JPH06115691A - 粉体流量分配制御方法 - Google Patents

粉体流量分配制御方法

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JPH06115691A
JPH06115691A JP17535291A JP17535291A JPH06115691A JP H06115691 A JPH06115691 A JP H06115691A JP 17535291 A JP17535291 A JP 17535291A JP 17535291 A JP17535291 A JP 17535291A JP H06115691 A JPH06115691 A JP H06115691A
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JP
Japan
Prior art keywords
powder
powder material
flow rate
flow quantity
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17535291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Motoi
靖憲 本井
Matsuo Otaka
松男 大高
Makoto Numazawa
誠 沼澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAIYAMONDO ENG KK
Nippon Steel Corp
Original Assignee
DAIYAMONDO ENG KK
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by DAIYAMONDO ENG KK, Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical DAIYAMONDO ENG KK
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  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】圧力容器1から複数の分岐配管を介して粉体を
空気輸送するに際し、各分岐配管6毎に粉体流量と予め
定めた設定流量との差を検出し、これらの値に基づいて
各分岐配管6を通過する粉体流量を制御する。この方法
を製鉄用溶鉱炉への粉体吹き込みに適用する場合は、各
分岐配管6の設定流量をすべて同一の値とする。 【効果】粉体の流量を各分岐配管毎に任意の値に設定
し、その値に制御することができる。従来の方式に比べ
て高精度での制御が可能である。また、本発明方法を製
鉄用溶鉱炉の粉体吹き込みに適用すれば、溶鉱炉の各羽
口に供給する微粉炭の吹き込み量を高い精度で一定に保
つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体を圧力容器から複
数の供給先へ同時に空気輸送する際の各供給先への分配
量の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体を圧力容器から複数の供給先へ同時
に、かつ、所定の分配量になるように制御しつつ空気輸
送する技術は、例えば、製鉄用溶鉱炉への微粉炭の吹き
込みなどに適用されている。このような技術として、下
記の方法が公知である。
【0003】(1) 分配器を用いる方法 圧力容器から粉体の供給先への輸送管(以下、配管とい
う)の途中に分配器と呼ばれる分岐機構を設ける。分配
器で分岐された各配管(分岐配管)への粉体の分配量
は、各分岐配管に取り付けられた固定絞りと、各分岐配
管の圧力損失により決定される。分配器は1個に限らず
2個以上取り付けてもよい。
【0004】図2はこの方法を実施するための装置例の
構成を示す図で、配管の途中に分配器が2個(一次分配
器および二次分配器)取り付けられ、一次分配器8では
配管が3本の分岐配管10に分岐され、そのうちの1本は
二次分配器9でさらに3本の分岐配管10に分岐されてい
る。圧力容器1からロータリーバルブ11を介して切り出
された粉体はフィーダー12に入り、搬送用ガス(キャリ
ヤガス)によって各分岐配管内を移送され、粉体の使用
先に供給される。各分岐配管10への粉体の分配量は一次
分配器8あるいは二次分配器9の出側に取り付けられた
固定絞り(図示せず)と、分岐点である一次分配器8か
ら各供給先までの間のキャリヤガスの圧力損失により定
められる。
【0005】(2) 圧力容器から直接複数の配管で抜き出
す方法 圧力容器に直接複数の配管を取り付け、各配管にそれぞ
れ連接しているキャリヤガス配管のガス量を変更するこ
とにより各配管への粉体の分配量を制御する(特開昭58
−74426 号公報)。
【0006】図3はこの方法を実施するための装置例の
構成を示す図で、圧力容器1に4本の配管13が取り付け
られ、各配管13にはそれぞれキャリヤガス配管14が連接
されている。それぞれの配管13内の粉体の流量は圧力容
器1の内部の圧力と各配管13の末端における圧力との差
圧、および各配管13におけるキャリヤガスの圧力損失に
より決定され、その圧力損失は各配管13を通過するキャ
リヤガスの流量を変更することにより変えることができ
るので、結局、キャリヤガスの流量を制御することによ
り粉体の流量、すなわち分配量を制御することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記(1) の分配器を用
いる方法においては、各粉体使用先への供給量、すなわ
ち分配量は、各分岐配管の圧力損失および各分岐配管に
設けられた固定絞りにより予め設定されるので、分配量
あるいは分配比率を任意に制御することはできない。
【0008】また、(2) の圧力容器から直接複数の配管
で粉体を抜き出す方法においては、複数の配管を粉体の
供給先まで長距離にわたり施工しなければならず、初期
投資が大きい。また、技術的には、各配管の流量をそれ
ぞれ独立して制御するために各配管を通過するキャリヤ
ガスの流量を制御する方法がとられているが、粉体流量
の制御幅を広くとるためにはキャリヤガス流量を最適値
より大きくとって各配管の圧力損失を変化させなければ
ならず、圧力損失の変化幅における制約から粉体流量の
制御幅に限度があり、粉体流量の制御幅が狭いという問
題がある。
【0009】本発明は、粉体を圧力容器から複数の供給
先へ同時に空気輸送する際における上記の問題を解決
し、各供給先への配管毎に任意に分配量あるいは分配比
率を設定でき、しかも、分配量あるいは分配比率をその
設定値に精度よく制御できる粉体流量分配制御方法を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、下記
およびの粉体流量分配制御方法にある。
【0011】 圧力容器から複数の分岐配管を介して
粉体を空気輸送するに際し、それぞれの分岐配管を通過
する粉体流量とそれぞれの分岐配管における設定流量と
の差を検出し、これらの差が零になるように前記の各分
岐配管を通過する粉体流量を制御することを特徴とする
粉体流量分配制御方法。
【0012】 製鉄用溶鉱炉の粉体吹き込み装置の分
配器の二次側配管のそれぞれを通過する粉体流量とそれ
ぞれの二次側配管における流量が均等になるように設定
した流量との差を検出し、これらの差が零になるように
前記の各分岐配管を通過する粉体流量を制御することを
特徴とする粉体流量分配制御方法。
【0013】前記の発明の二次側配管とは、分配器で
分岐された分岐配管を意味する。
【0014】
【作用】以下に、本発明方法を図に基づいて説明する。
【0015】図1は本発明方法(の発明)を実施する
ための装置の一例の構成を示す図で、1は粉体を容れた
圧力容器、2は粉体輸送用の配管に設けられた分岐部、
3は粉体の流量を検知する差圧式粉体流量計、4は粉体
用バルブ、5は粉体流量計3の信号を受けて、その値
と、予め定めた設定流量との差が零になるように粉体用
バルブ4の開度を調節する粉体流量指示調節計である。
【0016】この装置を用いて本発明方法を実施するに
は、各供給先への粉体の分配量を予め各分岐配管6に取
り付けた粉体流量指示調節計5で設定しておき、圧力容
器1からロータリーバルブを介して粉体を切り出し、キ
ャリヤガス(空気)により各供給先へ搬送すればよい。
粉体を搬送するキャリヤガスは分岐部2で各分岐配管6
に分配される。各分岐配管6には粉体用バルブ4、差圧
式粉体流量計3および粉体流量指示調節計5が取り付け
られており、差圧式粉体流量計3で各供給先へ搬送され
る粉体の流量が検知される。粉体流量指示調節計5はそ
の信号を入力して、その値を指示するとともに、各分岐
配管6について予め定めた設定流量との差が零になるよ
うに粉体用バルブ4の開度を調節する。このようなフィ
ードバック制御が各分岐配管毎に行われるので、各分岐
配管6における粉体流量は高精度で制御され、各供給先
へ搬送される。
【0017】分岐部には従来から使用されている分流器
(実用新案登録第1696901 号など)を用いる。
【0018】粉体用バルブとしては、開度を変化させる
ことにより粉体の流路の断面積を連続的に変えることが
可能で、かつ開度と流量の関係が直線に近い特性を有す
るバルブ(例えば、実開平1−150266号公報で開示され
たバルブ)が好適である。
【0019】粉体流量計としては、前記の差圧式の流量
計の他に、静電容量式の流量計を用いてもよい。
【0020】なお、各分岐配管への粉体の分配量の設定
は、圧力容器から取り出される粉体の総流量を上回らな
い範囲で任意の値に設定することができ、設定の方法は
絶対値(分配量)であっても、比率(分配比率)であっ
てもよい。
【0021】の発明は、の発明を製鉄用溶鉱炉の粉
体吹き込みに適用したもので、前記図1に示した装置を
用いて行うことができる。すなわち、図1の装置におい
て、各分岐配管6に取り付けられた粉体流量指示調節計
5により予め設定する粉体の分配量あるいは分配比率を
各分岐配管6について同一の値にしておけば、各分岐配
管6を通過する粉体流量を均等化することができ、溶鉱
炉の各羽口に供給する微粉炭の吹き込み量を一定にする
ことができる。
【0022】
【発明の効果】圧力容器から複数の分岐配管を介して粉
体を空気輸送するに際し、本発明方法を適用することに
より、粉体の流量を各分岐配管毎に任意の値に設定し、
かつ、その値に制御することができる。本発明方法では
各分岐配管毎に粉体の流量を測定し、その値に基づいて
バルブの開度を調節する方式を採っているので、従来の
方式に比べて高精度での制御が可能である。また、本発
明方法を製鉄用溶鉱炉の粉体吹き込みに適用すれば、溶
鉱炉の各羽口に供給する微粉炭の吹き込み量を高い精度
で一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉体流量分配制御方法に使用する装置
例の構成を示す図である。
【図2】従来の粉体流量分配制御方法に使用する装置例
の構成を示す図である。
【図3】従来の他の粉体流量分配制御方法に使用する装
置例の構成を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大高 松男 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号住 友金属工業株式会社内 (72)発明者 沼澤 誠 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号住 友金属工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力容器から複数の分岐配管を介して粉体
    を空気輸送するに際し、それぞれの分岐配管を通過する
    粉体流量とそれぞれの分岐配管における設定流量との差
    を検出し、これらの差が零になるように前記の各分岐配
    管を通過する粉体流量を制御することを特徴とする粉体
    流量分配制御方法。
  2. 【請求項2】製鉄用溶鉱炉の粉体吹き込み装置の分配器
    の二次側配管のそれぞれを通過する粉体流量とそれぞれ
    の二次側配管における流量が均等になるように設定した
    流量との差を検出し、これらの差が零になるように前記
    の各分岐配管を通過する粉体流量を制御することを特徴
    とする粉体流量分配制御方法。
JP17535291A 1991-07-16 1991-07-16 粉体流量分配制御方法 Pending JPH06115691A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1986003779A1 (en) * 1984-12-21 1986-07-03 Earth Chemical Company, Limited Polypeptide secretion-causing vector, microorganisms transformed by said vector, and process for preparing polypeptide using said microorganisms

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1986003779A1 (en) * 1984-12-21 1986-07-03 Earth Chemical Company, Limited Polypeptide secretion-causing vector, microorganisms transformed by said vector, and process for preparing polypeptide using said microorganisms

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