JPH06112564A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH06112564A
JPH06112564A JP4283817A JP28381792A JPH06112564A JP H06112564 A JPH06112564 A JP H06112564A JP 4283817 A JP4283817 A JP 4283817A JP 28381792 A JP28381792 A JP 28381792A JP H06112564 A JPH06112564 A JP H06112564A
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JP
Japan
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laser diode
transistor
beam intensity
printer
value
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JP4283817A
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English (en)
Inventor
Toshihisa Yamanaka
俊久 山中
Eiji Okabayashi
英二 岡林
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40025Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales
    • H04N1/40037Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales the reproducing element being a laser
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/12Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
    • G06K15/1204Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers involving the fast moving of an optical beam in the main scanning direction
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0082Architecture adapted for a particular function
    • G06K2215/0085Error recovery

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  • Semiconductor Lasers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主電源オンとした後の最初のプリント時に生
じる画像形成時の不安定を防止する。 【構成】 トランジスタQ2 ,レーザダイオードLDと
夫々直列に接続されている制御トランジスタQ3 のベー
スをビーム強度制御信号DA1 ,DA2 に接続し、主電
源オン時にCPUの内部レジスタへの初期値の設定によ
り夫々所定出力のビーム強度制御信号DA1 ,DA2
生成し、これによって前記制御トランジスタQ3 をオン
状態としてプレヒートを開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光源としてレーザダイオ
ードを用いたレーザビームプリンタ,デジタル複写機等
のプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザダイオードを光源に用いたプリン
タにおいて、レーザダイオードを画像データに応じてオ
ン/オフするためのスイッチング回路と、レーザダイオ
ードのオン時の駆動電流を制御するため、そのレーザダ
イオードに直列に接続された制御トランジスタとを有す
るものが従来から知られている。このような回路では制
御トランジスタのベースに印加する信号値を調整するこ
とにより、レーザダイオードの駆動電流を制御すること
ができる。
【0003】図1は従来のレーザプリンタにおける画像
形成の制御過程を示すフローチャートである。従来のレ
ーザプリンタにあっては、先ずレーザプリンタの主電源
をオンするが、主電源をオンした直後にはレーザダイオ
ードはオフ状態に、また制御トランジスタのベースに印
加される信号も零の状態(≒0)に維持されたままであ
る。
【0004】従ってこの状態下では、レーザダイオード
の制御トランジスタには未だ電流は通流されずオフ状態
のままとなっている。そしてプリント指令が発せられる
と(ステップS1)、自動制御(APC)モードによる
制御が行われ(ステップS2)、レーザダイオードの制
御トランジスタに電流が通流され、レーザダイオードに
も通電が開始される。
【0005】この状態でレーザダイオードをオン又はオ
フ制御することで画像データのプリント処理が行われる
(ステップS3)ようになっている。即ちレーザダイオ
ードがオン状態になると、レーザダイオードを経て制御
トランジスタへの通電が行われ、レーザダイオードが発
光する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来装置にあってはレーザダイオードの自動制御の際、制
御時間が短いと制御用トランジスタのベース・エミッタ
間電圧(VBE)が安定する前に制御電圧(又は電流)が
固定されることとなるため、その後にVBEが変化すると
固定された制御電圧(又は電流)に対するレーザダイオ
ードへの流入電流も変化して印画ドットの大きさが変動
するという問題があった。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは主電源をオンした後の
初回の画像形成時から安定したプリンタ状態が得られる
ようにしたプリンタを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリンタ
は、プリンタ用のレーザダイオードと直列に接続された
制御トランジスタにより、前記レーザダイオードに与え
る駆動電流を制御するようにしたプリンタにおいて、主
電源がオンされるタイミングに応じて前記制御トランジ
スタをオン状態とすべくなしてあることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明はこれによって、主電源がオンされるの
に応じて制御トランジスタがオン状態となってプレヒー
トされることで、そのベース・エミッタ間電圧が安定
し、最初の画像形成時から安定したプリントが可能とな
る。
【0010】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
具体的に説明する。図1は本発明に係るプリンタのプリ
ント制御系を示す回路図である。図中PHはプリンタヘ
ッド、/LDATAは画像データ信号を示している。プ
リンタヘッドPHはプリンタ用のレーザダイオードL
D,モニター用のピンフォトダイオードPDを備えてお
り、レーザダイオードLDのバックライトをピンフォト
ダイオードPDに入射させ、その出力をモニタすること
でレーザダイオードLDの発光をフィードバック制御す
るようになっている。
【0011】画像データ信号/LDATAはプリントす
る画像のドットに対応して2値化されており、トランジ
スタQ1 のベース端子に抵抗R3 を介在させて接続され
ている。この信号ラインには抵抗R1 を介して低圧電源
(+5V)が接続され、また抵抗R2 を介在させて接地
されており、前記低圧電源にて適当な電位に維持されて
いる。
【0012】トランジスタQ1 のエミッタ端子は抵抗R
5 を介在させてトランジスタQ2 のベース端子に接続さ
れると共に、抵抗R5 ,R4 を介在させて低圧電源(+
5V)に接続され、コレクタ端子は接地されている。従
って画像データ信号/LDATAがローレベル「L」の
時にはトランジスタQ1 はオン(導通)状態となり、ま
たハイレベル「H」の時には、オフ(非導通)状態とな
る。そして、トランジスタQ1 がオンするとトランジス
タQ2 はオフ状態となり、またオフするとオン状態とな
る。
【0013】トランジスタQ2 は、プリンタヘッドPH
におけるレーザダイオードLDと並列に低圧電源(+5
V)に接続され、またトランジスタQ2 ,レーザダイオ
ードLDと直列にトランジスタ(制御トランジスタ)Q
3 が接続されている。
【0014】トランジスタQ3 はレーザダイオードLD
に流れる駆動電流を制御する為の制御トランジスタであ
り、そのベース端子には図示しないマイクロコンピュー
タのCPUから出力されるビーム強度制御信号DA1
DA2 が夫々抵抗R7 ,R8、差動増幅器IC,抵抗R
9 を介在させて接続され、またコレクタは前記トランジ
スタQ2 のエミッタ,レーザダイオードLDに接続さ
れ、更にエミッタは抵抗R6 を介在させて接地されてお
り、ベース端子に印加する電圧を制御することによって
レーザダイオードLDに流れる電流を制御するようにな
っている。
【0015】CPUは2チャンネルのD/A変換器(図
示せず)を備えており、8ビットの各内部レジスタ夫々
のカウント値に対応したアナログ信号であるビーム強度
制御信号DA1 ,DA2 を生成し、出力するようになっ
ている。このビーム強度制御信号DA1 ,DA2 は夫々
抵抗R7 ,抵抗R8 、差動増幅器IC,抵抗R9 を介し
て制御トランジスタQ3 のベース端子に入力される。
【0016】即ちCPUはビーム強度制御信号DA1
DA2 の値である各内部レジスタのカウント値を増減さ
せることにより、制御トランジスタQ3 のベース電流を
増減させる、レーザダイオードLDに流れる駆動電流を
制御することとなる。
【0017】制御トランジスタQ3 がオン状態であっ
て、画像データ信号/LDATAにLレベルの信号が与
えられていると、トランジスタQ2 はオフ状態であり、
低圧電源(+5V)からレーザダイオードLD,制御ト
ランジスタQ3 を介して電流が流れ、レーザダイオード
LDが発光する。
【0018】この時レーザダイオードLDに流れる駆動
電流は制御トランジスタQ3 のベース電圧により制御さ
れる。一方、制御トランジスタQ3 がオン状態で画像デ
ータ信号/LDATAにHレベルの信号が与えられる
と、トランジスタQ2 がオンし、低圧電源(+5)から
トランジスタQ2 ,Q3 を通じて電流がアースに流れ、
レーザダイオードLDに駆動電流は与えられず、発光し
ない状態となる。
【0019】前述したビーム強度制御信号DA1 は粗調
整に使用され、ビーム強度制御信号DA2 は微調整に使
用される。例えば一の内部レジスタr1 のカウント値が
1から256 に変化すると、レーザダイオードLDの駆動
電流は約 100mA変動し、他の内部レジスタr2 のカウ
ント値が1から256 に変化するとレーザダイオードLD
の駆動電流は約2mA変動するようになっている。
【0020】ビーム強度制御信号DA1 の初期値は次の
ように定められる。レーザダイオードLDの最小発振開
始電流を、例えば35mAとすると、差動増幅器ICの出
力V0 が最小になるのは制御トランジスタQ3 のトラン
ジスタ増幅率hFEが最大の時であり、hFE=390 、VBE
=0.7 (V)、R6 =20 (Ω) 、R9 =910(Ω) とする
とV0 =1.48 (V)となる。
【0021】ビーム強度制御信号DA1 出力をV0 と等
しくするにはビーム強度制御信号DA1 のレジスタの値
は76であるがビーム強度制御信号DA2 のオーバーフロ
ーを少なくするためにビーム強度制御信号DA1 の初期
値を74として、残りはビーム強度制御信号DA2 のレジ
スタの初期値とする。
【0022】また粗調用のビーム強度制御信号DA1
2ステップ分は微調用のビーム強度制御信号DA2 の97
ステップ分に相当するが、ビーム強度制御信号DA2
オーバーフローを少なくするために256 の中心値である
128 をビーム強度制御信号DA2 用のレジスタの初期値
とする。
【0023】次にレーザダイオードLDの発光強度を検
出するための回路について説明する。レーザダイオード
LDの前面から発光されるフロントビームは、感光体ド
ラムを露光して画像を形成する。一方レーザダイオード
LDの背面から発生されるバックビームは、ピンフォト
ダイオードPDに入射される。ピンフォトダイオードP
Dは、入射されたバックビームの強度に応じた電流を発
生する。
【0024】ピンフォトダイオードPDで発生した検出
電流は、可変抵抗VR1 を介在させて電圧に変換され、
コンパレータCTに与えられる。コンパレータCTは基
準電圧と検出電圧とを比較し、基準電圧>検出電圧の場
合はLレベルの、また基準電圧<検出電圧の場合はHレ
ベルのコンパレータ出力CO、ビーム強度を制御目標に
一致させるに必要な値を出力する。
【0025】コンパレータ出力COは図示しないマイク
ロコンピュータCPUに入力され、CPUはこのコンパ
レータ出力COに基づき前述の方法によりビーム強度制
御信号DA1 ,DA2 を生成し、出力する。
【0026】図3はビーム強度制御信号DA1 ,DA2
の制御タイミングを示すタイミングチャートである。プ
リンタの主電源がオンされると、粗調用のビーム強度制
御信号DA1 は初期値が「74」に、また微調用のビーム
強度制御信号DA2 は初期値「128 」に夫々設定され、
制御トランジスタQ3 をオン状態として待機する。
【0027】画像データ信号/LDATAのオン,オフ
制御によって自動制御(APC)が開始されると、ビー
ム強度制御信号DA1 の値が変化して制御トランジスタ
3のベース電圧(又は電流)の粗調が行われ、またビ
ーム強度制御信号DA2 の値が変化して同様に制御トラ
ンジスタQ3 のベース電流(又は電圧)の微調が行わ
れ、一枚目の画像データの形成が開始される。
【0028】一枚目の画像データの形成が終了すると、
ビーム強度制御信号DA2 による微調が行われる。なお
この時はビーム強度制御信号DA1 による粗調は行われ
ない。二枚目以降の画像データの形成についても同様に
反復して行われる。そして画像データの形成が終了する
と、ビーム強度制御信号DA1 ,DA2 共に待機状態に
戻る。故障等が生じてプリンタのカバーが開放されたと
きは主電源がオフされるため、ビーム強度制御信号DA
1 ,DA2 共に零となる。故障修復後、主電源が再びオ
ンされると前述したのと同様の過程でビーム強度制御信
号DA1 ,DA2 の制御が行われる。
【0029】次に図4,図5に示すフローチャートに基
づいて本発明に係るプリンタの動作を説明する。先ず図
4に示す如く、主電源がオンされるとビーム強度制御信
号DA1 ,DA2 に所定の初期値が設定され(ステップ
S11)、制御トランジスタQ3 がオン状態となり、プレ
ヒートされる。
【0030】制御トランジスタQ3 に対するビーム強度
制御信号DA1 ,DA2 による粗調, 微調が行われて、
自動制御(APC)が開始される(ステップS12)。そ
の後は図1に示す従来のレーザプリンタと実質的に同じ
であり、画像データ信号/LDATAのオン,オフ制御
で画像の形成が行われる(ステップS13)。
【0031】図5は主電源がオンされた後、ビーム強度
制御信号DA1 ,DA2 による粗調, 微調過程を詳細に
示すフローチャートである。先ず主電源がオンされる
と、内部レジスタr1 ,r2 に初期値が設定され、また
画像データ信号/LDATAをHレベル、即ちオフ状態
とする(ステップS21〜S23)。例えば内部レジスタr
1 の値である粗調用のビーム強度制御信号DA1 の初期
値は「74」に、また内部レジスタr2 の値である微調用
のビーム強度制御信号DA2 の初期値は「128 」に設定
される。
【0032】これによりCPUの出力ポートから、内部
レジスタr1 ,r2 のカウント値に応じたビーム強度制
御信号DA1 ,DA2 が出力され、制御トランジスタQ
3 がオンされプレヒートが開始されるが、画像データ信
号/LDATAがHレベルであるのでレーザダイオード
LDは未だ発光しない。
【0033】次にホストコンピュータより指令が入力さ
れると、ビーム強度制御を実行するが、前述した如く制
御トランジスタQ3 は主電源をオンしたときにこれに応
じて既にオン状態になっているので、ベース・エミッタ
間電圧(VBE)が安定した状態でビーム強度制御を開始
できる。
【0034】ビーム強度制御信号DA1 ,DA2 の制御
は粗調整の処理と、その後に続く微調整の処理からな
る。まず粗調は画像データ信号/LDATAをLレベル
にして(ステップS24)、レーザダイオードLDを発光
させ、次にこの発光強度が目標値に対して強いか弱いか
をコンパレータ出力COに基づき判定する(ステップS
25)。
【0035】発光強度が弱い場合(ステップS25でCO
=Lの場合)は内部レジスタr1 の値を+1し(ステッ
プS26)、粗調用のビーム強度制御信号を1ステップ分
強くし、ビーム強度制御信号DA1 の値が0か否かを判
断し(ステップS27)、0でない場合は再度発光強度の
判定を行う(ステップS28)。
【0036】未だ発光強度が弱い場合は、ステップS6
に戻って再度ビーム強度制御信号を1ステップ分強く
し、ビーム発光強度が目標値よりも強くなるまでこの動
作を繰り返す。ビーム強度が目標値を越えると(ステッ
プS28でCO=Hの場合)、ビーム強度制御信号DA1
の値を−1し(ステップS29)、粗調用のビーム強度制
御信号を1ステップ分弱くした後、微調整を行う。
【0037】一方、発光強度が強い場合(ステップS25
でCO≠Lの場合)、ビーム強度制御信号DA1 の値、
即ち粗調整の内部レジスタr1 の値を順次−1し(ステ
ップS30)、ビーム強度制御信号DA1 の値が0か否か
を判断し(ステップS31)、0でない場合は目標値より
ビーム強度が下回るか否かを判断し(ステップS32)、
下回ると(ステップS32でCO=L)、粗調整を終了
し、微調整を開始する。
【0038】なお、ステップS27,ステップS31におけ
る判断でレジスタr1 のオーバーフロー、又はアンダー
フローが検出された場合は、レーザダイオードLDのエ
ラー処理を実行する(ステップS33)。
【0039】次に、微調は粗調と同様にコンパレータ出
力COがLレベルか否かを判定し(ステップS34)、L
レベルの場合はステップS35〜S37の処理において、微
調用のビーム強度制御信号DA2 の値であるレジスタr
2 の値を1ずつインクリメントし、ビーム強度が目標値
を越えるとレジスタr2 の値を−1して終了する(ステ
ップS38)。
【0040】またHレベルの場合、即ちステップS34で
CO≠Lの場合はステップS39〜S41で内部レジスタr
2 の値を順次−1ずつディクリメントし、ステップS41
の判断で目標値よりビーム強度が下回ると調整を終了す
る。
【0041】ステップS36で、レジスタr2 のオーバー
フローが検出されると、粗調用のビーム強度制御信号D
1 の値であるレジスタr1 の値を+1して(ステップ
S42)、微調用のビーム強度制御信号DA2 の値である
レジスタr2 の値の最大値256 から粗調用のレジスタr
1 の値の1ステップに相当する48ステップ分を差し引い
た206 とし(ステップS44)、ステップS34に戻って前
述の処理を繰り返す。
【0042】またステップS40でレジスタr2 のアンダ
ーフローが検出されると、粗調用のビーム強度制御信号
DA1 の値であるレジスタr1 の値を−1し(ステップ
S45)、微調用レジスタr2 の値を粗調用のレジスタr
1 の値の1ステップ分に相当する48ステップより若干大
きい50ステップとし(ステップS47)、ステップS34に
戻って前述の処理を繰り返す。
【0043】ステップS43, ステップS46の判断でレジ
スタr1 のオーバーフロー又はアンダーフローが検出さ
れた場合は、ステップS33に進んでレーザダイオードL
Dのエラー処理を実行する。これらの処理を終了する
と、その時の各レジスタr1 ,r2 の値をホールドしペ
ージのプリントを実行する。
【0044】なお上述した一連の処理は主電源の投入か
ら1ページ目のプリント処理の前のビーム強度制御につ
いて示したが、図3のタイミングチャートに示した如
く、各ページ間においてはビーム強度の微調整のみを行
い、またプリントとプリントとの間の待機中又はジャム
等のエラー処理(カバーオープン)後の待機中において
は、内部レジスタr1 ,r2 に所定の値を設定して制御
トランジスタQ3 をオンし、制御トランジスタQ3 をプ
レヒートすることでベース・エミッタ間電圧(VBE)を
安定させる。
【0045】前述した制御トランジスタQ3 のベース電
流(プレヒート電流)I0 は、回路特性,トランジスタ
特性,レーザ特性を含めた特性関数をf(x)〔但しx
(%):許容光変動率〕として少なくとも下記(1) 式を
満足するように設定する。
【0046】
【数1】
【0047】(1) 式は具体的には下記(2) 式で表せる。
【0048】
【数2】
【0049】(2) 式において、n=1として(2) 式を下
記(3) 式として与えてもよい。
【0050】
【数3】
【0051】なお図1に示す実施例の場合のプレヒート
電流I0 は下記(4) 式で与えられる。
【0052】
【数4】
【0053】以下に(4) 式を求める過程について具体的
に説明する。プレヒート時における制御トランジスタQ
3 において図6(a) に示す如く制御トランジスタQ3
増幅率をhFE、ベース・エミッタ間電圧(V)をVBE
レーザダイオード発光量(mW)をP、微分効率(mW
/A)をη、変化光量(mW)をΔPとすると、変化光
量が許容光変動率x%以下となるプレヒート電流条件は
下記(5) 式で表せる。
【0054】
【数5】
【0055】また自動調整(APC)時は図6(b) に示
す如き値を用いると、電流I1 は下記(6) 式で表せる。
【0056】
【数6】
【0057】更に自動調整開始後、連続発光時は図6
(c) に示す如き値を用いると、電流変化量ΔIは下記
(7) 式で表せる。
【0058】
【数7】
【0059】ここでΔVBE(ベース・エミッタ間変化電
圧)とΔT(トランジスタ変化温度)との関係は、単位
温度に対するベース・エミッタ間電圧VBEの変化定数k
(V/℃)を用いて下記(8) 式で表わせる。
【0060】
【数8】
【0061】またトランジスタ変化温度ΔTと前記電流
1 ,I0 との関係は単位電流に対する温度変化定数l
(℃/A)を用いると下記(9) 式で表せる。
【0062】
【数9】
【0063】(5) 式のΔPにΔP=η・ΔIを代入する
と下記(10)式の如くになる。
【0064】
【数10】
【0065】(10)式に(7) 式を代入すると下記(11)式が
得られる。
【0066】
【数11】
【0067】(8) 式に(11)式を代入すると下記(12)式の
如くになる。
【0068】
【数12】
【0069】(9) 式に(12)式を代入すると下記(13)式の
如くになる。
【0070】
【数13】
【0071】I1 =P1 /ηを(3) 式に代入すると下記
(14)式が得られる。
【0072】
【数14】
【0073】(14)式をI0 について整理すると前記した
(4) 式が得られる。ちなみに表1に示す如き値を与えた
場合、レーザダイオード発光量:3(mw),許容光変
動率:10%以下と定めると、そのためのプレヒート電流
はI0 ≧9.4 (mA)になる。
【0074】
【表1】
【0075】なお上述の実施例では光源としてレーザダ
イオードを用いた場合を説明したが、他のフォトダイオ
ードを用いてもよい。
【0076】
【発明の効果】以上の如く本発明装置にあっては、主電
源をオン状態にするとレーザダイオードの制御トランジ
スタにプレヒート電流を通流することとしているから、
制御トランジスタにおけるベース・エミッタ間電圧が安
定し、レーザダイオードに対す流入電流が変化するのを
防止出来、レーザダイオードから安定した発光が得ら
れ、プリント開始初期から安定した画像形成が可能とな
る等本発明は優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のプリンタの主要制御過程を示すフローチ
ャートである。
【図2】本発明に係るプリンタの回路図である。
【図3】本発明プリンタにおけるビーム強度制御信号の
タイミングチャートである。
【図4】本発明に係るプリンタの主要制御過程を示すフ
ローチャートである。
【図5】本発明に係るプリンタのプレヒート制御の過程
を示すフローチャートである。
【図6】制御トランジスタの説明図である。
【符号の説明】
1 ,Q 2 トランジスタ Q3 制御トランジスタ /LDATA 画像データ信号 DA1 ,DA2 ビーム強度制御信号 CO コンパレータ出力 PH プリンタヘッド LD レーザダイオード PD ピンフォトダイオード IC 差動増幅器 CT コンパレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ用のレーザダイオードと直列に
    接続された制御トランジスタにより、前記レーザダイオ
    ードに与える駆動電流を制御するようにしたプリンタに
    おいて、主電源がオンされるタイミングに応じて前記制
    御トランジスタをオン状態とすべくなしてあることを特
    徴とするプリンタ。
JP4283817A 1992-09-28 1992-09-28 プリンタ Pending JPH06112564A (ja)

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