JPH06112910A - 復号信号の伝送装置 - Google Patents
復号信号の伝送装置Info
- Publication number
- JPH06112910A JPH06112910A JP26115792A JP26115792A JPH06112910A JP H06112910 A JPH06112910 A JP H06112910A JP 26115792 A JP26115792 A JP 26115792A JP 26115792 A JP26115792 A JP 26115792A JP H06112910 A JPH06112910 A JP H06112910A
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- JP
- Japan
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- signal
- bits
- decoding
- circuit
- difference
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- Pending
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 符号化、復号化を繰り返してもSN比の低下
を生じなく、従来の伝送方法との互換性を維持できる復
号信号の伝送装置を提供することを目的とする。 【構成】 高能率符号の復号信号を入力とし、前記復号
信号に対しその振幅を所定の範囲内に制限して第1の信
号を得るリミッタ手段102と、前記復号信号と前記第
1の信号との差分を得る差分手段103と、前記差分を
符号化した第2の信号を得る符号化手段105とを備
え、前記第1の信号と前記第2の信号を伝送するもので
ある。
を生じなく、従来の伝送方法との互換性を維持できる復
号信号の伝送装置を提供することを目的とする。 【構成】 高能率符号の復号信号を入力とし、前記復号
信号に対しその振幅を所定の範囲内に制限して第1の信
号を得るリミッタ手段102と、前記復号信号と前記第
1の信号との差分を得る差分手段103と、前記差分を
符号化した第2の信号を得る符号化手段105とを備
え、前記第1の信号と前記第2の信号を伝送するもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高能率符号の復号出力
である復号信号を伝送する装置に関するものである。
である復号信号を伝送する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高能率符号化方法は音声、画像等の記録
伝送においてそのコストを低減できるので各種方法が考
案され実用化されている。注目されている画像の符号化
方法としてはDCT符号化があり、国際標準方式に採用
されている。
伝送においてそのコストを低減できるので各種方法が考
案され実用化されている。注目されている画像の符号化
方法としてはDCT符号化があり、国際標準方式に採用
されている。
【0003】DCT符号化方式は画像を水平および垂直
方向それぞれ8画素の矩形領域(以下ブロックと称す
る)に分割し、各ブロック内の64個の画像データに対
しDCT(ディスクリート・コサイン・トランスフォー
メーション)変換を行って64個のDCT係数を得、各
DCT係数を例えば所定の量子化ステップサイズで割る
ことによって量子化し、量子化したDCT係数を例えば
ハフマン符号により符号化するものである。復号化処理
は符号化と逆の処理によって実現される。復号処理によ
って得られる復号信号の振幅のピークが、符号化歪の影
響によって符号化前の信号より大きくなって入力の語長
で定まる所定の範囲を越える場合がある。この場合、従
来の復号信号の伝送装置においてはリミッタ処理すなわ
ちその値を前記所定の範囲内に制限する処理を行なって
他の機器へ伝送している。
方向それぞれ8画素の矩形領域(以下ブロックと称す
る)に分割し、各ブロック内の64個の画像データに対
しDCT(ディスクリート・コサイン・トランスフォー
メーション)変換を行って64個のDCT係数を得、各
DCT係数を例えば所定の量子化ステップサイズで割る
ことによって量子化し、量子化したDCT係数を例えば
ハフマン符号により符号化するものである。復号化処理
は符号化と逆の処理によって実現される。復号処理によ
って得られる復号信号の振幅のピークが、符号化歪の影
響によって符号化前の信号より大きくなって入力の語長
で定まる所定の範囲を越える場合がある。この場合、従
来の復号信号の伝送装置においてはリミッタ処理すなわ
ちその値を前記所定の範囲内に制限する処理を行なって
他の機器へ伝送している。
【0004】例えばデータ語長が8ビットで符号付き整
数表現のとき、表わせる値の範囲は−128から+12
7まであり、リミッタ処理では復号信号の値が128以
上の値(オーバーフロー)であれば上限値の+127を
出力し、−129以下の値(アンダーフロー)であれば
下限値−128を出力する。
数表現のとき、表わせる値の範囲は−128から+12
7まであり、リミッタ処理では復号信号の値が128以
上の値(オーバーフロー)であれば上限値の+127を
出力し、−129以下の値(アンダーフロー)であれば
下限値−128を出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、復号信
号をリミッタ処理して伝送すると符号化、復号化を繰り
返した場合、信号劣化が累積するという課題を有してい
た。これはリミッタ処理の非線形性により、もとの信号
データにはなかった周波数成分(DCT係数)が発生す
るからである。文献「安藤大ほか:”DCT符号化の繰
り返しによる画質劣化の累積回避”,電子情報通信学会
論文誌 B-1 Vol.J75-B1 No.3 pp.165-1721992年3月」
によれば、JPEG規格の推奨の量子化ステップで量子
化した場合、リミッタ処理なしであれば1回の処理で収
束するのに対し、リミッタ処理ありであれば画像データ
例では収束するのに15回も要している。
号をリミッタ処理して伝送すると符号化、復号化を繰り
返した場合、信号劣化が累積するという課題を有してい
た。これはリミッタ処理の非線形性により、もとの信号
データにはなかった周波数成分(DCT係数)が発生す
るからである。文献「安藤大ほか:”DCT符号化の繰
り返しによる画質劣化の累積回避”,電子情報通信学会
論文誌 B-1 Vol.J75-B1 No.3 pp.165-1721992年3月」
によれば、JPEG規格の推奨の量子化ステップで量子
化した場合、リミッタ処理なしであれば1回の処理で収
束するのに対し、リミッタ処理ありであれば画像データ
例では収束するのに15回も要している。
【0006】そこでリミッタ処理しないで伝送する方法
が考えられる。映像信号の機器間ディジタル伝送(イン
ターフェース)においては1ワード10ビット語長まで
対応できるものがあるので、前記復号信号に対し8ビッ
トに制限するリミッタ処理を行なわず、上位に1ビット
語長を拡張して9ビットとし、前記10ビット中の9ビ
ットに配置して伝送すれば、前記信号劣化をなくすこと
ができる。この方法では9ビット映像信号を下位方向1
ビットシフトした後にデータを配置することになる。
が考えられる。映像信号の機器間ディジタル伝送(イン
ターフェース)においては1ワード10ビット語長まで
対応できるものがあるので、前記復号信号に対し8ビッ
トに制限するリミッタ処理を行なわず、上位に1ビット
語長を拡張して9ビットとし、前記10ビット中の9ビ
ットに配置して伝送すれば、前記信号劣化をなくすこと
ができる。この方法では9ビット映像信号を下位方向1
ビットシフトした後にデータを配置することになる。
【0007】しかしながら機器間ディジタル伝送の10
ビット映像信号は8ビット映像信号を下位方向に2ビッ
ト拡張したものであるため、振幅が1/2となって互換
性を維持できないという課題を有していた。
ビット映像信号は8ビット映像信号を下位方向に2ビッ
ト拡張したものであるため、振幅が1/2となって互換
性を維持できないという課題を有していた。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、符号化、復号化
を繰り返してもSN比の低下を生じなく、従来の伝送方
法との互換性を維持できる復号信号の伝送装置を提供す
ることを目的とする。
を繰り返してもSN比の低下を生じなく、従来の伝送方
法との互換性を維持できる復号信号の伝送装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の復号信号の伝送
装置は、高能率符号の復号信号を入力とし、前記復号信
号に対しその振幅を所定の範囲内に制限して第1の信号
を得るリミッタ手段と、前記復号信号と前記第1の信号
との差分を得る差分手段と、前記差分を符号化した第2
の信号を得る符号化手段とを備え、前記第1の信号およ
び第2の出力信号を伝送することを特徴とするものであ
る。
装置は、高能率符号の復号信号を入力とし、前記復号信
号に対しその振幅を所定の範囲内に制限して第1の信号
を得るリミッタ手段と、前記復号信号と前記第1の信号
との差分を得る差分手段と、前記差分を符号化した第2
の信号を得る符号化手段とを備え、前記第1の信号およ
び第2の出力信号を伝送することを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】本発明は、前記した構成により、受信側におい
ては従来通りリミッタ処理した復号信号が得られるので
従来の伝送装置との互換性を有し、リミッタ処理なしの
復号信号を再現できるので符号化復号化の繰り返しによ
る信号劣化をなくすことのできるものである。
ては従来通りリミッタ処理した復号信号が得られるので
従来の伝送装置との互換性を有し、リミッタ処理なしの
復号信号を再現できるので符号化復号化の繰り返しによ
る信号劣化をなくすことのできるものである。
【0011】
【実施例】(図1)は本発明の復号信号の伝送装置(送
信装置と受信装置)における一実施例のブロック構成図
である。115は復号信号の送信装置、116は復号信
号の受信装置のブロック構成図である。
信装置と受信装置)における一実施例のブロック構成図
である。115は復号信号の送信装置、116は復号信
号の受信装置のブロック構成図である。
【0012】送信装置115において、101はDCT
符号化された画像信号を復号しリミッタ処理せず出力す
る復号装置から供給される復号信号の入力端子、102
はリミッタ回路、103は減算回路、104は検出回
路、105はエンコーダ回路、106は遅延回路、10
7は10ビット語長入力のディジタル映像信号を伝送す
るディジタル伝送(インターフェース)用の送信回路、
108は出力端子である。
符号化された画像信号を復号しリミッタ処理せず出力す
る復号装置から供給される復号信号の入力端子、102
はリミッタ回路、103は減算回路、104は検出回
路、105はエンコーダ回路、106は遅延回路、10
7は10ビット語長入力のディジタル映像信号を伝送す
るディジタル伝送(インターフェース)用の送信回路、
108は出力端子である。
【0013】受信装置116において、109は入力端
子、110は送信回路107と逆の処理を行なう受信回
路、111は検出回路、112はデコーダ、113は加
算回路、114は出力端子である。
子、110は送信回路107と逆の処理を行なう受信回
路、111は検出回路、112はデコーダ、113は加
算回路、114は出力端子である。
【0014】以上のように構成された本実施例の画像復
号信号の伝送装置について、以下その動作について説明
する。
号信号の伝送装置について、以下その動作について説明
する。
【0015】送信装置115において、入力端子101
より復号信号が入力される。前記復号信号は8ビットに
リミッタ処理されていない、その語長が9ビットの信号
である。前記復号信号はリミッタ回路102によりその
値が−128から127の範囲に制限されて8ビット語
長の第1の信号となる。すなわち−129以下の値は−
128となり、128以上の値は127となる。減算回
路103において前記復号信号より前記第1の信号が減
算されて差分信号が得られる。前記差分信号はエンコー
ダ105において符号化されて第2の信号(2ビット単
位の出力)が得られる。前記第1の信号が−127以上
126以下の場合には前記差分信号は必ず0となるの
で、前記差分信号を伝送する必要がない。従って検出回
路104は−128または127に等しい前記第1の信
号のみを検出し、これらが検出された場合のみ前記差分
信号を符号化して前記第2の信号を生成するように前記
エンコーダ回路105を制御する。送信回路107の入
力の上位8ビットにはタイミング調整用の遅延回路を介
して前記第1の信号の8ビットデータが供給され、前記
入力の下位2ビットには前記第2の信号データが供給さ
れる。伝送回路107は前述のように前記第1の信号、
前記第2の信号をいっしょにして10ビットディジタル
映像信号として入力し、所定の伝送フォーマットの信号
に変換して端子108より出力する。
より復号信号が入力される。前記復号信号は8ビットに
リミッタ処理されていない、その語長が9ビットの信号
である。前記復号信号はリミッタ回路102によりその
値が−128から127の範囲に制限されて8ビット語
長の第1の信号となる。すなわち−129以下の値は−
128となり、128以上の値は127となる。減算回
路103において前記復号信号より前記第1の信号が減
算されて差分信号が得られる。前記差分信号はエンコー
ダ105において符号化されて第2の信号(2ビット単
位の出力)が得られる。前記第1の信号が−127以上
126以下の場合には前記差分信号は必ず0となるの
で、前記差分信号を伝送する必要がない。従って検出回
路104は−128または127に等しい前記第1の信
号のみを検出し、これらが検出された場合のみ前記差分
信号を符号化して前記第2の信号を生成するように前記
エンコーダ回路105を制御する。送信回路107の入
力の上位8ビットにはタイミング調整用の遅延回路を介
して前記第1の信号の8ビットデータが供給され、前記
入力の下位2ビットには前記第2の信号データが供給さ
れる。伝送回路107は前述のように前記第1の信号、
前記第2の信号をいっしょにして10ビットディジタル
映像信号として入力し、所定の伝送フォーマットの信号
に変換して端子108より出力する。
【0016】受信回路110は送信回路107と逆の処
理を行なうので端子109からの信号は10ビット語長
のディジタル信号となる。前記ディジタル信号の上位8
ビットと下位2ビットが分離されてそれぞれ前記第1の
信号、前記第2の信号となる。前記第1の信号は検出回
路111および加算回路113に供給される。前記第2
の信号はデコーダ112に供給されて差分信号となる。
前記差分信号は前記第1の信号が−128または127
の場合にのみ伝送されているので、検出回路111は−
128および127の第1の信号を検出して、−128
および127の第1の信号に対応した前記差分信号が得
られるように前記デコーダ111を制御している。加算
回路113において前記第1の信号と前記差分信号とは
加算されてもとの9ビット語長の復号信号となって端子
114より出力される。
理を行なうので端子109からの信号は10ビット語長
のディジタル信号となる。前記ディジタル信号の上位8
ビットと下位2ビットが分離されてそれぞれ前記第1の
信号、前記第2の信号となる。前記第1の信号は検出回
路111および加算回路113に供給される。前記第2
の信号はデコーダ112に供給されて差分信号となる。
前記差分信号は前記第1の信号が−128または127
の場合にのみ伝送されているので、検出回路111は−
128および127の第1の信号を検出して、−128
および127の第1の信号に対応した前記差分信号が得
られるように前記デコーダ111を制御している。加算
回路113において前記第1の信号と前記差分信号とは
加算されてもとの9ビット語長の復号信号となって端子
114より出力される。
【0017】次にエンコーダ105、デコーダ112の
処理について述べる。第1の信号が−128のとき前記
差分信号は殆ど0から−15の範囲内にあり、第1の信
号が127であるとき前記差分信号は殆ど0から15の
範囲にあるので、エンコーダ105は前記差分信号をこ
の範囲内に振幅制限し、4ビット固定語長の符号化デー
タ(以下第2の信号と称する。)としている。前記第2
の信号を1ライン毎に内部のメモリに蓄え、その各デー
タの上位ビットから1ビットづつ取り出し、2ビットず
つまとめて出力して、送信回路107の10ビット入力
の下位2ビットに入力している。各ラインの半分以上の
第1の信号が−128または127であると前記4ビッ
トデータの一部下位ビットが送れなくなるが、通常この
ような場合は希であるので、実用上問題を生じない。前
記差分信号は前記第1の信号より1ライン分時間遅れを
生じるため、第1の信号を遅延回路106により遅延さ
せて送信回路107に入力している。デコーダ112に
おいては受信回路109の10ビット出力の下位2ビッ
トを取り出して、1ライン毎に前記2ビットデータを内
部のメモリに蓄え、データの並び替えを行なって4ビッ
ト固定長の符号化データを再生し、復号して前記差分信
号を得ている。デコーダ112内において第2の信号を
得る際に1ライン分の時間遅延を生じるが、符号化装置
内の遅延回路106はデコーダ112における遅延も考
慮して第1の信号の遅延時間を設定しているので、受信
装置内の遅延回路を不要である。
処理について述べる。第1の信号が−128のとき前記
差分信号は殆ど0から−15の範囲内にあり、第1の信
号が127であるとき前記差分信号は殆ど0から15の
範囲にあるので、エンコーダ105は前記差分信号をこ
の範囲内に振幅制限し、4ビット固定語長の符号化デー
タ(以下第2の信号と称する。)としている。前記第2
の信号を1ライン毎に内部のメモリに蓄え、その各デー
タの上位ビットから1ビットづつ取り出し、2ビットず
つまとめて出力して、送信回路107の10ビット入力
の下位2ビットに入力している。各ラインの半分以上の
第1の信号が−128または127であると前記4ビッ
トデータの一部下位ビットが送れなくなるが、通常この
ような場合は希であるので、実用上問題を生じない。前
記差分信号は前記第1の信号より1ライン分時間遅れを
生じるため、第1の信号を遅延回路106により遅延さ
せて送信回路107に入力している。デコーダ112に
おいては受信回路109の10ビット出力の下位2ビッ
トを取り出して、1ライン毎に前記2ビットデータを内
部のメモリに蓄え、データの並び替えを行なって4ビッ
ト固定長の符号化データを再生し、復号して前記差分信
号を得ている。デコーダ112内において第2の信号を
得る際に1ライン分の時間遅延を生じるが、符号化装置
内の遅延回路106はデコーダ112における遅延も考
慮して第1の信号の遅延時間を設定しているので、受信
装置内の遅延回路を不要である。
【0018】以上のように本実施例においてはリミッタ
処理しない復号信号が受信装置出力(受信側の機器の入
力)として得られるので、受信側において再びDCT符
号化を行なっても信号劣化を生じることがなく、また従
来の送信装置(送信回路107のみで構成される)と互
換性のある信号(第1の信号)を本実施例の送信装置は
出力するので、従来の受信装置(受信回路110のみか
ら構成される)で受信しても従来と同じ8ビットの復号
信号が得られる。
処理しない復号信号が受信装置出力(受信側の機器の入
力)として得られるので、受信側において再びDCT符
号化を行なっても信号劣化を生じることがなく、また従
来の送信装置(送信回路107のみで構成される)と互
換性のある信号(第1の信号)を本実施例の送信装置は
出力するので、従来の受信装置(受信回路110のみか
ら構成される)で受信しても従来と同じ8ビットの復号
信号が得られる。
【0019】また上記各実施例においては高能率符号化
としてDCT符号化を取り上げたがこれに限定されず、
他の符号化方法を用いてもよいことは明らかである。ま
た上記実施例においては差分信号の符号化方法は4ビッ
トの固定長データであったが、これに限定されるもので
はなく、ハフマン符号などの各種符号化が考えられる。
また、エンコーダ106内において符号化の前に量子化
を行なってから前記符号化を行なってもよい。
としてDCT符号化を取り上げたがこれに限定されず、
他の符号化方法を用いてもよいことは明らかである。ま
た上記実施例においては差分信号の符号化方法は4ビッ
トの固定長データであったが、これに限定されるもので
はなく、ハフマン符号などの各種符号化が考えられる。
また、エンコーダ106内において符号化の前に量子化
を行なってから前記符号化を行なってもよい。
【0020】さらに付加情報として復号信号の語長が8
ビットか10ビットかを表わすフラグをも伝送するよう
にすれば、受信装置の出力において前記第2の信号を伝
送している前記ディジタル信号の下位2ビットが映像信
号データとして出力されるのを完全に防止でき、これに
より復号信号の品質を向上することも可能である。
ビットか10ビットかを表わすフラグをも伝送するよう
にすれば、受信装置の出力において前記第2の信号を伝
送している前記ディジタル信号の下位2ビットが映像信
号データとして出力されるのを完全に防止でき、これに
より復号信号の品質を向上することも可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明の復号信号の伝送方法は、リミッ
タ処理した信号を出力しているので、従来の伝送装置と
互換性があり、リミッタ処理前と後との差分信号をも伝
送するので、リミッタ処理前の復号信号が再生でき、符
号化復号化の繰り返しによる信号劣化をなくすことがで
きるものである。
タ処理した信号を出力しているので、従来の伝送装置と
互換性があり、リミッタ処理前と後との差分信号をも伝
送するので、リミッタ処理前の復号信号が再生でき、符
号化復号化の繰り返しによる信号劣化をなくすことがで
きるものである。
【図1】本発明の復号信号の伝送装置の送信装置及び受
信装置のブロック構成図
信装置のブロック構成図
101 復号信号の入力端子 102 リミッタ回路 103 減算回路 104 検出回路 105 エンコーダ 106 遅延回路 107 送信回路 108 伝送路への出力端子 109 伝送路からの入力端子 110 受信回路 111 検出回路 112 デコーダ 113 加算回路 114 復号信号の出力端子
Claims (2)
- 【請求項1】高能率符号の復号信号を入力とし、前記復
号信号に対しその振幅を所定の範囲内に制限して第1の
信号を得るリミッタ手段と、前記復号信号と前記第1の
信号との差分を得る差分手段と、前記差分を符号化した
第2の信号を得る符号化手段とを備え、前記第1の信号
および第2の信号を伝送することを特徴とする復号信号
の伝送装置。 - 【請求項2】第1の出力信号のワード語長をNビット、
伝送フォーマットの伝送ワード語長を(N+M)ビット
とするとき、前記伝送ワードの上位Nビットに前記第1
の出力信号のワードを配置し、前記伝送ワードの下位M
ビットに第2の出力信号のデータを配置することを特徴
とする請求項1記載の復号信号の伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26115792A JPH06112910A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 復号信号の伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26115792A JPH06112910A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 復号信号の伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06112910A true JPH06112910A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17357906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26115792A Pending JPH06112910A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 復号信号の伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06112910A (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26115792A patent/JPH06112910A/ja active Pending
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