JPH06113223A - ドットクロック発生回路 - Google Patents

ドットクロック発生回路

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Publication number
JPH06113223A
JPH06113223A JP4256086A JP25608692A JPH06113223A JP H06113223 A JPH06113223 A JP H06113223A JP 4256086 A JP4256086 A JP 4256086A JP 25608692 A JP25608692 A JP 25608692A JP H06113223 A JPH06113223 A JP H06113223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oscillator
dot clock
frequency
output
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP4256086A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Sawamura
陽 沢村
Yasuyuki Onishi
康之 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06113223A publication Critical patent/JPH06113223A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】構成が簡単でコストの安いドットクロック発生
回路を提供する。 【構成】本発明のドットクロック発生回路は、固体発振
子21を用いた電圧制御型のドットクロック発振器20
と、このドットクロック発振器20の発振信号を分周す
る分周器22と、該分周器22の出力と水平同期信号H
とを位相比較する位相比較器23と、この位相比較器2
3の出力を前記ドットクロック発振器20へ制御信号と
して印加する手段と、から成っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機の画
面に映像信号による映像に文字を加えて表示するオンス
クリーン表示システムにおいて使用されるドットクロッ
ク発生回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は映像信号に文字を合成するオンス
クリーン表示回路を示しており、1はスーパーインポー
ズミキシング回路である。このミキシング回路1では入
力される映像信号と文字信号との合成を行なうが、その
文字信号を与える回路はドットクロック発生回路2、タ
イミングジェネレータ3、出力文字制御回路4、キャラ
クタジェネレータ5、表示制御回路6等から成ってい
る。
【0003】ドットクロック発生回路2は画面における
文字の水平方向位置を決めるために必要なクロックを発
生するものであって、その出力であるドットクロックD
CKはタイミングジェネレータ3内の第1カウンタ7で
カウントされる。この第1カウンタ7は水平同期信号H
によってリセットされる。第1カウンタ7の出力は一致
回路8に与えられ、この一致回路8で予め定めた値に合
致すると、一致回路8から出力が発生され、出力文字制
御回路4へ与えられる。垂直方向の位置タイミングは水
平同期信号Hをカウントし、垂直同期信号Vでリセット
される第2カウンタ9と、一致回路10とによってとら
れる。
【0004】出力制御回路4はタイミングジェネレータ
3から与えられた水平、垂直の各タイミング信号に応じ
てキャラクタジェネレータ5から所望の文字信号を出力
させる。この文字信号は表示制御回路6を経てスーパー
インポーズミキシング回路1へ与えられ、映像信号と合
成される。
【0005】このようなオンスクリーン表示システムに
おいて用いられるドットクロック発生回路2として、従
来用いられていた回路を図2(a)に示す。同図におい
て、11はインダクタンスコイルLとコンデンサCを共
振素子とするLC発振器であり、7MHz程度の発振周
波数をもつ。
【0006】文字の水平方向位置は水平同期信号Hを基
準とするため水平同期信号Hによって同期をとられるよ
うに水平同期信号Hでリセットされる必要があるが、水
平同期信号を直接ドットクロック発振器11へ加えるよ
うに構成すると、電波が弱いテレビ信号を受信している
場合には、ノイズが多くなってノイズによってもリセッ
トがかかってしまうという誤動作が生じるので、図2で
はPLL(フェーズ・ロックド・ループ)回路を用いて
リセットをかけるようにしている。
【0007】12はコンデンサCと抵抗Rを共振素子と
する電圧制御型のCR発振器であり、水平周波数で発振
するように設計されている。その発振出力は位相比較器
13で水平同期信号Hと位相比較され、その位相比較出
力がローパスフィルタ14を介して制御信号として発振
器12の発振制御に使用される。
【0008】このようにして、水平同期信号で同期をと
られた発振器12の出力はドットクロック発振器11へ
加えられ、ドットクロック発振器11を水平同期信号H
毎にリセットする。この水平同期信号とドットクロック
DCKとの関係を図2の(b)に示す。PLL回路はフ
ライホイール効果によって慣性が高いので、位相比較器
13に加えられる水平同期信号の供給路にノイズが混入
してもノイズによる同期を受けない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のドットクロック発生回路では次のような欠点があっ
た。まず、ドットクロック発振器11としてLC発振器
を使用しているが、このLC発振器はLとCの固有値で
発振周波数が決まるため所定の周波数を得るためには、
トリマーコンデンサ等を設けて調整する必要があり、回
路の無調整化を図ることができなかった。同様にPLL
用の電圧制御発振器12もCR発振器であるので、無調
整化の点で問題があった。
【0010】更に、CR発振器ではQが比較的低い(慣
性が小さい)ため、或る程度までは良いが、それ以下ま
で水平同期信号Hのレベルが低くなる(ノイズが多くな
る)と、ノイズの多い画面となるのを余儀なくされると
いう欠点があった。また、従来例ではドットクロック用
の発振器とPLL用の発振器をもつため回路的にコスト
高となっていた。本発明はこれらの問題を解決したドッ
トクロック発生回路を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明のドットクロック発生回路は、固体発振子を用
いた電圧制御型のドットクロック発振器と、このドット
クロック発振器の発振信号を分周する分周器と、該分周
器の出力と水平同期信号とを位相比較する位相比較器
と、この位相比較器の出力を前記ドットクロック発振器
へ制御信号として印加する手段と、から成っている。
【0012】
【作用】このような構成によると、水晶発振子やセラミ
ック発振子等のような固体発振子はQが高くフライホイ
ール効果(慣性)も充分高いので、ノイズによる影響を
受けることがなく、高性能となる。
【0013】
【実施例】本発明を実施した図1において、20はセラ
ミック発振子や水晶発振子等の固体発振子を有する電圧
制御型のドットクロック発振器であり、7MHz程度の
発振周波数をもつ。その発振出力は分周器22で水平周
波数まで分周され、次の位相比較器23で水平同期信号
Hと位相比較される。位相比較出力はローパスフィルタ
24で平滑された後、ドットクロック発振器20を制御
する。
【0014】この場合、ドットクロック発振器20はP
LL回路の一部を成しているが、該PLL回路を介して
水平同期信号Hで同期がかけられる形となっている。従
って、従来のように水平同期信号Hでリセットをかける
必要はなく、その発振は水平同期信号期間中も停止する
ことなく続けられる。
【0015】固体発振子21はそれ自身が所定の発振周
波数をもっており、しかも、その周波数はドットクロッ
クとして適当な値の周波数であるので、その周波数を更
に他の周波数に変えるべく調整を行なう必要はない。
【0016】ここで使用する固体発振子21としては先
にも述べたようにセラミック発振子や水晶発振子等が挙
げられるが、水晶発振子はQが非常に高く、PLLのフ
ライホイール効果が大きくなり過ぎる懸念があるので、
特にこれに限る必要はないが、水晶発振子よりは少し低
いQをもつセラミック発振子を用いるのが適当である。
【0017】いずれにしても、固体発振子21は従来の
CR発振器やLC発振器に比べてQが充分高く、PLL
回路のフライホイール効果が大きいので、電波のかなり
弱いテレビ信号を受信しているときでも、ノイズによっ
て発振周波数が動くという不具合を防止できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、無
調整化が図られるとともに、ノイズに対し強いドットク
ロック発振回路が実現できる。また、従来例に比し発振
器の個数が低減され、コスト低減も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したドットクロック発生回路を示
すブロック図。
【図2】従来のドットクロック発生回路を示す図。
【図3】ドットクロック発生回路が使用されるオンスク
リーン表示システムを示すブロック図。
【符号の説明】
20 ドットクロック発振器 21 固体発振子 22 分周器 23 位相比較器 24 ローパスフィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体発振子を用いた電圧制御型のドットク
    ロック発振器と、 前記ドットクロック発振器の発振信号を分周する分周器
    と、 前記分周器の出力と水平同期信号とを位相比較する位相
    比較器と、 前記位相比較器の出力を前記ドットクロック発振器へ制
    御信号として印加する手段と、 から成るオンスクリーン表示用のドットクロック発生回
    路。
JP4256086A 1992-09-25 1992-09-25 ドットクロック発生回路 Pending JPH06113223A (ja)

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JP4256086A JPH06113223A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ドットクロック発生回路

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JPH06113223A true JPH06113223A (ja) 1994-04-22

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60201781A (ja) * 1984-03-26 1985-10-12 Sony Corp 表示装置
JPH04195086A (ja) * 1990-11-28 1992-07-15 Hitachi Ltd マトリクス形表示装置及びそれに用いる制御回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60201781A (ja) * 1984-03-26 1985-10-12 Sony Corp 表示装置
JPH04195086A (ja) * 1990-11-28 1992-07-15 Hitachi Ltd マトリクス形表示装置及びそれに用いる制御回路

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