JPH06110276A - 転写搬送装置 - Google Patents

転写搬送装置

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Publication number
JPH06110276A
JPH06110276A JP4261238A JP26123892A JPH06110276A JP H06110276 A JPH06110276 A JP H06110276A JP 4261238 A JP4261238 A JP 4261238A JP 26123892 A JP26123892 A JP 26123892A JP H06110276 A JPH06110276 A JP H06110276A
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JP
Japan
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transfer
transfer material
photoconductor
roller
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Application number
JP4261238A
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English (en)
Inventor
Yoshio Fujita
恵生 藤田
Ryuji Watariki
龍司 渡木
Akitaka Okazaki
哲卓 岡崎
Yuki Ito
由起 伊東
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06110276A publication Critical patent/JPH06110276A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レジストローラと転写材との回転速度ムラに
起因する画像ムラの発生を有効に防止することができる
転写搬送装置を提供する。 【構成】 転写搬送装置D1 は、転写材を感光体1の方
へ送り出す上下一対のレジストローラ2・3、感光体1
に対向配置された転写ベルト4、トランス17および制
御部18を備えている。トランス17は、従動ローラ
6、転写前中間ローラ8および転写ローラ7にそれぞれ
バイアス電荷を与える。制御部18は、レジストスイッ
チ12がONになるとレジストローラ2・3を回転させ
て転写材を送り出すとともに、その送り出された転写材
をトランス17の作動により転写ベルト4に静電吸着さ
せる。そして、その転写材の前端が転写部10に到達す
る前にレジストローラ2・3の回転を停止させるように
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転写搬送装置に関し、さ
らに詳しくは、感光体を備えた複写機やプリンタなどの
画像形成装置に組み込まれ、画像形成用の転写材を転写
部へ搬送して感光体上のトナー像をその転写材に転写さ
せ、次いでその転写材を定着部まで搬送する転写搬送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置に組み込まれる転写
搬送装置として、感光体の近傍に配置され、画像形成用
の転写材を所定のタイミングで感光体の方へ送り出す一
対のレジストローラと、感光体に対向配置され、レジス
トローラから送り出された転写材を感光体との対向領域
である転写部へ搬送し、転写部において感光体上のトナ
ー像をその転写材に転写させ、次いでその転写材を定着
部まで搬送するエンドレス状の転写ベルトとを備えたも
のが知られている。
【0003】そのような転写搬送装置にあっては、転写
部における転写ローラや、転写ローラの搬送方向上流側
に配された転写前中間ローラなどに、画像形成用トナー
とは逆極性のバイアス電荷が与えられる。これにより、
レジストローラから送り出された転写材は、同電荷に基
づく静電吸着力で転写ベルトに吸着され、転写ベルトに
密着した状態で転写部まで安定的に搬送される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の転写搬送装置
によれば、転写材の安定した密着搬送を実現することは
できる。しかし、転写材と転写ベルトとが密着するた
め、レジストローラの回転速度と転写ベルトの回転速度
とを合わせる必要がある。また、レジストローラの回転
速度と転写ベルトの回転速度とを合わせたとしても、そ
れぞれの回転速度にはわずかにムラが発生するため、そ
の回転速度ムラに起因して、形成された画像にムラが生
じるのを防止することができないという問題があった。
【0005】このような問題は、画像形成の速度が20
枚/分程度以上である高速の画像形成装置において顕著
に現れていた。すなわち、転写材の後端がレジストロー
ラを通過する際に前記回転速度ムラによる力が転写材に
かかり、その力が転写ベルトに伝わる。この力により、
転写ベルトには大きな回転速度ムラが発生し、その回転
速度ムラのために転写部において画像ムラが現れてい
た。この画像ムラは、転写ベルトの回転速度がレジスト
ローラの回転速度よりも大きいときに、特に問題となっ
ていた。
【0006】本発明は上記の実情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、転写部における画像ムラの発生を
防止することのできる転写搬送装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】本発明に
係る転写搬送装置は以下の2つの形態をとる。その第1
の形態は、感光体の近傍に配置され、画像形成用の転写
材を所定のタイミングで感光体の方へ送り出す一対のレ
ジストローラと、感光体に対向配置され、レジストロー
ラから送り出された転写材を感光体との対向領域である
転写部へ搬送し、転写部において感光体上のトナー像を
その転写材に転写させ、次いでその転写材を定着部まで
搬送するエンドレス状の転写ベルトと、レジストローラ
と転写部との間における転写材を転写ベルトに静電吸着
させるための電荷を付与するバイアス電荷供給手段とを
備え、さらに、レジストローラを回転させて転写材を送
り出すとともにバイアス電荷供給手段を作動させてその
転写材を転写ベルトに静電吸着させ、次いで、その転写
材の前端が転写部に到達する前にレジストローラの回転
を停止させるように制御する制御部を具備してなる転写
搬送装置である。
【0008】すなわち、第1の転写搬送装置は、特徴あ
る制御部を設け、この制御部により、レジストローラを
回転させて転写材を送り出すとともにバイアス電荷供給
手段を作動させてその転写材を転写ベルトに静電吸着さ
せ、次いで、その転写材の前端が転写部に到達する前に
レジストローラの回転を停止させるべく制御するように
したことを要旨とする。
【0009】制御部は、レジストローラを回転させて転
写材を送り出すとともにバイアス電荷供給手段を作動さ
せてその転写材を転写ベルトに静電吸着させる。制御部
は、また、レジストローラから送り出された転写材の前
端が転写部に到達する前にレジストローラの回転を停止
させる。
【0010】レジストローラの回転が停止すると、転写
材は、転写ベルトに静電吸着されているため、転写ベル
トにより搬送される。このとき、レジストローラは、そ
のローラ対の間を転写材が抜けてしまうまで、転写材の
動きにより回転(連ら回り)する。その後、感光体上の
トナー像が転写された転写材は、転写ベルトにより定着
部まで搬送される。
【0011】本発明の第2の形態は、感光体の近傍に配
置され、画像形成用の転写材を所定のタイミングで感光
体の方へ送り出す一対のレジストローラと、感光体に対
向配置され、レジストローラから送り出された転写材を
感光体との対向領域である転写部へ搬送し、転写部にお
いて感光体上のトナー像をその転写材に転写させ、次い
でその転写材を定着部まで搬送するエンドレス状の転写
ベルトと、レジストローラと転写部との間における転写
材を転写ベルトに静電吸着させるための電荷を付与する
バイアス電荷供給手段とを備え、さらに、レジストロー
ラを回転させて転写材を送り出すとともにバイアス電荷
供給手段を作動させてその転写材を転写ベルトに静電吸
着させ、次いで、その転写材の前端が転写部に到達する
前にレジストローラの回転を停止させかつレジストロー
ラを互いに離すように制御する制御部を具備してなる転
写搬送装置である。
【0012】すなわち、第2の転写搬送装置は、特徴あ
る制御部を設け、この制御部により、レジストローラを
回転させて転写材を送り出すとともにバイアス電荷供給
手段を作動させてその転写材を転写ベルトに静電吸着さ
せ、次いで、その転写材の前端が転写部に到達する前に
レジストローラの回転を停止させかつレジストローラを
互いに離すべく制御するようにしたことを要旨とする。
【0013】制御部は、レジストローラを回転させて転
写材を送り出すとともにバイアス電荷供給手段を作動さ
せてその転写材を転写ベルトに静電吸着させる。制御部
は、また、レジストローラから送り出された転写材の前
端が転写部に到達する前にレジストローラの回転を停止
させかつレジストローラを互いに離す。
【0014】レジストローラが回転を停止しかつ互いに
離れると、転写材は、転写ベルトに静電吸着されている
ため、転写ベルトにより搬送される。その後、感光体上
のトナー像が転写された転写材は、転写ベルトにより定
着部まで搬送される。
【0015】
【実施例】以下、図面に示す2つの実施例に基づいて本
発明を詳述する。なお、これらによって本発明が限定さ
れるものではない。
【0016】実施例1 図1および図2において、複写機C1 に組み込まれた転
写搬送装置D1 は、ドラム状感光体1の下方近傍に配置
され、画像形成用の転写材を所定のタイミングで感光体
1の方へ送り出す上下一対のレジストローラ2・3と、
感光体1の下方で感光体1に対向配置されたエンドレス
状の転写ベルト4とを備えている。
【0017】転写ベルト4は、ポリイミドなどの耐熱性
樹脂フィルムにシリコーンなどでコーティングを施した
ものである。そして、駆動ローラ5と従動ローラ6とに
エンドレス回転可能に掛け渡され、転写ローラ7により
感光体1に圧接される。この転写ベルト4は、レジスト
ローラ2・3から送り出された転写材を感光体1との対
向領域である転写部10へ搬送し、転写部10において
感光体1上のトナー像をその転写材に転写させ、次いで
その転写材を定着部11まで搬送する。
【0018】従動ローラ6と転写ローラ7との間には転
写前中間ローラ8が配されている。また、転写ローラ7
と駆動ローラ5との間には転写後中間ローラ9が配され
ている。感光体1は時計回り方向へ回転する。従動ロー
ラ6、転写前中間ローラ8、転写ローラ7、中間ローラ
9および駆動ローラ5は反時計回り方向へ回転する。そ
して、転写ベルト4は各図の矢印方向へ回転する。
【0019】レジストローラ2・3の搬送方向上流側に
は、レジストスイッチ12が設けられている。このレジ
ストスイッチ12は、後述の制御部18により制御され
る。そして、供給されてきた転写材の前端が当たるとO
Nになってレジストローラ2・3を回転させる。
【0020】定着部11の搬送方向下流側には、排出ス
イッチ13が設けられている。この排出スイッチ13
は、定着部11から搬送されてきた転写材の前端が当た
るとONになって排出ローラ14・15を回転させ、そ
の転写材が通過するとOFFになって排出ローラ14・
15の回転を停止させる。定着部11の上方には、この
複写機C1 のためのメインモータ16が設けられてい
る。
【0021】この転写搬送装置D1 には、バイアス電荷
供給手段としてのトランス17が設けられている。この
トランス17は、従動ローラ6、転写前中間ローラ8お
よび転写ローラ7にそれぞれ、画像形成用トナーとは逆
極性を有する所定値のバイアス電荷を与える。これらの
バイアス電荷により、レジストローラ2・3と転写部1
0との間における転写材を転写ベルト4に静電吸着させ
る。
【0022】トランス17は、制御部18により制御さ
れる。すなわち、制御部18は、レジストスイッチ12
がONになるとレジストローラ2・3を回転させて転写
材を送り出すとともに、その送り出された転写材をトラ
ンス17を作動させることにより転写ベルト4に静電吸
着させる。そして、その転写材の前端が転写部10に到
達する前にレジストローラ2・3の回転を停止させるよ
うに制御する。
【0023】このようなレジストローラ2・3の回転お
よび回転停止は、図3に示すような機構によって行われ
る。すなわち、メインモータ16からの駆動力は、駆動
ギア19に伝達された後、下レジストローラ3の軸3a
に取り付けられたレジストクラッチ20を介して軸3a
に伝達され、下レジストローラ3を回転させる。この回
転は、下レジストギア3bおよび上レジストギア2bを
介して上レジストローラ2に伝達される。なお、図3に
おいて、21および22は、上レジストローラ2の軸2
aおよび下レジストローラ3の軸3aが回転可能に支持
された側板である。
【0024】次に、図4のタイムチャートにより、この
転写搬送装置D1 の制御部18による制御方法を説明す
る。なお、このタイムチャートは、1枚の転写材を転写
搬送して画像形成し排出するまでの制御を示している。
【0025】図4において、プリントスイッチのONに
よりメインモータ16がONになる。次いで、転写材に
よりレジストスイッチ12がONになると、15m秒後
にレジストクラッチ20がONになる。これと同時に、
転写ローラ7、従動ローラ6および転写前中間ローラ8
に上記のバイアス電荷が与えられる。これにより、レジ
ストローラ2・3と転写部10との間における転写材が
転写ベルト4に静電吸着される。そして、所定のt1 時
間(この場合は1秒)が経過すると、レジストクラッチ
20がOFFになる。ここでt1 は、転写材が転写ベル
ト4に静電吸着された時刻から転写材の前端が転写部1
0に到達した時刻までの時間である。
【0026】その後、制御部18の制御によりレジスト
スイッチ12がOFFになり、所定のt2 時間(この場
合は2秒)が経過すると、転写ローラ7、従動ローラ6
および転写前中間ローラ8のバイアス電荷が解除され
る。これにより、レジストローラ2・3と転写部10と
の間における転写材は転写ベルト4から吸着解除され
る。次いで、排出スイッチ13がOFFになり、その5
秒後にメインモータ16がOFFになる。ここでt2
は、転写材の後端がレジストスイッチ12を通過した時
刻から転写部10を通過した時刻までの時間である。
【0027】この転写搬送装置D1 にあっては、上記の
ような制御部18が設けられているので、転写材は、レ
ジストローラ2・3と転写部10との間にあるときは転
写ベルト4に静電吸着され、その前端が転写部10に到
達する前にレジストローラ2・3の回転が停止すること
で、レジストローラ2・3の回転停止後は転写ベルト4
の搬送力だけで搬送される。したがって、従来のよう
な、レジストローラと転写材との回転速度ムラに起因す
る画像ムラの発生を有効に防止することができる。
【0028】実施例2 図5および図6において、複写機C2 に組み込まれた転
写搬送装置D2 は、その構成部材の大部分が実施例1の
転写搬送装置D1 と同様な構成をしている。転写搬送装
置D2 が転写搬送装置D1 と異なる部分は、上下レジス
トローラ2・3が所定時に互いに離れるように構成され
ている点である。この点に関して以下、詳細に説明す
る。
【0029】転写搬送装置D2 には制御部28が設けら
れている。この制御部28は、レジストスイッチ12が
ONになるとレジストローラ2・3を回転させて転写材
を送り出すとともに、その送り出された転写材をトラン
ス17を作動させることにより転写ベルト4に静電吸着
させる。そして、その転写材の前端が転写部10に到達
する前にレジストローラ2・3の回転を停止させかつレ
ジストローラ2・3を互いに離すように制御する。な
お、図5には、制御部28およびトランス17の記載が
省略されている。
【0030】レジストローラ2・3の回転および回転停
止は、実施例1と同様にして行われる(図3参照)。ま
た、レジストローラ2・3の離接は、図7〜図9に示す
ような機構によって行われる。すなわち、図7におい
て、所定のタイミングで離接用ソレノイド23がONさ
れると、ソレノイド軸24が矢印A方向へ移動する。こ
のとき、ソレノイド軸24に固定されたピン37も矢印
A方向へ移動する。
【0031】すると、離接軸25にネジなどで固定され
た離接板26は、離接軸25が側板31・32に回動可
能に取り付けられていることにより、離接軸25を回動
中心として矢印A方向へ一定量だけ回動する。これと同
時に、離接軸25も矢印B方向へ回動する。そして、離
接軸25に固定されたカム27も矢印B方向へ回動す
る。
【0032】一方、図8に示すように、下レジストロー
ラ3は、左右一対のカム27により支持されているとと
もに、側板31・32には離接方向へ移動可能なように
支持されている。したがって、カム27が上記のように
回動することにより、下レジストローラ3は矢印C方向
へ移動する。
【0033】図9において、下ガイド29は、下レジス
トローラ3に支持され、かつ、下固定ピン30により側
板31・32に回動可能に取り付けられている。また、
上ガイド33は上レジストローラ2により支持され、か
つ、上固定ピン34により側板31・32に回動可能に
取り付けられている。さらに、上ガイド33および下ガ
イド29は、ガイドピン35により互いに連結されてい
る。
【0034】上記の動作により下レジストローラ3が矢
印C方向へ移動すると、下ガイド29が下固定ピン30
に取り付けられているため、ガイドピン35は矢印E方
向へ移動する。また、上ガイド33は、ガイドピン35
により下ガイド29と連結されているため、同様に矢印
E方向へ移動する。さらに、上ガイド33が上固定ピン
34により側板31・32に取り付けられているため、
上レジストローラ2と上ガイド33との連結部は矢印D
方向へ移動する。したがって、上レジストローラ2も矢
印D方向へ移動する。
【0035】これらの動作により、接していた上下レジ
ストローラ2・3は互いに離れることになる。その後、
所定時間が経過するとソレノイド23がOFFとなる。
そして、図7において、ソレノイド軸24はコイルバネ
36の力により矢印A方向とは逆の方向へ移動する。し
たがって、離接板26、離接軸25、カム27、下レジ
ストローラ3、下ガイド29、上ガイド33および上レ
ジストローラ2はもとの状態にもどる。かくして、上下
レジストローラ2・3の離接が可能となる。
【0036】次に、図10のタイムチャートにより、こ
の転写搬送装置D2 の制御部28による制御方法を説明
する。なお、このタイムチャートは、1枚の転写材を転
写搬送して画像形成し排出するまでの制御を示してい
る。
【0037】図10において、図4と異なるのは、ソレ
ノイド23が、レジストクラッチ20のOFFと同時に
ONになり、転写ローラ7、従動ローラ6および転写前
中間ローラ8のバイアス電荷解除と同時にOFFになる
点である。なお、図10におけるt1 およびt2 は、図
4におけるそれらと同じである。
【0038】この転写搬送装置D2 にあっては、上記の
ような制御部28が設けられているので、転写材は、レ
ジストローラ2・3と転写部10との間にあるときは転
写ベルト4に静電吸着され、その前端が転写部10に到
達する前にレジストローラ2・3の回転が停止しかつレ
ジストローラ2・3が互いに離れることで、レジストロ
ーラ2・3の回転停止後は転写ベルト4の搬送力だけで
搬送される。このとき、転写材はレジストローラ2・3
に挟まれていない。したがって、この転写搬送装置D2
によれば、従来のような、レジストローラと転写材との
回転速度ムラに起因する画像ムラの発生を、転写搬送装
置D1 による場合よりも一層有効に防止することができ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の転写搬送装置
は、上記のように構成されているので、レジストローラ
と転写材との回転速度ムラに起因する画像ムラの発生を
有効に防止することができる。また、本発明の請求項2
記載の転写搬送装置は、上記のように構成されているの
で、レジストローラと転写材との回転速度ムラに起因す
る画像ムラの発生を請求項1記載の転写搬送装置よりも
一層有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る転写搬送装置が組み込
まれた複写機の全体構成説明図。
【図2】その転写搬送装置の全体構成説明図。
【図3】その転写搬送装置の要部構成説明図。
【図4】その転写搬送装置の制御方法を示すタイムチャ
ート。
【図5】本発明の実施例2に係る転写搬送装置が組み込
まれた複写機の全体構成説明図。
【図6】その転写搬送装置の全体構成説明図。
【図7】その転写搬送装置の要部を正面から見た構成説
明図。
【図8】その転写搬送装置の要部を側面から見た構成説
明図。
【図9】その転写搬送装置の他の要部を正面から見た構
成説明図。
【図10】その転写搬送装置の制御方法を示すタイムチ
ャート。
【符号の説明】
1 感光体 2 上レジストローラ 3 下レジストローラ 4 転写ベルト 10 転写部 11 定着部 17 トランス(バイアス電荷供給手段) 18 制御部 28 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 由起 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体の近傍に配置され、画像形成用の
    転写材を所定のタイミングで感光体の方へ送り出す一対
    のレジストローラと、感光体に対向配置され、レジスト
    ローラから送り出された転写材を感光体との対向領域で
    ある転写部へ搬送し、転写部において感光体上のトナー
    像をその転写材に転写させ、次いでその転写材を定着部
    まで搬送するエンドレス状の転写ベルトと、レジストロ
    ーラと転写部との間における転写材を転写ベルトに静電
    吸着させるための電荷を付与するバイアス電荷供給手段
    とを備え、 さらに、レジストローラを回転させて転写材を送り出す
    とともにバイアス電荷供給手段を作動させてその転写材
    を転写ベルトに静電吸着させ、次いで、その転写材の前
    端が転写部に到達する前にレジストローラの回転を停止
    させるように制御する制御部を具備してなる転写搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 感光体の近傍に配置され、画像形成用の
    転写材を所定のタイミングで感光体の方へ送り出す一対
    のレジストローラと、感光体に対向配置され、レジスト
    ローラから送り出された転写材を感光体との対向領域で
    ある転写部へ搬送し、転写部において感光体上のトナー
    像をその転写材に転写させ、次いでその転写材を定着部
    まで搬送するエンドレス状の転写ベルトと、レジストロ
    ーラと転写部との間における転写材を転写ベルトに静電
    吸着させるための電荷を付与するバイアス電荷供給手段
    とを備え、 さらに、レジストローラを回転させて転写材を送り出す
    とともにバイアス電荷供給手段を作動させてその転写材
    を転写ベルトに静電吸着させ、次いで、その転写材の前
    端が転写部に到達する前にレジストローラの回転を停止
    させかつレジストローラを互いに離すように制御する制
    御部を具備してなる転写搬送装置。
JP4261238A 1992-09-30 1992-09-30 転写搬送装置 Pending JPH06110276A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013225116A (ja) * 2012-03-23 2013-10-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013225116A (ja) * 2012-03-23 2013-10-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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