JPH06111122A - 自動販売機の抽出濾過装置 - Google Patents

自動販売機の抽出濾過装置

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Publication number
JPH06111122A
JPH06111122A JP25519292A JP25519292A JPH06111122A JP H06111122 A JPH06111122 A JP H06111122A JP 25519292 A JP25519292 A JP 25519292A JP 25519292 A JP25519292 A JP 25519292A JP H06111122 A JPH06111122 A JP H06111122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extraction
blade
blown
air
room
Prior art date
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Pending
Application number
JP25519292A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Yamanishi
敏光 山西
Yuzuru Nakamura
譲 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP25519292A priority Critical patent/JPH06111122A/ja
Publication of JPH06111122A publication Critical patent/JPH06111122A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 抽出室の内面に原料滓が付着して残留しない
抽出濾過装置を提供することを目的とする。 【構成】 抽出室1の供給口9から加圧空気10が吹き込
まれると、吹き込まれた加圧空気10が補助翼32に衝突し
て支持軸18を回転させる。この支持軸18の回転によって
攪拌翼33が混合液11を攪拌する。混合液11には攪拌翼33
による攪拌によって水平方向の流れCが発生して、原料
滓13がこの混合液の流れCにあって抽出室1の内壁面へ
の付着を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機における抽出
濾過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開昭64-31480号公報などに開示されて
いるように、この種の抽出濾過装置は図6〜図9に示す
ように構成されている。
【0003】抽出濾過装置は下面が開放された抽出室1
と、抽出室1の下面開口2を閉塞する位置と図9に示す
ように開放する位置とに昇降駆動されるフィルター受け
3と、抽出室1の上部開口4を開閉する弁体5と前記フ
ィルター受け3を駆動する開閉装置6などで構成されて
いる。
【0004】従来の抽出濾過は次のような工程で構成さ
れている。最初は、図6に示すようにフィルター受け3
でフィルタ7を抽出室1の下面開口2に押し付けて閉塞
するとともに、圧縮ばね8の付勢に抗して弁体5を押し
下げて抽出室1の上部開口4を開放する。この状態で矢
印Aで示すように、上部開口4から原料と熱湯を抽出室
1に投入し、この状態で図7に示すように供給口9から
エアー10を吹き込んで原料と熱湯の混合液11を攪拌し、
次に図8に示すように弁体5の前記押し下げを解除して
弁体5で上部開口4を閉塞して抽出室1を密閉し、さら
に供給口9からエアー10をさらに吹き込んで抽出室1の
内圧を上げて、抽出室1とフィルター受け3とで挟持さ
れているフィルタ7で混合液11を強制濾過する。抽出エ
キスの溶け込んだ熱湯は、フィルタ7を通過して管路12
を介してカップへ払い出され、原料滓13はフィルタ7の
上に残る。次に図9に示すようにフィルター受け3が降
下して、原料滓13の付着したフィルタ7が次の販売に使
用されるものに入れ替えられる。
【0005】弁体5は開閉装置6の出力軸14に取り付け
られたバルブ開閉カム15によって駆動され、フィルター
受け3は開閉装置6によって駆動されており、出力軸14
が一回転する間に弁体5とフィルター受け3が図6〜図
9に示したように移動する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の抽出
濾過装置はコーヒーの販売に使用されており、抽出室1
の内圧を上げて混合液11を強制濾過する際に、抽出室1
の内面に原料滓13が付着して図9に示すように残留する
問題がある。
【0007】本発明は抽出室1の内面に原料滓13が付着
して残留しない抽出濾過装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の抽出濾過装置
は、抽出室に入れた原料と湯の混合液を攪拌翼で攪拌し
て水平回転する流れを形成し、前記抽出室に設けられた
供給口から加圧空気を吹き込んで前記混合液をフィルタ
で強制濾過して原料滓と抽出エキスの溶け込んだ抽出液
とに分離する抽出濾過装置であって、前記攪拌翼の支持
軸に前記供給口から吹き込まれた加圧空気を受てこの支
持軸を回転駆動する補助翼を設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】この構成によると、抽出室の供給口から加圧空
気が吹き込まれると、吹き込まれた加圧空気が補助翼に
衝突して支持軸を回転させる。この支持軸の回転によっ
て攪拌翼が混合液を攪拌する。混合液には攪拌翼による
攪拌によって水平方向の流れが発生して、原料滓がこの
混合液の流れにあって抽出室の内壁面への付着を防止で
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の抽出濾過装置を図1〜図5に
示す実施例に基づいて説明する。なお、図6〜図9と同
様の作用をなすものには、同一の符号を付けて説明す
る。
【0011】本発明の抽出濾過装置は、図1に示すよう
に弁体5の支持軸18には攪拌翼33と補助翼32が取り付け
られており、供給口9から吹き込まれたエアー10が補助
翼32に当たるように構成されている。なお、供給口9は
図2に示すように支持軸18とは距離Bだけずらして配置
されている。
【0012】このように構成したため、抽出室1に原料
と湯を投入した後に、弁体5で上部開口4を閉塞してい
ない図1に示す状態で、供給口9からエアー10を吹き込
むと、エアー10が補助翼32に衝突して支持軸18を回転さ
せる。この支持軸18の回転によって混合液11が攪拌翼33
で攪拌されて、混合液11に水平方向の流れ〔抽出室1の
内周面に沿った矢印C方向の水平回転〕が発生する。こ
の攪拌工程が完了すると、弁体5が上部開口4を閉塞し
て供給口9からはエアー10が続けて吹き込まれる。これ
によって抽出室1が加圧されて混合液11がフィルタ7で
強制濾過される。この強制濾過によって抽出室1の液面
が低下するときには、混合液11に水平方向に惰性回転す
る流れCが発生しているため、原料滓13が抽出室1の内
壁面に付着しない。
【0013】また、このように混合液11に水平方向に惰
性回転させながら強制濾過した場合には、フィルタ7の
上には中央が高くなるように山形に原料滓13が堆積し、
抽出室1の内壁面に近い外周部は原料滓13の堆積高さが
低いため、フィルター受け3を下降させた場合にも、抽
出室1の下面開口2の付近への原料滓13の付着も見られ
ない良好なものであった。
【0014】さらに、上記のように攪拌工程では供給口
9から吹き込んだエアー10を補助翼32に衝突させて支持
軸18を回転させているため、攪拌翼33を回転駆動する特
別なモータを設ける必要がない。
【0015】図3〜図5は支持軸18の昇降駆動の機構を
示している。昇降自在に支持された弁体5の支持軸18に
は上部に鍔部19,19で上下位置を挟まれた状態でばね受
け20が回動自在に取り付けられている。ばね受け20には
図4に示すように水平方向に突出した凸部21が形成され
ており、この凸部21が原料投入口22に取り付けられた蓋
23に形成されている溝24に係合して、ばね受け20は回転
が規制されて昇降のみ自在に支持されている。ばね受け
20と前記蓋23との間には圧縮ばね8が介装されている。
【0016】ばね受け20は凸部21に係合するレバー25に
よって上方への移動が規制されている。レバー25は固定
側26から支持されたシャフト27に挿通されて回動自在
で、その内側にはレバー25に対して回動自在にホルダー
28がビス29,29で取り付けられている。ホルダー28の中
央にはカムローラ30が取り付けられている。固定側26と
レバー25の間にはカムローラ30を前記バルブ開閉カム15
に当接させる方向に付勢するばね31が介装されている。
【0017】
【発明の効果】本発明の抽出濾過装置によると、強制濾
過されて抽出室の液面が低下するときには、混合液に水
平回転する流れが発生しているため、原料滓がこの混合
液の流れにあって抽出室の内壁面への付着を防ぐことが
でき、長期間にわたって清潔な販売状態を維持すること
ができる。しかも、水平回転する前記の流れを作り出す
攪拌翼は、供給口から抽出室に吹き込まれた加圧空気を
受て補助翼によって回転駆動されるため、攪拌翼を駆動
するために特別なモータを必要としないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の抽出濾過装置の攪拌工程の縦断面図で
ある。
【図2】同実施例の抽出室の要部の水平断面図である。
【図3】同抽出濾過装置の弁体の駆動機構を示す要部正
面図である。
【図4】図3の水平断面図である。
【図5】図4のD−D矢視図である。
【図6】従来の抽出濾過装置の原料と熱湯の投入工程の
断面図である。
【図7】従来の抽出濾過装置の攪拌工程の断面図であ
る。
【図8】従来の抽出濾過装置の強制濾過工程の断面図で
ある。
【図9】従来の抽出濾過装置の原料滓の除去工程の断面
図である。
【符号の説明】
1 抽出室 2 下面開口 3 フィルター受け 4 上部開口 5 弁体 7 フィルタ 8 圧縮ばね 9 供給口 10 エアー〔加圧空気〕 11 混合液 13 原料滓 18 支持軸 32 補助翼 33 攪拌翼 C 水平回転する混合液の流れ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抽出室に入れた原料と湯の混合液を攪拌
    翼で攪拌して水平回転する流れを形成し、前記抽出室に
    設けられた供給口から加圧空気を吹き込んで前記混合液
    をフィルタで強制濾過して原料滓と抽出エキスの溶け込
    んだ抽出液とに分離する抽出濾過装置であって、前記攪
    拌翼の支持軸に前記供給口から吹き込まれた加圧空気を
    受てこの支持軸を回転駆動する補助翼を設けた自動販売
    機の抽出濾過装置。
JP25519292A 1992-09-25 1992-09-25 自動販売機の抽出濾過装置 Pending JPH06111122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25519292A JPH06111122A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 自動販売機の抽出濾過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25519292A JPH06111122A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 自動販売機の抽出濾過装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06111122A true JPH06111122A (ja) 1994-04-22

Family

ID=17275316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25519292A Pending JPH06111122A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 自動販売機の抽出濾過装置

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