JPH0222771Y2 - - Google Patents
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- JPH0222771Y2 JPH0222771Y2 JP14678386U JP14678386U JPH0222771Y2 JP H0222771 Y2 JPH0222771 Y2 JP H0222771Y2 JP 14678386 U JP14678386 U JP 14678386U JP 14678386 U JP14678386 U JP 14678386U JP H0222771 Y2 JPH0222771 Y2 JP H0222771Y2
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- hot water
- extraction container
- beverage
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- extraction
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Landscapes
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は抽出容器内に原料及び湯を供給し、飲
料を抽出する自動販売機の飲料抽出装置に関する
ものである。
料を抽出する自動販売機の飲料抽出装置に関する
ものである。
(従来の技術)
従来、第6図に示すように、原料を収容した抽
出容器10内に湯を供給する給湯手段20と、飲
料抽出後に該抽出容器10の上端開口部を下方に
向くように回転させ原料カスを廃棄する駆動手段
30とを備えた自動販売機の飲料抽出装置を出願
人は既に提案している(特開昭62−95691号公報)
((特願昭60−235692号))。この駆動手段30は廃
棄モータ31と、該廃棄モータ31の駆動により
回転する回転円盤32と、該回転円盤32に径方
向に移動自在に連結するとともに該抽出容器10
に連結したカム従動子33と、該抽出容器10の
上端開口部が下方に向いたときカム従動子33を
下部の落ち溝34aに案内するカム板34と、該
カム従動子33を該回転円盤32の周縁に向つて
付勢する付勢手段例えばコイルバネ35とから構
成している。
出容器10内に湯を供給する給湯手段20と、飲
料抽出後に該抽出容器10の上端開口部を下方に
向くように回転させ原料カスを廃棄する駆動手段
30とを備えた自動販売機の飲料抽出装置を出願
人は既に提案している(特開昭62−95691号公報)
((特願昭60−235692号))。この駆動手段30は廃
棄モータ31と、該廃棄モータ31の駆動により
回転する回転円盤32と、該回転円盤32に径方
向に移動自在に連結するとともに該抽出容器10
に連結したカム従動子33と、該抽出容器10の
上端開口部が下方に向いたときカム従動子33を
下部の落ち溝34aに案内するカム板34と、該
カム従動子33を該回転円盤32の周縁に向つて
付勢する付勢手段例えばコイルバネ35とから構
成している。
かかる飲料抽出装置により飲料を抽出するとき
は、まず、前記抽出容器10内に原料キヤニスタ
40から紅茶等の茶葉原料を搬出し、更に、該抽
出容器10内に給湯タンク21に連結した給湯パ
イプ22を介して所定量の湯を供給する。これに
より、該茶葉原料は撹拌されフイルタを介して飲
料が抽出される。そして、飲料の抽出が終了した
ときは、第7図に示すように前記駆動手段30の
廃棄モータ31を駆動してカム従動子33及び該
抽出容器10を一回転させる。このカム従動子3
3の回転中で、該抽出容器10の上端開口部10
aが下方に向くとき、該コイルバネ35の付勢力
によりカム従動子33が落ち溝34aの底に衝突
し、該抽出容器10にこの衝突による振動が伝播
する。これにより、原料カスを廃棄容器50に廃
棄する。
は、まず、前記抽出容器10内に原料キヤニスタ
40から紅茶等の茶葉原料を搬出し、更に、該抽
出容器10内に給湯タンク21に連結した給湯パ
イプ22を介して所定量の湯を供給する。これに
より、該茶葉原料は撹拌されフイルタを介して飲
料が抽出される。そして、飲料の抽出が終了した
ときは、第7図に示すように前記駆動手段30の
廃棄モータ31を駆動してカム従動子33及び該
抽出容器10を一回転させる。このカム従動子3
3の回転中で、該抽出容器10の上端開口部10
aが下方に向くとき、該コイルバネ35の付勢力
によりカム従動子33が落ち溝34aの底に衝突
し、該抽出容器10にこの衝突による振動が伝播
する。これにより、原料カスを廃棄容器50に廃
棄する。
(考案が解決しようとする課題)
前記従来の自動販売機の飲料抽出装置では、前
述の如く抽出容器10の回転及び該抽出容器10
の振動に伴い原料カスは廃棄されるが、該抽出容
器10の内周面には未だ原料カスが残存し、これ
を放置するときは該原料カスにカビ等が発生し、
非衛生的なものとなつていた。
述の如く抽出容器10の回転及び該抽出容器10
の振動に伴い原料カスは廃棄されるが、該抽出容
器10の内周面には未だ原料カスが残存し、これ
を放置するときは該原料カスにカビ等が発生し、
非衛生的なものとなつていた。
本考案の目的は前記従来の問題点に鑑み、抽出
容器の内面に付着した原料カスを除去し、カビ等
の発生を防止することができる自動販売機の飲料
抽出装置を提供することにある。
容器の内面に付着した原料カスを除去し、カビ等
の発生を防止することができる自動販売機の飲料
抽出装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本考案は前記目的を達成するため、原料を収容
した上端開口部を有する抽出容器と、弁の開閉に
より所定量の湯を給湯パイプに流通させ、前記抽
出容器の前記上端開口部が上方に向いているとき
該湯を該上端開口部を介して該抽出容器に供給す
る給湯手段と、前記給湯手段で供給された湯によ
り飲料を抽出した前記抽出容器を上下に一回転さ
せ、この回転中で前記上端開口部が下方に向いた
とき原料カスを廃棄する駆動手段とを備え、前記
駆動手段は廃棄モータと、該廃棄モータの駆動に
より回転する回転円盤と、該回転円盤に径方向に
移動自在に連結するとともに該抽出容器に連結し
たカム従動子と、該抽出容器の上端開口部が下方
に向いたとき該カム従動子を下部の落ち溝に案内
するカム板と、該カム従動子を該回転円盤の周縁
に向つて付勢する付勢手段とからなる自動販売機
の飲料抽出装置において、前記給湯パイプの吐出
口に前記抽出容器の内周面に向けて均等に給湯す
るシヤワー装置を取付けるとともに、前記弁の開
閉を所定時間間隔をおいて少なくとも2回に分け
て制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
した上端開口部を有する抽出容器と、弁の開閉に
より所定量の湯を給湯パイプに流通させ、前記抽
出容器の前記上端開口部が上方に向いているとき
該湯を該上端開口部を介して該抽出容器に供給す
る給湯手段と、前記給湯手段で供給された湯によ
り飲料を抽出した前記抽出容器を上下に一回転さ
せ、この回転中で前記上端開口部が下方に向いた
とき原料カスを廃棄する駆動手段とを備え、前記
駆動手段は廃棄モータと、該廃棄モータの駆動に
より回転する回転円盤と、該回転円盤に径方向に
移動自在に連結するとともに該抽出容器に連結し
たカム従動子と、該抽出容器の上端開口部が下方
に向いたとき該カム従動子を下部の落ち溝に案内
するカム板と、該カム従動子を該回転円盤の周縁
に向つて付勢する付勢手段とからなる自動販売機
の飲料抽出装置において、前記給湯パイプの吐出
口に前記抽出容器の内周面に向けて均等に給湯す
るシヤワー装置を取付けるとともに、前記弁の開
閉を所定時間間隔をおいて少なくとも2回に分け
て制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
(作用)
本考案によれば、抽出容器の上端開口部が上方
に向いているとき、弁の開閉により2回に分けて
給湯される。即ち、最初に給湯された湯は、シヤ
ワー装置により抽出容器の内周面に均等に給湯さ
れ、該抽出容器内の原料を均等に撹拌する。ま
た、その所定時間後に再度給湯された湯は、該抽
出容器の内周面に付着した原料カスを該抽出容器
の底部に向けて押し流す。これにより、全ての原
料カスが該抽出容器の底部に集まる。その後、駆
動手段の廃棄モータの駆動により該抽出容器が回
転する。この回転中で該抽出容器の上端開口部が
下方に向くときは付勢手段によりカム従動子がカ
ム板の落ち溝に付勢されこの溝の底に衝突する。
この衝突に伴なう振動はカム従動子を介して抽出
容器に伝播する。これにより、抽出容器の原料カ
スは自重落下するとともに、抽出容器に付着した
原料カスもこの振動により剥離し廃棄される。
に向いているとき、弁の開閉により2回に分けて
給湯される。即ち、最初に給湯された湯は、シヤ
ワー装置により抽出容器の内周面に均等に給湯さ
れ、該抽出容器内の原料を均等に撹拌する。ま
た、その所定時間後に再度給湯された湯は、該抽
出容器の内周面に付着した原料カスを該抽出容器
の底部に向けて押し流す。これにより、全ての原
料カスが該抽出容器の底部に集まる。その後、駆
動手段の廃棄モータの駆動により該抽出容器が回
転する。この回転中で該抽出容器の上端開口部が
下方に向くときは付勢手段によりカム従動子がカ
ム板の落ち溝に付勢されこの溝の底に衝突する。
この衝突に伴なう振動はカム従動子を介して抽出
容器に伝播する。これにより、抽出容器の原料カ
スは自重落下するとともに、抽出容器に付着した
原料カスもこの振動により剥離し廃棄される。
(実施例)
第1図乃至第5図a,b,c,d,eは本考案
にかかる自動販売機の飲料抽出装置の一実施例を
示すもので、従来例と同一構成部分は同一符号を
もつて表す。即ち、10は抽出容器、20は給湯
手段、30は該抽出容器10を回転駆動する駆動
手段、40は茶葉原料Aを収納した原料キヤニス
タ、50は該抽出容器10の下方に設置した原料
カスBの廃棄容器、60はシヤワー装置である。
にかかる自動販売機の飲料抽出装置の一実施例を
示すもので、従来例と同一構成部分は同一符号を
もつて表す。即ち、10は抽出容器、20は給湯
手段、30は該抽出容器10を回転駆動する駆動
手段、40は茶葉原料Aを収納した原料キヤニス
タ、50は該抽出容器10の下方に設置した原料
カスBの廃棄容器、60はシヤワー装置である。
前記抽出容器10は上端開口部11aを大径に
下端開口部11bを小径に形成したカツプ状の容
器本体11と、上部外周を環状に切り欠いた(切
り欠き部12a)有底筒状の飲料滞留筒12とか
らなり、該容器本体11の下端は該飲料滞留筒1
2の上端及び周側面を覆う如く延設されている。
また、該容器本体11と該飲料滞留筒12の上端
との間には下方に弯曲した網目状のフイルタ13
の周縁を装着するとともに、該容器本体11と該
飲料滞留筒12の切り欠き部12aとの間にはO
リング14が介在されている。更に、該飲料滞留
筒12の下部周側壁には該飲料滞留筒12内と連
通する飲料パイブ15が延設されている。尚、飲
料パイプ15は図示しない飲料カツプ、或いは、
図示しないミキシング容器に連通している。
下端開口部11bを小径に形成したカツプ状の容
器本体11と、上部外周を環状に切り欠いた(切
り欠き部12a)有底筒状の飲料滞留筒12とか
らなり、該容器本体11の下端は該飲料滞留筒1
2の上端及び周側面を覆う如く延設されている。
また、該容器本体11と該飲料滞留筒12の上端
との間には下方に弯曲した網目状のフイルタ13
の周縁を装着するとともに、該容器本体11と該
飲料滞留筒12の切り欠き部12aとの間にはO
リング14が介在されている。更に、該飲料滞留
筒12の下部周側壁には該飲料滞留筒12内と連
通する飲料パイブ15が延設されている。尚、飲
料パイプ15は図示しない飲料カツプ、或いは、
図示しないミキシング容器に連通している。
前記給湯手段20は給湯タンク21と、該給湯
タンク21に連結した給湯パイプ22とからな
り、該給湯パイプ22の途中には該給湯パイプ2
2を開閉制御する常閉の電磁弁23を取付けてい
る。
タンク21に連結した給湯パイプ22とからな
り、該給湯パイプ22の途中には該給湯パイプ2
2を開閉制御する常閉の電磁弁23を取付けてい
る。
前記駆動手段30は従来のものと同様に構成さ
れ、廃棄モータ31と、該廃棄モータ31の駆動
により回転する回転円盤32と、該回転円盤32
に径方向に移動自在に連結するとともに該抽出容
器10に連結したカム従動子33と、該抽出容器
10の上端開口部11aが下方に向いたときカム
従動子33を下部の落ち溝34aに案内するカム
板34と、該カム従動子33を該回転円盤32の
周縁に向つて付勢する付勢手段例えばコイルバネ
35とから構成している。
れ、廃棄モータ31と、該廃棄モータ31の駆動
により回転する回転円盤32と、該回転円盤32
に径方向に移動自在に連結するとともに該抽出容
器10に連結したカム従動子33と、該抽出容器
10の上端開口部11aが下方に向いたときカム
従動子33を下部の落ち溝34aに案内するカム
板34と、該カム従動子33を該回転円盤32の
周縁に向つて付勢する付勢手段例えばコイルバネ
35とから構成している。
前記原料キヤニスタ40の前面には搬出パイプ
41を、背面には搬出モータ42をそれぞれ設
け、該搬出モータ42に連結する搬送スパイラル
43により該搬出パイプ41から茶葉原料Aを前
記抽出容器10内に搬出するようになつている。
41を、背面には搬出モータ42をそれぞれ設
け、該搬出モータ42に連結する搬送スパイラル
43により該搬出パイプ41から茶葉原料Aを前
記抽出容器10内に搬出するようになつている。
前記シヤワー装置60は前記給湯パイプ22の
吐出口22aに設けられ、前記抽出容器10の上
方の中央に位置している。また、該シヤワー装置
60は第2図aに示すように、中空の円盤状に形
成し、底板60aを厚肉に形成するとともに、上
板60bの中央には該吐出口22aに連結した連
結パイプ61を設けている。また、該底板60a
の周板60c寄りには斜め下方に延びる複数の湯
吐出路62を穿設してなり、該各湯吐出路62に
流通する湯が該抽出容器10の容器本体11の内
周面の上部寄りに均一に流下するようになつてい
る。
吐出口22aに設けられ、前記抽出容器10の上
方の中央に位置している。また、該シヤワー装置
60は第2図aに示すように、中空の円盤状に形
成し、底板60aを厚肉に形成するとともに、上
板60bの中央には該吐出口22aに連結した連
結パイプ61を設けている。また、該底板60a
の周板60c寄りには斜め下方に延びる複数の湯
吐出路62を穿設してなり、該各湯吐出路62に
流通する湯が該抽出容器10の容器本体11の内
周面の上部寄りに均一に流下するようになつてい
る。
第3図は前記電磁弁23、前記廃棄モータ31
及び前記搬出モータ42の駆動制御を示す電気回
路図で、70は制御手段であるコンピユータ構成
のコントローラで、該電磁弁23、該廃棄モータ
31及び該搬出モータ42に接続し、第4図aに
示すフローチヤート及び第4図bに示すタイムチ
ヤートに基づいてこれらの機器23,31,42
を動作させるものである。
及び前記搬出モータ42の駆動制御を示す電気回
路図で、70は制御手段であるコンピユータ構成
のコントローラで、該電磁弁23、該廃棄モータ
31及び該搬出モータ42に接続し、第4図aに
示すフローチヤート及び第4図bに示すタイムチ
ヤートに基づいてこれらの機器23,31,42
を動作させるものである。
即ち、自動販売機の図示しない商品選択ボタン
をオンとなすとき(ステツプ1)、第5図aに示
すように、所定時間前記搬出モータ42が駆動し
(ステツプ2)、前記搬出スパイラル43により前
記搬出パイプ41から茶葉原料Aが搬出され、前
記抽出容器10内の前記フイルタ13に該茶葉原
料Aが収容される。該搬出モータ42の駆動が停
止したときは、コントローラ70から電磁弁23
に開放信号が送出され、第5図bに示すように、
所定時間(例えば8秒)前記電磁弁23に通電し
て該電磁弁23を開となし(スツテプ3)、前記
給湯パイプ22を介して前記シヤワー装置60に
所定量(一回分の給湯量の70%〜80%)の湯を給
送する。該給送された湯は該シヤワー装置60の
湯吐出路62を介して該容器本体11の内周面に
均一に流下する。これにより、該フイルタ13に
収容された茶葉原料A全体が湯により撹拌され、
該フイルタ13により飲料が抽出され、前記飲料
滞留筒12を介して前記飲料パイプ15に流出す
る。他方、該茶葉原料Aの原料カスBは第5図c
に示すように、該容器本体11の内周面に付着し
たり、或いは、該フイルタ13内に溜る。
をオンとなすとき(ステツプ1)、第5図aに示
すように、所定時間前記搬出モータ42が駆動し
(ステツプ2)、前記搬出スパイラル43により前
記搬出パイプ41から茶葉原料Aが搬出され、前
記抽出容器10内の前記フイルタ13に該茶葉原
料Aが収容される。該搬出モータ42の駆動が停
止したときは、コントローラ70から電磁弁23
に開放信号が送出され、第5図bに示すように、
所定時間(例えば8秒)前記電磁弁23に通電し
て該電磁弁23を開となし(スツテプ3)、前記
給湯パイプ22を介して前記シヤワー装置60に
所定量(一回分の給湯量の70%〜80%)の湯を給
送する。該給送された湯は該シヤワー装置60の
湯吐出路62を介して該容器本体11の内周面に
均一に流下する。これにより、該フイルタ13に
収容された茶葉原料A全体が湯により撹拌され、
該フイルタ13により飲料が抽出され、前記飲料
滞留筒12を介して前記飲料パイプ15に流出す
る。他方、該茶葉原料Aの原料カスBは第5図c
に示すように、該容器本体11の内周面に付着し
たり、或いは、該フイルタ13内に溜る。
また、所定時間、即ち抽出容器10内の湯が流
出する時間(例えば10秒)経過後、再度コントロ
ーラ70から電磁弁23に開放信号が送出され
(ステツプ4)、再度前記電磁弁23に例えば2秒
通電して該電磁弁23を開となし(ステツプ5)、
前記給湯パイプ22を介して前記シヤワー装置6
0に所定量(一回分の給湯量の20%〜30%)の湯
を給送する。これにより、第5図dに示すよう
に、前記容器本体11の内周面に付着した原料カ
スBは該湯により該フイルタ13側に押し流さ
れ、該フイルタ13内に集まる。
出する時間(例えば10秒)経過後、再度コントロ
ーラ70から電磁弁23に開放信号が送出され
(ステツプ4)、再度前記電磁弁23に例えば2秒
通電して該電磁弁23を開となし(ステツプ5)、
前記給湯パイプ22を介して前記シヤワー装置6
0に所定量(一回分の給湯量の20%〜30%)の湯
を給送する。これにより、第5図dに示すよう
に、前記容器本体11の内周面に付着した原料カ
スBは該湯により該フイルタ13側に押し流さ
れ、該フイルタ13内に集まる。
更に、前記電磁弁23の再度の通電が終了した
後に前記廃棄モータ31を駆動し(ステツプ6)、
前記抽出容器10及びカム従動子33を上下に一
回転させる。この回転中で該抽出容器10の上端
開口部11aが下方に向くときはコイルバネ35
によりカム従動子33がカム板34の落ち溝34
aに付勢されこの溝34aの底に衝突する。この
衝突に伴なう振動はカム従動子33を介して抽出
容器10に伝播する。これにより、第5図eに示
すように抽出容器10の原料カスBは自重落下す
るとともに、抽出容器10に付着した原料カスB
もこの振動により剥離し廃棄される。
後に前記廃棄モータ31を駆動し(ステツプ6)、
前記抽出容器10及びカム従動子33を上下に一
回転させる。この回転中で該抽出容器10の上端
開口部11aが下方に向くときはコイルバネ35
によりカム従動子33がカム板34の落ち溝34
aに付勢されこの溝34aの底に衝突する。この
衝突に伴なう振動はカム従動子33を介して抽出
容器10に伝播する。これにより、第5図eに示
すように抽出容器10の原料カスBは自重落下す
るとともに、抽出容器10に付着した原料カスB
もこの振動により剥離し廃棄される。
更にまた、このように抽出容器10が一回転
し、上端開口部11aが上方に向くことにより、
次回の飲料抽出の待機状態となる。
し、上端開口部11aが上方に向くことにより、
次回の飲料抽出の待機状態となる。
尚、前記実施例では前記シヤワー装置60を前
記給湯パイプ22に垂直に連結するとともに、前
記抽出容器10の上方の中央に位置しているが、
該給湯パイプ22が傾斜し且該抽出容器10の斜
め上方に位置するときは、前記連結パイプ61を
傾斜させて該給湯パイプ22の吐出口22aに連
結し、且、前記湯吐出路62の傾斜角度も前記容
器本体11の内周面に均等に給湯されるように穿
設すれば良い。
記給湯パイプ22に垂直に連結するとともに、前
記抽出容器10の上方の中央に位置しているが、
該給湯パイプ22が傾斜し且該抽出容器10の斜
め上方に位置するときは、前記連結パイプ61を
傾斜させて該給湯パイプ22の吐出口22aに連
結し、且、前記湯吐出路62の傾斜角度も前記容
器本体11の内周面に均等に給湯されるように穿
設すれば良い。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、給湯パ
イプの吐出口に抽出容器の内周面に向けて均等に
給湯するシヤワー装置を取付けるとともに、給湯
手段に設けられた弁の開閉を所定時間間隔をおい
て少なくとも2回に分けて制御する制御手段を設
けたので、シヤワー装置に最初に給湯された湯
は、抽出容器の内周面に均等に給湯され、該抽出
容器内の原料を均等に撹拌し美味な飲料を得るこ
とができるという利点を有する。また、所定時間
経過後に該シヤワー装置に給湯された湯は、該抽
出容器の内周面に付着した原料カスを該抽出容器
の底部に向けて押し流すから、該内周面への原料
カスの残存に伴なうカビ等の発生を防止し、衛生
的な自動販売機の飲料抽出装置が得られるという
利点を有する。
イプの吐出口に抽出容器の内周面に向けて均等に
給湯するシヤワー装置を取付けるとともに、給湯
手段に設けられた弁の開閉を所定時間間隔をおい
て少なくとも2回に分けて制御する制御手段を設
けたので、シヤワー装置に最初に給湯された湯
は、抽出容器の内周面に均等に給湯され、該抽出
容器内の原料を均等に撹拌し美味な飲料を得るこ
とができるという利点を有する。また、所定時間
経過後に該シヤワー装置に給湯された湯は、該抽
出容器の内周面に付着した原料カスを該抽出容器
の底部に向けて押し流すから、該内周面への原料
カスの残存に伴なうカビ等の発生を防止し、衛生
的な自動販売機の飲料抽出装置が得られるという
利点を有する。
第1図乃至第5図a,b,c,d,eは本考案
の一実施例を示すもので、第1図は自動販売機の
飲料抽出装置を示す一部を断面で表した側面図、
第2図a,bはシヤワー装置を示すもので、第2
図aはその一例を示す断面図、第2図bは他の例
を示す断面図、第3図は電磁弁、廃棄モータ及び
搬出モータの駆動制御を示す電気回路図、第4図
aは制御手段の駆動制御を示すフローチヤート、
第4図bは制御手段の駆動制御を示すタイムチヤ
ート、第5図a,b,c,d,eは飲料の抽出工
程を示すもので、第5図aは茶葉原料を抽出容器
に搬出している状態を示す概略図、第5図bは茶
葉原料を撹拌している状態を示す概略図、第5図
cは茶葉原料の撹拌が終了した状態を示す概略
図、第5図dは湯により容器本体の内周面に付着
した原料カスを押し流している状態を示す概略
図、第5図eは原料カスを廃棄している状態を示
す概略図、第6図及び第7図は従来の自動販売機
の飲料抽出装置を示すもので、第6図はその一部
を断面で表した側面図、第7図は抽出容器が半回
転した状態を示す概略図である。 図中、10……抽出容器、11a……上端開口
部、20……給湯手段、22a……吐出口、30
……駆動手段、60……シヤワー装置、70……
制御手段、A……原料(茶葉原料)、B……原料
カス。
の一実施例を示すもので、第1図は自動販売機の
飲料抽出装置を示す一部を断面で表した側面図、
第2図a,bはシヤワー装置を示すもので、第2
図aはその一例を示す断面図、第2図bは他の例
を示す断面図、第3図は電磁弁、廃棄モータ及び
搬出モータの駆動制御を示す電気回路図、第4図
aは制御手段の駆動制御を示すフローチヤート、
第4図bは制御手段の駆動制御を示すタイムチヤ
ート、第5図a,b,c,d,eは飲料の抽出工
程を示すもので、第5図aは茶葉原料を抽出容器
に搬出している状態を示す概略図、第5図bは茶
葉原料を撹拌している状態を示す概略図、第5図
cは茶葉原料の撹拌が終了した状態を示す概略
図、第5図dは湯により容器本体の内周面に付着
した原料カスを押し流している状態を示す概略
図、第5図eは原料カスを廃棄している状態を示
す概略図、第6図及び第7図は従来の自動販売機
の飲料抽出装置を示すもので、第6図はその一部
を断面で表した側面図、第7図は抽出容器が半回
転した状態を示す概略図である。 図中、10……抽出容器、11a……上端開口
部、20……給湯手段、22a……吐出口、30
……駆動手段、60……シヤワー装置、70……
制御手段、A……原料(茶葉原料)、B……原料
カス。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 原料を収容した上端開口部を有する抽出容器
と、 弁の開閉により所定量の湯を給湯パイプに流通
させ、前記抽出容器の前記上端開口部が上方に向
いているとき該湯を該上端開口部を介して該抽出
容器に供給する給湯手段と、 前記給湯手段で供給された湯により飲料を抽出
した前記抽出容器を上下に一回転させ、この回転
中で前記上端開口部が下方に向いたとき原料カス
を廃棄する駆動手段とを備え、 前記駆動手段は廃棄モータと、該廃棄モータの
駆動により回転する回転円盤と、該回転円盤に径
方向に移動自在に連結するとともに該抽出容器に
連結したカム従動子と、該抽出容器の上端開口部
が下方に向いたとき該カム従動子を下部の落ち溝
に案内するカム板と、該カム従動子を該回転円盤
の周縁に向つて付勢する付勢手段とからなる自動
販売機の飲料抽出装置において、 前記給湯パイプの吐出口に前記抽出容器の内周
面に向けて均等に給湯するシヤワー装置を取付け
るとともに、前記弁の開閉を所定時間間隔をおい
て少なくとも2回に分けて制御する制御手段を設
けた、 ことを特徴とする自動販売機の飲料抽出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14678386U JPH0222771Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14678386U JPH0222771Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6353188U JPS6353188U (ja) | 1988-04-09 |
JPH0222771Y2 true JPH0222771Y2 (ja) | 1990-06-20 |
Family
ID=31059564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14678386U Expired JPH0222771Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0222771Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5069289B2 (ja) * | 2006-05-19 | 2012-11-07 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 水性液体及び脂肪性インスタント食品、特に、ベビーミルクから飲料を調製するための装置 |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP14678386U patent/JPH0222771Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6353188U (ja) | 1988-04-09 |
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