JPH06111142A - 店舗運用管理システム及び閉領域データ通信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の店舗運用管理システムは、店舗内に
おける端末装置の配置の自由度を向上させ、各種装置の
設置や保守作業を簡略化すると共に、有線によるネット
ワークにおける種々の弊害を排除することを目的とす
る。 【構成】 本発明は、店内で販売する商品に関する種々
のデータを管理するホストコンピュータ１と、上記ホス
トコンピュータ１に有線のネットワークを介して接続
し、店舗内の壁・天井・柱・床・窓等に１つ又は複数設
けてなる赤外線ターミナル２と、使用目的に応じた種々
の機能を備え、かつ上記赤外線ターミナル２との間で赤
外線によって信号の送受信を行なう送受信機能を有した
端末装置３とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、店舗などの閉領域にお
いて、ネットワークを介して端末装置から入力される種
々のデ−タをホストコンピュータにて管理するデ−タ通
信システムに関し、特に、店内で販売する商品について
の種々のデ−タを管理する店舗運用管理システムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
スーパーマーケットや小売店などの店舗において、ＰＯ
Ｓシステムの導入などにより、商品の在庫や販売に関す
るデータをコンピュータ管理することが広く普及してき
ている。従来、この種の店舗運用管理システムでは、ホ
ストコンピュータと各種の端末装置との間及び端末装置
どうしの間は有線によるネットワークを介して接続され
ていた。

【０００３】しかし、かかるネットワークの接続を全て
有線によって行なうと、以下のような不都合があった。
第１に、上記全ての接続を有線によるため、店舗内の配
線が複雑となり、ＰＯＳレジスタなどの端末装置の配置
にも制約が生じていた。また、商品の販売時点における
諸データを入力するためのＰＯＳレジスタとバーコード
リーダとをケーブルで接続した場合、最大でケーブルの
長さ分しかバーコードリーダをＰＯＳレジスタから離す
ことができないため、作業者の動作が制限されていた。
さらに、ケーブルを商品に引っ掛けて商品を落したり倒
したりするおそれもあった。そこで、ケーブルを用いず
にＰＯＳレジスタとバーコードを接続する手段の導入が
要請されていた。

【０００４】なお従来は、かかる課題を解決するため、
ネットワークの一部または全部を電波を用いて無線で接
続する場合があった。しかし、この場合にも、電波の漏
洩に対するセキュリティを十分に行なうことが困難であ
ること、利用者に電波を扱うためのライセンスが必要で
あること、電波障害により誤動作が生じるおそれがある
こと、帯域が狭くデータの伝送量が少ないことなどの欠
点があった。

【０００５】第２に、商品の在庫データを管理するため
の棚卸端末装置では、オペレータの移動を制限しないよ
うにＰＯＳ端末装置とデータ収集装置とを分離してお
り、データの転送（ホストコンピュータへの入力）を行
なうには、データ収集作業とは別途に上記データ収集装
置をＰＯＳ端末装置にケーブルで接続して行なわなけれ
ばならず、作業が煩雑であった。そこで、ケーブルを用
いるまでもなく上記データ収集装置とＰＯＳ端末装置と
を接続する手段の導入が要請されていた。

【０００６】第３に、商品によっては時間帯などに応じ
て値段の変更を要するものがあるが、従来の商品棚に設
けられているタグ（値札）は、紙やプラスチックのプレ
ートに印刷や手書きによって値段が書かれているのが一
般的であり、値段を変更する際には手作業でタグを取換
えており煩雑であった。そして、かかる課題を解決する
ため、液晶等による表示によって商品の値段を表示する
タグユニットが用いられる場合があったが、この場合、
商品棚の内部に多量の配線を敷設する必要があるため、
経費が増し、タグユニットの設置作業や保守が煩雑とな
る欠点があった。

【０００７】本発明は、上述した従来の課題を解決し、
店舗内における端末装置の配置の自由度を向上させ、各
種装置の設置や保守作業を簡略化すると共に、有線によ
るネットワークにおける種々の弊害を排除することを目
的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の店舗運用管理システムは、店内で販売する
商品に関する種々のデータを管理するホストコンピュー
タと、上記ホストコンピュータに有線のネットワークを
介して接続し、店舗内の壁・天井・柱・床・窓等に１つ
又は複数設けてなる赤外線ターミナルと、上記赤外線タ
ーミナルとの間で赤外線によって信号の送受信を行なう
送受信機能を有したＰＯＳレジスタと、上記ＰＯＳレジ
スタとの間で赤外線によって信号の送受信を行なう送受
信機能を有したバーコードリーダとを備えてなることを
特徴とする。

【０００９】上記の赤外線によって相互に信号の送受信
を行なうＰＯＳレジスタとバーコードリーダとは、従来
の有線のみによる店舗運用管理システムに単独で導入し
てもよい。この場合、ＰＯＳレジスタはケーブルにて直
接ホストコンピュータに接続する。

【００１０】また、上記店舗運用管理システムにおい
て、端末装置として、上記赤外線ターミナルとの間で赤
外線によって信号の送受信を行なう送受信機能を有し、
作業者の腰にベルト等で取り付け可能としたターミナル
装置と、上記ターミナル装置との間で赤外線によって信
号の送受信を行なう送受信機能を有し、作業者の腕にベ
ルト等で取り付け可能とした入力キーボードと、上記タ
ーミナル装置との間で赤外線によって信号の送受信を行
なう送受信機能を有し、上記ターミナル装置に脱着自在
としたバーコードリーダとを備えてなることを特徴とす
る。

【００１１】さらに、上記店舗運用管理システムにおい
て、端末装置として、上記赤外線ターミナルとの間で赤
外線によって信号の送受信を行なう送受信機能を有する
と共に、電気的に表示を行なう１または２以上のタグ表
示部を有し、各商品棚の前面にそれぞれ設けてなるタグ
ユニットとを備えてなることを特徴とする。

【００１２】上記タグユニットは、タグ表示部の近傍に
配置されたスイッチを有し、該スイッチが押圧されるこ
とを条件に上記タグ表示部の表示を変化させるようにし
てもよい。

【００１３】また、上記発明は、店舗運用管理システム
に限らず、一般的な閉領域でのデータ通信システムにお
いて、上記有線のネットワークに起因する課題を解決す
る手段として用いることができる。

【００１４】かかる目的を達成する本発明の閉領域デー
タ通信システムは、種々のデータを管理するホストコン
ピュータと、上記ホストコンピュータに有線のネットワ
ークを介して接続し閉領域内に１つ又は複数設けてなる
赤外線ターミナルと、種々の機能を有すると共に上記赤
外線ターミナルとの間で赤外線によって信号の送受信を
行なう送受信機能を有した端末装置とを備えてなること
を特徴とする。

【００１５】

【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の一実施例に係る店舗運用管
理システムの構成を示す概略図である。図示のように、
本実施例の店舗運用管理システムは、ホストコンピュー
タ１と、ホストコンピュータ１に接続した赤外線ターミ
ナル２と、端末装置３とからなる。端末装置３として
は、商品の販売時点における諸データを入力するための
ＰＯＳレジスタや、商品の在庫データを入力するための
棚卸端末装置などがある。

【００１６】上記ホストコンピュータ１は、商品の在庫
数、値段、販売数など店内の商品に関する種々のデータ
を蓄積し管理する。上記赤外線ターミナル２は、ホスト
コンピュータ１に有線のネットワークを介して接続して
おり、ホストコンピュータ１と端末装置３との間のデー
タの送受信を仲介する。赤外線ターミナル２は、店舗内
の壁・天井・柱・床・窓等に１つ又は補数個設けてあ
る。赤外線ターミナル２の個数及び間隔は、店舗の広さ
や店舗内の端末装置３の設置位置などに応じて決めるこ
とができる。したがって、十分小さい店舗では赤外線タ
ーミナル２を一個のみ設けてもよい。

【００１７】赤外線ターミナル２を上記のように設置す
ることによって、端末装置３を店舗内に自由に配置する
ことができると共に、改装などの際にも端末装置３の移
動が容易となる。また、ホストコンピュータ１と赤外線
ターミナル２とを接続するケーブルは店舗の壁・天井・
柱・床・窓等に配線されるため、邪魔になることはな
く、また配線が複雑になることもない。

【００１８】上記端末装置３は、使用目的に応じて種々
の機能を備える他、赤外線ターミナル２との間で赤外線
によって信号の送受信を行なう送受信機能を備えてな
る。これによって、端末装置３で入力した諸データを赤
外線を用いて赤外線ターミナル２に送信し、ホストコン
ピュータ１に入力することができる。また反対に、ホス
トコンピュータ１からの命令を赤外線ターミナル２が赤
外線を用いて端末装置３に送信し、端末装置３に種々の
処理をさせることができる。さらに、必要に応じて端末
装置３どうしの接続を赤外線によって行なうことができ
る。

【００１９】図２にＰＯＳレジスタ３１とバーコードリ
ーダ３２とを赤外線によって接続した場合の構成を示
す。図示のように、ＰＯＳレジスタ３１とバーコードリ
ーダ３２とは、それぞれ赤外線の送受信部３１ａ、３２
ａを備えている。これによって、バーコードリーダ３２
は商品に付されたバーコードを読取って得た商品データ
を、赤外線を用いてＰＯＳレジスタ３１に送信する。ま
た必要な場合には、ＰＯＳレジスタ３１からバーコード
リーダ３２にデータや命令を送信することができる。

【００２０】ＰＯＳレジスタ３１は、バーコードリーダ
３２から送信された商品データに基づいて、値段の表示
などの処理を行なうと共に、商品データ及び処理データ
を上述したように赤外線を用いて赤外線ターミナル２へ
送信し、ホストコンピュータ１に入力する。なお、上記
ＰＯＳレジスタ３１とバーコードリーダ３２との間で赤
外線によって信号の送受信を行なう構成は、ＰＯＳレジ
スタ３１が赤外線ターミナル２を介さず、直接有線でホ
ストコンピュータ１に接続しているシステムにおいても
導入することが可能である。

【００２１】図３に棚卸端末装置におけるＰＯＳ端末装
置としてのターミナル装置３３と、データ収集装置とし
ての入力キーボード３４及びバーコードリーダ３５とを
赤外線によって接続した場合の構成を示す。これらの各
装置は、それぞれ赤外線の送受信部（図示せず）を備え
ている。バーコードリーダ３５は、商品に付されたバー
コードを読取って得た商品データを、赤外線を用いてタ
ーミナル装置３３に送信する。

【００２２】入力キーボード３４は、図４に示すように
数値等を入力するためのキーボード部３４ａと、入力の
確認等を行なうための画面表示部３４ｂとを備えてな
る。そして、商品の棚卸個数や在庫数などの棚卸データ
をキーボード部３４ａより入力し、赤外線を用いてター
ミナル装置３３に送信する。入力キーボード３４は、図
５に示すようにベルトで作業者の腕に取り付け可能とし
てある。

【００２３】ターミナル装置３３は、受信した商品デー
タ及び棚卸データを、赤外線を用いて赤外線ターミナル
２に送信し、ホストコンピュータ１に入力する。また必
要な場合には、ターミナル装置３３から入力キーボード
３４やバーコードリーダ３５にデータや命令を送信する
ことができる。ターミナル装置３３は、図５に示すよう
にベルト等で作業者の腰に取り付け可能としてある。さ
らに、ターミナル装置３３には、バーコードリーダ３５
を係止するフックなどを設け、バーコードリーダ３５を
脱着自在に嵌着できるようにしてある。したがって、バ
ーコードリーダ３５をターミナル装置３３に嵌着してお
けば両手が自由になるため、大きい商品でも両手で持っ
てバーコードの読取りを行ない、商品データを入力する
ことができることとなる。

【００２４】次に、本実施例を利用した商品の値段のタ
グユニットについて説明する。本実施例のタグユニット
４は、図６及び図７に示すような棒状の部材であり、両
端に固定片４１を有して商品棚５の前面に取付けられ
る。タグユニット４の前面には、ＬＣＤなど電気的に表
示を行なうタグ表示部４２が所定間隔で複数個設けてあ
り、商品棚５に置かれた商品の値段を表示する。またタ
グユニット４の上面には、赤外線の送受信部４３を設け
てあり、ホストコンピュータ１から赤外線によって送信
された表示命令を受信し、タグ表示部４２の表示を制御
する。

【００２５】このようにタグユニット４を構成すること
によって、タグユニット４は商品棚５に配線を行なう必
要なく単体で動作させることができる。またタグユニッ
ト４の動作用電力を外部から供給する場合にも、商品棚
５には電力供給用の配線のみを行なえばよく、複雑にな
ることはない。

【００２６】さらに、タグユニット４は、図８に示すよ
うに、タグ表示部４２の近傍にスイッチ４４を設け、ス
イッチ４４を押圧した場合にのみタグ表示部４２に商品
の値段を表示するようにしたり、通常は何らかの表示を
点滅させておき、スイッチ４４の押圧時に商品の値段や
他の詳細情報を表示するようにすることができる。この
場合、どのスイッチ４４が押されたかを示す信号を赤外
線送受信部４３から赤外線ターミナル２に送信し、ホス
トコンピュータ１に入力する。

【００２７】このように構成すれば、商品の値段の確認
の有無をデ−タとして収集することができる。そのた
め、ＰＯＳレジスタより入力される販売デ−タと合せる
ことにより、購買者が値段を確認して商品を買ったか、
高い商品をあえて選んで買ったかといった詳細な販売デ
ータを蓄積することができる。このような販売データ
は、売れ筋商品の発見や商品の配置を決めるために利用
することができる。

【００２８】なお、本実施例では店舗運用管理システム
においてネットワークのデータ通信の一部を赤外線を用
いて行なう例について説明したが、広く一般の閉領域に
おけるデータ通信システムにおいても、本発明を導入
し、データ通信の一部を赤外線を用いて行なうことがで
きるのは言うまでもない。この場合、ホストコンピュー
タと赤外線ターミナルとを、上述の店舗運用管理システ
ムと同様に構成し、さらに、閉領域における動作目的に
応じて種々の機能を有し赤外線ターミナルとの間で赤外
線によって信号の送受信を行なう送受信機能を有した端
末装置を備える構成とする。

【００２９】これによって、端末装置で入力した諸デー
タを赤外線ターミナルを介してホストコンピュータに入
力し管理することができ、反対にホストコンピュータか
ら発信した動作命令やデータを赤外線ターミナルを介し
て各端末装置に送信することができる。

【００３０】

【発明の効果】以上説明したように、本発明は、閉領域
データ通信システム、特に店舗運用管理システムにおい
て、ネットワークのデータ通信の一部を赤外線を用いて
行なうこととしたため、店舗内（または閉領域内）にお
ける端末装置の配置を自由に設定することができ、配線
も大幅に簡略化することができるという効果がある。

【００３１】また、赤外線を利用するため、電波を用い
た無線によるネットワークと異なり、電波の漏洩に対す
るセキュリティの確保といった問題がなく、利用者のラ
イセンス取得が不要であり、電波障害による誤動作が生
じるおそれもないといった利点が得られ、かつ電波に比
して多量のデータを伝送することができるため、ネット
ワーク全体の構成を簡略化できるという効果がある。

【００３２】また、ＰＯＳレジスタとバーコードリーダ
との間の信号の送受信を赤外線を用いて行なうこととし
たため、オペレータの行動の自由度が大きくなり、商品
にケーブルを引っ掛けて倒したり落したりすることを防
止できるという効果がある。さらに、このＰＯＳレジス
タとバーコードリーダとは、従来の有線のみによるネッ
トワークでも利用することができるため、店舗の改装を
することなく容易に導入できるという効果がある。

【００３３】請求項３の発明は、棚卸端末装置のターミ
ナル装置とバーコードリーダ及び入力キーボードとの間
の信号の送受信及びターミナル装置によるデータの転送
を赤外線を用いて行なうこととしたため、データの収集
とホストコンピュータへの入力を同時に行なうことがで
き、作業が煩雑にならないという効果がある。

【００３４】請求項４の発明は、タグユニットに設けた
タグ表示部の表示を、赤外線によって送信される信号に
より制御するため、時間帯などに応じて商品の値段を変
更する作業が容易に行なえるという効果がある。また、
商品棚に複雑な配線を設ける必要がなく、設置や保守の
作業が煩雑とならず、経費もかからないという効果があ
る。

【００３５】請求項５の発明は、タグユニットのタグ表
示部近傍に設けたスイッチを押すことによって表示を変
化させることとしたため、値段の確認の有無をデータと
して収集し、購買者が値段を確認して商品を買ったか、
値段の高い商品をあえて選択したかといったより詳細な
販売データを蓄積することができる。これによって、売
れ筋商品の発見や商品の配置の決定に役立てることがで
きるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係る店舗運用管理システム
の構成を示す概略図である。

【図２】本実施例のＰＯＳレジスタとバーコードリーダ
を示す斜視図である。

【図３】本実施例の棚卸端末装置の構成を示す概略図で
ある。

【図４】図３の入力キーボードを示す平面図である。

【図５】図３の棚卸端末装置の使用例を示す図である。

【図６】本実施例のタグユニットの構成を示す斜視図で
ある。

【図７】図６のタグユニットを商品棚に取り付けた状態
を示す斜視図である。

【図８】図６のタグユニットの要部拡大図である。

【符号の説明】

１ ホストコンピュータ ２ 赤外線ターミナル ３ 端末装置 ４ タグユニット ３１ ＰＯＳレジスタ ３２ バーコードリーダ ３３ ターミナル装置 ３４ 入力キーボード ３５ バーコードリーダ ４２ タグ表示部 ４３ 送受信部 ４４ スイッチ

フロントページの続き (72)発明者 竹内 修 東京都世田谷区桜新町２−28−16 コリン ズ51−202 株式会社エス・エス・アン ド・ティ内

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 店内で販売する商品に関する種々のデー
   タを管理するホストコンピュータと、 上記ホストコンピュータに有線のネットワークを介して
   接続し、店舗内の壁・天井・柱・床・窓等に１つ又は複
   数設けてなる赤外線ターミナルと、 上記赤外線ターミナルとの間で赤外線によって信号の送
   受信を行なう送受信機能を有したＰＯＳレジスタと、 上記ＰＯＳレジスタとの間で赤外線によって信号の送受
   信を行なう送受信機能を有したバーコードリーダとを備
   えてなることを特徴とする店舗運用管理システム。
2. 【請求項２】 店内で販売する商品に関する種々のデー
   タを管理するホストコンピュータと、 上記ホストコンピュータにネットワークを介して接続し
   てなるＰＯＳレジスタと、 上記ＰＯＳレジスタとの間で赤外線によって信号の送受
   信を行なう送受信機能を有したバーコードリーダとを備
   えてなることを特徴とする店舗運用管理システム。
3. 【請求項３】 店内で販売する商品に関する種々のデー
   タを管理するホストコンピュータと、 上記ホストコンピュータに有線のネットワークを介して
   接続し、店舗内の壁・天井・柱・床・窓等に１つ又は複
   数設けてなる赤外線ターミナルと、 上記赤外線ターミナルとの間で赤外線によって信号の送
   受信を行なう送受信機能を有し、作業者の腰にベルト等
   で取り付け可能としたターミナル装置と、 上記ターミナル装置との間で赤外線によって信号の送受
   信を行なう送受信機能を有し、作業者の腕にベルト等で
   取り付け可能とした入力キーボードと、 上記ターミナル装置との間で赤外線によって信号の送受
   信を行なう送受信機能を有し、上記ターミナル装置に脱
   着自在としたバーコードリーダとを備えてなることを特
   徴とする店舗運用管理システム。
4. 【請求項４】 店内で販売する商品に関する種々のデー
   タを管理するホストコンピュータと、 上記ホストコンピュータに有線のネットワークを介して
   接続し、店舗内の壁・天井・柱・床・窓等に１つ又は複
   数設けてなる赤外線ターミナルと、 上記赤外線ターミナルとの間で赤外線によって信号の送
   受信を行なう送受信機能を有すると共に、電気的に表示
   を行なう１または２以上のタグ表示部を有し、各商品棚
   の前面にそれぞれ設けてなるタグユニットとを備えてな
   ることを特徴とする店舗運用管理システム。
5. 【請求項５】 タグユニットが、タグ表示部の近傍に配
   置されたスイッチを有し、該スイッチが押圧されること
   を条件に上記タグ表示部の表示を変化させることを特徴
   とする請求項４に記載の店舗運用管理システム。
6. 【請求項６】 種々のデータを管理するホストコンピュ
   ータと、 上記ホストコンピュータに有線のネットワークを介して
   接続し、閉領域内に１つ又は複数設けてなる赤外線ター
   ミナルと、 種々の機能を有すると共に、上記赤外線ターミナルとの
   間で赤外線によって信号の送受信を行なう送受信機能を
   有した端末装置とを備えてなることを特徴とする閉領域
   データ通信システム。