JPH06115300A - 簀子洗浄装置 - Google Patents
簀子洗浄装置Info
- Publication number
- JPH06115300A JPH06115300A JP4265650A JP26565092A JPH06115300A JP H06115300 A JPH06115300 A JP H06115300A JP 4265650 A JP4265650 A JP 4265650A JP 26565092 A JP26565092 A JP 26565092A JP H06115300 A JPH06115300 A JP H06115300A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- drainboard
- cleaning
- baby
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】下部吸込式塗装ブースのグレーチング床を形成
する簀子を塗装ブース外へ運搬することなく、その場で
洗浄することができるようにし、予備の簀子をもう1セ
ット用意したり、その保管スペースを不要にすることを
目的としている。 【構成】下部吸込式塗装ブース2のグレーチング床3を
形成する簀子4の表面に付着した塗料を高圧の洗浄液で
払拭する簀子洗浄装置であって、前記塗装ブース2内に
敷設された被塗物搬送用フロアコンベアのコンベアレー
ル5上を移動可能な台車6に前記簀子4の洗浄室を形成
するチャンバ7が搭載され、当該チャンバ7内には下方
に設けた洗浄液貯留タンク8の液面に向かって上方から
高圧洗浄液を噴射する洗浄ノズル9と、前記チャンバの
片端側から他端側に向けて送り込まれる前記簀子4を前
記ノズル9と前記タンク8との間の空間に沿って水平状
態で通過させる送り機構10が形成されている。
する簀子を塗装ブース外へ運搬することなく、その場で
洗浄することができるようにし、予備の簀子をもう1セ
ット用意したり、その保管スペースを不要にすることを
目的としている。 【構成】下部吸込式塗装ブース2のグレーチング床3を
形成する簀子4の表面に付着した塗料を高圧の洗浄液で
払拭する簀子洗浄装置であって、前記塗装ブース2内に
敷設された被塗物搬送用フロアコンベアのコンベアレー
ル5上を移動可能な台車6に前記簀子4の洗浄室を形成
するチャンバ7が搭載され、当該チャンバ7内には下方
に設けた洗浄液貯留タンク8の液面に向かって上方から
高圧洗浄液を噴射する洗浄ノズル9と、前記チャンバの
片端側から他端側に向けて送り込まれる前記簀子4を前
記ノズル9と前記タンク8との間の空間に沿って水平状
態で通過させる送り機構10が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下部吸込式塗装ブース
のグレーチング床を形成する簀子の表面に付着した塗料
を高圧の洗浄液で払拭する簀子洗浄装置に関する。
のグレーチング床を形成する簀子の表面に付着した塗料
を高圧の洗浄液で払拭する簀子洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】下部吸込式塗装ブースは、その天井部に
形成されたプレナムチャンバから供給される清浄空気
を、ブース内の塗料ミストや有機溶剤と共に床下から吸
引排出することができるように、鉄製格子状の簀子を連
接したグレーチング床が形成されている。したがって、
汚染空気は必ずグレーチング床を形成する簀子を通って
排出されることとなり、各簀子の表面には塗料粒子等が
付着するので、この付着塗料を洗浄除去するために、1
〜2ケ月に一回の割合でグレーチングを形成する個々の
簀子を取り外して化成ソーダの溶液に一昼夜浸漬して薬
品処理するようにしている。
形成されたプレナムチャンバから供給される清浄空気
を、ブース内の塗料ミストや有機溶剤と共に床下から吸
引排出することができるように、鉄製格子状の簀子を連
接したグレーチング床が形成されている。したがって、
汚染空気は必ずグレーチング床を形成する簀子を通って
排出されることとなり、各簀子の表面には塗料粒子等が
付着するので、この付着塗料を洗浄除去するために、1
〜2ケ月に一回の割合でグレーチングを形成する個々の
簀子を取り外して化成ソーダの溶液に一昼夜浸漬して薬
品処理するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、簀子
は、塗装ブース全体で数百枚〜数千枚も使用されてお
り、また、その大型のもので 2.3×0.2 m,小型のもの
でも0.95×0.2 m程度の大きさを有し、重量は10〜3
0Kgもあるから、洗浄の際における着脱運搬作業に多
大な労力を要していた。さらに、簀子を外してから薬品
処理による洗浄が終了するまで日数を要し、その間、塗
装ブースを休止させることはできないので、簀子を洗浄
する際は、汚れた簀子を外して、洗浄済みの簀子を取り
付けておく必要があり、したがって、一つの塗装ブース
に予備の簀子がもう1セット必要になり、膨大な枚数の
簀子を保管するため広いスペースが必要になるという問
題があった。そこで、本発明は、予備の簀子を用意した
り保管スペースを必要としないように、簀子を塗装ブー
ス外へ運搬することなく、その場で洗浄することができ
るようにすることを技術的課題としている。
は、塗装ブース全体で数百枚〜数千枚も使用されてお
り、また、その大型のもので 2.3×0.2 m,小型のもの
でも0.95×0.2 m程度の大きさを有し、重量は10〜3
0Kgもあるから、洗浄の際における着脱運搬作業に多
大な労力を要していた。さらに、簀子を外してから薬品
処理による洗浄が終了するまで日数を要し、その間、塗
装ブースを休止させることはできないので、簀子を洗浄
する際は、汚れた簀子を外して、洗浄済みの簀子を取り
付けておく必要があり、したがって、一つの塗装ブース
に予備の簀子がもう1セット必要になり、膨大な枚数の
簀子を保管するため広いスペースが必要になるという問
題があった。そこで、本発明は、予備の簀子を用意した
り保管スペースを必要としないように、簀子を塗装ブー
ス外へ運搬することなく、その場で洗浄することができ
るようにすることを技術的課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、下部吸込式塗装ブースのグレーチング床
を形成する簀子の表面に付着した塗料を高圧の洗浄液で
払拭する簀子洗浄装置であって、前記塗装ブース内に敷
設された被塗物搬送用フロアコンベアのコンベアレール
上を移動可能な台車に前記簀子の洗浄室を形成するチャ
ンバが搭載され、当該チャンバ内には下方に設けた洗浄
液貯留タンクの液面に向かって上方から高圧洗浄液を噴
射する洗浄ノズルと、前記チャンバの片端側から他端側
に向けて送り込まれる前記簀子を前記ノズルと前記タン
クとの間の空間に沿って水平状態で通過させる送り機構
が形成されていることを特徴とする。
に、本発明は、下部吸込式塗装ブースのグレーチング床
を形成する簀子の表面に付着した塗料を高圧の洗浄液で
払拭する簀子洗浄装置であって、前記塗装ブース内に敷
設された被塗物搬送用フロアコンベアのコンベアレール
上を移動可能な台車に前記簀子の洗浄室を形成するチャ
ンバが搭載され、当該チャンバ内には下方に設けた洗浄
液貯留タンクの液面に向かって上方から高圧洗浄液を噴
射する洗浄ノズルと、前記チャンバの片端側から他端側
に向けて送り込まれる前記簀子を前記ノズルと前記タン
クとの間の空間に沿って水平状態で通過させる送り機構
が形成されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明によれば、塗装ブース内に敷設された被
塗物搬送用フロアコンベアのコンベアレール上を移動可
能な台車に簀子の洗浄室を形成するチャンバが搭載され
ているので、台車を移動して、グレーチング床を形成す
る簀子をその場で順次洗浄すると共に、洗浄終了した簀
子をそのままグレーチング床にはめて行くことができ、
簀子を塗装ブース外へ運搬する必要がない。そして、チ
ャンバ内には下方に設けた洗浄液貯留タンクの液面に向
かって上方から例えば 700〜3000Kg/cm2の高圧洗浄液を
噴射する洗浄ノズルが設けられているので、チャンバの
片端側から他端側に向けて簀子を水平状態で通過させれ
ば、簀子に付着した塗料がその液圧によって払拭され
る。そして、この場合において、高圧洗浄液はノズルか
らタンクの液面に向かって噴射されるので、チャンバの
内壁に直接当たって衝撃音を発することがない。
塗物搬送用フロアコンベアのコンベアレール上を移動可
能な台車に簀子の洗浄室を形成するチャンバが搭載され
ているので、台車を移動して、グレーチング床を形成す
る簀子をその場で順次洗浄すると共に、洗浄終了した簀
子をそのままグレーチング床にはめて行くことができ、
簀子を塗装ブース外へ運搬する必要がない。そして、チ
ャンバ内には下方に設けた洗浄液貯留タンクの液面に向
かって上方から例えば 700〜3000Kg/cm2の高圧洗浄液を
噴射する洗浄ノズルが設けられているので、チャンバの
片端側から他端側に向けて簀子を水平状態で通過させれ
ば、簀子に付着した塗料がその液圧によって払拭され
る。そして、この場合において、高圧洗浄液はノズルか
らタンクの液面に向かって噴射されるので、チャンバの
内壁に直接当たって衝撃音を発することがない。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1は本発明に係る簀子洗浄装置を示す断面
図である。
説明する。図1は本発明に係る簀子洗浄装置を示す断面
図である。
【0007】図中1は、下部吸込式塗装ブース2のグレ
ーチング床3を形成する簀子4の表面に付着した塗料を
高圧の洗浄液(例えば水)で払拭する簀子洗浄装置であ
って、塗装ブース2内に敷設された被塗物搬送用フロア
コンベアのコンベアレール5上を移動可能な台車6に簀
子の洗浄室を形成するチャンバ7が搭載されている。
ーチング床3を形成する簀子4の表面に付着した塗料を
高圧の洗浄液(例えば水)で払拭する簀子洗浄装置であ
って、塗装ブース2内に敷設された被塗物搬送用フロア
コンベアのコンベアレール5上を移動可能な台車6に簀
子の洗浄室を形成するチャンバ7が搭載されている。
【0008】チャンバ7内には、下方に設けた洗浄液貯
留タンク8の液面に向かって上方から例えば700 〜3000
Kg/cm2の高圧洗浄液を噴射する洗浄ノズル9と、チャン
バ7の片端側から他端側に向けて送り込まれる前記簀子
4を前記ノズル9と前記タンク8との間の空間に沿って
水平状態で通過させる送り機構10が形成されている。
留タンク8の液面に向かって上方から例えば700 〜3000
Kg/cm2の高圧洗浄液を噴射する洗浄ノズル9と、チャン
バ7の片端側から他端側に向けて送り込まれる前記簀子
4を前記ノズル9と前記タンク8との間の空間に沿って
水平状態で通過させる送り機構10が形成されている。
【0009】この送り機構10は、チャンバ7内に送り
込まれる簀子4を支持すると同時に、高圧洗浄液がノズ
ル9からそのまま洗浄液貯留タンク8の液面に向かって
噴射されるように形成され、例えば送りローラを簀子4
が落ちない程度の間隔で設けられた格子枠や送りローラ
又は所定の間隔で送り方向に併設された複数本の案内レ
ール等からなる。また、チャンバ7には、その片端側に
汚れた簀子4を送り込む挿入口11Aが形成されると共
に、他端側には洗浄済の簀子4を取り出す取出口11B
が形成され、挿入口11A及び取出口11Bには、チャ
ンバ7内部の音を遮断するゴム製の遮音板12が取り付
けられると共に、その下方には液体(例えば水)を貯留
して振動を抑える防振タンク13が夫々設けられてい
る。
込まれる簀子4を支持すると同時に、高圧洗浄液がノズ
ル9からそのまま洗浄液貯留タンク8の液面に向かって
噴射されるように形成され、例えば送りローラを簀子4
が落ちない程度の間隔で設けられた格子枠や送りローラ
又は所定の間隔で送り方向に併設された複数本の案内レ
ール等からなる。また、チャンバ7には、その片端側に
汚れた簀子4を送り込む挿入口11Aが形成されると共
に、他端側には洗浄済の簀子4を取り出す取出口11B
が形成され、挿入口11A及び取出口11Bには、チャ
ンバ7内部の音を遮断するゴム製の遮音板12が取り付
けられると共に、その下方には液体(例えば水)を貯留
して振動を抑える防振タンク13が夫々設けられてい
る。
【0010】洗浄液貯留タンク8には、その側方に余剰
の洗浄液をオーバーフローさせる排水口14が形成さ
れ、その排水口14にはバッグフィルタ15が取り付け
られており、簀子4を洗浄した洗浄液に含まれる塗料カ
ス等を除去するように成されている。また、ノズル9
は、簀子4の横幅以上の直径で回転するパイプで形成さ
れた回転ロッド16の両端に取り付けられ、当該回転ロ
ッド16の回転軸17がフレキシブルシャフト18を介
してモータ19に連結されると共に、洗浄液が、圧送ポ
ンプ20から回転軸17及び回転ロッド16内の供給路
(図示せず)を通ってノズル9に供給されるようになさ
れている。
の洗浄液をオーバーフローさせる排水口14が形成さ
れ、その排水口14にはバッグフィルタ15が取り付け
られており、簀子4を洗浄した洗浄液に含まれる塗料カ
ス等を除去するように成されている。また、ノズル9
は、簀子4の横幅以上の直径で回転するパイプで形成さ
れた回転ロッド16の両端に取り付けられ、当該回転ロ
ッド16の回転軸17がフレキシブルシャフト18を介
してモータ19に連結されると共に、洗浄液が、圧送ポ
ンプ20から回転軸17及び回転ロッド16内の供給路
(図示せず)を通ってノズル9に供給されるようになさ
れている。
【0011】なお、21は、洗浄ノズル9から噴射され
る洗浄液の噴射音を遮蔽すると同時に水はねを防止する
ための内カバーであって、その前後にはチャンバ7の挿
入口11A及び取出口11Bと同様に、ゴム製の遮音板
22が設けられている。さらに、チャンバ7自体に防音
効果をもたせるため、チャンバ7が二重鉄板や防振鉄板
によって作られている。
る洗浄液の噴射音を遮蔽すると同時に水はねを防止する
ための内カバーであって、その前後にはチャンバ7の挿
入口11A及び取出口11Bと同様に、ゴム製の遮音板
22が設けられている。さらに、チャンバ7自体に防音
効果をもたせるため、チャンバ7が二重鉄板や防振鉄板
によって作られている。
【0012】以上が、本発明の一例構成であって、次に
その動作について説明する。まず、グレーチングを洗浄
する際は、台車6をフロアコンベアのコンベアレール5
上を移動させ、塗装ブース2内に搬入し、所定の場所に
停止させる。そして、グレーチング床を形成する簀子4
を一枚ずつ取り外し、モータ19を起動させて回転ロッ
ド16を回転させると同時に、圧送ポンプ20から高圧
洗浄液を供給し、洗浄ノズル9から噴射させ、前記簀子
4を挿入口11Aからチャンバ7内に送り込む。
その動作について説明する。まず、グレーチングを洗浄
する際は、台車6をフロアコンベアのコンベアレール5
上を移動させ、塗装ブース2内に搬入し、所定の場所に
停止させる。そして、グレーチング床を形成する簀子4
を一枚ずつ取り外し、モータ19を起動させて回転ロッ
ド16を回転させると同時に、圧送ポンプ20から高圧
洗浄液を供給し、洗浄ノズル9から噴射させ、前記簀子
4を挿入口11Aからチャンバ7内に送り込む。
【0013】簀子4はノズル9と洗浄液貯留タンク8の
間の空間に沿って送り込まれるので、簀子4に向かって
高圧洗浄液が噴射され、このとき洗浄ノズル9は、簀子
4の全幅より大きな直径で回転しているので、簀子4の
全面を確実に洗浄することができ、簀子4に付着された
塗料をきれいに洗い流すことができる。このとき、洗浄
液貯留タンク8の排水口14からオーバーフローされた
洗浄液は、バッグフィルタ15で濾された後、そのまま
塗装ブース2の床下のピット(図示せず)に排出され
る。そして、洗浄が終了した簀子4はそのままそのクレ
ーチング床3の所定の場所にはめ込み、台車6を移動さ
せながら、簀子4を順次洗浄していくことにより塗装ブ
ース2のグレーチング床3の簀子4をすべて洗浄するこ
とができる。
間の空間に沿って送り込まれるので、簀子4に向かって
高圧洗浄液が噴射され、このとき洗浄ノズル9は、簀子
4の全幅より大きな直径で回転しているので、簀子4の
全面を確実に洗浄することができ、簀子4に付着された
塗料をきれいに洗い流すことができる。このとき、洗浄
液貯留タンク8の排水口14からオーバーフローされた
洗浄液は、バッグフィルタ15で濾された後、そのまま
塗装ブース2の床下のピット(図示せず)に排出され
る。そして、洗浄が終了した簀子4はそのままそのクレ
ーチング床3の所定の場所にはめ込み、台車6を移動さ
せながら、簀子4を順次洗浄していくことにより塗装ブ
ース2のグレーチング床3の簀子4をすべて洗浄するこ
とができる。
【0014】また、洗浄液貯留タンク8内の洗浄液は、
排水口14からオーバーフローされるので、タンク8内
の液面位置は一定に維持され、洗浄ノズル9から噴射さ
れて簀子4の隙間を通った洗浄液は前記タンク8の液面
に噴射されるので、チャンバ7の内壁に直接当たること
がなく、衝撃音による騒音を防止することができると同
時に、洗浄液貯留タンク8内の洗浄液の重さにより、チ
ャンバ7の振動を抑えることができる。
排水口14からオーバーフローされるので、タンク8内
の液面位置は一定に維持され、洗浄ノズル9から噴射さ
れて簀子4の隙間を通った洗浄液は前記タンク8の液面
に噴射されるので、チャンバ7の内壁に直接当たること
がなく、衝撃音による騒音を防止することができると同
時に、洗浄液貯留タンク8内の洗浄液の重さにより、チ
ャンバ7の振動を抑えることができる。
【0015】なお、実施例で説明したように、外部に設
けた圧送ポンプ20により洗浄液を洗浄ノズル9へ供給
する場合に限らず、台車6に圧送ポンプ20を設け、洗
浄液貯留タンク8に貯留された洗浄液を濾過して循環使
用するようにしてもよい。また、洗浄ノズル9を回転さ
せる場合について説明したが、複数の洗浄ノズルを幅方
向に併設して、同時に高圧洗浄液を噴射するようにして
もよい。
けた圧送ポンプ20により洗浄液を洗浄ノズル9へ供給
する場合に限らず、台車6に圧送ポンプ20を設け、洗
浄液貯留タンク8に貯留された洗浄液を濾過して循環使
用するようにしてもよい。また、洗浄ノズル9を回転さ
せる場合について説明したが、複数の洗浄ノズルを幅方
向に併設して、同時に高圧洗浄液を噴射するようにして
もよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、塗
装ブース内に敷設された被塗物搬送用フロアコンベアの
コンベアレール上を移動可能な台車に簀子の洗浄室を形
成するチャンバが搭載されているので、塗装ブース内の
任意の位置に台車を止めてその場で簀子を洗浄すること
ができ、簀子を塗装ブース外へ運搬したり、予備の簀子
をもう1セット用意する必要は一切なく、チャンバの片
端側から他端側に向けて簀子を水平状態で通過させれ
ば、簀子に付着した塗料を洗浄ノズルから噴射される洗
浄液の液圧によって綺麗に払拭することかでき、さら
に、この場合において、高圧洗浄液はノズルから洗浄液
貯留タンクの液面に向かって噴射されるので、チャンバ
の内壁に直接当たって衝撃音を発することがなく、比較
的静粛に作業することができる非常に優れた効果を有す
る。
装ブース内に敷設された被塗物搬送用フロアコンベアの
コンベアレール上を移動可能な台車に簀子の洗浄室を形
成するチャンバが搭載されているので、塗装ブース内の
任意の位置に台車を止めてその場で簀子を洗浄すること
ができ、簀子を塗装ブース外へ運搬したり、予備の簀子
をもう1セット用意する必要は一切なく、チャンバの片
端側から他端側に向けて簀子を水平状態で通過させれ
ば、簀子に付着した塗料を洗浄ノズルから噴射される洗
浄液の液圧によって綺麗に払拭することかでき、さら
に、この場合において、高圧洗浄液はノズルから洗浄液
貯留タンクの液面に向かって噴射されるので、チャンバ
の内壁に直接当たって衝撃音を発することがなく、比較
的静粛に作業することができる非常に優れた効果を有す
る。
【図1】 本発明に係る簀子洗浄装置を示す断面図。
1・・・簀子洗浄装置 2・・・下部吸込式塗装ブース 3・・・グレーチング床 4・・・簀子 5・・・コンベアレール 6・・・台車 7・・・チャンバ 8・・・洗浄液貯留タンク 9・・・洗浄ノズル 10・・・送り機構 20・・・圧送ポンプ
Claims (1)
- 【請求項1】 下部吸込式塗装ブース(2)のグレーチ
ング床(3)を形成する簀子(4)の表面に付着した塗
料を高圧の洗浄液で払拭する簀子洗浄装置であって、前
記塗装ブース(2)内に敷設された被塗物搬送用フロア
コンベアのコンベアレール(5)上を移動可能な台車
(6)に前記簀子(4)の洗浄室を形成するチャンバ
(7)が搭載され、当該チャンバ(7)内には下方に設
けた洗浄液貯留タンク(8)の液面に向かって上方から
高圧洗浄液を噴射する洗浄ノズル(9)と、前記チャン
バの片端側から他端側に向けて送り込まれる前記簀子
(4)を前記ノズル(9)と前記タンク(8)との間の
空間に沿って水平状態で通過させる送り機構(10)が
形成されていることを特徴とする簀子洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265650A JP2928031B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 簀子洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265650A JP2928031B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 簀子洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06115300A true JPH06115300A (ja) | 1994-04-26 |
JP2928031B2 JP2928031B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=17420087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4265650A Expired - Lifetime JP2928031B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 簀子洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2928031B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016086693A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 正人 相墨 | 貝洗浄装置 |
CN110237966A (zh) * | 2019-07-22 | 2019-09-17 | 浙江富丽华铝业有限公司 | 一种新型铝型材表面快速喷涂装置 |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP4265650A patent/JP2928031B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016086693A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 正人 相墨 | 貝洗浄装置 |
CN110237966A (zh) * | 2019-07-22 | 2019-09-17 | 浙江富丽华铝业有限公司 | 一种新型铝型材表面快速喷涂装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2928031B2 (ja) | 1999-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4704075B2 (ja) | 粉体塗装ブース装置 | |
CN211359812U (zh) | 一种新型滤网清洗机 | |
KR20160142469A (ko) | 재생형 필터 자동 세척장치 | |
JPH10118583A (ja) | 板状物の洗浄装置 | |
CN207357411U (zh) | 一种3d曲面玻璃喷涂机 | |
JPH06115300A (ja) | 簀子洗浄装置 | |
JPS63500438A (ja) | 粒子沈着装置 | |
JP3794164B2 (ja) | 超音波洗浄機 | |
JPH10175515A (ja) | 車両洗浄装置 | |
JP2002285364A (ja) | 洗浄防錆処理装置 | |
JP2810829B2 (ja) | 塗装方法および装置 | |
JPH11290802A (ja) | 超音波洗浄機 | |
JP2000016566A (ja) | 移動体の洗浄設備 | |
JPH11277009A (ja) | 超音波洗浄機および超音波洗浄システム | |
JPH06315667A (ja) | 洗浄装置 | |
JP2011161358A (ja) | フィルタ洗浄装置及びフィルタ洗浄方法 | |
JP2548094B2 (ja) | 噴射装置 | |
JP3234875B2 (ja) | 窓ガラス清掃装置 | |
JPH0796233B2 (ja) | 成形金型用水洗浄装置 | |
CN220590501U (zh) | 一种面漆喷涂辅助装置 | |
JPH05161880A (ja) | 水を主体とした洗浄方法及びその装置 | |
JP2003088824A (ja) | カーペットタイルの洗浄装置および洗浄方法 | |
JP2006000752A (ja) | パレット洗浄装置 | |
JPH06246750A (ja) | 成形金型用水洗浄装置 | |
JPH11290804A (ja) | 超音波洗浄機 |