JPH06112496A - 絶縁ゲート型半導体装置 - Google Patents

絶縁ゲート型半導体装置

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JPH06112496A
JPH06112496A JP26211492A JP26211492A JPH06112496A JP H06112496 A JPH06112496 A JP H06112496A JP 26211492 A JP26211492 A JP 26211492A JP 26211492 A JP26211492 A JP 26211492A JP H06112496 A JPH06112496 A JP H06112496A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 IGBTの最大電流遮断能力は大きなまま
で、十分に低いオン抵抗を持つ絶縁ゲート型半導体装置
を提供すること。 【構成】 p+ 型エミッタ層11,n- 型高抵抗ベース
層12,p型ベース層13,n+ 型ソース層14,ゲー
ト電極17及び主電極18,19等からなる縦型のIG
BTのカソード側オンチャネル15とオンチャネル1
5′の間に、カソード電極18には接していないn+
エミッタ層22,このn+ 型エミッタ層22を覆うp型
ベース21を有するサイリスタ構造を設けた絶縁ゲート
型半導体装置において、このサイリスタ構造とIGBT
部分の面積比を最適な範囲に設定するべく、各層の厚み
方向と直交する横方向の単位セルサイズを120μm以
下としたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁ゲート型半導体装
置に係わり、特に電力用スイッチング素子として用いら
れる絶縁ゲート型半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電力用スイッチング素子として、
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(Insulated Gate
Bipolar Transistor :IGBT)が用いられている。
このIGBTの一例を、図10に示す。
【0003】図中1はp+ 型Si基板(エミッタ層)で
あり、この上に低不純物濃度のn- 型層(高抵抗ベース
層)2が形成され、このn- 型層2の表面にp型ベース
層3とn+ 型ソース層4が形成されている。ここで、n
+ 型ソース層4は、p型ベース層3の端部に自己整合的
にチャネル領域5を残した状態で形成されている。チャ
ネル領域5上には、ゲート絶縁膜を介してゲート電極7
が形成されている。そして、ソース層4上にはベース層
3上に同時に同時にコンタクトするソース電極(カソー
ド)8が形成され、p+ 型基板1の裏面にはドレイン電
極(アノード)9が形成されている。
【0004】この構造では、n+ 型ソース層4からチャ
ネル領域5を通ってn- 型層2に注入される電子電流に
対して、p+ 型基板1からn- 型層2への正孔注入が起
こり、この結果n- 型層2には多量のキャリア蓄積によ
る導電変調が起こる。n- 型層2に注入された正孔電流
はp型ベース層3のソース層4直下を通り、ソース電極
8へ抜ける。この構造は、サイリスタと似ているがサイ
リスタ動作はしない。ソース電極8がp型ベース層3と
+ 型ソース層4を短絡してサイリスタ動作を阻止して
おり、ゲート・ソース間電圧を零とすれば素子はターン
オフする。
【0005】しかしながら、この種のIGBTにおいて
は、アノード側エミッタの注入効率を上げることはでき
るが、寄生サイリスタのラッチアップを防止する目的か
らカソード側の電子注入の効率を上げるには限界があっ
た。このため、高抵抗ベース層中のキャリアの蓄積がサ
イリスタに比べて小さく、高耐圧素子の特性を決定する
上で最も支配的な高抵抗ベース層のオン抵抗の上昇は避
けられなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、バイ
ポーラトランジスタを基本構造とするIGBTにおいて
は、最大電流遮断能力は大きくできるが、サイリスタを
基本構造とするGTOサイリスタなどに比べてオン抵抗
が大きいという問題があった。
【0007】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、最大電流遮断能力は大
きなままで低いオン抵抗を持ち、かつ素子の高耐圧化が
可能な絶縁ゲート型半導体装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、縦型の
IGBTのカソード側オンチャネルとオンチャネルの間
に、カソード電極には接していないnエミッタを有する
サイリスタ構造又はダイオード構造を設け、このサイリ
スタ構造又はダイオード構造とIGBT部分の面積比を
最適な範囲に設定することにある。
【0009】即ち、本発明(請求項1)は、第1導電型
エミッタ層上に積層された第2導電型の高抵抗ベース層
と、この第2導電型の高抵抗ベース層の表面部に形成さ
れた第1導電型ベース層と、この第1導電型ベース層の
表面部に形成された第2導電型ソース層と、高抵抗ベー
ス層の表面部に第1導電型ベース層とは離間して形成さ
れた第2導電型エミッタ層と、第1導電型エミッタ層に
接する第1の主電極と、第1導電型ベース層及び第2導
電型ソース層に接する第2の主電極と、第2導電型ソー
ス層と第2導電型エミッタ層との間にゲート絶縁膜を介
して形成されたゲート電極とを備えた絶縁ゲート型半導
体装置において、各層の厚み方向と直交する横方向の単
位セルサイズを120μm以下としたことを特徴とす
る。
【0010】また、本発明(請求項2)は、第1導電型
エミッタ層上に積層された第2導電型の高抵抗ベース層
と、この高抵抗ベース層の表面部に形成された第1の第
1導電型ベース層と、高抵抗ベース層の表面部に第1の
第1導電型ベース層とは離間して形成された第2の第1
導電型ベース層と、この第2の第1導電型ベース層の表
面部に形成された第2導電型エミッタ層と、第1の第1
導電型ベース層の表面部に形成された第2導電型ソース
層と、第1導電型エミッタ層に接する第1の主電極と、
第1の第1導電型ベース層及び第2導電型ソースに接す
る第2の主電極と、第2導電型ソース層と第2導電型エ
ミッタ層との間にゲート絶縁膜を介して形成されたゲー
ト電極とを備えた絶縁ゲート型半導体装置において、各
層の厚み方向と直交する横方向の単位セルサイズを12
0μm以下、好ましくは5μm以上としたことを特徴と
する。
【0011】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、IGBT部分の第1導電型ベース層は高抵抗ベース
層の表面部にリング状に形成されており、この第1導電
型ベース層の内部表面に第1導電型ソース層がリング状
に形成されている。さらに、ゲート電極はリング状の第
1導電型ソース層の内側に形成されており、第2導電型
エミッタはゲート電極下に形成されている。
【0012】
【作用】本発明によれば、縦型のIGBTに隣接してサ
イリスタ又はダイオードが形成されることになり、高抵
抗ベース層のオン抵抗を低くして、スイッチング素子と
してのオン抵抗を低減させることができる。しかも、サ
イリスタ又はダイオードと直列に形成されているIGB
Tオンチャネルの抵抗を考慮して、サイリスタ又はダイ
オード部分の寸法を最適化(120μm以下)すること
により、オン抵抗をIGBT単独で得られる最小値より
も低くすることができる。従って、IGBTの最大電流
遮断能力は大きなままで、オン抵抗を十分小さくするこ
とが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例に係わる絶縁
ゲート型半導体装置の概略構成を示す平面図、図2は図
1の矢視A−A′断面図である。図中11はp+ 型のS
i基板(第1導電型エミッタ層)であり、この基板11
上に低不純物濃度のn- 型層(高抵抗ベース層)12が
形成されている。n- 型ベース層12の表面部にはp型
層(第1の第1導電型ベース層)13が矩形リング状に
形成され、p型ベース層13の内部表面にはn+ 型層
(第2導電型ソース層)14が矩形リング状に形成され
ている。
【0015】そして、上記各層を形成した素子表面にお
いて、n+ 型ソース層14の内側にゲート絶縁膜16を
介してゲート電極17が形成されている。また、n+
ソース層14上にはp型ベース層13と同時に同時にコ
ンタクトするソース電極(カソード電極;第2の主電
極)18が形成され、基板11の裏面にはドレイン電極
(アノード電極;第1の主電極)19が形成されてい
る。
【0016】ここまでの構成は従来素子と同様である
が、本実施例ではこれに加えて素子表面のゲート電極1
7の下に、p型ベース層13と離間してp型層(第2の
第1導電型ベース層)21が形成されている。そして、
このp型ベース層21の表面部の内側にn+ 型層(第2
導電型エミッタ層)22が形成されている。
【0017】このような構成であれば、p型ベース層2
1及びn+ 型エミッタ層22を設けたことにより、ソー
ス電極18には接していないn+ 型エミッタ層22,p
型ベース層21,n- 型ベース層12及びp+ 型エミッ
タ層11からなるサイリスタ構造が形成され、このサイ
リスタがIGBTと並列に接続されることになる。そし
て、縦型のIGBTのソース電極18から注入された電
子は、ゲート電極直下のn型チャネルを通り、オンチャ
ネル15とオンチャネル15′の間に設けられたサイリ
スタのn+ 型エミッタ層22に供給される。そして、こ
のサイリスタ構造により、高抵抗n- 型ベース層12の
オン抵抗は低くなる。
【0018】ここで、このサイリスタと直列に形成され
ているIGBTのオンチャネルの抵抗を考慮して、サイ
リスタ部分の面積を十分小さくする必要がある。図3
は、本構造素子のオン電圧分担を示したものである。V
1はn+ 型エミッタ層22の電圧降下、V2は高抵抗n
- 型ベース層12の電圧降下、V3はp+ 型エミッタ層
11の電圧降下、Vchは縦型のIGBTのn+ 型ソース
層14からサイリスタのn+ 型エミッタ層22までのM
OSFETのチャネル抵抗である。サイリスタのp型ベ
ース層21をIGBT部分と分離しているので、素子の
ターンオフ(ゲート電極17に−15Vを印加した時)
には、サイリスタのp型ベース層21とIGBTの部分
のp型ベース層13がpチャネルによりつながって素子
耐圧を保証する。
【0019】また、素子のオン状態では、サイリスタの
p型ベース層21は素子の外部電位に対してフローティ
ング又はそれに近い状態なので、このサイリスタがオン
状態に移行するためには、このサイリスタのn+ 型エミ
ッタ層22とp型ベース層21間のビルトイン電圧を越
える必要はなく、n+ 型エミッタ層22の幅を狭く設計
することができる。例えば、サイリスタのp型ベース層
21とIGBT部分のp型ベース層13が素子のオン状
態時につながっていた場合、このビルトイン電圧を越え
るためにサイリスタのnエミッタ幅を広くし、nエミッ
タ直下のラテラル抵抗でビルトイン電圧以上の電圧を稼
がないとサイリスタがオン状態にならない。
【0020】図4は、IGBT部分の設計は同じで、素
子のセルサイズを変化させた時の素子に流れる電流密度
を計算したものである。ここで、IGBT部分のサイズ
は一定(Ls=5μm)とし、サイリスタ構造部分のサ
イズを変えて、素子に流れる電流密度を計算した。ま
た、ホールのライフタイムτp は10μsとし、アノー
ド・カソード間電圧は2.6Vとした。
【0021】その結果、n+ エミッタなしの場合(IG
BT)は、セルサイズが小さくなるに伴い電流密度は大
きくなり、セルサイズが小さくなり過ぎると電流密度は
小さくなった。また、n+ エミッタありの場合(IGB
T+SCR)は、セルサイズの縮小と共に電流密度は大
きくなり、かつ常にn+ エミッタなしの場合よりも電流
密度は大きい。さらに、セルサイズが120μm以下と
なると、n+ エミッタなしの場合の最大の電流密度より
も大きくなった。
【0022】なお、図4の特性は、IGBT部分のサイ
ズや各層の厚み、その他のパラメータを変えると若干変
化するが、2つの曲線の関係は略一定であり、セルサイ
ズ120μm以下では、n+ エミッタありの場合のほう
が常にn+ エミッタなしの場合の最大の電流密度よりも
大きくなる。従って、n+ エミッタありの場合で、セル
サイズを120μm以下にすれば、従来得られない大き
な電流密度を得ることが可能となる。
【0023】このように、nエミッタ構造を持つ場合と
持たない場合(従来のIGBT)では、セルサイズ(n
エミッタ幅=セルサイズ−IGBT)120μm以下
で、nエミッタ構造を持つ場合が有利であることが分か
る。従って、セルサイズを120μm以下の例えば50
μmとすることにより、IGBTの最大電流遮断能力は
大きなままで、十分に低いオン抵抗を実現することがで
き、その有用性は大で持ある。
【0024】図5は、本発明の第2の実施例の要部を示
す素子構造断面図である。なお、図2と同一部分には同
一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実施
例は、第1の実施例におけるp型ベース層21を省略し
たものである。
【0025】この場合、サイリスタ構造の代わりに、n
+ 型エミッタ層22,n- 型ベース層12及びp+ 型エ
ミッタ層11からなるダイオード構造が形成されること
になるが、基本的な動作は第1の実施例と同様である。
そして、この実施例においてもIGBT部分の幅を一定
としダイオード構造部分の幅を可変して素子に流れる電
流密度を計算したところ、前記図4と略同様の結果が得
られた。つまり、セルサイズが120μm以下で、従来
のIGBTでは得られない大きな電流密度を得ることが
可能となる。
【0026】図6は、本発明の第3の実施例の要部を示
す素子構造断面図である。なお、図2と同一部分には同
一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実施
例は、第1の実施例におけるp型ソース層21を省略
し、n+ 型エミッタ層22の下部にp+ 型層23を選択
的に設けたものである。
【0027】この場合、p+ 型層23を含む部分がサイ
リスタ構造となり、第1の実施例と基本的に同様な動作
となり、この実施例においてもセルサイズが120μm
以下で、従来のIGBTでは得られない大きな電流密度
を得ることが可能となる。
【0028】図7は、本発明の第4の実施例の要部を示
す素子構造断面図である。なお、図2と同一部分には同
一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実施
例は、第1の実施例におけるp型ソース層21を省略
し、n+ 型エミッタ層22の下部にp型ソース層13に
つながるn型層24を設けたものである。
【0029】この場合も、基本的な動作は第1の実施例
と同様であり、セルサイズが120μm以下で従来のI
GBTでは得られない大きな電流密度を得ることが可能
となる。また、n型層24を設けたことにより、第2の
実施例に比してオン抵抗をより小さくすることができる
利点がある。
【0030】図8は本発明の第5の実施例に係わる絶縁
ゲート型半導体装置の概略構成を示す平面図、図9は図
8の矢視A−A′及びB−B′断面図である。なお、図
1,図2と同一部分には同一符号を付して、その詳しい
説明は省略する。
【0031】この実施例は、第1の実施例におけるp型
ソース層21を、n+ 型エミッタ層22を覆うだけでな
く、p型ソース層12の下にも形成したものである。具
体的には、n+ 型エミッタ層22が一方向に長いストラ
イプ状に形成され、素子の長辺方向ではIGBT部分と
サイリスタ構造部分とでp型ソース層21がつながって
おり、短辺方向ではp型ソース層21が分離されてい
る。ここで、図9(b)ではp型ソース層21はn+
エミッタ層22の下部の一部に形成されているが、n+
型エミッタ層22を完全に覆うように形成してもよい。
但し、隣接するp層とは接触しないようにする。
【0032】このような構成であっても、IGBTに隣
接してサイリスタ構造が形成されることになり、素子の
短辺方向のセルサイズを120μm以下とすることによ
り、第1の実施例と同様の効果が得られる。
【0033】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々
変形して実施することができる。実施例では、ドレイン
電極側のエミッタ層をp型、ソース電極側のソース層を
n型としたが、これに限らず各層の導電型を全て逆にし
てもよい。また、各層の不純物濃度,深さ,大きさ等の
条件は仕様に応じて適宜設定すればよい。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、縦
型のIGBTのカソード側オンチャネルとオンチャネル
の間に、カソード電極には接していないnエミッタと、
縦型のIGBTのpベース層と電気的に絶縁又は抵抗を
介して接続されたpベース層を持つサイリスタ又はダイ
オードを設け、このサイリスタ(ダイオード)とIGB
Tの面積比を最適な範囲に設定することにより、最大電
流遮断能力は大きなままで低いオン抵抗を持ち、かつ素
子の高耐圧化が可能な絶縁ゲート型半導体装置を実現す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係わる絶縁ゲート型半導体装置
の素子構造を示す平面図。
【図2】図1の矢視A−A′断面図。
【図3】図2の素子の一部を示す素子構造断面図。
【図4】セルサイズと電流密度との関係を示す特性図。
【図5】第2の実施例の要部構成を示す素子構造断面
図。
【図6】第3の実施例の要部構成を示す素子構造断面
図。
【図7】第4の実施例の要部構成を示す素子構造断面
図。
【図8】第5の実施例に係わる絶縁ゲート型半導体装置
の素子構造を示す平面図。
【図9】図8の矢視A−A′及びB−B′断面図。
【図10】従来の絶縁ゲート型半導体装置の素子構造を
示す断面図。
【符号の説明】
11…p+ 型Si基板(第1導電型エミッタ層) 12…n- 型層(第2導電型高抵抗ベース層) 13…p型層(第1導電型ベース層) 14…n+ 型層(第2導電型ソース層) 15…チャネル領域 16…ゲート絶縁膜 17…ゲート電極 18…ソース電極 21…p型層(第1導電型ベース層) 22…n+ 型層(第2導電型エミッタ層) 23…p+ 型層 24…n型層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型エミッタ層上に積層された第2
    導電型の高抵抗ベース層と、この第2導電型の高抵抗ベ
    ース層の表面部に形成された第1導電型ベース層と、こ
    の第1導電型ベース層の表面部に形成された第2導電型
    ソース層と、前記高抵抗ベース層の表面部に前記第1導
    電型ベース層とは離間して形成された第2導電型エミッ
    タ層と、前記第1導電型エミッタ層に接する第1の主電
    極と、前記第1導電型ベース層及び第2導電型ソース層
    に接する第2の主電極と、前記第2導電型ソース層と第
    2導電型エミッタ層との間にゲート絶縁膜を介して形成
    されたゲート電極とを具備してなり、 前記各層の厚み方向と直交する横方向の単位セルサイズ
    が120μm以下であることを特徴とする絶縁ゲート型
    半導体装置。
  2. 【請求項2】第1導電型エミッタ層上に積層された第2
    導電型の高抵抗ベース層と、この高抵抗ベース層の表面
    部に形成された第1の第1導電型ベース層と、前記高抵
    抗ベース層の表面部に第1の第1導電型ベース層とは離
    間して形成された第2の第1導電型ベース層と、この第
    2の第1導電型ベース層の表面部に形成された第2導電
    型エミッタ層と、前記第1の第1導電型ベース層の表面
    部に形成された第2導電型ソース層と、前記第1導電型
    エミッタ層に接する第1の主電極と、前記第1の第1導
    電型ベース層及び第2導電型ソース層に接する第2の主
    電極と、前記第2導電型ソース層と第2導電型エミッタ
    層との間にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極
    とを具備してなり、 前記各層の厚み方向と直交する横方向の単位セルサイズ
    が120μm以下であることを特徴とする絶縁ゲート型
    半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06310708A (ja) * 1993-04-27 1994-11-04 Hitachi Ltd 複合半導体装置
KR100802461B1 (ko) * 2005-09-22 2008-02-14 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 반도체 장치

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