JPH0611151A - 機体の吊下装置 - Google Patents

機体の吊下装置

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JPH0611151A
JPH0611151A JP4167548A JP16754892A JPH0611151A JP H0611151 A JPH0611151 A JP H0611151A JP 4167548 A JP4167548 A JP 4167548A JP 16754892 A JP16754892 A JP 16754892A JP H0611151 A JPH0611151 A JP H0611151A
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bolt
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vibration
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Kyukichi Kuwabara
久吉 桑原
Masaki Saito
昌己 斉藤
Hirofumi Iinuma
宏文 飯沼
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吊下げ作業を非常に行い易い機体の吊下装置
を提供する。 【構成】 機体5の外側壁43に吊下げ具32を設け、
天井から吊下げられたボルト30に螺合させた上下のナ
ット34,36で吊下げ具32を挟持させる機体の吊下
装置において、吊下げ具32を被覆する防振材31と、
ボルト30が挿入されるU字状の切欠き33a,35a
を有する保持具33,35とを備え、この保持具33,
35をナット34,36と防振材31との間に介在させ
たので、1つの防振材31で吊下げ具32を被覆でき、
しかも保持具33,35の切欠き33a,35aに側方
からボルトを挿入することができるから、吊下げ作業を
非常に行い易くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の本体等を
吊下げるための機体の吊下装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の本体等の機体に取付けた吊
下げ具に吊下げボルトを通し、この吊下げ具の両側から
ナットで挟持する機体の吊下装置は、本出願人が特願平
3−272648号として出願したものがあり、この吊
下装置では、吊下げ具と上部ナット及び下部ナットとの
間には防振ゴムとワッシャーとを介在させて、上向きの
振動と下向きの振動とを低減できるように構成してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した機体の吊下装
置では、吊下げボルトに上部ナット、上部ワッシャー、
上部防振ゴム、下部防振ゴム、下部ワッシャー、下部ナ
ットを順次吊下げボルトに通さなければならず吊下装置
の吊下げ作業を行い辛いものとなっていた。
【0004】この発明は、吊下げ作業を行い易い機体の
吊下装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、機体の外側
壁に吊下げ具を設け、天井から吊下げられたボルトに螺
合させた一対のナットで前記吊下げ具を挟持させる機体
の吊下装置において、前記吊下げ具を被覆する防振材
と、前記ボルトが挿入されるU字状の切欠きを有する一
対の保持具とを備え、この保持具を前記防振材とナット
との間に介在させたものである。
【0006】
【作用】この機体の吊下装置では、1つの防振材で機体
の外側壁に設けた吊下げ具を被覆できる。しかも、防振
材とナットとの間に介在させる保持具にはU字状の切欠
きが設けられているので、保持具の側方からこの切欠き
にボルトを挿入することができる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
【0008】図1及び図2において、5は空気調和機4
の機体、30は天井から吊下げられたボルト、31は吊
下げ具32に嵌め込まれるゴム製の防振材、33はこの
防振材に上側から当てられる保持具で、この保持具には
ボルト30が側方から挿入されるU字状の切欠き33a
と、防振材31の側面に当てられる支持部33b,33
cとが形成されており、この支持部より防振材31に保
持具33が嵌まるようになっている。34は保持具33
の上に位置するナット、35は防振材に下側から当てら
れる保持具、35aはこの保持具に形成されたU字状の
切欠き、35b,35cは保持具35に形成された支持
部、36は保持具35の下に位置するナット、37はこ
のナットの下に位置するナットである。前記保持具3
3,35は同一形状に設定されている。また、38は仮
止め用の金具である。
【0009】尚、ボルト31の直径は約10mm、ナッ
ト34,36,37の最大の径は約17mmである。
【0010】また、39,40,41,42は機体5の
外側壁43より外方に配置させた接続部で、夫々冷媒入
口管の接続部、冷媒出口管の接続部、温水出口管の接続
部、温水入口管の接続部である。44はドレンホース、
45は外側壁43の切欠き口に着脱自在に取付けられて
いる盲板、46はこの盲板に形成した丸孔で、この丸孔
には十字状に切込みを入れたキャップ〔図示せず〕が取
付けられる。そして、このキャップには配線が通され
る。
【0011】図3及び図4において、31aは吊下げ具
32に嵌まり込む溝で、この溝に吊下げ具32が嵌まり
込むようにして防振材31を吊下げ具32に取付ける
と、この吊下げ具32はこの防振材31で被覆されるこ
とになる。31bは貫通孔、31cは位置決めのために
吊下げ具32の貫通孔32aに嵌まり込む突起で、この
突起があるため金属製のボルト30と金属製の吊下げ具
32とが直接接触しないようになっていると共に、この
防振材31が吊下げ具32から外れにくくなっている。
32bは溝31aに挿入し易くするための斜視部であ
る。尚、防振材31の貫通孔31bの直径は32mm、
吊下げ具32の貫通孔32aの直径は36mmである。
このため、ボルト30にナット34,36,37を螺合
させた状態のまま、このボルト30に防振材31の貫通
孔31bを通すことができると共に、このボルト30と
吊下げ具32との位置関係を、ボルト30の周方向36
0度にわたって調節することができる。
【0012】図5において、1は冷媒が流れる熱交換器
1aと温水が流れる熱交換器1bとで構成される熱交換
器、2はこの熱交換器の下流側に配置されたクロスフロ
ーファン〔以下、送風機という〕、3はこれら送風機や
熱交換器1の運転を制御するための電気部品が収納され
た電装箱で、これら電装箱や熱交換器1や送風機2は空
気調和機4の機体5に内蔵されている。
【0013】6は筐体の下部及び天井板20に取付けら
れる化粧パネルで、この化粧パネルは着脱自在に設けた
吸込グリル7を備えている。この吸込グリル7を45°
以上回動させるとこの吸込グリルが化粧パネル6から取
外せるようなヒンジ〔図示せず〕によりグリルは化粧パ
ネル6に取付けられている。
【0014】8は熱交換器1からのドレンを受けるドレ
ンパン、9はこのドレンパンにつながり吹出通路の通路
壁を形成する舌部、10は電装箱3及び内側壁11に取
付けた取付枠で、空気清浄フィルター12が着脱自在に
取付けられる。この空気清浄フィルターは、例えば帯電
フィルター素子と脱臭フィルター素子とで構成されてい
る。
【0015】13は電装箱3を機体5の内側壁11へ取
付けるための固定具である。また、化粧パネル6には吸
込口15や吹出口16が形成されており、この吸込口に
は吸込グリル7が配置されると共に吹出口16には風向
変更板17,18が配置されている。前記吸込グリル7
の裏側にはそのネットが波形に形成されており長期間そ
の掃除をしないまま使用できるプレフィルター19が着
脱自在に設けられている。
【0016】このように構成された空気調和機1の機体
5は次の手順で吊下げられる。
【0017】まず最初に、作業者は4ケ所のボルト30
にナット34,36,37を余裕をもって螺合させる。
そして、4ケ所の吊下げ具32に、この吊下げ具が溝3
1aに嵌まり込むようにして防振材31を取付ける。防
振材31を取付けると、吊下げ具32は防振材31で被
覆された状態となる。次に、4ケ所の防振材31の貫通
孔31bの夫々にボルト30が通るように機体5を上方
へ移動させ、後で作業を行う方のボルト〔例えば図1の
左側のボルト〕には金具38で仮止めをしておく。そし
て、防振材31の上下からU字状の切欠き33a,35
aにボルト30が側方から挿入されるようにして保持具
33,35にボルト30を通し、次にこの保持具33,
35を上下から防振材31に当てる。そして、この防振
材31の貫通孔31aとボルト30との位置関係を上下
方向と、ボルト30の周方向とで微調節してナット3
4,36,37を防振材31の方に締付ける。このナッ
ト34,36,37の締付けで1ケ所のボルト30と吊
下げ具32との固定作業は終了となる。そして、あと3
ケ所同手順でボルト30と吊下げ具32との固定作業を
行うと、機体5の吊下げ作業は終了する。そして、この
機体5の吊下げ作業が終了した後、図示しない冷媒配管
や温水配管やドレンホースを接続し、機体5の下部に化
粧パネル6を取付けると空気調和機4の据付作業は終了
する。
【0018】このように、この機体の吊下装置では、1
つの防振材31で吊下げ具32を上下から被覆でき、し
かも保持具33,35の切欠き33a,35aに側方か
らボルト30を挿入することができるから、上部の保持
具と上部の防振材と機体の吊下げ具と下部の防振材と下
部の保持具とをボルトに順次ひとつづつ通していた従来
の機体の吊下装置に比べて、機体の吊下げ作業を非常に
行い易くすることができる。
【0019】また、防振材31の貫通孔31bはナット
34,36,37の径よりも大きく形成されているの
で、ナット34,36,37をボルト30に螺合させた
状態で、ボルト30を貫通孔31bに通すことができる
から、作業の手順が限定されず作業をし易くなる。しか
も、ボルト30の周方向に余裕があるので、ボルト30
と吊下げ具32との位置を微調節することもできる。更
に、ボルト30と吊下げ具32との固定はボルト30を
吊下げ具30の貫通孔32を通しているので、振動等で
機体5が横方向に動くようなことがあっても、ボルト3
0と吊下げ具32との固定が外れるようなことは防止さ
れている。
【0020】更にまた、吊下げ具32に防振材31が嵌
まり込み、この防振材に保持具33,35が嵌まり合っ
ているので、吊下げ具32と防振材31と保持具33,
35とを1つの固りとして上下方向や横方向に動かすこ
とができるので、吊下げ具32とボルト30との位置の
微調節を行い易い。
【0021】図6にはこの発明の機体の吊下装置で他の
住宅に機体を吊下げた例を示す。図は枠組壁工法と呼ば
れている工法で建てられる住宅で、40は例えば2階の
床板、41は1階の天井板、42はこれらの天井板と床
板40とにわたっている支持板、43は取付用のL字金
具、44はこのL字金具を支持板42に取付けるための
木ねじ、45は円内に示した貫通ボルトで、L字金具4
3を支持板42に取付けるためのものであり、この貫通
ボルトか木ねじ44の何れかが使用される。46は天井
内に配置されるボルト、47はこのボルトを固定するた
めのナットである。
【0022】この機体の吊下装置では、L字金具43を
使用することにより図6に示すような住宅に機体を吊下
げることができる。
【0023】
【発明の効果】この発明は、機体の外側壁に吊下げ具を
設け、天井から吊下げられたボルトに螺合させた一対の
ナットで前記吊下げ具を挟持させる機体の吊下装置にお
いて、前記吊下げ具を被覆する防振材と、前記ボルトが
挿入されるU字状の切欠きを有する一対の保持具とを備
え、この保持具を前記防振材とナットとの間に介在させ
たので、1つの防振材で前記吊下げ具を被覆でき、しか
も、防振材とナットとの間に介在させる保持具のU字状
の切欠きに側方から前記ボルトを挿入することができる
から、ひとつひとつの部品をボルトに順次通していた従
来のものに比べて吊下げ作業を非常に行い易くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す機体の吊下装置の説
明図である。
【図2】同機体の吊下装置の要部斜視図である。
【図3】同機体の吊下装置の吊下げ具と防振材を示す平
面図である。
【図4】同機体の吊下装置の吊下げ具と防振材との図3
に示すIV−IV線断面図である。
【図5】同機体の吊下装置で吊下げた空気調和機の断面
図である。
【図6】同機体の吊下装置の他の実施例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】 5 機体 30 ボルト 31 防振材 32 吊下げ具 33,35 保持具 33a,35a 切欠き 34,36 ナット 43 外側壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の外側壁に吊下げ具を設け、天井か
    ら吊下げられたボルトに螺合させた一対のナットで前記
    吊下げ具を挟持させる機体の吊下装置において、前記吊
    下げ具を被覆する防振材と、前記ボルトが挿入されるU
    字状の切欠きを有する一対の保持具とを備え、この保持
    具を前記防振材とナットとの間に介在させたことを特徴
    とする機体の吊下装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5896430U (ja) * 1981-12-22 1983-06-30 松下精工株式会社 空気調和機等の吊下装置
JPS6326016U (ja) * 1986-08-04 1988-02-20
JPS6334930U (ja) * 1986-08-22 1988-03-07

Patent Citations (3)

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