JPH06116581A - ボールジョイント用潤滑剤組成物 - Google Patents

ボールジョイント用潤滑剤組成物

Info

Publication number
JPH06116581A
JPH06116581A JP29639592A JP29639592A JPH06116581A JP H06116581 A JPH06116581 A JP H06116581A JP 29639592 A JP29639592 A JP 29639592A JP 29639592 A JP29639592 A JP 29639592A JP H06116581 A JPH06116581 A JP H06116581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
viscosity
ball
lubricant composition
ball joint
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29639592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2983778B2 (ja
Inventor
Keiji Tanaka
啓司 田中
Koyo Ozaki
幸洋 尾崎
Tetsuo Tsuchiya
哲夫 土谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Shell Sekiyu KK
Original Assignee
Showa Shell Sekiyu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Shell Sekiyu KK filed Critical Showa Shell Sekiyu KK
Priority to JP4296395A priority Critical patent/JP2983778B2/ja
Publication of JPH06116581A publication Critical patent/JPH06116581A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2983778B2 publication Critical patent/JP2983778B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubricants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の懸架装置のリンク部やかじ取り装置
のリンク部(例えばタイロッドエンド部等)に多く使用
されるボールジョイントにおいてジョイントの作動トル
クが低く、温度変化によるトルクの変動が小さくまた、
くり返し作動された後のトルクの変化並びにボールスタ
ットの変位量を極力抑えることが可能な潤滑剤組成物の
提供。 【構成】(イ)(i)25℃の粘度が3×103〜105
センチポアズの範囲内にある粘稠ポリイソプレンゴムお
よび/または(ii)鉱油および/または合成油を混合し
て25℃の粘度を3×103〜105センチポアズに調整
したポリイソプレンゴム粘稠物100重量部 (ロ)一般式(1)〜(2)に示される脂肪族アマイド
および脂肪族ビスアマイドよりなる群から選ばれた少な
くとも1種以上のアマイド化合物15〜65重量部、と
を含有することを特徴とするボールジョイント用潤滑剤
組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ボールジョントに使用する潤滑
剤組成物に係わり、特に合成樹脂製ボールシートと、金
属製ボールスタット並びにソケットから構成されるボー
ルジョイントについてボールスタットとボールシート間
の潤滑に適したボールジョント用潤滑剤組成物に関する
ものである。
【0002】
【従来技術】一般に自動車に使用されているプラスチッ
クボールジョイントは基本的には図1に示すように合成
樹脂製ボールシート1と金属製ボールスタット2及び金
属製ソケット3より構成されており、潤滑剤は合成樹脂
製ボールシート1と金属製ボールスタット2の間に塗布
され潤滑の機能を果す。ボールジョイントはその性能の
維持及び向上を計るため従来からいくつかの手法がとら
れており、例えば、ボールスタットの硬度を増し摩耗を
抑制したり、ボールシートにモリブデンや黒鉛あるいは
潤滑油を充填し樹脂自体の潤滑性を高めたり、またボー
ルシート内面に溝をつけ油溜(グリース溜)を設けるこ
とで潤滑性の向上を計ったもの等がある。しかしながら
これらの手法でボールジョイントの性能を向上させるに
は限度があり、また効果も小さいことからジョイントの
性能に大きく関与するグリース等の潤滑剤に頼っている
のが現状であり、より高性能なグリースへの期待は大き
い。またボールジョイントは懸架装置やかじ取り装置の
作動系の極めて重要な部分に位置しており、ジョイント
のガタ等が生じた場合は、直接的に車輌の走行性に影響
を及ぼす部品であるため、荷重下においてボールスタッ
トの変位量が変動ならびに増大することはボールジョイ
ントにとって致命的な問題となる。このことからプラス
チックボールジョイントは、ボールスタットと合成樹脂
製ボールシートをソケットに組み込む際に、ある一定の
荷重を加え、この荷重を維持した状態で組み立て合成樹
脂の粘弾性を利用してボールスタットとボールシート間
のクリアランスを可及的に小さくし、また負荷時におけ
るボールスタットの変位を極力抑える機構になってい
る。故に、ボールスタットとボールシート間にはある一
定の圧力が維持されることから、一般的な潤滑グリース
では、時間の経過と共にグリースが、ボールスタットと
ボールシート間より押し出され、作動トルクが大きくな
り、作動がくり返えされる過程において油膜破断が起
き、ボールスタットとボールシートが直接接触し摩耗が
生じ、ボールスタットの変位量が増大する。したがっ
て、ボールジョイント用潤滑剤の要求性能としては、荷
重下においてグリースが、ボールスタットとボールシー
ト間に強く付着し一定の膜厚を維持し、かつ静止状態か
ら運動状態に移った時に潤滑剤が摺動部で円滑に流動
し、またこれらはくり返し作動しても形成された潤滑膜
に変化が少なく安定した潤滑性能を与えるものでなけれ
ばならない。
【0003】
【目的】本発明の目的は、自動車の懸架装置のリンク部
やかじ取り装置のリンク部(例えばタイロッドエンド部
等)に多く使用されるボールジョイントにおいてジョイ
ントの作動トルクが低く、温度変化によるトルクの変動
が小さくまた、くり返し作動された後のトルクの変化並
びにボールスタットの変位量を極力抑えることが可能な
潤滑剤組成物を提供する点にある。
【0004】
【構成】本発明は、 (イ)(i)25℃の粘度が3×103〜105センチポ
アズの範囲内にある粘稠ポリイソプレンゴムおよび/ま
たは(ii)鉱油および/または合成油を混合して25℃
の粘度を3×103〜105センチポアズに調整したポリ
イソプレンゴム粘稠物100重量部 (ロ)一般式(1)〜(2)に示される脂肪族アマイド
および脂肪族ビスアマイドよりなる群から選ばれた少な
くとも1種以上のアマイド化合物15〜65重量部、と
を含有することを特徴とするボールジョイント用潤滑剤
組成物に関する。
【化2】 R1CONH2・・・・・・・・・・(1) R1CONHR2NHCOR1・・・ (2) (ただし、R1は炭素数15〜17の飽和または不飽和
のアルキル基を示しR2はメチレン基またはエチレン基
を示す。)
【0005】本発明において(イ)成分として用いられ
る粘稠物は、ボールジョイントの摺動面間の付着性と円
滑な作動性に関係があり、25℃の粘度が3×103
105センチポアズの範囲内になければならない。粘度
が3×103センチポアズより小さいと付着性が弱く、
また潤滑膜が薄くなるため、境界面で樹脂と金属が直接
接触してしまい発生するトルクが大きくなる。一方粘度
が105センチポアズより大きいと、潤滑剤内部での粘
性抵抗が増大し、ボールジョイントにおけるトルクが上
昇する。ポリイソプレンゴムは、繰り返し単位が
【化3】 および/または
【化4】 をもつものあるいは前記(3)と(4)のブロック共重
合体である。ポリイソプレン以外の高分子系添加剤、例
えばポリブテン、ポリイソブチレン、ポリメタクリレー
トなどはいずれもポリイソプレンの場合と異なり、本発
明の目的を達成することができなかった。ポリイソプレ
ンゴムと、鉱油または合成油の混合比率は特に限定され
ず、混合し得られた粘稠物の粘度が3×103〜105
ンチポアズの範囲にあれば良い。ここで合成油とは通常
の、潤滑油あるいはグリースの基油として用いられる公
知のものを示し、例えば、ポリグリコール、ポリ−α−
オレフィン、ジエステル、ポリオールエステル、ケイ酸
エステル、ジフェニルエーテル、シリコーンなどがあ
り、特に限定されない。
【0006】(ロ)成分として用いられるアマイドは粘
稠状である(イ)成分を固体化あるいは半固体化させる
ための機能と、樹脂と金属間の摩擦係数の低減及び粘稠
物の内部流動を向上させる機能がある。その配合量が1
5重量部より少ないと潤滑剤が軟わらかすぎ流出しやす
くなったり、樹脂と金属間の潤滑性を向上させる効果が
弱くなる。一方65重量部より多いと潤滑剤は硬くなり
すぎて取り扱いが困難なわりには効果が上がりにくく、
また充填工程において圧送ができなくなる可能性があ
る。さらに本発明の潤滑剤組成物には、通常の潤滑グリ
ースに使用されている酸化防止剤、防錆剤、極圧剤等を
必要に応じて添加することができる。
【0007】
【実施例】以下、実施例及び比較例をあげて本発明を具
体的に説明する。 実施例1 ステンレス製容器に25℃の粘度が5.2×104セン
チポアズのポリイソプレン(以下粘稠物Aと言う)を2
00g取り、次にエチレンビスステアリルアマイド(以
下アマイドAと言う)を80g添加し、撹拌しながら1
50℃まで加熱した。内容物が溶解し透明になったので
加熱をやめ、アミン系の酸化防止剤を1.0%添加し
て、常温まで冷却した後、三本ロールミルで均一に仕上
げて潤滑剤組成物を得た。
【0008】実施例2 25℃の粘度が3.0×106センチポアズのポリイソ
プレン60重量%と合成油として40℃の動粘度が33
センチストークスのポリ−α−オレフィン40重量%を
混合し得られた粘稠物(以下粘稠物Bと言う)の粘度を
測定したところ、25℃の粘度が8.0×104センチ
ポアズであった。そこで、ステンレス製容器にこの粘稠
物B200gを取り、つづいてアマイドA80gを添加
した。次に撹拌しながら150℃まで加熱し、内容物が
溶解し透明になったので加熱をやめアミン系の酸化防止
剤を1.0%添加し、常温まで冷却した。冷却後三本ロ
ールミルにて均一に仕上げて潤滑剤組成物を得た。
【0009】実施例3 25℃の粘度が3.0×106センチポアズのポリイソ
プレン30重量%と40℃の動粘度が26センチストー
クスの鉱油70重量%を混合し得られた粘稠物(以下粘
稠物Cと言う)の粘度を測定したところ、25℃の粘度
が3.6×103センチポアズであった。そこで、ステ
ンレス製容器にこの粘稠物C200gを取り、つづいて
アマイドA80gを添加した。次に撹拌しながら150
℃まで加熱し、内容物が溶解し透明になったので加熱を
やめアミン系の酸化防止剤を1.0%添加し、常温まで
冷却した。冷却後三本ロールミルにて均一に仕上げて潤
滑剤組成物を得た。
【0010】実施例4 ステンス製容器に粘稠物B200gを取り、次にアマイ
ドA40gを添加し、撹拌しながら150℃まで加熱し
た。内容物が溶解し透明になったので加熱をやめ、アミ
ン系の酸化防止剤を1.0%添加した。常温まで冷却し
た後、三本ロールミルにて均一に仕上げて潤滑剤組成物
を得た。
【0011】実施例5 ステンス製容器に粘稠物B200gを取り、次にステア
リルアマイド(以下アマイドBと言う)100gを添加
し、撹拌しながら150℃まで加熱した。内容物が溶解
し透明になったので加熱をやめ、アミン系の酸化防止剤
を1.0%添加して常温まで冷却した。冷却後三本ロー
ルミルにて均一に仕上げて潤滑剤組成物を得た。
【0012】実施例6 ステンス製容器に粘稠物B200gを取り、次にアマイ
ドAと、オレイルアマイド(以下アマイドCと言う)を
それぞれ50gつづ添加し、撹拌しながら150℃まで
加熱した。内容物が溶解し透明になったので加熱をや
め、アミン系の酸化防止剤を1.0%添加して常温まで
冷却した。冷却後三本ロールミルにて均一に仕上げて潤
滑剤組成物を得た。
【0013】比較例1 25℃の粘度が3.0×106センチポアズのポリイソ
プレン80重量%と40℃の動粘度が33センチストー
クスのポリ−α−オレフィン20重量%を混合して得ら
れた粘稠物(以下粘稠物Dと言う)の粘度を測定したと
ころ、25℃の粘度が5.0×105センチポアズであ
った。この粘稠物D200gと、アマイドA80gをス
テンレス製容器に入れ、撹拌しながら150℃まで加熱
した。以下の行程並びに方法は実施例1〜6と同じであ
る。
【0014】比較例2 25℃の粘度が1.5×105センチポアズのポリイソ
プレン30重量%と40℃の動粘度が26センチストー
クスの鉱油70重量%を混合し得られた粘稠物(以下粘
稠物Eと言う)の粘度は、25℃で800センチポアズ
であった。この粘稠物E200gとアマイドA80gを
ステンレス製容器に入れ、撹拌しながら150℃まで加
熱した。以下の行程並びに方法は実施例1〜6と同じで
ある。
【0015】比較例3 粘稠物B200gとリチウムステアレート40gをステ
ンレス製容器に入れ、撹拌しながら220℃まで加熱し
た。その後80℃まで急激に冷却し、アミン系の酸化防
止剤を1.0%加えた後、三本ロールミルにて均一に仕
上げた。
【0016】比較例4 当社の市販リチウム系ボールジョイント用グリースを示
す。 比較例5 他社の市販汎用リチウム系グリースを示す。 比較例6 他社の市販アマイド系ボールジョイント用グリースを示
す。
【0017】
【評価】実施例1〜6で得られた潤滑剤組成物と比較例
1〜6の潤滑剤並びにグリースの一般性状、トルク試
験、および耐久試験の結果を表1〜表6に示す。実施例
1〜6の潤滑剤組成物はボールジョイントのトルクが常
温から低温まで低く維持され、しかも起動と回転トルク
の差が小さい。また耐久試験においてもリフト量が少な
い結果が得られた。比較例1は(イ)成分の粘度が10
5センチポアズ以上という高粘度の粘稠物を混合して得
た潤滑剤であるが、この潤滑剤は常温および低温におい
て、ともに高いトルク値を示した。比較例2は(イ)成
分の粘度が3×103以下の低い粘度の粘稠物を混合し
て得た潤滑剤であるが、この潤滑剤の常温及び低温での
回転トルクは高い値である。比較例3は実施例4で用い
たアマイドAの代わりにリチウムステアレートを配合し
たものであるが、このグリースは低温での回転トルク値
および常温での起動及び回転トルク値が大きい。比較例
4〜6は市場で広く使われているグリースであるが、比
較例4は常温でのトルク値が大きく、比較例6は低温で
のトルク値が大きい。また比較例5は常温および低温で
のトルク値が高く耐久試験後のリフト量の増加が非常に
大きい。
【0018】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【0019】
【ボールジョイント試験方法の概略説明】図2に示すボ
ールジョイント試験機を用いて各種潤滑剤組成物または
グリースのトルク試験および耐久試験を行った。 1)トルク試験の方法 ボールスタット:クロムモリブテン鋼、球状頭部の直径
20mm ボールシート :ポリアミド樹脂 〈試験条件〉・温 度 :25℃及び−20℃ ・予 圧 :1000kg ・回 転 :±30°、30cpm ・起動トルク:組立てから2時間経過後の動きはじめの
最大トルク値(kg・cm) ・回転トルク:前記起動トルクを測定後、ボールスタッ
トを10回回転させた直後のトルク値(kg・cm) 供試潤滑剤ならびにグリースは、ボールスタットとボー
ルシートの表面にそれぞれ均一に塗布して組立てた。起
動トルクは組立てから2時間経過後の動きはじめの最大
トルク値を測定し、回転トルクは、前記起動トルクを測
定した後、ボールスタットを10回回転させた直後のト
ルク値を測定した。 2)ボールジョイント耐久試験の方法 前記1)で組み立てたボールジョイントを下記の条件に
より耐久試験を行ない、ボールスタットのリフト量によ
り、その良否の判定を行った。この時のリフト量とはボ
ールスタットの軸方向に±50kgの荷重を加えた時に
ボールスタットが移動した(歪んだ)量を言う。 〈試験条件〉・温 度 :25℃ ・予 圧 :1000kg ・荷 重 :±250kg、60cpm(軸方向) ・揺 動 :±15°、50cpm ・回 転 :±30°、30cpm ・揺動回数 :106回 ・リフト測定時:±50kgを掛ける
【0020】
【発明の効果】本発明の潤滑剤組成物は、ボールジョイ
ントに必要な潤滑性能、例えば、ボールスタットとボー
ルシートの間での強い付着力による一定の潤滑膜の維持
と、相反する流動抵抗を低く安定に保つことができる。
本発明の潤滑剤組成物は、ボールジョイントにおいての
トルクが低く、起動と回転トルクの差が小さく、また耐
久テストにおいても耐摩耗性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスチックボールジョイントの構造の概略を
示す図であり、(a)は部品とその組立ての概略を、
(b)は組立てられた製品の概略を示す図である。
【図2】ボールジョイントにおけるグリースのトルク性
能を評価する試験機の概略図である。
【図3】図2の負荷部の分解図である。
【図4】図2の旋回部の分解図である。
【符号の説明】
1 ボールシート 2 ボールスタット 3 ソケット 4 鋼板 5 ボールジョイント 6 負荷部 7 旋回部 8 締付カバー 9 熱電対取付口 10 受座 11 予圧プラグ 12 予圧固定ナット 13 固定ナット 14 取付座 15 標示針 16 回り止ナット 17 回り止ナット 18 調節ナット 19 旋回枠 20 締付ナット 21 アダプタ 22 安全柵 23 負荷シリンダDPセル 24 負荷シリンダレリーフ弁 25 振動シリンダレリーフ弁 26 旋回シリンダレリーフ弁 27 負荷シリンダ 28 標示計 29 振動シリンダ油圧計 30 旋回シリンダ油圧計 31 リミットスイッチ 32 リミットスイッチ 33 リミットスイッチ 34 近接スイッチ 35 近接スイッチ 36 近接スイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 20:02 30:02 30:06 30:08 40:02 50:10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)(i)25℃の粘度が3×103
    105センチポアズの範囲内にある粘稠ポリイソプレン
    ゴムおよび/または(ii)鉱油および/または合成油を
    混合して25℃の粘度を3×103〜105センチポアズ
    に調整したポリイソプレンゴム粘稠物100重量部 (ロ)一般式(1)〜(2)に示される脂肪族アマイド
    および脂肪族ビスアマイドよりなる群から選ばれた少な
    くとも1種以上のアマイド化合物15〜65重量部、と
    を含有することを特徴とするボールジョイント用潤滑剤
    組成物。 【化1】 R1CONH2・・・・・・・・・・(1) R1CONHR2NHCOR1・・・ (2) (ただし、R1は炭素数15〜17の飽和または不飽和
    のアルキル基を示し、R2はメチレン基またはエチレン
    基を示す。)
JP4296395A 1992-10-08 1992-10-08 ボールジョイント用潤滑剤組成物 Expired - Lifetime JP2983778B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4296395A JP2983778B2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 ボールジョイント用潤滑剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4296395A JP2983778B2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 ボールジョイント用潤滑剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06116581A true JPH06116581A (ja) 1994-04-26
JP2983778B2 JP2983778B2 (ja) 1999-11-29

Family

ID=17832992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4296395A Expired - Lifetime JP2983778B2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 ボールジョイント用潤滑剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2983778B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000047699A1 (en) * 1999-02-12 2000-08-17 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Lubricant composition and his use in a ball joint
JP2000230188A (ja) * 1999-02-09 2000-08-22 Showa Shell Sekiyu Kk ボールジョイント用グリース組成物
JP2003020492A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Musashi Seimitsu Ind Co Ltd ボールジョイント用潤滑剤組成物及びボールジョイント
WO2006051671A1 (ja) * 2004-10-20 2006-05-18 Porite Corporation 熱可逆性ゲル状の潤滑性を有する組成物及びその製造方法並びに前記組成物を用いた軸受用潤滑剤及び軸受システム
WO2007116642A1 (ja) 2006-03-24 2007-10-18 Japan Energy Corporation 伝動要素用半固体状潤滑剤組成物およびこれを備えた機械システム
JP2020105346A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 シェルルブリカンツジャパン株式会社 ボールジョイント用潤滑剤組成物

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5367061A (en) * 1976-11-27 1978-06-15 Sumitomo Chem Co Ltd Lubricating grease
JPS6031598A (ja) * 1983-07-29 1985-02-18 Daihatsu Motor Co Ltd ボ−ルジヨイント用グリ−ス組成物
JPH02194095A (ja) * 1989-01-20 1990-07-31 Daihatsu Motor Co Ltd ボールジョイント用グリース組成物

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5367061A (en) * 1976-11-27 1978-06-15 Sumitomo Chem Co Ltd Lubricating grease
JPS6031598A (ja) * 1983-07-29 1985-02-18 Daihatsu Motor Co Ltd ボ−ルジヨイント用グリ−ス組成物
JPH02194095A (ja) * 1989-01-20 1990-07-31 Daihatsu Motor Co Ltd ボールジョイント用グリース組成物

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000230188A (ja) * 1999-02-09 2000-08-22 Showa Shell Sekiyu Kk ボールジョイント用グリース組成物
WO2000047699A1 (en) * 1999-02-12 2000-08-17 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Lubricant composition and his use in a ball joint
AU755493B2 (en) * 1999-02-12 2002-12-12 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Lubricant composition and his use in a ball joint
JP2003020492A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Musashi Seimitsu Ind Co Ltd ボールジョイント用潤滑剤組成物及びボールジョイント
JP4689888B2 (ja) * 2001-07-09 2011-05-25 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 ボールジョイント用潤滑剤組成物及びボールジョイント
JPWO2006051671A1 (ja) * 2004-10-20 2008-05-29 ポーライト株式会社 熱可逆性ゲル状の潤滑性を有する組成物及び軸受用潤滑剤及びこれらを用いた軸受システム
WO2006051671A1 (ja) * 2004-10-20 2006-05-18 Porite Corporation 熱可逆性ゲル状の潤滑性を有する組成物及びその製造方法並びに前記組成物を用いた軸受用潤滑剤及び軸受システム
JP2012017472A (ja) * 2004-10-20 2012-01-26 Porite Corp 熱可逆性ゲル状の潤滑性を有する組成物及び軸受用潤滑剤及びこれらを用いた軸受システム
WO2007116642A1 (ja) 2006-03-24 2007-10-18 Japan Energy Corporation 伝動要素用半固体状潤滑剤組成物およびこれを備えた機械システム
JP2020105346A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 シェルルブリカンツジャパン株式会社 ボールジョイント用潤滑剤組成物
CN113227337A (zh) * 2018-12-27 2021-08-06 国际壳牌研究有限公司 用于球形接头的润滑剂组合物
US11434445B2 (en) 2018-12-27 2022-09-06 Shell Usa, Inc. Lubricant composition for ball joints
CN113227337B (zh) * 2018-12-27 2022-10-04 国际壳牌研究有限公司 用于球形接头的润滑剂组合物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2983778B2 (ja) 1999-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7786058B2 (en) Rolling device employing lubricating grease composition and electric power steering apparatus employing the rolling device
US5874388A (en) Lubricant composition for disc brake caliper pin and a disc brake asembly containing the lubricant
JPS6213397B2 (ja)
JP4245717B2 (ja) ボールジョイント用潤滑剤組成物
US5364544A (en) Grease for a slide contact
JP2014105252A (ja) グリース組成物
JP2983778B2 (ja) ボールジョイント用潤滑剤組成物
US2514286A (en) Lubricating grease and method of preparing same
JP2002371290A (ja) 樹脂潤滑用グリース組成物
JP6703849B2 (ja) プロペラシャフトスプライン用グリース組成物およびプロペラシャフトスプライン
JP2960561B2 (ja) 樹脂製減速装置用グリース組成物
JP5013628B2 (ja) ボールジョイント用グリース組成物
JP2007217511A (ja) 溶剤希釈型フッ素系潤滑剤組成物
JPH1121579A (ja) メインテナンスフリーのジョイント軸用潤滑剤
EP3902897B1 (en) Lubricant composition for ball joints
KR102370955B1 (ko) 낮은 마찰계수와 높은 마모 방지 기능을 갖춘 하이브리드 그리스
JP2018155367A (ja) プロペラシャフト
JP2003020492A (ja) ボールジョイント用潤滑剤組成物及びボールジョイント
WO2021045133A1 (ja) ボールジョイント用グリース組成物
DE112022000891T5 (de) Fettzusammensetzung und abdichtungsvorrichtung, bei der diese verwendet wird
JPH0491195A (ja) プラスチックス用潤滑剤
JPH04178498A (ja) ボールジョイント用潤滑剤組成物
JPH08143735A (ja) 樹脂組成物、それからなる金属材料の引抜き加工用固体潤滑剤組成物
JPH0931482A (ja) 固形潤滑剤充填転がり軸受の製造方法
JPH08183978A (ja) 固形潤滑剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090924

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100924

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110924

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120924