JPH0611585Y2 - 風向調整具 - Google Patents
風向調整具Info
- Publication number
- JPH0611585Y2 JPH0611585Y2 JP1989035521U JP3552189U JPH0611585Y2 JP H0611585 Y2 JPH0611585 Y2 JP H0611585Y2 JP 1989035521 U JP1989035521 U JP 1989035521U JP 3552189 U JP3552189 U JP 3552189U JP H0611585 Y2 JPH0611585 Y2 JP H0611585Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind direction
- generating component
- plate
- direction guide
- air
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えばプリント配線板に実装された電子部
品等の発熱部品に対し、強制空冷による冷却風の風向き
を調整して効果的に熱放散させるようにした風向調整具
に関する。
品等の発熱部品に対し、強制空冷による冷却風の風向き
を調整して効果的に熱放散させるようにした風向調整具
に関する。
[従来の技術] プリント配線板に電子部品を実装したハイブリッドIC
等では集積度が増すと発熱量が増大する。このため、強
制空冷が行われている。第7図の(A)、(B)、
(C)は、このような強制空冷の施された電子機器をそ
れぞれ示している。これらの図中、1は電子機器筐体、
2はプリント配線板、3はプリント配線板2に実装され
た抵抗、IC等の電子部品であり、これらの電子部品3
が被冷却対象である発熱部品となる。4はプリント配線
板2用の多極コネクタ、5は強制空冷用のファンであ
る。
等では集積度が増すと発熱量が増大する。このため、強
制空冷が行われている。第7図の(A)、(B)、
(C)は、このような強制空冷の施された電子機器をそ
れぞれ示している。これらの図中、1は電子機器筐体、
2はプリント配線板、3はプリント配線板2に実装され
た抵抗、IC等の電子部品であり、これらの電子部品3
が被冷却対象である発熱部品となる。4はプリント配線
板2用の多極コネクタ、5は強制空冷用のファンであ
る。
第7図(A)の場合は、プリント配線板2が筐体1内に
立設され、筐体底板の風孔1aから強制空冷用のファン
5により吸込まれた冷却風でプリント配線板2に実装さ
れた電子部品が冷却されるようになっている。
立設され、筐体底板の風孔1aから強制空冷用のファン
5により吸込まれた冷却風でプリント配線板2に実装さ
れた電子部品が冷却されるようになっている。
第7図(B)の場合は、上記と同様に、プリント配線板
2は筐体1内に立設され、筐体背面板の風孔1bからフ
ァン5により吸込まれた冷却風でプリント配線板2に実
装された電子部品が冷却されるようになっている。
2は筐体1内に立設され、筐体背面板の風孔1bからフ
ァン5により吸込まれた冷却風でプリント配線板2に実
装された電子部品が冷却されるようになっている。
また、第7図(C)の場合は、プリント配線板2が筐体
1内に水平に配置され、筐体底板の風孔1aからファン
5により吸込まれた冷却風でプリント配線板2に実装さ
れた電子部品3が冷却されるようになっている。
1内に水平に配置され、筐体底板の風孔1aからファン
5により吸込まれた冷却風でプリント配線板2に実装さ
れた電子部品3が冷却されるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] 従来は、電子部品3を実装したプリント配線板2の部品
面と対向した筐体側板の板面又はシールド用として配置
された仕切板6の板面が平面になっていたため、第8図
(A)に示すように、風孔1bから吸込まれた冷却風
は、対向板面の平面に沿って流れ、強制空冷を施しても
電子部品3を効果的に冷却することができないという問
題があった。
面と対向した筐体側板の板面又はシールド用として配置
された仕切板6の板面が平面になっていたため、第8図
(A)に示すように、風孔1bから吸込まれた冷却風
は、対向板面の平面に沿って流れ、強制空冷を施しても
電子部品3を効果的に冷却することができないという問
題があった。
この問題は、風孔1b及び排出口1dをプリント配線板
2の部品面に近付けて設けても同様であった。
2の部品面に近付けて設けても同様であった。
また、第8図(B)に示すように、筐体側板の部分に多
数の風孔1cを穿設しても、この風孔1cから吸込まれ
た冷却風は、背面側の風孔1bから吸込まれた冷却風内
に吸込まれるように流れて、前記と同様に電子部品3を
効果的に冷却することができなかった。
数の風孔1cを穿設しても、この風孔1cから吸込まれ
た冷却風は、背面側の風孔1bから吸込まれた冷却風内
に吸込まれるように流れて、前記と同様に電子部品3を
効果的に冷却することができなかった。
そこで、この考案は、強制空冷による冷却風の風向きを
調整して発熱部品に送り込むことにより、その発熱部品
を効果的に冷却することのできる風向調整具を提供する
ことを目的とする。
調整して発熱部品に送り込むことにより、その発熱部品
を効果的に冷却することのできる風向調整具を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案の風向調整具は、被冷
却対象である発熱部品(3)に対し、強制空冷による冷
却風の風向きを調整する風向調整具であって、 請求項1では、前記発熱部品が設けられたプリント配線
板(2)に対向した位置に設けられる板体(7)と、 前記板体の一方の面である前記発熱部品と対向する対向
面(7a)に設けられ、前記冷却風の吸込み側からみて
風の流れ方向に対して適宜間隔をおいてそれぞれ90°
以上の角度を有し、前記発熱部品に対向した位置に設け
られた風向ガイド板(8)とを具備し、 前記板体の一方の面を流れる冷却風を前記風向ガイド板
により発熱部品方向へ向けることを特徴としている。
却対象である発熱部品(3)に対し、強制空冷による冷
却風の風向きを調整する風向調整具であって、 請求項1では、前記発熱部品が設けられたプリント配線
板(2)に対向した位置に設けられる板体(7)と、 前記板体の一方の面である前記発熱部品と対向する対向
面(7a)に設けられ、前記冷却風の吸込み側からみて
風の流れ方向に対して適宜間隔をおいてそれぞれ90°
以上の角度を有し、前記発熱部品に対向した位置に設け
られた風向ガイド板(8)とを具備し、 前記板体の一方の面を流れる冷却風を前記風向ガイド板
により発熱部品方向へ向けることを特徴としている。
また、請求項2記載の如く前記板体(7)は、電子機器
筐体の側板(11a,11b)であってもよい。
筐体の側板(11a,11b)であってもよい。
さらに、請求項3では、前記請求項1記載の構成に加
え、前記板体の他方の面(7b)に設けられ、前記各風
向ガイド板(8)と略平行な角度を有する複数の風向ガ
イド板(9)と、 前記各風向ガイド板(8)及び風向ガイド板(9)との
間の前記板体(7)部分に穿設された通風孔(10)
と、を具備し、 前記板体の一方の面(7a)を流れる冷却風を前記一方
の風向ガイド板(8)により発熱部品方向へ向けるとと
もに、前記板体の他方の面(7b)を流れる冷却風も通
風孔(10)を介し前記他方の風向ガイド板(9)によ
り前記発熱部品方向へ向けることを特徴としている。
え、前記板体の他方の面(7b)に設けられ、前記各風
向ガイド板(8)と略平行な角度を有する複数の風向ガ
イド板(9)と、 前記各風向ガイド板(8)及び風向ガイド板(9)との
間の前記板体(7)部分に穿設された通風孔(10)
と、を具備し、 前記板体の一方の面(7a)を流れる冷却風を前記一方
の風向ガイド板(8)により発熱部品方向へ向けるとと
もに、前記板体の他方の面(7b)を流れる冷却風も通
風孔(10)を介し前記他方の風向ガイド板(9)によ
り前記発熱部品方向へ向けることを特徴としている。
[作用] 板体7の発熱部品3の対向する面7aに冷却風の吸込み
側からみてそれぞれ90°以上の角度で適宜間隔をおい
て取り付けられた複数の風向ガイド板8により、強制空
冷による冷却風の風向きが発熱部品3に送り込まれるよ
うに調整され、その発熱部品3が効果的に冷却される。
側からみてそれぞれ90°以上の角度で適宜間隔をおい
て取り付けられた複数の風向ガイド板8により、強制空
冷による冷却風の風向きが発熱部品3に送り込まれるよ
うに調整され、その発熱部品3が効果的に冷却される。
また、機器筐体の側板11a,11bに近い位置に配設
された発熱部品3に対しては、独立に板体を配置するこ
となくその側板11a,11bに複数の風向ガイド板8
のみを取り付けることにより冷却でき、機器筐体等の小
型コンパクト化を図れる。
された発熱部品3に対しては、独立に板体を配置するこ
となくその側板11a,11bに複数の風向ガイド板8
のみを取り付けることにより冷却でき、機器筐体等の小
型コンパクト化を図れる。
さらに、板体7の他面7bにも風向ガイド板8と略平行
するように複数の他の風向ガイド板9を設け、これら風
向ガイド板8,9間に通風孔10を穿設することによ
り、板体7の両面7a,7bを流れる冷却風をいずれも
一方の発熱部品3に送り込むことができ、一層効果的に
冷却できる。
するように複数の他の風向ガイド板9を設け、これら風
向ガイド板8,9間に通風孔10を穿設することによ
り、板体7の両面7a,7bを流れる冷却風をいずれも
一方の発熱部品3に送り込むことができ、一層効果的に
冷却できる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は、この考案の一実施例を示す図であ
る。
る。
なお、第3図及び後述の他の実施例を示す第6図におい
て、前記第7図及び第8図における機器及び部材等と同
一ないし均等のものは、前記と同一符号を以って示し、
重複した説明を省略する。
て、前記第7図及び第8図における機器及び部材等と同
一ないし均等のものは、前記と同一符号を以って示し、
重複した説明を省略する。
まず、風向調整具の構成を説明すると、第1図及び第2
図中、7は仕切板等の板体であり、その板体7における
発熱部品と対向する対向面7aには、複数個の風向ガイ
ド板8が適宜間隔をおいて取付けられている。対向面7
aに対する各風向ガイド板8の取付け角度は、強制空冷
による冷却風Wの風向きを調整して発熱部品側に効果的
に送り込むために、その冷却風Wの吸込み側からみて9
0°以上の鈍角αにするのがよく、また、その取付個数
は、3、4個ないし数個程度がよい。その取付個数が多
過ぎて間隔が過度に密になると、冷却風Wに対する単な
る障害物となって、風向調整の効果を却って減ずること
になる。
図中、7は仕切板等の板体であり、その板体7における
発熱部品と対向する対向面7aには、複数個の風向ガイ
ド板8が適宜間隔をおいて取付けられている。対向面7
aに対する各風向ガイド板8の取付け角度は、強制空冷
による冷却風Wの風向きを調整して発熱部品側に効果的
に送り込むために、その冷却風Wの吸込み側からみて9
0°以上の鈍角αにするのがよく、また、その取付個数
は、3、4個ないし数個程度がよい。その取付個数が多
過ぎて間隔が過度に密になると、冷却風Wに対する単な
る障害物となって、風向調整の効果を却って減ずること
になる。
第3図(A)は、電子機器の筐体11内に、それぞれ電
子部品3を実装した3個のプリント配線板2a、2b、
2cを立設し、このうちプリント配線板2a、2bに対
しては、その対向面に前記第1図、第2図に示した風向
調整具を配置し、筐体11の側板11bに対向して配置
されたプリント配線板2cに対しては、その側板11b
の板面を複数の風向ガイド板8を取付ける対向面として
風向調整具を構成したものである。
子部品3を実装した3個のプリント配線板2a、2b、
2cを立設し、このうちプリント配線板2a、2bに対
しては、その対向面に前記第1図、第2図に示した風向
調整具を配置し、筐体11の側板11bに対向して配置
されたプリント配線板2cに対しては、その側板11b
の板面を複数の風向ガイド板8を取付ける対向面として
風向調整具を構成したものである。
第3図(B)は、筐体11の両側板11a、11bにそ
れぞれ対向して配置されたプリント配線板2に対し、そ
の各側板11a、11bの板面を複数の風向ガイド板8
を取付ける対向面として、それぞれ風向調整具を構成し
たものである。
れぞれ対向して配置されたプリント配線板2に対し、そ
の各側板11a、11bの板面を複数の風向ガイド板8
を取付ける対向面として、それぞれ風向調整具を構成し
たものである。
また、第3図(C)は、プリント配線板2を筐体11内
に水平に配置した場合の風向調整具の構成例を示してお
り、筐体11の上側板11cに対向して配置されたプリ
ント配線板2に対し、その上側板11cの板面を複数の
風向ガイド板8を取付ける対向面として風向調整具を構
成したものである。
に水平に配置した場合の風向調整具の構成例を示してお
り、筐体11の上側板11cに対向して配置されたプリ
ント配線板2に対し、その上側板11cの板面を複数の
風向ガイド板8を取付ける対向面として風向調整具を構
成したものである。
この実施例の風向調整具は、上述のように構成されてい
るので、ファン5により筐体11内に吸込まれた強制空
冷の冷却風Wが、風向ガイド板8により、プリント配線
板2に実装された発熱部品としての電子部品3の表面に
当たるよう風向きが調整されてその発熱部品が効果的に
冷却される。
るので、ファン5により筐体11内に吸込まれた強制空
冷の冷却風Wが、風向ガイド板8により、プリント配線
板2に実装された発熱部品としての電子部品3の表面に
当たるよう風向きが調整されてその発熱部品が効果的に
冷却される。
また、筐体11の側板に対向して配置されたプリント配
線板2に対しては、その側板の板面が複数の風向ガイド
板8を取付ける対向面とされて電子機器の小形コンパク
ト化が図られる。
線板2に対しては、その側板の板面が複数の風向ガイド
板8を取付ける対向面とされて電子機器の小形コンパク
ト化が図られる。
次いで、第4図ないし第6図には、この考案の他の実施
例を示す。
例を示す。
第4図及び第5図に示すように、この実施例では、板体
7における対向面7aと反対側の他面7bに、風向ガイ
ド板8と略平行するように複数の他の風向ガイド板9が
取付けられ、それぞれの他の風向ガイド板9の取付部の
隣接する冷却風W吸込側の板体7の部分に、通風孔10
が穿設されている。
7における対向面7aと反対側の他面7bに、風向ガイ
ド板8と略平行するように複数の他の風向ガイド板9が
取付けられ、それぞれの他の風向ガイド板9の取付部の
隣接する冷却風W吸込側の板体7の部分に、通風孔10
が穿設されている。
この実施例の風向調整具は、例えば次のようにして作製
することができる。即ち、まず、板体7における通風孔
10の上下両縁部に相当する部分に切込み線を入れ、ま
た、この上下の切込み線の間の中心部に垂直にさらに1
本の切込み線を入れる。そして、中心の1本の切込み線
を境にして板体7の両側に所要の角度に曲げ起すように
して、風向ガイド板8、他の風向ガイド板9及び通風孔
10を同時に形成する。
することができる。即ち、まず、板体7における通風孔
10の上下両縁部に相当する部分に切込み線を入れ、ま
た、この上下の切込み線の間の中心部に垂直にさらに1
本の切込み線を入れる。そして、中心の1本の切込み線
を境にして板体7の両側に所要の角度に曲げ起すように
して、風向ガイド板8、他の風向ガイド板9及び通風孔
10を同時に形成する。
第6図は、前記第3図(A)のものと同様に、3個のプ
リント配線板を立設可能な筐体11において、側部に1
個のプリント配線板2のみが立設されている場合に、他
の2個のプリント配線板の立設部位に、プリント配線板
に代えて風向調整具をそれぞれ立設したものである。
リント配線板を立設可能な筐体11において、側部に1
個のプリント配線板2のみが立設されている場合に、他
の2個のプリント配線板の立設部位に、プリント配線板
に代えて風向調整具をそれぞれ立設したものである。
この実施例では、ファン5により筐体11内に吸込まれ
た強制空冷の冷却風Wの風向きが、まず、前記一実施例
のものと同様に風向ガイド板8により、プリント配線板
2に実装された発熱部品としての電子部品3に送り込ま
れるように調整される。また、これと同時にプリント配
線板2とは非対向の他の風向ガイド板9により、低温の
冷却風Wが、通風孔10を通してその電子部品3に送り
込まれるように調整される。したがって発熱部品である
電子部品3が一層効果的に冷却される。そして、第6図
の構成例の場合には、1個のプリント配線板2に対して
2個の風向調整具が配置され、上述の他の風向ガイド板
9による低温の冷却風の送り込み効果が二重に生じるの
で、一層効果的な冷却作用が生じる。
た強制空冷の冷却風Wの風向きが、まず、前記一実施例
のものと同様に風向ガイド板8により、プリント配線板
2に実装された発熱部品としての電子部品3に送り込ま
れるように調整される。また、これと同時にプリント配
線板2とは非対向の他の風向ガイド板9により、低温の
冷却風Wが、通風孔10を通してその電子部品3に送り
込まれるように調整される。したがって発熱部品である
電子部品3が一層効果的に冷却される。そして、第6図
の構成例の場合には、1個のプリント配線板2に対して
2個の風向調整具が配置され、上述の他の風向ガイド板
9による低温の冷却風の送り込み効果が二重に生じるの
で、一層効果的な冷却作用が生じる。
なお、この実施例においても、前記一実施例の場合と同
様に、筐体11の側板に対向して配置されたプリント配
線板に対しては、その側板を、両風向ガイド板8、9を
取付け、また通風孔10を設ける板体として使用するこ
とができる。この場合には、通風孔10から低温の外気
を取込むことができる。
様に、筐体11の側板に対向して配置されたプリント配
線板に対しては、その側板を、両風向ガイド板8、9を
取付け、また通風孔10を設ける板体として使用するこ
とができる。この場合には、通風孔10から低温の外気
を取込むことができる。
[考案の効果] 本考案の請求項1によれば、発熱部品のプリント配線板
と対向して板体が設けられ、この板体には、冷却風の吸
込み側からみてそれぞれ90°以上の角度に複数の風向
ガイド板を適宜間隔をおいて取り付けたため、プリント
配線板と板体間を流れる冷却風が風向ガイド板により風
向きを変えられ発熱部品に直接あてることができる。こ
の発熱体と直接対向した位置に所定の風向ガイド板を設
置することにより発熱部品を効果的に冷却することがで
きる。
と対向して板体が設けられ、この板体には、冷却風の吸
込み側からみてそれぞれ90°以上の角度に複数の風向
ガイド板を適宜間隔をおいて取り付けたため、プリント
配線板と板体間を流れる冷却風が風向ガイド板により風
向きを変えられ発熱部品に直接あてることができる。こ
の発熱体と直接対向した位置に所定の風向ガイド板を設
置することにより発熱部品を効果的に冷却することがで
きる。
また、請求項2によれば、前記板体に代えて機器筐体の
側板に風向ガイド板を設けた構成であるため、発熱部品
が機器筐体の側板に近い位置に配設することができ、機
器自体の小型コンパクト化を図りつつ、発熱部品の冷却
を行える。
側板に風向ガイド板を設けた構成であるため、発熱部品
が機器筐体の側板に近い位置に配設することができ、機
器自体の小型コンパクト化を図りつつ、発熱部品の冷却
を行える。
また、請求項3によれば、請求項1記載の板体の他面に
も同様の風向ガイド板を設け、通風孔により他面側の冷
却風も発熱部品にあてることができるため、風量に於い
て2倍以上の効率となり発熱部品を一層効果的に冷却で
きる。
も同様の風向ガイド板を設け、通風孔により他面側の冷
却風も発熱部品にあてることができるため、風量に於い
て2倍以上の効率となり発熱部品を一層効果的に冷却で
きる。
第1図ないし第3図は、この考案に係る風向調整具の一
実施例を示すもので、第1図は斜視図、第2図は上面
図、第3図(A),(B),(C)は各々、電子機器筐体内への配
置例を示す構成図、第4図ないし第6図はこの考案の他
の実施例を示すもので、第4図は斜視図、第5図は上面
からみた断面図、第6図は電子機器筐体内への配置例を
示す構成図、第7図(A),(B),(C)は各々、従来の強制空
冷が施された電子機器を示す構成図、第8図(A),(B)は
各々、同上従来例における冷却風の流れを説明するため
の図である。 2…プリント配線板、 3…電子部品(発熱部品)、 5…強制空冷用のファン、 7…板体、7a、7b…対向面及び他面、 8…風向ガイド板、9…他の風向ガイド板、 10…通風孔、11…電子機器の筐体、 11a、11b、11c…筐体の側板。
実施例を示すもので、第1図は斜視図、第2図は上面
図、第3図(A),(B),(C)は各々、電子機器筐体内への配
置例を示す構成図、第4図ないし第6図はこの考案の他
の実施例を示すもので、第4図は斜視図、第5図は上面
からみた断面図、第6図は電子機器筐体内への配置例を
示す構成図、第7図(A),(B),(C)は各々、従来の強制空
冷が施された電子機器を示す構成図、第8図(A),(B)は
各々、同上従来例における冷却風の流れを説明するため
の図である。 2…プリント配線板、 3…電子部品(発熱部品)、 5…強制空冷用のファン、 7…板体、7a、7b…対向面及び他面、 8…風向ガイド板、9…他の風向ガイド板、 10…通風孔、11…電子機器の筐体、 11a、11b、11c…筐体の側板。
Claims (3)
- 【請求項1】被冷却対象である発熱部品(3)に対し、
強制空冷による冷却風の風向きを調整する風向調整具で
あって、 前記発熱部品が設けられたプリント配線板(2)に対向
した位置に設けられる板体(7)と、 前記板体の一方の面である前記発熱部品と対向する対向
面(7a)に設けられ、前記冷却風の吸込み側からみて
風の流れ方向に対して適宜間隔をおいてそれぞれ90°
以上の角度を有し、前記発熱部品に対向した位置に設け
られた風向ガイド板(8)とを具備し、 前記板体の一方の面を流れる冷却風を前記風向ガイド板
により発熱部品方向へ向けることを特徴とする風向調整
具。 - 【請求項2】前記板体(7)は、電子機器筐体の側板
(11a,11b)である請求項1記載の風向調整具。 - 【請求項3】被冷却対象である発熱部品(3)に対し、
強制空冷による冷却風の風向きを調整する風向調整具で
あって、 前記発熱部品が設けられたプリント配線板(2)に対向
した位置に設けられる板体(7)と、 前記板体の一方の面である前記発熱部品と対向する対向
面(7a)に設けられ、前記冷却風の吸込み側からみて
風の流れ方向に対して適宜間隔をおいてそれぞれ90°
以上の角度を有し、前記発熱部品に対向した位置に設け
られた複数の風向ガイド板(8)と、 前記板体の他方の面(7b)に設けられ、前記各風向ガ
イド板(8)と略平行な角度を有する複数の風向ガイド
板(9)と、 前記各風向ガイド板(8)及び風向ガイド板(9)との
間の前記板体(7)部分に穿設された通風孔(10)
と、を具備し、 前記板体の一方の面(7a)を流れる冷却風を前記一方
の風向ガイド板(8)により発熱部品方向へ向けるとと
もに、前記板体の他方の面(7b)を流れる冷却風も通
風孔(10)を介し前記他方の風向ガイド板(9)によ
り前記発熱部品方向へ向けることを特徴とする風向調整
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989035521U JPH0611585Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 風向調整具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989035521U JPH0611585Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 風向調整具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02127093U JPH02127093U (ja) | 1990-10-19 |
JPH0611585Y2 true JPH0611585Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31540951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989035521U Expired - Lifetime JPH0611585Y2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 風向調整具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611585Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021064493A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | ホシザキ株式会社 | 誘導加熱調理器 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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