JPH06114003A - 形状記憶合金を使用した長尺体湾曲駆動装置 - Google Patents

形状記憶合金を使用した長尺体湾曲駆動装置

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JPH06114003A
JPH06114003A JP4268879A JP26887992A JPH06114003A JP H06114003 A JPH06114003 A JP H06114003A JP 4268879 A JP4268879 A JP 4268879A JP 26887992 A JP26887992 A JP 26887992A JP H06114003 A JPH06114003 A JP H06114003A
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JP
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temperature
shape memory
memory alloy
sma wire
thermistor
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JP4268879A
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Toshimasa Kawai
利昌 河合
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状記憶合金を加熱して湾曲させるときの過
熱を防止すると共に、この湾曲動作が行える長尺体の細
径化を可能にする。 【構成】 カテーテル本体11には、予め形状記憶され
た形状記憶合金ワイヤ(SMAワイヤ)12が配設され
ている。SMAワイヤ12にはダイオード14を並列に
接続したサーミスタ13が直列に接続されており、リー
ド線15,16を介して切換えスイッチ17〜20に接
続されている。切換えスイッチ17〜20は、制御回路
22によってスイッチのオンオフが制御されるようにな
っており、電源V1 にSMAワイヤ12を接続して通電
加熱を行う一方、ブリッジ回路21にサーミスタ13を
接続して温度計測を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、形状記憶合金を用いた
湾曲駆動手段によって長尺体の湾曲を行う長尺体湾曲駆
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】管腔内等に細長の長尺体を挿入する際
に、挿入する部位が曲折している場合などでも容易に挿
入できるように、長尺体を所望の角度に湾曲させる湾曲
駆動手段を用いた装置が種々提案されている。
【0003】このような湾曲駆動手段として、例えば内
視鏡などでは、複数の湾曲駒を回動自在に連結した湾曲
部を備え、この湾曲部の端部に一端を固定した湾曲ワイ
ヤを牽引することによって細長の挿入部を湾曲させるも
のがある。また、細長の長尺体内に形状記憶合金を配設
し、この形状記憶合金を加熱または冷却して変形させる
ことによって、長尺体を湾曲させる形状記憶合金を用い
た湾曲駆動装置も提案されている。
【0004】医療分野において、患者の体腔内の患部に
アプローチするためのものとしてカテーテルがある。こ
のカテーテルによって、例えば胆管、膵管等の細径の部
位へ内視鏡を誘導したり、血液、体液によって視野が確
保されない部位を明らかにするために生理食塩水を注入
したり、患部への薬液の送液を行ったりすることができ
る。
【0005】最近、体腔内の曲折した部位へカテーテル
を挿入するために、形状記憶合金を湾曲駆動手段として
使用してカテーテル自身を湾曲させることのできるもの
が提案されている。このような形状記憶合金を使用した
カテーテルでは、形状記憶合金を加熱して変形させるこ
とによって湾曲動作を行わせる湾曲駆動機構を備えてい
るが、熱に対する患者の安全性を確保するために、カテ
ーテル自身の温度を監視して、過熱を防止する必要があ
る。
【0006】このようなカテーテルの過熱を防止するこ
とができる装置の例としてに、例えば米国特許5078
684号には、尿管補正カテーテルが提案されている。
この装置の構成を図5に示す。
【0007】この尿管補正カテーテルは、外縁壁と縦軸
方向に形成された中空部とからなる棒状の弾性体1と、
その弾性体1の中に埋め込まれていて37〜42℃の範
囲内でマルテンサイト変態が起こり形状が変化するよう
になっている形状記憶合金ワイヤ2と、形状記憶合金2
を予め設定された温度範囲内で通電加熱させるための通
電加熱手段3と、弾性体1の中に埋め込まれた温度セン
サ4とを備えて構成されている。
【0008】前記弾性体1内を挿通された形状記憶合金
ワイヤ2は、リード線5,6によって、また、この形状
記憶合金ワイヤ2の近傍に設けられた温度センサ4は、
リード線7,8によってそれぞれ通電加熱手段3に接続
されている。
【0009】この装置では、通常は弾性体1はまっすぐ
な形態であり、通電加熱手段3によって形状記憶合金ワ
イヤ2が加熱されてマルテンサイト変態が起こる温度と
なると予め記憶されていた形状に戻るようになってお
り、これにより湾曲動作が可能となり、尿管内に挿入さ
れた時に、曲折した尿管を補正することが可能となる。
ここで、弾性体1よりなるカテーテルは、温度センサ4
及び通電加熱手段3内の電流制御回路9によって予め設
定された温度範囲(37〜42℃)内に収まるように温
度が制御され、カテーテルの過熱を防止するようにして
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】例えば、内視鏡のチャ
ンネルを介してカテーテルを生体内患部に挿入した場
合、カテーテルの表面温度は、生体内温度と内視鏡の患
部を観察するために照射する照明光の光エネルギーとに
より、カテーテル先端近傍が最も高くなる。
【0011】このことから、生体への過熱を回避するに
は、カテーテル表面温度をカテーテル先端近傍で測定す
るのが望ましい。
【0012】しかしながら、上記従来の装置では、温度
センサ4をカテーテル先端近傍に配置した場合、温度セ
ンサから検出される出力を取り出すための2本のリード
線7,8と、カテーテル長手方向に配置されている形状
記憶合金ワイヤ2と、形状記憶合金ワイヤ2に接続され
たリード線5の計4本を、長手方向にカテーテル先端近
傍まで配置しなければならなくなる。このため、カテー
テルを細径化しようとする場合、ある程度の径に限定さ
れてしまうという問題点がある。
【0013】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
もので、形状記憶合金を使用した湾曲駆動機構におい
て、形状記憶合金を加熱して湾曲させるときの過熱を防
止できると共に、この湾曲動作が行える長尺体の細径化
を行うことが可能な長尺体湾曲駆動装置を提供すること
を目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による長尺体湾曲
駆動装置は、長尺体の軸方向に配設され、予め形状記憶
された形状記憶合金と、前記形状記憶合金に電気的に接
続され、電流をバイパスする整流素子を並列に接続した
測温抵抗体と、前記形状記憶合金に接続され、前記予め
記憶された形状に戻るように前記形状記憶合金を通電加
熱する電力供給手段と、前記測温抵抗体の温度による抵
抗変化を検知して前記測温抵抗体近傍の温度を検出する
温度検出手段とを備えたものである。
【0015】
【作用】電力供給手段により、形状記憶合金を通電加熱
し、予め記憶された形状に戻るようにして長尺体を湾曲
させる。また、温度検出手段によって、前記形状記憶合
金に電気的に接続された測温抵抗体の温度による抵抗変
化を検知して前記測温抵抗体近傍の温度を検出する。こ
こで、前記測温抵抗体は、電流をバイパスする整流素子
を並列に接続した状態で前記形状記憶合金に接続され、
この形状記憶合金が前記電力供給手段に接続されている
ため、前記電力供給手段及び温度検出手段と前記形状記
憶合金及び測温抵抗体とを接続する経路が減少する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1及び図2は本発明の第1実施例に係り、図1
は長尺体湾曲駆動装置の構成を示す構成説明図、図2は
測温抵抗体の温度による抵抗変化を検知するためのブリ
ッジ回路の構成を示す回路図である。
【0017】本実施例は、長尺体湾曲駆動装置として、
体腔内等に挿入するカテーテルを湾曲させるカテーテル
湾曲駆動装置の構成例を示したものである。
【0018】図1に示すように、弾性体からなる細長の
長尺体としてのカテーテル本体11には、予め湾曲形状
が記憶されている形状記憶合金ワイヤ(以下、SMAワ
イヤと記す。)12が軸方向に埋設されている。このS
MAワイヤ12は、例えば予め生体温度よりも高い温度
でマルテンサイト変態が行われるように設定されてい
る。なお、SMAワイヤ12の形状は、湾曲形状を記憶
したものだけでなく、伸縮した形状を記憶したものを用
いても良い。
【0019】このSMAワイヤ12は、SMAワイヤ1
2に通電加熱を行うためのエネルギー供給路となるリー
ド線15及び16を介して後述する電力供給手段として
の通電回路に接続され、通電加熱されるようになってい
る。
【0020】前記SMAワイヤ12とリード線15との
間には、測温抵抗体としてのサーミスタ13が直列に接
続されている。このサーミスタ13は、温度による抵抗
変化を計測することで周囲の温度を検出する抵抗変化形
の測温抵抗体として機能する。また、サーミスタ13
は、SMAワイヤ12の抵抗値を無視できる程の高抵抗
のものである(例えば数kΩ〜数十kΩ)。なお、測温
抵抗体としては、本実施例では半導体系の測温抵抗体と
してサーミスタを使用しているが、他に金属系の白金,
ニッケル等からなる金属系測温抵抗体を用いても良い。
【0021】また、前記サーミスタ13には、整流素子
としてのダイオード14が並列に接続されている。SM
Aワイヤ12に通電する際に、SMAワイヤ12に流れ
る電流が直接サーミスタ13に流れると、サーミスタ1
3の定格をオーバーしてサーミスタ13を破壊してしま
う恐れがある。そこで、ダイオード14をサーミスタ1
3に並列に接続することによって通電の際の電流をバイ
パスさせ、サーミスタ13に直接電流が流れることを防
止している。ダイオード14のオン抵抗とサーミスタ1
3の抵抗値とを比較した場合、サーミスタ13の抵抗値
の方がはるかに大きいので、SMAワイヤ12から流れ
てきた電流は、ほとんどダイオード14を介してリード
線15に流れる。これによって、SMAワイヤ12へ通
電する電流によるサーミスタ13の破壊保護ができる。
【0022】前記サーミスタ13は、カテーテル本体1
1先端近傍の温度を検出するために、ダイオード14と
共にカテーテル本体11の先端部に配置されている。
【0023】また、SMAワイヤ12への通電加熱とS
MAワイヤ12の温度計測とを切換える切換えスイッチ
17,18,19,20が設けられており、切換えスイ
ッチ17及び20の一端は前記リード線16に接続さ
れ、切換えスイッチ18及び19の一端は前記リード線
15に接続されている。これらの切換えスイッチ17な
いし20は、トランジスタ等のスイッチング素子やリレ
ー等により構成されている。
【0024】前記切換えスイッチ17の他端には、電源
V1 が接続され、切換えスイッチ18の他端は接地され
ており、切換えスイッチ17及び18がオンすると、電
源V1 からのエネルギーが供給され、SMAワイヤ12
が通電加熱されるようになっている。なお、このとき、
パルス幅変調(PWM)のパルス信号によってSMAワ
イヤ12を通電加熱するようになっている。
【0025】一方、前記切換えスイッチ19及び20の
他端は、サーミスタ13の温度による抵抗変化を計測す
るブリッジ回路21に接続されている。
【0026】よって、前記サーミスタ13は、SMAワ
イヤ12に電気的に接続されており、SMAワイヤ12
を通電加熱するための2本のリード線15,16のみを
介して、カテーテル本体11のSMAワイヤ12及びサ
ーミスタ13と切換えスイッチ17ないし20とが接続
されているため、SMAワイヤ12への通電加熱及びS
MAワイヤ12の温度計測を行うための接続経路を減少
させることができる。
【0027】また、前記切換えスイッチ17ないし20
を制御し、SMAワイヤ12への通電加熱とSMAワイ
ヤ12の温度計測とを行ってSMAワイヤ12の温度を
制御するマイクロプロセッサ等からなる制御回路22が
設けられている。制御回路22の出力端は、バッファ2
3を介して切換えスイッチ17及び18の制御入力端に
接続されている。また、バッファ23とインバータ24
とを介して切換えスイッチ19及び20の制御入力端に
接続されている。この構成により、前記制御回路22か
らのスイッチ制御信号が切換えスイッチ17ないし20
に入力され、切換えスイッチ17及び18、あるいは切
換えスイッチ19及び20がオンするようになってい
る。
【0028】すなわち、制御回路22,切換えスイッチ
17及び18,電源V1 により、SMAワイヤ12へ電
源V1 からのエネルギーを供給して通電加熱する電力供
給手段としての通電回路が構成されている。
【0029】一方、前記ブリッジ回路21は、抵抗R1
,R2 ,R3 を備えており、抵抗R1 の一端に切換え
スイッチ19が、抵抗R3 の一端に切換えスイッチ20
がそれぞれ接続されている。そして、切換えスイッチ1
9及び20がオンすると、図2に示すように、サーミス
タ13及びダイオード14が接続され、電圧V2 とグラ
ンドとの間にブリッジ回路21が形成されるようになっ
ている。ブリッジ回路21の出力端は、ブリッジ回路2
1から出力される微小電圧を増幅する差動アンプ25に
それぞれ接続されている。
【0030】差動アンプ25の出力端は、アナログデー
タをディジタルデータに変換すると共に、この変換した
ディジタルデータをサンプルホールドする機能を有した
A/Dコンバータ26に接続されている。A/Dコンバ
ータ26の出力は、前記マイクロプロセッサ等からなる
制御回路22に入力されるようになっており、このブリ
ッジ回路21によって検知されたサーミスタ13の抵抗
変化を示す値に基づいて、サーミスタ13の温度を検出
し、SMAワイヤ12の先端部やカテーテル本体11先
端近傍の温度が予め設定された温度範囲内であるかどう
かを判断したり、サーミスタ13の抵抗変化特性の補正
を行ったりするようになっている。
【0031】次に、本実施例のカテーテル湾曲駆動装置
の動作について説明する。カテーテル本体11を湾曲駆
動するために、カテーテル本体11内のSMAワイヤ1
2を通電加熱するときは、制御回路22はバッファ23
にハイレベルの信号(「H」信号)を出力する。する
と、バッファ23によって制御回路22からの微小電流
の出力が切換えスイッチ17〜20をスイッチングでき
るような電流にドライブされ、スイッチ制御信号として
切換えスイッチ17ないし20に供給される。このと
き、切換えスイッチ17及び18は、ハイレベルが入力
されてオンし、一方切換えスイッチ19及び20は、イ
ンバータ24によって反転されたローレベルが入力され
てオフとなっている。
【0032】これにより、SMAワイヤ12に電源V1
からのPWM変調されたパルスによるエネルギーが供給
され通電加熱される。これによって、SMAワイヤ12
が予め記憶されている形状に湾曲し、カテーテル本体1
1が湾曲する。
【0033】なお、SMAワイヤ12を通電加熱する際
に、制御回路22は切換えスイッチ17及び18をオン
のままとして電源V1 からPWMパルスを出力するよう
にしても良いし、あるいは電源V1 の出力を定電圧とし
て切換えスイッチ17及び18のオンオフを繰り返すこ
とによって、通電加熱するようにしても良い。
【0034】次に、SMAワイヤ12を通電加熱した
後、SMAワイヤ12の温度を計測するときには、制御
回路22はバッファ23に出力する信号をローレベル
(「L」)とする。すると、SMAワイヤ12に通電し
ているときとは逆に、切換えスイッチ17及び18がオ
フとなり、切換えスイッチ19及び20がオンとなる。
これにより、図2に示すようなブリッジ回路21が形成
される。
【0035】ここで、SMAワイヤ12の抵抗値は、サ
ーミスタ13の抵抗値に比べて無視できるほど小さいの
で、ブリッジ回路21は図2に示す回路と等価と考えら
れる。また、このブリッジ回路21において、ダイオー
ド14は逆バイアスとなっているので、オフの状態であ
る。したがって、このブリッジ回路21においてダイオ
ード14は無視しても構わない。よって、ブリッジ回路
21は、サーミスタ13の温度による抵抗変化分だけを
検知すると考えてよい。
【0036】このブリッジ回路21で検知されたサーミ
スタ13の温度変化による抵抗変化分は、電圧として差
動アンプ25に入力され、ここで増幅されたアナログ電
圧がA/Dコンバータ26に入力されて、ディジタル値
に変換される。そして、A/Dコンバータ26の出力の
ディジタル値が、サーミスタ13の温度による抵抗変化
分を示す値として制御回路22に入力される。
【0037】制御回路22は、入力されたサーミスタ1
3の抵抗変化の値に基づいて、サーミスタ13の温度、
すなわちSMAワイヤ12の先端部の温度及びカテーテ
ル本体11先端近傍の温度を検出し、予め設定された生
体に影響のない温度範囲以内であるかを判断する。も
し、予め設定された上限の温度よりも上昇した場合に
は、SMAワイヤ12への通電を停止し、カテーテル本
体11等の過熱を防止する。
【0038】以上のように、本実施例では、形状記憶合
金を使用した湾曲駆動装置において、カテーテル本体1
1の先端部に配置されたサーミスタ13の抵抗変化をブ
リッジ回路21によって検知することによって、最も高
くなると思われるカテーテル本体11先端近傍の温度を
検出することができ、温度に応じたSMAワイヤ12へ
の通電制御を行うことができる。これにより、形状記憶
合金を加熱して湾曲させるときのカテーテルの過熱を防
止でき、生体に対する安全性を確保することができる。
【0039】さらに、本実施例では、SMAワイヤ12
への通電のためのリード線や、SMAワイヤ12の温度
計測を行うサーミスタ13を接続するためのリード線
は、カテーテル内に2本配設されているのみであるた
め、容易に湾曲動作可能なカテーテルを細径化すること
ができる。このため、過熱による生体への影響に関する
安全性を保ちながら、カテーテルを体腔内の微小空間へ
容易に到達させることができ、また細径化により過熱に
よる生体への影響も減少させることができる。
【0040】図3は本発明の第2実施例に係る長尺体湾
曲駆動装置の構成を示す構成説明図である。
【0041】第2実施例は、形状記憶合金を使用した湾
曲駆動装置を備えた内視鏡の構成例である。
【0042】内視鏡挿入部の湾曲管31には、所望の形
状に湾曲するように予め形状記憶処理が行われた4本の
SMAワイヤ32a,32b,32c,32dが軸方向
に配設されている。このSMAワイヤ32a〜32d
は、例えば予め生体温度よりも高い温度でマルテンサイ
ト変態が行われるように設定されており、予め記憶され
た形状に戻ることによって、湾曲管31は例えば上下左
右の4方向に湾曲可能となっている。前記SMAワイヤ
32a〜32dには、第1実施例と同様に、各SMAの
温度を測定するサーミスタ33a,33b,33c,3
3dが直列に接続され、サーミスタ33a〜33dの他
端が1本のリード線に接続されて通電回路に接続されて
いる。また、サーミスタ33a〜33dには、各サーミ
スタ33に流れる電流をバイパスさせ、サーミスタ33
の破壊を保護するダイオード34a,34b,34c,
34dが並列に接続されている。
【0043】前記サーミスタ33a〜33dは、内視鏡
挿入部の先端近傍の温度を検出するために、ダイオード
34a,34b,34c,34dと共に内視鏡湾曲管3
1の先端部に配置されている。
【0044】前記SMAワイヤ32a〜32dは、それ
ぞれのSMAワイヤ32を電源V3に接続して通電加熱
を行うためのスイッチング素子からなる切換えスイッチ
35,36,37,38と、それぞれのSMAワイヤ3
2の温度を計測するためにサーミスタ33a〜33dを
ブリッジ回路に接続するためのスイッチング素子からな
る切換えスイッチ39,40,41,42とに接続され
ている。
【0045】前記切換えスイッチ35ないし38は、他
端に電源V3 が接続されており、それぞれの制御入力端
子に各スイッチング素子を選択的に切換えるための2−
4ビットデータセレクタA43が接続されている。ま
た、前記切換えスイッチ39ないし42は、他端がブリ
ッジ回路47に接続されており、それぞれの制御入力端
子に各スイッチング素子を選択的に切換えるための2−
4ビットデータセレクタB44が接続されている。
【0046】前記2−4ビットデータセレクタA43,
B44の入力端には、制御回路45が接続されており、
制御回路45よりスイッチングする目的の切換えスイッ
チを指示する2ビットのデータが入力されるようになっ
ている。2−4ビットデータセレクタA43,B44
は、入力された2ビットのデータを基に目的の切換えス
イッチの制御入力端をハイレベルにする4ビットのデー
タに変換し、それぞれ切換えスイッチ35〜38及び3
9〜42に供給するようになっている。
【0047】また、前記2−4ビットデータセレクタA
43と2−4ビットデータセレクタB44とが同時に動
作することを防止するために、切換えスイッチ46が設
けられており、一端がサーミスタ33a〜33dにリー
ド線を介して接続され、他端にはブリッジ回路47とグ
ランドとが接続されている。SMAワイヤ32a〜32
dを通電加熱するときには、切換えスイッチ46をグラ
ンド側に切換えることにより、SMAワイヤ32a〜3
2dの一端をグランドに落としてSMAワイヤ32a〜
32dに電力が供給されるようにする。一方、SMAワ
イヤ32a〜32dの温度を計測するときには、切換え
スイッチ46を切換えてサーミスタ33a〜33dをブ
リッジ回路47に接続することによって、サーミスタ3
3a〜33dの温度による抵抗変化を検出できるように
なっている。
【0048】前記ブリッジ回路47は、サーミスタ33
a〜33dの温度による抵抗変化分を正確に測定できる
ように、第1実施例のブリッジ回路21と同様に構成さ
れている。ブリッジ回路47の出力端は、第1実施例と
同様に、差動アンプ25を通じてA/Dコンバータ26
に接続されており、A/Dコンバータ26からのサーミ
スタ33a〜33dの温度による抵抗変化を示すディジ
タル値が制御回路45に入力されるようになっている。
【0049】制御回路45は、前記切換えスイッチ35
ないし42を制御し、SMAワイヤ32a〜32dへの
通電加熱とこれらのSMAワイヤの温度計測とを行って
SMAワイヤの先端部や内視鏡挿入部の先端近傍の温度
が予め設定された温度範囲内であるかどうかを判断した
り、サーミスタ33a〜33dの抵抗変化特性の補正を
行ったりするようになっている。
【0050】内視鏡挿入部を所望の方向へ湾曲させるに
は、内視鏡の湾曲管31内のSMAワイヤ32a〜32
dより目的の方向に湾曲するように形状が変化するもの
を選択して通電加熱する。このとき、制御回路45は、
2−4ビットデータセレクタA43に切換えスイッチ3
5〜38のいずれかをスイッチングするための2ビット
のデータを出力する。すると、2−4ビットデータセレ
クタA43により目的の切換えスイッチに対するスイッ
チ制御信号がハイレベルとなる4ビットのデータに変換
され、切換えスイッチ35〜38に入力される。
【0051】また、このとき、制御回路45は同時に切
換えスイッチ46へスイッチ制御信号を出力し、切換え
スイッチ46をグランド側に接続する。したがって、所
望の湾曲方向に関するSMAワイヤ32は、一端に電源
V3 が接続されて他端がグランドに接地され、通電加熱
される。これによって、SMAワイヤ32が予め記憶さ
れている形状に湾曲し、内視鏡の湾曲管31が所望の方
向へ湾曲する。
【0052】次に、所望のSMAワイヤ32を通電加熱
した後、通電加熱されたSMAワイヤ32の温度を計測
するときには、制御回路45は切換えスイッチ39〜4
2のうち測定するSMAワイヤに接続されているスイッ
チをオンするための2ビットのデータを2−4ビットデ
ータセレクタB44に出力する。すると、2−4ビット
データセレクタB44により目的の切換えスイッチに対
するスイッチ制御信号がハイレベルとなる4ビットのデ
ータに変換されて、切換えスイッチ39〜42に入力さ
れる。また、このとき、制御回路45は同時に切換えス
イッチ46へスイッチ制御信号を出力し、切換えスイッ
チ46をブリッジ回路47側に接続する。
【0053】これにより、図2に示したブリッジ回路2
1と同様なブリッジ回路47が形成される。そして、こ
のブリッジ回路47で検知された目的のサーミスタ33
の温度変化による抵抗変化分は、電圧として差動アンプ
25に入力されて増幅された後、A/Dコンバータ26
でディジタル値に変換されて制御回路45に入力され
る。制御回路45は、入力されたサーミスタ33の温度
変化による抵抗変化分を示す値に基づいて、サーミスタ
33の温度、すなわち通電加熱した目的のSMAワイヤ
32の先端部の温度及び内視鏡挿入部の先端近傍の温度
を検出し、予め設定された生体に影響のない温度範囲以
内であるかを判断する。もし、予め設定された温度範囲
以外の場合には、第1実施例と同様にしてSMAワイヤ
32への通電を停止し、内視鏡先端部等の過熱を防止す
る。
【0054】このように、内視鏡の挿入部に形状記憶合
金を配設し、通電加熱することによって内視鏡挿入部を
湾曲させる湾曲駆動装置を構成した場合においても、第
1実施例と同様に、温度に応じたSMAワイヤ32への
通電制御を行って形状記憶合金を加熱して湾曲させると
きの挿入部の過熱を防止でき、生体に対する安全性を確
保することができる。また、挿入部の湾曲管31内に
は、SMAワイヤ32a〜32dの他にはリード線を1
本配設するだけで済むため、挿入部の細径化が容易に可
能となる。
【0055】図4は本発明の第3実施例に係る長尺体湾
曲駆動装置の構成を示す構成説明図である。
【0056】第3実施例は、第1実施例の変形例であ
り、温度を計測するためのサーミスタの位置を変更した
ものである。なお、図4において第1実施例と同様の構
成要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0057】図4に示すように、本実施例のカテーテル
湾曲駆動装置では、カテーテル本体51内に配設された
SMAワイヤ12の途中の部分とリード線15との間に
サーミスタ13が接続されて配置されている。このサー
ミスタ13の配置は、SMAワイヤ12の中間部に限ら
ず、SMAワイヤ12が配設されている範囲内であれば
良い。その他は第1実施例と同様に構成されている。
【0058】カテーテル本体51を湾曲駆動するため
に、カテーテル本体51内のSMAワイヤ12を通電加
熱するときは、制御回路22はバッファ23にハイレベ
ルの信号を出力する。これにより、切換えスイッチ1
7,18がオンとなり、電源V5からリード線16を介
してSMAワイヤ12に電流が流れる。このとき、ダイ
オード14はオンとなっており、またサーミスタ13の
抵抗値はSMAワイヤ12やダイオード14の抵抗値に
比べてとても大きいので、サーミスタ13にはほとんど
電流が流れない。したがって、SMAワイヤ12への通
電加熱時に流れる電流の経路は、電源V5 →切換えスイ
ッチ17→リード線16→SMAワイヤ12→ダイオー
ド14→リード線15→切換えスイッチ18→グランド
となる。このため、SMAワイヤ12には一様に電流が
流れるようになり、全体がむらなく通電加熱される。こ
れにより、SMAワイヤ12を予め記憶されている形状
に湾曲させ、カテーテルに対する所望の湾曲駆動を行う
ことができる。
【0059】また、SMAワイヤ12及びカテーテル本
体51の温度計測については第1実施例と同様であり、
ここでは説明を省略する。
【0060】このように、本実施例においても第1実施
例と同様に、通電加熱の際のカテーテルの過熱を防止で
きると共に、この湾曲動作が行えるカテーテルの細径化
を行うことが可能となる。さらに、本実施例では、サー
ミスタを所望の位置に設けることによって、カテーテル
長手方向に対して所望の箇所の温度測定が可能になる。
【0061】なお、長尺体を湾曲駆動するための形状記
憶合金は、前述した実施例のように細長のものを軸方向
に全体にわたって設けるものに限らず、例えば軸方向に
複数の形状記憶合金を設けて所望の形状に湾曲できるよ
うにしても良い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、形
状記憶合金を使用した湾曲駆動機構において、形状記憶
合金を加熱して湾曲させるときの過熱を防止できると共
に、この湾曲動作が行える長尺体の細径化を行うことが
可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1及び図2は本発明の第1実施例に係り、図
1は長尺体湾曲駆動装置の構成を示す構成説明図
【図2】測温抵抗体の温度による抵抗変化を検知するた
めのブリッジ回路の構成を示す回路図
【図3】本発明の第2実施例に係る長尺体湾曲駆動装置
の構成を示す構成説明図
【図4】本発明の第3実施例に係る長尺体湾曲駆動装置
の構成を示す構成説明図
【図5】従来の形状記憶合金を使用したカテーテル湾曲
駆動装置の構成例を示す構成説明図
【符号の説明】
11…カテーテル本体 12…形状記憶合金ワイヤ 13…サーミスタ 14…ダイオード 15,16…リード線 17,18,19,20…切換えスイッチ 21…ブリッジ回路 22…制御回路 25…差動アンプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺体の軸方向に配設され、予め形状記
    憶された形状記憶合金と、 前記形状記憶合金に電気的に接続され、電流をバイパス
    する整流素子を並列に接続した測温抵抗体と、 前記形状記憶合金に接続され、前記予め記憶された形状
    に戻るように前記形状記憶合金を通電加熱する電力供給
    手段と、 前記測温抵抗体の温度による抵抗変化を検知して前記測
    温抵抗体近傍の温度を検出する温度検出手段と、 を備えたことを特徴とする長尺体湾曲駆動装置。
JP4268879A 1992-10-07 1992-10-07 形状記憶合金を使用した長尺体湾曲駆動装置 Withdrawn JPH06114003A (ja)

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