JPH06115645A - 部材間の連結構造ならびに枠組棚 - Google Patents

部材間の連結構造ならびに枠組棚

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JPH06115645A
JPH06115645A JP26774792A JP26774792A JPH06115645A JP H06115645 A JPH06115645 A JP H06115645A JP 26774792 A JP26774792 A JP 26774792A JP 26774792 A JP26774792 A JP 26774792A JP H06115645 A JPH06115645 A JP H06115645A
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JP
Japan
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hole
brace
fitting member
center
fitting
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Application number
JP26774792A
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English (en)
Inventor
Shunji Nobukawa
俊二 信川
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 被連結部材16の貫通孔30間の距離に対して、
連結部材17の連結孔34間の距離が短いかまたは長いと
き、孔部32から嵌合部材33を外し、嵌合部材33を正逆に
所定角度変位したのち孔部32に嵌合させる。嵌合部材中
心33Aに対して孔中心34Aが外側または内側に移動し、
孔間の距離を長くまたは短く調整し得る。 【効果】 正多角形の孔部の形成と、嵌合部材を設ける
だけで、部材間の連結を、長さ調整しながら行え、構造
ならびに操作を簡単にでき、全体を安価にできる。連結
構造を使用して、ブレース取り付け板間にブレースを配
設して組み立てた枠組棚を得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばフオークリフ
トなどにより荷を出し入れする棚や、自動化倉庫におけ
る棚などを構成する部材間の連結構造、ならびに連結構
造を使用した枠組棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の枠組棚において、支柱間
の連結を行うブレースとしては、たとえば実開平1−13
1704号公報に見られるターンバックルの構造が提供され
ている。すなわちターンバックルは、両端に螺子部を形
成したロッドと、これら螺子部に螺合した連結具とによ
り構成される。そしてターンバックルは、棚の支柱間に
配設することで使用され、その際にロッドを回転させる
ことで張力を調整自在としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで枠組棚は、支
柱や水平材や斜材や横ビームなどの型材を連結すること
で構成されるものであり、その組み立て精度と剛性とに
よりブレースの結合位置の誤差はあまりない。したがっ
て前述した従来構成のように、螺子部や螺合構成からな
るターンバツクル形式のブレースを採用したときには、
螺子部やナット部の形成により全体が高価となり、また
ロッドの回転操作による調整は面倒で組み立ての作業性
が悪くなる。
【0004】本発明の目的とするところは、安価に構成
し得るとともに操作が容易な部材間の連結構造、ならび
に、この連結構造を使用してブレースの配設を行った枠
組棚を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本第1発明の部材間の連結構造は、貫通孔を形成した
一対の被連結部材と、前記貫通孔に連通自在な連結孔を
両端に形成した連結部材と、連通させた貫通孔から連結
孔に亘って作用する連結具とを有し、連結具が作用する
一対の連結部のうち少なくとも一方の連結部は、被連結
部材と連結部材とのいずれか一方に正多角形の孔部を形
成するとともに、この孔部に嵌入自在な正多角形の嵌合
部材を設け、この嵌合部材に前記連結具が作用する孔
を、嵌合部材の中心に対して偏心する孔中心で形成して
いる。
【0006】また本第2発明の枠組棚は、支柱に取り付
けられかつ貫通孔を形成した一対のブレース取り付け板
と、前記貫通孔に連通自在な連結孔を両端に形成したブ
レースと、連通させた貫通孔から連結孔に亘って作用す
る連結具とを有し、連結具が作用する一対の連結部のう
ち少なくとも一方の連結部は、ブレース取り付け板とブ
レースとのいずれか一方に正多角形の孔部を形成すると
ともに、この孔部に嵌入自在な正多角形の嵌合部材を設
け、この嵌合部材に前記連結具が作用する貫通孔を、嵌
合部材の中心に対して偏心する孔中心で形成している。
【0007】
【作用】上記した本第1発明の構成によると、被連結部
材間の連結部材を介しての連結は、貫通孔に連結孔を連
通させた状態で、両孔間に亘って連結具を作用させるこ
とにより行われる。その際に、被連結部材の貫通孔間の
距離に対して、連結部材の連結孔間の距離が短いかまた
は長いとき、まず孔部から嵌合部材を外し、そして嵌合
部材を正または逆に所定角度変位したのち孔部に嵌合さ
せる。これにより嵌合部材中心に対して孔中心が外側ま
たは内側に移動し、以て孔間の距離を長くまたは短く調
整し得る。
【0008】また本第2発明の構成によると、上述した
連結構造を使用して、ブレース取り付け板間にブレース
を配設して枠組棚を組み立て得る。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図5、図6に示すように枠組棚1は、枠体10と複
数の中間部材20とにより構成される。前記枠体10は、前
後および左右に所定間隔を置いて配設した立設支柱11
と、前後の立設支柱11の所定位置間を互いに連結固定す
る複数の水平材12、ならびに複数の斜材13と、左右の立
設支柱11の所定位置間を互いに連結固定する横ビーム
(水平材)14とにより形成されている。その際に連結は
ボルトやリベツトなどで行われ、また各立設支柱11の下
端部には着座部材15が取り付けられる。そして枠体10の
背面側において、立設支柱11と横ビーム14の交差部には
ブレース取り付け板16が設けられ、これらブレース取り
付け板16間にブレース17がクロス状に取り付けられる。
【0010】前記中間部材20は、左右の立設支柱11間で
所定間隔置きの複数箇所に配設されている。これら中間
部材20は、前後で二本(複数本)の支持支柱21と、両支
持支柱21の両側面からそれぞれ左右方向でかつ水平方向
に突出させた腕木22と、前後で対向した腕木22の遊端間
に取り付けた腕木レール23とにより形成される。そして
中間部材20の上部を、枠体10を構成する横ビーム14側に
嵌合するとともに、中間部材20の下部は、横揺れなどし
ないように横ビーム14側に位置決め状態で支持させてい
る。
【0011】また枠体10を構成する各立設支柱11の側面
にも、中間部材20と同様に、左右方向でかつ水平方向に
突出した腕木18と、前後で対向した腕木18の遊端間に取
り付けた腕木レール19とが設けられる。そして枠体10や
中間部材20の左右の腕木レール19,23間で荷2を支持す
べく構成される。
【0012】図1、図2、図6に示すように、前記ブレ
ース取り付け板16は被連結部材の一例であって、その所
定の箇所には前後方向の貫通孔30が形成されている。ま
た前記ブレース17は連結部材の一例であって、断面を緩
い山形としたフラットバーにより形成され、その両端は
扁平な連結板部17aに形成されるとともに、この連結板
部17aに補強板部31を重合させている。
【0013】そして両板部17a,31間に亘っては、正八
角形(正多角形)の孔部32が形成され、この孔部32に嵌
入自在な正八角形(正多角形)で平板状の嵌合部材33が
設けられる。この嵌合部材33には、前記ブレース取り付
け板16の貫通孔30に連通自在な連結孔34が形成され、こ
こで連結孔34は、嵌合部材33の中心33Aに対して所定距
離Lだけ偏心する孔中心34Aで形成されている。さらに
連通させた両孔30,34間に亘って、たとえばボルトナッ
トからなる連結具35を作用させている。
【0014】上記実施例において、枠組棚1の組み立て
は次のようにして行われる。すなわち前後の立設支柱11
間を水平材12や斜材13を介して連結固定し、そして左右
の立設支柱11間を、この立設支柱11に設けたブレース取
り付け板16を介して横ビーム14により連結固定すること
で、枠体10を形成し得る。さらに左右の立設支柱11間に
中間部材20が配置されたのち、枠体10側に嵌合ならびに
位置決め状態で支持され、また立設支柱11側に、腕木18
を介して腕木レール19が設けられる。
【0015】そしてブレース取り付け板16間に亘ってブ
レース17が配設される。すなわちブレース17の配設は、
貫通孔30に連結孔34を連通させた状態で、両孔30,34間
に亘って連結具35を作用させることにより行われる。そ
の際に、対応するブレース取り付け板16の貫通孔30間の
距離に対して、ブレース17の連結孔34間の距離が調整さ
れる。
【0016】すなわち図2に示すように、ブレース17の
配設(長さ)方向に対して、両中心33A,34Aを結ぶ線
が直交状に位置した中間状態において、ブレース17の連
結孔34間の距離が短いとき、この図2の状態において孔
部32から嵌合部材33を外し、そして嵌合部材33を90度変
位したのち、図3で示すように孔部32に嵌合させる。こ
れにより嵌合部材中心33Aに対して孔中心34Aが所定距
離Lだけ外側に移動し、以てブレース17の連結孔34間の
距離を長く調整し得る。
【0017】またブレース17の連結孔34間の距離が長い
とき、図2の状態において孔部32から嵌合部材33を外
し、そして嵌合部材33を前述とは逆に90度変位したの
ち、図4で示すように孔部32に嵌合させる。これにより
嵌合部材中心33Aに対して孔中心34Aが所定距離Lだけ
内側に移動し、以てブレース17の連結孔34間の距離を短
く調整し得る。
【0018】なお実施例で示すように正八角形の嵌合で
あり、かつ連結部が両側に形成された場合には、嵌合部
材33を正逆に45度に変位させて嵌合させることも可能で
あることから、その調整量は、−2L〜2Lの範囲内で
複数段階に行える。
【0019】上記のようにして組み立てられる枠組棚1
は、図5に示すように、通路3を置いて並設され、そし
て通路3内に出し入れ装置(クレーン)4を配設するこ
とで自動倉庫を構成し得る。さらに背面どうしを相対向
させて一体化した両面使用の枠組棚1Aを採用すること
で、複数の自動倉庫を並設した構成にし得る。
【0020】上記実施例では、枠組棚1を構成する連結
構造を示したが、本第1発明では、別な構築物や装置に
おける一対の被連結部材間を連結部材により連結する際
の連結構造や、枠組棚1の他の箇所での連結構造に使用
できるものである。そして正多角形は、正四角形や正六
角形など任意に設定し得るものである。
【0021】また上記実施例では、ブレース17の両端を
連結部としているが、これは一方のみを本発明の連結構
造とし、他方を通常の連結構造とした形式でもよい。さ
らに上記実施例では、連結部材であるブレース17に嵌合
部材33を着脱させる形式を示したが、これは被連結部材
であるブレース取り付け板16に嵌合部材33を着脱させる
形式でもよい。
【0022】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、正多角
形の孔部の形成と、この孔部に嵌脱自在な嵌合部材を設
けるだけで、部材間の連結を、長さ調整しながら行うこ
とができ、構造ならびに操作を簡単にできるとともに、
全体を安価に提供できる。
【0023】また本第2発明によると、上述した連結構
造を使用して、ブレース取り付け板間にブレースを配設
して組み立てた枠組棚を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、連結部の一部切り欠
き平面図である。
【図2】同連結部の正面図である。
【図3】同連結部の長尺調整状態での正面図である。
【図4】同連結部の短尺調整状態での正面図である。
【図5】同枠組棚の側面図である。
【図6】同枠組棚の背面図である。
【符号の説明】
1 枠組棚 1A 枠組棚 10 枠体 11 立設支柱 16 ブレース取り付け板(被連結部材) 17 ブレース(連結部材) 17a 連結板部 20 中間部材 21 支持支柱 30 貫通孔 31 補強板部 32 孔部 33 嵌合部材 33A 嵌合部材中心 34 連結孔 34A 孔中心 35 連結具 L 所定距離

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔を形成した一対の被連結部材と、
    前記貫通孔に連通自在な連結孔を両端に形成した連結部
    材と、連通させた貫通孔から連結孔に亘って作用する連
    結具とを有し、連結具が作用する一対の連結部のうち少
    なくとも一方の連結部は、被連結部材と連結部材とのい
    ずれか一方に正多角形の孔部を形成するとともに、この
    孔部に嵌入自在な正多角形の嵌合部材を設け、この嵌合
    部材に前記連結具が作用する孔を、嵌合部材の中心に対
    して偏心する孔中心で形成したことを特徴とする部材間
    の連結構造。
  2. 【請求項2】 支柱に取り付けられかつ貫通孔を形成し
    た一対のブレース取り付け板と、前記貫通孔に連通自在
    な連結孔を両端に形成したブレースと、連通させた貫通
    孔から連結孔に亘って作用する連結具とを有し、連結具
    が作用する一対の連結部のうち少なくとも一方の連結部
    は、ブレース取り付け板とブレースとのいずれか一方に
    正多角形の孔部を形成するとともに、この孔部に嵌入自
    在な正多角形の嵌合部材を設け、この嵌合部材に前記連
    結具が作用する孔を、嵌合部材の中心に対して偏心する
    孔中心で形成したことを特徴とする枠組棚。
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