JPH06111051A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH06111051A JPH06111051A JP4258213A JP25821392A JPH06111051A JP H06111051 A JPH06111051 A JP H06111051A JP 4258213 A JP4258213 A JP 4258213A JP 25821392 A JP25821392 A JP 25821392A JP H06111051 A JPH06111051 A JP H06111051A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar code
- sensor
- main scanning
- read
- information
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 バーコードに基づく画像処理を確実に行う。
【構成】 主走査1ラインを複数のラインセンサーによ
り分割して読み取る読取手段(210)と、装置固有の
情報を示すパターンを表示する部材(209)とを有
し、前記部材の主走査方向の長さを単一の前記ラインセ
ンサーの主走査方向の長さよりも短くしたことを特徴と
する。
り分割して読み取る読取手段(210)と、装置固有の
情報を示すパターンを表示する部材(209)とを有
し、前記部材の主走査方向の長さを単一の前記ラインセ
ンサーの主走査方向の長さよりも短くしたことを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置に関し、
特に再生画像情報に、特定の情報を付加する画像処理装
置に関する。
特に再生画像情報に、特定の情報を付加する画像処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機個々の機体番号情報を本体
に内蔵して、その情報をもとに例えばオンライン化した
時のID情報としてサービス性を向上させたり、あるい
はその機体番号をもとに、出力画像に対して、どの装置
から出力されたのかが判別できる様なパターンを付加す
るパターン付加回路を通して変調処理を施し、例えば紙
幣等の偽造が行われた時の装置を追跡できる様な構成の
複写機が、本出願人により提案されている。この機体番
号の情報は、例えば複写機本体内の基板上に機体番号の
書かれたROMを装着し、CPUがその情報を読み出し
て処理したり、あるいは画像読み取りセンサーから読め
る位置に、例えばバーコードを設け、センサーによりバ
ーコード情報を解析して、機体番号を得るといった構成
が考えられる。しかし、前述したROMに個々の機体番
号を記憶させても、その基板自身を交換してしまえば、
本体との関連性が無くなり管理しずらいことやコスト面
でも割高となり、バーコードによる構成が有利となり、
コピー時に前処理としてバーコードを読み取る技術が提
案されている。
に内蔵して、その情報をもとに例えばオンライン化した
時のID情報としてサービス性を向上させたり、あるい
はその機体番号をもとに、出力画像に対して、どの装置
から出力されたのかが判別できる様なパターンを付加す
るパターン付加回路を通して変調処理を施し、例えば紙
幣等の偽造が行われた時の装置を追跡できる様な構成の
複写機が、本出願人により提案されている。この機体番
号の情報は、例えば複写機本体内の基板上に機体番号の
書かれたROMを装着し、CPUがその情報を読み出し
て処理したり、あるいは画像読み取りセンサーから読め
る位置に、例えばバーコードを設け、センサーによりバ
ーコード情報を解析して、機体番号を得るといった構成
が考えられる。しかし、前述したROMに個々の機体番
号を記憶させても、その基板自身を交換してしまえば、
本体との関連性が無くなり管理しずらいことやコスト面
でも割高となり、バーコードによる構成が有利となり、
コピー時に前処理としてバーコードを読み取る技術が提
案されている。
【0003】このバーコードを読むためのラインセンサ
ーは、例えばレンズで画像情報を縮小して取り込む、縮
小形センサーや、原稿に対して1対1のピッチで画像情
報を得られる密着形等倍センサー等がある。ここで、こ
の密着形等倍センサーの構成を考えると、図10に示す
様にそれぞれ複数のセンサーアレイを副走査方向に交互
に間隔をもって配置されている。ここでは210−1〜
210−5の5本のラインセンサーを用いて5チャンネ
ルで1主走査ラインを形成する。
ーは、例えばレンズで画像情報を縮小して取り込む、縮
小形センサーや、原稿に対して1対1のピッチで画像情
報を得られる密着形等倍センサー等がある。ここで、こ
の密着形等倍センサーの構成を考えると、図10に示す
様にそれぞれ複数のセンサーアレイを副走査方向に交互
に間隔をもって配置されている。ここでは210−1〜
210−5の5本のラインセンサーを用いて5チャンネ
ルで1主走査ラインを形成する。
【0004】図11は、後者の密着形等倍センサーでバ
ーコードを読み取ろうとした場合の例である。208は
シェーディング補正用の基準白板で、209はバーコー
ドである。207はセンサー及びランプが一体となった
走査ユニットで矢印の方向に移動し、209のバーコー
ド情報が読める様になっている。
ーコードを読み取ろうとした場合の例である。208は
シェーディング補正用の基準白板で、209はバーコー
ドである。207はセンサー及びランプが一体となった
走査ユニットで矢印の方向に移動し、209のバーコー
ド情報が読める様になっている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、図
12(a)の様に各チャンネルの主走査方向とバーコー
ドのバーの長い方向とが直角に位置している時は、たと
えチャンネル間のつなぎ部分にバーコードの情報がきて
も図12(b)のチャンネル1及びチャンネル2の出力
は、正確なバーコード情報を得ることができるが、図1
3(a)の様にチャンネルの主走査方向とバーコードの
長い方向が直角でない時は、最悪の場合図13(b)の
様にセンサー出力は、中央の黒いバーコード情報が無く
なってしまい、正確な情報を得ることができない。
12(a)の様に各チャンネルの主走査方向とバーコー
ドのバーの長い方向とが直角に位置している時は、たと
えチャンネル間のつなぎ部分にバーコードの情報がきて
も図12(b)のチャンネル1及びチャンネル2の出力
は、正確なバーコード情報を得ることができるが、図1
3(a)の様にチャンネルの主走査方向とバーコードの
長い方向が直角でない時は、最悪の場合図13(b)の
様にセンサー出力は、中央の黒いバーコード情報が無く
なってしまい、正確な情報を得ることができない。
【0006】又、図12の様に正確に直角に配置させる
には、かなりの精度を必要とし、コストや作業時間が増
えるといった欠点があった。
には、かなりの精度を必要とし、コストや作業時間が増
えるといった欠点があった。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、バーコードに基づく画像処理を確実に行うこ
とを目的とする。
のであり、バーコードに基づく画像処理を確実に行うこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題を解決
するため、本発明の画像処理装置は、主走査1ラインを
複数のラインセンサーにより分割して読み取る読取手段
と、装置固有の情報を示すパターンを表示する部材とを
有し、前記部材の主走査方向の長さを単一の前記ライン
センサーの主走査方向の長さよりも短くしたことを特徴
とする。
するため、本発明の画像処理装置は、主走査1ラインを
複数のラインセンサーにより分割して読み取る読取手段
と、装置固有の情報を示すパターンを表示する部材とを
有し、前記部材の主走査方向の長さを単一の前記ライン
センサーの主走査方向の長さよりも短くしたことを特徴
とする。
【0009】
【実施例】本実施例は、装置の固有情報を示すバーコー
ドと、前記バーコードを読み取る為の読取手段、読み取
られたバーコード情報から装置の固有情報に変換する為
の変換手段、前記バーコードが印刷されているバーコー
ド紙の貼られている位置情報を検出する為の位置検出手
段、前記固有情報及び位置情報を記憶する為の記憶手
段、画像信号に対して前記固有情報を重畳する為の重畳
付加手段を有する装置において、前記バーコードの有効
長を、空間的に同一ラインを連続して読み取る事が可能
なセンサー長よりも短くし、かつそのセンサーでバーコ
ード情報が全て読める様に配置したものである。
ドと、前記バーコードを読み取る為の読取手段、読み取
られたバーコード情報から装置の固有情報に変換する為
の変換手段、前記バーコードが印刷されているバーコー
ド紙の貼られている位置情報を検出する為の位置検出手
段、前記固有情報及び位置情報を記憶する為の記憶手
段、画像信号に対して前記固有情報を重畳する為の重畳
付加手段を有する装置において、前記バーコードの有効
長を、空間的に同一ラインを連続して読み取る事が可能
なセンサー長よりも短くし、かつそのセンサーでバーコ
ード情報が全て読める様に配置したものである。
【0010】(第1の実施例)以下、好ましい実施例に
基づき、本発明を詳細に説明する。
基づき、本発明を詳細に説明する。
【0011】以下の実施例では本発明の適用例として複
写機の例が示されるが、これに限るものではなく、他の
種々の装置に適用できることはもちろんである。
写機の例が示されるが、これに限るものではなく、他の
種々の装置に適用できることはもちろんである。
【0012】〈装置概観〉図2に、本発明の第1の実施
例の装置概観図を示す。図2において、201はイメー
ジスキャナー部であり、400dpi(dots/in
ch)の解像度で原稿を読み取り、ディジタル信号処理
を行う部分である。また、202はプリンタ部であり、
イメージスキャナー201によって読み取られた原稿画
像に対応した画像を400dpiの解像度で用紙にフル
カラーでプリント出力する部分である。
例の装置概観図を示す。図2において、201はイメー
ジスキャナー部であり、400dpi(dots/in
ch)の解像度で原稿を読み取り、ディジタル信号処理
を行う部分である。また、202はプリンタ部であり、
イメージスキャナー201によって読み取られた原稿画
像に対応した画像を400dpiの解像度で用紙にフル
カラーでプリント出力する部分である。
【0013】イメージスキャナー201において、20
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、ランプ205で照射され、その
反射光は短焦点レンズアレイ206を通してセンサー2
10に結像される。このセンサー210は図10に示す
様に、主走査方向を5分割して読み取るべく5本のライ
ンセンサーにより構成され、63.5μmを1画素とし
て、1024画素の画像データを発生する。そして、1
画素は主走査方向に配置されたG、B、Rのフィルタに
よって読み取られたR、G、Bデータで構成される。一
方各センサーに対応するチップは同一セラミック基板上
に形成され、センサーの1、3、5チャンネル目は同一
ラインLA上に、2、4チャンネル目はLAとは4ライ
ン分(63.5μm×4=254μm)だけ離れたライ
ンLB上に配置されている。
0は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、ランプ205で照射され、その
反射光は短焦点レンズアレイ206を通してセンサー2
10に結像される。このセンサー210は図10に示す
様に、主走査方向を5分割して読み取るべく5本のライ
ンセンサーにより構成され、63.5μmを1画素とし
て、1024画素の画像データを発生する。そして、1
画素は主走査方向に配置されたG、B、Rのフィルタに
よって読み取られたR、G、Bデータで構成される。一
方各センサーに対応するチップは同一セラミック基板上
に形成され、センサーの1、3、5チャンネル目は同一
ラインLA上に、2、4チャンネル目はLAとは4ライ
ン分(63.5μm×4=254μm)だけ離れたライ
ンLB上に配置されている。
【0014】この様に副走査方向に間隔をもち、かつ主
走査方向に5領域に分割した5つの千鳥状センサーで原
稿を読み取っている為、先行走査しているチャンネル2
10−2と210−4と残る210−1、3、5では読
み取る位置がズレている。そこでこれを正しくつなぐ為
に、信号処理部211内にある複数ライン分のメモリを
備えたズレ補正回路102によってそのズレ補正を行
い、同一主走査ライン上のイメージを得る事ができる。
207は、ハロゲンランプ205及びセンサー210が
一体となった光学系ユニットとなっておりセンサー21
0の出力は、ケーブル230を介して信号処理部211
に送られる。208は主走査方向に白くぬられた標準白
色板で、シェーディング補正の為の基準板である。20
9は本体の機体番号の情報が印刷されているバーコード
用紙で、センサー210によって情報が読み込める様に
なっている。このバーコード用紙は、上述の課題を解決
するため、センサー1本分の主走査方向の長さよりも主
走査方向における長さが短くなっており、しかも、2本
のセンサーにまたがることなく配置されている。
走査方向に5領域に分割した5つの千鳥状センサーで原
稿を読み取っている為、先行走査しているチャンネル2
10−2と210−4と残る210−1、3、5では読
み取る位置がズレている。そこでこれを正しくつなぐ為
に、信号処理部211内にある複数ライン分のメモリを
備えたズレ補正回路102によってそのズレ補正を行
い、同一主走査ライン上のイメージを得る事ができる。
207は、ハロゲンランプ205及びセンサー210が
一体となった光学系ユニットとなっておりセンサー21
0の出力は、ケーブル230を介して信号処理部211
に送られる。208は主走査方向に白くぬられた標準白
色板で、シェーディング補正の為の基準板である。20
9は本体の機体番号の情報が印刷されているバーコード
用紙で、センサー210によって情報が読み込める様に
なっている。このバーコード用紙は、上述の課題を解決
するため、センサー1本分の主走査方向の長さよりも主
走査方向における長さが短くなっており、しかも、2本
のセンサーにまたがることなく配置されている。
【0015】信号処理部211においては、読み取られ
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分に
分解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキ
ャナー201における一回の原稿走査につき、M、C、
Y、Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に送ら
れ、計4回の原稿走査によって、一回のプリントアウト
が完成する。
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分に
分解し、プリンタ部202に送る。また、イメージスキ
ャナー201における一回の原稿走査につき、M、C、
Y、Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に送ら
れ、計4回の原稿走査によって、一回のプリントアウト
が完成する。
【0016】イメージスキャナー部201より送られて
くるM、C、Y、Bkの各画像信号は、レーザードライ
バー212に送られる。レーザードライバー212は、
送られてきた画像信号に応じ、半導体レーザー213を
変調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー214、
f−θレンズ215、ミラー216を介し、感光ドラム
217上を走査する。
くるM、C、Y、Bkの各画像信号は、レーザードライ
バー212に送られる。レーザードライバー212は、
送られてきた画像信号に応じ、半導体レーザー213を
変調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー214、
f−θレンズ215、ミラー216を介し、感光ドラム
217上を走査する。
【0017】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラック現像部222より構成され、4つの現像部
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム上に形成
された静電現像をトナーで現像する。
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラック現像部222より構成され、4つの現像部
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム上に形成
された静電現像をトナーで現像する。
【0018】223は転写ドラムであり、用紙カセット
224または225より供給される用紙をこの転写ドラ
ム223に巻き付け、感光ドラム上に現像された像を用
紙に転写する。
224または225より供給される用紙をこの転写ドラ
ム223に巻き付け、感光ドラム上に現像された像を用
紙に転写する。
【0019】この様にして、M、C、Y、Bkの4色が
順次転写された後に、用紙は、定着ユニット226を通
過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
順次転写された後に、用紙は、定着ユニット226を通
過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0020】〈イメージスキャナー〉図1に、イメージ
スキャナー部201のブロック図を示す。
スキャナー部201のブロック図を示す。
【0021】センサー210−1〜210−5は、ぞれ
ぞれRGBの分光感度特性を持つ主走査方向に5分割さ
れた千鳥状のCCDラインセンサーで、101でA/D
変換及びS/Hされた後にそれぞれ8bit出力0〜2
55の信号が出力される。ズレ補正回路102は前述し
た先行している2及び4チャンネル目の画像情報を遅延
させ、その空間的ズレを補正している。シェーディング
補正部103は、RGB各色成分毎のシェーディング補
正用RAMを内部に持っており、更にこのセンサー出力
の各画素単位の情報はこの補正用RAMからCPU11
1が取り込めるように構成されており、バーコード等の
白黒巾を算出できるようになっている。
ぞれRGBの分光感度特性を持つ主走査方向に5分割さ
れた千鳥状のCCDラインセンサーで、101でA/D
変換及びS/Hされた後にそれぞれ8bit出力0〜2
55の信号が出力される。ズレ補正回路102は前述し
た先行している2及び4チャンネル目の画像情報を遅延
させ、その空間的ズレを補正している。シェーディング
補正部103は、RGB各色成分毎のシェーディング補
正用RAMを内部に持っており、更にこのセンサー出力
の各画素単位の情報はこの補正用RAMからCPU11
1が取り込めるように構成されており、バーコード等の
白黒巾を算出できるようになっている。
【0022】104は入力マスキング部であり、NTS
C信号への補正が行われる。105はLOG変換部であ
り、輝度信号から濃度信号へ変換する。106は公知の
マスキング及びUCR(下色除去)回路で、入力された
RGBの3信号より出力のためのマゼンタ(M)、シア
ン(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各信号
がCCDセンサー210による各読み取り動作(走査)
ごとに面順次に所定のビット長(例えば8ビット)で出
力される。107は公知の変倍処理回路でここでは主走
査方向の変倍が行われる。具体的なハード構成として
は、例えばFZFOのライトイネーブルを間引くことに
より、縮小され、又、リードクロックを間引くことによ
り拡大が行われる。又、副走査方向の変倍は光学的に行
われる。108はγ補正部で例えばROMやRAMで構
成される。109はMIF補正回路でエッジ強調又はス
ムージングが行われる。110はパターン付加回路であ
り、後述のように複写画像に人間の目では識別できない
パターンをイエロー信号に対して付加する部分である。
111は全体の制御を司るCPU、112はCPU11
1のプログラムを格納するROM、113はCPU11
1のワーク領域として用いられるRAM、114はコピ
ースタート等を指示する操作部、115は所定の表示を
行うべく操作部114に設けられた表示パネル(液晶パ
ネル)、116は原稿を照射するためのハロゲンランプ
である。
C信号への補正が行われる。105はLOG変換部であ
り、輝度信号から濃度信号へ変換する。106は公知の
マスキング及びUCR(下色除去)回路で、入力された
RGBの3信号より出力のためのマゼンタ(M)、シア
ン(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各信号
がCCDセンサー210による各読み取り動作(走査)
ごとに面順次に所定のビット長(例えば8ビット)で出
力される。107は公知の変倍処理回路でここでは主走
査方向の変倍が行われる。具体的なハード構成として
は、例えばFZFOのライトイネーブルを間引くことに
より、縮小され、又、リードクロックを間引くことによ
り拡大が行われる。又、副走査方向の変倍は光学的に行
われる。108はγ補正部で例えばROMやRAMで構
成される。109はMIF補正回路でエッジ強調又はス
ムージングが行われる。110はパターン付加回路であ
り、後述のように複写画像に人間の目では識別できない
パターンをイエロー信号に対して付加する部分である。
111は全体の制御を司るCPU、112はCPU11
1のプログラムを格納するROM、113はCPU11
1のワーク領域として用いられるRAM、114はコピ
ースタート等を指示する操作部、115は所定の表示を
行うべく操作部114に設けられた表示パネル(液晶パ
ネル)、116は原稿を照射するためのハロゲンランプ
である。
【0023】〈パターン付加回路〉図3はパターン付加
回路の構成を示すブロック図である。同図において、3
01は副走査カウンタ、302は主走査カウンタであ
り、303はルックアップテーブルRAM(以下「LU
T」という)、304はANDゲート、305はフリッ
プフロップ、306はインバータ、307はANDゲー
ト、308はレジスタ、309はANDゲート、310
は加算器である。
回路の構成を示すブロック図である。同図において、3
01は副走査カウンタ、302は主走査カウンタであ
り、303はルックアップテーブルRAM(以下「LU
T」という)、304はANDゲート、305はフリッ
プフロップ、306はインバータ、307はANDゲー
ト、308はレジスタ、309はANDゲート、310
は加算器である。
【0024】ここで、副走査カウンタ301では主走査
同期信号HSYNCを、主走査カウンタ302では画素
同期信号CLKをそれぞれ7ビット幅、即ち128周期
で繰り返しカウントする。更に、LUT303は付加さ
れるべきパターンが保持されているランダムアクセスメ
モリ(以下、「RAM」という)であり、副走査カウン
タ301、主走査カウンタ302それぞれのカウント値
の下位5ビットから最下位ビットを除いた4ビットずつ
が入力される。LUT303の出力は、1ビットのみが
参照され、この1ビットは、ANDゲート304によっ
て、主走査カウンタ301および副走査カウンタ302
の上位2ビットずつと論理積をとられる。この結果は、
フリップフロップ305にてCLK信号で同期をとら
れ、ANDゲート307において、2ビットのCNO信
号“0”およびCNO信号“1”の両方と論理積をとら
れた後に、ANDゲート309に送られる。CNO0、
CNO1はいずれも図示しないCPUによって設定さ
れ、M→(0、0)、C→(0、1)、Y→(1、
0)、K→(1,1)がそれぞれセットされる。ここで
CNO=2、即ち現在イエローでプリントされている場
合にのみ有効な信号が生成される。
同期信号HSYNCを、主走査カウンタ302では画素
同期信号CLKをそれぞれ7ビット幅、即ち128周期
で繰り返しカウントする。更に、LUT303は付加さ
れるべきパターンが保持されているランダムアクセスメ
モリ(以下、「RAM」という)であり、副走査カウン
タ301、主走査カウンタ302それぞれのカウント値
の下位5ビットから最下位ビットを除いた4ビットずつ
が入力される。LUT303の出力は、1ビットのみが
参照され、この1ビットは、ANDゲート304によっ
て、主走査カウンタ301および副走査カウンタ302
の上位2ビットずつと論理積をとられる。この結果は、
フリップフロップ305にてCLK信号で同期をとら
れ、ANDゲート307において、2ビットのCNO信
号“0”およびCNO信号“1”の両方と論理積をとら
れた後に、ANDゲート309に送られる。CNO0、
CNO1はいずれも図示しないCPUによって設定さ
れ、M→(0、0)、C→(0、1)、Y→(1、
0)、K→(1,1)がそれぞれセットされる。ここで
CNO=2、即ち現在イエローでプリントされている場
合にのみ有効な信号が生成される。
【0025】ここで、付加するパターンのレベル(変調
量)は、予めCPU111によりレジスタ308に格納
セットされており、ANDゲート309で、CNO=2
のとき(イエロー面のとき)にのみ、有効となって、画
像データVに、加算器310で加算される。
量)は、予めCPU111によりレジスタ308に格納
セットされており、ANDゲート309で、CNO=2
のとき(イエロー面のとき)にのみ、有効となって、画
像データVに、加算器310で加算される。
【0026】尚、付加パターンは、人間の目で識別し難
い様に、イエローのトナーのみで付加されるが、これは
人間の目がイエローのトナーで描かれたパターンに対し
て識別能力が弱いことを利用したものである。
い様に、イエローのトナーのみで付加されるが、これは
人間の目がイエローのトナーで描かれたパターンに対し
て識別能力が弱いことを利用したものである。
【0027】図4は第1の実施例による付加パターンを
説明する図である。
説明する図である。
【0028】LUT303には、図4に示すようなドッ
トパターン、すなわち、付加パターンが保持されてい
る。図4中の1マスがLUT303中に保持されている
1ビットに相当し、白のところは0、黒のところは1を
表す。また、左右方向がアドレス下位4ビット、上下方
向がアドレス上位4ビットに相当し、256ビットで付
加パターンを構成する。図4左のアドレス上位4ビット
が0のライン(最上段の1ライン)は基準位置を表すマ
ークである。また、図4左で網をかけてある、アドレス
上位4ビットが2、3および8、9、E、Fの6ライン
はドットをのせるラインで、2ラインごとに用いる。こ
の各2ラインは図4の右に示すように2×2ビットのド
ツトを決められた箇所に1つあるいは2つ打つことによ
り、16通りの情報を表す。すなわち、各2ラインが4
ビットの情報を表す。この2ラインがマークの下に3本
あるので合計12ビットの情報を表すことが出来る。各
2ラインを接近させず、離してあるのは、例えば「BB
B」や「123」のようにドット配置の2ラインが連続
した場合に、ドットが縦や斜めにつながってしまって付
加パターンが目立ってしまうのを防ぐためである。
トパターン、すなわち、付加パターンが保持されてい
る。図4中の1マスがLUT303中に保持されている
1ビットに相当し、白のところは0、黒のところは1を
表す。また、左右方向がアドレス下位4ビット、上下方
向がアドレス上位4ビットに相当し、256ビットで付
加パターンを構成する。図4左のアドレス上位4ビット
が0のライン(最上段の1ライン)は基準位置を表すマ
ークである。また、図4左で網をかけてある、アドレス
上位4ビットが2、3および8、9、E、Fの6ライン
はドットをのせるラインで、2ラインごとに用いる。こ
の各2ラインは図4の右に示すように2×2ビットのド
ツトを決められた箇所に1つあるいは2つ打つことによ
り、16通りの情報を表す。すなわち、各2ラインが4
ビットの情報を表す。この2ラインがマークの下に3本
あるので合計12ビットの情報を表すことが出来る。各
2ラインを接近させず、離してあるのは、例えば「BB
B」や「123」のようにドット配置の2ラインが連続
した場合に、ドットが縦や斜めにつながってしまって付
加パターンが目立ってしまうのを防ぐためである。
【0029】図3に示されるLUT303には、CPU
(図示せず)から書き込むことが出来るように設けられ
ており、複写機を特定できる情報等の様に、複写書類の
出所を特定するための情報が付加パターンのデータに変
換された状態で書き込まれる。
(図示せず)から書き込むことが出来るように設けられ
ており、複写機を特定できる情報等の様に、複写書類の
出所を特定するための情報が付加パターンのデータに変
換された状態で書き込まれる。
【0030】また、図3の主走査カウンタ302および
副走査カウンタ301の最下位1ビットを除いたデータ
がLUT303へ入力されるため、LUT303上の1
ビットが複写物上では2×2の4画素に対応する。これ
は、本実施例のプリンタ部202において、画像領域に
おける、例えば、公知の200ライン処理を行っている
ため、1画素単位のパターン付加では読み取りにくくな
る場合があるためである。
副走査カウンタ301の最下位1ビットを除いたデータ
がLUT303へ入力されるため、LUT303上の1
ビットが複写物上では2×2の4画素に対応する。これ
は、本実施例のプリンタ部202において、画像領域に
おける、例えば、公知の200ライン処理を行っている
ため、1画素単位のパターン付加では読み取りにくくな
る場合があるためである。
【0031】〈複写結果〉図5は第1の実施例による複
写結果の一例を示す図であり、図6は第1の実施例によ
る効果を説明する図である。
写結果の一例を示す図であり、図6は第1の実施例によ
る効果を説明する図である。
【0032】まず図5において、501は付加されたパ
ターンであり、LUT303に保持されている内容が画
像として付加される。図5に示す例では、“3FC”を
意味するパターンが人間の目には識別し難いように、3
2画素×32画素のパターンで付加され、主走査128
画素、副走査128ラインごとに繰り返される。そこ
で、これを機械固有の製造番号もしくは、製造番号を符
号化したパターンとしておくことで、複写物を鑑定する
ことで、複写した装置を限定することができる。
ターンであり、LUT303に保持されている内容が画
像として付加される。図5に示す例では、“3FC”を
意味するパターンが人間の目には識別し難いように、3
2画素×32画素のパターンで付加され、主走査128
画素、副走査128ラインごとに繰り返される。そこ
で、これを機械固有の製造番号もしくは、製造番号を符
号化したパターンとしておくことで、複写物を鑑定する
ことで、複写した装置を限定することができる。
【0033】更に、本実施例においては、パターンを付
加するピッチを主走査128画素(またはライン)ごと
としているが、本実施例では400dpi(dot/i
nch)の解像度であるので、約8mmごとにパターン
を付加することになる。これは、付加パターンを読み取
りやすい紙幣の透かしや周囲の余白などに確実にのる間
隔である。
加するピッチを主走査128画素(またはライン)ごと
としているが、本実施例では400dpi(dot/i
nch)の解像度であるので、約8mmごとにパターン
を付加することになる。これは、付加パターンを読み取
りやすい紙幣の透かしや周囲の余白などに確実にのる間
隔である。
【0034】以上説明した付加パターンを用いる方法で
は、図6の(b)に示すように、数値などをそのままの
形で用いて画像信号を変調するという方法よりも、本実
施例の様に、図6の(a)に示す様なパターンを用いる
方法であれば、変調する画素の数を減らして、付加パタ
ーンをより目立たなくすることが可能である。
は、図6の(b)に示すように、数値などをそのままの
形で用いて画像信号を変調するという方法よりも、本実
施例の様に、図6の(a)に示す様なパターンを用いる
方法であれば、変調する画素の数を減らして、付加パタ
ーンをより目立たなくすることが可能である。
【0035】以上説明した様に、第1の実施例によれ
ば、複写物のなかに装置などを限定するために特定の付
加パターンを、位置の基準を表すマークと一つ以上のド
ットからなるパターンとで複写物に記録することで、変
調を加える画素数が減少され、上記付加パターンをより
目立たなくしたため、画質劣化の低減が可能である。さ
らに、付加パターンをドットの配置のパターンに変換す
ることは一種の暗号化であるため、このパターンを第3
者に意図的に操作されにくいという効果もあわせ持つ。
ば、複写物のなかに装置などを限定するために特定の付
加パターンを、位置の基準を表すマークと一つ以上のド
ットからなるパターンとで複写物に記録することで、変
調を加える画素数が減少され、上記付加パターンをより
目立たなくしたため、画質劣化の低減が可能である。さ
らに、付加パターンをドットの配置のパターンに変換す
ることは一種の暗号化であるため、このパターンを第3
者に意図的に操作されにくいという効果もあわせ持つ。
【0036】図8は、バーコードの読み取り処理を行う
為のフローチャートである。S200でハロゲンランプ
205を点灯し、S201で標準白板(シェーディング
板)のデータをCPU111のワーク、RAM113に
記憶する。これは、回路構成上シェーディング補正され
た後のデータが読めないためで、CPU111による演
算でソフト的にシェーディング補正ができる様に一時記
憶するものである。S202では、バーコード用紙の貼
られている原稿台上の位置に光学系227(図2)を移
動させて、S203でバーコード情報をシェーディング
補正部103内部のシェーディングRAMに取り込み、
S201でRAM113に記憶されたシェーディング補
正データをもとに、S204でCPU111の演算によ
るソフトシェーディング補正を行う。ここで本実施例で
は、この得られたバーコードの情報をより正確に解析で
きる様、S203、S204を8回くり返してCPU1
11のワークRAM113に加算し、平均値を算出して
これをバーコード情報としている。次にS205では、
S204で得られたR、G、Bの色成分で表されるバー
コード情報からR、G、Bの平均値を画素毎に演算して
濃度信号を作り、これを2値化してそれぞれ白黒の巾を
算出して実際の数値データに変換する。本実施例では、
一般的に使用されているCODE39のフォーマットを
用いており、S206ではこのフォーマットエラー及び
スタート/ストップキャラクタであるアスタリスクの有
無等の判定を行い、OKであれば次の処理に行く。エラ
ーであれば、例えば読み込んだバーコードにゴミがつい
ていた、あるいはバーコードの印字部がこすれ等でうす
くなったりしている可能性もあるため、原稿台上に貼ら
れているバーコードの有効領域内で光学系ユニットをC
CDラインセンサーのラインの垂直方向(副走査方向)
に移動させて(S215)、別の位置でのバーコードを
読む様にS203へと戻り、再度バーコードの読み取り
処理を行う。ここで、S213ではリトライの回数Nを
チェックして(本実施例では8回)ある回数以上行って
もエラーが発生した時、S214のエラーへ行き、操
作部114の表示パネル115にそのエラーメッセージ
を出す。
為のフローチャートである。S200でハロゲンランプ
205を点灯し、S201で標準白板(シェーディング
板)のデータをCPU111のワーク、RAM113に
記憶する。これは、回路構成上シェーディング補正され
た後のデータが読めないためで、CPU111による演
算でソフト的にシェーディング補正ができる様に一時記
憶するものである。S202では、バーコード用紙の貼
られている原稿台上の位置に光学系227(図2)を移
動させて、S203でバーコード情報をシェーディング
補正部103内部のシェーディングRAMに取り込み、
S201でRAM113に記憶されたシェーディング補
正データをもとに、S204でCPU111の演算によ
るソフトシェーディング補正を行う。ここで本実施例で
は、この得られたバーコードの情報をより正確に解析で
きる様、S203、S204を8回くり返してCPU1
11のワークRAM113に加算し、平均値を算出して
これをバーコード情報としている。次にS205では、
S204で得られたR、G、Bの色成分で表されるバー
コード情報からR、G、Bの平均値を画素毎に演算して
濃度信号を作り、これを2値化してそれぞれ白黒の巾を
算出して実際の数値データに変換する。本実施例では、
一般的に使用されているCODE39のフォーマットを
用いており、S206ではこのフォーマットエラー及び
スタート/ストップキャラクタであるアスタリスクの有
無等の判定を行い、OKであれば次の処理に行く。エラ
ーであれば、例えば読み込んだバーコードにゴミがつい
ていた、あるいはバーコードの印字部がこすれ等でうす
くなったりしている可能性もあるため、原稿台上に貼ら
れているバーコードの有効領域内で光学系ユニットをC
CDラインセンサーのラインの垂直方向(副走査方向)
に移動させて(S215)、別の位置でのバーコードを
読む様にS203へと戻り、再度バーコードの読み取り
処理を行う。ここで、S213ではリトライの回数Nを
チェックして(本実施例では8回)ある回数以上行って
もエラーが発生した時、S214のエラーへ行き、操
作部114の表示パネル115にそのエラーメッセージ
を出す。
【0037】S206のエラーチェックがOKであれ
ば、S207でパリティーチェックを行う。本実施例で
は、バーコードの各キャラクター(0〜F)を構成する
数値は、ある演算処理が施されており、その情報からは
すぐ機体番号がわからない様になっている。この読み込
まれたバーコード情報から、逆演算を行い、得られた数
値の最終のコードがパリティーコードになっているた
め、そのパリティーチェックを行い、パリティーエラー
が発生すれば、S212のエラーへ行き、表示パネル
115にそのエラーメッセージを表示する。次に、パリ
ティーチェックがOKであれば、S209に行きバーコ
ード紙の貼られている紙の位置情報を、電池117によ
りバックアップされたRAM113にその情報をセーブ
する。次にS210で読み込んだバーコードのデータそ
のものをバックアップされたRAM113にセーブす
る。更にS211でS210の生データから逆演算を施
しパリティービットを除いた本体のシリアル番号を同様
にバックアップする。最後にS216でバーコードデー
タを表示パネル115に表示し、サービスマンが、装置
固有の番号を確認できるようにする。以上で、バーコー
ドの読み取り処理が終了する。
ば、S207でパリティーチェックを行う。本実施例で
は、バーコードの各キャラクター(0〜F)を構成する
数値は、ある演算処理が施されており、その情報からは
すぐ機体番号がわからない様になっている。この読み込
まれたバーコード情報から、逆演算を行い、得られた数
値の最終のコードがパリティーコードになっているた
め、そのパリティーチェックを行い、パリティーエラー
が発生すれば、S212のエラーへ行き、表示パネル
115にそのエラーメッセージを表示する。次に、パリ
ティーチェックがOKであれば、S209に行きバーコ
ード紙の貼られている紙の位置情報を、電池117によ
りバックアップされたRAM113にその情報をセーブ
する。次にS210で読み込んだバーコードのデータそ
のものをバックアップされたRAM113にセーブす
る。更にS211でS210の生データから逆演算を施
しパリティービットを除いた本体のシリアル番号を同様
にバックアップする。最後にS216でバーコードデー
タを表示パネル115に表示し、サービスマンが、装置
固有の番号を確認できるようにする。以上で、バーコー
ドの読み取り処理が終了する。
【0038】尚、前述したバーコード情報の読み込み動
作は、いわゆるサービスモードでのみ行われ、一般ユー
ザーは操作できない様になっている。又この読み込み動
作は、操作者(サービスマン)が特に意識して行うもの
ではなく、本実施例では図7に示す様にサービスモード
のDOC−BLEV処理を行った後に、自動的に起動さ
れる様になっている。このS101のDOC−BLEV
は、原稿台上に白基準となるコピー用紙を置き、そのR
GBのセンサー出力を検出しそれぞれのピーク値がある
範囲に入る様にするゲイン調整で、これはハロゲンラン
プ、センサー、CPUボード(前記バーコード情報を記
憶しているRAM113が置かれているボード)が交換
された時に、サービスマンが実行させるものである。つ
まり、前記読み取りに影響を与える様な部品が交換され
た時、自動的にバーコード情報の読み取り処理が実行さ
れる様になっている。
作は、いわゆるサービスモードでのみ行われ、一般ユー
ザーは操作できない様になっている。又この読み込み動
作は、操作者(サービスマン)が特に意識して行うもの
ではなく、本実施例では図7に示す様にサービスモード
のDOC−BLEV処理を行った後に、自動的に起動さ
れる様になっている。このS101のDOC−BLEV
は、原稿台上に白基準となるコピー用紙を置き、そのR
GBのセンサー出力を検出しそれぞれのピーク値がある
範囲に入る様にするゲイン調整で、これはハロゲンラン
プ、センサー、CPUボード(前記バーコード情報を記
憶しているRAM113が置かれているボード)が交換
された時に、サービスマンが実行させるものである。つ
まり、前記読み取りに影響を与える様な部品が交換され
た時、自動的にバーコード情報の読み取り処理が実行さ
れる様になっている。
【0039】図9は、通常プリント動作時のフローチャ
ートである。S300では、複写機本体の電源が投入さ
れてから始めてのプリント動作であるかのチェックを行
う。これは本発明の目的の1つでもある、バーコードの
解析時間をなるべく少なくする為で、バーコードの解析
を電源投入後一回のみ行うようにすれば、電源を入れた
ままでバーコードの内容を変えられてもそれ以前の情報
はバックアップRAM113に記憶されており、その情
報がパターン付加回路に設定される為、出力サンプルか
らの機体番号の解析は可能となる。
ートである。S300では、複写機本体の電源が投入さ
れてから始めてのプリント動作であるかのチェックを行
う。これは本発明の目的の1つでもある、バーコードの
解析時間をなるべく少なくする為で、バーコードの解析
を電源投入後一回のみ行うようにすれば、電源を入れた
ままでバーコードの内容を変えられてもそれ以前の情報
はバックアップRAM113に記憶されており、その情
報がパターン付加回路に設定される為、出力サンプルか
らの機体番号の解析は可能となる。
【0040】S300の判定がYESならば、次にS3
01でスキャナー動作が伴うプリント動作か否の判定を
行う。本実施例では、光学系ユニットを原稿に対して移
動させながら出力する通常の複写動作と、不図示の外部
にイメージメモリを持った外部装置から画像情報を出力
する動作とがあり、後者の場合はイメージリーダーのハ
ロゲンランプを点灯してCCDセンサーで読み取るスキ
ャン動作を行わないので、バーコードの解析処理は行わ
ない様にしている。
01でスキャナー動作が伴うプリント動作か否の判定を
行う。本実施例では、光学系ユニットを原稿に対して移
動させながら出力する通常の複写動作と、不図示の外部
にイメージメモリを持った外部装置から画像情報を出力
する動作とがあり、後者の場合はイメージリーダーのハ
ロゲンランプを点灯してCCDセンサーで読み取るスキ
ャン動作を行わないので、バーコードの解析処理は行わ
ない様にしている。
【0041】S301でスキャン動作有りのときは、S
302のバーコード紙の有無をチェックする。これは、
サービスモードでのバーコード読み取り処理と同様に、
光学系ユニットをバーコードの貼られている位置に移動
し、シェーディング補正部103の内部のシェーディン
グRAMにそのデータを取り込む。このバーコード紙の
貼られている部材は全面黒で塗装されており、もしバー
コード紙が貼られていない時は、シェーディングRAM
のデータは全て黒となり、バーコード紙が無いと判定さ
れる。又、シェーディングRAMに白情報が検出された
時、そのアドレスと一番最後の白から黒に変化した時の
アドレスが、前述したサービスモードでのバックアップ
された紙座標位置と同じかどうかのチェックを行う。こ
れは貼られた位置がずれていないかの判定となり、S3
03のバーコード紙が無い、S304のバーコード紙の
位置が異なると判定された時、S308のエラーに飛
び、コピー動作を中止して、その意味を示すメッセージ
表示を操作部114の表示パネル115に出力する。つ
まりここでは、バーコードの数値解析を行わず、単純に
紙があるか無いかの判断と、その貼られている座標値の
みをチェックし、解析時間の短縮化を図っている。
302のバーコード紙の有無をチェックする。これは、
サービスモードでのバーコード読み取り処理と同様に、
光学系ユニットをバーコードの貼られている位置に移動
し、シェーディング補正部103の内部のシェーディン
グRAMにそのデータを取り込む。このバーコード紙の
貼られている部材は全面黒で塗装されており、もしバー
コード紙が貼られていない時は、シェーディングRAM
のデータは全て黒となり、バーコード紙が無いと判定さ
れる。又、シェーディングRAMに白情報が検出された
時、そのアドレスと一番最後の白から黒に変化した時の
アドレスが、前述したサービスモードでのバックアップ
された紙座標位置と同じかどうかのチェックを行う。こ
れは貼られた位置がずれていないかの判定となり、S3
03のバーコード紙が無い、S304のバーコード紙の
位置が異なると判定された時、S308のエラーに飛
び、コピー動作を中止して、その意味を示すメッセージ
表示を操作部114の表示パネル115に出力する。つ
まりここでは、バーコードの数値解析を行わず、単純に
紙があるか無いかの判断と、その貼られている座標値の
みをチェックし、解析時間の短縮化を図っている。
【0042】次に、S304でYESと判定されたなら
ば、あるいはS300の2回目以降のスキャン動作を伴
うプリント動作か、あるいはスキャン動作を伴わないプ
リント動作の時、S305に行き、サービスモードで記
憶されたバーコード情報のパリティーチェックを行う。
これはバックアップの内容が破壊または何らかの原因で
書き変えられたかのチェックを行うもので、S306で
エラーであればS309のエラーに行きそのエラーメ
ッセージを出す。S306がOKであれば、機体番号で
あるシリアルNoをパターン付加回路に設定し、通常の
複写動作シーケンスへと行く。通常の複写動作シーケン
スにおいては、シェーディング補正部103は、通常の
シェーディング動作を行う。
ば、あるいはS300の2回目以降のスキャン動作を伴
うプリント動作か、あるいはスキャン動作を伴わないプ
リント動作の時、S305に行き、サービスモードで記
憶されたバーコード情報のパリティーチェックを行う。
これはバックアップの内容が破壊または何らかの原因で
書き変えられたかのチェックを行うもので、S306で
エラーであればS309のエラーに行きそのエラーメ
ッセージを出す。S306がOKであれば、機体番号で
あるシリアルNoをパターン付加回路に設定し、通常の
複写動作シーケンスへと行く。通常の複写動作シーケン
スにおいては、シェーディング補正部103は、通常の
シェーディング動作を行う。
【0043】(第2の実施例)第1の実施例では、複数
チャンネルのうち1つのチャンネルで読める位置に1枚
のバーコード紙を配置して、情報を読み取ったが、図1
4の様に各チャンネルのつなぎ部をさける様にして複数
のバーコードを配置させても良く、より多くの情報を得
る事が可能となる。
チャンネルのうち1つのチャンネルで読める位置に1枚
のバーコード紙を配置して、情報を読み取ったが、図1
4の様に各チャンネルのつなぎ部をさける様にして複数
のバーコードを配置させても良く、より多くの情報を得
る事が可能となる。
【0044】以上説明した様に、上記本発明の実施例に
よれば、センサーのつなぎ部に読み取るバーコード紙が
かからない様にしたもので、センサーを静止してバーコ
ードを読み取ることができ、更に、センサーの主走査方
向に対して、多少ななめにバーコード紙が配置されても
十分読み取ることが可能となる。
よれば、センサーのつなぎ部に読み取るバーコード紙が
かからない様にしたもので、センサーを静止してバーコ
ードを読み取ることができ、更に、センサーの主走査方
向に対して、多少ななめにバーコード紙が配置されても
十分読み取ることが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、バーコー
ドに基づく画像処理を確実に行うことができる。
ドに基づく画像処理を確実に行うことができる。
【図1】イメージスキャナー部201のブロック図。
【図2】本発明の実施例の装置概観図。
【図3】パターン付加回路の構成を示す図。
【図4】付加パターンを説明する図。
【図5】複写結果の一例を示す図。
【図6】付加パターン例を示す図。
【図7】サービスモードのフローチャート。
【図8】バーコード読取処理のフローチャート。
【図9】プリント動作のフローチャート。
【図10】CCDセンサーの構成図。
【図11】光学系とバーコードの位置関係を示す図。
【図12】センサーのつなぎ部分を示す図。
【図13】センサーのつなぎ部分を示す図。
【図14】センサーとバーコードとの位置関係を示す
図。
図。
209 バーコード 110 パターン付加回路
Claims (1)
- 【請求項1】 主走査1ラインを複数のラインセンサー
により分割して読み取る読取手段と、 装置固有の情報を示すパターンを表示する部材とを有
し、 前記部材の主走査方向の長さを単一の前記ラインセンサ
ーの主走査方向の長さよりも短くしたことを特徴とする
画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4258213A JPH06111051A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4258213A JPH06111051A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06111051A true JPH06111051A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17317093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4258213A Pending JPH06111051A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06111051A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012226750A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Tna Australia Pty Ltd | バーコードスキャナ |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP4258213A patent/JPH06111051A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012226750A (ja) * | 2011-04-18 | 2012-11-15 | Tna Australia Pty Ltd | バーコードスキャナ |
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