JPH0611368U - レーザ発振器 - Google Patents

レーザ発振器

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JPH0611368U
JPH0611368U JP5682192U JP5682192U JPH0611368U JP H0611368 U JPH0611368 U JP H0611368U JP 5682192 U JP5682192 U JP 5682192U JP 5682192 U JP5682192 U JP 5682192U JP H0611368 U JPH0611368 U JP H0611368U
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laser
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blower unit
timing gear
laser oscillator
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直樹 浦井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ発振器が揺動されてもブロワユニッ
トの潤滑油が、ガス循環路に連通されたブロワユニット
のハウジング内に侵入することのないレーザ発振器を提
供すること。 【構成】 レーザ共振器と、レーザ共振器に接続され
たガス循環路29と、ガス循環路29の途中に設けられ
て、ロータ2,3に回転を伝達するためのタイミングギ
ヤ5,6を設けたブロワユニット31とを具備し、該ブ
ロワユニット31によりレーザガスを循環させつつレー
ザビームを発振させるレーザ発振器において、前記ブロ
ワユニット31は、前記タイミングギヤ5,6を収納す
るタイミングギヤ室7の下方に配設された潤滑油溜め1
8と、該潤滑油溜め18に収納された潤滑油8を前記タ
イミングギヤ部5,6に導く給油装置19とを有するこ
とを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、レーザ共振器と、レーザ共振器に接続されたガス循環路と、ガス循 環路の途中に設けられて、ロータに回転を伝達するためのタイミングギヤを設け たブロワユニットとを具備し、ブロワユニットによりレーザガスを循環させつつ レーザビームを発振させるレーザ発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、レーザ発振器、例えば炭酸ガスレーザ発振器は、He,N2 およびC O2 などの適宜のガスを封入したレーザ共振器に、高電圧を印加してグロー放電 を発生させ、これによってレーザ共振器より増幅させたレーザ光を外部に取出す ものである。図2は、本考案の対象とするレーザ発振器の概念図である。すなわ ち、22はレーザ共振器であって、このレーザ共振器22は放電管23、全反射 鏡24、部分透過鏡25および放電電極26a,26b,27a,27bにより 構成されている。28a,28bは夫々放電電極26a−27a,26b−27 b間に接続された直流高圧電源装置である。29は放電管23に接続されたガス 循環路、29aは吸込口、29bは吐出口、31′はガス循環路29中に設けら れたガス循環用のブロワユニット、32および33はガス循環路29中のガスを 適宜に冷却するための熱交換器、34はガス循環路29に接続されたガス供給源 、35および17は夫々ガス循環路29およびブロワユニット31′に接続され た排気路、16は排気ポンプである。 図2に示される装置において、ガス供給源34よりHe,N2 およびCO2 な どの適宜のガスをガス循環路29に供給し、ブロワユニット31′を駆動させて 、例えば、ガスを矢印の方向に循環させ、かつ排気ポンプ16によってガス循環 系内のガスを適宜に排出させている。この状態で、放電電極26a−27a,2 6b−27b間に夫々直流高圧電源装置28a,28bによって高電圧を印加し つつ、レーザ共振器22より強力なレーザ光を取出している。 当初、レーザ加工システムは、比較的小形の被加工物に適用されていたが、近 年のレーザ発振器の高出力化や加工技術の進歩等により、大形の被加工物や厚板 の被加工物の加工にも適用されるようになってきた。 被加工物が比較的小形の場合には、被加工物をXYテーブル上に載置して所望 のレーザ加工を行っていたが、被加工物が大形化すると被加工物を載置するXY テーブル方式では広い設置スペースが必要になるという欠点がある。 これに対処するために、図3に示されるごとく、レーザ発振器をキャリジに搭 載したレーザ加工装置が提言されている。 すなわち、図3において、36はレーザ発振器、37はレーザ加工用トーチ、 38a乃至38cはミラー、39はX方向に走行するキャリジ、41a,41b はレール、42はキャリジ駆動装置、43はレーザ加工用トーチ37をY方向に 移動させるための駆動装置、Wは被加工物である。キャリジ39は、レール41 a,41b上に載置され、キャリジ駆動装置42によりX方向に移動される。ま た、キャリジ39には、レーザ発振器36が載置されており、レーザ発振器36 から出射されたレーザビームはミラー38a,38b,38cを経てレーザ加工 用トーチ37に至り、レーザ加工用トーチ37内に配設されたレンズにより被加 工物W上に集光される。上記の構成において、キャリジ駆動装置42及びレーザ トーチ駆動装置43を適宜に制御しつつ所望のレーザ加工を行っている。 図4は、従来のレーザ発振器におけるブロワユニット31′の一部断面正面図 であり、図5は図4のV−V線断面図である。図4及び図5において、1はハウ ジング、2,3はロータ、4は電動機、5,6は電動機4の回転をロータ3に伝 達するためのタイミングギヤ、7はタイミングギヤ室、8は潤滑油、9,11, 12は周方向に複数の突起を設けて潤滑油の軸方向の侵入を防止するためのラビ リンス、13乃至15は回転用軸受、16は排気ポンプ、17は排気路である。 上記の装置において、タイミングギヤ室7の下部に潤滑油8が溜められ、回転 されるタイミングギヤ5が潤滑油8をかき上げることにより、タイミングギヤ5 ,6の潤滑が行われている。ところで、この潤滑油8が、ラビリンス9,11の 設置にもかかわらず何らかの異常によってガス循環路29に連通するハウジング 1内に侵入すると、潤滑油8がレーザガスと反応して粘性が高くなり、ハウジン グ1とロータ2,3との間で固まってブロワの運転が困難になったり、あるいは ガス循環路29を通ってレーザ共振器22内に混入した油分により全反射鏡24 及び部分透過鏡25が汚染されて、周知のごとくレーザ出力が低下してしまう。 なお、潤滑油の軸方向への流入を避けるために仮にオイルシールで軸部を封止す ると、摩耗したオイルシールの微細片がハウジング1内に混入して、レーザ出力 の低下をうながすため、オイルシールの使用は好ましくない。しかし、勿論、タ イミングギヤ室7には排気路17を介して排気ポンプ16が連通されており、タ イミングギヤ室7の気圧をハウジング1内の気圧より低くして、潤滑油のハウジ ング1内への侵入を困難にしていることと相侯ってラビリンス9,11の設置と により、通常の状態ではガス循環路29に連通するハウジング1内に潤滑油8が 侵入することはない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、図3に示される装置においては、キャリジ39の走行時、特に加減 速時にキャリジ39に搭載されたレーザ発振器36がゆすられた状態となる。こ の場合、図6に示すようにタイミングギヤ室7内の潤滑油8が波打ち、回転用軸 受13を通ってラビリンス9に至る。ところで、ラビリンス9は軸方向に伝って くる少量の潤滑油を封止することができるが、上記のように潤滑油の波打ちによ り多量の潤滑油が押し寄せた場合には、ラビリンス9の封止効果が殆んど望めな くなる。このため、潤滑油はラビリンス9を通ってブロワユニット31′のハウ ジング1内に流入し、ハウジング1に連通するガス循環路29を通ってレーザ共 振器22を汚染し、レーザ出力を低下させることとなっていた。 そこで、本考案の目的は、レーザ発振器が揺動されてもブロワユニットの潤滑 油が、ガス循環路に連通されたブロワユニットのハウジング内に侵入することの ないレーザ発振器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、レーザ共振器と、レーザ共振器に接続さ れたガス循環路と、ガス循環路の途中に設けられて、ロータに回転を伝達するた めのタイミングギヤを設けたブロワユニットとを具備し、該ブロワユニットによ りレーザガスを循環させつつレーザビームを発振させるレーザ発振器に適用され る。その特徴とするところは、前記ブロワユニットにおいて、前記タイミングギ ヤを収納するタイミングギヤ室の下方に配設された潤滑油溜めと、該潤滑油溜め に収納された潤滑油を前記タイミングギヤ部に導く給油装置とを配設したことで ある。
【0005】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。 図1において、18はタイミングギヤ室7の下方に配設された潤滑油溜め、1 9は給油装置、21は給油路であり、その他の構成部品は図4に示されるのと同 様であるため、図4と同一の構成部品には同じ符号を付してあるが詳細な説明は 省略する。 上記構成において、潤滑油8はタイミングギヤ室7の下方に配設された潤滑油 溜め18に収納され、給油装置19、例えば潤滑油循環ポンプ19により潤滑油 8が給油路21内を矢印の方向に移送される。潤滑油8は、タイミングギヤ5, 6に滴下された後、再び潤滑油溜め18に戻る。
【0006】 以上の構成により、潤滑油溜め18に収納された潤滑油8の油面は、タイミン グギヤ室7の下方に位置するので、キャリジ39の走行時にキャリジ39に搭載 されたレーザ発振器36、特にブロワユニット31が揺動したとしても油面が軸 受部やラビリンス部に到達することがない。すなわち、従来のごとく多量の潤滑 油が、特にラビリンス部に到達するという異常事態が生起することがない。この ため、潤滑油がブロワユニットのハウジング1内に侵入することはない。 なお、給油装置19の駆動源としては、電動機4を利用することもできる。 また、本考案に係るレーザ発振器によれば、ブロワユニット31をレーザ発振 器に組付けるとき、ブロワユニット31を揺動させても潤滑油8がハウジング1 内に侵入する虞れがないので、ブロワユニット31の揺動に配慮することなく作 業することができ、従って組付作業を容易に行うことができる。このため、本考 案に係るレーザ発振器は、レーザ発振器をキャリジに搭載するレーザ加工機だけ でなく、レーザ発振器を床面に定置するレーザ加工機にも適用できる。
【0007】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、潤滑油溜め18に収納された 潤滑油8の油面は、タイミングギヤ室7の下方に位置するので、レーザ発振器3 6、特にブロワユニット31が揺動したとしても油面が軸受部やラビリンス部に 到達することがない。すなわち、従来のごとく多量の潤滑油が、特にラビリンス 部に到達するという異常事態が生起することがない。このため、潤滑油がブロワ ユニットのハウジング1内に侵入することはない。従って、ブロワを安定して運 転することができると共に潤滑油により汚染されることのない安定したレーザ光 が出力されるレーザ発振器を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の要部を示す図であって、レー
ザ発振器におけるブロワユニットの一部断面正面図
【図2】本考案の対象とするレーザ発振器の概念図
【図3】レーザ発振器をキャリジに搭載したレーザ加工
装置を示す斜視図
【図4】従来のレーザ発振器におけるブロワユニットの
一部断面図であって、図2のIV−IV線断面に相当する図
【図5】図4のV−V線断面図
【図6】従来のレーザ発振器のブロワユニットにおける
潤滑油の波打つ状態を示す一部断面正面図
【符号の説明】
1 ブロワユニットのハウジング 2,3 ロータ 5,6 タイミングギヤ 7 タイミングギヤ室 8 潤滑油 9,11,12 ラビリンス 18 潤滑油溜め 19 給油装置 21 給油路 22 レーザ共振器 29 ガス循環路 31 ブロワユニット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ共振器と、レーザ共振器に接続さ
    れたガス循環路と、ガス循環路の途中に設けられて、ロ
    ータに回転を伝達するためのタイミングギヤを設けたブ
    ロワユニットとを具備し、該ブロワユニットによりレー
    ザガスを循環させつつレーザビームを発振させるレーザ
    発振器において、前記ブロワユニットは、前記タイミン
    グギヤを収納するタイミングギヤ室の下方に配設された
    潤滑油溜めと、該潤滑油溜めに収納された潤滑油を前記
    タイミングギヤ部に導く給油装置とを有することを特徴
    とするレーザ発振器。
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