JPH06111121A - 自動販売機の抽出濾過装置 - Google Patents
自動販売機の抽出濾過装置Info
- Publication number
- JPH06111121A JPH06111121A JP4255191A JP25519192A JPH06111121A JP H06111121 A JPH06111121 A JP H06111121A JP 4255191 A JP4255191 A JP 4255191A JP 25519192 A JP25519192 A JP 25519192A JP H06111121 A JPH06111121 A JP H06111121A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chute
- valve body
- hot water
- extraction
- vending machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 抽出室に原料と湯を投入するのに使用される
シュートを、ブリュワーユニットを自動販売機の庫内に
セットしたままの状態で洗浄できる抽出濾過装置を提供
することを目的とする。 【構成】 シュート32の出口を開閉する弁体５と、シュ
ート32内に補助翼33を設けたため、弁体５によってシュ
ート32の出口を閉じてシュート32内に湯Ｂを溜め、この
状態で補助翼33モータ17でを回転させて湯Ｂを攪拌して
シュート32の内面を洗浄し、洗浄が完了すると弁体５を
開放して抽出室１に洗浄に使用した湯Ｂを放出する。
シュートを、ブリュワーユニットを自動販売機の庫内に
セットしたままの状態で洗浄できる抽出濾過装置を提供
することを目的とする。 【構成】 シュート32の出口を開閉する弁体５と、シュ
ート32内に補助翼33を設けたため、弁体５によってシュ
ート32の出口を閉じてシュート32内に湯Ｂを溜め、この
状態で補助翼33モータ17でを回転させて湯Ｂを攪拌して
シュート32の内面を洗浄し、洗浄が完了すると弁体５を
開放して抽出室１に洗浄に使用した湯Ｂを放出する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機における抽出
濾過装置に関するものである。
濾過装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】実開昭64-31480号公報などに開示されて
いるように、この種の抽出濾過装置は図５〜図８に示す
ように構成されている。
いるように、この種の抽出濾過装置は図５〜図８に示す
ように構成されている。
【０００３】抽出濾過装置は下面が開放された抽出室１
と、抽出室１の下面開口２を閉塞する位置と図８に示す
ように開放する位置とに昇降駆動されるフィルター受け
３と、抽出室１の上部開口４を開閉する弁体５と前記フ
ィルター受け３を駆動する開閉装置６などで構成されて
いる。
と、抽出室１の下面開口２を閉塞する位置と図８に示す
ように開放する位置とに昇降駆動されるフィルター受け
３と、抽出室１の上部開口４を開閉する弁体５と前記フ
ィルター受け３を駆動する開閉装置６などで構成されて
いる。
【０００４】従来の抽出濾過は次のような工程で構成さ
れている。最初は、図５に示すようにフィルター受け３
でフィルタ７を抽出室１の下面開口２に押し付けて閉塞
するとともに、圧縮ばね８の付勢に抗して弁体５を押し
下げて抽出室１の上部開口４を開放する。この状態で矢
印Ａで示すように、上部開口４から原料と熱湯を抽出室
１に投入し、この状態で図６に示すように供給口９から
エアー10を吹き込んで原料と熱湯の混合液11を攪拌し、
次に図７に示すように弁体５の前記押し下げを解除して
弁体５で上部開口４を閉塞して抽出室１を密閉し、さら
に供給口９からエアー10をさらに吹き込んで抽出室１の
内圧を上げて、抽出室１とフィルター受け３とで挟持さ
れているフィルタ７で混合液11を強制濾過する。抽出エ
キスの溶け込んだ熱湯は、フィルタ７を通過して管路12
を介してカップへ払い出され、原料滓13はフィルタ７の
上に残る。次に図８に示すようにフィルター受け３が降
下して、原料滓13の付着したフィルタ７が次の販売に使
用されるものに入れ替えられる。
れている。最初は、図５に示すようにフィルター受け３
でフィルタ７を抽出室１の下面開口２に押し付けて閉塞
するとともに、圧縮ばね８の付勢に抗して弁体５を押し
下げて抽出室１の上部開口４を開放する。この状態で矢
印Ａで示すように、上部開口４から原料と熱湯を抽出室
１に投入し、この状態で図６に示すように供給口９から
エアー10を吹き込んで原料と熱湯の混合液11を攪拌し、
次に図７に示すように弁体５の前記押し下げを解除して
弁体５で上部開口４を閉塞して抽出室１を密閉し、さら
に供給口９からエアー10をさらに吹き込んで抽出室１の
内圧を上げて、抽出室１とフィルター受け３とで挟持さ
れているフィルタ７で混合液11を強制濾過する。抽出エ
キスの溶け込んだ熱湯は、フィルタ７を通過して管路12
を介してカップへ払い出され、原料滓13はフィルタ７の
上に残る。次に図８に示すようにフィルター受け３が降
下して、原料滓13の付着したフィルタ７が次の販売に使
用されるものに入れ替えられる。
【０００５】弁体５は開閉装置６の出力軸14に取り付け
られたバルブ開閉カム15によって駆動され、フィルター
受け３は開閉装置６によって駆動されており、出力軸14
が一回転する間に弁体５とフィルター受け３が図５〜図
８に示したように移動する。
られたバルブ開閉カム15によって駆動され、フィルター
受け３は開閉装置６によって駆動されており、出力軸14
が一回転する間に弁体５とフィルター受け３が図５〜図
８に示したように移動する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の抽出
濾過装置はコーヒーの販売に使用されており、抽出室１
に原料と湯を投入するために設けられているシュート32
の内側に汚れが付着するので、抽出室１とシュート32と
で構成されているブリュワーユニットを頻繁に取り外し
て洗浄することが必要である。
濾過装置はコーヒーの販売に使用されており、抽出室１
に原料と湯を投入するために設けられているシュート32
の内側に汚れが付着するので、抽出室１とシュート32と
で構成されているブリュワーユニットを頻繁に取り外し
て洗浄することが必要である。
【０００７】本発明はブリュワーユニットを自動販売機
の庫内にセットしたままの状態で洗浄できる構造の自動
販売機の抽出濾過装置を提供することを目的とする。
の庫内にセットしたままの状態で洗浄できる構造の自動
販売機の抽出濾過装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の抽出濾過装置
は、シュートを介して抽出室に原料と湯を投入し、抽出
室で原料と湯の混合液をフィルタで強制濾過して原料滓
と抽出エキスの溶け込んだ抽出液とに分離する抽出濾過
装置であって、前記シュートの出口を開閉する弁体と、
前記シュート内にこのシュートに溜められた液体を攪拌
する補助翼を設けたことを特徴とする。
は、シュートを介して抽出室に原料と湯を投入し、抽出
室で原料と湯の混合液をフィルタで強制濾過して原料滓
と抽出エキスの溶け込んだ抽出液とに分離する抽出濾過
装置であって、前記シュートの出口を開閉する弁体と、
前記シュート内にこのシュートに溜められた液体を攪拌
する補助翼を設けたことを特徴とする。
【０００９】
【作用】この構成によると、弁体によってシュートの出
口を閉じてシュート内に液体を溜め、この状態で補助翼
を回転させて前記液体を攪拌してシュートの内面を洗浄
し、洗浄が完了すると弁体を開放して抽出室に洗浄に使
用した液体を放出する。
口を閉じてシュート内に液体を溜め、この状態で補助翼
を回転させて前記液体を攪拌してシュートの内面を洗浄
し、洗浄が完了すると弁体を開放して抽出室に洗浄に使
用した液体を放出する。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の抽出濾過装置を図１〜図４に
示す実施例に基づいて説明する。なお、図５〜図８と同
様の作用をなすものには、同一の符号を付けて説明す
る。
示す実施例に基づいて説明する。なお、図５〜図８と同
様の作用をなすものには、同一の符号を付けて説明す
る。
【００１１】本発明の抽出濾過装置は、図１に示すよう
に弁体５の支持軸18には、弁体５よりも下方位置に攪拌
翼16が取り付けられ、弁体５よりも上方位置には補助翼
33が取り付けられている。補助翼33はシュート32に配設
されており、洗浄工程では図１に示すように上部開口４
に僅かの隙間を開けた状態で弁体５によってこの上部開
口４を閉塞し、この状態でシュート32に湯Ｂを供給して
溜め、支持軸18を回転させる。これによって、シュート
32に溜められている湯Ｂが補助翼33によって攪拌されて
シュート32の内面に付着した汚れが落とされる。規定時
間の洗浄が完了すると弁体５が全開されて洗浄に使用し
た湯Ｂが抽出室１に流される。抽出室１に溜められた湯
Ｂはシュート32を介して補充された湯と共に抽出室１に
溜められて、抽出室１の洗浄に使用される。具体的に
は、上部開口４に僅かの隙間を開けた状態または全開し
た状態で支持軸18を回転させると、抽出室１に溜められ
た湯Ｂが攪拌翼16によって攪拌され、抽出室１の内面に
付着した汚れが落とされる。規定時間にわたる抽出室１
の洗浄が完了すると、弁体５によって上部開口４が完全
に閉塞され、供給口９からエアー10を吹き込んで抽出室
１の内部を加圧し、洗浄に使用した湯Ｂをフイルタ７を
介して強制濾過して排出される。
に弁体５の支持軸18には、弁体５よりも下方位置に攪拌
翼16が取り付けられ、弁体５よりも上方位置には補助翼
33が取り付けられている。補助翼33はシュート32に配設
されており、洗浄工程では図１に示すように上部開口４
に僅かの隙間を開けた状態で弁体５によってこの上部開
口４を閉塞し、この状態でシュート32に湯Ｂを供給して
溜め、支持軸18を回転させる。これによって、シュート
32に溜められている湯Ｂが補助翼33によって攪拌されて
シュート32の内面に付着した汚れが落とされる。規定時
間の洗浄が完了すると弁体５が全開されて洗浄に使用し
た湯Ｂが抽出室１に流される。抽出室１に溜められた湯
Ｂはシュート32を介して補充された湯と共に抽出室１に
溜められて、抽出室１の洗浄に使用される。具体的に
は、上部開口４に僅かの隙間を開けた状態または全開し
た状態で支持軸18を回転させると、抽出室１に溜められ
た湯Ｂが攪拌翼16によって攪拌され、抽出室１の内面に
付着した汚れが落とされる。規定時間にわたる抽出室１
の洗浄が完了すると、弁体５によって上部開口４が完全
に閉塞され、供給口９からエアー10を吹き込んで抽出室
１の内部を加圧し、洗浄に使用した湯Ｂをフイルタ７を
介して強制濾過して排出される。
【００１２】図２〜図４は支持軸18の昇降駆動ならび回
転駆動の機構を示している。昇降自在に支持された弁体
５の支持軸18には上部に鍔部19，19で上下位置を挟まれ
た状態でばね受け20が回動自在に取り付けられている。
ばね受け20には図３に示すように水平方向に突出した凸
部21が形成されており、この凸部21が原料投入口22に取
り付けられた蓋23に形成されている溝24に係合して、ば
ね受け20は回転が規制されて昇降のみ自在に支持されて
いる。ばね受け20と前記蓋23との間には圧縮ばね８が介
装されている。
転駆動の機構を示している。昇降自在に支持された弁体
５の支持軸18には上部に鍔部19，19で上下位置を挟まれ
た状態でばね受け20が回動自在に取り付けられている。
ばね受け20には図３に示すように水平方向に突出した凸
部21が形成されており、この凸部21が原料投入口22に取
り付けられた蓋23に形成されている溝24に係合して、ば
ね受け20は回転が規制されて昇降のみ自在に支持されて
いる。ばね受け20と前記蓋23との間には圧縮ばね８が介
装されている。
【００１３】ばね受け20は凸部21に係合するレバー25に
よって上方への移動が規制されている。レバー25は固定
側26から支持されたシャフト27に挿通されて回動自在
で、その内側にはレバー25に対して回動自在にホルダー
28がビス29，29で取り付けられている。ホルダー28の中
央にはカムローラ30が取り付けられている。固定側26と
レバー25の間にはカムローラ30を前記バルブ開閉カム15
に当接させる方向に付勢するばね31が介装されている。
よって上方への移動が規制されている。レバー25は固定
側26から支持されたシャフト27に挿通されて回動自在
で、その内側にはレバー25に対して回動自在にホルダー
28がビス29，29で取り付けられている。ホルダー28の中
央にはカムローラ30が取り付けられている。固定側26と
レバー25の間にはカムローラ30を前記バルブ開閉カム15
に当接させる方向に付勢するばね31が介装されている。
【００１４】このように構成された抽出濾過装置は、バ
ルブ開閉カム15がばね31の付勢に抗してレバー25を回動
させてばね受け20を圧縮ばね８の付勢に抗して押し下げ
て、弁体５を下降させて抽出室１の上部開口４を開くこ
とができる。支持軸18の上端に連結されているモータ17
をこの状態で運転して、補助翼33ならびに攪拌翼16を回
転させる。
ルブ開閉カム15がばね31の付勢に抗してレバー25を回動
させてばね受け20を圧縮ばね８の付勢に抗して押し下げ
て、弁体５を下降させて抽出室１の上部開口４を開くこ
とができる。支持軸18の上端に連結されているモータ17
をこの状態で運転して、補助翼33ならびに攪拌翼16を回
転させる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明によると、抽出室へ
原料と湯を投入するために使用されるシュートを洗浄す
るために、シュートの出口を開閉する弁体と、前記シュ
ート内にこのシュートに溜められた液体を攪拌する補助
翼を設けたため、弁体によってシュートの出口を閉じて
シュート内に液体を溜め、この状態で補助翼を回転させ
て前記液体を攪拌してシュートの内面を洗浄し、洗浄が
完了すると弁体を開放して抽出室に洗浄に使用した液体
を放出することによって、ブリュワーユニットを自動販
売機の庫内にセットしたままの状態で洗浄することがで
き、自動販売機のメンテナンスの操作性が向上する。
原料と湯を投入するために使用されるシュートを洗浄す
るために、シュートの出口を開閉する弁体と、前記シュ
ート内にこのシュートに溜められた液体を攪拌する補助
翼を設けたため、弁体によってシュートの出口を閉じて
シュート内に液体を溜め、この状態で補助翼を回転させ
て前記液体を攪拌してシュートの内面を洗浄し、洗浄が
完了すると弁体を開放して抽出室に洗浄に使用した液体
を放出することによって、ブリュワーユニットを自動販
売機の庫内にセットしたままの状態で洗浄することがで
き、自動販売機のメンテナンスの操作性が向上する。
【図１】本発明の抽出濾過装置のシュート洗浄工程の縦
断面図である。
断面図である。
【図２】同抽出濾過装置の弁体の駆動機構を示す要部正
面図である。
面図である。
【図３】図２の水平断面図である。
【図４】図３のＤ−Ｄ矢視図である。
【図５】従来の抽出濾過装置の原料と熱湯の投入工程の
断面図である。
断面図である。
【図６】従来の抽出濾過装置の攪拌工程の断面図であ
る。
る。
【図７】従来の抽出濾過装置の強制濾過工程の断面図で
ある。
ある。
【図８】従来の抽出濾過装置の原料滓の除去工程の断面
図である。
図である。
１ 抽出室 ７ フィルタ ５ 弁体 17 モータ 18 支持軸 32 シュート 33 補助翼
Claims (2)
- 【請求項１】 シュートを介して抽出室に原料と湯を投
入し、抽出室で原料と湯の混合液をフィルタで強制濾過
して原料滓と抽出エキスの溶け込んだ抽出液とに分離す
る抽出濾過装置であって、前記シュートの出口を開閉す
る弁体と、前記シュート内にこのシュートに溜められた
液体を攪拌する補助翼を設けた自動販売機の抽出濾過装
置。 - 【請求項２】 シュートの出口を開閉する弁体の支持軸
に、シュートに溜められた液体を攪拌する補助翼を設け
た請求項１記載の自動販売機の抽出濾過装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4255191A JPH06111121A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 自動販売機の抽出濾過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4255191A JPH06111121A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 自動販売機の抽出濾過装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06111121A true JPH06111121A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17275305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4255191A Pending JPH06111121A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 自動販売機の抽出濾過装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06111121A (ja) |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP4255191A patent/JPH06111121A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |