JPH06113773A - 電子レンジ用冷凍食品ならびにその調理方法 - Google Patents

電子レンジ用冷凍食品ならびにその調理方法

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JPH06113773A
JPH06113773A JP4296446A JP29644692A JPH06113773A JP H06113773 A JPH06113773 A JP H06113773A JP 4296446 A JP4296446 A JP 4296446A JP 29644692 A JP29644692 A JP 29644692A JP H06113773 A JPH06113773 A JP H06113773A
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frozen food
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Yoshio Miyazawa
由夫 宮沢
Tomohiko Yamakawa
智彦 山川
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Nippon Suisan Kaisha Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 皿うどん等の揚げ麺からなる電子レンジ用冷
凍食品ならびにその冷凍食品の調理方法の提供。 【構成】 開封性の包装袋内に収納された揚げ麺とこの
揚げ麺の上にのせる冷凍具材とを内装函内に収納した電
子レンジ用冷凍食品ならびにその冷凍食品を調理する際
に、冷凍具材とこの冷凍具材の上か下に揚げ麺を接触さ
せてなる内装函を電子レンジにより加熱するか、内装函
内に冷凍具材とこの内装函の側部に揚げ麺を配置し、電
子レンジにより同時に加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジ用冷凍食品な
らびにその調理方法に係り、詳しくは、例えば皿うどん
等の揚げ麺からなる冷凍食品ならびにその冷凍食品を電
子レンジにより調理する調理方法に係る。
【0002】
【従来の技術】皿うどん等の揚げ麺は一般的に揚げ麺の
上に熱い具材をかけることにより、揚げ麺の食感と具材
の味を生かした食物として食用に供せられている。揚げ
麺の食感はパリパリとしたものが良いとされている。
【0003】そこで、揚げ麺を電子レンジで加熱すると
パリパリとした食感になり、本来の皿うどんの食感に近
くなり、つまり揚げ麺の品質が向上する。しかし、後記
の比較例に示すように揚げ麺のみを単体で電子レンジに
入れ、マイクロ波加熱をすると、揚げ麺は焦げてしまう
という問題がある。これは揚げ麺の水分が少ないこと、
ならびに油分を含むことが理由として考えられる。
【0004】そこで、揚げ麺を焦がさないようにするた
めに、電子レンジによる加熱時間(調理時間)を短かく
することが考えられるが、電子レンジメ−カの機種によ
り加熱時間等の調理条件が異なる。例えば同じ500W
の電子レンジでもAという機種で適性な加熱時間はBと
いう機種では焦げるという状況が発生し安定した品質の
ものが得られない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題の解
決を目的とし、具体的には、電子レンジメ−カの機種、
揚げ麺や冷凍具材等の素材に関係なく焦げを揚げ麺に生
じないようにした電子レンジ用冷凍食品ならびにその調
理方法を提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は開封
性の包装袋内に収納された揚げ麺と、この揚げ麺上にか
ける冷凍具材とを内装函内に収納してなることを特徴と
し、また、請求項1記載の冷凍食品を調理する際に、電
子レンジのタ−ンテ−ブル上に冷凍具材を収納した内装
函内に配置する一方、揚げ麺を冷凍具材の上ないしは下
若しくは内装函と並べてタ−ンテ−ブル上に配置し、揚
げ麺と冷凍具材とを同時に加熱することを特徴とする。
【0007】
【作用】以下、本発明の手段たる構成ならびにその作用
について説明する。
【0008】本発明者等は皿うどんの揚げ麺と冷凍具材
とを電子レンジにより同時に加熱し揚げ麺を焦さない方
法について研究を行なった結果、電子レンジのタ−ンテ
−ブル上に揚げ麺と容器に入れた水を置いて電子レンジ
で加熱すると、揚げ麺の焦げが発生しないことが分っ
た。この理由は電子レンジのマイクロ波の一部が水を加
熱することになり、揚げ麺の加熱を緩和するからと思わ
れる。また、このようにして得られた揚げ麺の食感はパ
リパリとした良好なものであった。
【0009】従って、揚げ麺の食感を向上させかつ焦げ
させないためには、揚げ麺と容器に入れた水の代りに調
理済の冷凍具材とを同時に電子レンジ内に配置し、加熱
すれば良いという知見を得、更に進んで研究を行ない、
本発明を完成したものである。
【0010】本発明は調理済の冷凍具材と揚げ麺とを電
子レンジにより同時に加熱することにより調理時間を変
更することなく品質に優れかつ美味な皿うどんが得られ
る。
【0011】以下、本発明の電子レンジ用冷凍食品なら
びにその調理方法について図面に基づいて詳しく説明す
る。
【0012】図1は本発明の一つの実施例を示す内装函
の縦断面図であり、図2は図1に用いられる揚げ麺包装
袋の斜視図であり、図3は図1の内装函の斜視図であ
り、図4は本発明の冷凍食品を調理する際の配置図であ
り、図5は図4の他の配置図であり、図6は図4の他の
配置図であり、図7は図4の他の配置図である。符号1
は包装袋、2は揚げ麺、3はセンタ−シ−ル、4は冷凍
具材、5は切取破線、6は内装函、7は蓋部、8はタ−
ンテ−ブル、9は皿状容器を示す。
【0013】本発明の電子レンジ用冷凍食品は図1に示
すように包装袋1で包装された揚げ麺2と冷凍具材4と
内装函6とから構成される。揚げ麺2は図2に示すよう
に通常例えばピロ−包装等により合成樹脂製の包装袋1
より包装される。この場合、完全密封ではなく例えばセ
ンタ−シ−ル3をせずに開封性となるように構成する
か、袋に穴をあけるように構成することができ、この理
由は電子レンジ中で揚げ麺2に冷凍具材4中の水分を与
えるようにするためであり、この意味から、包装袋1は
ピロ−包装のものが好ましい。
【0014】また、冷凍具材4は調理済のあん掛け具材
を内装函6に詰めて冷凍したものであり、又、凹状容器
などに詰めて冷凍したものでもよい。これを電子レンジ
により加熱すると、冷凍具材4に含まれる水分が加熱さ
れ、揚げ麺2の加熱が緩和されかつ中華めんとして必要
な適量の具材を袋詰し、冷凍したものである。内装函6
は図3に示すように例えば六面体から構成し、この上部
にコの字状の切取破線5を設け、この切取破線5を切取
るようにすれば、蓋部7の開閉を自在に行なうことがで
きる(図1参照)。このようにすると、内装函6から揚
げ麺2を容易に取り出すことが可能である。なお、冷凍
具材は図6のように揚げ麺の下部に配置してもよいし、
図7のように揚げ麺の上部に配置してもよい。
【0015】そこで、以上の通りに構成される冷凍食品
を電子レンジで調理する場合について説明すると、次の
通りである。
【0016】図4ならびに図5は揚げ麺2を包装された
ままで調理する場合であり、まず、図4においては電子
レンジのタ−ンテ−ブル8上に冷凍具材4を収納したま
まの内装函6と揚げ麺2を収納した包装袋1とを配置し
加熱する。また、図5は図4と同様であるが、揚げ麺2
を収納した包装袋1を内装函6にたてかけて加熱するよ
うにしたものである。また、図6ならびに図7は揚げ麺
2を包装袋1から出してタ−ンテ−ブル8で加熱する場
合であり、この場合は、内装函6の切取破線に沿って破
線部分を切取って蓋部7をあけ、内装函6から揚げ麺2
の包装袋1を取り出し、包装袋1を除去した後、再びこ
れを内装函6内に収納し蓋部7を閉じて電子レンジのタ
−ンテ−ブル上に載せて加熱するようにしたものであ
る。
【0017】このように冷凍具材を収納した内装函と揚
げ麺とを電子レンジのタ−ンテ−ブルの上に配置し、所
定の時間加熱すると揚げ麺を焦がすことなく、短時間で
効率よく皿うどんが得られる。
【0018】なお、図7の場合は冷凍具材4を皿などの
容器9に入れて内装函6内で加熱し、この皿の中に加熱
後の揚げ麺2を入れて食べることもできる。
【0019】実施例1.シャ−プRE−S 750型
(650W)の電子レンジを用い、内装函の蓋を開け、
取り出した袋入りの揚げ麺と冷凍具材の入った蓋を開け
たタ−ンテ−ブルの上に図4のように置き、6分30秒
加熱した。この結果、揚げ麺は特に異常はなく焦げを生
ぜずにパリパリし、冷凍具材は適温に加熱されていた加
熱された冷凍具材をパリパリした揚げ麺にかけて食べた
ら良好であった。
【0020】実施例2.実施例1と同じ電子レンジを用
い揚げ麺と冷凍具材とを内装函に入れたものを一旦内装
函の蓋を開けて揚げ麺を袋ごと取り出し、揚げ麺を袋か
ら出して冷凍具材の上にのせて再び蓋をしてから図6の
ようにタ−ンテ−ブル上で6分30秒加熱したところ、
揚げ麺は全く異常は認められなかった。
【0021】比較例.実施例1の電子レンジを用いた。
揚げ麺と冷凍具材を収納した内装函の蓋を開け、揚げ麺
を取り出した後、再び蓋をし、その上に袋ごと揚げ麺を
タ−ンテ−ブルの上にのせて6分30秒加熱したとこ
ろ、揚げ麺の入った袋がとけかけ、また、色も焦げ色に
近いものであった。
【0022】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明は、
開封性の包装袋内に収納された揚げ麺と、この揚げ麺上
にかける冷凍具材とを内装函内に収納してなることを特
徴とし、また、請求項1記載の冷凍食品を調理する際
に、電子レンジのタ−ンテ−ブル上に冷凍具材を収納し
た内装函内に配置する一方、揚げ麺を冷凍具材の上ない
しは下若しくは内装函と並べてタ−ンテ−ブル上に配置
し、揚げ麺と冷凍具材とを同時に加熱することを特徴と
する。
【0023】本発明によれば、電子レンジで簡単に調理
することができる冷凍食品が得られ、また、調理される
冷凍食品は冷凍具材と揚げ麺とが同時に電子レンジによ
り加熱されるため、パリパリとした食感の本来の皿うど
んが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施例を示す内装函の縦断面図
である。
【図2】図1に用いられる揚げ麺包装袋の斜視図であ
る。
【図3】図1の内装函の斜視図である。
【図4】本発明の冷凍食品を調理する際の配置図であ
る。
【図5】図4の他の配置図である。
【図6】図4の他の配置図である。
【図7】図4の他の配置図である。
【符号の説明】
1 包装袋 2 揚げ麺 3 センタ−シ−ル 4 冷凍具材 5 切取破線 6 内装函 7 蓋部 8 タ−ンテ−ブル 9 皿状又は凹状容器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開封性の包装袋内に収納された揚げ麺
    と、この揚げ麺上にかける冷凍具材とを内装函内に収納
    してなることを特徴とする電子レンジ用冷凍食品。
  2. 【請求項2】 前記冷凍具材がフィルム又は容器を介在
    させて揚げ麺と接触して内装函に収納してなることを特
    徴とする請求項1記載の電子レンジ用冷凍食品。
  3. 【請求項3】 前記内装函上部表面に一部を残し切取破
    線を設け、この切取破線に沿って、前記内装函の蓋部を
    開閉するよう構成してなることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の電子レンジ用冷凍食品。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の冷凍食品を調理する際
    に、電子レンジのタ−ンテ−ブル上に冷凍具材を収納し
    た内装函内に配置する一方、揚げ麺を冷凍具材の上ない
    しは下若しくは前記内装函と並べて前記タ−ンテ−ブル
    上に配置し、揚げ麺と冷凍具材とを同時に加熱すること
    を特徴とする電子レンジ用冷凍食品の調理方法。
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