JPH06168786A - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

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JPH06168786A
JPH06168786A JP4346699A JP34669992A JPH06168786A JP H06168786 A JPH06168786 A JP H06168786A JP 4346699 A JP4346699 A JP 4346699A JP 34669992 A JP34669992 A JP 34669992A JP H06168786 A JPH06168786 A JP H06168786A
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JP
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data
control
angle
sun
lighting
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JP4346699A
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English (en)
Inventor
Akihiro Shibata
昭弘 柴田
Hiroshi Nishinami
博 西奈美
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明に係る照明制御システムは、ブラインド
の状態を把握した照明制御を可能にする。 【構成】本発明に係る照明制御システムは、太陽の直射
光の有無を検出する日照センサ13と、緯度と年月日時
分とに対応して、太陽の高度角と方位角とが記憶された
データベース94と、システムが設置された場所の緯度
データと現在の年月日時分データとに基づき前記データ
ベース94を参照して当該位置における太陽の高度角と
方位角とを検出する角度検出手段93と、太陽の高度角
と方位角とに応じて、昼光利用照明制御の可否を決定す
るデータが記憶されている制御可否データテーブル96
と、前記日照センサ13の検出データ及び前記角度検出
手段93により検出された太陽の高度角と方位角とに基
づき、前記制御可否データテーブル96を検索して昼光
利用照明制御の可否を決定する制御可否決定手段95と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一軒の家屋や一棟の
ビルなどの照明器を制御する照明制御システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光灯等の照明負荷が接続された
制御端末器と、この制御端末器に対し所要照明負荷につ
いて照明状態の制御データを伝送して照明制御を行う主
操作盤とが、伝送路を介して接続された照明制御システ
ムが知られている。このシステムでは、近年において、
窓から入り込む外光を考慮した照明制御を行うべく、光
センサを設け、外光の強度データを取り込んで、照明制
御に用いるようにしている。
【0003】しかしながら、上記のシステムによると、
外光の強度を検出するセンサが設けられている場所や窓
に設けられたブラインド等により、検出されている外光
の強度が実際の室内の照度に関係を持たない場合があ
る。そこで、従来においては、手動のスイッチを設け
て、上記光センサの出力を照明制御に用いなくさせるよ
うにしたシステムが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、手動による
制御では、煩わしいことは勿論、制御を忘れることが多
く、せっかくの外光を考慮に入れたシステムが反って、
的確な制御がなされ得なくなるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記の従来照明制御システムの
問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的は、
外光を考慮にいれて的確に昼光制御し得る照明制御シス
テムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、太陽の直射
光の有無を検出する日照センサと、緯度と年月日時分と
に対応して、太陽の高度角と方位角とが記憶されたデー
タベースと、システムが設置された場所の緯度データと
現在の年月日時分データとに基づき前記データベースを
参照して当該位置における太陽の高度角と方位角とを検
出する角度検出手段と、太陽の高度角と方位角とに応じ
て、昼光利用照明制御の可否を決定するデータが記憶さ
れている制御可否データテーブルと、前記日照センサの
検出データ及び前記角度検出手段により検出された太陽
の高度角と方位角とに基づき、前記制御可否データテー
ブルを検索して昼光利用照明制御の可否を決定する制御
可否決定手段とを備えさせて照明制御システムを構成し
た。
【0007】更に本発明では、照明負荷が接続された制
御端末器と、この制御端末器に対し所要照明負荷につい
て照明状態の制御データを伝送して照明制御を行う主操
作盤とが伝送路を介して接続された照明制御システム
に、ブラインドの開閉度に係るデータを検出する監視端
末器と、外光の強度を検出する外光センサと、前記外光
センサの検出データ及び前記監視端末器の検出データを
収集するデータ収集手段と、前記制御端末器に対し所要
照明負荷の調光制御を行わせる制御データを送出するデ
ータ送出手段と、前記外光センサの検出データ及び前記
監視端末器により検出された前記ブラインドの開閉度に
係るデータとに基づき、所定照明負荷の階調度を得るよ
うに、前記外光センサの検出データ及び前記監視端末器
により検出された前記ブラインドの開閉度に係るデー
タ、所定照明負荷の階調度が対応付けられたメモリテー
ブルが記憶された記憶手段と、前記外光センサの検出デ
ータ及び前記ブラインドの開閉度に係るデータを前記収
集手段を介して受け取り、当該検出データに基づき記憶
手段のメモリテーブルを検索して、所要照明負荷の階調
度データを得て、前記データ送出手段を制御して上記階
調度データに対応する制御データを送出させる照明制御
手段とを備えさせて照明制御システムを構成した。
【0008】
【作用】上記の照明制御システムによると、緯度と年月
日時分とに対応して、太陽の高度角と方位角とが記憶さ
れたデータベースが備えられているため、システムが設
置された場所の緯度データと現在の年月日時分データと
に基づき前記データベースを参照して当該位置における
太陽の高度角と方位角とが検出される。また、本照明制
御システムは、太陽の高度角と方位角とに応じて、昼光
利用照明制御の可否を決定するデータが記憶されている
制御可否データテーブルを備える。そこで、太陽の直射
光の有無を検出する日照センサによる検出データ及び前
記においてデータベースから検出された太陽の高度角と
方位角とに基づき、前記制御可否データテーブルを検索
して昼光利用照明制御の可否を決定するようにすること
で、太陽の直射光が室内にどの様に影響しているかを検
出でき、太陽の直射光を考慮に入れて昼光制御の可否決
定がなされ適切なる照明がされることになる。
【0009】更に、上記の照明制御システムによると、
所定の外光の強度が外光センサで検出され、且つ、ブラ
インドの開閉度が所定であるときには、所定の照明負荷
をどの程度の階調度で制御すれば、所要の照度が得られ
るようになるメモリテーブルが記憶された記憶手段を備
えることから、照明制御手段がこのメモリテーブルを用
いて、ブラインドの開閉度と外光の強度とから所定の照
明負荷の階調度を求め、システムによる照明範囲で適切
なる照明を行うことが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本発明の実施
例を説明する。図1のように、主操作盤1と制御端末器
2−1,2−2、監視端末器3とが伝送路4により接続
されている。制御端末器2−1,2−2には、例えば、
蛍光灯等の照明負荷5−1,5−2が接続され、監視端
末器3にはスイッチ6−1〜6−2が接続されている。
このシステムでは、制御端末器2−1,2−2、監視端
末器3、照明負荷5−1、5−2、スイッチ6−1〜6
−2のそれぞれにアドレスが付与されており、監視端末
器3はスイッチ6−1〜6−2が操作されると、当該ス
イッチのアドレス及び自端末のアドレスを伝送路4を介
して主操作盤1に送信する。主操作盤1は、例えば、マ
イクロコンピュータ等により構成され、監視端末器及び
そのスイッチのアドレスに対応させて制御端末器とその
照明負荷のアドレスと照明状態(全調光、段階調光の所
定階調度等)とが記憶されたメモリテーブルを備えてお
り、監視端末器3から送られてくるアドレスに基づきメ
モリテーブルを検索し、照明状態と制御すべき制御端末
器及び照明負荷のアドレスとからなる制御データを伝送
路4へ送信する。対応する制御端末器は自端末と同一の
アドレスである場合に制御データを取込み対応のアドレ
スを持つ照明負荷に対し対応の照明状態を現出させる。
【0011】更に、所定制御端末器の所定照明負荷に対
し、外光の光量に基づく照明制御を行うために、伝送路
4にセンサ端末器10を接続し、外光センサ11で光量
を検出する。これは、照明対象位置に太陽光による間接
光が入り、昼と夜、また、晴れの日と曇りの日とで光量
が変化することに自動的に対応するための構成である。
かかる構成により、外光センサ11から光量信号を得
て、これに対応して所要の照明負荷の連続調光制御、段
調光制御、点灯/消灯制御等の制御データを主操作盤1
から送信するように構成されている。更に、センサ端末
器10には、太陽の直射光の有無を検出する日照センサ
13が接続されている。
【0012】また、制御端末器2−1、2−2には、調
光用のボリュームVRが接続されており、マニュアル操
作による調光の場合には、制御端末器2−1、2−2
は、このボリュームのデータを取り込み保持して調光制
御に用いると共に、主操作盤1へ送信して、自装置の状
態を通知しておく。従って、各制御端末器2−1、2−
2には、自装置の照明制御を行うための制御データを記
憶するメモリが備えられ、主操作盤1には、全制御端末
器2−1、2−2が用いている制御データを記憶するメ
モリが備えられている。
【0013】更に、本実施例では、モータMにより開閉
されるブラインド15が窓に設置されており、上記モー
タMの回転情報(どの方向にどれだけ回転したのか)を
監視端末器3が得て、主操作盤1へ伝送する。すなわ
ち、モータMの回転情報は、ブラインド15の開度情報
であり、主操作盤1は、この開度情報を得ることにな
る。また、監視端末器3の所定のスイッチは、外光セン
サ11のデータによる照明制御を解除するマニュアルス
イッチに割り当てられている。
【0014】次に、主操作盤1の具体的構成を図2に示
す。伝送路4に接続され、信号を送受、データのフォー
マット化、フォーマット化されたデータの分離等を行う
伝送路インタフェース111に、プロセッサ112が接
続されている。プロセッサ112にはROM、RAM等
からなり、このプロセッサ112が用いるプログラム及
びデータが記憶されるメモリ113が接続されている。
プロセッサ112には、基準クロックを与える発振器1
14、電源投入時の所定電圧が印加されたとき等の初期
においてリセットをプロセッサ112に与える初期リセ
ット回路115が接続されている。更に、プロセッサ1
12にはI/Oポート116を介して表示コントローラ
117に接続され、I/Oポート118を介して操作パ
ネル部119に接続されている。表示コントローラ11
7は表示部(LCD等)120に接続されている。メモ
リ113には、各制御端末器2に対応していずれの照明
負荷に対しどのような照明状態を現出するかを示すデー
タのメモリテーブルの他、各種メモリテーブルが記憶さ
れ、また、フラグやレジスタが設けられている。
【0015】図3には、制御端末器2の詳細な構成が示
されている。この制御端末器2においても、伝送路4に
接続され、信号を送受、データのフォーマット化、フォ
ーマット化されたデータの分離等を行う伝送路インタフ
ェース32に、プロセッサ31が接続されている。プロ
セッサ31には、入力ポート34を介して調光制御に係
るボリュームVRが接続され、また、出力ポート35を
介して調光制御部36、37が接続されている。プロセ
ッサ31には更に、制御データ等が記憶されるメモリ3
3が接続され、このメモリ33内のプログラム及びデー
タを用いてプロセッサ31は各部を制御する。調光制御
部36、37には照明負荷が接続される。
【0016】主操作盤1には、図4の如く、データベー
ス94と、例えば、制御可否データテーブル96とが備
えられている。データベース94には、緯度と年月日時
分とに対応して、太陽の高度角と方位角とが記憶されて
いる。制御可否データテーブル96には、太陽の高度角
と方位角とに応じて、昼光利用照明制御の可否データが
記憶されるのであるが、ここでは簡単のため、高度角の
みに基づき昼光利用照明制御の可否データが決定される
とする。
【0017】即ち、図6に示されるように、窓からの直
射光が床からの高さ1.4メートルの位置において1メ
ートル入り込んでいなければ、ブラインド15は開いて
いるとして制御を行う。また、制御可否データテーブル
96には、所定月日から所定月日までを季節『冬』と
し、この期間にはブラインド15は開いているとして制
御を行うためのデータが記憶されている。また、制御可
否データテーブル96には、太陽の方位角に基づき太陽
が窓の方向と一致した方向にあるか否かを検出するため
のデータが記憶されている。
【0018】プロセッサ112は、図4に示す角度検出
手段93と制御可否決定手段95として動作する。即
ち、タイマ92から現在の年月日時分のデータを得ると
共に、予めセットされている当該システムの地球上にお
ける緯度データと上記現在の年月日時分のデータとに基
づき、データベース94を検索して、現在の太陽の高度
角と方位角とを得て、制御可否決定手段95へ与える。
制御可否決定手段95は、日照センサ13より日照あり
か否かのデータを得て、日照ありの時には、上記の現在
の太陽の高度角と方位角とから制御可否データテーブル
96を検索して、図5のフローチャートによる動作を行
う。
【0019】まず、制御可否データテーブル96を検索
して季節データを求め(51)、タイマ92のデータと
一致するかを検出して、季節『冬』であるかによりブラ
インド15が開かれているとするかを検出する(5
2)。このとき、季節が『冬』でなければ、次に方位デ
ータを取り込み、窓の方位と一致するか調べる(53、
54)。一致すると、高度データより図6に示した窓か
らの入り込み量を算出し(55)、所定範囲(1メート
ル以内)かを検出する(56)。ここで否となると初め
て昼光利用によらないブラインド15が閉じられた状態
の制御となる(57)。ステップ52でブラインド15が開
かれているとなったとき、ステップ54で窓の方向と一
致しなかった場合、ステップ56で所定以上に直射光が
侵入していることが検出された場合は、いずれも、ブラ
インド15が開状態として昼光利用による照明制御がな
される(58)。
【0020】上記の構成による調光制御によって、ブラ
インドの状態を推定して昼光利用による制御がなされる
ことにより従来よりも適切な調光制御がなされるのであ
るが、外光センサ11によるセンサ値及び実際のブライ
ンドスラット角、更に、窓際から数列に及んで配置され
ている照明器(照明負荷)による照度との関係では、調
光制御が必ずしも適切とは言えない。即ち、従来、昼光
利用による調光制御では、外光センサ値が所定以下か、
所定値を越えるかにより、調光制御の階調度を変化させ
るのみであった。
【0021】これに対し、図7に示されるように、窓際
から、第1列目の照明負荷L1、第2列目の照明負荷L
2、第3列目の照明負荷L3が天井に取り付けられてい
る場合について考察する。自然光である昼光が曲線V1
で示されるように窓からの距離が離れるに従って減衰す
る。そこで、各位置における照度が曲線V3で示される
ようにほぼフラットになるようにするためには、人口光
による照度が曲線V3で示されるように変化するように
調光を行うと良い。
【0022】この実施例に係る照明制御システムでは、
窓からの自然光が影響を及ぼさぬ位置から室内方向にあ
る照明負荷は、点灯状態で昼光利用による調光制御がな
されるものとする。そこで、システムの起動に先立っ
て、照明負荷L1、L2、L3の直下で床上所定高さの
位置に、照度計を設置し、外光センサ11のセンサ値を
得て、ブラインド15のスラット角を所定とし、照明負
荷L3の直下の照度が人間工学的に最適となるように調
光をを行う。次に、第2列目の照明負荷L2の調光制御
を行って、その直下の照度が照明負荷L3の照度と一致
するようにする。このときの調光に係る階調度を得る。
更に、ブラインド15のスラット角を変化(所定段階で
変化)させて、同様に第2列目の照明負荷L2の調光制
御を行って、その直下の照度が照明負荷L3の照度と一
致するようにする。このときの調光に係る階調度を得
る。更に、1日中、また、数日に亘って同様の測定を繰
り返し、図8に示されるようなデータを得る。つまり、
外光センサ11のセンサ値とブラインド15のスラット
角(オープンを含めて8段階)とで、第2列目の照明負
荷L2の調光制御に係る階調度を決定するデータであ
る。
【0023】上記第2列目の照明負荷L2の調光制御時
に、その直下の照度が照明負荷L3の照度と一致するよ
うになると、更に、第1列目の照明負荷L1の調光制御
を行って、その直下の照度が照明負荷L3の照度と一致
するようにする。このときの第1列目の照明負荷L1の
調光制御に係る階調度を得る。この測定は、第2列目の
照明負荷L2の調光制御時に追従して行う。この結果、
ブラインド15のスラット角が所定のときに、外光セン
サ11のセンサ値と第2列目の照明負荷L2の調光制御
に係る階調度とで決定される第1列目の照明負荷L1の
調光制御に係る階調度のデータが図9に示す通り得られ
る。つまり、図9のデータは、ブラインド15のスラッ
ト角毎に得られる。なお、本実施例において、階調度は
『0』から『31』までの32階調を用いている。
【0024】上記の測定は、人によって行っても、或い
は、当該照明制御システムによって行っても良い。上記
測定の結果得られたデータは、図10、図11に示され
るメモリテーブルT1、T2に記憶される。測定が人に
よって行われた場合には、例えば、キー入力によりメモ
リテーブルの作成がなされ、測定が当該照明制御システ
ムによって行われた場合にはメモリテーブルの作成は当
該照明制御システムによって行われれる。図10のメモ
リテーブルT1は、図8のグラフに対応しており、外光
センサ値とブラインドスラット角とから第2列目の照明
負荷L2の階調度が得られるテーブルである。また。図
11のメモリテーブルT2は、図9のグラフに対応して
おり、ブラインドスラット角毎に、外光センサ値と第2
列目の照明負荷L2の階調度とから、第1列目の照明負
荷L1の階調度が得られるテーブルである。
【0025】主操作盤1のメモリ113内には、図12
に示されるようにブラインドスラット角による調光制御
を行うか否かを示す制御フラグF、スラット角レジスタ
R1、外光センサ値レジスタR2、第1列目の照明負荷
に対する調光制御の階調度がセットされるレジスタR
3、第2列目の照明負荷に対する調光制御の階調度がセ
ットされるレジスタR4が備えられている。上記のう
ち、制御フラグFには、操作パネル部119から入力が
行われ、ブラインドスラット角による調光制御を行う場
合には、制御フラグFがオンにセットされる。この実施
例における照明制御システムでは、主制御盤1のメモリ
113に図13に示されるようなフローチャートのプロ
グラムが格納されており、プロセッサ112がこのプロ
グラムにより各手段として動作する。
【0026】即ち、システムが立ち上げられると、プロ
セッサ112は制御フラグFを参照して(201)、オ
ン、つまり、ブラインドスラット角による調光制御を行
うことがセットされているか否かを検出する(20
2)。ここで、オンがセットされていなければ図5に示
されているフローチャートのプログラムによる調光制御
が行われる(203)。この図5に示されているフロー
チャートのプログラムによる調光制御の場合において
も、ステップ58において昼光利用による調光制御を行
う場合には、本実施例のステップ204乃至ステップ2
12を実行するようにする。
【0027】上記のステップ202において、制御フラ
グFがオンであった場合には、伝送路インタフェース1
11を介して監視端末器3によるスラット角を取り込み
(204)、そのときにレジスタR1に記憶されている
スラット角と比較し変化があるかを検出する(20
5)。変化があれば、新たなスラット角をレジスタR1
に書き込み(206)、変化がなければ書き込みを行わ
ずに、外光センサ11のセンサ値を取り込み(20
7)、スラット角或いは外光センサ11のセンサ値のい
ずれかに変化があったか否かを検出する(208)。い
ずれにも変化がなければ、ステップ202へ戻って動作
を続けるが、変化があれば、外光センサ11のセンサ値
をレジスタR2へ書き込み、且つ、レジスタR1、R2
に記憶されているスラット角と外光センサ11のセンサ
値とに基づき図10に示されるメモリテーブルT1を参
照して対応する第2列目の照明負荷の調光制御に係る階
調度を得る(209)。プロセッサ112は、上記で得
た階調度で第2列目の照明負荷の調光制御を行うべく、
制御データにアドレスを付して伝送路4へ送出する(2
10)。これに基づき、第2列目の照明負荷L2の調光
制御がなされる。
【0028】更に、プロッセサ112は、上記で得た第
2列目の照明負荷の階調度、レジスタR1、R2に記憶
されているスラット角と外光センサ11のセンサ値とに
基づき図11に示されるメモリテーブルT2を参照して
対応する第1列目の照明負荷の調光制御に係る階調度を
得る(211)。プロセッサ112は、ここで得られた
階調度で第1列目の照明負荷の調光制御を行うべく、制
御データにアドレスを付して伝送路4へ送出する(21
2)。これに基づき、第2列目の照明負荷L2の調光制
御がなされる。この後、ステップ202からの動作が繰
り返される。
【0029】なお、本実施例では、各列の照明負荷の直
下の照度を最適値としたが、これによると、各列の中間
において、いわゆる照度の谷間が生じ好ましくない(図
7参照)。そこで、他の実施例では、より窓際側の列の
照明負荷の直下の照度を上げるようにしてメモリテーブ
ルを作成する。これによって、いわゆる照度の谷間をな
くすることができると共に、窓から差し込む光によっ
て、ちょうど逆光となり窓側の人の顔が室内の人から見
えにくいという問題をも解決できる。更に、窓際から何
列目までを上記のように調光制御するかは、任意であ
る。上記メモリテーブルを用いて第3列目以降の照明負
荷をも調光制御する場合、第n列目の階調度を求めるメ
モリテーブルは、その時々の外光センサによるセンサ値
及び実際のブラインドスラット角と第n−1列目までの
照明負荷による影響照度とから階調度を検索するものな
る。この第n−1列目までの照明負荷による影響照度を
得るため、第n−1列目までの照明負荷の階調度と第n
列目に対する影響照度とを対応付けたメモリテーブルが
作成され、メモリ113に格納される。このテーブルを
用いて第n−1列目までの照明負荷の階調度から対応す
る第n列目に対する影響照度を得て、これとその時々の
外光センサによるセンサ値及び実際のブラインドスラッ
ト角とを用いてメモリテーブルの検索を行って、この第
n列目の階調度を求める。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、太
陽の直射光を考慮にいれた昼光制御の可否決定がなさ
れ、ブラインドの状態を従来より以上に把握して、的確
な照明制御を行い得る。また、外光センサによるセンサ
値及び実際のブラインドスラット角、更に、窓際から数
列に及んで配置されている照明器(照明負荷)による照
度との関係をメモリテーブル化して、その時々の外光セ
ンサによるセンサ値及び実際のブラインドスラット角か
ら調光制御に最適な階調度を得て、調光制御を行うの
で、適切な照明がなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図。
【図2】本発明の実施例の主操作盤の構成図。
【図3】本発明の実施例の制御端末器の構成図。
【図4】本発明の実施例の構成図。
【図5】本発明の実施例の動作を説明するフローチャー
ト。
【図6】本発明の実施例による直射光の入り込み測定を
示す図。
【図7】室内における各光の照度変化を示す図。
【図8】外光センサ値、ブラインドスラット角、第2列
目照明負荷の階調度の関係を示す図。
【図9】ブラインドスラット角毎の外光センサ値、第2
列目照明負荷の階調度、第1列目の照明負荷の階調度の
関係を示す図。
【図10】本発明の実施例で用いられるメモリテーブル
を示す図。
【図11】本発明の実施例で用いられるメモリテーブル
を示す図。
【図12】主操作盤のメモリの要部構成図。
【図13】本発明の他の実施例の動作を説明するフロー
チャート。
【符号の説明】
1 主操作盤 2−1〜2
−5 制御端末器 3 監視端末器 4 伝送路 5−1〜5−5 照明負荷 10 セン
サ端末器 11 外光センサ 13 日照
センサ 14 モータ 15 ブラ
インド 16 制御端末器 92 タイ
マ 93 角度検出手段 94 デー
タベース 95 制御可否決定手段 96 制御
可否データテーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽の直射光の有無を検出する日照セン
    サと、 緯度と年月日時分とに対応して、太陽の高度角と方位角
    とが記憶されたデータベースと、 システムが設置された場所の緯度データと現在の年月日
    時分データとに基づき前記データベースを参照して当該
    位置における太陽の高度角と方位角とを検出する角度検
    出手段と、 太陽の高度角と方位角とに応じて、昼光利用照明制御の
    可否を決定するデータが記憶されている制御可否データ
    テーブルと、 前記日照センサの検出データ及び前記角度検出手段によ
    り検出された太陽の高度角と方位角とに基づき、前記制
    御可否データテーブルを検索して昼光利用照明制御の可
    否を決定する制御可否決定手段とを備えることを特徴と
    する照明制御システム。
  2. 【請求項2】 太陽の直射光の有無を検出する日照セン
    サと、 緯度と年月日時分とに対応して、太陽の高度角と方位角
    とが記憶されたデータベースと、 システムが設置された場所の緯度データと現在の年月日
    時分データとに基づき前記データベースを参照して当該
    位置における太陽の高度角と方位角とを検出する角度検
    出手段と、 太陽の高度角と方位角と月日に応じて、昼光利用照明制
    御の可否を決定するデータが記憶されている制御可否デ
    ータテーブルと、 前記日照センサの検出データ及び前記角度検出手段によ
    り検出された太陽の高度角と方位角とに基づき、前記制
    御可否データテーブルを検索して昼光利用照明制御の可
    否を決定する制御可否決定手段とを備えることを特徴と
    する照明制御システム。
  3. 【請求項3】 太陽の直射光の有無を検出する日照セン
    サと、 緯度と年月日時分とに対応して、太陽の高度角と方位角
    とが記憶されたデータベースと、 システムが設置された場所の緯度データと現在の年月日
    時分データとに基づき前記データベースを参照して当該
    位置における太陽の高度角と方位角とを検出する角度検
    出手段と、 太陽の高度角と方位角と月日に応じて、昼光利用照明制
    御の可否を決定するデータが記憶されている制御可否デ
    ータテーブルと、 前記日照センサの検出データ及び前記角度検出手段によ
    り検出された太陽の高度角と方位角とに基づき、前記制
    御可否データテーブルを検索すると共に、太陽光の直射
    光が室内に入り込む距離を算出しこの距離に基づいて昼
    光利用照明制御の可否を決定する制御可否決定手段とを
    備えることを特徴とする照明制御システム。
  4. 【請求項4】 照明負荷が接続された制御端末器と、こ
    の制御端末器に対し所要照明負荷について照明状態の制
    御データを伝送して照明制御を行う主操作盤とが伝送路
    を介して接続された照明制御システムにおいて、 ブラインドの開閉度に係るデータを検出する監視端末器
    と、 外光の強度を検出する外光センサと、 前記外光センサの検出データ及び前記監視端末器の検出
    データを収集するデータ収集手段と、 前記制御端末器に対し所要照明負荷の調光制御を行わせ
    る制御データを送出するデータ送出手段と、 前記外光センサの検出データ及び前記監視端末器により
    検出された前記ブラインドの開閉度に係るデータとに基
    づき、所定照明負荷の階調度を得るように、前記外光セ
    ンサの検出データ及び前記監視端末器により検出された
    前記ブラインドの開閉度に係るデータ、所定照明負荷の
    階調度が対応付けられたメモリテーブルが記憶された記
    憶手段と、 前記外光センサの検出データ及び前記ブラインドの開閉
    度に係るデータを前記収集手段を介して受け取り、当該
    検出データに基づき記憶手段のメモリテーブルを検索し
    て、所要照明負荷の階調度データを得て、前記データ送
    出手段を制御して上記階調度データに対応する制御デー
    タを送出させる照明制御手段とを備えることを特徴とす
    る照明制御システム。
JP4346699A 1992-09-30 1992-12-25 照明制御システム Pending JPH06168786A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4809113A (en) * 1986-04-11 1989-02-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Tape cassette with improved cover structure
JP2014508285A (ja) * 2011-01-11 2014-04-03 クゥアルコム・インコーポレイテッド 光情報を使用した測位システム
KR20150024196A (ko) * 2013-08-26 2015-03-06 엘지전자 주식회사 조명 제어 장치, 조명 제어 시스템 및 조명 제어 방법

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JP2014508285A (ja) * 2011-01-11 2014-04-03 クゥアルコム・インコーポレイテッド 光情報を使用した測位システム
KR20150024196A (ko) * 2013-08-26 2015-03-06 엘지전자 주식회사 조명 제어 장치, 조명 제어 시스템 및 조명 제어 방법

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