JPH0611627U - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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JPH0611627U
JPH0611627U JP10435491U JP10435491U JPH0611627U JP H0611627 U JPH0611627 U JP H0611627U JP 10435491 U JP10435491 U JP 10435491U JP 10435491 U JP10435491 U JP 10435491U JP H0611627 U JPH0611627 U JP H0611627U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱湯の吐出時に蒸気が容器内に浸入するのを
阻止して内蔵の電気装備部が絶縁不良等を惹起するのを
防止し得る電気貯湯容器を提供する。 【構成】 内容液を器体1外の上部に案内して下向きに
注出させる注出管路12と、この注出管路12の注出口
部19を器体1外面にて覆うとともに、内容液の注出口
19aを開口16aより下方に臨ませる通路カバー15
とを備え、この通路カバー15内の注出口部19の周り
に電気装備部17を設けた電気貯湯容器において、前記
通路カバー15の開口16aと注出口部19との間の環
状隙間Gをシールするシール部20を設けたことを特徴
とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気ポットやその他各種容器における注出口部の構造に係り、特に 、熱湯の吐出時に蒸気が注出口より容器内に浸入するのを阻止し得るシール構造 を備えた電気貯湯容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気ポット等の電気貯湯容器は、器体を構成する外装ケース内に貯湯用の内容 器を収容している。この内容器の底部には、熱湯を器体外の上部に案内して下向 きに注出させる注出管路が接続されている。この注出管路は、先端の注出口を通 路カバーに形成された開口より下方に臨ませている。
【0003】 この通路カバーは、注出管路の注出口部を器体外面にて覆うもので、内容器の 底部から立ち上がった注出管路を収容するために、通路カバーの内側にスペース を生じさせている。また、このスペースを利用して注出口部の周りには、外装ケ ースの上面に設けられる操作パネルの注出操作キー、タイマ設定キーおよび保温 表示ランプ等に接続された電気装備部が内蔵されている。
【0004】 しかして、上記電気貯湯容器は、注出操作キーを操作すると、内容器と外装ケ ースとの間に設けられた注出ポンプがオン作動して、内容液である熱湯が注出管 路を介し注出口から吐出されるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の電気貯湯容器は、通路カバーの開口側に設けたスペース に、注出管路を延出していることから、この注出管路の注出口部と開口との間に は間隙が生じる。このため、熱湯が注出口から下方に吐出されるときに立ち上る 蒸気の一部が通路カバーの開口に浸入し、注出口部と開口との間隙を通過して通 路カバー内に入る。すると、通路カバー内に配された電気装備部に蒸気が触れる 状態となり、この蒸気が冷えることによって電気装備部が水気に晒されることに なる。これが繰り返されると、電気装備部の電気部品や回路部が絶縁不良となっ て、動作不能が生じたり短絡を惹起するといった問題があった。
【0006】 本考案は、熱湯の吐出時に蒸気が注出口より容器内に浸入するのを阻止して内 蔵の電気装備部が水気により絶縁不良等を惹起するのを防止し得る貯湯容器を提 供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような課題を達成するため、内容液を器体外の上部に案内して 下向きに注出させる注出管路と、この注出管路の注出口部を器体外面にて覆うと ともに、内容液の注出口を開口より下方に臨ませる通路カバーとを備え、この通 路カバー内の注出口部の周りに電気装備部を設けた電気貯湯容器において、前記 通路カバーの開口と注出口部との間に生じた環状隙間をシールするシール部を設 けたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
本考案の上記構成では、内容器に貯湯された内容液、例えば熱湯を注出する際 、この熱湯は注出管路から下向きに注出される。
【0009】 このとき、注出された熱湯から蒸気が立ち上るが、通路カバーの開口と注出口 部との間の環状隙間がシール部によりシールされているので、通路カバー内への 蒸気の浸入が遮断される。このため、注出口部の周りに設けられた電気装備部に 蒸気が触れるのが防止される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例につき図を参照して詳細に説明する。
【0011】 図1〜図3は本考案に係る電気貯湯容器が湯沸かし可能でかつ非加圧タイプの 電動ポンプにより内容液を注出する電気ポットに適用される場合を示している。
【0012】 図1に示すように、内容器2を外装ケース3内に収容して器体1を構成してい る。内容器2は外装ケース3の上端に無理嵌めした合成樹脂製の肩部材4によっ て上端フランジが受けられている。
【0013】 前記外装ケース3の下端には、合成樹脂製の底環7が当てがわれ、この底環7 と内容器2の底部とを図示しない連結金具によって連結し、外装ケース3、内容 器2および底環7の相互を一体化している。底環7の開口には、底蓋10が自身 に設けられている複数の爪の嵌め合わせと一箇所のビス止めにて取付けられてい る。この底蓋10の下面外周部には、それに設けられた複数の爪によって回転座 体9が回転可能に嵌め付けられ、器体1を定置したとき回転座体9上で器体1を 回転させられるようになっている。
【0014】 前記内容器2の底部下面には、底面ヒータ8a,8bが当てがわれている。こ の底面ヒータ8a,8bは湯沸かしヒータと保温ヒータとであり、環状のマイカ 板に線条の底面ヒータ8a,8bのそれぞれを交互に巻付けてマイカ板間に挟み 付け、ケースに収容したものである。
【0015】 内容器2の底部下には、金具31を利用して遮熱板32がビス止めされ、この 遮熱板32と、底面ヒータ8a,8bの裏側との間に押さえ35を挟み込み、こ れによって底面ヒータ8a,8bを内容器2の底部下面に押し当てている。遮熱 板32の一部には、前記注出ポンプ11が取付けられるようになっている。
【0016】 底面ヒータ8a,8bの中央の透孔には、内容液の温度を感知する温度センサ 33が設けられ、遮熱壁34によって底面ヒータ8a,8bから熱的に隔絶され 、底面ヒータ8a,8bの熱影響なしに内容器2の温度を正確に検出できるよう にしている。
【0017】 前記底環7には、回路収容ボックス40が下向きに開口して設けられており、 回路収容ボックス40に収容される回路基板41が、上方からの漏水に対して防 水されている。この回路基板41に装備された制御回路42は、マイクロコンピ ュータ43を利用したもので、前記電気装備部18からの出力信号、各種センサ よりの検出信号を受けて沸騰、保温の動作制御を行うとともに、その動作表示や タイマ設定による表示制御等を行うようになっている。
【0018】 前記器体1の上端には、肩部材4がなす器体1の口部61を施蓋する器体蓋6 が設けられている。この口部61の口縁内周部62は、テーパ面63に形成され るとともに、器体蓋6の外板64の外周縁65もテーパ面66に形成されている 。このテーパ面63,66により、器体蓋6の閉じ状態での当接面双方が互いに 整合し、前記肩部材4および器体蓋6の外面が当接境界部67にて面一状態とな る。
【0019】 この器体蓋6は、その後部で肩部材4にヒンジピン68によって開閉可能に枢 着されている。この器体蓋6の枢着は、肩部材4に着脱自在に嵌め合わせた軸受 部材69に対して行い、この軸受部材69の着脱によって器体蓋6を着脱でき、 前記器体1内の洗浄や、内容液の給排が容易となる。
【0020】 器体蓋6の自由端部には、この器体蓋6の裏板81の上面82を進退し器体蓋 6を閉じ状態に係止するロック部材71が設けられている。このロック部材71 は、先端部に係止突起72が一体形成され、後端部73に摺接面73aを設けて いる。このロック部材71には、係合部74を設けており、この係合部74と裏 板81の上面82に突設された係合突部75との間にばね76が介設されている 。このばね76によりロック部材71を押圧付勢して係止突起72が肩部材4に 開設された係合孔70に弾性係合し、肩部材4に対し器体蓋6を閉じ状態に保つ 構成になっている。
【0021】 前記ロック部材71の後端部73の摺接面73aには、操作部79bを備えた ロック解除レバー79の摺接面79aが当接している。このロック解除レバー7 9は、器体蓋6内の軸受77に対し軸78によって回動自在に枢着されている。
【0022】 また、このロック解除レバー79は、前記ロック部材71がばね76により前記 係合位置に進出しているとき、操作部79bが器体蓋6の上面開口80において 器体蓋6の表面と面一な状態となる。
【0023】 前記器体蓋6の裏板81の下面には、内容器2の後部を閉じる金属製の内蓋8 5が当てがわれ、ビス83にてビス止めされている。内蓋85の外周と裏板81 との間には、内容器2の口縁60に対向するシールパッキング84が挟持されて おり、器体蓋6が閉じられると内蓋85はこのシールパッキング84で内容器2 の口縁60に接し、内容器2を閉じる。
【0024】 裏板81と内蓋85との間には、図3に示すように、内容器2内で発生する蒸 気を外部に逃がす蒸気通路87が設けられている。この蒸気通路87は、内蓋8 5に内容器2側への開口86を持ち、器体蓋6の後部側の上面に外部への開口5 2を有している。前記開口86には、シール部材88を介して下方より嵌め付け られた液溜め体90が裏板81にて押さえ付けられている。この液溜め体90は 環状で、器体1が転倒したときに閉じる転倒時止水弁92を収納した弁室91と 、6区分した第1の領域93およびこの周囲の第2の領域94からなる内容液溜 り室を形成している。
【0025】 前記弁室91の直ぐ下流側には、器体蓋6の上部にまで達する広い空間を持っ た溜り部50が設けられている。この溜り部50は、開口52に連通する下流側 への流出口51を横向きとし、かつその通路断面積を小さくしている。また、こ の流出口51に対し溜り部50の形状を器体1の前後、左右の方向と、器体蓋6 の上面側とに拡がりを持つようにするなど種々の工夫がなされている。
【0026】 これにより、器体1が前後、左右の何れかに転倒して仮想線に示す位置に前記 転倒時止水弁92が移動したとき、この転倒時止水弁92によっても内容液が止 められずに蒸気通路87を通じて流出しようとするとき、この流出しようとする 内容液を溜り部50に溜め込み、内容液が溢れ出るまで下流側への流出を抑え、 また防止するようにしている。また、液溜め体90の第1の領域93および第2 の領域94によって内容液の外部への流出が抑制され、外部に流出するまでに器 体1を正常な状態に戻す時間的な余裕を充分に与えることができる。
【0027】 しかして、上記器体蓋6を開ける際は、上面開口80に指を入れて操作部79 bを持ち上げると、ロック解除レバー79が時計方向に回動し、その摺接面79 aでロック部材71の摺接面73aを押圧する。これにより、ロック部材71が 押動し、ばね76に抗して後退するため、前記係合孔70と係止突起72との係 合が外れる。さらに、操作部79bを上動させると、ロックの解除された器体蓋 6が開けられる。なお、操作部79bから手を離す自然な操作によってばね76 がロック部材71を押圧し、係止突起72を器体蓋6の自由端部より突出させる 。
【0028】 一方、器体蓋6を閉じる場合、器体蓋6を回動すると、肩部材4の口縁内周部 62に係止突起72が摺接してロック部材71が若干後退し、係合孔70に係止 突起72が挿入されたとき、ばね76の押圧力により突出してロックされる。こ の閉じ状態では、器体蓋6の内面側に設けられた内蓋85によって前記内容器2 の口部が閉じられる。このとき、シールパッキング84が内蓋85と内容器2の 口部との間をシールする。
【0029】 前記内容器2の底部には、内容液を注出する注出路12が接続されている。こ の注出路12は、内容器2と外装ケース3との間の空間で、肩部材4の前部に設 けられた嘴状突出部5内にまで立ち上がっている。
【0030】 この嘴状突出部5は、肩部材4から突出しており、開口5aには嘴状突出部5 の一部を構成する通路カバー15が嵌着されている。この通路カバー15には、 下カバー15aおよび注液ガイド16が一体成形されており、吐出口19aを器 体1の外面にて覆うとともに、この吐出口19aを開口5aより下方に臨ませて いる。
【0031】 前記注出路12の内容器2よりも下になった部分には、注出路12に流入する 内容液を吐出口19aに送り出す注出ポンプ11が設けられ、モータによって駆 動するようにしている。なお、注出路12の立ち上がり部は、図示省略している が、内容器2と同じ液位となるのを利用して液量を静電容量方式やフォトセンサ 方式で検出する液量検出部が設けられている。
【0032】 前記注出路12の屈曲部のすぐ上流側には、転倒時止水弁13が設けられ、こ の転倒時止水弁13の上面に連結管14が接続されている。また、この連結管1 4には、注出路12の注出口部である下向きに曲がった吐出管19が連結されて いる。
【0033】 この吐出管19は、弾性を有するシリコンゴムからなるもので、図2に示すよ うに、中途部に環状のシール部20を一体形成するとともに、この下部に突状部 19bを突設している。この吐出管19は、連結管14に接続され、嘴状突出部 5に通路カバー15を装着したとき、注液ガイド16の内周壁16cに突状部1 9bが当接する。また、注液ガイド16の上方開口部16aの端縁に、シール部 20が押圧力を付勢された状態で当接して強固に保持される。これにより、嘴状 突出部5の開口である注液ガイド16の上方開口部16aおよび下方開口部16 bと注出口部である吐出管19の下端との間に生じる環状隙間Gがシール部20 にてシールされる。
【0034】 また、吐出管19は、下端の周縁の一部にこの吐出管19の長さ方向のスリッ ト19cを設けており、内容液が下端から吐出する際にスリット19cの上端で 大気に開放されることから、スプラッシュなく静かな層流として吐出可能となっ ている。
【0035】 前記嘴状突出部5の上面には、操作パネル17が設けられており、この操作パ ネル17の下部側に電気装備部18を内蔵している。操作パネル17は、注出操 作キー、再沸騰・カルキ除去設定キー、タイマ設定キーとともに表示部を備えて いる。電気装備部18は、前記各種キーのスイッチ部、表示部のランプおよび回 路基板等からなるもので、キー操作による操作信号が後述の制御回路42に与え られるとともに、この制御回路43からの出力信号が導かれるようになっている 。
【0036】 しかして、内容器2に貯湯された内容液、例えば熱湯を注出する際、この熱湯 は吐出管19から下向きに注出される。このとき、注出された熱湯から蒸気が立 ち上るが、注液ガイド16の上方開口部16aと吐出管19の外周との間に生じ る環状隙間Gがシール部20にてシールされているので、通路カバー15の開口 5a側に蒸気が浸入するのが遮断される。このため、吐出口19aの上部に設け られた電気装備部18に蒸気が触れるのが防止される。
【0037】 図4は本考案に係る吐出管の第2の実施例を示している。
【0038】 本実施例は、下端にスリット21bを設けた吐出管21に、吐出口管22を嵌 着している。この吐出口管22は筒状で、上端を折り返してシール部22aを形 成し、下端に嵌合部22bを設けている。この吐出口管22は、連結管14に接 続された吐出管21にシール部22a側を挿通し、注液ガイド16の下方開口部 16bに嵌合部22bを嵌合して取り付ける。
【0039】 これにより、注液ガイド16の内側壁16cにシール部22aが押し付けられ た状態となって、注液ガイド16の上方開口部16aと吐出口管22との間に生 じる環状隙間Gがシール部22aにてシールされる。
【0040】 図5は吐出管の第3の実施例であり、吐出管23に環状のシール部23aを一 体形成している。このシール部23aは、外径が注液ガイド16の上方開口部1 6aの内径よりも略大径で、嘴状突出部5に通路カバー15を嵌着するとき、注 液ガイド16の上方開口部16aの内側壁16cにシール部23aが圧接し、上 記第2の実施例と同様に注液ガイド16の上方開口部16aと吐出管23との間 に生じる環状隙間Gがシール部23aにてシールされる。
【0041】 図6は吐出管の第4の実施例であり、鍔状のシール部24aを一体形成し、注 液ガイド16の上方開口部16aを、シール部24aの上部側における吐出管2 4の外径と等しくしている。これにより、注液ガイド16内に吐出管24の上端 側を挿入し、連結管14に吐出管24を接続するとともに、通路カバー15に注 液ガイド16を嵌着すると、上方開口部16aの下面にシール部24aが当接し 、注液ガイド16に生じる環状隙間Gがシール部24aにてシールされる。
【0042】 図7は吐出管の第5の実施例であり、吐出管19に吐出口管25を接続したも ので、この吐出口管25は、鍔状のシール部25aを一体形成している。この吐 出口管25は、連結管14に接続された吐出管19に、吐出口管25を連結し、 嘴状突出部5に通路カバー15を嵌着する、注液ガイド16の上方開口部16a にシール部25aが押圧力を付勢された状態で当接して強固に保持される。これ により、注液ガイド16の上方開口部16aと吐出口管25との間に生じる環状 隙間Gがシール部25aにてシールされる。
【0043】 図8は吐出管の第6の実施例であり、吐出管26に鍔状のシール部26aを一 体形成し、吐出口管27を備えている。この吐出口管27は筒状で、上方開口部 27aをシール部26aの下部側における吐出管26の外径と等しくし、下端に 嵌合部27bを設けている。この吐出口管27は,注液ガイド16に嵌合してお いて、嘴状突出部5に通路カバー15を嵌着すると、上方開口部27aがシール 部26aに押し付けられた状態で当接して強固に保持される。これにより、吐出 口管27と吐出管26との間に生じる環状隙間Gがシール部26aおよび吐出口 管27にてシールされる。
【0044】
【考案の効果】
本考案によれば、通路カバーの開口と注出口部との間の環状隙間がシール部に よりシールされているので、例えば熱湯等の内容液を注出する際、通路カバー内 への蒸気の浸入が遮断される、注出口部の周りに設けられた電気装備部に蒸気が 触れるのが防止される。よって、この電気装備部に絶縁不良や短絡等が生じる不 具合が回避される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す電気ポットの縦断面図で
ある。
【図2】図1の電気ポットの一部を示す断面図である。
【図3】図1の電気ポットの一部を示す断面図である。
【図4】本考案の第2の実施例を示す吐出口の断面図で
ある。
【図5】本考案の第3の実施例を示す吐出口の断面図で
ある。
【図6】本考案の第4の実施例を示す吐出口の断面図で
ある。
【図7】本考案の第5の実施例を示す吐出口の断面図で
ある。
【図8】本考案の第6の実施例を示す吐出口の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 器体 2 内容器 12 注出管路 15 通路カバー 16a 開口 19 注出口部 19a 注出口 20 シール部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容液を器体外の上部に案内して下向き
    に注出させる注出管路と、この注出管路の注出口部を器
    体外面にて覆うとともに、内容液の注出口を開口より下
    方に臨ませる通路カバーとを備え、この通路カバー内の
    注出口部の周りに電気装備部を設けた電気貯湯容器にお
    いて、 前記通路カバーの開口と注出口部との間の環状隙間をシ
    ールするシール部を設けたことを特徴とする。
JP1991104354U 1991-12-18 1991-12-18 電気貯湯容器 Expired - Lifetime JPH0744266Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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