JP2008545185A - マスタユニットと複数のスレーブユニットとを備えた複数の装置を操作するためのシステム - Google Patents
マスタユニットと複数のスレーブユニットとを備えた複数の装置を操作するためのシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008545185A JP2008545185A JP2008518634A JP2008518634A JP2008545185A JP 2008545185 A JP2008545185 A JP 2008545185A JP 2008518634 A JP2008518634 A JP 2008518634A JP 2008518634 A JP2008518634 A JP 2008518634A JP 2008545185 A JP2008545185 A JP 2008545185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- master unit
- program
- sequential
- control
- application program
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/18—Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
- H04W84/20—Master-slave selection or change arrangements
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08C—TRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
- G08C17/00—Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link
- G08C17/02—Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link using a radio link
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/2803—Home automation networks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/2803—Home automation networks
- H04L12/2816—Controlling appliance services of a home automation network by calling their functionalities
- H04L12/282—Controlling appliance services of a home automation network by calling their functionalities based on user interaction within the home
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
- H04L41/08—Configuration management of networks or network elements
- H04L41/0893—Assignment of logical groups to network elements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/26—Network addressing or numbering for mobility support
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/20—Pc systems
- G05B2219/26—Pc applications
- G05B2219/2642—Domotique, domestic, home control, automation, smart house
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08C—TRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
- G08C2201/00—Transmission systems of control signals via wireless link
- G08C2201/10—Power supply of remote control devices
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/2803—Home automation networks
- H04L2012/284—Home automation networks characterised by the type of medium used
- H04L2012/2841—Wireless
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W84/00—Network topologies
- H04W84/18—Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Databases & Information Systems (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
システムは少なくとも1つのマスタユニットと複数のスレーブユニットとを含み、前記マスタユニットと前記スレーブユニットとは無線周波数チャンネルを介して通信する手段を有する。前記少なくとも1つのマスタユニットは前記スレーブユニットに制御信号を送信する手段を有し、前記スレーブユニットはそれぞれ固有のアドレスを有しかつそれぞれが制御可能な装置と関連づけられている。少なくとも1つのマスタユニットは、前記スレーブユニットの少なくとも1つへの制御信号の順次送信を実行する手段を有する。
【選択図】図1
【選択図】図1
Description
本発明は少なくとも1つのマスタユニットと複数のスレーブユニットとを備えたシステムであって、前記マスタユニットと前記スレーブユニットが無線周波数チャンネルを介して好適には双方向の通信を行う手段を有し、前記少なくとも1つのマスタユニットが前記スレーブユニットに制御信号を送信する手段を有し、前記スレーブユニットのそれぞれは固有のアドレスを有しかつそれぞれ制御可能な装置と関連づけられているシステムに関するものである。
上記タイプの制御システムにおいて、複数の装置を操作することは時間がかかり、比較的複雑であることがある。
従来技術において、使いやすさの向上を目的とし、かつそれを達成したと述べられているシステムがある。このようなシステムの一例はEP1340198B1に記載されており、そのシステムでは初期設定手続きの間、いくつかのユニットをリモートコントロールと関連づけることができる。その後グループ設定を行い、その際ユニットを1つずつ選択して、ある1つのグループに割り当てることができる。このようにして同時に操作されうるいくつかの装置を含むいくつかのグループを定義することができる。しかしながら、異なる装置の所望の設定を得るためには、ユーザはまだ何度もリモートコントロールを操作しなければならない。かくして、リモートコントロールを比較的多くの回数操作しなければならないのが煩わしいであろうことから、ユーザは普通、ユーザが使用することが可能な遠隔制御される装置によって得ることができる日々の快適さ等に関わる可能性を最大限に活用しようとしない傾向がある。
このため、本発明は使いやすさが向上し、複数の装置の操作を容易に行うことができるシステムを提供することを目的とする。
本発明はまた、例えば家庭用自動化システムが提供する時間を節約する機能をある程度使いやすくなし、それにより、ユーザがこれら機能を比較的簡単に利用できるようになるシステムを提供することを目的とする。
従って、概括的に本発明は、ユーザの毎日の快適さを向上させることを目的としており、これは例えば、家庭用自動化システム内で利用できる制御可能な装置をユーザのニーズに合わせて活用するようにユーザを動機付けすることにより行われる。
以下により詳細に説明するように、本発明はこれらおよびその他の目的を達成するものである。
本発明は少なくとも1つのマスタユニットと複数のスレーブユニットとを含むシステムであって、前記マスタユニットと前記スレーブユニットとは無線周波数チャンネルを介して通信する手段を有しており、前記少なくとも1つのマスタユニットは前記スレーブユニットに制御信号を送信する手段を有し、前記スレーブユニットはそれぞれ固有の(unique)アドレスを有しかつそれぞれが制御可能な装置と関連づけられており、前記少なくとも1つのマスタユニットは前記スレーブユニットの少なくとも1つへの制御信号の順次の送信を実行する手段を有するシステムに関わる。
これにより、スレーブユニットと関連する1以上の装置の順次の操作、例えばユーザによって予めプログラムされた順次の操作を、例えば簡単な開始コマンドによって行うことができる。更にこれを、スレーブユニットを比較的複雑でない仕方で設計することを許容しながら達成することができる。即ちマスタユニットが操作に関わるすべての情報を所有することになるため、スレーブユニットに要求されるのは一度に単一の操作を行うことができることだけである。また、例えば新たなユニットをすでにプログラムされている操作に干渉することなくシステムに付加することができるので、システムが融通の利くものとなる。
好ましくは、請求項2に記載のように、前記少なくとも1つのマスタユニットは開始指示に応答して前記スレーブユニットの少なくとも1つに前記制御信号の順次の送信を実行するようにしてもよい。
これにより、例えばキーパッド操作などのマニュアルの起動、システムに含まれるセンサ手段からの入力、タイマ入力などによって、実行を開始することができる。
請求項3に記載したように、好適な実施形態によれば、前記システムは少なくとも2つのタイプの所定のアプリケーションプログラムの1つに前記制御信号の順次の送信の実行を割り当てるようにしてもよい。
これにより、機能性の向上が容易になり、またユーザに、所定のものにユーザ定義のものを加えた広い範囲のアプリケーションを提供すると同時に最適な方法でシステムを実行することができる。
好適には、請求項4に記載したように、前記マスタユニットは前記制御信号の送信の遅延された実行を援助するタイミング手段を有してもよい。
これにより、時間に依存した操作の実行を行うことが出来るようになる。例として、制御信号の順次の送信が、例えば機能制御キーを起動した30分後に窓を例えば25%開くように窓操作装置30に送られる制御信号と、例えば更に10分後に窓を完全に閉じることを窓操作装置に指令する後続の制御信号とを含むようにすることができる。
請求項5に記載したように、更なる好適な実施形態によれば、前記マスタユニットは実時間基準スケール(real time base scale)での前記制御の送信の実行を援助する計時手段を含んでもよい。
これにより、時間に依存した操作の実行を、例えば毎日のルーティンとして実行することができるが、例えば、制御信号の順次送信に、毎日の同じ時間に例えば窓操作装置に送信される制御信号を含めることができる。
請求項6に記載したように、別の好適な実施形態では、前記マスタユニットは例えば特定のスレーブユニットのアドレスに関する情報、制御情報、時間情報などの前記順次送信に関する情報の記憶手段を有してもよい。
有利には、請求項7に記載のように、前記少なくとも2つのタイプは、実時間スケール(real time scale)に関連して前記制御信号の順次送信を実行するようになされている第1のタイプ(SF)のアプリケーションプログラムを含んでもよい。
これにより、以降はスマート機能(SF)アプリケーションプログラムとも称するこのような第1のタイプを、バックグラウンドで、例えばユーザ側からの入力を必要とすることなく実行できるアプリケーションプログラムとして設定することができ、また例えば窓の開閉などのスレーブユニットのマニュアルで起動された制御を、スマート機能の実行を妨げることなく行うことができるように設定することができる。
請求項8に記載したように、更なる有利な実施形態によれば、前記少なくとも2つのタイプのアプリケーションプログラムは、例えばマニュアルの起動、センサ手段からの入力、タイマ入力などの開始指示に関連して前記制御信号の順次送信を実行するようになされている第2のタイプ(LS)を含んでもよい。
これにより、以降はライフスタイルシナリオ(LS)アプリケーションプログラムとも称するこのような第2のタイプを、例えばキーパッドの操作、センサ手段からの入力などの特定の生起(particular occurrence)に応じて実行されるアプリケーションプログラムとして設定することができ、そしてそのようなアプリケーションプログラムを限定された期間に、例えば24時間の期間内に起こる動作(actions)に限られるように制限することができる。
有利には、請求項9に記載のように、前記第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)は、例えばグローバルサブタイプ(GLS)アプリケーションプログラムとして実行するために完全なシステムテーブルに関連してもよい。
これにより、このようなグローバルサブタイプ(GLS)アプリケーションプログラムは、システム内、例えば家全体の、スレーブユニットやセンサなどのすべてのノードを含むことができる。例えば、ユーザが夏期休暇に家族と共に出かけて家を空けるときは、ユーザは「休暇(Vacation)」のライフスタイルシナリオを起動させることができ、このシナリオは全ての窓及び巻上げシャッタを閉め、暖房を家全体で経済的なレベルにし、全ての照明を消し、ガレージの扉及びドアの鍵を閉め、サンスクリーンはそのタイプとユーザの好みに応じて収縮する又は伸展するといったタスクを実行することができる。
さらに、請求項10に記載のように、前記第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)は、システムのゾーン、セクタ、部屋などに関するローカルサブタイプ(LLS)として実行するために完全なシステムテーブルの一部に関連することができる。
これにより、例えばローカルライフスタイルシナリオなどのローカルサブタイプ(LLS)アプリケーションプログラムを、例えば家の一部のみを含むように定義し設定することができる。例えば、ユーザが自室で「起床(Wake up)」のボタンを押すと、以下のタスクを実行することができる:
・寝室のサンスクリーンが少し上げられ、柔らかい光の照明がつく。
・浴室の照明がつく。
・しばらくしてサンスクリーンは上げられ、ユーザがシャワーを浴びている間に寝室が換気される。
子供部屋ではまだ子供が寝ているため何も動作せず、また居間でも何も動作しない。
・寝室のサンスクリーンが少し上げられ、柔らかい光の照明がつく。
・浴室の照明がつく。
・しばらくしてサンスクリーンは上げられ、ユーザがシャワーを浴びている間に寝室が換気される。
子供部屋ではまだ子供が寝ているため何も動作せず、また居間でも何も動作しない。
有利には、請求項11に記載のように、前記システムは、第1のタイプのアプリケーションプログラム(SF)が実行されるパラメータが同時に実行される第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)に影響を受けるように設定してもよい。
これにより、論理的で使いやすい機能をもたらすいくつかの利点が得られる。例えば、終日グローバル(包括的)な第2のタイプのアプリケーションプログラムLS「在宅(Arrive)」(通常モードの家と同じ)が動作しながら、全ての使用可能な第1のタイプのアプリケーションプログラムのSFが、全ての関連するスレーブユニット、例えば家全体のアクチュエータに実行されることを許容している。子供が寝かしつけられるときは、ローカルライフスタイルシナリオ(LLS)「おやすみ(Good night)」が子供部屋で起動し、その後ローカルスレーブユニットがライフスタイルシナリオ(LS)の設定に従って調整される。この時にはスマート機能(SF’s)の自動機能もまた、子供の眠りを妨げることなく確実に安息し安眠できるようにブロックされる。子供部屋におけるスマート機能(SF’s)の再許可は、ライフスタイルシナリオ(LS)の期間が終了するまで、例えば翌朝まで認められない。
好ましくは、請求項12に記載のように、前記第1のタイプのアプリケーションプログラム(SF)は、マニュアルの起動、タイマ入力を含むセンサ入力、前記第2のタイプのプログラムアプリケーション(LS)の制御信号の順次送信を実行するマスタ制御からの入力の少なくとも1つによって起動又は停止してもよい。
有利には、請求項13に記載のように、前記第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)は、前記第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)の制御信号の順次送信を実行するマスタ制御からの入力によって起動してもよい。
好ましくは、請求項14に記載のように、前記システムは常に1つのグローバルサブタイプ・アプリケーションプログラム(GLS)のみを実行するように構成してもよい。
これにより、確実にシステムが論理的な方法で実行でき、また異なるアプリケーションプログラム間の混乱を招く衝突が回避できる。ある瞬間において家の中で1つのグローバルライフスタイルシナリオのみが動作することができる。システムは好ましくは、最新に起動されたグローバルライフスタイルシナリオGLSが先に起動されたシナリオを上書き(override)するように構成することができる。
さらに、グローバルライフスタイルシナリオGLSを起動することによって、その瞬間に動作している全てのローカルライフスタイルシナリオLLSを上書きし、上記のように、スマート機能(SFs)に定義されている家の中の全てのスレーブユニット(例えばアクチュエータ)に対するスマート機能SFに影響を及ぼす。
この実施形態によれば、グローバルライフスタイルシナリオGLSは、次のグローバルライフスタイルシナリオGLSが起動するまで常に動作することができ、それは即ち時間制限が含まれないことを意味する。
請求項15に記載したように、好適な実施形態によれば、前記システムは、例えば前記第1および第2のタイプ及び/又は前記サブタイプなどの実行される前記アプリケーションプログラムの優先度を設定するようにしてもよい。
これにより、異なるタイプのアプリケーションプログラムを比較的簡単な方法で実行することができる。例えば異なるタイプ及び/又は異なるサブタイプに関連する異なる優先度の規則又はレベルを割り当てることによって、及び特定の規則、例えばスレーブユニットで最新に受信された制御信号を実行し、その前の制御信号は無視するように定めた規則を設定することによって、実行することができる。
請求項16に記載したように、更に好適な実施形態によれば、前記複数のスレーブユニットは、例えば制御信号、センサ信号などの受信した入力信号に関連する優先度を処理するためのテーブルを作成するようにしてもよく、前記テーブルは、例えば前記システムにおける第1のタイプ(SF)のアプリケーションプログラム及び第2のタイプ(LS)のアプリケーションプログラムなどの所定の異なるタイプの前記アプリケーションプログラムの優先度設定を援助する。
これにより、異なるタイプのアプリケーションプログラムを比較的簡単な方法で実行することができる。例えば、SF’s、LS’s、GLS’s、LLS’s等の異なるタイプに関連する異なる制御信号に対して異なる優先度のレベルを割り当てることによって実行することができ、それによって、これらの異なるプログラム間の必要な及び/又は所定の優先度設定を援助する。
これは、複数のスマート機能がシステム内で動作しているとき、及び/又は1以上のローカルライフスタイルシナリオが動作しているときに関連するものであり、それらはグローバルライフスタイルシナリオが実行されている時に同時に起こる場合もあり、そのような場合は全く同一のスレーブユニットが、複数のコマンドであって、異なるアプリケーションプログラムからの異なるものでもあるコマンドを、受信することになる。このような場合に当該システムにおいて、例えば個々のスレーブユニットにおいて受信された信号に関する優先度によって、及び例えばスレーブユニットのそれぞれに含まれる、処理テーブル(handling table)によって、優先度が処理される。
好適には請求項17に記載したように、前記スレーブユニットは制御信号の受信に応答して、前記マスタユニットに確認信号を送信するように構成してもよい。
これにより、もしスレーブユニットが順次の操作の実行時に制御信号を成功裏に受信しなかった場合には、そのことを示す表示がマスタユニット上においてなされてよく、および/またはマスタユニットはおそらくは所望の操作を確立するための遅延期間後に、特定の制御信号を再送信するステップを行ってよい。
請求項18に記載したように、別の好適な実施形態では、前記マスタユニットを制御信号を受信した前記スレーブユニットに対して状態要求信号を送信するように構成し、かつ前記マスタユニットを、スレーブユニットが受信した制御信号に応答して操作を行うのに要する時間に対応する遅延時間後に、前記状態要求信号を送信するように構成してもよい。
これにより、マスタユニットが所望の操作が成功裏に行われたかどうかを知ることができ、そして更に、これは、例えばバッテリ電力を節約すべく、通信を必要最小限にするような仕方で行われ、それによってまた、マスタユニットが電力を消費する操作を行うことを許容する。例えば、仮にある窓操作装置に対して全開位置から全閉することを指示する指令信号が送られた場合、スレーブユニットは窓操作装置がこの操作を行うのに要する時間を計算することができ、かつこの値を、例えばスレーブユニットからマスタユニットに確認信号が送られる際に、マスタユニットに送信することができる。算出された時間に、場合によっては余裕を持たせて加えた期間分延長した時間に、マスタユニットは状態要求信号を特定のスレーブユニットに送信し、またスレーブユニットは、例えば窓が今は完全に閉じられていることを通信で知らせることによって、これに応答する。スレーブユニットからの状態報告が窓操作装置が未だ動作中であることを示している場合には、マスタユニットは更なる期間後に後続の状態要求信号を送信してもよい。
好適には請求項19に記載したように、前記スレーブユニットはいくつかのセクタにおいて前記マスタユニットからアドレス可能であり、前記マスタユニットは前記スレーブユニットに予め決められた識別(identifications:ID)を割り当てる手段を更に有してもよく、かつ前記マスタユニットは表示手段を有してもよく、それによって前記予め決められた識別が表示され得る。
前記セクタは例えばいくつかの類似の若しくは非類似のユニットを含むグループ、例えば家屋内の部屋に関連するいくつかの類似の若しくは非類似のユニットを含む部屋、または例えば家屋の2つ以上の部屋に関連するいくつかの類似の若しくは非類似のユニットを含むゾーンとすることができる。
好適には、請求項20に記載したように、前記マスタユニットは少なくとも1つの予め決められた、制御信号の順次の実行を備えてよい、そして前記予め決められたシーケンスは前記機能制御キーを操作することによって実行可能としてよい。
これにより、ある標準的な操作動作プログラムをユーザが簡単に利用できるようになる。その例としては、例えば換気プログラムがあり、これは機能キーが操作されると、例えばある部屋、グループまたはゾーンなどのすべての窓を開放し、所定時間の経過後にすべての窓を閉じるようにすることができ、また場合によっては、例えば窓を開く前にある期間サーモスタットをスタンバイ状態に設定することによって暖房手段を遮断即ち無効化するなどの別の操作と組み合わせることもできる。
好適には請求項21に記載したように、前記マスタユニットを前記少なくとも1つの予め決められた、制御信号の順次の実行の変更を援助するように構成してもよい。
これにより、ユーザの特別なニーズを考慮して、ユーザは前記の標準的プログラムまたはユーザが以前に作成したプログラムを改変することができる。
請求項22に記載したように、また別の好適な実施形態によれば、前記マスタユニットを予め決められた、制御信号の順次の実行を含む1以上のアプリケーションプログラムを受信し記憶するように構成してもよい。
これにより、ユーザは例えばユーザのニーズおよび/または設備を考慮して、例えばユーザの自宅で使用することのできるこのようなアプリケーションプログラムを手にすることができるようになる。例えば、ユーザがすでに設置済みの設備に加えて新たな設備を得た場合、その設備またはユニットの組み合わせ用に特に設計された1以上のプログラムを設定することが望ましいだろう。仮に例えばユーザがいくつかの窓操作装置を所有しており、今度前記窓用のブラインドを入手する場合には、例えば、日よけのためのプログラムである日中プログラムが望ましいオプションとなり得る。このような標準プログラムをなんらかの形態の記憶手段上に備えてもよく、および/または例えばコンピュータ/PCを用いてマスタユニットに転送してもよく、および/またはインターネット設備を介して提供してもよい。さらに、これによりユーザは業者(プロバイダ)が開発し配布する新たなプログラムを活用することができる。このようなプログラムや既存の記憶されたプログラムの修正は、例えばPCからマスタユニットに、例えばケーブル接続によって転送してもよいし、または例えば無線手段によってワイヤレスで転送を行ってもよい。
請求項23に記載したように、また別の好適な実施形態によれば、前記マスタユニットを制御信号の予め決められた順次の実行を含む1以上のアプリケーションプログラムを有するように構成し、かつ前記マスタユニットをシステムの特性に応じて、かつ承認に応じて前記プログラムの1つまたは複数を起動するように構成してもよい。
これにより、マスタユニットはアクティブでないいくつかのプログラム、即ち例えばメモリに記憶されてはいるが実行できないプログラムを記憶していてもよいことになる。システムがある特性、即ち例えば状態、設備の組み合わせまたは特殊な種類の設備などであって、それによって、記憶されたプログラムの1つがユーザにとって有用になり得る特性を持つに至ったことをマスタユニットが検知すると、マスタユニットはそのプログラムをアクティブにすること、例えば実行可能とすることをユーザに「示唆する」ことができる。ユーザはこのプログラムを拒否してもよい。さもなくばプログラムがアクティブとなることを承認してもよく、この場合プログラムが「ロード」され、ユーザはすぐにプログラムを利用することもでき、あるいは例えばプログラムを個々の条件に合うように変えることもできる。
例としては、いくつかの制御可能な窓を所有しているがその他の制御可能な装置は所有していないユーザは、例えばベネチアンブラインドを自動制御するプログラムを活用できない。従って、もしこのプログラムが操作可能な形態でマスタユニットにロードされたなら、ユーザを困惑させかつ場合によっては混乱させるだけであろう。しかし、ユーザが窓にベネチアンブラインドを付けるとすぐに、システムが更新された際に、マスタユニットはこれを検知して、ユーザにこのプログラムが都合のよいものでありうることを示唆する。ユーザが承認すれば、このプログラムは実行可能となされる。
請求項24に記載したような本発明の別の態様によれば、前記開始指示は機能制御キーの起動、タイマ信号、または制御装置若しくはセンサから受信される制御信号からなるものであってよい。
これにより、プログラムの内の1つを様々な仕方で開始することができるようになる。最も単純には、例えば所望のプログラムに対応する機能制御キーまたはプログラムキーを押すことによって開始される。あるいはまた、例えば一日、一週間および/または一年のうちの特定の時間にタイマ信号によって開始してもよく、またはある出来事が起こってから所定時間後に開始してもよい。更に、マスタユニットが例えばセンサやコントローラから受信する信号によって、プログラムを開始してもよい。例としては、換気プログラムが記憶されていて、これにより初めにいくつかの窓が開かれ、暖房手段が調節され、さらに時間が経った後で窓が閉められるとする。このプログラムは温度センサからの温度が高いことを示す信号によって開始されてよく、マスタユニットがこれを受信し、その後プログラムが開始される。
好適には、請求項25に記載したように、前記マスタユニットは制御信号の順次の送信に対応するいくつかのシーケンスを登録しかつ記憶(保存)する手段を有してもよく、前記手段は少なくとも1つの機能制御キーを使用することを含む。
これにより、例えば登録された操作を特定のキーを用いて保存することにより、前記プログラムを特定のキーに割り当てることができる。マスタユニットはこのキーを、1つ以上、例えば2つ、3つ、4つ等々有してもよい。
請求項26に記載したように、また別の好適な実施形態では、前記マスタユニットは前記少なくとも1つの機能制御キーの操作によって、制御信号の順次の送信に対応するシーケンスを実行するように構成してもよく、かつ前記マスタユニットは前記機能制御キーの操作の仕方、例えばキーが押される回数に応じて、特定のシーケンスを実行するように構成してもよい。
これにより、前記プログラムを特定のキーに割り当てることができ、前記キーを用いて、あるいはキーを例えばプログラムに割り当てられた番号に対応するものとしてもよいある回数だけ操作することによって、プログラムを起動することができるようになる。仮に例えばそのようなプログラムキーを用いて4つのプログラムが登録され記憶されているとすると、それらにプログラム1,プログラム2等々と番号を付けることができる。こうして、特定のプログラムの起動をプログラムキーを対応する回数だけ押すことによって行うようにすることができる。例えば3回押すことによって、プログラム3を起動する。実用的な理由から、連続的なキー押しが特定のプログラム番号を示すことを登録するためには、キーを所定の時間内に、あるいはキー押し間に最大制限時間を設けて操作しなければならないことは理解されるだろう。
請求項27に記載したような、更に別の好適な実施形態においては、前記マスタユニットは前記少なくとも1つの機能制御キーの操作によって、制御信号の順次の送信に対応するシーケンスを実行するように構成してもよく、かつ前記マスタユニットは前記機能制御キーの操作に応じて特定のシーケンスを実行するように構成され、記憶された諸シーケンスは循環的に起動される。
これにより、いくつかのプログラム、例えば機能制御キーP1上に記憶された例えばプログラム1乃至4を予め決められたシーケンスで実行することができる。上に説明したように、キーを対応する回数だけ押すことによってプログラムを実行することができるが、本実施形態では、キーを最初に押すとプログラム1が起動される。後にキーを再び押すと、プログラム2が起動される、等々である。これから理解されるであろうように、キーをある時に素早く2回押すと、マスタユニットはそれに従って最初のプログラムをスキップして次に実行されるプログラムへ行く、等々である。これにより、ユーザはどのプログラムが、即ち例えば何回のキー操作が、ユーザが例えば日常的に決まって利用する一連のプログラム中のあるプログラムに対応するものであるかを記憶する必要がなくなる。これは例えばユーザが目覚めたときに起動するプログラム、ユーザが家を出るときに用いる第2のプログラム、ユーザが仕事から家に帰ったときに通常起動する第3のプログラム、およびユーザが就寝前に用いる第4のプログラムを含んでよい。このようにして、これらのプログラムをプログラムキー、例えばP1を1回押すだけで、簡単に実行することができ、ユーザは日常の決まった行動の中のそれぞれの時点でプログラムを起動することだけを思い出さなければならないだけである。もしあるプログラムを起動し忘れた場合でも、ユーザが次回にプログラムキーを起動する際に、プログラムキーを2回押すことによって、日常の決まった行動との対応を回復させるのは簡単なことである。
好適には、請求項28に記載したように、前記マスタユニットが制御信号の順次の送信に対応する記憶されたシーケンスに対して、例えば番号または名称などのラベルを割り当てるように構成してもよく、かつ名称変更を援助する。
これにより、プログラムを選択したときに、ユーザはディスプレイ上に示された例えば適切なラベルまたは名称を直接的に知ることができるので、更に向上した使いやすさが得られる。例えば、上に述べた4つの日常的に決まったプログラムについて、ユーザは第1のプログラムを「おはよう」と、第2のプログラムを「外出」と、第3のプログラムを「帰宅」と、そして最後のプログラムを「おやすみ」と名称変更することを選択してもよい。これにより、当該プログラムが多かれ少なかれ、ユーザにとって自明のものとなり、それによって更に、ユーザは日々の日常のなかで自分にとって役に立つ更に多くのプログラムを作成しようという気になるかもしれない。例えば、ユーザがテレビを見ようとしたときに、ブラインドや照明やカーテン等を調節する「TV」というプログラムなどである。
好適には、請求項29に記載したように、前記マスタユニットを制御信号の順次の送信に対応する記憶されたシーケンスの消去を援助するように構成してもよく、それによって、ラベルまたは名称が、他のラベルまたは名称に影響を与えることなく、消去され得る。
これにより、混乱を招く可能性のある状況を生じさせることなく、プログラムを消去することができるようになる。例えば習慣的に5つのプログラムを使用しているとして、例えばキーを4回押してあるプログラムを起動する習慣になっているとすると、もし例えばプログラム3を消去したときに残りの番号がリナンバーされると、間違いにつながるだろう。例えば3番の場所を空白のまま残して、番号「4」がこの特定のプログラムに対して保存されるなら、ユーザは引き続き、4回押しで起動される所望のプログラムをすぐに見出して起動することができる。
請求項30に記載したようなまた別の好適な実施形態においては、前記マスタユニットを制御信号の順次の送信に対応する記憶されたシーケンスの編集を援助するように構成してもよい。
これにより、例えば該システムにおいてのユーザの経験を考慮して、または新たな装備が設置された時などに、新しいプログラムをゼロから作成する代わりに、ユーザはすでに記憶されているプログラムを、容易に改変することができる。これにより、システムの維持および操作に関わる複雑さが低減され、使い勝手の向上にもつながる。
さらに、請求項31に特徴付けられるように、前記システムは、例えば第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)アクティベータであって例えばライフスタイルシナリオアクティベータ(LSA)などのアプリケーションプログラム・アクティベータの形態である少なくとも1つの更なるマスタユニットを含んでもよい。
これにより、例えば1つ又はいくつかのみのライフスタイルシナリオを起動するための例えばボタン1つのみのキーリング型コントローラなどの、限定された機能からなるリモートコントロールを提供することができる。このようなアクティベータには通常のマスタユニットの複雑さ及び精密さはなく、ガレージの扉等の操作、子供の使用など、及び/又は比較的単純なリモートコントロールの使用が望ましいアプリケーションに使用することができる。
特に、このようなライフスタイルシナリオアクティベータ(LSA)はマスタユニットに信号を送信するように適用することができる。該マスタユニットは例えばライフスタイルシナリオコントローラであり、家の中に設置され、LSAからのこのような信号を受信すると、玄関の扉を開け、照明を操作し、窓を開けるなどの、通常はユーザが家に入ったときに実行される機能を含んだライフスタイルシナリオを開始する。従って、LSAは例えばマスタユニットのプログラムキーの機能を実行するものと定義することができる。よって、ユーザは通常のマスタユニット、例えば遠隔制御マスタユニットを持ち運ぶ必要がなく、外出するときは比較的小さく使いやすいLSAを持ち運ぶのみでよい。ユーザが家に帰ったときは、通常のマスタユニットは、ユーザが実行したいと思う他の動作を行うためにいつでも使えるようになっているであろう。LSAは他のアプリケーションにおいて、例えば持ち運びしやすいリモートコントロールとして使うことができる。
本発明はまた、請求項1乃至31の1項以上に記載のシステムの、家庭用自動化システムにおける使用に関する。
さらに本発明は、請求項1乃至31の1項以上に記載のシステムの、例えば窓、ドア、スクリーニング装置、照明などの建物内の操作可能な装置の制御のための使用に関する。
またさらに本発明は、請求項1乃至31の1項以上に記載のシステムの、例えば家庭用自動化システムにおける、例えば窓、ドア、スクリーニング装置、照明などの建物内の操作可能な装置の自動操作を実行するための使用に関する。
さらに本発明は、請求項1乃至31の1項以上に記載のシステムの、例えば家庭用自動化システムにおける、例えば窓、ドア、スクリーニング装置、照明などの建物内の操作可能な装置の自動順次操作を実行するための使用に関する。
さらに本発明は、請求項1乃至31の1項以上に記載のシステムの、例えば家庭用自動化システムにおける、例えば窓、ドア、スクリーニング装置、照明などの建物内の操作可能な装置の自動の順次操作及び相互に優先度設定された操作を実行するための使用に関する。
同様に本発明は、請求項1乃至31の1項以上に係るシステムの、例えば家庭用自動化システムにおける、例えば窓、ドア、スクリーニング装置、照明などの建物内の操作可能な装置の自動操作を、順次操作の実行を望む時ごとに開始コマンドを必要とする順次操作と同様に、繰返しの順次操作を許容する方法で実行するための使用に関する。
本発明の一実施形態による制御システムの一例である、家庭用自動化システムまたはその一部を図1に示している。図において、建物、家屋、アパートの区画等1が模式的に示されており、更に本発明のシステムによって制御される設備や調度品などのいくつかの装置が概略的に示されている。
家屋またはアパートの一区画1は例えば部屋3、4および5などのいくつかの部屋を有しており、これらの部屋にはいくつかの窓10、11、12、13、14、15および16がある。更に同じく図示されているように、これら窓のうちのいくつかは日よけ20、21、22および23も有している。これらの設備品はシステム、即ち例えば1以上のリモートコントロール(リモコン:遠隔制御装置)25によって制御することのできる装置の例であるに過ぎないことを理解されたい。このようなリモートコントロールもまた以下においてマスタユニットと称する。
このように、図1aに示すように窓40は例えば窓アクチュエータ即ち操作装置即ち開放装置41と、駆動手段43によって操作することのできるベネチアンブラインド42と、窓の外に設置され駆動手段45によって操作される日よけ44とを有してよいことがわかる。
このようなシステムによって制御することのできる装置および設備の他の例としては、モータ駆動式のシャッタ、ブラインドとカーテン、ガレージドア、天窓、冷暖房システム、警報器、照明設備、鍵などがある。
このシステムを用いて制御される装置や設備などは、リモートコントロール25からの制御信号を受信し受信した制御信号に従って動作する手段等のスレーブユニットと関連づけられている。このような手段は無線周波数送受信手段を有してもよいが、いくつかの装置は、例えば共通のRF受信機からそれぞれの装置等に関連するスレーブユニットに信号を送信するための有線バスによって接続してもよいことを理解されたい。
さらには、このシステムによって、例えばマスタユニット、リモートコントロール等によって制御することができるアクチュエータ等のスレーブユニット以外の他の装置をシステムに含めることもできる。例えば、システムに入力を与えるセンサ、例えば温度、光、二酸化炭素含有量等を計測するセンサ等を含めることができる。そのようなセンサは、特定の窓等の特定の装置と関連付けることができ、又は一般的にシステム又はシステムの一部に割り当てることができる。
リモートコントロール即ちマスタユニット25の一例を図2に更に詳細に示す。このリモートコントロールはRF送受信手段と、バッテリなどの電源と、記憶手段と制御手段等を備え、更に図2に示すように、リモートコントロールはディスプレイ26と、例えばディスプレイ26上の情報表示やオプション選択や装置選択を行うための操作キーパッド27と、例えば選択された装置を操作するための制御キー28とによる操作手段を有する。
本発明のシステムを導入した後、初期セットアップ即ち設定を行わなければならず、それにより、例えば装置の自動登録が行われる。これはリモートコントロール25によって、例えば操作手段を用いて行ってもよい。このような自動登録はリモートコントロールからすべての遠隔操作される装置への、即ち例えば通信上リモートコントロール25の近傍にあるスレーブユニットへの、固有の(unique)コードの送信を伴う。例えばEP1340198B1に記載されているような予め定められた手続きに従って、スレーブユニットはこの手続きの間にアドレスの形式の情報および例えば窓操作装置、日よけ、ブラインドなどのスレーブユニットのタイプを含む応答信号をリモートコントロール25に送信する。
アドレスとコードの交換は、1つのスレーブユニットとマスタユニット/リモートコントロール25との間のアドレスとコードの交換が、それに続くスレーブユニットとリモートコントロールとの間のアドレスとコードの交換が行われる前に完了するような仕方により行なうことができ、この開始処理は最後のスレーブユニットがアドレスとタイプを送信しかつコードを受信するまで順次行われてもよい。各ユニットの設定順序は様々なやり方で決定してよいが、例えば、諸ユニットが、相互に独立しかつ諸ユニット間でランダムに分割することが可能な異なる時間間隔で開始信号を受信できるようにすることにより決定してもよい。このとき、受信可能時間間隔と開始信号が初めに一致したユニットが初めに設定されることになる等々である。
明らかなことであるが、このような初期設定手続きは別様のやり方で行われてもよい。
自動設定が完了すると、システムは動作準備の出来た状態となる。リモートコントロール25は今やそれぞれのアドレスとタイプ、即ち窓操作装置、プラインド、日よけなどのタイプを含む装置のリストを記憶している。
更に、今やマスタユニットに関連づけられているスレーブユニットまたは装置をアレンジ(配列、準備、手配)するためのマスタユニットの設定が行われ、該設定はディスプレイ26上において、スレーブユニットに設備のタイプと番号付けとに応じて、例えば第1の窓操作装置No.1〜7、ブラインドNo.1〜5、日よけNo.1〜4等の如くまとめられたリストで示されるように行われる。ユーザは例えばナビゲーションキー27aおよび27bを用いて、例えば、ある装置を見つけて選択するまでこのリストを上下にスクロールすることができる。このとき、その装置をキー28a、28bおよび28cによって操作することができる。
システムの操作を簡単かつ論理的にするために、マスタユニット25は例えば利用できる制御可能なユニットを諸セクタ、即ち例えば諸グループに分割即ちグループ分けすることを援助する。これについて更に以下に説明する。
利用できる制御可能なユニットが上記のようにアレンジされる限り、マスタユニットの表示手段26は2つだけの階層(レベル)を含む、即ち「家屋」であり、これは選択された場合にすべてのユニットのリストと置き換えられる、または「探索(Find)」コマンドを用いれば、番号の階層に行く前に、所望のタイプを見つけることができる。これを図3に示しており、この図ではボックス30が利用できるユニットのこの配列を示している。ここでは、また、同じタイプに2つを越えるユニットがある場合には、マスタユニットは自動的に「すべて」というグループを、例としては「すべての窓操作装置」を作成することが示される。
まず、部屋、例えば図1の部屋3を定義することができる。
これは「メニュー」を選択することにより行うことができ、そしてここではメニューアイテムを選択して、例えば部屋等のセクタを作成することができる。ここでは、キー27cを押してユニットをその「部屋」に入れることによって、個々のユニットを個々に選択しかつその部屋に割り当てることができる。装置またはユニットを選択する際に、短時間、コントロールキー28を押すことによりどのユニットがすでに選択されているかを見ることができることが注目される。その部屋が最終的に例えば「部屋1」として保存されるまで、更なるユニットを上記のように選択しかつ「部屋」に加えることができる。これを図3のボックス31に示す。
部屋が作成されると、マスタユニットは残りのすべてのユニットを1つの部屋、例えば図3に示すように「部屋2」に保存することを提案する。これを拒否すると、ディスプレイはリストに戻り、該リストから残りの製品/ユニットを新たな部屋等に対して選択することができる。ユニットがある部屋に対して選択され、かつその部屋が保存されると、ユニットは同じく図3に示すように自動的にリナンバーされることが注目される。
説明したように、「部屋」は特定の部屋、例えば図1の部屋3内の制御可能なユニットを含むことができる。ここでは、窓操作装置13〜16が選択され、日よけ21〜23、そして他のタイプの設備を備えていれば、例えばブラインド、ローラシャッタ、照明なども同様に含まれ得る。「部屋」が設定されていれば、それは上記のように少なくとももう一つの「部屋」が作成されることを意味しており、マスタユニットは今やもう一つの階層を含み得る。「家屋」が選択されると、この実施形態では図3のボックス31に示すように、例えば「部屋1」と「部屋2」との間での選択が可能となる。これ以降、あるタイプのすべてのユニットを選択すること、または部屋の中のユニットの間でスクロールすることが可能となる。
制御可能な装置をセクタに分割即ちグループ分けすることをアレンジする別の方法を図4に示す。
初期の自動設定以降、ユーザは30で示すようなリストを利用でき、該リストは4つの窓、3つの日よけ、2つの照明、そして更に3つの「すべて」というグループを含んでいる。
ユーザはここで31で示すような「部屋1」という部屋を作成し、該部屋は3つの窓と1つの日よけを含んでいる。上に述べたように、部屋が保存されると「すべて」というグループも自動的に作成される。更に、残りの装置は32で示すようにある「部屋」に割り当てられる。ここで、ユーザが装置を操作することを望む場合には、ユーザは「部屋」を選択することができ、この場合ユーザは2つの部屋のうちの1つを選択し、続いてその部屋に含まれる装置およびグループを選択することができる。
更にまた、ユーザは代わりに33で示されるような「家屋」を選択することができ、この場合ユーザは特定のタイプの装置およびそれら装置の中の特定の1つ等を選択するオプションを与えられる。
しかしながら、図4にはゾーンという形式でのセクタの作成も示されている。ゾーンはすでに定義された部屋をまたがって作成されたグループとして定義される。
例としては、仮にユーザが例えば「部屋1」の「窓2」と「部屋2」の「窓1」とを選択して、これらからなるグループを作成したいと思った場合、ゾーン35を作成する。即ち例えば「ゾーン1」であり、これは2つの窓からなる「グループ1」というグループを含む。
上に述べたように、このようなゾーンを例えば「南側ゾーン」と名称を変更することができ、これにより「グループ1」に属する窓はこのゾーンにある窓として識別される。
図1に示され、また図4に関連して説明したように、特定の部屋にある類似のあるいは非類似のタイプのユニットのいくつかから成るグループを作成することもできる。例としては部屋3の日よけ22および23からなるグループ50や、部屋5の窓10および11のための窓操作装置からなるグループ51である。
更に図1に示すように、本応用例のために、上に述べたように、ゾーンと称する特別のグループ分けを作成することが可能である。このようなゾーンは同じタイプでも異なるタイプでもよいが、異なる「部屋」に位置するユニットからなる。これを図1に、例えば部屋4に位置する日よけ20と部屋3に位置する日よけ21とから成るゾーン52で示している。このようなゾーンが作成されると、これらの装置、例えば南に面する壁に位置する日よけを同時に操作することが可能となる。ここで述べておくべきは、例えば1階と2階、例えば屋根裏部屋を有する家屋において、ゾーンは同一階に属する異なる部屋をカバーするのみならず異なる階の部屋をもカバーしてもよいということである。
マスタユニット25はまた、定義されたセクタ、例えばグループ、部屋、ゾーンなどの名称をユーザが変更して、例えば特定のセクタを識別するために番号の代わりに、ユーザが定義した名称であって、例えば「キッチン」「寝室」「南正面」などを用いてユーザが選択されたセクタがなにを含むかを容易に理解できるような名称に変更することができるようにする構成を備えている。
更に、マスタユニット25は例えば窓または窓のグループを40%開くなど、ユーザが動作の割合を容易に指定できるようにしている。これは例えばディスプレイ26上で特定のアイテムを選択し、割合40%が表示されるまでキー28aを操作し続け、そこでキーを離すことにより行うことができ、その後その動作が行われる。
更にマスタユニットは遅延してあるいは時間を指定して動作させることを援助するタイマ手段を備えており、これはいくつかのやり方で行うことができる。タイマ設定機能を選択し、かつ特定のアイテム、例えば窓あるいは窓のグループを選択することができ、その後操作を、例えば100%開ける、などと決めることができる。更にそれから、その後の操作、例えば10%の位置まで閉める、などを選択することができる。閉める操作についてタイマを設定してもよく、タイマはキーボード27、28およびディスプレイ26により設定することが出来る。
マスタユニット25はまた、個々の装置、グループ、部屋、ゾーンや部屋のなかのグループなど、動作させることのできるアイテムのプログラムされた操作の設定を援助する。これはある位置までの動作、およびタイマ手段を使用しての例えば遅延動作、所定の時刻からリアルタイムまでの動作などを取り入れて行うことができる。
これは例えば、メニュー項目の「プログラム登録」を選択し、選択した装置および/または装置のセクタに対して所望の駆動を実現するべくそれぞれのキーパッド操作を行って、かつ例えばプログラムキー27eまたは27f(P1またはP2)の内の1つを押してプログラムを保存することにより行うことができる。なおプログラムキーは3つ以上使用可能としてもよい。
更に、対象となるマスタユニットによっては、これらのプログラムキー27eおよび27fの各々は2個以上、例えば4個、5個、6個等々のプログラムと関連づけられてもよい。たとえば、図5にボックス60で示すように、各プログラムキー27eおよび27fに4つのプログラムを割り当ててもよい。これらのプログラム61〜68は、プログラムされた通りに保存されてもよい、即ち例えばキー27eを用いて保存された第1のプログラムはプログラムP1として保存され、次はP2として保存される等々である。またキー27fを用いて初めに保存されたプログラムはP5して保存される等々である。
これらのプログラムを実行する場合、対応するプログラムキーを、例えば番号に対応する回数だけ押すように操作する。例えばプログラムP3を実行するにはキー27eを3回押し、プログラムP6を実行するにはキー27fを2回押す、等々である。この機能を実行するためには、キーを比較的速く押さなければならないことに注意する。たとえば押す間隔の最大時間は2秒である。
本発明によれば、保存したプログラムを編集することが可能である。これは例えば当該プログラムをプログラムを示すリストから選択し、かつ編集機能を選択することにより行う。
更に、1以上のプログラムを消去することも可能である。この場合、残りのプログラムの名称は維持されるようにアレンジされる。これを図6に示しており、この図は図5に対応するがプログラム62および67が消去されている。図示のように消去によって空白のスペースが残っているが、これは、プログラムP3を起動するためにキー27eを3回押す習慣が付いているユーザが、プログラムがキー27eの第3番目のプログラムとは言えなくなっていても、今まで通りこのプログラムを起動するのにこの3回押しを行わなければならないという点で好都合である。同様にキー27fに関してはユーザはプログラムP8を起動するためには、今まで通りキーを4回押さなければならない。
マスタユニットのプログラム機能を操作する別の方法では、ユーザはプログラムを循環式に実行することができる。キー27eを1回押すことにより、プログラム61が実行される。次にキーが押されると、次のプログラム62が実行される等々であるが、これはプログラムが日常的に決まった行動の一部として行われる動作に関わる場合に便利である。この場合、ユーザはどのプログラムが、即ち例えば何回のキー操作が、ユーザが例えば日常的に決まって利用する一連のプログラム中のあるプログラムに対応するものであるかを記憶する必要がなくなる。これは、例えばユーザが目覚めたときに起動するプログラム、ユーザが家を出るときに用いる第2のプログラム、ユーザが仕事から家に帰ったときに通常起動する第3のプログラム、およびユーザが就寝前に用いる第4のプログラムを含んでよい。このようにして、これらのプログラムをプログラムキー、例えばP1を1回押すだけで、簡単に実行することができ、ユーザは日常の決まった行動の中のそれぞれの時点でプログラムを起動することだけを思い出さなければならないだけである。もしあるプログラムを起動し忘れた場合でも、ユーザが次回にプログラムキーを起動する際に、プログラムキーを2回押すことによって、日常の決まった行動との対応を回復させるのは簡単なことである。
図7に示すように、マスタユニット27は登録されたプログラムの命名および名称変更を援助する。これによりシステムの使いやすさが更に向上する。この場合、ユーザは例えばP6が何を行うかを記憶する必要がなくなり、ユーザはそのプログラムの目的と機能を示す名称をプログラムに与えることができる。図7に示すように、日常的に決まって行われ得るプログラムP1乃至P4を、「おはよう」「外出(仕事に)」「帰宅」および「おやすみ」と名付けることができる。このようにして、ユーザが最後のプログラムを実行してないのではないかという疑心を持ったとき、これらのラベルがディスプレイに表示されていれば、ユーザには瞭然であろう。
説明したように、ユーザがプログラムを登録し保存することができるが、更に標準的なプログラムを設けてもよい。例えば、場合によりわずかな編集をすることで殆どのユーザに適すると考えられるプログラムである。更に、ユーザに更なる可能性を提供するような新たな装置をユーザが入手した場合に、例えばユーザが所有するアイテムの組み合わせを考慮して、例えばこのような設備またはユニットの組み合わせに対して特別に設計された新たなプログラムなどのプログラムをユーザに利用可能としてもよい。
もし例えばユーザがいくつかの窓操作装置を所有しており、今度前記窓用のブラインドを入手する場合には、例えば、日よけのためのプログラムである日中プログラムが望ましいオプションとなり得る。このような標準プログラムをなんらかの形態の記憶手段上に備えてもよく、および/または例えばコンピュータ/PCを用いてマスタユニットに転送してもよく、および/またはインターネット設備を介して提供してもよい。さらに、これによりユーザは業者(プロバイダ)が開発し配布する新たなプログラムを活用することができる。このようなプログラムや既存の記憶されたプログラムの修正は、例えばPCからマスタユニットに、例えばケーブル接続によって転送してもよいし、または例えば無線手段によってワイヤレスで転送を行ってもよい。
更に、マスタユニットが予め決められた制御信号の順次の実行からなる1以上のアプリケーションプログラムを有するように設定することもでき、かつシステムの特性および承認に応じて前記プログラムの1つあるいは複数を起動するようにマスタユニットを設定することもできる。
このように、マスタユニットはアクティブでないいくつかのプログラム、即ち例えばメモリに記憶されてはいるが実行できないプログラムを記憶していてもよい。システムがある特性、即ち例えば状態、設備の組み合わせまたは特殊な設備などであって、それによって記憶されたプログラムの1つがユーザにとって有用になり得る特性を持つに至ったことをマスタユニットが検知すると、マスタユニットはそのプログラムをアクティブにすること、例えば実行可能とすることをユーザに「示唆する」ことができる。ユーザはこのプログラムを拒否してもよい。さもなくばプログラムがアクティブとなることを承認してもよく、この場合プログラムが「ロード」され、ユーザはすぐにプログラムを利用することもでき、あるいは例えばプログラムを個々の条件に合うように変えることもできる。
例としては、いくつかの制御可能な窓を所有しているがその他の制御可能な装置は所有していないユーザは、例えばベネチアンブラインドを自動制御するプログラムを活用できない。従って、もしこのプログラムが操作可能な形態でマスタユニットにロードされたなら、ユーザを困惑させかつ場合によっては混乱させるだけであろう。しかし、ユーザが窓にベネチアンブラインドを付けるとすぐに、システムが更新された際に、マスタユニットはこれを検知して、ユーザにこのプログラムが都合のよいものでありうることを示唆する。ユーザが承認すれば、このプログラムは実行可能となされる。
本発明に係るシステム及びマスタユニットのタイマ手段の機能オプション、例えば遅延した動作又は時間指定した動作を援助するタイマ手段をさらに例示するために、図8(a)、(b)を参照する。図8(a)はアプリケーションプログラムを示しており、このプログラムはプログラムの起動に応答して複数の操作を実行するプログラムとして設定されており、このプログラムは限定された期間動作するもので、例えば24時間、即ちプログラムが起動する又は許可される22時5分から、プログラムが自動的に終了する翌日の22時5分まで動作するものである。当然のことではあるが、24時間以外の期間でも使用することができる。
プログラムが起動すると、それによって部屋、例えば寝室の照明が時間T1において点灯し、期間経過後、例えば20分後の時間T2において消灯する。翌朝、時間T3、例えば午前6時30分に、プログラムによって窓が換気のために開かれ、15分後に再び閉められる。上記のようにプログラムは例えば24時間後に終了し、ユーザがその機能を利用したいと思う場合は、翌日又は後に再び起動する必要がある。
図8(b)は別の例を示しており、実時間スケールで動作するプログラムを図示したものである。時間Tenaに、例えば7月1日に許可されると、プログラムによって、例えば窓が時間Taで換気のために開かれ、時間Tbで再び閉められる。図8(b)に示すように、この動作は毎日同じ時間に、時間Tdisaでプログラムが使用不可能になるまで繰り返される。
これら2つのタイプのプログラムは、同時に又は相互に一部重なるように動作することができる。図8(b)に示すプログラムを、窓が時間T3において開かれたかもしれないような時間に起動することができるが、その場合図8(b)に示すプログラムは時間Taに窓を開ける信号を送信する。時間Taにおいて窓はすでに開いているため、何も起こらない。その後で、窓は図8(a)の示すプログラムによって時間T4において窓が閉まるようになっている。従って、図8(b)に示すプログラムが時間Tbにおいて窓を閉めるための制御信号を送るとき、窓はすでに閉まっているので何も起こらない。
本発明の更なる実施形態によれば、向上した機能性を得られるが、特に、例えばアクチュエータなどの複数のスレーブユニット、あるいは例えば温度、明るさなどに関する測定信号を提供するセンサなどのセンサを含むシステムに関連するときに向上した機能性が得られる。
そのような実施形態によれば、マスタユニットによって行われる制御信号の順次送信の実行は、少なくとも2つの異なる所定のタイプのアプリケーションプログラムのうちの1つに割り当てることができる。これらの少なくとも2つの所定のタイプのプログラムは、本願ではスマート機能(SF)アプリケーションプログラムとも称する第1のタイプと、本願ではライフスタイルシナリオ(LS)アプリケーションプログラムとも称する第2のタイプとに定義することができる。
スマート機能(SF)アプリケーションプログラムは、バックグラウンドで実行される、例えばユーザ側からの入力の必要がないアプリケーションプログラムとして設定することができ、かつ窓の開閉などのマニュアルで起動されるスレーブユニットの制御を、スマート機能の実行を妨げることなく行うことができるように設定されている。
第2のタイプ、即ちライフスタイルシナリオ(LS)アプリケーションプログラムは、例えば、キーパッドの操作、センサ手段からの入力などの特定の事項等によって実行することができるアプリケーションプログラムとして設定することができ、このようなアプリケーションプログラムは限られた期間に制限することができ、例えば24時間の期間内に起こる動作に制限することができる。
さらには、これらの異なるタイプはサブタイプに分割することができる。即ち、含まれるノード、例えばアクチュエータ等のスレーブユニットの範囲に応じて分割される。例えば、完全なシステムテーブルが含まれているときは、そのようなアプリケーションプログラムはグローバルタイプと称することができ、完全なシステムテーブルの一部のみが含まれているときは、そのアプリケーションプログラムはローカルタイプと称することができる。
かかる本発明の実施形態を更に説明するために、図9(a)を参照するが、この図は本発明に係るシステムを図式的に示したものである。
いくつかのスレーブユニット70a〜70g、例えばシステムによって制御される装置用のアクチュエータが図示され、そしてこれらを制御するための3つのマスタユニット81,82,及び84が、例えば2つのライフスタイルシナリオコントローラ(LSC)81及び82とスマート機能コントローラ(SFC)84との形で図示されている。例えばリモートコントロールなどの更なるマスタユニットがシステムの制御のためにあってもよいことは明らかである。さらには、コントローラ81,82及び84は汎用型のマスタユニット、例えば、ライフスタイルシナリオコントローラ(LSC)及び/又はスマート機能コントローラ(SFC)として働くように構成されたマスタリモートコントロールとしてもよいことが留意される。また、例えば81のライフスタイルシナリオコントローラ(LSC)と、例えば84のスマート機能コントローラ(SFC)とは、全く同一の(one and the same)マスタユニット、例えばシステム用の汎用型マスタユニットリモートコントロールに組み込むこともでき、そのようなマスタユニットは、いくつかのライフスタイシナリオコントローラ(LSC)及び/又はスマート機能コントローラ(SFC)として働くことができることは明らかである。
わかりやすいように、図9(a)にはスレーブユニット70a〜70gのみを図示したが、他の装置や構成要素も上記のように本発明に係るシステムに含めてもよい。例えば、温度の測定値又は示度(indication)、光度測定値、空気中の二酸化炭素含有量、風速センサなどの、システム用の入力信号を与えるセンサを含めることができる。
図示のように、スマート機能コントローラ(SFC)84はシステム内の全てのスレーブユニット70a〜70gを制御するようにしてもよいが、これらのうちのいくつかのみを制御できるように構成してもよく、それはグローバルタイプのコントローラとして、又はローカルタイプのコントローラとして構成することができることを意味する。スマート機能コントローラ(SFC)84はアプリケーションプログラム、即ち、例えばユーザ側の入力の必要性のないバックグラウンドで実行される第1のタイプのアプリケーションプログラムを動作させるようにすることができる。例えば窓の開閉をタイマ入力に基づいて実行することができるが、例えば定期的に、及び/又は温度の検知手段等に基づいて例えば1以上の部屋又は家に自然で及び/又は定期的な換気を提供するために実行することができる。
スマート機能コントローラ(SFC)は例えばシステムの製造者によって提供され、そして大部分のユーザ及びアプリケーションに共通する汎用の機能を扱うように働き、それによって例えば日常のルーティンの制御事情(control situations)を解決するように働く。このようなスマート機能コントローラ(SFC)は例えばオプションとしてユーザに提供され、必要な装置及び構成要素が当該システムに存在するときに利用することができる。
ライフスタイルシナリオコントローラ(LSC)81又は82は第2のタイプのアプリケーションプログラムを実行するように働くことができる。該プログラムは例えば、マニュアルの起動、センサ手段からの入力、タイマ入力などの開始指示に関する制御信号の順次送信を実行するアプリケーションプログラムであり、送信は例えばキーパッド操作、センサ手段からの入力などの特定の事項等によって実行され、このようなアプリケーションプログラムは限られた期間に制限することができ、例えば24時間以内に起きる動作に制限することができる。
図9(a)に示すように、ライフスタイルシナリオコントローラ(LSC)81又は82は、例えば、システムのゾーン、セクタ、部屋等に関するローカルサブタイプ(LLS)として実行するために完全なシステムテーブルの一部に関連することができる。したがって、図示のようにLSC81はスレーブユニット70a〜70dを制御するように構成され、LSC82はスレーブユニット70e〜70gを制御するように構成されている。上述のように、双方ともセンサ及び/又は他の入力手段に関連付けることもできる。
ローカルサブタイプ(LLS)のアプリケーションプログラム、例えばローカルライフスタイルシナリオは、ユーザのキー入力によって起動するように定義し構成することができる。例えば、ユーザが自室で「起床(Wake up)」のボタンを押すと、以下のタスクが実行される。
・寝室のサンスクリーンが少し上げられ、柔らかい光の照明がつく。
・浴室の照明がつく。
・しばらくしてサンスクリーンが上げられ、ユーザがシャワーを浴びている間に寝室が換気される。
・寝室のサンスクリーンが少し上げられ、柔らかい光の照明がつく。
・浴室の照明がつく。
・しばらくしてサンスクリーンが上げられ、ユーザがシャワーを浴びている間に寝室が換気される。
家の中の他の部屋には、このようなライフスタイルシナリオの影響を受けることはない。
このように、2つの図示されたLSC81及び82は、このようなローカルのライフスタイルシナリオを実行するように働くことができる。
ライフスタイルシナリオコントローラ(LSC)はまた完全なシステムテーブルに関連することができ、この場合にはグローバルサブタイプ(GLS)のアプリケーションプログラムの実行として称される。例えば、ユーザが夏期休暇に家族と共に出かけて家を空けるときは、ユーザは例えば「休暇(Vacation)」のライフスタイルシナリオを起動することができ、このシナリオは、全ての窓及び巻上げシャッタを閉め、暖房は家全体で経済的なレベルにし、全ての照明を消し、ガレージの扉及びドアの鍵を閉め、サンスクリーンはそのタイプとユーザの好みによって収縮する又は伸展するといったタスクを実行することができる。
本実施形態によればグローバルライフスタイルシナリオGLSは次のグローバルライフスタイルシナリオGLSが起動されるまで常に動作しつづけるもので、すなわち期間制限は含まれていないことを意味する。
一般に、ライフスタイルシナリオはシステムの製造者等によって提供されるが、例えば家庭用自動化システム等において実行される典型的な制御パターン及び日常のルーティン操作の知識に基づいて提供されるものである。そしてそのようなライフスタイルシナリオは、システムに含まれる機器のタイプに応じてユーザに提供することができる。そのようなライフスタイルシナリオをユーザは変更することができ、例えば、時間や気温といったようなパラメータに関して及び/又は操作に含まれる装置に関して変更することができる。さらには、あるいはユーザが自分自身でライフスタイルシナリオを定義することもできる。
特定の実施形態によれば、SFCによって実行される第1のタイプのアプリケーションプログラム(SF)用のパラメータは、同時に実行される第2のタイプのアプリケーションプログラムLSCによって影響を受ける。例えば、終日グローバルな第2のタイプのアプリケーションプログラムLS「在宅(Arrive)」(通常モードの家と同じ)が動作しながら、全ての使用可能な第1のタイプのアプリケーションプログラムSFが全ての関連するスレーブユニット、例えば家全体のアクチュエータに実行されることを許容している。子供が寝かしつけられるときは、ローカルライフスタイルシナリオ(LLS)「おやすみ(Good night)」が、子供部屋で起動し、その後ローカルスレーブユニットがライフスタイルシナリオ(LS)の設定に従って調整される。このときスマート機能(SF’s)の自動機能もまた、子供の眠りを妨げることなく確実に安息し安眠できるようにブロックされる。子供部屋におけるスマート機能(SF’s)の再許可は、ライフスタイルシナリオ(LS)の期間が終了するまで、例えば翌朝まで認められない。従って、図8(a)に示すように、ライフスタイルシナリオが実行されている際は、システム内のスマート機能コントローラ(SFC)84に、関連するライフスタイルシナリオコントローラ(LSC)81又は82から送信が行われる。
システムを動作させるとき、例えばシステムの論理機能を維持し、また異なるアプリケーションプログラム間での混乱を招く衝突を防ぐために、優先度を設けることができる。
特定の実施形態によれば、システムはいつでも1つのグローバルサブタイプアプリケーションプログラム(GLS)のみを実行するように構成することができる。従って、システムは最新に起動されたグローバルLSが先のものを上書きするように構成することができる。
さらに、グローバルライフスタイルシナリオGLSを起動することによって、その瞬間に動作している全てのローカルライフスタイルシナリオLLSを上書きし、上記のように、全てのスレーブユニットに対するスマート機能SFであって、例えばスマート機能(SFs)に定義されている家の中のアクチュエータに対するスマート機能SFに影響を及ぼす。
さらに、どのようなマニュアルの起動による動作でも、例えばスマート機能の実行と衝突することなく実行し行うことができる。従って、スマート機能又はライフスタイルシナリオによって実行される操作の一部として窓が開けられたが、ユーザは隙間風や騒音がわずらわしいので窓を閉めたいと思った場合、例えばリモートコントロールを使用してこれを実行できるが、その際他の点ではスマート機能又はライフスタイルシナリオを妨げることはない。
一般に、制御信号がスマート機能、ライフスタイルシナリオ、又はマニュアルの起動のいずれから生じたものであるかには関係なく、スレーブユニットは常に最新に受信した制御信号に応答するように定義することができる。
異なるアプリケーションプログラム及び/又は異なる制御信号間の優先度を設定する他の方法を提供することができる。スレーブユニットは、制御信号、センサ信号等のような受信した入力信号に関連する優先度を処理するテーブルを作成するように適用することができる。そして前記テーブルは、前記所定の異なるタイプのアプリケーションプログラムの優先度設定を援助する。これによって、異なるタイプのアプリケーションプログラムを比較的簡単な方法で、例えば、SFの、LSの、GLSの、LLSの、といった異なるタイプに関連する異なる制御信号に対して異なる優先度のレベルを割り当てることによって実行することができ、それによって、これらの異なるプログラム間の必要な及び/又は所定の優先度設定を援助する。これは、複数のスマート機能がシステムで動作しているとき、及び/又は1以上のローカルライフスタイルシナリオが動作しているときに関連するものであり、そのようなときに同時にグローバルライフスタイルシナリオが実行されるような場合もあり、そのような場合は全く同一のスレーブユニットが複数のコマンドを、また異なるアプリケーションプログラムから異なるコマンドを、受信することもある。このような場合にシステムにおいて、例えば個々のスレーブユニットにおいて受信された信号に関する優先度によって、及び各スレーブユニット等に含まれる処理テーブル(handling table)によって、優先度を処理することができる。
本発明の更なる態様を図9(b)に示しているが、これは図9(a)に対応するものであるが、ライフスタイルシナリオアクティベータ(LSA)91及び92が図示されている。
このようなLSA91又は92は限定された機能からなるリモートコントロールとして提供することができるが、例えばリモートコントロールはマスタユニットに信号を送信するように働き、例えばマスタユニットはライフスタイルシナリオを開始するライフスタイルシナリオコントローラLSCからなる。例えば、図示のように、LSA91はLSC81に割り当てることができ、LSAはLSC82に割り当てることができる。それぞれのLSAは、それが割り当てられたLSCのみを起動することができ、また1つの又はいくつかのみのライフスタイルシナリオを開始することのみができる。LSAは例えばボタン1つのみのキーリング型コントローラなどの形で提供することができる。このようなアクティベータはユーザが帰宅したときに、例えば玄関やガレージのドア等を操作したり、ライフスタイルシナリオ「Coming Home(帰宅)」等に含まれる他の動作、例えば換気のために窓を開ける、照明をつける、カーテンの操作等の動作を開始したりするのに使用することができる。
従って、LSAは操作キーとして、例えば通常のマスタユニットから取り外して独立して持ち運ぶことができるプログラムキーとして見ることができる。このようなLSAは一方向のみで動作するように、かつ上述のように、特定のライフスタイルシナリオコントローラのみと接続するように構成することができる。
本発明は以上に説明し、また図面に示した特定の例に限定されるものではなく、請求の範囲に記載した本発明の範囲内で数々の変更を加えることができ、また様々な用途に用いることができることが理解されるだろう。
Claims (37)
- 少なくとも1つのマスタユニットと複数のスレーブユニットとを含むシステムであって、前記マスタユニットと前記スレーブユニットとは無線周波数チャンネルを介して通信する手段を有しており、前記少なくとも1つのマスタユニットは前記スレーブユニットに制御信号を送信する手段を有し、前記スレーブユニットはそれぞれ固有のアドレスを有しかつそれぞれが制御可能な装置と関連づけられており、前記少なくとも1つのマスタユニットは前記スレーブユニットの少なくとも1つへの制御信号の順次の送信を実行する手段を有するシステム。
- 前記少なくとも1つのマスタユニットは開始指示に応答して前記スレーブユニットの少なくとも1つに前記制御信号の順次の送信を実行するようになされている、請求項1記載のシステム。
- 前記システムは、少なくとも2つの所定のタイプのアプリケーションプログラムの1つに前記制御信号の順次の送信の実行を割り当てるようになされている、請求項1又は2に記載のシステム。
- 前記マスタユニットは前記制御信号の送信の遅延された実行を援助するタイミング手段を有する、請求項1、2又は3記載のシステム。
- 前記マスタユニットは実時間基準スケールでの前記制御の送信の実行を援助する計時手段からなる、請求項1乃至4の1項以上に記載のシステム。
- 前記マスタユニットは例えば特定のスレーブユニットのアドレスに関する情報、制御情報、時間情報などの前記順次送信に関する情報の記憶手段を有する、請求項1乃至5の1項以上に記載のシステム。
- 前記少なくとも2つのタイプは、実時間スケールに関連して前記制御信号の順次送信を実行するようになされている第1のタイプ(SF)のアプリケーションプログラムを含む、請求項3乃至6の1項以上に記載のシステム。
- 前記少なくとも2つのタイプのアプリケーションプログラムは、例えばマニュアルの起動、センサ手段からの入力、タイマ入力などの開始指示に関連して前記制御信号の順次送信を実行するようになされている第2のタイプ(LS)を含む、請求項3乃至7の1項以上に記載のシステム。
- 前記第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)は、例えばグローバルサブタイプ・アプリケーションプログラムとして実行するために完全なシステムテーブルに関連する、請求項8記載のシステム。
- 前記第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)は、システムの、例えばゾーン、セクタ、部屋等に関連するローカルサブタイプとして実行するために完全なシステムテーブルの一部に関連する、請求項8記載のシステム。
- 第1のタイプのアプリケーションプログラム(SF)が実行されるパラメータは同時に実行される第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)に影響される、請求項3乃至10の1項以上に記載のシステム。
- 前記第1のタイプのアプリケーションプログラム(SF)は、マニュアルの起動、タイマ入力を含むセンサ入力、前記第2のタイプのプログラムアプリケーション(LS)の制御信号の順次送信を実行するマスタ制御からの入力の少なくとも1つによって起動又は停止する、請求項3乃至11の1項以上に記載のシステム。
- 前記第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)は、前記第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)の制御信号の順次送信を実行するマスタ制御からの入力によって起動する、請求項3乃至11の1項以上に記載のシステム。
- 前記システムは、常に1つのグローバルサブタイプ・アプリケーションプログラム(GLS)のみを実行するようになされている、請求項9乃至13の1項以上に記載のシステム。
- 前記システムは、例えば前記第1および第2のタイプ及び/又は前記サブタイプなどの実行される前記アプリケーションプログラムの優先度を設定するようになされている、請求項1乃至14の1項以上に記載のシステム。
- 前記複数のスレーブユニットは、例えば制御信号、センサ信号などの受信した入力信号に関連する優先度を処理するためのテーブルを作成するようになされ、前記テーブルは、例えば第1のタイプ(SF)のアプリケーションプログラム及び第2のタイプ(LS)のアプリケーションプログラムなどの、前記システム内の所定の異なるタイプの前記アプリケーションプログラムの優先度設定を援助する、請求項15記載のシステム。
- 前記スレーブユニットは制御信号の受信に応答して、前記マスタユニットに確認信号を送信するようになされている、請求項1乃至16のいずれかに記載のシステム。
- 前記マスタユニットは制御信号を受信した前記スレーブユニットに対して状態要求信号を送信するようになされ、かつ前記マスタユニットはスレーブユニットが受信した制御信号に応答して操作を行うのに要する時間に対応する遅延時間後に、前記状態要求信号を送信するようになされている、請求項1乃至17のいずれかに記載のシステム。
- 前記スレーブユニットはいくつかのセクタにおいて前記マスタユニットからアドレス可能であり、前記マスタユニットは前記スレーブユニットに予め決められた識別を割り当てる手段を更に有し、かつ前記マスタユニットは表示手段を有し、それによって前記予め決められた識別が表示され得る、請求項1乃至18のいずれかに記載のシステム。
- 前記マスタユニットは少なくとも1つの予め決められた、制御信号の順次の実行を備え、前記予め決められたシーケンスは前記機能制御キーを操作することによって実行可能である、請求項1乃至19のいずれかに記載のシステム。
- 前記マスタユニットは前記少なくとも1つの予め決められた、制御信号の順次の実行の変更を援助するようになされている、請求項20記載のシステム。
- 前記マスタユニットは予め決められた、制御信号の順次の実行を含む1以上のアプリケーションプログラムを受信し記憶するようになされている、請求項20または21記載のシステム。
- 前記マスタユニットは制御信号の予め決められた順次の実行を含む1以上のアプリケーションプログラムを有するようになされ、かつ前記マスタユニットはシステムの特性に応じて、かつ承認に応じて前記プログラムの1つまたは複数を起動するようになされている、請求項20、21または22記載のシステム。
- 前記開始指示は機能制御キーの起動、タイマ信号、または制御装置若しくはセンサから受信される制御信号からなる、請求項2乃至23の1項以上に記載のシステム。
- 前記マスタユニットは制御信号の順次の送信に対応するいくつかのシーケンスを登録しかつ記憶する手段を有し、前記手段は少なくとも1つの機能制御キーの使用を含む、請求項1乃至24のいずれかに記載のシステム。
- 前記マスタユニットは前記少なくとも1つの機能制御キーの操作によって、制御信号の順次の送信に対応するシーケンスを実行するようになされ、かつ前記マスタユニットは前記機能制御キーの操作の仕方、例えばキーが押される回数に応じて、特定のシーケンスを実行するようになされている、請求項25記載のシステム。
- 前記マスタユニットは前記少なくとも1つの機能制御キーの操作によって、制御信号の順次の送信に対応するシーケンスを実行するようになされ、かつ前記マスタユニットは前記機能制御キーの操作に応じて特定のシーケンスを実行するようになされ、記憶された諸シーケンスは循環的に起動される、請求項25または26記載のシステム。
- 前記マスタユニットは制御信号の順次の送信に対応する記憶されたシーケンスに対して、例えば番号または名称などのラベルを割り当てるようになされ、かつ名称変更が援助される、請求項25,26または27記載のシステム。
- 前記マスタユニットは制御信号の順次の送信に対応する記憶されたシーケンスの消去を援助するようになされ、それによって、ラベルまたは名称が、他のラベルまたは名称に影響を与えることなく、消去される、請求項25乃至28の1項以上に記載のシステム。
- 前記マスタユニットは制御信号の順次の送信に対応する記憶されたシーケンスの編集を援助するようになされている、請求項1乃至29のいずれかに記載のシステム。
- 前記システムは、例えば第2のタイプのアプリケーションプログラム(LS)アクティベータであって例えばライフスタイルシナリオアクティベータ(LSA)などのアプリケーションプログラム・アクティベータの形態である少なくとも1つの更なるマスタユニットを含む、請求項1乃至30のいずれかに記載のシステム。
- 請求項1乃至31の1項以上に記載のシステムの、家庭用自動化システムにおける使用。
- 請求項1乃至31の1項以上に記載のシステムの、例えば窓、ドア、スクリーニング装置、照明などの建物内の操作可能な装置の制御のための使用。
- 請求項1乃至31の1項以上に記載のシステムの、例えば家庭用自動化システムにおける、例えば窓、ドア、スクリーニング装置、照明などの建物内の操作可能な装置の自動操作を実行するための使用。
- 請求項1乃至31の1項以上に記載のシステムの、例えば家庭用自動化システムにおける、例えば窓、ドア、スクリーニング装置、照明などの建物内の操作可能な装置の自動順次操作を実行するための使用。
- 請求項1乃至31の1項以上に記載のシステムの、例えば家庭用自動化システムにおける、例えば窓、ドア、スクリーニング装置、照明などの建物内の操作可能な装置の自動順次操作及び相互に優先度設定された操作を実行するための使用。
- 請求項1乃至31の1項以上に記載のシステムの、例えば家庭用自動化システムにおける、例えば窓、ドア、スクリーニング装置、照明などの建物内の操作可能な装置の自動操作を、順次操作の実行を望む時ごとに開始コマンドを必要とする順次操作と同様に、繰返しの順次操作を許容する方法で実行するための使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/DK2005/000464 WO2007003187A1 (en) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | System comprising a master unit and a plurality of slave units for operating a plurality of devices |
PCT/DK2006/000388 WO2007003194A1 (en) | 2005-07-04 | 2006-06-30 | System comprising a master unit and a plurality of slave units for operating a plurality of devices |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008545185A true JP2008545185A (ja) | 2008-12-11 |
Family
ID=35911326
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008518627A Active JP4699521B2 (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | マスタユニットと複数のスレーブユニットとを備えた複数の装置を操作するためのシステム |
JP2008518634A Withdrawn JP2008545185A (ja) | 2005-07-04 | 2006-06-30 | マスタユニットと複数のスレーブユニットとを備えた複数の装置を操作するためのシステム |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008518627A Active JP4699521B2 (ja) | 2005-07-04 | 2005-07-04 | マスタユニットと複数のスレーブユニットとを備えた複数の装置を操作するためのシステム |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20080198035A1 (ja) |
EP (3) | EP2075954B1 (ja) |
JP (2) | JP4699521B2 (ja) |
KR (1) | KR20080035524A (ja) |
CN (2) | CN101218787B (ja) |
AT (2) | ATE416535T1 (ja) |
DE (1) | DE602005011497D1 (ja) |
DK (1) | DK1900152T3 (ja) |
EA (2) | EA011111B1 (ja) |
PL (1) | PL1900152T3 (ja) |
WO (2) | WO2007003187A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008545302A (ja) * | 2005-07-04 | 2008-12-11 | ヴィーケーアール ホールディング エー/エス | マスタユニットと複数のスレーブユニットとを備えた複数の装置を操作するためのシステム |
JP2015100266A (ja) * | 2011-12-28 | 2015-05-28 | 株式会社東芝 | 電気機器制御装置、電気機器制御方法およびプログラム |
JP2016524425A (ja) * | 2013-06-27 | 2016-08-12 | アイハオス・アクチェンゲゼルシャフトIhaus Ag | 公共および民間の建物において電子的に制御可能な装置およびシステムを制御するための構成および方法 |
Families Citing this family (32)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4667861B2 (ja) * | 2002-05-06 | 2011-04-13 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | バインディング手順 |
GB2459479B8 (en) | 2008-04-23 | 2012-08-08 | Bigger Than The Wheel Ltd | Short range RF monitoring system |
NL2002063C (nl) * | 2008-10-06 | 2010-04-07 | Coulisse Bv | Stelsel van een aantal op afstand bedienbare schermen, zoals raambekledingen, en een afstandbediening voor het bedienen van de schermen alsmede een werkwijze bestemd voor toepassing bij het stelsel. |
CA2766099A1 (en) * | 2009-06-23 | 2010-12-29 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method for selecting a controllable device |
US11592723B2 (en) | 2009-12-22 | 2023-02-28 | View, Inc. | Automated commissioning of controllers in a window network |
US10303035B2 (en) | 2009-12-22 | 2019-05-28 | View, Inc. | Self-contained EC IGU |
US11137659B2 (en) | 2009-12-22 | 2021-10-05 | View, Inc. | Automated commissioning of controllers in a window network |
US10268180B2 (en) | 2010-07-28 | 2019-04-23 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Handheld field maintenance tool with simulation of field device for instruction or qualification |
US8339086B2 (en) * | 2010-08-30 | 2012-12-25 | Crestron Electronics Inc. | System for syncronizing a plurality of roller shades using variable linear velocities |
US8339085B2 (en) * | 2010-08-30 | 2012-12-25 | Crestron Electronics Inc. | Method for synchronizing a plurality of roller shades using variable linear velocities |
US9163814B2 (en) * | 2010-10-22 | 2015-10-20 | Koninklijke Philips N.V. | Integral troffer motion detector |
JP5968907B2 (ja) * | 2011-01-06 | 2016-08-10 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. | 周囲光制御 |
US10989976B2 (en) | 2011-03-16 | 2021-04-27 | View, Inc. | Commissioning window networks |
US12105394B2 (en) | 2011-03-16 | 2024-10-01 | View, Inc. | Commissioning window networks |
US11054792B2 (en) | 2012-04-13 | 2021-07-06 | View, Inc. | Monitoring sites containing switchable optical devices and controllers |
JP6051547B2 (ja) * | 2012-03-15 | 2016-12-27 | オムロン株式会社 | 制御装置 |
US10964320B2 (en) | 2012-04-13 | 2021-03-30 | View, Inc. | Controlling optically-switchable devices |
RU2017140180A (ru) * | 2012-04-13 | 2019-02-12 | Вью, Инк. | Приложения для управления оптически переключаемыми устройствами |
US11255120B2 (en) | 2012-05-25 | 2022-02-22 | View, Inc. | Tester and electrical connectors for insulated glass units |
CN103076773A (zh) * | 2012-12-20 | 2013-05-01 | 光达光电设备科技(嘉兴)有限公司 | 设备控制系统及其工作方法 |
DE202013005790U1 (de) * | 2013-06-27 | 2013-07-11 | E-Quadrat Elektroanlagen Gmbh | Einrichtung zur Steuerung von elektronisch steuerbaren Geräten und Systemen in öffentlichen und privaten Gebäuden |
KR102229356B1 (ko) * | 2013-09-05 | 2021-03-19 | 삼성전자주식회사 | 제어 장치 |
CN104516659A (zh) * | 2013-09-27 | 2015-04-15 | 联想(北京)有限公司 | 一种信息处理方法及装置 |
CN104142659B (zh) * | 2013-11-12 | 2017-02-15 | 珠海优特物联科技有限公司 | 一种智能家居场景切换方法及系统 |
EP3114640B1 (en) | 2014-03-05 | 2022-11-02 | View, Inc. | Monitoring sites containing switchable optical devices and controllers |
EP3426874B1 (en) | 2016-03-09 | 2022-07-13 | View, Inc. | Method of commissioning electrochromic windows |
JP6721241B2 (ja) * | 2017-03-01 | 2020-07-08 | 株式会社イシダ | 物品振分システム |
TWI634399B (zh) * | 2017-05-19 | 2018-09-01 | 天揚精密科技股份有限公司 | Wireless layer power management system and remote control device thereof, controlled device and remote control method |
US20220053230A1 (en) * | 2018-09-07 | 2022-02-17 | 7Hugs Labs | System and method for smart remote scene creation |
US20200125520A1 (en) * | 2018-10-23 | 2020-04-23 | Astronics Advanced Electronic Systems Corp. | Methods and Systems for Assigning Addresses to Devices That Use Master / Slave Communication Protocols |
TW202206925A (zh) | 2020-03-26 | 2022-02-16 | 美商視野公司 | 多用戶端網路中之存取及傳訊 |
CN114967489A (zh) * | 2022-05-13 | 2022-08-30 | 北京远鼎科技有限公司 | 一种多设备控制系统和方法 |
Family Cites Families (45)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3810101A (en) * | 1971-12-29 | 1974-05-07 | Burlington Industries Inc | Data collection system |
US4200862A (en) * | 1977-01-07 | 1980-04-29 | Pico Electronics Limited | Appliance control |
US4825200A (en) * | 1987-06-25 | 1989-04-25 | Tandy Corporation | Reconfigurable remote control transmitter |
US5187472A (en) * | 1989-11-03 | 1993-02-16 | Casablanca Industries, Inc. | Remote control system for combined ceiling fan and light fixture |
DE4327809C2 (de) * | 1993-08-18 | 2001-08-09 | Tridonic Bauelemente | Verfahren zum Adressieren von mit einer zentralen Steuereinheit verbundenen elektronischen Vorschaltgeräten |
US5555436A (en) * | 1993-12-10 | 1996-09-10 | Intel Corporation | Apparatus for allowing multiple parallel port devices to share a single parallel port |
JP3186390B2 (ja) * | 1993-12-27 | 2001-07-11 | ソニー株式会社 | 電子機器制御システム、および電子機器制御装置 |
US6812852B1 (en) * | 1994-09-09 | 2004-11-02 | Intermac Ip Corp. | System and method for selecting a subset of autonomous and independent slave entities |
WO1997011750A1 (en) * | 1995-09-27 | 1997-04-03 | United Defense, L.P. | Integrated protective action system |
US6021429A (en) * | 1996-11-18 | 2000-02-01 | Canon Information Systems, Inc. | Network device which maintains a list of device addresses |
TW421927B (en) * | 1998-01-30 | 2001-02-11 | Sanyo Electric Co | Central system for managing machines, central managing device for use in such system or terminals for use in the machines to be managed |
US6476825B1 (en) * | 1998-05-13 | 2002-11-05 | Clemens Croy | Hand-held video viewer and remote control device |
US7831930B2 (en) * | 2001-11-20 | 2010-11-09 | Universal Electronics Inc. | System and method for displaying a user interface for a remote control application |
US6208341B1 (en) * | 1998-08-05 | 2001-03-27 | U. S. Philips Corporation | GUI of remote control facilitates user-friendly editing of macros |
US6563430B1 (en) * | 1998-12-11 | 2003-05-13 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Remote control device with location dependent interface |
US6985750B1 (en) * | 1999-04-27 | 2006-01-10 | Bj Services Company | Wireless network system |
US6985957B2 (en) * | 1999-06-29 | 2006-01-10 | Nec Corporation | Gateway system, gateway system configuring method, and gateway apparatus |
US6229433B1 (en) * | 1999-07-30 | 2001-05-08 | X-10 Ltd. | Appliance control |
JP2001169032A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-06-22 | Ricoh Co Ltd | デジタル複写機、画像形成システム、およびデジタル複写機のスレーブ機 |
GB9924177D0 (en) * | 1999-10-12 | 1999-12-15 | Srs Technology Limited | Communication and control system |
US6791467B1 (en) * | 2000-03-23 | 2004-09-14 | Flextronics Semiconductor, Inc. | Adaptive remote controller |
US6785711B1 (en) * | 2000-04-04 | 2004-08-31 | Ricoh Co., Ltd. | Method and system for displaying various messages while performing tasks or while idling |
US6686838B1 (en) * | 2000-09-06 | 2004-02-03 | Xanboo Inc. | Systems and methods for the automatic registration of devices |
US7739409B2 (en) * | 2000-09-26 | 2010-06-15 | King Green Ltd. | System and method for making available identical random data to seperate and remote parties |
WO2002047038A1 (en) * | 2000-12-10 | 2002-06-13 | Vkr Holding A/S | Remote control device and method of configuration of such a remote control device |
US7877588B2 (en) * | 2001-01-05 | 2011-01-25 | Harman International Industries, Incorporated | System for transmitting control commands to electronic devices |
US6747590B1 (en) * | 2001-02-12 | 2004-06-08 | Harold J. Weber | Alternate command signal decoding option for a remotely controlled apparatus |
KR100434270B1 (ko) * | 2001-05-30 | 2004-06-04 | 엘지전자 주식회사 | 가전기기 네트워크 제어시스템 |
CN1175623C (zh) * | 2001-07-25 | 2004-11-10 | 台均实业有限公司 | 实现家庭消费电器远程控制码传输综合遥控的方法及装置 |
TW545417U (en) * | 2001-09-07 | 2003-08-01 | Wintecronics Ltd | Releasing apparatus for chip burglarproof system of vehicular remote-control system |
US7224903B2 (en) * | 2001-12-28 | 2007-05-29 | Koninklijke Philips Electronics N. V. | Universal remote control unit with automatic appliance identification and programming |
JP2003309883A (ja) * | 2002-04-18 | 2003-10-31 | Hitachi Ltd | 制御システム及び方法 |
US6998997B2 (en) * | 2002-05-30 | 2006-02-14 | X10 Wireless Technology, Inc. | System and method for learning macro routines in a remote control |
US7170422B2 (en) * | 2002-06-24 | 2007-01-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Personal programmable universal remote control |
JP2004151947A (ja) * | 2002-10-30 | 2004-05-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報端末機器及び該機器を実行するためのプログラム |
JP4491015B2 (ja) * | 2003-01-15 | 2010-06-30 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | ネットワーク内の装置に名前を割り当てるための方法および構成 |
US20050101250A1 (en) * | 2003-07-10 | 2005-05-12 | University Of Florida Research Foundation, Inc. | Mobile care-giving and intelligent assistance device |
US20070241928A1 (en) * | 2003-10-20 | 2007-10-18 | Intelligent Electronics (Intellectual Property) Li | Wireless Remote Control |
US7363028B2 (en) * | 2003-11-04 | 2008-04-22 | Universal Electronics, Inc. | System and method for controlling device location determination |
US8214447B2 (en) * | 2004-06-08 | 2012-07-03 | Bose Corporation | Managing an audio network |
US20060140170A1 (en) * | 2004-12-28 | 2006-06-29 | Elmar Dorner | Wireless lan remote control |
US20060171453A1 (en) * | 2005-01-04 | 2006-08-03 | Rohlfing Thomas R | Video surveillance system |
US7953844B2 (en) * | 2005-01-31 | 2011-05-31 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Systems and methods for implementing an instant messaging remote control service |
US20060224711A1 (en) * | 2005-03-29 | 2006-10-05 | Eaton Corporation | Self-learning server communicating values from a plurality of communicating devices of one communication network to a client of another communication network |
DK1900152T3 (da) * | 2005-07-04 | 2009-04-06 | Vkr Holding As | System med en masterenhed og en flerhed af slaveenheder til drift af en flerhed af anordninger |
-
2005
- 2005-07-04 DK DK05756453T patent/DK1900152T3/da active
- 2005-07-04 AT AT05756453T patent/ATE416535T1/de not_active IP Right Cessation
- 2005-07-04 CN CN2005800509627A patent/CN101218787B/zh active Active
- 2005-07-04 WO PCT/DK2005/000464 patent/WO2007003187A1/en active Application Filing
- 2005-07-04 PL PL05756453T patent/PL1900152T3/pl unknown
- 2005-07-04 EP EP08020882A patent/EP2075954B1/en active Active
- 2005-07-04 AT AT08020882T patent/ATE509444T1/de not_active IP Right Cessation
- 2005-07-04 DE DE602005011497T patent/DE602005011497D1/de active Active
- 2005-07-04 US US11/994,604 patent/US20080198035A1/en not_active Abandoned
- 2005-07-04 JP JP2008518627A patent/JP4699521B2/ja active Active
- 2005-07-04 EA EA200800249A patent/EA011111B1/ru not_active IP Right Cessation
- 2005-07-04 EP EP05756453A patent/EP1900152B1/en active Active
-
2006
- 2006-06-30 EP EP06753325.7A patent/EP1911199B1/en active Active
- 2006-06-30 CN CNA2006800242625A patent/CN101213788A/zh active Pending
- 2006-06-30 US US11/994,726 patent/US20080309513A1/en not_active Abandoned
- 2006-06-30 JP JP2008518634A patent/JP2008545185A/ja not_active Withdrawn
- 2006-06-30 EA EA200800250A patent/EA012021B1/ru not_active IP Right Cessation
- 2006-06-30 WO PCT/DK2006/000388 patent/WO2007003194A1/en active Application Filing
- 2006-06-30 KR KR1020077030362A patent/KR20080035524A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008545302A (ja) * | 2005-07-04 | 2008-12-11 | ヴィーケーアール ホールディング エー/エス | マスタユニットと複数のスレーブユニットとを備えた複数の装置を操作するためのシステム |
JP4699521B2 (ja) * | 2005-07-04 | 2011-06-15 | ヴィーケーアール ホールディング エー/エス | マスタユニットと複数のスレーブユニットとを備えた複数の装置を操作するためのシステム |
JP2015100266A (ja) * | 2011-12-28 | 2015-05-28 | 株式会社東芝 | 電気機器制御装置、電気機器制御方法およびプログラム |
JP2016524425A (ja) * | 2013-06-27 | 2016-08-12 | アイハオス・アクチェンゲゼルシャフトIhaus Ag | 公共および民間の建物において電子的に制御可能な装置およびシステムを制御するための構成および方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20080309513A1 (en) | 2008-12-18 |
US20080198035A1 (en) | 2008-08-21 |
EA200800249A1 (ru) | 2008-04-28 |
CN101213788A (zh) | 2008-07-02 |
ATE416535T1 (de) | 2008-12-15 |
DK1900152T3 (da) | 2009-04-06 |
EP2075954A2 (en) | 2009-07-01 |
EA200800250A1 (ru) | 2008-04-28 |
KR20080035524A (ko) | 2008-04-23 |
EP2075954B1 (en) | 2011-05-11 |
WO2007003194A1 (en) | 2007-01-11 |
EP1911199A1 (en) | 2008-04-16 |
JP4699521B2 (ja) | 2011-06-15 |
EP1911199B1 (en) | 2018-12-12 |
WO2007003187A1 (en) | 2007-01-11 |
CN101218787B (zh) | 2012-08-29 |
EP2075954A3 (en) | 2010-05-05 |
EA012021B1 (ru) | 2009-06-30 |
CN101218787A (zh) | 2008-07-09 |
ATE509444T1 (de) | 2011-05-15 |
PL1900152T3 (pl) | 2009-06-30 |
JP2008545302A (ja) | 2008-12-11 |
EP1900152A1 (en) | 2008-03-19 |
DE602005011497D1 (de) | 2009-01-15 |
EA011111B1 (ru) | 2008-12-30 |
EP1900152B1 (en) | 2008-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008545185A (ja) | マスタユニットと複数のスレーブユニットとを備えた複数の装置を操作するためのシステム | |
US10248088B2 (en) | System for controlling HVAC and lighting functionality | |
US20200278712A1 (en) | Load control system responsive to the location of an occupant and/or mobile device | |
KR100964449B1 (ko) | 빌딩 에너지 관리 시스템 및 그 제어 방법 | |
JP2008545301A (ja) | 少なくとも1つのマスタユニットと複数のスレーブユニットとを備えたシステム | |
EP2467975A1 (en) | Method and apparatus for control of household devices | |
US20080125873A1 (en) | System And Method Of Configuring A Control System For A Plurality Of Devices | |
JP2022123134A (ja) | 開閉制御システム及び開閉制御方法 | |
EP2362052A2 (en) | Screening device control | |
EP3746718B1 (en) | Universal wireless hvac controller with an internally stored infrared (ir) database | |
KR101121157B1 (ko) | 마스터 유닛 및 복수의 슬레이브 유닛들을 운영하기 위한시스템 및 방법 | |
WO2020235100A1 (ja) | 端末装置および温度制御システム | |
KR20080031688A (ko) | 복수의 장치들을 운영하기 위한 마스터 유닛 및 복수의슬레이브 유닛들을 포함하는 시스템 | |
JP2009119058A (ja) | 制御システム | |
JP2015102321A (ja) | 建物内部の環境管理システム | |
CN111433755A (zh) | 家庭网络、电子机器、处理装置及显示方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090514 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20110809 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110831 |