JPH06110794A - メモリバックアップ回路 - Google Patents

メモリバックアップ回路

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Publication number
JPH06110794A
JPH06110794A JP4258481A JP25848192A JPH06110794A JP H06110794 A JPH06110794 A JP H06110794A JP 4258481 A JP4258481 A JP 4258481A JP 25848192 A JP25848192 A JP 25848192A JP H06110794 A JPH06110794 A JP H06110794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
bvcc
capacitor
output
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4258481A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisahide Omura
久英 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP4258481A priority Critical patent/JPH06110794A/ja
Publication of JPH06110794A publication Critical patent/JPH06110794A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はメモリバックアップ回路に関し、そ
の目的は、コンデンサの出力電圧をバックアップ電源と
するメモリに格納されるデータの信頼性を高めることが
できるメモリバックアップ回路を提供することにある。 【構成】 コンデンサ3の出力電圧をバックアップ電源
とするメモリバックアップ回路において、前記コンデン
サ3の出力電圧がメモリ4の動作限界値より低いか高い
かを監視し、該監視結果に基づいて、前記メモリ4に格
納されているデータの有効,無効を判断する制御回路5
を設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリバックアップ回路
に関し、詳しくは、バックアップ電源としてコンデンサ
の出力電圧を用いたメモリバックアップ回路の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】スタティック・ランダム・アクセス・メ
モリ(以下SRAMと略す)を用いた回路では、SRA
Mに格納されているデータを停電から保護するために、
駆動電源と並列にバッテリーやコンデンサを接続して電
源をバックアップすることが行われている。
【0003】バッテリーによるバックアップは、バッテ
リーのメインテナンスが必要になるものの、長時間の保
護が行える。これに対し、コンデンサの出力電圧による
バックアップは、基本的にメインテナンスが不要であ
り、瞬停等の極めて短時間の安価な電源異常対策として
有効である。
【0004】そこで、一般には、SRAMの用途に応じ
て、バッテリーまたはコンデンサによる適切な電源バッ
クアップ対策が講じられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コンデンサの
出力電圧による従来のメモリバックアップ回路では、目
的が極めて短時間のデータ保護に限定されていることか
ら、バックアップされているSRAMのデータは必ず有
効なものとして扱われることが多く、データの有効,無
効についての判断は特別には行われていなかった。
【0006】このために、コンデンサによるバックアッ
プ可能時間よりも長い時間の停電が発生した場合でも、
見掛上SRAMのデータは有効なものとして処理される
ことになり、データの信頼性に問題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的は、コンデンサの出力
電圧をバックアップ電源とするメモリに格納されるデー
タの信頼性を高めることができるメモリバックアップ回
路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るメモリバッ
クアップ回路は、コンデンサの出力電圧をバックアップ
電源とするメモリバックアップ回路において、前記コン
デンサの出力電圧がメモリの動作限界値より低いか高い
かを監視し、該監視結果に基づいて、前記メモリに格納
されているデータの有効,無効を判断する制御回路を設
けたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】制御回路はメモリをバックアップするコンデン
サの出力電圧がメモリの動作限界値より低いか高いかを
監視し、該監視結果に基づいて、コンデンサの出力電圧
がメモリの動作限界値より低い場合にはメモリに格納さ
れているデータを無効と判断し、メモリの動作限界値よ
り高い場合にはメモリに格納されているデータを有効と
判断する。
【0010】これにより、メモリに格納されているデー
タの信頼性を高めることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例の電源系統に着
目した概略ブロック図である。図において、1はマイク
ロプロセッサであり、その電源はVCCから供給されて
いる。2は半導体スイッチであり、VCCとコンデンサ
3の間に接続されている。該半導体スイッチ2は、VC
Cがオンのときは閉じられ、VCCがオフのときは開か
れる。4はSRAMで、駆動電源としてコンデンサ3の
出力電圧BVCCが直接加えられるとともに、半導体ス
イッチ2を介してVCCが加えられている。該SRAM
はVCCがオフ(停電)のときはスタンバイモードにな
り、コンデンサ3の出力電圧BVCCとしてスタンバイ
モードに必要な電圧が供給されている限りは内部格納デ
ータを保証するが、コンデンサ3の出力電圧BVCCが
スタンバイモードに必要な電圧よりも低下すると内部格
納データを保証しない。5は制御回路である。該制御回
路5は、VCCのオン,オフの検出、VCCの立ち上が
り時におけるコンデンサ3の出力電圧BVCCの電圧監
視と判定、マイクロプロセッサ1へのRESET 信号やBV
CC OK 信号の出力、オンオフ制御信号ON/OFFによる半
導体スイッチ2のオン,オフ制御等を所定のシーケンス
に従って実行する。なお、信号に付した符号「*」は負
でアクティブになることを意味する。
【0012】このような構成において、VCCがオンの
ときは半導体スイッチ2が閉じられることにより、VC
Cがコンデンサ3及びSRAM4に供給される。一方、
VCCがオフのときは半導体スイッチ2が開かれること
により、コンデンサ3からの放電によるSRAM4への
BVCCの供給がVCC系統に妨害されることなく安定
に行われる。
【0013】図2は図1の制御回路5の具体例のブロッ
ク図である。51はVCCの電圧を監視する第1の電源
監視回路であり、その出力信号RESET0はシフトレジス
タ52に入力されるとともにゲート53の一方の入力端
子に入力されている。シフトレジスタ52にはクロック
CLOCK も入力されている。そして、該シフトレジスタ5
2は、RESET1信号をフリップフロップ54のクロック
端子に与え、半導体スイッチ2にオン/オフ制御信号ON
/OFFを与え、RESET2信号をゲート53の一方の入力
端子に与えている。55はBVCCの電圧を監視する第
2の電源監視回路であり、その出力信号BVCC ON/OFF は
フリップフロップ54のデータ端子Dに入力されてい
る。そして、フリップフロップ54はBVCC OK 信号をマ
イクロプロセッサ1に出力する。
【0014】本発明の動作を図3のタイミングチャート
を用いて説明する。図3において、(A)はコンデンサ
3のBVCCが完全に放電してしまってSRAM4にデ
ータが保存されていない場合を示し、(B)はコンデン
サ3のBVCCがほとんど放電することなくSRAM4
にデータが保存されている場合を示している。
【0015】VCCが投入されると、制御回路5の第
1の電源監視回路51から出力されるRESET0信号が所
定のタイミングでアクティブになり、所定のタイミング
でインアクティブになる。
【0016】制御回路5のシフトレジスタ52は、第
1の電源監視回路51から出力されるRESET0信号をあ
るCLOCK に同期してシフトさせ、RESET1信号,ON/OFF
信号及びRESET2信号を作成出力する。
【0017】一方、制御回路5の第2の電源監視回路
52は、コンデンサ3の出力電圧BVCCを監視し、S
RAM4のスタンバイモードの動作限界値より低くなっ
たか否かの判定出力BVCC ON/OFF 信号を出力する。
【0018】制御回路5のフリップフロップ54は、
第2の電源監視回路52から出力されるBVCC ON/OFF 信
号をシフトレジスタ52で作成されたRESET1信号の立
ち上がりエッジでラッチし、その出力をBVCC OK 信号と
してマイクロプロセッサ1に出力する。
【0019】ここで、BVCCがSRAM4のスタンバ
イモードの動作限界値より低くなった場合にはBVCC ON/
OFF 信号がLレベルになってBVCC OK 信号もLレベルに
なり、BVCCがSRAM4のスタンバイモードの動作
限界値より高くなった場合にはBVCC ON/OFF 信号がHレ
ベルになってBVCC OK 信号もHレベルになる。
【0020】なお、このような状態では、マイクロプロ
セッサ1等は電源VCCは供給されているもののRESET
信号がアクティブ状態で動作を開始しておらず、SR
AM4はON/OFF信号がまだOFF の状態で半導体スイ
ッチ2はオフになっておりコンデンサ3がVCCで充電
される前の状態が続いていることを意味している。
【0021】フリップフロップ54でラッチされたBV
CC OK 信号は、以後、新たに電源がオフからオンになら
ない限り更新されず、同じ状態が保持される。一方、シ
フトレジスタ52で作成されたON/OFF信号はオンに変
わって半導体スイッチ2はオンになり、コンデンサ3は
VCCで充電される。そして、SRAM4はスタンバイ
モードから通常モードに移行して駆動電圧はVCCに上
昇する。
【0022】でスタンバイモードにおけるコンデン
サ3の出力電圧BVCCを判定してその結果をラッチ
し、でSRAM4に通常の電源電圧VCCを供給し、
最後にマイクロプロセッサ1等のRESET 信号をインア
クティブにする。
【0023】これにより、マイクロプロセッサ1は通常
の場合と全く同様に動作可能になるとともに、イニシャ
ルシーケンスの中ででラッチされたBVCC OK 信号がH
レベルかLレベルかを識別することにより、SRAM4
内のデータが有効か無効かを簡単に判別できることにな
る。
【0024】なお、ゲート53によりRESET0信号とRE
SET2信号の論理和をとってRESET 信号としているの
は、VCCがオフになったときにRESET0信号で直ちに
RESET 信号が出力できるようにするためである。
【0025】また、半導体スイッチ2の代わりに、機械
的な接点を備えたスイッチを用いてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明した本発明のメモリバックアッ
プ回路によれば、メモリをバックアップするコンデンサ
の出力電圧がメモリの動作限界値より低いか高いかを監
視するとともに、該監視結果に基づいてコンデンサの出
力電圧がメモリの動作限界値より低い場合にはメモリに
格納されているデータを無効と判断し、メモリの動作限
界値より高い場合にはメモリに格納されているデータを
有効と判断するので、比較的安価なシステム構成でメモ
リに格納されているデータの信頼性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略ブロック図である。
【図2】図1の制御回路の具体例のブロック図である。
【図3】本発明の動作を説明するタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 スイッチ 3 コンデンサ 4 SRAM 5 制御回路 51 第1電源監視回路 52 シフトレジスタ 53 ゲート 54 フリップフロップ 55 第2電源監視回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサの出力電圧をバックアップ電
    源とするメモリバックアップ回路において、 前記コンデンサの出力電圧がメモリの動作限界値より低
    いか高いかを監視し、該監視結果に基づいて、前記メモ
    リに格納されているデータの有効,無効を判断する制御
    回路を設けたことを特徴とするメモリバックアップ回
    路。
JP4258481A 1992-09-28 1992-09-28 メモリバックアップ回路 Pending JPH06110794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4258481A JPH06110794A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 メモリバックアップ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4258481A JPH06110794A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 メモリバックアップ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06110794A true JPH06110794A (ja) 1994-04-22

Family

ID=17320814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4258481A Pending JPH06110794A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 メモリバックアップ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06110794A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133750A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Lsi Corp メモリ・バックアップのための電力分離

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012133750A (ja) * 2010-12-20 2012-07-12 Lsi Corp メモリ・バックアップのための電力分離

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