JP3144099B2 - 適応ダイナミックレンジ符号化又は復号化装置 - Google Patents

適応ダイナミックレンジ符号化又は復号化装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力信号をブロックに
分割し、このブロック毎の信号の最大値と最小値との差
を示すダイナミックレンジに応じてブロック内の信号に
対して適応量子化を行い、または、この適応量子化され
た情報を復号して元の入力信号を得る適応ダイナミック
レンジ符号化又は復号化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像機器の高画質化が進む中でマルチダ
ビングを行っても画質の劣化が生じない例えばディジタ
ルビデオテープレコーダが既に商品化されている。この
ディジタルビデオテープレコーダに必要とされる条件に
は、高画質・高音質はいうまでもなく、長時間記録が可
能、各種の環境下でのロバスト性が強いこと等の条件が
ある。この条件を満足させるため、適応ダイナミックレ
ンジが開発されている。適応ダイナミックレンジ符号化
は、画像の持つ局所的特徴としてブロック内ダイナミッ
クレンジを定義して、主にレベル方向の冗長度を適応的
に除去して空間方向のエラー伝播を少なくする符号化の
方式である。
【0003】この適応ダイナミックレンジ符号化を用い
た適応ダイナミックレンジ符号化装置について簡単に説
明する。一般に、例えば画像信号を8ビットで量子化し
た場合、信号レベルが0〜255の256ステップの範
囲で変化する。画像の持つ局所的特徴としてブロック毎
に分割した際にブロック内のダイナミックレンジは、2
56ステップの範囲より小さくなる。
【0004】このように適応ダイナミックレンジ符号化
装置は、各ブロックに含まれる複数の情報の最大値MA
Xと最小値MINを検出し、これら最大値MAX及び最
小値MINからブロックのダイナミックレンジの値DR
を検出し、このダイナミックレンジの値DRに応じて元
の情報のビット数よりも少ないビット数により、再量子
化を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、適応ダイナ
ミックレンジ符号化装置は、例えば伝送画像情報をn×
nの画素を1ブロックとした場合、このブロックに対し
て復号時に必要になる最小値MINの8ビットとダイナ
ミックレンジの値DRの8ビットを付加情報として伝送
している。
【0006】ところが、低ビットレートに圧縮して例え
ば画像情報を伝送する場合、上記付加情報にそれぞれ8
ビットを用いると、この付加情報は、どのブロックも必
ず最小値MINの8ビットとダイナミックレンジの値D
Rの8ビットが必要になるが、このような付加情報は、
全体の情報圧縮、すなわちブロック内の適応量子化した
伝送画像情報に対して非常に重いものになっている。
【0007】そこで、本発明は、このような実情に鑑み
てなされたものであり、上記付加情報であるダイナミッ
クレンジの伝送情報量を低減化して低ビットレートの圧
縮に寄与させることができる適応ダイナミックレンジ符
号化又は復号化装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る適応ダイナ
ミックレンジ符号化装置は、入力信号をブロック分割
し、このブロック内の信号の最大値と最小値との差を示
すダイナミックレンジの大きさに応じてブロック内の信
号に対して適応量子化を行う適応ダイナミックレンジ符
号化装置において、上記ダイナミックレンジの値を所定
の入出力特性に応じて変換することによりビット数を低
減した値に変換するビット数低減変換手段を有し、上記
ビット数低減変換手段の入出力特性となる再量子化特性
を、入力ダイナミックレンジの値が大きいときの量子化
ステップ幅が、入力ダイナミックレンジの値が小さいと
きの量子化ステップ幅よりも大きくなるような非線形特
性とすることにより、上述した課題を解決する。
【0009】ここで、上記ビット数低減変換手段の入出
力特性を折れ線として上記ダイナミックレンジの値を変
換したり、入出力特性に対数特性を持たせて、上記ダイ
ナミックレンジの値を変換している。
【0010】また、適応ダイナミックレンジ復号化装置
は、ブロック毎に適応ダイナミックレンジ符号化され
た、ダイナミックレンジ情報がビット数低減された信号
を復号する適応ダイナミックレンジ復号化装置であっ
て、上記ビット数低減されたダイナミックレンジ情報を
元のダイナミックレンジのビット数に復元するビット数
復元手段を有してなることにより、上述の課題を解決す
る。
【0011】
【作用】本発明の適応ダイナミックレンジ符号化装置
は、入力信号をディジタル信号に変換し、このディジタ
ル信号をブロック化して上記各ブロック内の情報の最大
値と最小値との範囲を示すダイナミックレンジの値をビ
ット数低減変換手段でビット数低減することにより伝送
ビット数を低減している。
【0012】ここで、ビット数低減変換手段は、上記ビ
ット数低減変換手段の入出力特性を折れ線として上記ダ
イナミックレンジの値を変換したり、入出力特性に対数
特性を持たせて、上記ダイナミックレンジの値を変換し
てビット数の低減を行っている。
【0013】本発明の適応ダイナミックレンジ復号化装
置は、供給される付加情報の一つであるダイナミックレ
ンジの値にビット数の低減が施されたダイナミックレン
ジの値をビット数復元手段で上記ビット数の低減に用い
た関数に対して逆のビット数拡張を行う関係にある逆関
数により元のダイナミックレンジのビット数に復元す
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る適応ダイナミックレンジ
符号化又は復号化装置の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。ここで、この実施例における入力情
報は、画像信号を用いている。
【0015】図1は、この適応ダイナミックレンジ符号
化装置についての概略的なブロック図を示している。
【0016】入力信号をブロック分割し、このブロック
毎の信号の最大値と最小値との差を示すダイナミックレ
ンジの値DRに応じてブロック内の信号に対して適応量
子化を行う適応ダイナミックレンジ符号化装置は、上記
ダイナミックレンジの値DRをビット数低減した値に変
換するビット数低減変換手段であるビット数低減変換部
17を設けて構成している。
【0017】適応ダイナミックレンジ符号化装置の接続
について図1を参照しながら説明する。入力端子10を
介して画像信号がA/D変換器(ADC)11に供給さ
れる。A/D変換器11は、変換したディジタル信号を
ブロック化するためブロック化メモリ部12に供給す
る。ブロック化メモリ部12は、画素に対応したディジ
タル信号を例えばn×nの画素で構成するブロック毎に
伝送画像情報をブロック化している。ブロック化メモリ
部12は、各ブロック毎の伝送画像情報を最大値・最小
値検出部13と遅延回路14にそれぞれ供給している。
【0018】最大値・最小値検出部13は、各ブロック
内における最大値MAXと最小値MINを検出してい
る。遅延回路14は、上記最大値・最小値検出部13の
検出処理に要する時間だけブロック化された伝送画像情
報を遅延させて減算器16の一端側に供給している。
【0019】また、上記最大値・最小値検出部13は、
検出した最大値MAXを減算器15の一端側に供給して
いる。この最大値・最小値検出部13は、検出した最小
値MINを上記減算器15の他端側に供給すると共に、
上記減算器16の他端側にもそれぞれ供給している。
【0020】上記減算器15は供給される最大値MAX
と最小値MINの差をダイナミックレンジの値DRとし
てビット数低減変換部17と量子化器18にそれぞれ出
力している。また、減算器16は、ブロック内の各画素
のレベルと最小値MINとの差データΔDを量子化器1
8に出力している。
【0021】量子化器18では減算器15からの上記差
データΔDを上記ダイナミックレンジの値DRに応じた
量子化ステップ幅で再量子化し、得られたディジタルデ
ータDTをフレーム化部19に供給している。ビット数
低減変換部17は、供給されるダイナミックレンジの値
DRのビット数の低減を行ってフレーム化部19にダイ
ナミックレンジの値drを出力する。
【0022】フレーム化部19は、これら適応量子化さ
れたブロック毎のデータを伝送に適したデータにしてフ
レーム毎に出力端子20を介して出力している。
【0023】ビット数低減変換部17は、図2に示す概
略的な構成になっている。各ブロック毎のダイナミック
レンジの値DRが最大8ビットのレベルに関する画像情
報として入力信号ラッチ部17aに供給される。入力信
号ラッチ部17aは、入力端子21を介して供給される
クロックによりダイナミックレンジの値DRを取り込
み、ビット数低減の変換を行うROM17bに供給して
いる。ROM17bは後述する関数に基づいた出力を出
力信号ラッチ部17cに供給している。出力信号ラッチ
部17cは、上記クロックに応じてビット数が低減され
たダイナミックレンジの値drを出力している。
【0024】ビット数低減変換部17におけるビット数
低減変換が、図2に示したROM17bで行っているこ
とは既に述べた。ビット数低減を行うため、ビット数低
減変換部17は、上記ダイナミックレンジの値を変換す
る入出力特性を折れ線としている。
【0025】実際に、図3に示す関数は、上記ビット数
の低減が行われる前のダイナミックレンジに相当する入
力xの0〜255においてx=0から所定の値x=αま
でy=xの直線を用い、α<x<255の範囲では、最
大値x=255で値y=127となる直線を用いてい
る。
【0026】すなわち、ダイナミックレンジの値DRが
所定の値αより大きい範囲で使用する関数は、例えばダ
イナミックレンジの値DRを再量子化したダイナミック
レンジの値drの取り得る最大値をdr=127に設定
した場合、 y=(127-α)x/(255-α)+(255-127)α/(255-α) (1) という式(1)で表される関数を用いている。
【0027】これにより、上記ビット数低減されたダイ
ナミックレンジの値drに相当する出力信号yの範囲
は、0<y<127となり、従来の最大値DR=255
に対して半分になる。このような関数を用いることによ
り、再量子化した後のビット数は、従来の8ビットより
少ない7ビット以下で表すことができる。
【0028】このようなビット数低減を行うと、ダイナ
ミックレンジの値DRの大きな領域の情報が粗いステッ
プで表現されることになるが、この量子化ステップで表
してもマスキング効果によって視覚的にこの領域の信号
が目立たなくなる特性があるから問題ない。
【0029】このようにビット数低減変換部17に折れ
線状の特性を持たせることは、元のダイナミックレンジ
の値DRを所定の値αを境に量子化ステップ幅を変更し
て新たなダイナミックレンジの値drに再量子化するこ
とに相当する。ここで、上記値αより大きいダイナミッ
クレンジの値DRに対する量子化ステップ幅は、値α以
下のダイナミックレンジの値DRに対する量子化ステッ
プ幅よりも大きくとることになる。
【0030】また、本発明の他の実施例として図4に示
す関数は、ビット数低減変換を行うROM17bの変換
関数に出力yを最大127ステップに圧縮する対数変換
を用いてビット数の低減を行っている。具体的に上記対
数関数は、 y=loga (1+x) (2) である。ただし、対数の底aは、 127=loga (1+255) (3) を満足する値でなければならない。
【0031】この対数特性を用いることによって再量子
化後のビット数が8ビットより少ない7ビット以下にな
るように決定された対数曲線になっている。この対数曲
線は、図4に示すようにダイナミックレンジの小さい領
域で略々従来通りのy=xに近い関係を示し、ダイナミ
ックレンジの大きな領域で、よりマスキング効果を利用
して視覚的に目立たなくなる特性を用いている。
【0032】また、前記ROM17bを交換すれば別の
関数に切り換えて使用することができる。
【0033】このように構成することにより、付加情報
の一つであるダイナミックレンジの低ビット化を図る際
に視覚的な劣化を伴うことなく、簡単な回路構成で伝送
する情報量の削減を行うことができる。さらに小さいビ
ット数に変換する場合には、ダイナミックレンジの値d
rの出力の最大値を値127から値63、あるいは値3
1ステップに設定することにより、それぞれ値を表すビ
ット数を6ビット、あるいは5ビットに対応したビット
低減させて表現することができる。
【0034】なお、本発明の適応ダイナミックレンジ符
号化装置としては、ダイナミックレンジの値DRを表現
する上で折れ線状の入出力特性で変換したり、対数変換
してビット数低減を図る実施例を述べたが、本発明は上
述した実施例に限定されるものでなく、ダイナミックレ
ンジの小さい領域で入力と出力の関係が、例えばy=x
のように1対1に近く、入力側のダイナミックレンジの
大きい領域で出力を7ビット以下で表すことができる関
数を用いて変換すれば問題ない。
【0035】次に、本発明の適応ダイナミックレンジ復
号化装置の概略的な構成について図5を参照しながら説
明する。ここで、この適応ダイナミックレンジ復号化装
置の説明に際して使用する入力信号に上述した画像信号
が適応ダイナミックレンジ符号化装置からの圧縮されブ
ロック化されたエンコード出力を用いている。
【0036】ブロック毎に適応ダイナミックレンジ符号
化された、ダイナミックレンジ情報がビット数低減され
た信号を復号する適応ダイナミックレンジ復号化装置で
あって、上記ビット数低減されたダイナミックレンジ情
報であるダイナミックレンジdrを元のダイナミックレ
ンジのビット数に復元するビット数復元手段であるビッ
ト数復元変換部24を設けて構成している。
【0037】入力端子22を介して供給されるディジタ
ルデータがフレーム分解部23に供給されている。フレ
ーム分解部23は、フレーム毎に供給されたディジタル
データをビット数復元変換部24、デコーダ25及び加
算器26にそれぞれ適応量子化されたディジタルデータ
DT、上述のようにビット数低減されたダイナミックレ
ンジの値dr及び最小値MINを出力している。
【0038】ビット数復元変換部24は、ビット数低減
されたダイナミックレンジの値drをエンコード側でビ
ット数の低減に用いた関数と逆の関係にある逆関数を用
いて元のダイナミックレンジの値DRを復元している。
ビット数復元変換部24は、復元したダイナミックレン
ジの値DRをデコーダ25に供給している。
【0039】デコーダ25は、ビット数復元変換部24
から供給される元のダイナミックレンジの値DRに基づ
いて適応量子化されたディジタルデータDTを上記差デ
ータΔDにしている。差データΔDは、前述した各画素
のレベルと最小値MINとの差を示すものである。デコ
ーダ25は、差データΔDを加算器26の一端側に供給
している。また、加算器26の他端側にビット数復元変
換部24を介して最小値MINが供給されている。
【0040】加算器26は、最小値MINと上記差デー
タΔDとを加算して元の各画素情報のデータにしてブロ
ック分解部27に供給している。ブロック分解部27
は、ブロック化したデータを元のシーケンシャルなデー
タの並びのデータに戻してD/A変換器28に供給して
いる。D/A変換器28はこのデータをアナログ信号に
変換して出力端子29を介して出力している。
【0041】ビット数復元変換部24は、エンコーダ側
でのビット数低減変換部17の出力を示す変数yが変数
xの関数として表されるとき、図3に示した変数yにお
ける所定の値αを境にビット数低減させた処理と逆のビ
ット数復元処理を行うため、変数xをyの関数とみなす
逆関数(一点鎖線)を用いて変換を行っている。また、
ビット数復元変換部24は、図4に示した対数変換によ
る対数曲線を用いた場合もビット数復元を行うため、y
=xに対して折り返しで表すことができる関数の軌跡
(一点鎖線を参照)の関係を用いてビット数復元を行っ
ている。
【0042】このようにして適応ダイナミックレンジ符
号化で用いた関数の逆関数を用いることにより、ビット
数を低減化して伝送された情報を簡単な構成で復元する
ことができる。この復元に際して視覚特性が劣化するこ
となく、復元することができる。
【0043】以上のように構成することにより、適応ダ
イナミックレンジ符号化装置は、簡単な回路構成で付加
情報の一つであるダイナミックレンジのビット数低減を
視覚的劣化を伴うことなく、情報量の削減を図ることが
できる。このようにビット数低減することにより、記録
媒体に情報を記録する時間を長時間にすることができ
る。また、適応ダイナミックレンジ復号化装置は、簡単
な回路構成でロバスト性が強く、符号化の際にビット数
低減されたダイナミックレンジを元のビット数に視覚特
性が劣化することなく、復元することができる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の適応ダイナミックレンジ符号化装置によれば、入力
信号をブロック分割し、このブロック毎の信号の最大値
と最小値との差を示すダイナミックレンジの大きさに応
じてブロック内の信号に対して適応量子化を行う適応ダ
イナミックレンジ符号化装置において、上記ダイナミッ
クレンジの値をビット数低減した値に変換するビット数
低減変換手段を有してなることにより、簡単な回路構成
で付加情報の一つであるダイナミックレンジのビット数
低減を視覚的劣化を伴うことなく行い、伝送する情報量
の削減を図ることができる。このようにビット数低減す
ることにより、記録媒体に情報を記録する時間を長時間
にすることができる。
【0045】また、適応ダイナミックレンジ復号化装置
は、ブロック毎に適応ダイナミックレンジ符号化され
た、ダイナミックレンジ情報がビット数低減された信号
を復号する適応ダイナミックレンジ復号化装置であっ
て、上記ビット数低減されたダイナミックレンジ情報を
元のダイナミックレンジのビット数に復元するビット数
復元手段を有してなることにより、簡単な回路構成でロ
バスト性が強く、符号化の際にビット数低減されたダイ
ナミックレンジを元のビット数に視覚特性が劣化するこ
となく、復元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適応ダイナミックレンジ符号化装置の
一実施例における概略的なブロック図である。
【図2】図1に示した適応ダイナミックレンジ符号化装
置のビット数低減変換部の構成を示す概略的な回路図で
ある。
【図3】図2のROMに内蔵する折れ線状の入出力特性
を示した模式図である。
【図4】図2のROMに内蔵する対数曲線の入出力特性
を示した模式図である。
【図5】本発明の適応ダイナミックレンジ復号化装置の
一実施例における概略的なブロック図である。
【符号の説明】
10、21、22・・入力端子 11・・・・・・・・A/D変換器 12・・・・・・・・ブロック化部 13・・・・・・・・最大値・最小値検出部 14・・・・・・・・遅延回路 15、16・・・・・減算器 17・・・・・・・・ビット数低減変換部 18・・・・・・・・量子化器 19・・・・・・・・フレーム化部 20、29・・・・・出力端子 23・・・・・・・・フレーム分解部 24・・・・・・・・ビット数復元変換部 25・・・・・・・・デコーダ 26・・・・・・・・加算器 27・・・・・・・・ブロック分解部 28・・・・・・・・D/A変換器

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号をブロック分割し、このブロッ
    ク内の信号の最大値と最小値との差を示すダイナミック
    レンジの大きさに応じてブロック内の信号に対して適応
    量子化を行う適応ダイナミックレンジ符号化装置におい
    て、 上記ダイナミックレンジの値を所定の入出力特性に応じ
    変換することによりビット数低減した値に変換する
    ビット数低減変換手段を有し、 上記ビット数低減変換手段の入出力特性となる再量子化
    特性を、入力ダイナミックレンジの値が大きいときの量
    子化ステップ幅が、入力ダイナミックレンジの値が小さ
    いときの量子化ステップ幅よりも大きくなるような非線
    形特性とする ことを特徴とする適応ダイナミックレンジ
    符号化装置。
  2. 【請求項2】 上記ビット数低減変換手段の入出力特性
    を折れ線として上記ダイナミックレンジの値を変換して
    ビット数を低減することを特徴とする請求項1記載の適
    応ダイナミックレンジ符号化装置。
  3. 【請求項3】 上記ビット数低減変換手段の入出力特性
    に対数特性を持たせて、上記ダイナミックレンジの値を
    変換してビット数を低減することを特徴とする請求項1
    記載の適応ダイナミックレンジ符号化装置。
  4. 【請求項4】 ブロック分割された信号のブロック内の
    最大値と最小値との差を示すダイナミックレンジの大き
    さに応じてブロック内の信号に対して適応量子化が施さ
    れた信号を、上記ダイナミックレンジの値が所定の入出
    力特性に応じて変換されることによりビット数が低減さ
    れて得られた付加情報に基づいて復号する適応ダイナミ
    ックレンジ復号化装置であって、上記付加情報を上記所定の入出力特性とは逆の入出力特
    性に応じて変換することにより元の ビット数のダイナミ
    ックレンジの値に復元するビット数復元手段を有し、 上記ビット数復元手段の入出力特性となる再量子化特性
    を、入力ダイナミックレンジの値が大きいときの量子化
    ステップ幅が、入力ダイナミックレンジの値が小さいと
    きの量子化ステップ幅よりも小さくなるような非線形特
    性とする ことを特徴とする適応ダイナミックレンジ復号
    化装置。
  5. 【請求項5】 上記ビット数復元手段の入出力特性を折
    れ線として上記ダイナ ミックレンジの値を変換してビッ
    ト数を復元することを特徴とする請求項4記載の適応ダ
    イナミックレンジ復号化装置。
  6. 【請求項6】 上記ビット数低減変換手段の入出力特性
    に指数特性を持たせて、上記ダイナミックレンジの値を
    変換してビット数を復元することを特徴とする請求項4
    記載の適応ダイナミックレンジ復号化装置。
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