JPH0611512A - 血液型分析用の自動装置 - Google Patents
血液型分析用の自動装置Info
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- JPH0611512A JPH0611512A JP3077429A JP7742991A JPH0611512A JP H0611512 A JPH0611512 A JP H0611512A JP 3077429 A JP3077429 A JP 3077429A JP 7742991 A JP7742991 A JP 7742991A JP H0611512 A JPH0611512 A JP H0611512A
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- micro
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- micro board
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/02—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N2035/00465—Separating and mixing arrangements
- G01N2035/00495—Centrifuges
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/02—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
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- G01N2035/0441—Rotary sample carriers, i.e. carousels for samples
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T436/00—Chemistry: analytical and immunological testing
- Y10T436/11—Automated chemical analysis
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 血液型の分析作業を自動化する。
【構成】 ステップモータによって回転駆動されるビー
ムの端部に関節状に取付けられた２つの対向した支持体
を設けている、マイクロボードを位置決めして遠心分離
する遠心分離部と、２つのステップモータによってｘ軸
及びｙ軸に沿って制御されてマイクロボードを遠心分離
部から作業台上に設けられた別の作業部へ搬送する移送
クランプとを有している。
ムの端部に関節状に取付けられた２つの対向した支持体
を設けている、マイクロボードを位置決めして遠心分離
する遠心分離部と、２つのステップモータによってｘ軸
及びｙ軸に沿って制御されてマイクロボードを遠心分離
部から作業台上に設けられた別の作業部へ搬送する移送
クランプとを有している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、血液型の判定に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】この領域では、混合すべき物質を分配す
る半自動装置が知られている。それらは一般的に、周縁
部に一定数のノッチを備えた試験管交換器を、試験管に
入っている物質を移送するためのサンプリングプローブ
と組み合わせて設けている。ノッチには、血液型を判定
しようとする各患者から採取されて遠心分離された血液
か、または成分が異なる試薬を入れた試験管がはめ込ま
れており、試薬の数は実施する分析の種類によって異な
る。最初に、プローブが患者の遠心分離血液から一定量
を抜き取って、それを各患者に対して割り当てられたマ
イクロボードの横または縦１列のセルに分配する。次
に、プローブが各試薬に対して同じプロセスを用いて試
薬を分配することによって、求めている分析結果が得ら
れるようになっている。
る半自動装置が知られている。それらは一般的に、周縁
部に一定数のノッチを備えた試験管交換器を、試験管に
入っている物質を移送するためのサンプリングプローブ
と組み合わせて設けている。ノッチには、血液型を判定
しようとする各患者から採取されて遠心分離された血液
か、または成分が異なる試薬を入れた試験管がはめ込ま
れており、試薬の数は実施する分析の種類によって異な
る。最初に、プローブが患者の遠心分離血液から一定量
を抜き取って、それを各患者に対して割り当てられたマ
イクロボードの横または縦１列のセルに分配する。次
に、プローブが各試薬に対して同じプロセスを用いて試
薬を分配することによって、求めている分析結果が得ら
れるようになっている。
【０００３】様々な血液サンプル及び試薬の分配が終了
してから、マイクロボードを手動で遠心分離器へ移動し
て、反応を起こさせる。次に、マイクロボードを手動で
マイクロボードリーダにセットして、結果を分析し、各
患者の血液型を判定する。検査を有効と考えられるもの
にするためには、別の試薬で検査をもう一度実施して、
第１の検査結果を確認することが必要である。
してから、マイクロボードを手動で遠心分離器へ移動し
て、反応を起こさせる。次に、マイクロボードを手動で
マイクロボードリーダにセットして、結果を分析し、各
患者の血液型を判定する。検査を有効と考えられるもの
にするためには、別の試薬で検査をもう一度実施して、
第１の検査結果を確認することが必要である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】患者の数が多い場合に
はそのような検査は面倒で煩雑であることから、重大な
結果を招きかねない読み取りの誤りが発生する恐れがあ
ることは容易に理解されよう。本発明の目的は、特に誤
りの危険を低減できるように人の介入を限定することに
よってこれらの欠点を解決することである。
はそのような検査は面倒で煩雑であることから、重大な
結果を招きかねない読み取りの誤りが発生する恐れがあ
ることは容易に理解されよう。本発明の目的は、特に誤
りの危険を低減できるように人の介入を限定することに
よってこれらの欠点を解決することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、直流モータに
よって回転駆動されるビームの端部に関節状に取付けら
れた２つの対向した支持体を設けている、マイクロボー
ドを位置決めして遠心分離する遠心分離部と、２つのス
テップモータによってｘ軸及びｙ軸に沿って制御されて
マイクロボードを遠心分離部から作業台上に設けられた
別の作業部へ搬送する移送クランプとを有している血液
型分析用の自動装置に関するものである。
よって回転駆動されるビームの端部に関節状に取付けら
れた２つの対向した支持体を設けている、マイクロボー
ドを位置決めして遠心分離する遠心分離部と、２つのス
テップモータによってｘ軸及びｙ軸に沿って制御されて
マイクロボードを遠心分離部から作業台上に設けられた
別の作業部へ搬送する移送クランプとを有している血液
型分析用の自動装置に関するものである。
【０００６】
【実施例】本発明は、添付の図面を参照した以下の説明
からさらに明らかになるであろう。図１に示されている
分析自動装置１００は、移送台２００上に各種の作業
部、すなわち −マイクロボード４００（一点鎖線で示されている）を
位置決めして遠心分離する作業部３００と、 −マイクロボード４００を移送する作業部５００と、 −分配する物質を抜き取る作業部６００と、 −検査する物質を分配する作業部７００と、 −反応結果を読み取る作業部８００と、 −試験管の識別を行う作業部９００とを設けている。
からさらに明らかになるであろう。図１に示されている
分析自動装置１００は、移送台２００上に各種の作業
部、すなわち −マイクロボード４００（一点鎖線で示されている）を
位置決めして遠心分離する作業部３００と、 −マイクロボード４００を移送する作業部５００と、 −分配する物質を抜き取る作業部６００と、 −検査する物質を分配する作業部７００と、 −反応結果を読み取る作業部８００と、 −試験管の識別を行う作業部９００とを設けている。
【０００７】図２は遠心分離部３００を示しており、移
送台２００に対して垂直方向に貫設されたローラ軸受装
置３０２によって回転軸３０１が軸方向に案内されてい
る。ローラ軸受装置３０２の上方にディスク３０３が配
置されており、これの外周部にはセンサ３０５と協働す
る肩部３０４が設けられ、また回転軸３０１を１つの位
置で止めるための位置合わせフィンガ３０７を挿通させ
る開口３０６が形成されている。
送台２００に対して垂直方向に貫設されたローラ軸受装
置３０２によって回転軸３０１が軸方向に案内されてい
る。ローラ軸受装置３０２の上方にディスク３０３が配
置されており、これの外周部にはセンサ３０５と協働す
る肩部３０４が設けられ、また回転軸３０１を１つの位
置で止めるための位置合わせフィンガ３０７を挿通させ
る開口３０６が形成されている。
【０００８】回転軸３０１の中間部にプーリ３０８が固
定されており、これが直流モータ３１２の従動軸３１１
の自由端部に取付けられた別のプーリ３１０にベルト３
０９を介して連結して、前記回転軸３０１を回転駆動で
きるようになっている。
定されており、これが直流モータ３１２の従動軸３１１
の自由端部に取付けられた別のプーリ３１０にベルト３
０９を介して連結して、前記回転軸３０１を回転駆動で
きるようになっている。
【０００９】回転軸３０１の上端部に支持されているビ
ーム３１３の端部は二股継手３１４になっており（図３
参照）、針軸受に取付けられた回転ピン３１６を挿通さ
せる孔３１５が貫設されている。
ーム３１３の端部は二股継手３１４になっており（図３
参照）、針軸受に取付けられた回転ピン３１６を挿通さ
せる孔３１５が貫設されている。
【００１０】各二股継手３１４のアーム間には、回転ピ
ン３１６回りに回動可能な水平バー３１７が係合してお
り、水平バー３１７は、マイクロボード支持体３１８と
の間に高さの差ができるようにスペーサ３２０を設けた
ネジ３１９でマイクロボード支持体３１８に固着されて
いる。
ン３１６回りに回動可能な水平バー３１７が係合してお
り、水平バー３１７は、マイクロボード支持体３１８と
の間に高さの差ができるようにスペーサ３２０を設けた
ネジ３１９でマイクロボード支持体３１８に固着されて
いる。
【００１１】マイクロボード支持体は外形がＴ字形で、
リセス３２１が切り込まれており、Ｔ字形の水平部分の
各側縁部には固定ネジ３１９の両側で溝付きフランジ３
２２が設けられ、またＴ字形の垂直部分にはバネ付勢ス
トッパ３２４（図４）を設けたブロック３２３が設けら
れ、ストッパに向き合う回動ロック３２５がノッチ３２
６に収容されており、回動ロックの回転を制限するため
のストッパ３２７がノッチ３２６に設けられている。
リセス３２１が切り込まれており、Ｔ字形の水平部分の
各側縁部には固定ネジ３１９の両側で溝付きフランジ３
２２が設けられ、またＴ字形の垂直部分にはバネ付勢ス
トッパ３２４（図４）を設けたブロック３２３が設けら
れ、ストッパに向き合う回動ロック３２５がノッチ３２
６に収容されており、回動ロックの回転を制限するため
のストッパ３２７がノッチ３２６に設けられている。
【００１２】図５〜７は、分析自動装置１００の遠心分
離部３００のマイクロボード支持体３１８内にマイクロ
ボード４００を位置決めしてロックするところを示して
いる。マイクロボード４００は手動で所定位置に置かれ
るが、ロックは移送クランプ５００と、移送台２００に
固定されたステップモータ３２９によって回転が制御さ
れたフィンガ３２８とによって実施される。
離部３００のマイクロボード支持体３１８内にマイクロ
ボード４００を位置決めしてロックするところを示して
いる。マイクロボード４００は手動で所定位置に置かれ
るが、ロックは移送クランプ５００と、移送台２００に
固定されたステップモータ３２９によって回転が制御さ
れたフィンガ３２８とによって実施される。
【００１３】マイクロボードをロックする作用について
は以下に詳細に説明する。図８は、合成材料からなる移
送クランプ５００を示しており、前部分に上向きのＵ字
形をしたリセス５０１が設けられ、クランプの幅の広い
方の縁部の一方に開口している。
は以下に詳細に説明する。図８は、合成材料からなる移
送クランプ５００を示しており、前部分に上向きのＵ字
形をしたリセス５０１が設けられ、クランプの幅の広い
方の縁部の一方に開口している。
【００１４】リセス５０１の内側の向き合った面５０２
及び５０３の各々には、マイクロボード４００の周縁部
に設けられた肩部４０１と協働してマイクロボード４０
０を軸方向に案内して保持することができる溝５０４お
よび５０５が設けられている。
及び５０３の各々には、マイクロボード４００の周縁部
に設けられた肩部４０１と協働してマイクロボード４０
０を軸方向に案内して保持することができる溝５０４お
よび５０５が設けられている。
【００１５】マイクロボード４００自体は公知であり、
上面４０２には横８列、縦１２列に並んだセル４０３が
設けられており、肩部４０１には刻み目４０４が付けら
れているが、その機能は以下の説明から明らかになるで
あろう。
上面４０２には横８列、縦１２列に並んだセル４０３が
設けられており、肩部４０１には刻み目４０４が付けら
れているが、その機能は以下の説明から明らかになるで
あろう。
【００１６】クランプ５００の前面５０６に２つの穴５
０７及び５０８が貫設されて、リセス５０１の内面５０
３の溝５０５に開口しており、マイクロボード４００の
肩部４０１の刻み目４０４と協働してマイクロボードを
クランプ５００内に軸方向に固定する２つのスラスト玉
軸受５０９（図９参照）を固定できるようになってい
る。
０７及び５０８が貫設されて、リセス５０１の内面５０
３の溝５０５に開口しており、マイクロボード４００の
肩部４０１の刻み目４０４と協働してマイクロボードを
クランプ５００内に軸方向に固定する２つのスラスト玉
軸受５０９（図９参照）を固定できるようになってい
る。
【００１７】リセス５０１の開口部に向き合った面にノ
ッチ５０１が形成されて、マイクロボード４００をロッ
ク中のマイクロボード支持体３１８の回動ロック３２５
が通過できるようにしている。
ッチ５０１が形成されて、マイクロボード４００をロッ
ク中のマイクロボード支持体３１８の回動ロック３２５
が通過できるようにしている。
【００１８】クランプ５００の後部に２本の支柱５１２
及び５１３が横架されており、それらの一方の端部は、
図１に示されているベルト５１５及びステップモータ５
２０によってｘ軸ＸＸ´に沿って並進するように制御さ
れた可動支持体５１４に固着されている。クランプ５０
０は、クリップ５１７を介してクランプに固定されて別
のステップモータ５２１（図１参照）によって駆動され
る別のベルト５１６によって支柱５１２及び５１３に沿
って摺動できるようになっている。ｘ軸ＸＸ´またはｙ
軸ＹＹ´に沿ったクランプ５００の移動は、同時に実施
しても独立的に実施してもよい。
及び５１３が横架されており、それらの一方の端部は、
図１に示されているベルト５１５及びステップモータ５
２０によってｘ軸ＸＸ´に沿って並進するように制御さ
れた可動支持体５１４に固着されている。クランプ５０
０は、クリップ５１７を介してクランプに固定されて別
のステップモータ５２１（図１参照）によって駆動され
る別のベルト５１６によって支柱５１２及び５１３に沿
って摺動できるようになっている。ｘ軸ＸＸ´またはｙ
軸ＹＹ´に沿ったクランプ５００の移動は、同時に実施
しても独立的に実施してもよい。
【００１９】図１０はマイクロボード４００のセル４０
３内へ分配する物質を抜き取る作業部６００を示してい
る。この抜き取り部は、移送台２００上に固定された垂
直ブラケット６０１を有しており、それの上端部に設け
られた固定ガイド６０２の下側に自在回転可能なプーリ
６０３が設けられており、下端部に設けられた別の固定
ガイド６０４の上方では別のプーリ６０５がステップモ
ータ６０６の従動軸に取付けられており、駆動ベルト６
０７を介してプーリ６０３に連結している。
３内へ分配する物質を抜き取る作業部６００を示してい
る。この抜き取り部は、移送台２００上に固定された垂
直ブラケット６０１を有しており、それの上端部に設け
られた固定ガイド６０２の下側に自在回転可能なプーリ
６０３が設けられており、下端部に設けられた別の固定
ガイド６０４の上方では別のプーリ６０５がステップモ
ータ６０６の従動軸に取付けられており、駆動ベルト６
０７を介してプーリ６０３に連結している。
【００２０】ガイド６０２及び６０４には、垂直支柱６
０８を挿通できるように整合させた穴が貫設されてお
り、この支柱の下端部が台２００の下側に設けられたス
テップモータ６０９の従動軸と連結している結果、ステ
ップモータ６０９によって支柱６０８が正逆方向に回転
駆動される。
０８を挿通できるように整合させた穴が貫設されてお
り、この支柱の下端部が台２００の下側に設けられたス
テップモータ６０９の従動軸と連結している結果、ステ
ップモータ６０９によって支柱６０８が正逆方向に回転
駆動される。
【００２１】ガイド６０２と６０４との間には、支柱６
０８に固着されていると共に垂直支柱６１１に固定され
ている支持体６１０と、回転及び支柱６０８及び６１１
上での並進が自在に取付けられた水平ビーム６１２とが
設けられている。
０８に固着されていると共に垂直支柱６１１に固定され
ている支持体６１０と、回転及び支柱６０８及び６１１
上での並進が自在に取付けられた水平ビーム６１２とが
設けられている。
【００２２】ビーム６１２の自由端部には、試験管９５
０に入っている物質を分配するサンプリングプローブ６
１３が取付けられている一方、反対側の端部には、ベル
ト６０７に固定されたクリップ６１４が設けられて、ビ
ーム６１２を支柱６０８及び６１１に沿って垂直方向に
駆動できるようになっている。
０に入っている物質を分配するサンプリングプローブ６
１３が取付けられている一方、反対側の端部には、ベル
ト６０７に固定されたクリップ６１４が設けられて、ビ
ーム６１２を支柱６０８及び６１１に沿って垂直方向に
駆動できるようになっている。
【００２３】図１１は、移送台２００の開口部２０１に
はめ込まれた分配部７００を示している。これを構成し
ている軸７０１は、台２００の下側に設けられているプ
レート２０２に下端部をはめ込むようにして回転可能に
取付けられている。軸７０１すなわち回転ピンは、プレ
ート２０２の上方にリング７０２を有しており、リング
の内部にはローラ軸受装置７０３が設けられ、外側の中
間部分には、穴７５を貫設したクラウン７０４が設けら
れている。クラウン７０４は、プーリ７０６とプラスチ
ック材製のディスクまたはロータ７０７との間に挟まれ
て、ネジ７０８で締着されている。プーリ７０６は、ベ
ルト７１２と、ステップモータ７１１の従動軸７１０に
取付けられた別のプーリ７０９とによって回転駆動され
る。ロータ７０７は、台２００の開口部２０１にはめ込
まれるように、リング７０２と心合わせされている。ロ
ータ７０７の周縁部には一定数の番号を付けたノッチ７
１３が設けられて、試験管９５０の底部を受けることが
できるようになっている。また、各試験管９５０をサン
プリングプローブ６１３の下方に位置させることができ
るように、ロータ７０７は装置（図示せず）によって回
転位置の割り出しが行われる。
はめ込まれた分配部７００を示している。これを構成し
ている軸７０１は、台２００の下側に設けられているプ
レート２０２に下端部をはめ込むようにして回転可能に
取付けられている。軸７０１すなわち回転ピンは、プレ
ート２０２の上方にリング７０２を有しており、リング
の内部にはローラ軸受装置７０３が設けられ、外側の中
間部分には、穴７５を貫設したクラウン７０４が設けら
れている。クラウン７０４は、プーリ７０６とプラスチ
ック材製のディスクまたはロータ７０７との間に挟まれ
て、ネジ７０８で締着されている。プーリ７０６は、ベ
ルト７１２と、ステップモータ７１１の従動軸７１０に
取付けられた別のプーリ７０９とによって回転駆動され
る。ロータ７０７は、台２００の開口部２０１にはめ込
まれるように、リング７０２と心合わせされている。ロ
ータ７０７の周縁部には一定数の番号を付けたノッチ７
１３が設けられて、試験管９５０の底部を受けることが
できるようになっている。また、各試験管９５０をサン
プリングプローブ６１３の下方に位置させることができ
るように、ロータ７０７は装置（図示せず）によって回
転位置の割り出しが行われる。
【００２４】軸７０１の上端部には自在回転アーム７１
４が支持されており、このアームの自由端部には、分配
する物質を希釈したりサンプリングプローブ６１３を洗
浄するための容器７１５が取付けられている。以上に説
明した分析自動装置１００の作用及び使用方法は容易に
理解されるであろう。オペレータは以下のように進めな
ければならない。
４が支持されており、このアームの自由端部には、分配
する物質を希釈したりサンプリングプローブ６１３を洗
浄するための容器７１５が取付けられている。以上に説
明した分析自動装置１００の作用及び使用方法は容易に
理解されるであろう。オペレータは以下のように進めな
ければならない。
【００２５】オペレータは手動で２枚のマイクロボード
４００を遠心分離部３００の支持体３１８に入れて溝付
きフランジ３２２の間にはめると共に、分配部７００の
ノッチ７１３に試験管をはめ込む。
４００を遠心分離部３００の支持体３１８に入れて溝付
きフランジ３２２の間にはめると共に、分配部７００の
ノッチ７１３に試験管をはめ込む。
【００２６】まず、試薬を入れた試験管を１からＮまで
の番号が付けられたノッチにはめ込み（試薬の数は実施
する分析の種類によって異なる）、次に分析しようとす
る各患者の遠心分離血液を満たした試験管をＮから６０
までのノッチにはめ込む。
の番号が付けられたノッチにはめ込み（試薬の数は実施
する分析の種類によって異なる）、次に分析しようとす
る各患者の遠心分離血液を満たした試験管をＮから６０
までのノッチにはめ込む。
【００２７】次に、分析自動装置を制御する電子制御装
置（図示せず）のスイッチを入れて、分析結果が得られ
るまで以下の段階を実施する。 −移送クランプ５００を以下のようにして（図５〜７）
作動させてマイクロボード４００を支持体３１８内にロ
ックする段階。この段階で、移送クランプ５００を支持
体３１８よりわずかに上方に配置させ、リセス５０１の
溝５０４及び５０５にマイクロボード４００を係合させ
ると、それがバネ付勢ストッパ３２４に押し付けられる
ため、フィンガ３２８がクランプのノッチ５１１内に収
容されていた回動ロック３２５を上昇させて、支持体３
１８のストローク端ストッパ３２７に当接させる。次
に、クランプ５００を後退させると、バネ付勢ストッパ
３２４の作用を受けてマイクロボード４００が側方移動
するため、回動ロック３２５と接触して、マイクロボー
ドの肩部４０１と協働する溝付きフランジ３２２によっ
て側方及び水平方向にロックされる。フィンガ３２８を
後退させて遠心分離部を半回転させ、第２マイクロボー
ドに対して同じ作業を実施できるようにする。マイクロ
ボードをロックするこの段階により、作業サイクルが開
始され、装置を安全に作動させることができる。 −クランプを初期位置０へ戻す段階。 −マイクロボードが移送位置になるように、装置３０７
によって遠心分離部３００を位置合わせする段階。 −抜き出し部６００及び分配部７００の下側でのクラン
プ５００によるマイクロボードのロック解除及び移送段
階。マイクロボード４００は、クランプ５００の溝５０
４及び５０５に係合することによってバネ付勢ストッパ
３２４を押し付けるため、回動ロック３２５が自重によ
って下向きに回動してロックが解除される（図７）。 −ＣＣＤカメラ９１０及びバーコードリーダ９２０によ
る試験管９５０の識別段階。 −抜き取る量を決定するための血液の液面高さ及び患者
の参照番号を入れたバーコードラベルの位置をＣＣＤカ
メラ９１０で読み取る段階。試験管９５０が正確に配置
されている場合、それらをバーコードリーダ９２０の前
へ移動させて患者の参照番号及びロータ７０７のノッチ
７１３の番号を記録して、そのデータを制御ユニットの
メモリに入れることができるようにする。試験管９５０
の入れ方が不正確な場合、電子装置がオペレータにそれ
らを正確な位置にセットしなければならないことを指示
する信号を送る。 −各患者から採取された遠心分離血液（赤血球／血清）
をプローブ６１３で抜き取って、マイクロボード４００
のセル４０３に分配できるようにする段階。そのような
分配は、横列または縦列の選択された反応形態で、すな
わち各横列または各縦列が一人の患者を表すようにして
実施される。２つの抜き取り作業（希釈赤血球、血清、
赤血球＋血清）間及び二人の患者間ではプローブ６１３
を容器７１５内で洗浄する。 −試薬をプローブ６１３によって抜き取って、選択形態
に従って分配する段階。分配試薬間ではプローブ６１３
を容器７１５内で洗浄する。 −可変頻度でｘ軸ＸＸ´及びｙ軸ＹＹ´に沿ってクラン
プ５００を移動させることによってマイクロボード４０
０を振動させる段階。 −マイクロボードを遠心分離部へ移送する段階。 −マイクロボードをロックする段階。 −遠心分離部を半回転させて位置合わせする段階。マイ
クロボードに入れる患者数が４人より多い場合、第２マ
イクロボードに、選択形態によって患者数が８〜１２未
満の場合には生理溶液を入れて、遠心分離部の不釣り合
いを直し、選択形態によって患者数が８〜１２より多い
場合には新しい１回分の血液及び試薬を入れる。 −マイクロボード４００を２分間１４００rpm で遠心分
離する段階。 −満たされている第１マイクロボードが移送位置にくる
ように、遠心分離部を再び位置合わせする段階。 −クランプ５００によってマイクロボードのロックを解
除する段階。 −マイクロボード４００をクランプのｘ軸ＸＸ´及びｙ
軸ＹＹ´に沿って振動させることによって、凝集物があ
る場合にはそれをを懸濁させる段階。 −ＣＣＤカメラ８０１を備えた読み取り部８００の下へ
移動させて、結果を解読し、各患者の血液型をネガティ
ブまたはポジティブスペクトルのスクリーンに表示でき
るようにする段階。
置（図示せず）のスイッチを入れて、分析結果が得られ
るまで以下の段階を実施する。 −移送クランプ５００を以下のようにして（図５〜７）
作動させてマイクロボード４００を支持体３１８内にロ
ックする段階。この段階で、移送クランプ５００を支持
体３１８よりわずかに上方に配置させ、リセス５０１の
溝５０４及び５０５にマイクロボード４００を係合させ
ると、それがバネ付勢ストッパ３２４に押し付けられる
ため、フィンガ３２８がクランプのノッチ５１１内に収
容されていた回動ロック３２５を上昇させて、支持体３
１８のストローク端ストッパ３２７に当接させる。次
に、クランプ５００を後退させると、バネ付勢ストッパ
３２４の作用を受けてマイクロボード４００が側方移動
するため、回動ロック３２５と接触して、マイクロボー
ドの肩部４０１と協働する溝付きフランジ３２２によっ
て側方及び水平方向にロックされる。フィンガ３２８を
後退させて遠心分離部を半回転させ、第２マイクロボー
ドに対して同じ作業を実施できるようにする。マイクロ
ボードをロックするこの段階により、作業サイクルが開
始され、装置を安全に作動させることができる。 −クランプを初期位置０へ戻す段階。 −マイクロボードが移送位置になるように、装置３０７
によって遠心分離部３００を位置合わせする段階。 −抜き出し部６００及び分配部７００の下側でのクラン
プ５００によるマイクロボードのロック解除及び移送段
階。マイクロボード４００は、クランプ５００の溝５０
４及び５０５に係合することによってバネ付勢ストッパ
３２４を押し付けるため、回動ロック３２５が自重によ
って下向きに回動してロックが解除される（図７）。 −ＣＣＤカメラ９１０及びバーコードリーダ９２０によ
る試験管９５０の識別段階。 −抜き取る量を決定するための血液の液面高さ及び患者
の参照番号を入れたバーコードラベルの位置をＣＣＤカ
メラ９１０で読み取る段階。試験管９５０が正確に配置
されている場合、それらをバーコードリーダ９２０の前
へ移動させて患者の参照番号及びロータ７０７のノッチ
７１３の番号を記録して、そのデータを制御ユニットの
メモリに入れることができるようにする。試験管９５０
の入れ方が不正確な場合、電子装置がオペレータにそれ
らを正確な位置にセットしなければならないことを指示
する信号を送る。 −各患者から採取された遠心分離血液（赤血球／血清）
をプローブ６１３で抜き取って、マイクロボード４００
のセル４０３に分配できるようにする段階。そのような
分配は、横列または縦列の選択された反応形態で、すな
わち各横列または各縦列が一人の患者を表すようにして
実施される。２つの抜き取り作業（希釈赤血球、血清、
赤血球＋血清）間及び二人の患者間ではプローブ６１３
を容器７１５内で洗浄する。 −試薬をプローブ６１３によって抜き取って、選択形態
に従って分配する段階。分配試薬間ではプローブ６１３
を容器７１５内で洗浄する。 −可変頻度でｘ軸ＸＸ´及びｙ軸ＹＹ´に沿ってクラン
プ５００を移動させることによってマイクロボード４０
０を振動させる段階。 −マイクロボードを遠心分離部へ移送する段階。 −マイクロボードをロックする段階。 −遠心分離部を半回転させて位置合わせする段階。マイ
クロボードに入れる患者数が４人より多い場合、第２マ
イクロボードに、選択形態によって患者数が８〜１２未
満の場合には生理溶液を入れて、遠心分離部の不釣り合
いを直し、選択形態によって患者数が８〜１２より多い
場合には新しい１回分の血液及び試薬を入れる。 −マイクロボード４００を２分間１４００rpm で遠心分
離する段階。 −満たされている第１マイクロボードが移送位置にくる
ように、遠心分離部を再び位置合わせする段階。 −クランプ５００によってマイクロボードのロックを解
除する段階。 −マイクロボード４００をクランプのｘ軸ＸＸ´及びｙ
軸ＹＹ´に沿って振動させることによって、凝集物があ
る場合にはそれをを懸濁させる段階。 −ＣＣＤカメラ８０１を備えた読み取り部８００の下へ
移動させて、結果を解読し、各患者の血液型をネガティ
ブまたはポジティブスペクトルのスクリーンに表示でき
るようにする段階。
【００２８】遠心分離部から別の作動部へのマイクロボ
ードの移動は別の手段によって実施することもできるこ
とは理解されるであろう。以上の説明は、本発明の領域
を制限するものではなく、実施例の詳細を同等物で置き
換えても本発明の領域を越えることにはならない。
ードの移動は別の手段によって実施することもできるこ
とは理解されるであろう。以上の説明は、本発明の領域
を制限するものではなく、実施例の詳細を同等物で置き
換えても本発明の領域を越えることにはならない。
【図１】本発明による分析自動装置を構成する部品の全
体図である。
体図である。
【図２】マイクロボードの遠心分離を行う作業部を示す
断面図である。
断面図である。
【図３】遠心分離部の支持体の１つの斜視図である。
【図４】マイクロボードを支持体にロックするための手
段の詳細図である。
段の詳細図である。
【図５】マイクロボードの位置決め及びロックを説明す
る図である。
る図である。
【図６】マイクロボードの位置決め及びロックを説明す
る図である。
る図である。
【図７】マイクロボードの位置決め及びロックを説明す
る図である。
る図である。
【図８】マイクロボードを搬送するための固定部材を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図９】クランプにマイクロボードをロックするための
手段を示す断面図である。
手段を示す断面図である。
【図１０】物質を抜き取る作業部を示す図である。
【図１１】抜き取られた物質を分配する作業部を示す図
である。
である。
２００ 移送台 ３００ 遠心分離部 ３１２ 直流モータ ３１８ 支持体 ４００ マイクロボード ５００ 移送クランプ ５２０，５２１ ステップモータ ６１３ サンプリングプローブ ７０７ ロータ ７１３ ノッチ ９５０ 試験管
Claims (4)
- 【請求項１】試験管を保持するための一定数のノッチを
周縁部に設けたロータを有しており、サンプリングプロ
ーブが前記試験管の内容物をマイクロボードのセルに分
配する形式の血液型分析用の自動装置であって、 直流モータによって回転駆動されるビームの端部に関節
状に取り付けられた２つの対向した支持体を設けてい
る、マイクロボードを位置決めして遠心分離する遠心分
離部と、２つのステップモータによってｘ軸及びｙ軸に
沿って制御されてマイクロボードを遠心分離部から作業
台上に設けられた別の作業部へ搬送する移送クランプと
を有している自動装置。 - 【請求項２】各支持体は外形がＴ字形で、リセスが切り
込まれており、Ｔ字形の水平部分の側縁部にマイクロボ
ードを案内する１対の溝付きフランジが設けられ、Ｔ字
形の垂直部分の一方の端部には、前記マイクロボードを
ロックするため少なくとも１つのバネ付勢ストッパに向
き合わせた回動ロックを収容するノッチが形成されてい
る請求項１の自動装置。 - 【請求項３】マイクロボードの固定は、それをバネ付勢
ストッパに押し付けるクランプによって実施され、ステ
ップモータによって回転が制御されているフィンガが回
動ロックを、前記マイクロボードが解放されるまで、ス
トッパに当接した上昇位置に維持することによって、マ
イクロボードを前記ロックと前記バネ付勢ストッパとに
当接させてロックできるように設定されている請求項２
の自動装置。 - 【請求項４】移送クランプはプラスチック材からなり、
側部に上向きのＵ字形のリセスを有して、その内側の向
き合った面の各々に、マイクロボードを軸方向に案内で
きる溝を設けており、またスラスト玉軸受を固定するた
めの開口を第２溝に形成することによって前記マイクロ
ボードをロックできるように設定されている請求項１の
自動装置。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| FR9002896 | 1990-03-02 | ||
| FR9002896A FR2659142B1 (fr) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | Automate analyseur pour le groupage sanguin. |
Publications (1)
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|---|---|
| JPH0611512A true JPH0611512A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=9394482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3077429A Pending JPH0611512A (ja) | 1990-03-02 | 1991-02-27 | 血液型分析用の自動装置 |
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| EP (1) | EP0445053A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0611512A (ja) |
| FR (1) | FR2659142B1 (ja) |
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| US9248982B2 (en) | 2011-05-13 | 2016-02-02 | Beckman Coulter, Inc. | System and method including laboratory product transport element |
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| US9459273B2 (en) | 2011-05-13 | 2016-10-04 | Beckman Coulter, Inc. | Laboratory product transport element and path arrangement |
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| US9506943B2 (en) | 2011-11-07 | 2016-11-29 | Beckman Coulter, Inc. | Aliquotter system and workflow |
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| US9910054B2 (en) | 2011-11-07 | 2018-03-06 | Beckman Coulter, Inc. | System and method for processing samples |
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