JPH06116071A - 窒化アルミニウム基板の製造方法 - Google Patents

窒化アルミニウム基板の製造方法

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JPH06116071A
JPH06116071A JP4258776A JP25877692A JPH06116071A JP H06116071 A JPH06116071 A JP H06116071A JP 4258776 A JP4258776 A JP 4258776A JP 25877692 A JP25877692 A JP 25877692A JP H06116071 A JPH06116071 A JP H06116071A
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JP
Japan
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aluminum nitride
metallized film
oxidation treatment
etching
etching resist
Prior art date
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Application number
JP4258776A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Ogata
安伸 緒方
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0306Inorganic insulating substrates, e.g. ceramic, glass
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/06Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding the conductive material being removed chemically or electrolytically, e.g. by photo-etch process
    • H05K3/061Etching masks
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/38Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal
    • H05K3/381Improvement of the adhesion between the insulating substrate and the metal by special treatment of the substrate

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルカリ水溶液によってエッチングレジスト
の除去をおこなうのに適した窒化アルミニウム基板の製
造方法を提供する。 【構成】 本発明は表面を酸化処理した窒化アルミニウ
ム焼結体表面にメタライズ膜を形成した後、該メタライ
ズ膜上にエッチングレジストを塗布してからエッチング
を行ない、次にアルカリ水溶液によってエッチングレジ
ストを除去することを特徴とする窒化アルミニウム基板
の製造方法である。好ましくは窒化アルミニウム焼結体
の表面の酸化処理は−10℃以下の露点を有する大気中
で、1000℃〜1150℃で行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体搭載用のパッケー
ジやハイブリッドIC基板に使用されるパターン化され
たメタライズ膜を表面に有する窒化アルミニウム基板の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、LSI等の半導体部品における集
積度が高くなり、これに伴い単位面積当たりの発熱量が
増大してきており、これを有効に冷却するために金属並
の熱伝導性を有する窒化アルミニウム基板が注目を集め
一部実用化されている。この窒化アルミニウム基板はは
んだあるいはろう付けにより、部品を固着あるいは内部
に封止するためのメタライズ膜をその表面に形成させて
使用する場合が多い。このようなメタライズ膜は通常、
物理蒸着法、すなわち真空蒸着法、イオンプレーティン
グ法あるいはスパッタリング法により形成される。また
このような物理蒸着法と湿式めっき法を組み合わせて、
メタライズ膜を形成する場合もある。
【0003】形成したメタライズ膜は、エッチングによ
り所定のパターンを得る必要がある。メタライズ膜を所
定のパターンにエッチングするためには、まずメタライ
ズ膜上にスクリーン印刷等で所定のパターンにエッチン
グレジストを塗布する必要が有る。これをエッチング液
にさらすことによって、所定のパターンを有するメタラ
イズ膜が得られるのである。そして最後にメタライズ膜
上に残っているエッチングレジストの除去が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のエッチングレジ
ストの除去には、通常有機溶媒が使用されている。特に
塩素系有機溶媒は窒化アルミニウムとの反応がなく多用
されている。しかし、塩素系有機溶媒の自然環境や人体
に対する悪影響が問題となってきており、塩素系有機溶
媒の使用は中止する方向で検討されている。塩素系有機
溶媒以外に使用されるエッチング除去に使用する溶媒と
して、水酸化ナトリウム水溶液に代表されるアルカリ水
溶液がある。しかし、アルカリ水溶液は窒化アルミニウ
ムと反応して水酸化物を形成するなど、窒化アルミニウ
ム焼結体を変質させてしまうという問題があった。本発
明は自然環境や人体への影響が少ないとされるアルカリ
水溶液によってエッチングレジストの除去をおこなうの
に適した窒化アルミニウム基板の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は窒化アルミニ
ウム焼結体の耐アルカリ性が表面に酸化膜を形成するこ
とにより飛躍的に高められること、およびアルカリ水溶
液によるエッチングレジストの除去を行うには窒化アル
ミニウム焼結体表面に酸化膜を形成すれば良いことを見
いだし本発明に到達した。すなわち本発明は、表面を酸
化処理した窒化アルミニウム焼結体表面にメタライズ膜
を形成した後、該メタライズ膜上にエッチングレジスト
を塗布してからエッチングを行ない、次にアルカリ水溶
液によってエッチングレジストを除去することを特徴と
する窒化アルミニウム基板の製造方法である。上述した
窒化アルミニウム焼結体表面の酸化処理は−10℃以下
の露点を有する大気中で、1000℃〜1150℃、望
ましくは1050℃ないし1100℃で行うことが望ま
しい。
【0006】
【作用】本発明の根幹をなす技術は、酸化膜の形成によ
りアルカリ水溶液によるエッチングレジスト除去を可能
にしたことである。この酸化膜の形成のための酸化処理
は、メタライズ膜が酸化するのを防ぐ必要があることか
ら、メタライズ膜形成の前に行う必要がある。また、ア
ルカリによるエッチングレジストの除去を可能にすると
ともに、メタライズ膜と酸化処理した窒化アルミニウム
焼結体と高い密着強度を有するものとするためには、酸
化処理で生成する表面の酸化膜は緻密である必要があ
る。酸化膜が緻密なものでないと酸化膜自体の強度が不
足することになる。このメタライズ膜と窒化アルミニウ
ムとの密着性を高めるためには、本願発明者が先に提出
した特開平3−228874号公報に記載したように、
酸化膜の厚さを0.1〜0.7μmとすることが好まし
い。また酸化処理は露点−10℃以下で1050℃〜1
100℃で行うと、酸化膜がいっそう緻密になり、優れ
た密着強度が得られる。
【0007】
【実施例】次に実施例に基づいて本発明をさらに詳細に
説明する。 (実施例1)窒化アルミニウムに3wt%のY23を含
む窒化アルミニウム焼結体から、10mm×10mm×
5mmtの板状片を切り出し、これを試料片とした。こ
の試料片に表1に条件で酸化処理を行った。酸化処理の
後、各試料片の片面にチタン、白金、金の順でスパッタ
リングを行い3層のメタライズ膜を形成した。このメタ
ライズ膜の層のそれぞれの厚さは、チタン5000オン
グストローム、白金5000オングストローム、金30
00オングストロームである。
【0008】次にメタライズ膜の上にアルカリ除去型レ
ジスト(太陽インキ製造株式会社製:PER−20)を
スクリーン印刷法により、3mmφの直径の円板状に塗布
し、その後エッチングを行ってレジスト塗布部分以外の
メタライズ層を除去した。表1に示した酸化処理とメタ
ライズ膜上のエッチングレジストの除去の効果を調べる
ために、3wt%の水酸化ナトリウム水溶液中に1時間
浸漬した。浸漬後の試料片の表面状態を走査型電子顕微
鏡により観察し、水酸化物の生成の有無を確認した。こ
れらの結果を表1に示す。また浸漬後の試料片のメタラ
イズ膜にコバールピンをはんだづけして、垂直方向に引
っ張ることにより破断強度より密着強度を求め、さらに
破断界面を観察することにより、破断箇所を特定した。
これらの結果を表2に示す。
【0009】
【表1】
【0010】
【表2】
【0011】表1の本発明の試料No.2ないし5に示
すように、酸化処理を行うことにより、窒化アルミニウ
ム焼結体を変質させることなく、水酸化ナトリウム水溶
液によるエッチングレジスト除去が可能であることがわ
かる。また表2によれば、水酸化ナトリウム水溶液によ
る窒化アルミニウムの変質がなく、さらに窒化アルミニ
ウムとメタライズ膜の5Kg/mm2以上の高い密着強
度を得るためには、本発明の試料No.4および5のよ
うに、露点−10℃以下の空気中で、1050℃ないし
1100℃で酸化処理を行うことが好ましいことがわか
る。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、自然環境および人体に
悪影響を及ぼす塩素系有機溶剤に変えて、アルカリ水溶
液を使用してエッチングレジストの除去を行なっても、
窒化アルミニウム焼結体を変質させることがないため、
今後の半導体搭載用のパッケージやハイブリッドIC基
板に使用されるパターン化されたメタライズ膜を表面に
有する窒化アルミニウム基板を得る有用な製造方法とな
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面を酸化処理した窒化アルミニウム焼
    結体表面にメタライズ膜を形成した後、該メタライズ膜
    上にエッチングレジストを塗布してからエッチングを行
    ない、次にアルカリ水溶液によってエッチングレジスト
    を除去することを特徴とする窒化アルミニウム基板の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 表面の酸化処理は−10℃以下の露点を
    有する大気中で、1000℃〜1150℃で行うことを
    特徴とする請求項1に記載の窒化アルミニウム基板の製
    造方法。
JP4258776A 1992-09-29 1992-09-29 窒化アルミニウム基板の製造方法 Pending JPH06116071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10182235A (ja) * 1996-12-19 1998-07-07 Tokuyama Corp 窒化アルミニウム部材
JPWO2005075382A1 (ja) * 2004-02-09 2007-10-11 株式会社トクヤマ メタライズドセラミックス成形体、その製法およびペルチェ素子

Cited By (3)

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JPH10182235A (ja) * 1996-12-19 1998-07-07 Tokuyama Corp 窒化アルミニウム部材
JPWO2005075382A1 (ja) * 2004-02-09 2007-10-11 株式会社トクヤマ メタライズドセラミックス成形体、その製法およびペルチェ素子
JP4712559B2 (ja) * 2004-02-09 2011-06-29 株式会社トクヤマ メタライズドセラミックス成形体、その製法およびペルチェ素子

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