JPH06111942A - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

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JPH06111942A
JPH06111942A JP4260951A JP26095192A JPH06111942A JP H06111942 A JPH06111942 A JP H06111942A JP 4260951 A JP4260951 A JP 4260951A JP 26095192 A JP26095192 A JP 26095192A JP H06111942 A JPH06111942 A JP H06111942A
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JP
Japan
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data
control
illuminance
lighting
external light
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Application number
JP4260951A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nishinami
博 西奈美
Shigeyuki Tokunaga
重行 徳永
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 照明制御用のテーブルを自動作成する。 【構成】 照明負荷5−1〜5−5が接続された制御端
末器2−1〜2−5と、所要負荷の照明状態を伝送して
照明制御を行う主操作盤1とが伝送路を介して接続され
た照明制御システムに、ブラインド15の制御端末器1
6と、外光センサ11と、室内の照度センサ13と、こ
れらの検出データのデータ収集手段24と、制御端末器
に対し調光制御を行わせる制御データ及びブラインド1
5の開閉制御の制御データを送出するデータ送出手段2
5とメモリテーブルが記憶された記憶手段26と外光セ
ンサ11の収集データに応じて所定順でブラインド15
の開閉度制御及び所要照明負荷の調光制御データを送出
すると共に収集され照度センサ13のデータを得て外光
センサ11の検出データ及びブラインド15のデータと
調光度との対応メモリテーブルを作成する手段22を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一軒の家屋や一棟の
ビルなどの照明器を制御する照明制御システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光灯等の照明負荷が接続された
制御端末器と、この制御端末器に対し所要照明負荷につ
いて照明状態の制御データを伝送して照明制御を行う主
操作盤とが、伝送路を介して接続された照明制御システ
ムが知られている。このシステムでは、近年において、
窓から入り込む外光を考慮した照明制御(いわゆる昼光
利用照明制御)を行うべく、外光センサを設け、外光の
強度データを取り込んで、照明制御に用いるようにして
いる。
【0003】例えば、図21に示すように、外光センサ
の出力が外光の強度に応じて上昇するのに対し、室内照
度(lx;ルックス)が比例して上昇する。そこで、昼
光利用照明制御を行う場合、上記外光センサの出力のど
の範囲で行うかが問題となる。即ち、外光が所定程度な
ければ、昼光利用できず、また、西日等が直接部屋に入
るようなときには外光センサの出力が大きく昼光利用で
きない。従来においては、作業員が数日に亘って外光の
入り方とセンサ出力とを監視し、上限と下限とを決定
し、図22に示されるように、自然光と人口照明の光と
の和により室内が所定照度(百パーセント)となるよう
に昼光利用照明制御を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
照明制御システムによれば、作業員がセンサ出力の上限
と下限とを決定し、これをシステムに入力して昼光利用
照明制御を行わせるのであるから、必ずしも適切な上限
値や下限値を設定することができず、試行錯誤を繰り返
すこととなった。したがって、システムとして適切な照
明制御を行い得ず、また、上限値と下限値とを得るため
の試行錯誤が煩わしいという問題点が生じていた。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決せんとして
なされたもので、その目的は、昼光利用照明制御を行う
ための必要十分なデータを自動的に収集して編集して保
持できる照明制御システムを提供することである。ま
た、本発明は、的確な昼光利用照明制御を行うことので
きる照明制御システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、照
明負荷が接続された制御端末器と、この制御端末器に対
し所要照明負荷について照明状態の制御データを伝送し
て照明制御を行う主操作盤とが伝送路を介して接続され
た照明制御システムに、外光の強度を検出する外光セン
サと、室内の所要位置の照度を検出する照度センサと、
前記外光センサと照度センサとの検出データを収集する
データ収集手段と、前記制御端末器に対し所要照明負荷
の調光制御を行わせるための制御データを送出するデー
タ送出手段と、前記外光センサの検出データと所望照度
を得るための調光度とが対応付けられたメモリテーブル
が記憶される記憶手段と、前記データ収集手段により収
集された外光センサのデータに応じて、所定順で所要照
明負荷の調光制御を行うべく制御データを送出すると共
に、前記データ収集手段により収集された照度センサの
データを得て、前記外光センサの検出データと所望照度
を得るための調光度との対応メモリテーブルを作成する
テーブル作成手段とを備えさせて照明制御システムを構
成した。
【0007】そこで、本発明では、照明負荷が接続され
た制御端末器と、この制御端末器に対し所要照明負荷に
ついて照明状態の制御データを伝送して照明制御を行う
主操作盤とが伝送路を介して接続された照明制御システ
ムに、ブラインドが接続されこのブラインドの開閉制御
を行う制御端末器と、外光の強度を検出する外光センサ
と、室内の所要位置の照度を検出する照度センサと、前
記外光センサと照度センサとの検出データを収集するデ
ータ収集手段と、前記制御端末器に対し所要照明負荷の
調光制御を行わせる制御データ及び前記ブラインドを開
閉制御するための制御データを送出するデータ送出手段
と、前記外光センサの検出データ及び前記ブラインドの
開閉度に係るデータと所望照度を得るための調光度とが
対応付けられたメモリテーブルが記憶される記憶手段
と、前記データ収集手段により収集された外光センサの
データに応じて、所定順で前記ブラインドの開閉度制御
及び所要照明負荷の調光制御を行うべく制御データを送
出すると共に、前記データ収集手段により収集された照
度センサのデータを得て、前記外光センサの検出データ
及び前記ブラインドの開閉度に係るデータと所望照度を
得るための調光度との対応メモリテーブルを作成するテ
ーブル作成手段とを備えさせて照明制御システムを構成
した。
【0008】本発明に係る照明制御システムは、外光セ
ンサの検出データを前記収集手段を介して受けとり、当
該検出データに基づき記憶手段のメモリテーブルを検索
して、所要照明負荷の調光度データを得て、データ送出
手段を制御して上記調光度データに対応する制御データ
を送出させる照明制御手段を備える。
【0009】本発明に係る照明制御システムは、外光セ
ンサの検出データを前記収集手段を介して受けとり、当
該検出データに基づきブラインドの開閉度データを得
て、データ送出手段を制御して上記開閉度データに対応
する制御データを送出させる照明制御手段を備える。
【0010】更に、本発明に係る照明制御システムは、
照明制御手段による照明の実行とテーブル作成手段によ
るメモリテーブルの作成とを切り換えて、いずれかの実
行を指示するモード指示手段が備えられている。
【0011】また、本発明に係る照明制御システムは、
太陽の直射光の有無を検出する日照センサと、緯度と年
月日時分とに対応して、太陽の高度角と方位角とが記憶
されたデータベースと、システムが設置された場所の緯
度データと現在の年月日時分データとに基づき前記デー
タベースを参照して当該位置における太陽の高度角と方
位角とを検出する角度検出手段と、太陽の高度角と方位
角とに応じて、昼光利用照明制御の可否データが記憶さ
れている制御可否テーブルと、前記日照センサの検出デ
ータ及び前記角度検出手段により検出された太陽の高度
角と方位角とに基づき、昼光利用照明制御の可否を決定
する制御可否決定手段とを備える。
【0012】
【作用】本発明に係る照明制御システムは、上記の通り
に構成されるので、外光センサの出力を得ながら、所定
順序で照明負荷の調光制御がなされ、かつ、照度センサ
で該当箇所の照度を検出して、外光センサの検出データ
と所望照度を得るための調光度との対応メモリテーブル
が作成されて行く。つまり、所定の外光の強度が外光セ
ンサで検出されているときには、いずれの照明負荷をど
の程度の調光度で制御すれば、所定箇所の照度が幾つと
なるというテーブルが自動作成され、このテーブルを用
いて、必要な照明制御が可能となる。
【0013】本発明に係る照明制御システムは、上記の
通りに構成されるので、外光センサの出力を得ながら、
所定順序でブラインドの開閉制御及び照明負荷の調光制
御がなされ、かつ、照度センサで該当箇所の照度を検出
して、外光センサの検出データ及びブラインドの開閉度
と所望照度を得るための調光度との対応メモリテーブル
が作成されて行く。つまり、所定の外光の強度が外光セ
ンサで検出され、且つ、ブラインドの開閉度が所定であ
るときには、いずれの照明負荷をどの程度の調光度で制
御すれば、所定箇所の照度が幾つとなるというテーブル
が自動作成され、このテーブルを用いて、ブラインドの
開閉制御を含めた必要な照明制御が可能となる。
【0014】本発明では、外光センサの検出データを前
記収集手段を介して受けとり、当該検出データに基づき
記憶手段のメモリテーブルを検索して、所要照明負荷の
調光度データを得て、送出手段を制御して上記調光度デ
ータに対応する制御データを送出させる照明制御手段を
備え、作成されたテーブルにより的確な照明制御がなさ
れる。また、照明制御手段は、外光センサの検出データ
を前記収集手段を介して受けとり、当該検出データに基
づきブラインドの開閉度データを得て、送出手段を制御
して上記開閉度データに対応する制御データを送出させ
るため、ブラインドの開閉制御も的確になされる。
【0015】本発明に係る照明制御システムは、モード
切り換えにより、データ収集と照明制御用のテーブルの
作成と、作成されたテーブルを用いた照明制御とのいず
れでも行われる。
【0016】本発明に係る照明制御システムは、データ
ベースを用いて当該システムの設置場所に置ける太陽の
高度角と方位角とが検出され、このデータと太陽の直射
光に有無により昼光利用照明制御の可否決定がなされ、
適切な時に昼光利用照明制御が実行される。
【0017】
【実施例】以下添付図面を参照して、本発明に係る照明
制御システムを説明する。なお、各図において、同一構
成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略す
る。このシステムにおいては、主操作盤1と制御端末器
2−1,2−5、監視端末器3とが伝送路4により接続
されている。制御端末器2−1,2−5には、例えば、
蛍光灯等の照明負荷5−1,5−5が接続され、監視端
末器3にはスイッチ6−1〜6−2が接続されている。
このシステムでは、制御端末器2−1,2−5、監視端
末器3、照明負荷5−1、5−5、スイッチ6−1〜6
−2のそれぞれにアドレスが付与されており、監視端末
器3はスイッチ6−1〜6−2が操作されると、当該ス
イッチのアドレス及び自端末のアドレスを伝送路4を介
して主操作盤1に送信する。主操作盤1は、例えば、ミ
ニコンピュータ等により構成され、監視端末器及びその
スイッチのアドレスに対応させて制御端末器とその照明
負荷のアドレスと照明状態(全調光、段階調光の所定調
光度等)とが記憶されたメモリテーブルを備えており、
監視端末器3から送られてくるアドレスに基づき上記メ
モリテーブルを検索し、照明状態と制御すべき制御端末
器及び照明負荷のアドレスとからなる制御データを伝送
路4へ送信する。対応する制御端末器は自端末と同一の
アドレスである場合に制御データを取込み対応のアドレ
スを持つ照明負荷に対し対応の照明状態を現出させる。
【0018】また、制御端末器2−1、2−5には、調
光用のボリュームVRが接続されており、マニュアル操
作による調光の場合には、制御端末器2−1、2−5
は、このボリュームのデータを取り込み保持して調光制
御に用いると共に、主操作盤1へ送信して、自装置の状
態を通知しておく。従って、各制御端末器2−1、2−
5には、自装置の照明制御を行うための制御データを記
憶するメモリが備えられ、主操作盤1には、全制御端末
器2−1、2−5が用いている制御データを記憶するメ
モリが備えられている。
【0019】さらに、本実施例では、モータ14により
開閉されるブラインド15が窓に設置されており、上記
モータ14の回転情報(どの方向にどれだけ回転したの
か)を監視端末器3が得て、主操作盤1へ伝送する。す
なわち、モータ14の回転情報は、ブラインド15の開
閉度情報であり、主操作盤1は、この開閉度情報を得る
ことになる。また、監視端末器3の所定のスイッチは、
外光センサ11のデータによる照明制御を解除するマニ
ュアルスイッチに割り当てられている。
【0020】更に、所定制御端末器の所定照明負荷に対
し、外光の光量に基づく照明制御を行うために、伝送路
4にセンサ端末器10が接続され、外光センサ11で光
量を検出する。これは、照明対象位置に太陽光による間
接光等の自然光が入り、昼と夜、また、晴れの日と曇り
の日とで光量が変化することに自動的に対応するための
構成である。かかる構成により、外光センサ11から光
量信号を得て、これに対応して所要の照明負荷の連続調
光制御、段調光制御、点灯/消灯制御等の制御データを
主操作盤1から送信するように構成されている。
【0021】更に、本実施例では、センサ端末器10に
日照センサ12が接続され、太陽の直射光を受け、太陽
が出ているか(日照があるか)否かを検出している。こ
のデータもセンサ端末器10から制御端末器1に伝送さ
れている。また、センサ端末器10には、上記2つのセ
ンサが接続される以外に、複数の照度センサ13を接続
可能である。照度センサ13は室内の所定位置の照度を
検出するために用いられる。
【0022】また、伝送路4には、制御端末器16が接
続されており、モータ14に回転指示を与えてブライン
ド15の開閉度を制御するように構成されている。主操
作盤1には、モード切換手段21が備えられ、テーブル
作成モードと照明制御モードとの指定が可能となってい
る。テーブル作成モードが指定されると、テーブル作成
手段22が起動し、照明制御モードが指定されると、照
明制御手段23が起動する。データ収集手段24は、伝
送路4を介して各端末器から送られてくるデータを取り
込み、起動されているテーブル作成手段22または照明
制御手段23へ送出する。データ送出手段25は、起動
されているテーブル作成手段22または照明制御手段2
3の制御の下で、所要端末器に制御データを伝送して所
要の負荷状態(照明状態、ブラインド開閉状態)を現出
する。記憶手段26は、照明制御に用いる各種のデータ
が記憶された幾つかのメモリテーブルを有している。テ
ーブル作成手段22は、データ収集手段24により収集
された外光センサ11のデータに応じて、所定順でブラ
インド15の開閉度制御及び所要照明負荷5−1〜5−
5の調光制御を行うべく制御データを送出すると共に、
データ収集手段24により収集された照度センサ13の
データを得て、外光センサ11の検出データ及びブライ
ンド15の開閉度に係るデータと所望照度を得るための
調光度との対応メモリテーブルを記憶手段26内に作成
する。一方、照明制御手段23は、外光センサ11の検
出データを収集手段24を介して受けとり、当該検出デ
ータに基づきメモリテーブルよりブラインド15の開閉
度データを得て、データ送出手段25を制御して上記開
閉度データに対応する制御データを送出させ、外光セン
サ11の検出データをデータ収集手段24を介して受け
とり、当該検出データに基づき記憶手段26の所定メモ
リテーブルを検索して、所要照明負荷の調光度データを
得て、データ送出手段25を制御して上記調光度データ
に対応する制御データを送出させる。
【0023】次に、主操作盤1の具体的構成を図2に示
す。伝送路4に接続され、信号を送受、データのフォー
マット化、フォーマット化されたデータの分離等を行う
伝送路インタフェース111に、プロセッサ112が接
続されている。プロセッサ112にはROM、RAM等
からなり、このプロセッサ112が用いるプログラム及
びデータが記憶されるメモリ113が接続されている。
プロセッサ112には、基準クロックを与える発振器1
14、電源投入時の所定電圧が印加されたとき等の初期
においてリセットをプロセッサ112に与える初期リセ
ット回路115が接続されている。更に、プロセッサ1
12にはI/Oポート116を介して表示コントローラ
117に接続され、I/Oポート118を介して操作パ
ネル部119に接続されている。表示コントローラ11
7は表示部(LCD等)120に接続されている。メモ
リ113には、各制御端末器2に対応していずれの照明
負荷に対しどのような照明状態を現出するかを示すデー
タのメモリテーブルの他、各種メモリテーブルが記憶さ
れた記憶手段26が含まれ、また、フラグやレジスタが
設けられている。
【0024】図3には、制御端末器2の詳細な構成が示
されている。この制御端末器2においても、伝送路4に
接続され、信号を送受、データのフォーマット化、フォ
ーマット化されたデータの分離等を行う伝送路インタフ
ェース32に、プロセッサ31が接続されている。プロ
セッサ31には、入力ポート34を介して調光制御に係
るボリュームVRが接続され、また、出力ポート35を
介して調光制御部36、37が接続されている。プロセ
ッサ31には更に、制御データ等が記憶されるメモリ3
3が接続され、このメモリ33内のプログラム及びデー
タを用いてプロセッサ31は各部を制御する。調光制御
部36、37には照明負荷が接続される。
【0025】制御端末器16は、上記図3の構成におい
て、入力ポート34がなく、出力ポート35にモータ1
4のドライバが接続された構成とされる。センサ端末器
10は、上記図3の構成において、出力ポート35がな
く、入力ポート34に各センサが接続された構成とされ
る。監視端末器3は、このセンサ端末器10と同様であ
る。
【0026】上記の照明システムは、記憶手段26内の
メモリテーブルを作成すべく、照度センサ13がセンサ
端末器10に接続される。そして、各センサ等は、図4
に示されるように、建物(室)20に配置される。建物
20の窓17には、ブラインド15が設置され、窓1の
ある外壁には、外光センサ11、日照センサ12が取り
付けられている。室内の天井には照明負荷5−1〜5−
5が設置され、窓17から所定距離間隔xで所定高さの
位置に、照度センサ13が配置される。この例では、窓
17からの光が第3列目の照度センサ13の位置までし
か昼光利用照明に利用できる程度に影響を及ぼさないた
め、照度センサ13は3列分配置されているが、状況に
応じてn列分設けられる。
【0027】本実施例のメモリ113は、図5に示され
ているように、昼光利用無時の照明制御用メモリテーブ
ルが記憶されるエリア113Aと、昼光利用有時の照明
制御用メモリテーブルが記憶されるエリア113Bと、
ブラインド制御用メモリテーブル60が記憶されるエリ
ア113Cと、フラグやレジスタのエリア113Dと、
設定照度メモリテーブル56の記憶エリア113Eを含
む。昼光利用無時の照明制御用メモリテーブルが記憶さ
れるエリア113Aには、初期設定に係る調光度が各照
明負荷5−1〜5−5毎に指示された初期設定メモリテ
ーブル51と、その後のボリュウム調整により変更され
た各照明負荷5−1〜5−5毎の調光度が記憶される運
用メモリテーブル52とが設けられる。
【0028】ブラインド制御用メモリテーブル60は、
図6に示されるように、外光センサ出力に対応してブラ
インド15を開けた状態から閉じた状態まで適正なブラ
インドスラット角が記憶されたテーブルである。このブ
ラインド制御用メモリテーブル60は、後に示すよう
に、テーブル作成手段22が作成する。
【0029】昼光利用有時の照明制御用メモリテーブル
が記憶されるエリア113Bには、図7から図9に示さ
れるメモリテーブル53〜55が設けられる。メモリテ
ーブル53は、ブラインドスラット角毎のシートメモリ
に、外光センサ11の検出値に応じた各照度センサ13
の位置の自然光による照度が記憶される。メモリテーブ
ル54は、他の照明負荷の影響照度毎のシートメモリ
に、メモリテーブル53から求めた自然光照度と設定照
度(システムにより、各照度センサ13位置毎に設定さ
れ、設定照度メモリテーブル56に書き込まれる。)と
から決定される調光度が記憶される。メモリテーブル5
5は、各照度センサ13の列対応のシートメモリに、他
の照明負荷の調光度パターンに対応した影響照度が記憶
される。例えば、図9の第1番目のシートメモリは、第
1列目の照度センサ13の位置において、第2列目から
第n列目までの他の照明負荷の調光度が『17』『1
6』等にされると、当該第1列目の照度センサ13の位
置の照度が幾つとなるかを示している。以上のメモリテ
ーブル53〜55についても、後に示すように、テーブ
ル作成手段22が作成する。
【0030】更に、エリア113Dには、昼光利用照明
制御するか否かのフラグ61、窓際照明制御するか否か
のフラグ62、動作モードが照明制御モードかテーブル
作成モードかを示すフラグ63、ブラインドスラット角
の変位を記憶するレジスタ64、調光制御に係る照明負
荷5−1〜5−5の列の変位を記憶するレジスタ65、
xカウンタ66、yカウンタ67が備えられる。
【0031】図2に示した主操作盤1のメモリ113に
は、図10乃至図14に示されるフローチャートのプロ
グラムが記憶されており、プロセッサ112はこのプロ
グラムを用いて図1に示した各手段として動作する。以
下に、この動作を説明する。まず、システムの電源がオ
ンとされると、プロセッサ112は、図5のフラグ63
より動作モードをセンスし(71)、照明制御モードか
否かを検出する(72)。照明制御モードであれば、照
明制御プログラムを起動し(73)、照明制御モードで
なければ、テーブル作成プログラムを起動する(7
4)。ここに、フラグ63は、操作パネル部119の図
示せぬモード切換キーの操作を受けたプロセッサ112
によりオンオフされる。
【0032】ここでは、テーブル作成プログラムが起動
されたものとして、説明を続ける。プロセッサ112
は、図11のフローチャートのプログラムにより図6の
ブラインド制御用メモリテーブル60の作成を実行す
る。まず、制御端末器16へ制御データを送出してブラ
インドスラット角を制御し(75)、照度センサ13の
位置で所定照度になったかを照度センサ13の検出デー
タを収集して検出する(76)。ここに、所定照度にす
るとは、外光センサ11の出力が直射光を受けていない
レベルであることを条件として、最大照度となるように
スラット角度の制御を行うことを意味する。また、外光
センサ11の出力が直射光を受けているレベルである時
には、上記最大照度と同様な照度となるようスラット角
を制御する。このような制御を行って、そのときのブラ
インド15のスラット角と外光センサ11の検出データ
とを対応付けてメモリテーブル60に書き込み(7
7)、図12のフローチャートのプログラムの実行へ進
む。
【0033】図12のフローチャートでは、エリア11
3B内のメモリテーブルにすでに登録があるかを調べ
(78)、なければテーブル作成を実行し(79)、登
録がある場合には、オーバライトされる危険性を表示部
120に表示して警告をし(80A)、操作パネル部1
19からの確認入力を待って(80B)ステップ79へ
進む。勿論、確認入力は、例えば、システムの起動後の
モード指定と共に与えても有効とする。
【0034】上記のようにして、テーブル作成の実行へ
進むと、プロセッサ112は図13のフローチャートの
プログラムを用いて動作を行う。つまり、図5に示した
ブラインドレジスタ64に『0』をセットし(81)、
外光センサ11と各照度センサ13の検出出力を取り込
む(82)。この取り込んだデータを、メモリテーブル
53の、このときのブラインドスラット角に対応するシ
ートメモリに書き込む(83)。全列の照度センサ13
について書き込みができたか否かを検出し(84)、で
きていなければステップ82、83を繰り返す。このよ
うにして、書き込みが終了するとブラインドスラット角
を変更し、レジスタ64の内容を『1』プラスして(8
5)、ブラインドスラット角全てに変位段(i)につい
て実行したかを(i=i)を検出することにより行って
(86)、全てについて実行されていなければ、ステッ
プ82へ戻り、実行されると今度は、必要な照明負荷に
ついて調光制御を行って、残りのメモリテーブル54、
55を完成させる(87)。これ以降は、図11のブラ
インド制御用メモリテーブル60の作成に戻り、時々刻
々と変化する外光センサ11の検出データに対応してメ
モリテーブルを作成する。
【0035】次に、上記ステップ87で行われる残りの
メモリテーブル54、55を完成の動作を説明する。こ
れらのメモリテーブルについては、メモリテーブル55
から作成される。このときの動作は、図14に示される
ように、所定の照明負荷の調光制御を行って(88)、
照度センサ13による照度測定を行い(89)、データ
を該当メモリテーブルに書き込んで(90)、一通りの
データが書き込みが終了したかを検出し(91)、終了
となると図11のブラインド制御用メモリテーブル60
の作成に戻る。
【0036】ステップ88の調光制御は、n列の照明負
荷が有るとすると、図15に有るように、各列の調光度
を変化させて、照度検出を行う。つまり、図5のxレジ
スタ66に『0』、yレジスタ67に『0』をセットし
て、第n列の調光度を『1』、残りの列を『0』として
測定する。このときの各列の照度センサ13の検出値を
メモリテーブル55に書き込む。勿論、影響照度で有る
から、所定列のシートメモリを完成させる時には、当該
列の照明負荷の点灯は行わない。図15は、xレジスタ
66を歩進させてその列の照明負荷のみ調光度を上昇さ
せ、yレジスタ67を歩進させて次列の照明負荷の調光
度を上昇させることを示す。ここでは、調光度の段数を
『30』としてある。
【0037】さて、上記のようにして、影響照度のメモ
リテーブル55が作成され、次に、メモリテーブル54
が作成される。角照度センサ13の位置の照度は、自然
光による照度と影響照度と当該位置の照明負荷(真上の
照明負荷)による照度との和である。一方、当該位置の
照明負荷による照度が調光度により表される。従って、
設定照度を幾つとすれば、これは角照度センサ13の位
置の照度に等しく、所定影響照度のシートメモリ上で
は、設定照度と自然光照度とが決定されると当該位置の
照明負荷(真上の照明負荷)の調光度が決定され、メモ
リテーブル54を作成可能である。上記の説明の如くし
て、メモリテーブルが完成されて行く。
【0038】更に、本実施例では、メモリ113内に、
データベース94(図16)と、例えば、図18に制御
可否メモリテーブル96とが備えられている。データベ
ース94には、緯度と年月日時分とに対応して、太陽の
高度角と方位角とが記憶されている。制御可否メモリテ
ーブル96には、太陽の高度角と方位角とに応じて、昼
光利用照明制御の可否データが記憶されるのであるが、
ここでは簡単のため、方位角のみに基づき昼光利用照明
制御の可否データが決定されるとする。今、例えば、図
17に示されるように、建物20Aが図のような方位に
各窓a〜dが向くように建てられているとする。このと
き、破線で示すように、方位を『イ』から『チ』までの
8つに分け、太陽が上記8方位のいずれの位置にあるか
で、各窓毎の窓際照明制御を行うか否か決定した図18
のメモリテーブル96を作成し、記憶させる。このメモ
リテーブル96は、『0』が窓際照明制御無であり、
『1』が窓際照明制御有である。例えば、『イ』の方位
に太陽があると窓aを除き窓際照明制御有であることを
示している。
【0039】プロセッサ112は、図16に示す角度検
出手段93と制御可否決定手段95として動作する。即
ち、タイマ92から現在の年月日時分のデータを得ると
共に、予めセットされている当該システムの地球上にお
ける緯度データと上記現在の年月日時分のデータとに基
づき、データベース94を検索して、現在の太陽の高度
角と方位角とを得て、制御可否決定手段95へ与える。
制御可否決定手段95は、日照センサ12より日照あり
か否かのデータを得て、日照ありの時には、上記の現在
の太陽の高度角と方位角とから制御可否メモリテーブル
96を検索して、各窓における窓際照明の制御の可否あ
るいは昼光利用照明制御の可否を決定し、フラグ61、
62をセットリセットする。なお、制御可否メモリテー
ブル96のデータは、建物20Aの窓の向きや高さに応
じて変更される。
【0040】次に、図10のステップ72において、照
明制御のプログラムの起動が選択された場合を説明す
る。このとき、当然のことではあるが、照度センサ13
は接続配置されない。プロセッサ112は図19のフロ
ーチャートのプログラムによる動作を行う。まず、ブラ
インド及び調光制御のタイムスケジュールがオンとなっ
ているか、つまり、所定時刻か否かを検出し(15
1)、オンでなければ昼光利用をしない制御がなされ
る。例えば、初期設定メモリテーブル51による調光制
御、あるいは、運用メモリデータテーブル52による照
明制御がなされるのである。
【0041】一方、ブラインド及び調光制御のタイムス
ケジュールがオンとなっている場合には、日照センサ1
2の検出データにより直射光の有無を検出し(15
2)、無であればブラインド15を全開するかスラット
角が平行になるように制御端末器16を介してモータ1
4を制御する(154)。一方、直射光有りの場合に
は、外光センサ11の検出データに応じて、メモリテー
ブル60を検索しスラット角を得て制御端末器16を介
してモータ14を制御し、所定スラット角を実現する
(153)。次に、フラグ62を参照して、窓際照明制
御をするか否か検出する(155)。ここで、フラグ6
2がオフであれば、昼光利用無の制御がなされ(17
0)、フラグ62がオンであれば窓際の調光制御へと進
む(156)。
【0042】窓際の調光制御の詳細のフローチャート
が、図20に示されている。まず、プロセッサ112
は、フラグ61を参照して昼光利用するのか否か検出す
る(157)。昼光利用せぬ時にはステップ170にて
前述の制御がなされ、昼光利用する場合には、ブライン
ド15のスラット角と外光センサ11の検出データによ
り図7のメモリテーブル53から自然光による照度を検
出する(158)。次に、調光列レジスタ65に最初の
昇降すべき照明負荷の列データnをセットする(15
9)。この場合は、他の照明負荷の影響照度は無とし
て、図8のメモリテーブル54と列毎の設定照度メモリ
テーブル56のn列の設定照度データとにより、当該n
列目の照明負荷の調光度を求め(160)、該当制御端
末器2−nへ制御データを送出し調光制御を行う(16
1)。
【0043】調光列レジスタ65の内容から、『1』を
引き(162)、全列制御したかを(n=0)により検
出する(163)。残があれば、図7のメモリテーブル
53から当該列の自然港に寄る照度を得る。そして、図
9のメモリテーブル55から他の照明負荷の調光度パタ
ーンに基づき、当該調光列レジスタ65の内容に対応す
る列の影響照度を求め、この影響照度と設定照度メモリ
テーブル56の当該列の設定照度データと、上記で求め
た当該列の自然光による照度とから、当該列の照明負荷
の調光度を求める(164)。そして、該当制御端末器
2へ制御データを送出し調光制御を行う(165)。以
下、同様にして、各列の調光制御がなされる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
光センサの出力を得ながら、所定順序で照明負荷の調光
制御がなされ、かつ、照度センサで該当箇所の照度を検
出して、外光センサの検出データと所望照度を得るため
の調光度との対応メモリテーブルが作成されて行く。つ
まり、所定の外光の強度が外光センサで検出されている
ときには、いづれの照明負荷をどの程度の調光度で制御
すれば、所定箇所の照度が幾つとなるというテーブルが
自動作成され、このテーブルを用いて、必要な照明制御
が可能となる。つまり、従来の煩わしさから解放され、
適切な照明制御に必要なデータを自動的に得ることがで
きる。
【0045】また、本発明によれば、外光センサの検出
データを前記収集手段を介して受けとり、当該検出デー
タに基づき記憶手段のメモリテーブルを検索して、所要
照明負荷の調光度データを得て、送出手段を制御して上
記調光度データに対応する制御データを送出させる照明
制御手段を備え、作成されたテーブルにより的確な照明
制御がなされる。また、照明制御手段は、外光センサの
検出データを前記収集手段を介して受けとり、当該検出
データに基づきブラインドの開閉度データを得て、送出
手段を制御して上記開閉度データに対応する制御データ
を送出させるため、ブラインドの開閉制御も的確になさ
れるという効果がある。
【0046】更に本発明によれば、データベースを用い
て当該システムの設置場所に置ける太陽の高度角と方位
角とが検出され、このデータと太陽の直射光に有無によ
り昼光利用照明制御の可否決定がなされ、適切な時に昼
光利用照明制御が実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図。
【図2】本発明の実施例の主操作盤の構成図。
【図3】本発明の実施例の制御端末器の構成図。
【図4】本発明の実施例のシステムを採用した建物にお
けるセンサ等の配置図。
【図5】本発明の実施例の主操作盤のメモリのメモリマ
ップ。
【図6】本発明の実施例のメモリテーブルを示す図。
【図7】本発明の実施例のメモリテーブルを示す図。
【図8】本発明の実施例のメモリテーブルを示す図。
【図9】本発明の実施例のメモリテーブルを示す図。
【図10】本発明の実施例の動作を説明するフローチャ
ート。
【図11】本発明の実施例の動作を説明するフローチャ
ート。
【図12】本発明の実施例の動作を説明するフローチャ
ート。
【図13】本発明の実施例の動作を説明するフローチャ
ート。
【図14】本発明の実施例の動作を説明するフローチャ
ート。
【図15】本発明の実施例の動作を説明する図。
【図16】本発明の実施例の構成図。
【図17】太陽光による窓際照明の可否を決定する手法
の説明図。
【図18】太陽光による窓際照明の可否を決定するため
のメモリテーブルを示す図。
【図19】本発明の実施例の動作を説明するフローチャ
ート。
【図20】本発明の実施例の動作を説明するフローチャ
ート。
【図21】本発明による昼光利用照明制御を説明するた
めの図。
【図22】本発明による昼光利用照明制御を説明するた
めの図。
【符号の説明】
1 主操作盤 2−1〜2
−5 制御端末器 3 監視端末器 4 伝送路 5−1〜5−5 照明負荷 10 セン
サ端末器 11 外光センサ 12 日照
センサ 13 照度センサ 14 モー
タ 15 ブラインド 16 制御
端末器 21 モード切換手段 22 テー
ブル作成手段 23 照明制御手段 24 デー
タ収集手段 25 データ送出手段 26 記憶
手段 92 タイマ 93 角度
検出手段 94 データベース 95 制御
可否決定手段 96 制御可否メモリテーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷が接続された制御端末器と、こ
    の制御端末器に対し所要照明負荷について照明状態の制
    御データを伝送して照明制御を行う主操作盤とが伝送路
    を介して接続された照明制御システムにおいて、 外光の強度を検出する外光センサと、 室内の所要位置の照度を検出する照度センサと、 前記外光センサと照度センサとの検出データを収集する
    データ収集手段と、 前記制御端末器に対し所要照明負荷の調光制御を行わせ
    るための制御データを送出するデータ送出手段と、 前記外光センサの検出データと所望照度を得るための調
    光度とが対応付けられたメモリテーブルが記憶される記
    憶手段と、 前記データ収集手段により収集された外光センサのデー
    タに応じて、所定順で所要照明負荷の調光制御を行うべ
    く制御データを送出すると共に、前記データ収集手段に
    より収集された照度センサのデータを得て、前記外光セ
    ンサの検出データと所望照度を得るための調光度との対
    応メモリテーブルを作成するテーブル作成手段とを備え
    ることを特徴とする照明制御システム。
  2. 【請求項2】 照明負荷が接続された制御端末器と、こ
    の制御端末器に対し所要照明負荷について照明状態の制
    御データを伝送して照明制御を行う主操作盤とが伝送路
    を介して接続された照明制御システムにおいて、 ブラインドが接続され、このブラインドの開閉制御を行
    う制御端末器と、 外光の強度を検出する外光センサと、 室内の所要位置の照度を検出する照度センサと、 前記外光センサと照度センサとの検出データを収集する
    データ収集手段と、 前記制御端末器に対し所要照明負荷の調光制御を行わせ
    る制御データ及び前記ブラインドを開閉制御するための
    制御データを送出するデータ送出手段と、 前記外光センサの検出データ及び前記ブラインドの開閉
    度に係るデータと所望照度を得るための調光度とが対応
    付けられたメモリテーブルが記憶される記憶手段と、 前記データ収集手段により収集された外光センサのデー
    タに応じて、所定順で前記ブラインドの開閉度制御及び
    所要照明負荷の調光制御を行うべく制御データを送出す
    ると共に、前記データ収集手段により収集された照度セ
    ンサのデータを得て、前記外光センサの検出データ及び
    前記ブラインドの開閉度に係るデータと所望照度を得る
    ための調光度との対応メモリテーブルを作成するテーブ
    ル作成手段とを備えることを特徴とする照明制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 外光センサの検出データを前記収集手段
    を介して受けとり、当該検出データに基づき記憶手段の
    メモリテーブルを検索して、所要照明負荷の調光度デー
    タを得て、送出手段を制御して上記調光度データに対応
    する制御データを送出させる照明制御手段を備えること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明制御
    システム。
  4. 【請求項4】 外光センサの検出データを前記収集手段
    を介して受けとり、当該検出データに基づきブラインド
    の開閉度データを得て、送出手段を制御して上記開閉度
    データに対応する制御データを送出させる照明制御手段
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいず
    れか1項に記載の照明制御システム。
  5. 【請求項5】 照明制御手段による照明の実行とテーブ
    ル作成手段によるメモリテーブルの作成とを切り換え
    て、いずれかの実行を指示するモード指示手段が備えら
    れていることを特徴とする請求項3または請求項4記載
    の照明制御システム。
  6. 【請求項6】 太陽の直射光の有無を検出する日照セン
    サと、 緯度と年月日時分とに対応して、太陽の高度角と方位角
    とが記憶されたデータベースと、 システムが設置された場所の緯度データと現在の年月日
    時分データとに基づき前記データベースを参照して当該
    位置における太陽の高度角と方位角とを検出する角度検
    出手段と、 太陽の高度角と方位角とに応じて、昼光利用照明制御の
    可否データが記憶されている制御可否テーブルと、 前記日照センサの検出データ及び前記角度検出手段によ
    り検出された太陽の高度角と方位角とに基づき、昼光利
    用照明制御の可否を決定する制御可否決定手段とを備え
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1
    項に記載の照明制御システム。
  7. 【請求項7】 メモリテーブルは、他の照明負荷による
    影響照度を検出するテーブルと、外光センサの検出デー
    タ、ブラインド開閉度データから所定位置の照度を検出
    するテーブルとを含むことを特徴とする請求項1乃至請
    求項6のいずれか1項に記載の照明制御システム。
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