JPH06110365A - ブレードおよびそれを用いた電子写真装置 - Google Patents

ブレードおよびそれを用いた電子写真装置

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JPH06110365A
JPH06110365A JP26191192A JP26191192A JPH06110365A JP H06110365 A JPH06110365 A JP H06110365A JP 26191192 A JP26191192 A JP 26191192A JP 26191192 A JP26191192 A JP 26191192A JP H06110365 A JPH06110365 A JP H06110365A
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JP
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blade
hours
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cleaning
polyester polyol
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JP26191192A
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Mutsumi Baba
睦美 馬場
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Abstract

(57)【要約】 本発明はクリーニングブレード及び現像ブレードにアジ
ペート系ポリエステルポリオールを用いたウレタン弾性
体を使用し、上記弾性体が、加水分解試験(80℃イ
オン交換水中48時間浸水。23℃下減圧乾燥24時
間。23℃/60%RH下48時間放置)前後の弾性
力A、BがB/A≧0.85を満たすことにより、弾性
低下による濃度低下、カブリ、クリーニング不良、感光
ドラムへのトナー融着を防止できたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,LBP等電子
写真プロセスを使用した画像形成装置に着脱自在なプロ
セスカートリッジ内に配設されたクリーニングブレード
及び現像ブレードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機,LBP等電子写真プロセ
スを採用した画像形成装置には、装置本体に脱着自在な
プロセスカートリッジが操作性等の点で優れている理由
で使用されている。
【0003】一般的なプロセスカートリッジを図2に示
す。
【0004】不図示の装置本体に備えられた駆動手段に
より矢印a方向に回転する像担持体である感光ドラム1
の周囲には、感光ドラム1の表面を一様な電位に帯電す
る帯電装置4、感光ドラム1表面に形成された静電潜像
にトナーを供給するための現像装置8、感光ドラム1上
の転写残トナーを除去するためのクリーニング装置7、
等が筐体C内に配設されている。
【0005】現像装置8は、矢印b方向に回転する現像
スリーブ2が現像装置8中のトナーを感光ドラム1表面
に供給する。現像スリーブ2の上方には弾性体3を支持
部材12で固定した現像ブレードが配設され、弾性体が
スリーブ表面に5〜20g/cmの当接圧をもって設置
されている。
【0006】現像装置中のトナーは、現像ブレード3の
弾性体により、現像スリーブ2表面のトナー層厚を規制
され、また弾性体〜スリーブ間を通過する際に該弾性体
によって帯電され、感光ドラム1上の静電潜像へ供給さ
れる。
【0007】一方、感光ドラム1との対向面に開口部1
0aをもつクリーニング装置7は、支持部材11に支持
された弾性体3がクリーニングブレードとしてクリーニ
ング容器10に固定され、感光体1表面に一定の角度、
侵入量を持ち、10〜50g/cmの当接圧で当接して
いる。紙等の転写材に転写した後の感光ドラム1表面に
残った転写残トナーは、該クリーニングブレードにより
掻き落とされ、開口部10aよりクリーニング容器内へ
回収される。また、回収された転写残トナーをクリーニ
ング装置7外へもらさない為に、スクイシート6が感光
ドラム1に当接している。
【0008】クリーニングブレード及び現像ブレードに
用いられる弾性体は、(1)光導電層やトナーを汚染し
たり傷つける物質を含有せずに作ることができる。
(2)分子構造中に不飽和結合を含まないように設計可
能である為、耐オゾン性に優れている。(3)他のゴム
やプラスチックに比べ耐摩耗性が非常に良好である。等
の条件から、ウレタンゴムが広く使用されている。中で
も、ポリエステル系のウレタンゴムはポリエーテル系の
ものより耐摩耗性が優れている。
【0009】特にクリーニングブレードとしては、耐摩
耗性の他に、ドラムに当接するエッジの欠損いわゆるエ
ッジカケを生じないことが、良好なクリーニング性を保
つ条件である。
【0010】耐摩耗性の優れたポリエステル系ウレタン
ゴムの中では、アジペート系ポリオールを使用したウレ
タンゴムがラクトン系のそれよりも耐エッジカケ性が良
好であることを本発明者等の研究結果より明らかとなっ
た。
【0011】アジペート系ポリエステルポリオールを使
用したウレタンゴムに用いられる材料としては次のもの
が挙げられる。
【0012】 アジペート系ポリエステルポリオール アジピン酸,フタル酸などの二塩基酸と、エチレン,プ
ロピレン,ブチレン,ジエチレンなどのグリコール類や
トリメチロールプロパン,ヘキサントリオール,トリメ
チロールエタングリセリンなどのトリオールとの縮合脱
水反応で得られたポリオール。
【0013】 イソシアネート トリレンジイソシアネート,ジフェニルメタンジイソシ
アネート,ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネー
ト,トリジンジイソシアネート,ナフタリンジイソシア
ネート等の芳香族系ポリイソシアネートやヘキサメチレ
ンジイソシアネート,イソホロンジイソシアネート,キ
シリレンジイソシアネート,水添キシリレンジイソシア
ネート,ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等の
脂肪族系ポリイソシアネート。
【0014】 鎖延長剤,架橋剤 エチレングリコール,1.4−ブタンジオール,ハイド
ロキノンジエチロールエーテル,トリメチロールプロパ
ン,グリセリン,ソルビトール等の多価のアルコール類
及びジフェニルメタンジアミン,m−フェニレンジアミ
ン等の多価のアミン類。
【0015】その他必要により以下の材料を使用する場
合がある。
【0016】◎ 触媒として、トリエチレンジアミン,
N,N−ジメチルエタノールアミン,1.8−ジアザ−
ビシクロ[5,4,0]ウンデセン−7等の第三級アミ
ンやスタナスオクトエート,ジブチルチンジラウレート
等の有機金属化合物。
【0017】◎ 加水分解防止剤として、カルボジイミ
ド系のスタバクゾール1,4−t−ブチルカテコール,
アゾジカルボナミッド,アゾジカルボキシリック酸エス
テル,脂肪酸アマイド等。また、加水分解防止剤の分子
中の側鎖を変えて、ポリエステルポリオールとの相溶性
を改善したものでもよい。
【0018】◎ その他配合物としては、熱酸化劣化や
光劣化によって生じる官能基による加水分解の促進を防
ぐために、酸化防止剤や紫外線吸収剤などの添加も効果
があり、これら添加剤の併用による相乗効果も有効であ
る。酸化防止剤としては、フェノール系とアミン系があ
るが、感光体への非汚染性の点からフェノール系の酸化
防止剤が良い。特にヒンダードフェノール系で高分子量
の非移行性の物が良く、例えば、Irganox101
0,1035,1076等が良い。紫外線吸収剤として
は、サリチル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾ
ール系誘導体が良く、例えばViosorb100,1
30,120,Cyasorb UV−24,Tinu
vin P,320,327等が良い。
【0019】上記の様なクリーニングブレード及び現像
ブレードを組入れたプロセスカートリッジは、現像装置
中のトナーがなくなると新しいカートリッジと交換され
る。現在使用中のカートリッジ中のトナーが全て消費さ
れる前に、別に新カートリッジを準備しておき、トナー
がなくなった時点で新カートリッジと交換するため、新
カートリッジは、製造されてから数ケ月から数年を経る
こともあり得る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら現像スリ
ーブ2及び感光ドラム1に当接された状態で放置された
現像ブレード及びクリーニングブレードの上記アジペー
ト系ポリエステルポリオールを骨格としたウレタンゴム
から成る弾性体は、経時変化しやすく、長期放置により
弾性力が低下するという問題があった。これは、ウレタ
ンゴム中のエステル基の加水分解の進行によることが明
らかにされており、加水分解は高温、高湿環境下でより
進行しやすく急激に劣化する。
【0021】放置により弾性劣化したウレタンゴムが現
像ブレードとして使用された場合、現像スリーブに対す
る圧接力が低下し、現像スリーブへのトナー層厚規制が
不可能となってスリーブ上トナー量が増加し、トナーへ
の帯電付与能力が低下しトナーの良好な帯電を妨害する
結果となる。その結果、濃度低下やカブリ増加が発生し
た。また、クリーニングブレードに使用された場合に
は、放置により弾性劣化したブレードは、感光ドラムに
対する圧接力が低下するばかりでなく、永久変形も起こ
り易くなるためにクリーニングブレードの感光体への侵
入量や当接角が変化して、感光ドラム上の転写残トナー
を掻き落としきれずにブレードからすり抜けるクリーニ
ング不良が発生した。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以下の加
水分解性試験 80℃イオン交換水中48時間浸水。 23℃環境下、減圧乾燥(1mmHg以下)24時間
以上くもりとれるまで。 23℃/60%RH環境下48時間放置。 が、23℃/60%RH環境下放置で約2年に相当する
ことに着目し、前後の弾性力A、BがB/A≧0.8
5、好ましくはB/A≧0.9、より好ましくはB/A
≧0.93であるアジペート系ポリエステルポリオール
を用いたウレタンゴムを用いれば上記問題を防止できる
ことを見い出した。
【0023】即ち、本発明によれば、アジペート系ポリ
エステルポリオール及びイソシアネートを反応せしめて
得られるウレタンゴムであり、以下の加水分解性試験I 80℃イオン交換水中48時間浸水 23℃環境下、減圧乾燥(1mmHg以下)24時間
以上くもりとれるまで 23℃/60%RH環境下48時間放置 前後の弾性力A、Bが B/A≧0.85、好ましくはB/A≧0.90 を満たす弾性体をクリーニングブレード及び現像ブレー
ドに用いることにより、放置による弾性劣化が少なく、
弾性力低下による濃度低下やカブリ、クリーニング不良
を防止できるようにしたものである。
【0024】以下本発明で用いた弾性力A、Bの測定方
法を示す。
【0025】図3に弾性力測定装置を示す。
【0026】図3は弾性力測定装置の上視図である。ク
リーニングブレード(または現像ブレード)20は巾1
0mmに切断され、ブレード固定台21に固定される。
ブレード固定台21に固定されたブレード20は、移動
量設定器22により矢印方向に移動する。この時の時間
に対する移動量δの関係を図4に示す。
【0027】クリーニングブレード20が矢印+方向に
移動すると、圧力変換器23(共和電業製120T−1
00D)の先端に取り付けた先端治具24に接触し、圧
力を感知する。なお、圧力変換器23はブレード20に
対し、θ(cブレードの場合24°)の角で固定されて
いる。ある移動量δに対する圧力(V)はアンプ25に
より増幅され、レコーダー26に記録される。このとき
のレコーダー26には図5の様に出力される。移動量δ
=0の点はクリーニングブレード20が先端治具24に
ちょうど接触した点である。
【0028】最大移動量(δ=0.8)の時の圧力V1
と最小移動量(δ=0.1)の時の圧力V2の差に、圧
力変換器の較正値α(g/V)をかけた値を弾性力とす
る。 弾性力=α・(V1−V2) (g/cm)
【0029】〈実施例−1〉図2中のクリーニングブレ
ードとして、下記のものを使用した。エチレングリコー
ル及びアジピン酸の縮合反応によって得られたアジペー
ト系ポリエステルポリオールと、ジフェニルメタンジイ
ソシアネートを反応せしめてプレポリマーを生成し、上
記プレポリマー100重量部に対して、 硬化剤として 1,4−ブタンジオール 4重量部 トリメチロールプロパン 2.1重量部 加水分解防止剤として スタバクゾール1 1重量部 の割合で、加熱溶融混合させ、加熱した型に注型し、加
熱硬化させ所定の形状に加工してクリーニングブレード
aを得た。
【0030】 成形温度 130℃, 二次加硫温度 130℃
【0031】クリーニングブレードaの加水分解試験前
後の弾性力A、BはB/A=0.95であった(図
1)。
【0032】加水分解後のクリーニングブレードaのエ
ッジを顕微鏡で観察し、カケが無いことを確認し、また
ブレードの寸法精度が出ていることを確認した後、図2
のプロセスカートリッジ内に当接角24°、侵入量0.
7ミリで設置した。
【0033】常温常湿下で5000枚の耐久画出しをし
たところ、クリーニング不良,クリーニングすり抜けト
ナーによるドラム融着等は発生しなかった。
【0034】〈比較例−1〉図2中のクリーニングブレ
ードとして、クリーニングブレードbを得た。
【0035】クリーニングブレードb エチレンアジペート系ポリエステルポリオールと、ジフ
ェニルメタンジイソシアナートを反応せしめてプレポリ
マーを生成する。プレポリマー100重量部に対し、
1,4−ブタンジオール4重量部、トリメチロールプロ
パン2.1重量部を加熱溶融混合させ、加熱した型に注
型し、加熱硬化させ所定の形状に加工する。
【0036】 成形温度 130℃, 二次加硫温度 130℃
【0037】クリーニングブレードbの加水分解試験I
後の弾性保持率B/Aは0.71であった(図1)。
【0038】加水分解試験I後のクリーニングブレード
bのエッジカケ,寸法精度を確認後、図2のカートリッ
ジ内に当接角24°、侵入量0.7ミリで設置した。
【0039】上記カートリッジを常温常湿で画だしした
ところ、初期からクリーニングすり抜けが生じた。
【0040】〈実施例−2〉図2中の現像ブレードとし
て、現像ブレード(Dブレード)cを得た。
【0041】エチレングリコール、プロピレングリコー
ル及びアジピン酸の縮合反応によって得られたアジペー
ト系ポリエステルポリオールと、トリレンジイソシアネ
ートを反応せしめてプレポリマーを生成する。
【0042】プレポリマー100重量部に対し、1,4
−ブタンジオール4重量部、トリメチロールプロパン
2.1重量部、スタバクゾール1 1重量部を溶融混合
させ遠心成型により厚さ1.5mmのウレタン弾性体を
得た。ウレタン弾性体を所定の寸法に切断し、Dブレー
ド板金にホットメルト接着し、Dブレードcを得た。
【0043】Dブレードcの加水分解試験前後の弾性力
A、BはB/A=0.93であった(図1)。
【0044】加水分解後のDブレードを図2のプロセス
カートリッジ内に設置し、15℃/10%RH環境下で
5000枚の耐久試験を行なったところ、加水分解前の
Dブレードを使用した場合と同様に高濃度を呈しカブリ
も少ない良好な画像が得られた。
【0045】〈比較例−2〉図2中のDブレードとし
て、Dブレードdを得た。
【0046】アジペート系ポリエステルポリオール+ト
リジンジイソシアネートからなるプレポリマー 10
0重量部 1,4−ブタンジオール 4重量部 トリメチロールプロパン 2.1重量部
【0047】上記処方で遠心成型により厚さ1.5mm
のウレタンシートを得た。その後、所定の寸法にウレタ
ンシートを切断し、Dブレード板金にホットメルト接着
してDブレードdを得た。
【0048】Dブレードdの加水分解試験前後の弾性力
A、BはB/A=0.62であった(図1)。
【0049】Dブレードdを図2のプロセスカートリッ
ジ内に設置し、常温常湿で画出しをしたところ、初期か
らカブリ、とび散り、濃度ウスのひどい画像となった。
【0050】〈実施例−3〉以下の処方で図2中のDブ
レードeを得た(ワンショット法)。
【0051】プロピレングリコールとアジピン酸から得
られたアジペート系ポリエステルポリオール 100
重量部 トリジンジイソシアネート 100重量部 1,4−ブタンジオール 8重量部 トリメチロールプロパン 4.2重量部 4−t−ブチルカテコール 2重量部
【0052】クリーニングブレードeの加水分解試験前
後弾性率A、BはB/A=0.90であった。
【0053】図2中のクリーニングブレードとして設置
し、15℃/10%RH下で耐久画出ししたところ、6
000枚までクリーニング不良、ドラム残トナーによる
トナー融着は発生しなかった。
【0054】なお、上記実施例及び比較例で使用したク
リーニングブレード及び現像ブレードの加水分解性試験
前後の物性を表1に示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】以上説明した様に、クリーニングブレー
ド及び現像ブレードにアジペート系ポリエステルポリオ
ールを用いたウレタン弾性体を使用し、上記弾性体が、
加水分解試験(80℃イオン交換水中48時間浸水。
23℃下減圧乾燥24時間。23℃/60%RH下
48時間放置)前後の弾性力A、BがB/A≧0.85
を満たすことにより、弾性低下による濃度低下、カブ
リ、クリーニング不良、感光ドラムへのトナー融着を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び比較例で用いたブレードの加水分解
前後の弾性力変化を示すグラフである。
【図2】実施例で用いたプロセスカートリッジの断面図
である。
【図3】本発明で用いた弾性力測定装置の上視図であ
る。
【図4】図3に示す弾性力測定装置の移動量の時間的変
化を示すグラフである。
【図5】図3に示す弾性力測定装置を用いて弾性力を算
出する説明図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アジペート系ポリエステルポリオール及
    びイソシアネートを反応せしめて得られるウレタンゴム
    で形成されたブレードにおいて、ブレードを80℃イオ
    ン交換水に48時間浸水後、23℃環境下で減圧乾燥
    (1mmHg以下)を24時間以上を行い吸湿により生
    じたブレードのくもりをとる。次いで23℃/60%R
    H環境下に48時間放置する加水分解試験の前(A)と
    後(B)の弾性力A、Bが B/A≧0.85 であることを特徴とするブレード。
  2. 【請求項2】 請求項1の弾性力A、Bが B/A≧0.9 であることを特徴とするブレード。
  3. 【請求項3】 アジペート系ポリエステルポリオール及
    びイソシアネートを反応せしめて得られるウレタンゴム
    で形成されたブレードであって、ブレードを80℃イオ
    ン交換水に48時間浸水後、23℃環境下で減圧乾燥
    (1mmHg以下)を24時間以上を行い吸湿により生
    じたブレードのくもりをとる。次いで23℃/60%R
    H環境下に48時間放置する加水分解試験の前(A)と
    後(B)の弾性力A、Bが B/A≧0.85 であるブレードをクリーニング手段に用いたことを特徴
    とするクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 アジペート系ポリエステルポリオール及
    びイソシアネートを反応せしめて得られるウレタンゴム
    で形成されたブレードであって、ブレードを80℃イオ
    ン交換水に48時間浸水後、23℃環境下で減圧乾燥
    (1mmHg以下)を24時間以上を行い吸湿により生
    じたブレードのくもりをとる。次いで23℃/60%R
    H環境下に48時間放置する加水分解試験の前(A)と
    後(B)の弾性力A、Bが B/A≧0.85 であるブレードをトナー層厚規制手段に用いたことを特
    徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 像担持体、像担持体を帯電する手段およ
    びクリーニングブレードを備えた像形成装置において、
    クリーニングブレードがアジペート系ポリエステルポリ
    オール及びイソシアネートを反応せしめて得られるウレ
    タンゴムで形成されたブレードであって、ブレードを8
    0℃イオン交換水に48時間浸水後、23℃環境下で減
    圧乾燥(1mmHg以下)を24時間以上を行い吸湿に
    より生じたブレードのくもりをとる。次いで23℃/6
    0%RH環境下に48時間放置する加水分解試験の前
    (A)と後(B)の弾性力A、Bが B/A≧0.85 であることを特徴とする像形成装置。
  6. 【請求項6】 像担持体、像担持体を帯電する手段およ
    びトナー層厚を規制する現像ブレードを備えた像形成装
    置において、現像ブレードが、アジペート系ポリエステ
    ルポリオール及びイソシアネートを反応せしめて得られ
    るウレタンゴムで形成されたブレードであって、ブレー
    ドを80℃イオン交換水に48時間浸水後、23℃環境
    下で減圧乾燥(1mmHg以下)を24時間以上を行い
    吸湿により生じたブレードのくもりをとる。次いで23
    ℃/60%RH環境下に48時間放置する加水分解試験
    の前(A)と後(B)の弾性力A、Bが B/A≧0.85 であることを特徴とする像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002055578A (ja) * 2000-08-08 2002-02-20 Bando Chem Ind Ltd 電子写真装置用ブレード体
JP2007099854A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Yunimatekku Kk ポリウレタンの製造法
JP2008181031A (ja) * 2007-01-26 2008-08-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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