チ
ャンバー、30…成膜チャンバー、40…基材、50…第一領
域、60…第二領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、この基材上に接し、化学量論組
    成を越える酸素が存在する酸化物からなる第一領域と、
    この第一領域上に接し、第一領域と同種で、かつ化学量
    論組成の酸素が存在する酸化物からなる第二領域とを具
    備し、第一領域と第二領域とを合わせた領域の厚さが
    0.01μm以上、10μm以下である加工性、皮膜密
    着性に優れた酸化物コーティング基材。
  2. 【請求項2】 基材を酸素分圧1×10-3〜1×10-5
    Torrの酸素雰囲気中で100℃〜400℃に保持し
    て、真空蒸着法により基材表面に化学量論組成を越える
    酸素が存在する酸化物からなる第一領域と、第一領域と
    同種で、化学量論組成の酸素が存在する酸化物からなる
    第二領域とを順次形成する加工性、皮膜密着性に優れた
    酸化物コーティング基材の製造方法。
  3. 【請求項3】 酸素雰囲気中で基材表面に酸化物を形成
    した後、真空蒸着法により前記第一領域と第二領域とを
    順次形成する請求項3に記載の酸化物コーティング基材
    の製造方法。
JP27044592A 1992-10-08 1992-10-08 加工性、皮膜密着性に優れた酸化物コーティング基材及びその製造方法 Pending JPH06116714A (ja)

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