JPH06113536A - スイッチング電源回路 - Google Patents

スイッチング電源回路

Info

Publication number
JPH06113536A
JPH06113536A JP28343992A JP28343992A JPH06113536A JP H06113536 A JPH06113536 A JP H06113536A JP 28343992 A JP28343992 A JP 28343992A JP 28343992 A JP28343992 A JP 28343992A JP H06113536 A JPH06113536 A JP H06113536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
load
output voltage
circuit
switching transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28343992A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Kanamaru
二郎 金丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Original Assignee
NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd filed Critical NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
Priority to JP28343992A priority Critical patent/JPH06113536A/ja
Publication of JPH06113536A publication Critical patent/JPH06113536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチング電源回路の負荷が過大となる異
常動作状態となったときに、負荷電流が増大して負荷が
破壊されることを防止する。 【構成】 スイッチングトランジスタ3の電流に基づく
電圧を抵抗4で検出し、この電圧と基準電圧15とを比
較回路14で比較してスイッチングトランジスタ3を制
御するスイッチング電源回路において、比較回路14の
基準電圧側には抵抗17等により出力電圧端子10の出
力電圧に比例した電圧を入力する。負荷Lが過大となる
異常動作状態になって出力電圧が低下すると、比較回路
14の基準電圧側の電圧が低下され、スイッチングトラ
ンジスタ3をオフし、負荷Lの電流を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチングトランジス
タを用いたスイッチング電源回路に関し、特にスイッチ
ングトランジスタの過電流保護回路動作時における負荷
保護を図ったスイッチング電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチング電源回路の一例を図
3に示す。同図において、1は入力電圧源、2はトラン
ス、3はスイッチングトランジスタ、4は電流検出用抵
抗、5はAND回路、6は比較回路、7は基本波発振回
路、8は整流ダイオード、9は平滑コンデンサ、10は
出力電圧端子、11,13は出力電圧制御用抵抗、12
はフォトカプラ、14は過電流保護用比較回路、15は
過電流保護設定電圧源、Lは負荷である。
【0003】このスイッチング電源回路は、入力電圧源
1の電圧をスイッチングトランジスタ3で断続し、トラ
ンス2で電圧変化させ、これを整流ダイオード8で整流
し、かつ平滑コンデンサ9で平滑して出力電圧端子10
から出力し、負荷Lを駆動する。また、出力電圧端子1
0の電圧によりフォトカプラ12を駆動させる。一方、
基本波発生回路7で生成された基本波電圧を比較回路6
の非反転入力に出力し、比較回路6の反転入力には出力
電圧制御用抵抗11,13とフォトカプラ12で出力電
圧端子10に発生する出力電圧に比例した電圧を出力す
る。これにより、比較回路では両者の電圧を比較し、そ
の比較結果に基づいてスイッチングトランジスタ3の断
続比率を制御し、出力電圧端子10に所定の電圧を得る
ことができる。
【0004】また、過電流保護回路は、電流検出用抵抗
4、比較回路14、過電流保護設定電圧源15で構成さ
れ、スイッチングトランジスタ3に流れるソース電流を
電流検出用抵抗4で電圧変換し、この電圧を比較回路1
4において過電流保護設定電圧源15の出力電圧値と比
較し、比較回路14の出力をハイとロウで切り換える。
定常動作状態においては、スイッチングトランジスタ3
に流れるソース電流による電流検出用抵抗4の電圧変換
値を過電流保護設定電圧源15の出力電圧値より小さく
設定するため、比較回路14の出力はハイレベルとな
り、AND回路5の出力は比較回路6の出力と同位相と
なってスイッチングトランジスタ3を駆動するので、出
力電圧端子10に発生する出力電圧は負帰還制御され、
定電圧となる。
【0005】負荷Lが過大になった異常動作状態におい
ては、スイッチングトランジスタ3に流れるソース電流
が増大するため、電流検出用抵抗4の電圧変換値が過電
流保護設定用電圧源15の出力電圧値より大きくなり比
較回路14の出力がロウレベルとなる。この比較回路1
4の出力がロウレベルとなれば、AND回路5の出力は
比較回路6の出力電位に関係なくロウレベルとなり、ス
イッチングトランジスタ3が遮断され、負荷Lを保護す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のスイ
ッチング電源では、負荷Lの過大状態が一定時間続いた
場合に、過電流保護回路によるスイッチングトランジス
タ3の遮断と定常動作状態への復帰によるスイッチング
トランジスタ3の導通を繰り返すことになる。このスイ
ッチングトランジスタ3の遮断,導通の繰り返し周期
は、スイッチングトランジスタ3のソース電流値が一定
であるため、スイッチングトランジスタ3が導通してか
ら前記したソース電流値になるまでの時間と、比較回路
14,AND回路5,スイッチングトランジスタ3の遅
延時間とを加えた一定周期となり、負荷Lに供給される
電力が一定となるため、出力電圧端子10に発生する出
力電圧が低下して負荷Lに流れる負荷電流が増大してし
まう。
【0007】図4に出力電圧端子10に発生する出力電
圧と負荷Lに流れる負荷電流特性を示す。このように従
来のスイッチング電源では、負荷Lの過大状態が一定時
間続いた場合、出力電圧端子10に発生する出力電圧が
低下すると、負荷Lに流れる負荷電流が増大し、負荷L
を破壊させてしまうという問題がある。本発明の目的
は、負荷電流の増大を防止して負荷の破壊を防止したス
イッチング電源回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スイッチング
電源回路のスイッチング素子に流れる電流に基づく電圧
と基準電圧とを比較回路で比較してスイッチング素子を
制御する構成において、比較回路の基準電圧側に、スイ
ッチング電源回路の出力電圧に比例した電圧を入力す
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示しており、図3の従来
構成と同一部分には同一符号を付してある。即ち、1は
入力電圧源、2はトランス、3はスイッチングトランジ
スタ、4は電流検出用抵抗、5はAND回路、6は比較
回路、7は基本波発振回路、8は整流ダイオード、9は
平滑コンデンサ、10は出力電圧端子、11,13は出
力電圧制御用抵抗、12はフォトカプラ、14は比較回
路、15は過電流保護設定電圧源である。そして、ここ
では、前記比較回路14の非反転入力と、これに接続さ
れる過電流保護設定電圧源15との間に過電流保護設定
抵抗16を介挿し、かつ非反転入力端と出力電圧制御用
抵抗13の一端との間に過電流保護設定抵抗17を接続
している。
【0010】この構成によれば、基本波発振回路7で生
成された基本波電圧を比較回路6の非反転入力に出力
し、比較回路6の反転入力には出力電圧制御用抵抗1
1,13とフォトカプラ12で出力電圧端子10に発生
する出力電圧に比例した電圧を出力することで、従来と
同様にスッチングトランジスタ3の断続を制御し、出力
電圧を一定に保持することができる。一方、過電流保護
回路は、電流検出用抵抗4、過電流保護用比較回路1
4,過電流保護設定電圧15,過電流保護設定抵抗1
6,17で構成され、スイッチングトランジスタ3に流
れるソース電流を電流検出用抵抗4で電圧変換し、この
電圧を、出力電圧端子10に発生する出力電圧に比例し
た比較回路6の反転入力電圧値と過電流保護設定用電圧
源15、過電流保護設定用抵抗16,17で設定される
電圧と比較し、比較回路14の出力をハイ,ロウに切り
換える。
【0011】定常動作においては、スイッチングトラン
ジスタ3に流れるソース電流による電流検出用抵抗4の
電圧変換値を過電流保護設定電圧源15の出力電圧値よ
り小さく設定するため、比較回路14の出力はハイレベ
ルとなり、AND回路5の出力は比較回路6の出力と同
位相となってスイッチングトランジスタ3を駆動するの
で、出力電圧端子10に発生する出力電圧は負帰還制御
され、定電圧となる。負荷Lが過大になった異常動作状
態においては、スイッチングトランジスタ3に流れるソ
ース電流が増大するため、電流検出用抵抗4の電圧変換
値が過電流保護設定用電圧源15の出力電圧値より大き
くなり、比較回路14の出力がロウレベルとなる。この
比較回路14の出力がロウレベルとなれば、AND回路
5の出力は比較回路6の出力電位に関係なくロウレベル
となり、スイッチングトランジスタ3が遮断され、負荷
Lを保護する。
【0012】そして、負荷Lの過大状態が一定時間続い
た場合には、過電流保護回路により、スイッチングトラ
ンジスタ3は遮断と定常動作状態への復帰による導通を
繰り返すことになるが、このとき比較回路14の非反転
入力電圧値は、出力電圧端子10に発生する出力電圧に
比例した比較回路6の反転入力電圧値と過電流保護設定
用電圧源15の出力電圧値を過電流保護設定用抵抗1
6,17で分圧した電圧値となる。
【0013】出力電圧端子10に発生する出力電圧はス
イッチングトランジスタ3のソース電流値と比例するた
め、スイチングトランジスタ3が導通してから所定のソ
ース電流値になるまでの時間も比例する。スイッチング
トランジスタ3の遮断,導通の繰り返し周期はスイッチ
ングトランジスタ3が導通してから所定のソース電流値
になるまでの時間と、比較回路14,AND回路5,ス
イッチングトランジスタ3の遅延時間とを加えたもので
ある。したがって、比較回路14,AND回路5,スイ
ッチングトランジスタ3の遅延時間は一定であるが、ス
イッチングトランジスタ3が導通してから所定のソース
電流値になるまでの時間は出力電圧端子10に発生する
出力電圧に比例するため、出力電圧端子10に発生する
出力電圧と、スイッチングトランジスタ3の遮断,導通
の繰り返し周期を比例設定することが可能となり、負荷
Lに供給される電力も比例設定することができる。
【0014】図2に出力電圧端子10に発生する出力電
圧と負荷Lに流れる負荷電流特性を示す。このように、
このスイッチング電源回路では、負荷Lの過大状態が一
定時間続いた場合に、出力電圧端子10に発生する出力
電圧が低下しても、負荷Lに流れる負荷電流が増大しな
いため、負荷Lに流れる負荷電流の増大により負荷Lを
破壊させてしまうことがない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、出力電圧
端子の出力電圧に比例する電圧を過電流保護動作を行う
比較回路に入力しているので、負荷が過大となる異常動
作状態となったときに出力電圧が低下されると、この比
較回路に入力される電圧も比例して低下されるため、比
較回路がスイッチングトランジスタの動作を抑制し、出
力電圧端子に接続された負荷の電流の増大を防止し、負
荷の破壊を防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチング電源回路の一実施例の回
路図である。
【図2】図1の回路における出力電圧と負荷電流の関係
を示す特性図である。
【図3】従来のスイッチング電源回路の一例の回路図で
ある。
【図4】図3の回路における出力電圧と負荷電流の関係
を示す特性図である。
【符号の説明】
1 入力電圧源 2 トランス 3 スイッチングトランジスタ 4 電流検出用抵抗 6 比較回路 7 基本波発振回路 10 出力電圧端子 12 フォトカプラ 14 比較回路 15 過電流保護設定電圧源 16,17 過電流保護設定抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子を駆動して出力電圧を
    出力し、このスイッチング素子に流れる電流に基づく電
    圧を比較回路において基準電圧と比較し、この比較回路
    の出力により前記スイッチング素子を駆動制御するスイ
    ッチング電源回路において、前記比較回路の基準電圧側
    に前記出力電圧に比例した電圧を入力したことを特徴と
    するスイッチング電源回路。
JP28343992A 1992-09-30 1992-09-30 スイッチング電源回路 Pending JPH06113536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28343992A JPH06113536A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 スイッチング電源回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28343992A JPH06113536A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 スイッチング電源回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06113536A true JPH06113536A (ja) 1994-04-22

Family

ID=17665562

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28343992A Pending JPH06113536A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 スイッチング電源回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06113536A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4447841A (en) Overcurrent protection circuit for a multiple output switching power supply and method therefor
JPH08140260A (ja) 電源装置
JP2784136B2 (ja) スイッチング電源の過負荷・短絡保護回路
JPH0866021A (ja) スイッチング電源装置
JP2000105617A (ja) 電源短絡保護回路
JPH0851776A (ja) 自励式フライバックコンバータ
JPS6024669B2 (ja) 断続型トランジスタ直流変換器
JPH06113536A (ja) スイッチング電源回路
JPH0785648B2 (ja) スイッチングレギュレータ電源回路
JP3038800B2 (ja) スイッチング電源回路
JP2000308338A (ja) スイッチング電源装置および周辺機器
JPH06276734A (ja) 過電流保護回路
JPH0681496B2 (ja) 突入電流防止回路
JP3134913B2 (ja) スイッチングデバイス
JPH0474929B2 (ja)
JPS62152372A (ja) 電源装置
JPH0686454A (ja) 電源装置
JP3177979B2 (ja) 3端子レギュレータの直列運転立上回路
JPH0646235Y2 (ja) トランジスタインバ−タ
JPH04334970A (ja) スイッチング電源
JP3202284B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JPH11136933A (ja) スイッチング電源装置
JPH0538043A (ja) 過負荷保護回路
JPS6229991B2 (ja)
JPH06178533A (ja) パルス幅制御インバータ回路