JPH0611406A - 海水漏洩検出装置 - Google Patents
海水漏洩検出装置Info
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- JPH0611406A JPH0611406A JP16758092A JP16758092A JPH0611406A JP H0611406 A JPH0611406 A JP H0611406A JP 16758092 A JP16758092 A JP 16758092A JP 16758092 A JP16758092 A JP 16758092A JP H0611406 A JPH0611406 A JP H0611406A
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- circulating water
- seawater
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、発電プラント等の起動時におい
ても、海水の漏洩を正確に検出することのできる海水漏
洩検出装置を提供することを目的にする。 【構成】 この発明の海水漏洩検出装置は、気体を分離
する非多孔質膜であるガス透過膜を使用した脱気装置と
その脱気装置により脱気された試料液の導電率を測定す
る導電率計とを組み合わせたことを特徴とする。
ても、海水の漏洩を正確に検出することのできる海水漏
洩検出装置を提供することを目的にする。 【構成】 この発明の海水漏洩検出装置は、気体を分離
する非多孔質膜であるガス透過膜を使用した脱気装置と
その脱気装置により脱気された試料液の導電率を測定す
る導電率計とを組み合わせたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は海水漏洩検出装置に関
し、更に詳しくいうと、例えば火力発電所における循環
水中への海水の混入を正確に検出することのできる海水
漏洩検出装置に関する。
し、更に詳しくいうと、例えば火力発電所における循環
水中への海水の混入を正確に検出することのできる海水
漏洩検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、例
えば火力発電プラントにおいては、発電機に結合された
タービンに蒸気を噴出させてタービンを回転させ、ター
ビンの回転という仕事を完了した蒸気を冷却して水に戻
し、戻された水をイオン交換樹脂を通過させてイオン物
質を除去すると共に脱気し、イオン物質や溶存酸素等を
除去した清浄水を再びボイラーで加熱して蒸気にし、こ
の蒸気を再度タービンに噴出させるという、水の循環シ
ステムを有している。
えば火力発電プラントにおいては、発電機に結合された
タービンに蒸気を噴出させてタービンを回転させ、ター
ビンの回転という仕事を完了した蒸気を冷却して水に戻
し、戻された水をイオン交換樹脂を通過させてイオン物
質を除去すると共に脱気し、イオン物質や溶存酸素等を
除去した清浄水を再びボイラーで加熱して蒸気にし、こ
の蒸気を再度タービンに噴出させるという、水の循環シ
ステムを有している。
【0003】そして、タービンの回転という仕事を完了
した蒸気を冷却して水に戻すプラント復水系の一連の装
置群は、例えば仕事を終えた蒸気を、海水を導通する冷
却管で凝結して液としての水に変換し、変換された水を
貯留槽に貯留しておく復水器と、復水器に貯留された水
を送出する復水ポンプとを有する。このプラント復水系
には、更に海水の混入を検出するために復水器から採取
した試料液の導電率を測定する導電率計が設けられてい
る。この導電率計で測定された試料液の導電率があるし
きい値以上に高まったときには、循環水に海水が混入し
たと判断して、警報が発せられている。通常、発電プラ
ントにおいては、導電率計で測定される導電率値の0.
3〜0.6μm/cmをしきい値としている。
した蒸気を冷却して水に戻すプラント復水系の一連の装
置群は、例えば仕事を終えた蒸気を、海水を導通する冷
却管で凝結して液としての水に変換し、変換された水を
貯留槽に貯留しておく復水器と、復水器に貯留された水
を送出する復水ポンプとを有する。このプラント復水系
には、更に海水の混入を検出するために復水器から採取
した試料液の導電率を測定する導電率計が設けられてい
る。この導電率計で測定された試料液の導電率があるし
きい値以上に高まったときには、循環水に海水が混入し
たと判断して、警報が発せられている。通常、発電プラ
ントにおいては、導電率計で測定される導電率値の0.
3〜0.6μm/cmをしきい値としている。
【0004】ところで、火力発電プラント等においては
その起動時あるいは復水器に補給水を供給したときに、
特に海水が復水器に混入した訳でもないのに、循環水に
海水が混入したとの警報が発せられることがしばしばあ
る。
その起動時あるいは復水器に補給水を供給したときに、
特に海水が復水器に混入した訳でもないのに、循環水に
海水が混入したとの警報が発せられることがしばしばあ
る。
【0005】例えば発電プラントを起動したときには気
泡や炭酸ガスが循環水に混入し、また、補給水を復水器
に供給したときには補給水を貯留している間に補給水に
炭酸ガスが溶け込むことにより、循環水の導電率が異常
に高くなることが知られている。
泡や炭酸ガスが循環水に混入し、また、補給水を復水器
に供給したときには補給水を貯留している間に補給水に
炭酸ガスが溶け込むことにより、循環水の導電率が異常
に高くなることが知られている。
【0006】この発明は、この発明者による上記知見に
基づいてなされたものである。すなわち、この発明の目
的は、発電プラント等におけるプロセスにおいて、その
プロセスを再起動したりしたときに、あるいは、例えば
補給水を供給したときに循環水の導電率が異常に高まら
ず、真に海水が循環水に混入した場合だけを検出して警
報を正確に発することのできる海水漏洩検出装置を提供
することにある。
基づいてなされたものである。すなわち、この発明の目
的は、発電プラント等におけるプロセスにおいて、その
プロセスを再起動したりしたときに、あるいは、例えば
補給水を供給したときに循環水の導電率が異常に高まら
ず、真に海水が循環水に混入した場合だけを検出して警
報を正確に発することのできる海水漏洩検出装置を提供
することにある。
【0007】
【前記課題を解決するための手段】前記課題を解決する
ためのこの発明は、海水を導通する冷却管により水蒸気
を液化する復水器と、この復水器から排出される循環水
を送出する復水ポンプとを有するプラントの復水系にお
ける海水漏洩検出装置において、ガス透過性膜で形成さ
れたところの、復水器から抜き出された試料液を流通さ
せる流通路、および、この流通路を収容する減圧可能な
筐体とを有してなる第1脱気装置と、脱気された試料液
の導電率を測定する第1導電率計と、ガス透過性膜で形
成されたところの、前記復水ポンプより送出された循環
水から採取された試料液を流通させる流通路、および、
この流通路を収容する減圧可能な筐体とを有してなる第
2脱気装置と、脱気された試料液の導電率を測定する第
2導電率計と、前記第1導電率計及び第2導電率計とか
ら出力されるデータを比較して循環水中への海水の混入
を判別する判別手段とを有することを特徴とする海水漏
洩検出装置である。
ためのこの発明は、海水を導通する冷却管により水蒸気
を液化する復水器と、この復水器から排出される循環水
を送出する復水ポンプとを有するプラントの復水系にお
ける海水漏洩検出装置において、ガス透過性膜で形成さ
れたところの、復水器から抜き出された試料液を流通さ
せる流通路、および、この流通路を収容する減圧可能な
筐体とを有してなる第1脱気装置と、脱気された試料液
の導電率を測定する第1導電率計と、ガス透過性膜で形
成されたところの、前記復水ポンプより送出された循環
水から採取された試料液を流通させる流通路、および、
この流通路を収容する減圧可能な筐体とを有してなる第
2脱気装置と、脱気された試料液の導電率を測定する第
2導電率計と、前記第1導電率計及び第2導電率計とか
ら出力されるデータを比較して循環水中への海水の混入
を判別する判別手段とを有することを特徴とする海水漏
洩検出装置である。
【0008】
【作用】この発明の海水漏洩検出装置においては、復水
器から抜き出された試料液を、第1脱気装置におけるガ
ス透過性膜を用いて形成された流通路に通過させる。こ
の流通路に試料液が通過することにより、試料液中の気
泡、酸素、窒素、炭酸ガス等の溶存ガス成分が除去され
る。第1脱気装置において気泡や溶存ガス成分の除去さ
れた試料液は、第1導電率計に送られてその導電率が測
定される。第1導電率計は測定した導電率を示す電気信
号として判別手段に出力される。
器から抜き出された試料液を、第1脱気装置におけるガ
ス透過性膜を用いて形成された流通路に通過させる。こ
の流通路に試料液が通過することにより、試料液中の気
泡、酸素、窒素、炭酸ガス等の溶存ガス成分が除去され
る。第1脱気装置において気泡や溶存ガス成分の除去さ
れた試料液は、第1導電率計に送られてその導電率が測
定される。第1導電率計は測定した導電率を示す電気信
号として判別手段に出力される。
【0009】この第1導電率計では、脱気した試料液の
導電率を測定しているので、溶存気体である炭酸ガスに
よる導電率の上昇がない。
導電率を測定しているので、溶存気体である炭酸ガスに
よる導電率の上昇がない。
【0010】一方、復水ポンプから排出される循環水の
一部を試料液として抜き取り、その試料液を第2脱気装
置におけるガス透過性膜を用いて形成された流通路に通
過させる。この流通路に試料液が通過することにより、
試料液中の気泡、酸素、窒素、炭酸ガス等の溶存ガス成
分が除去される。第2脱気装置において気泡や溶存ガス
成分の除去された試料液は、第2導電率計に送られてそ
の導電率が測定される。第2導電率計は測定した導電率
を示す電気信号として判別手段に出力される。
一部を試料液として抜き取り、その試料液を第2脱気装
置におけるガス透過性膜を用いて形成された流通路に通
過させる。この流通路に試料液が通過することにより、
試料液中の気泡、酸素、窒素、炭酸ガス等の溶存ガス成
分が除去される。第2脱気装置において気泡や溶存ガス
成分の除去された試料液は、第2導電率計に送られてそ
の導電率が測定される。第2導電率計は測定した導電率
を示す電気信号として判別手段に出力される。
【0011】この第2導電率計では、脱気した試料液の
導電率を測定しているので、溶存気体である炭酸ガスに
よる導電率の上昇がない。
導電率を測定しているので、溶存気体である炭酸ガスに
よる導電率の上昇がない。
【0012】第1導電率計から出力される第1導電率デ
ータおよび第2導電率計から出力される第2導電率デー
タは判別手段に入力され、判別手段においては、第1導
電率データと第2導電率データとを減算し、その減算値
が所定のしきい値よりも大きいときには微量の海水が漏
洩していると判断し、また、第1導電率データーおよび
第2導電率データそれぞれが所定のしきい値よりも大き
いときには大量の海水が漏洩しているものと判断し、そ
のようなときにはそれぞれ警報を発する信号を出力す
る。
ータおよび第2導電率計から出力される第2導電率デー
タは判別手段に入力され、判別手段においては、第1導
電率データと第2導電率データとを減算し、その減算値
が所定のしきい値よりも大きいときには微量の海水が漏
洩していると判断し、また、第1導電率データーおよび
第2導電率データそれぞれが所定のしきい値よりも大き
いときには大量の海水が漏洩しているものと判断し、そ
のようなときにはそれぞれ警報を発する信号を出力す
る。
【0013】
【実施例】次にこの発明の一実施例について図面を参照
しながら詳述する。なお、この発明は以下の実施例に限
定されるものではなく、この発明の要旨の範囲内で適宜
に設計変更を行うことができる。
しながら詳述する。なお、この発明は以下の実施例に限
定されるものではなく、この発明の要旨の範囲内で適宜
に設計変更を行うことができる。
【0014】図1にこの発明の一実施例である海水漏洩
検出装置を示す概略説明図である。
検出装置を示す概略説明図である。
【0015】図1に示すように、海水漏洩検出装置は発
電プラントにおける復水系に組み込まれている。プラン
トの復水系は、発電タービンを回転させる仕事をした蒸
気を導入すると共に、海水を流通させて前記蒸気を冷却
する海水冷却管1を内部に配置した蒸気凝結器2と、そ
の蒸気凝結器2により復水した循環水を貯留する復水器
A室3aおよび復水器B室3bと、復水器A室3aまた
は復水器B室3bから循環水を送水する復水ポンプ4と
を有する。発電プラントにおいては、この復水ポンプ4
から送水された循環水は、循環水中の固形不純物を除去
するためのフィルター5と、このフィルター5を通過し
た循環水中のイオン物質を除去するために、イオン交換
樹脂を充填してなる復水脱塩装置6とが設けられてい
る。
電プラントにおける復水系に組み込まれている。プラン
トの復水系は、発電タービンを回転させる仕事をした蒸
気を導入すると共に、海水を流通させて前記蒸気を冷却
する海水冷却管1を内部に配置した蒸気凝結器2と、そ
の蒸気凝結器2により復水した循環水を貯留する復水器
A室3aおよび復水器B室3bと、復水器A室3aまた
は復水器B室3bから循環水を送水する復水ポンプ4と
を有する。発電プラントにおいては、この復水ポンプ4
から送水された循環水は、循環水中の固形不純物を除去
するためのフィルター5と、このフィルター5を通過し
た循環水中のイオン物質を除去するために、イオン交換
樹脂を充填してなる復水脱塩装置6とが設けられてい
る。
【0016】海水漏洩検出装置7は、第1a脱気装置8
aと、第1aカチオン交換樹脂槽9aと、第1a導電率
計10aと、第1b脱気装置8bと、第1bカチオン交
換樹脂槽9bと、第1b導電率計10bと、第2脱気装
置8cと、第2カチオン交換樹脂槽9cと、第2導電率
計10cと、判別手段11とを有する。
aと、第1aカチオン交換樹脂槽9aと、第1a導電率
計10aと、第1b脱気装置8bと、第1bカチオン交
換樹脂槽9bと、第1b導電率計10bと、第2脱気装
置8cと、第2カチオン交換樹脂槽9cと、第2導電率
計10cと、判別手段11とを有する。
【0017】第1a脱気装置8aは、復水器A室3aか
ら採取した試料液を脱気する装置であり、図2に示すよ
うに、排気口12を有する耐圧容器13内に、ガス透過
性膜を用いて形成された流通路14が配置されている。
この流通路14の一端には、耐圧容器13の外部から内
部へと貫通する導入パイプ15が結合され、流通路14
の他端には、耐圧容器13の外部へと通じる排出パイプ
16が結合されている。排気口12は、真空ポンプを内
蔵するコントロールユニット(図示せず。)に結合され
ている。そして、コントロールユニット内の真空ポンプ
を駆動すると、この耐圧容器13内は所定の減圧にな
る。
ら採取した試料液を脱気する装置であり、図2に示すよ
うに、排気口12を有する耐圧容器13内に、ガス透過
性膜を用いて形成された流通路14が配置されている。
この流通路14の一端には、耐圧容器13の外部から内
部へと貫通する導入パイプ15が結合され、流通路14
の他端には、耐圧容器13の外部へと通じる排出パイプ
16が結合されている。排気口12は、真空ポンプを内
蔵するコントロールユニット(図示せず。)に結合され
ている。そして、コントロールユニット内の真空ポンプ
を駆動すると、この耐圧容器13内は所定の減圧にな
る。
【0018】一方、ガス透過性膜は、液中のガス成分を
選択的に分離することができる非多孔質の素材で形成さ
れていれば特に制限なく採用することができる。このよ
うなガス透過性膜は、1,000Å以下の細孔を有して
おり、例えば、酢酸セルロース系、ポリスルホン−シリ
コーン系、ポリエーテル−イミド系、シリコーン−ポリ
カーボネート系などの素材により製造することができ
る。ガス透過性膜による試料液の流通路は、ガス透過性
膜が中空糸であればその中空糸により形成されることが
できる。またガス透過性膜が平膜であると、平膜状のガ
ス透過性膜のみを用いて、あるいはガス透過性膜を一部
の素材として用いることにより試料液の流通路を形成す
ることができる。
選択的に分離することができる非多孔質の素材で形成さ
れていれば特に制限なく採用することができる。このよ
うなガス透過性膜は、1,000Å以下の細孔を有して
おり、例えば、酢酸セルロース系、ポリスルホン−シリ
コーン系、ポリエーテル−イミド系、シリコーン−ポリ
カーボネート系などの素材により製造することができ
る。ガス透過性膜による試料液の流通路は、ガス透過性
膜が中空糸であればその中空糸により形成されることが
できる。またガス透過性膜が平膜であると、平膜状のガ
ス透過性膜のみを用いて、あるいはガス透過性膜を一部
の素材として用いることにより試料液の流通路を形成す
ることができる。
【0019】このガス透過性膜を利用した第1a脱気装
置8aによって試料液中に存在する気泡、溶存酸素、溶
存炭酸ガス等のガス成分が除去される。
置8aによって試料液中に存在する気泡、溶存酸素、溶
存炭酸ガス等のガス成分が除去される。
【0020】図1に示すように、この第1a脱気装置8
aを通過した試料液は第1aカチオン交換樹脂槽9aに
導入される。この第1aカチオン交換樹脂槽9aでは試
料液中のカチオン成分が除かれる。第1aカチオン交換
樹脂槽9aを通過した試料液は、図示しない流量計1
3、温度計14を経て、第1a導電率計10aに供給さ
れる。第1a導電率計10aは、試料液の導電率を測定
し、第1a導電率データμs1を判別手段11に出力す
るようになっている。
aを通過した試料液は第1aカチオン交換樹脂槽9aに
導入される。この第1aカチオン交換樹脂槽9aでは試
料液中のカチオン成分が除かれる。第1aカチオン交換
樹脂槽9aを通過した試料液は、図示しない流量計1
3、温度計14を経て、第1a導電率計10aに供給さ
れる。第1a導電率計10aは、試料液の導電率を測定
し、第1a導電率データμs1を判別手段11に出力す
るようになっている。
【0021】第1b脱気装置8b、第1bカチオン交換
樹脂槽9b、および第1b導電率計10bは、第1b脱
気装置8bが第1b凝結水貯留槽9b中の循環水から試
料液を採取する以外前記第1a脱気装置8a、第1aカ
チオン交換樹脂槽9a、および第1a導電率計と同様の
構成を有する。
樹脂槽9b、および第1b導電率計10bは、第1b脱
気装置8bが第1b凝結水貯留槽9b中の循環水から試
料液を採取する以外前記第1a脱気装置8a、第1aカ
チオン交換樹脂槽9a、および第1a導電率計と同様の
構成を有する。
【0022】又、第2脱気装置8c、第2カチオン交換
樹脂槽9c、および第2導電率計10cは、第1c脱気
装置8cが復水ポンプ4から排出される循環水から試料
液を採取する以外前記第1a脱気装置8a、第1aカチ
オン交換樹脂槽9a、および第1a導電率計10aと同
様の構成を有する。
樹脂槽9c、および第2導電率計10cは、第1c脱気
装置8cが復水ポンプ4から排出される循環水から試料
液を採取する以外前記第1a脱気装置8a、第1aカチ
オン交換樹脂槽9a、および第1a導電率計10aと同
様の構成を有する。
【0023】この判別11は、第1a導電率データμs
1、第1b導電率データμs2および第2導電率データ
μs3を入力し、三種の各データ間の減算、すなわち
{μs1−μs2}、{μs1−μs3}及び{μs2
−μs3}を演算する第1減算器11aと、この三種の
演算結果の絶対値|μs1−μs2|、|μs1−μs
3|及び|μs2−μs3|と所定のしきい値とを比較
し、前記三種のいずれもが所定のしきい値よりも大きい
ときには第1駆動信号を出力する第1しきい値判別器1
1bと、三種の各データの絶対値が所定のしきい値と比
較し、三種の各データの絶対値がしきい値よりも大きい
ときには第2駆動信号を出力する第2しきい値判別器1
1cと、第1駆動信号または第2駆動信号を入力するこ
とにより、警報信号を出力する警報出力回路11dとを
有する。
1、第1b導電率データμs2および第2導電率データ
μs3を入力し、三種の各データ間の減算、すなわち
{μs1−μs2}、{μs1−μs3}及び{μs2
−μs3}を演算する第1減算器11aと、この三種の
演算結果の絶対値|μs1−μs2|、|μs1−μs
3|及び|μs2−μs3|と所定のしきい値とを比較
し、前記三種のいずれもが所定のしきい値よりも大きい
ときには第1駆動信号を出力する第1しきい値判別器1
1bと、三種の各データの絶対値が所定のしきい値と比
較し、三種の各データの絶対値がしきい値よりも大きい
ときには第2駆動信号を出力する第2しきい値判別器1
1cと、第1駆動信号または第2駆動信号を入力するこ
とにより、警報信号を出力する警報出力回路11dとを
有する。
【0024】ここで、通常の発電プラントにおいては、
第1しきい値判別器11bにおけるしきい値は、0.0
6〜0.1μs/cmの範囲内の値が適宜に選択され
る。この第1しきい値判別器11bは、微量の海水漏洩
を判別するものである。
第1しきい値判別器11bにおけるしきい値は、0.0
6〜0.1μs/cmの範囲内の値が適宜に選択され
る。この第1しきい値判別器11bは、微量の海水漏洩
を判別するものである。
【0025】他方、通常の発電プラントにおいては、第
2しきい値判別器11cにおけるしきい値は、第1a導
電率データμs1、及び第1b導電率データμs2につ
いて0.2μs/cmであり、第2導電率データμs3
については0.5μs/cmである。この第2しきい値
判別器11は大量の海水漏洩を判別するものである。
2しきい値判別器11cにおけるしきい値は、第1a導
電率データμs1、及び第1b導電率データμs2につ
いて0.2μs/cmであり、第2導電率データμs3
については0.5μs/cmである。この第2しきい値
判別器11は大量の海水漏洩を判別するものである。
【0026】海水漏洩検出装置は、その導電率計によっ
て、試料液中に溶存する塩素イオンによる試料液の導電
率の上昇を検出することにより、海水漏洩を検知しよう
とする機能を有する。
て、試料液中に溶存する塩素イオンによる試料液の導電
率の上昇を検出することにより、海水漏洩を検知しよう
とする機能を有する。
【0027】かかる機能は、以上の構成を有する海水漏
洩検出装置により、正確に発揮される。すなわち、復水
器A室3a、復水器B室3b中の循環水から採取した試
料液を第1a脱気装置8a、第1b脱気装置8bで脱気
することにより、試料液中の気泡、炭酸ガス等の溶存ガ
スを除去しているので、導電率の上昇を招く試料液中の
炭酸イオンが除去される。また、復水ポンプ4から排出
される循環水から採取する試料液を第1脱気装置8cで
脱気することにより、試料液中の気泡、炭酸ガス等の溶
存ガスを除去しているので、導電率の上昇を招く試料液
中の炭酸イオンが除去される。又、各脱気装置8a、8
b、8cで試料液を脱気しているから、第1a、第1
b、第1cカチオン交換樹脂槽9a、9b、9cに気泡
が貯留せず、これによっても導電率の異常上昇が防止さ
れる。
洩検出装置により、正確に発揮される。すなわち、復水
器A室3a、復水器B室3b中の循環水から採取した試
料液を第1a脱気装置8a、第1b脱気装置8bで脱気
することにより、試料液中の気泡、炭酸ガス等の溶存ガ
スを除去しているので、導電率の上昇を招く試料液中の
炭酸イオンが除去される。また、復水ポンプ4から排出
される循環水から採取する試料液を第1脱気装置8cで
脱気することにより、試料液中の気泡、炭酸ガス等の溶
存ガスを除去しているので、導電率の上昇を招く試料液
中の炭酸イオンが除去される。又、各脱気装置8a、8
b、8cで試料液を脱気しているから、第1a、第1
b、第1cカチオン交換樹脂槽9a、9b、9cに気泡
が貯留せず、これによっても導電率の異常上昇が防止さ
れる。
【0028】上記構成の海水漏洩検出装置においては、
第1a、第1b導電率計10a、10bおよび第2導電
率計10cから出力される第1a導電率データμs1、
第1b導電率データμs2および第2導電率データμs
の相互の減算結果の絶対値を所定のしきい値と比較して
いるので、起動時などにおける第1導電率データμm
1、第2導電率データμm2 が両方共海水漏洩でなく、
また炭酸ガス等の混入でもなく、導電率データμSのベ
ースが上昇した場合でも、絶対値の差であり、低い導電
率であるという理由で、微量の海水漏洩を正確に検出す
ることができる。しかも前記三種の導電率計は、炭酸イ
オンが除去され、また気泡の除去された試料液の導電率
を測定し、得られた三種の導電率を所定のしきい値と比
較しているので、大量の海水漏洩を正確に検出すること
ができる。
第1a、第1b導電率計10a、10bおよび第2導電
率計10cから出力される第1a導電率データμs1、
第1b導電率データμs2および第2導電率データμs
の相互の減算結果の絶対値を所定のしきい値と比較して
いるので、起動時などにおける第1導電率データμm
1、第2導電率データμm2 が両方共海水漏洩でなく、
また炭酸ガス等の混入でもなく、導電率データμSのベ
ースが上昇した場合でも、絶対値の差であり、低い導電
率であるという理由で、微量の海水漏洩を正確に検出す
ることができる。しかも前記三種の導電率計は、炭酸イ
オンが除去され、また気泡の除去された試料液の導電率
を測定し、得られた三種の導電率を所定のしきい値と比
較しているので、大量の海水漏洩を正確に検出すること
ができる。
【0029】また、この海水漏洩検出装置においては試
料液が貯留ないし滞留する部位が存在しないので、採取
した試料液の導電率を経時的にかつタイムラグなく直ち
に測定することができる。
料液が貯留ないし滞留する部位が存在しないので、採取
した試料液の導電率を経時的にかつタイムラグなく直ち
に測定することができる。
【0030】
【発明の効果】この発明によると、例えば発電プラント
におけるプラントの復水系における導電率を正確に測定
することができるので、循環水に炭酸ガスの混入し易い
プラントの起動時においても正確に海水混入の有無を検
出することができる海水漏洩検出装置を提供することが
できる。
におけるプラントの復水系における導電率を正確に測定
することができるので、循環水に炭酸ガスの混入し易い
プラントの起動時においても正確に海水混入の有無を検
出することができる海水漏洩検出装置を提供することが
できる。
【図1】図1はこの発明の一実施例を示すところの、発
電プラントにおけるプラント復水系に組み込んでなる海
水漏洩検出装置を示す概略説明図である。
電プラントにおけるプラント復水系に組み込んでなる海
水漏洩検出装置を示す概略説明図である。
【図2】図2はこの発明の一実施例である海水漏洩検出
装置に組み込まれている脱気装置を示す概略説明図であ
る。
装置に組み込まれている脱気装置を示す概略説明図であ
る。
【図3】図3はこの発明の一実施例である海水漏洩検出
装置における判別手段を示す概略回路図である。
装置における判別手段を示す概略回路図である。
1 海水冷却管 2 蒸気凝結器 3a 復水器A室 3b 復水器B室 4 復水ポンプ 5 フィルター 6 復水脱塩装置 7 海水漏洩検出装置 8a 第1a脱気装置 8b 第1b脱気装置 8c 第2脱気装置 9a 第1aカチオン交換樹脂槽 9b 第1bカチオン交換樹脂槽 9c 第2カチオン交換樹脂槽 10a 第1a導電率計 10b 第1b導電率計 10c 第2導電率計 11 判別手段 11a 第1減算器 11b 第1しきい値判別器 11c 第2しきい値判別器 11d 警報出力回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】一方、ガス透過性膜は、液中のガス成分を
選択的に分離することができる非多孔質の素材で形成さ
れていれば特に制限なく採用することができる。このよ
うなガス透過性膜は、10Å以下の細孔を有しており、
例えば、酢酸セルロース系、ポリスルホン−シリコーン
系、ポリエーテル−イミド系、シリコーン−ポリカーボ
ネート系などの素材により製造することができる。ガス
透過性膜による試料液の流通路は、ガス透過性膜が中空
糸であればその中空糸により形成されることができる。
またガス透過性膜が平膜であると、平膜状のガス透過性
膜のみを用いて、あるいはガス透過性膜を一部の素材と
して用いることにより試料液の流通路を形成することが
できる。
選択的に分離することができる非多孔質の素材で形成さ
れていれば特に制限なく採用することができる。このよ
うなガス透過性膜は、10Å以下の細孔を有しており、
例えば、酢酸セルロース系、ポリスルホン−シリコーン
系、ポリエーテル−イミド系、シリコーン−ポリカーボ
ネート系などの素材により製造することができる。ガス
透過性膜による試料液の流通路は、ガス透過性膜が中空
糸であればその中空糸により形成されることができる。
またガス透過性膜が平膜であると、平膜状のガス透過性
膜のみを用いて、あるいはガス透過性膜を一部の素材と
して用いることにより試料液の流通路を形成することが
できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 海水を導通する冷却管により水蒸気を液
化する復水器と、この復水器から排出される循環水を送
出する復水ポンプとを有するプラントの復水系における
海水漏洩検出装置において、ガス透過性膜で形成された
ところの、復水器から抜き出された試料液を流通させる
流通路、および、この流通路を収容する減圧可能な筐体
とを有してなる第1脱気装置と、脱気された試料液の導
電率を測定する第1導電率計と、ガス透過性膜で形成さ
れたところの、前記復水ポンプより送出された循環水か
ら採取された試料液を流通させる流通路、および、この
流通路を収容する減圧可能な筐体とを有してなる第2脱
気装置と、脱気された試料液の導電率を測定する第2導
電率計と、前記第1導電率計及び第2導電率計とから出
力されるデータを比較して循環水中への海水の混入を判
別する判別手段とを有することを特徴とする海水漏洩検
出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04167580A JP3100767B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 海水漏洩検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04167580A JP3100767B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 海水漏洩検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0611406A true JPH0611406A (ja) | 1994-01-21 |
JP3100767B2 JP3100767B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=15852389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04167580A Expired - Lifetime JP3100767B2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 海水漏洩検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3100767B2 (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1054224A2 (en) | 1999-05-17 | 2000-11-22 | Hitachi, Ltd. | Condenser, power plant equipment and power plant operation method |
US6686751B1 (en) | 1999-03-24 | 2004-02-03 | Ebara Corporation | Method and apparatus for detecting negative ion in water |
JP2006343192A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Kurita Water Ind Ltd | 炭酸ガス溶解水の評価方法及び炭酸ガス溶解水試料の採水装置 |
JP2015148411A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | 富士電機株式会社 | 冷却水リーク診断システム |
JP2016161289A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 塩分測定方法及び塩分測定装置 |
JP6192796B1 (ja) * | 2016-12-07 | 2017-09-06 | 日機装株式会社 | 漏洩検出装置 |
JP6235687B1 (ja) * | 2016-12-07 | 2017-11-22 | 日機装株式会社 | 漏洩検出装置 |
JP2019060630A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | オルガノ株式会社 | 脱陽イオン水の導電率の測定方法及び測定システム |
JP2020008564A (ja) * | 2018-05-09 | 2020-01-16 | アテック | 漏れ検出のための装置、方法、使用及び対応するコンピュータプログラム記憶手段 |
CN115343536A (zh) * | 2022-08-23 | 2022-11-15 | 浙江西热利华智能传感技术有限公司 | 一种电站水汽多参数协同测量系统及方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2020031667A1 (ja) * | 2018-08-06 | 2021-08-12 | 三菱パワー株式会社 | 酸電気伝導率の測定装置及び方法並びに蒸気タービンプラント |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP04167580A patent/JP3100767B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6686751B1 (en) | 1999-03-24 | 2004-02-03 | Ebara Corporation | Method and apparatus for detecting negative ion in water |
EP1054224A2 (en) | 1999-05-17 | 2000-11-22 | Hitachi, Ltd. | Condenser, power plant equipment and power plant operation method |
US6293104B1 (en) | 1999-05-17 | 2001-09-25 | Hitachi, Ltd. | Condenser, power plant equipment and power plant operation method |
EP1054224A3 (en) * | 1999-05-17 | 2002-05-22 | Hitachi, Ltd. | Condenser, power plant equipment and power plant operation method |
US6655144B2 (en) | 1999-05-17 | 2003-12-02 | Hitachi, Ltd. | Condenser, power plant equipment and power plant operation method |
JP2006343192A (ja) * | 2005-06-08 | 2006-12-21 | Kurita Water Ind Ltd | 炭酸ガス溶解水の評価方法及び炭酸ガス溶解水試料の採水装置 |
JP4645827B2 (ja) * | 2005-06-08 | 2011-03-09 | 栗田工業株式会社 | 炭酸ガス溶解水の評価方法及び炭酸ガス溶解水試料の採水装置 |
JP2015148411A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-08-20 | 富士電機株式会社 | 冷却水リーク診断システム |
JP2016161289A (ja) * | 2015-02-26 | 2016-09-05 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 塩分測定方法及び塩分測定装置 |
JP6192796B1 (ja) * | 2016-12-07 | 2017-09-06 | 日機装株式会社 | 漏洩検出装置 |
JP6235687B1 (ja) * | 2016-12-07 | 2017-11-22 | 日機装株式会社 | 漏洩検出装置 |
JP2018091815A (ja) * | 2016-12-07 | 2018-06-14 | 日機装株式会社 | 漏洩検出装置 |
JP2018091816A (ja) * | 2016-12-07 | 2018-06-14 | 日機装株式会社 | 漏洩検出装置 |
JP2019060630A (ja) * | 2017-09-25 | 2019-04-18 | オルガノ株式会社 | 脱陽イオン水の導電率の測定方法及び測定システム |
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CN115343536A (zh) * | 2022-08-23 | 2022-11-15 | 浙江西热利华智能传感技术有限公司 | 一种电站水汽多参数协同测量系统及方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3100767B2 (ja) | 2000-10-23 |
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