JPH0611364A - 指針式指示計器の自動調整方法 - Google Patents
指針式指示計器の自動調整方法Info
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- JPH0611364A JPH0611364A JP4489992A JP4489992A JPH0611364A JP H0611364 A JPH0611364 A JP H0611364A JP 4489992 A JP4489992 A JP 4489992A JP 4489992 A JP4489992 A JP 4489992A JP H0611364 A JPH0611364 A JP H0611364A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 短時間で調整を行なうことのできる指示計器
の指度調整方法を提供する。 【構成】 計測用カメラ4によって指針指示計器1の目
盛盤2を撮像し、この撮像した目盛盤画像上に座標を設
定して各目盛Mの位置を求める第1工程と、入力信号を
指示計器1に入力させ、指度調整用可変抵抗器9を調整
して指針3の振れを最大にさせる第2工程と、目標位置
の近傍へ指針3を移動させる第3工程と、この第3工程
で移動した指針3の指示値と目標位置との差を演算する
第4工程と、その差に応じて指度調整用可変抵抗器9を
調整して指針3を目標値へ移動させる第5工程と、第5
工程で移動した指針3の指示値と前記目標値との差を演
算し、この差が許容範囲内か否かを判断して、許容範囲
以内と判断したとき調整を終了し、許容範囲以外と判断
したとき第5工程へ戻す第6工程とを備る。
の指度調整方法を提供する。 【構成】 計測用カメラ4によって指針指示計器1の目
盛盤2を撮像し、この撮像した目盛盤画像上に座標を設
定して各目盛Mの位置を求める第1工程と、入力信号を
指示計器1に入力させ、指度調整用可変抵抗器9を調整
して指針3の振れを最大にさせる第2工程と、目標位置
の近傍へ指針3を移動させる第3工程と、この第3工程
で移動した指針3の指示値と目標位置との差を演算する
第4工程と、その差に応じて指度調整用可変抵抗器9を
調整して指針3を目標値へ移動させる第5工程と、第5
工程で移動した指針3の指示値と前記目標値との差を演
算し、この差が許容範囲内か否かを判断して、許容範囲
以内と判断したとき調整を終了し、許容範囲以外と判断
したとき第5工程へ戻す第6工程とを備る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ITV,CCD型等
のカメラを用いて指針の指示位置を調整する指針式指示
計器の自動調整方法に関する。
のカメラを用いて指針の指示位置を調整する指針式指示
計器の自動調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指針式指示計器の指度調整は、
(1)先ず指針式指示計器に基準信号を入力させて指針を
目標指度に向けて移動させる。この後、この指針の指示
値とその基準信号に対応した目標値とを比較して、その
指示値が目標値となるように指針式指示計器の指度調整
用可変抵抗器を調整する。
(1)先ず指針式指示計器に基準信号を入力させて指針を
目標指度に向けて移動させる。この後、この指針の指示
値とその基準信号に対応した目標値とを比較して、その
指示値が目標値となるように指針式指示計器の指度調整
用可変抵抗器を調整する。
【0003】次ぎに、(2)前記基準信号とは値の異なる
別な基準信号を入力させて指針を別の目標指度に向けて
移動させる。この後、この指針の指示値とその基準信号
に対応した目標値とを比較して、その指示値が目標値と
なるように再度指針式指示計器の指度調整用可変抵抗器
を調整していく。
別な基準信号を入力させて指針を別の目標指度に向けて
移動させる。この後、この指針の指示値とその基準信号
に対応した目標値とを比較して、その指示値が目標値と
なるように再度指針式指示計器の指度調整用可変抵抗器
を調整していく。
【0004】同様にして、(3)それぞれ異なるいくつか
の基準信号を順次入力して指度調整用可変抵抗器を調整
していく。
の基準信号を順次入力して指度調整用可変抵抗器を調整
していく。
【0005】そして、(1)(2)(3)の調整を順次繰り返し
行なうことにより、どのような入力信号に対しても指針
が正確な指示値を指すように指度調整していくものであ
る。
行なうことにより、どのような入力信号に対しても指針
が正確な指示値を指すように指度調整していくものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな指度調整方法にあっては、(1),(2),(3)の調整を何
回も繰り返し行なうため、指示値の調整に非常に時間が
かかるという問題があった。
うな指度調整方法にあっては、(1),(2),(3)の調整を何
回も繰り返し行なうため、指示値の調整に非常に時間が
かかるという問題があった。
【0007】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、短時間で調整を行なうことのでき
る指針式指示計器の自動調整方法を提供することにあ
る。
もので、その目的は、短時間で調整を行なうことのでき
る指針式指示計器の自動調整方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、入力信号の値に応じて目盛盤に付設され
た複数の目盛に沿って変位移動される指針とこの指針の
指示値を調整する指度調整用可変抵抗器を備えた指針式
指示計器の前記目盛盤に対向して配置した計測用カメラ
と、前記調整用可変抵抗器の抵抗値を調整する位置決モ
ータとを使用して前記指針の指示値を自動調整する指針
式指示計器の自動調整方法であって、前記計測用カメラ
によって目盛盤を撮像し、この撮像した目盛盤画像上に
座標を設定するとともに各目盛の位置を求める第1工程
と、入力信号を前記指針式指示計器に入力させるととも
に、前記調整用可変抵抗器を調整してその指針の振れを
最大にさせる第2工程と、前記入力信号の値に対応した
目標位置の近傍へ前記指針を移動させる第3工程と、こ
の第3工程で移動した指針の指示値を前記計測用カメラ
から得られる画像データに基づいて計測し、この計測し
た指針の指示値と前記目標位置との差を演算する第4工
程と、その差に応じて前記調整用可変抵抗器を調整して
前記指針を目標値へ移動させる第5工程と、第5工程で
移動した指針の指示値を前記計測用カメラから得られる
画像データに基づいて計測するとともに、この計測した
指示値と前記目標値との差を演算し、この差が許容範囲
内か否かを判断して、許容範囲以内と判断したとき調整
を終了し、許容範囲以外と判断したとき第5工程へ戻す
第6工程とを備えていることを特徴とする。
達成するため、入力信号の値に応じて目盛盤に付設され
た複数の目盛に沿って変位移動される指針とこの指針の
指示値を調整する指度調整用可変抵抗器を備えた指針式
指示計器の前記目盛盤に対向して配置した計測用カメラ
と、前記調整用可変抵抗器の抵抗値を調整する位置決モ
ータとを使用して前記指針の指示値を自動調整する指針
式指示計器の自動調整方法であって、前記計測用カメラ
によって目盛盤を撮像し、この撮像した目盛盤画像上に
座標を設定するとともに各目盛の位置を求める第1工程
と、入力信号を前記指針式指示計器に入力させるととも
に、前記調整用可変抵抗器を調整してその指針の振れを
最大にさせる第2工程と、前記入力信号の値に対応した
目標位置の近傍へ前記指針を移動させる第3工程と、こ
の第3工程で移動した指針の指示値を前記計測用カメラ
から得られる画像データに基づいて計測し、この計測し
た指針の指示値と前記目標位置との差を演算する第4工
程と、その差に応じて前記調整用可変抵抗器を調整して
前記指針を目標値へ移動させる第5工程と、第5工程で
移動した指針の指示値を前記計測用カメラから得られる
画像データに基づいて計測するとともに、この計測した
指示値と前記目標値との差を演算し、この差が許容範囲
内か否かを判断して、許容範囲以内と判断したとき調整
を終了し、許容範囲以外と判断したとき第5工程へ戻す
第6工程とを備えていることを特徴とする。
【0009】
【作用】この発明は、第1工程では計測用カメラによっ
て目盛盤を撮像し、この撮像した目盛盤画像上に座標を
設定するとともに各目盛の位置を求める。
て目盛盤を撮像し、この撮像した目盛盤画像上に座標を
設定するとともに各目盛の位置を求める。
【0010】第2工程では入力信号を前記指針式指示計
器に入力させるとともに、前記指度調整用可変抵抗器を
調整してその指針の振れを最大にさせる。
器に入力させるとともに、前記指度調整用可変抵抗器を
調整してその指針の振れを最大にさせる。
【0011】第3工程では、前記入力信号に対応した目
標位置の近傍へ前記指針を移動させる。
標位置の近傍へ前記指針を移動させる。
【0012】第4工程では、第3工程で移動した指針の
指示値を前記計測用カメラから得られる画像データに基
づいて計測し、この計測した指針の指示値と前記目標位
置との差を演算する。
指示値を前記計測用カメラから得られる画像データに基
づいて計測し、この計測した指針の指示値と前記目標位
置との差を演算する。
【0013】第5工程では、その差に応じて前記調整用
可変抵抗器を調整して前記指針を目標値へ移動させる。
可変抵抗器を調整して前記指針を目標値へ移動させる。
【0014】第6工程では、第5工程で移動した指針の
指示値を前記計測用カメラから得られる画像データに基
づいて計測するとともに、この計測した指示値と前記目
標値との差を演算し、この差が許容範囲内か否かを判断
して、許容範囲以内と判断したとき調整を終了し、許容
範囲以外と判断したとき第5工程へ戻す。
指示値を前記計測用カメラから得られる画像データに基
づいて計測するとともに、この計測した指示値と前記目
標値との差を演算し、この差が許容範囲内か否かを判断
して、許容範囲以内と判断したとき調整を終了し、許容
範囲以外と判断したとき第5工程へ戻す。
【0015】
【実施例】以下、この発明に係る指針式指示計器の自動
調整方法の実施例を図面に基づいて説明する。
調整方法の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1において、1は未調整の渦電流式の速
度計(指針式指示計器)で、この速度計1の目盛盤2に
は複数の目盛Mが付されている。3は目盛Mに沿って変
位移動される指針である。4は目盛盤2に対向して配置
した計測用カメラ、5は計測用カメラ4が撮像した画像
(横(X方向)m画素、縦方向(Y方向)n画素)を記
憶する画像メモリ、6は画像メモリの画像を読み出して
画像処理や各種の演算処理等を行なうマイクロコンピュ
ータである。また、このマイクロコンピュータ6は後述
する位置決モータ7や計器駆動部8を制御する。
度計(指針式指示計器)で、この速度計1の目盛盤2に
は複数の目盛Mが付されている。3は目盛Mに沿って変
位移動される指針である。4は目盛盤2に対向して配置
した計測用カメラ、5は計測用カメラ4が撮像した画像
(横(X方向)m画素、縦方向(Y方向)n画素)を記
憶する画像メモリ、6は画像メモリの画像を読み出して
画像処理や各種の演算処理等を行なうマイクロコンピュ
ータである。また、このマイクロコンピュータ6は後述
する位置決モータ7や計器駆動部8を制御する。
【0017】位置決モータ7は渦電流式速度計1に備え
られている調整用可変抵抗器9を調整するもので、この
指度調整用可変抵抗器9は指針3の指示値を調整するた
めのものである。計器駆動部8はマイクロコンピュータ
6の指令に従って速度信号を出力するものである。
られている調整用可変抵抗器9を調整するもので、この
指度調整用可変抵抗器9は指針3の指示値を調整するた
めのものである。計器駆動部8はマイクロコンピュータ
6の指令に従って速度信号を出力するものである。
【0018】次ぎに、上記実施例の作用を図2に示すフ
ロー図を参照しながら説明する。
ロー図を参照しながら説明する。
【0019】ステップ1では、計測用カメラ4で速度計
1の目盛盤2を撮像し、この撮像した画像を画像メモリ
5に記憶させて、図3に示すように、垂直方向をX軸、
水平方向をY軸とするX−Y座標系を想定する。そし
て、速度計1の基準となる目盛M1〜M3の各々のX,Y
軸に対する一次モーメントを求めて各重心G1(X1,Y
1)、G2(X2,Y2)、G3(X3,Y3)を求める。
1の目盛盤2を撮像し、この撮像した画像を画像メモリ
5に記憶させて、図3に示すように、垂直方向をX軸、
水平方向をY軸とするX−Y座標系を想定する。そし
て、速度計1の基準となる目盛M1〜M3の各々のX,Y
軸に対する一次モーメントを求めて各重心G1(X1,Y
1)、G2(X2,Y2)、G3(X3,Y3)を求める。
【0020】また、ステップ1では、重心G1と重心G3
を結ぶ直線L1を求め、予め設定された角度θ1,θ2よ
り、重心G1を通り直線L1となす角度がθ1である直線
L4と、重心G2を通り直線L1とのなす角度がθ2であ
る直線L5を求め、さらに、この直線L4と直線L5の交
点を求めて、この交点を調整基準点P(XP,YP)とし
て設定する。
を結ぶ直線L1を求め、予め設定された角度θ1,θ2よ
り、重心G1を通り直線L1となす角度がθ1である直線
L4と、重心G2を通り直線L1とのなす角度がθ2であ
る直線L5を求め、さらに、この直線L4と直線L5の交
点を求めて、この交点を調整基準点P(XP,YP)とし
て設定する。
【0021】ステップ2では、計器駆動部8がマイクロ
コンピュータ6からの指令に従って調整基準点Pに対応
した速度信号を出力して速度計1の指針3を移動させ
る。そして、位置決めモータ7がマイクロコンピュータ
6の指令に従って指度調整用可変抵抗器9を調整して指
針3をその振れが最大となる位置まで移動させる。
コンピュータ6からの指令に従って調整基準点Pに対応
した速度信号を出力して速度計1の指針3を移動させ
る。そして、位置決めモータ7がマイクロコンピュータ
6の指令に従って指度調整用可変抵抗器9を調整して指
針3をその振れが最大となる位置まで移動させる。
【0022】ステップ3では、調整基準点Pを中心とす
る1辺数画素の正方形のマスクTを設定し、位置決めモ
ータ7により指度調整用可変抵抗器9を調整して指針3
を前記の最大位置からマスクT内へ移動させて指針3を
調整基準点P近傍へ移動させる。指針3がマスクT内に
入ったか否かの判断は画像処理によって行なう。
る1辺数画素の正方形のマスクTを設定し、位置決めモ
ータ7により指度調整用可変抵抗器9を調整して指針3
を前記の最大位置からマスクT内へ移動させて指針3を
調整基準点P近傍へ移動させる。指針3がマスクT内に
入ったか否かの判断は画像処理によって行なう。
【0023】ステップ4では、重心G1と重心G2を結ぶ
直線L2と、重心G2と重心G3とを結ぶ直線L3とを設定
する。また、指針3の重心R(XR,YR)と指針3の慣
性主軸の傾き角度θ0とを画像メモリ5に記憶された画
像データから演算し、これら演算値より指針3と同一線
上に直線L0を想定する。
直線L2と、重心G2と重心G3とを結ぶ直線L3とを設定
する。また、指針3の重心R(XR,YR)と指針3の慣
性主軸の傾き角度θ0とを画像メモリ5に記憶された画
像データから演算し、これら演算値より指針3と同一線
上に直線L0を想定する。
【0024】次いで、直線L0とL2および直線L0とL3
の交点をS2(XS2,YS2),S3(XS3,YS3)を求め、
指針3の重心Rから交点S2までの距離と重心Rから交
点S3までの距離とを比較する。この比較結果により、
指針3の指示値は以下に示す3通りの条件に対応したそ
れぞれの式により指針3の指示値M0が演算される。
の交点をS2(XS2,YS2),S3(XS3,YS3)を求め、
指針3の重心Rから交点S2までの距離と重心Rから交
点S3までの距離とを比較する。この比較結果により、
指針3の指示値は以下に示す3通りの条件に対応したそ
れぞれの式により指針3の指示値M0が演算される。
【0025】[条件1] (R〜S2間の距離)>(R〜S3間の距離)のとき、 M0=M2+(M3−M2)×(G2〜S3間の距離)/(G2
〜G3間の距離) である。
〜G3間の距離) である。
【0026】[条件2] (R〜S2間の距離)<(R〜S3間の距離)のとき、 M0=M2−(M2−M1)×(G2〜S2間の距離)/(G1
〜G2間の距離) である。
〜G2間の距離) である。
【0027】[条件3] (R〜S2間の距離)=(R〜S3間の距離)のとき、 M0=M2 である。
【0028】ステップ5では、指針3の指示値M0を求
めるとともに、この指示値M0と基準点Pに対応した調
整目標値C0との差ΔMを求める。そして、予め設定さ
れた単位当りの指針指示値だけ指針3を移動させるに必
要な指度調整用可変抵抗器9の調整量をVとし、この調
整量Vだけ調整させる位置決めモータ7の駆動指示値を
QCとすると、指針3をΔMだけ移動させる駆動指示値
Qは、Q=QC×ΔMとなる。
めるとともに、この指示値M0と基準点Pに対応した調
整目標値C0との差ΔMを求める。そして、予め設定さ
れた単位当りの指針指示値だけ指針3を移動させるに必
要な指度調整用可変抵抗器9の調整量をVとし、この調
整量Vだけ調整させる位置決めモータ7の駆動指示値を
QCとすると、指針3をΔMだけ移動させる駆動指示値
Qは、Q=QC×ΔMとなる。
【0029】マイクロコンピュータ6はこの駆動指示値
Qを出力して位置決めモータ7を駆動させ、これにより
指度調整用可変抵抗器9が調整されて指針3が調整目標
値C0へ移動される。
Qを出力して位置決めモータ7を駆動させ、これにより
指度調整用可変抵抗器9が調整されて指針3が調整目標
値C0へ移動される。
【0030】ここで、単位当りの指針指示値だけ指針3
を移動させるための位置決めモータ7の駆動指示値QC
は、速度計1の指度調整用可変抵抗器9のリニアリティ
のバラツキを考慮し、数多くの試験結果により設定する
のが好ましい。
を移動させるための位置決めモータ7の駆動指示値QC
は、速度計1の指度調整用可変抵抗器9のリニアリティ
のバラツキを考慮し、数多くの試験結果により設定する
のが好ましい。
【0031】ステップ6では、ステップ5によって移動
された指針3の指示値M0´を再度求め、この指示値M0
´と調整目標値C0との差を演算し、この差が許容範囲
内であるか否かを判断し、許容範囲内であれば調整目標
値C0への調整は終了し、許容範囲外であればステップ
5へ戻り、許容範囲内に入るまでステップ5,6の動作
が繰り返される。
された指針3の指示値M0´を再度求め、この指示値M0
´と調整目標値C0との差を演算し、この差が許容範囲
内であるか否かを判断し、許容範囲内であれば調整目標
値C0への調整は終了し、許容範囲外であればステップ
5へ戻り、許容範囲内に入るまでステップ5,6の動作
が繰り返される。
【0032】そして、予め設定した各調整目標値C1〜
Cnについて、ステップ1〜6で示した動作を行なって
調整を行なう。
Cnについて、ステップ1〜6で示した動作を行なって
調整を行なう。
【0033】
【効果】この発明は、以上説明したように、指度調整用
可変抵抗器の駆動による指針の移動量を常に予測,演算
しながら行えるので調整にかかる全工程を短時間で行な
うことができる。
可変抵抗器の駆動による指針の移動量を常に予測,演算
しながら行えるので調整にかかる全工程を短時間で行な
うことができる。
【図1】発明に係わる指針式指示計器の自動調整方法を
実施する実施例を示したブロック図、
実施する実施例を示したブロック図、
【図2】マイクロコンピュータの動作を示したフロー
図、
図、
【図3】目盛盤の画像を示した説明図である。
1 速度計(指針式指示計) 2 文字盤 3 指針 4 計測用カメラ 7 位置決めモータ 9 指度調整用可変抵抗器
Claims (1)
- 【請求項1】入力信号の値に応じて目盛盤に付設された
複数の目盛に沿って変位移動される指針とこの指針の指
示値を調整する指度調整用可変抵抗器を備えた指針式指
示計器の前記目盛盤に対向して配置した計測用カメラ
と、前記調整用可変抵抗器の抵抗値を調整する位置決モ
ータとを使用して前記指針の指示値を自動調整する指針
式指示計器の自動調整方法であって、 前記計測用カメラによって目盛盤を撮像し、この撮像し
た目盛盤画像上に座標を設定するとともに各目盛の位置
を求める第1工程と、 入力信号を前記指針式指示計器に入力させるとともに、
前記調整用可変抵抗器を調整してその指針の振れを最大
にさせる第2工程と、 前記入力信号の値に対応した目標位置の近傍へ前記指針
を移動させる第3工程と、 この第3工程で移動した指針の指示値を前記計測用カメ
ラから得られる画像データに基づいて計測し、この計測
した指針の指示値と前記目標位置との差を演算する第4
工程と、 その差に応じて前記調整用可変抵抗器を調整して前記指
針を目標値へ移動させる第5工程と、 第5工程で移動した指針の指示値を前記計測用カメラか
ら得られる画像データに基づいて計測するとともに、こ
の計測した指示値と前記目標値との差を演算し、この差
が許容範囲内か否かを判断して、許容範囲以内と判断し
たとき調整を終了し、許容範囲以外と判断したとき第5
工程へ戻す第6工程とを備えていることを特徴とする指
針式指示計器の自動調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04489992A JP3205030B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 指針式指示計器の自動調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04489992A JP3205030B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 指針式指示計器の自動調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0611364A true JPH0611364A (ja) | 1994-01-21 |
JP3205030B2 JP3205030B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=12704329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04489992A Expired - Fee Related JP3205030B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 指針式指示計器の自動調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3205030B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010008074A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Yazaki Corp | 指針指示角度算出装置、指針指示角度評価システム、及び、指針指示角度算出プログラム |
CN103697929A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-04-02 | 青岛东田汽车电子科技有限公司 | 仪表指针运动状态的检测方法 |
JP2015141039A (ja) * | 2014-01-27 | 2015-08-03 | 矢崎総業株式会社 | 指針指示値算出方法 |
US9277615B2 (en) | 2013-02-18 | 2016-03-01 | Citizen Holdings Co., Ltd. | LED drive circuit |
US9913339B2 (en) | 2011-08-08 | 2018-03-06 | Quarkstar Llc | Dimmable lighting devices and methods for dimming same |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP04489992A patent/JP3205030B2/ja not_active Expired - Fee Related
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