JPH06110032A - 液晶プロジェクタの液晶モジュール位置調整機構 - Google Patents

液晶プロジェクタの液晶モジュール位置調整機構

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JPH06110032A
JPH06110032A JP4280860A JP28086092A JPH06110032A JP H06110032 A JPH06110032 A JP H06110032A JP 4280860 A JP4280860 A JP 4280860A JP 28086092 A JP28086092 A JP 28086092A JP H06110032 A JPH06110032 A JP H06110032A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光軸方向位置調整時にストレスが発生せず微妙
な調整が容易に行え、初期位置が明確とり、さらに、調
整量と調整方向移動量の関係が常に一定である液晶モジ
ュール位置調整機構を提供する。 【構成】コンデンサレンズfを固定したベース板1はフ
レームに一定姿勢保持状態で光軸方向移動自在に支持さ
れている。ベース板1にはX軸調整板取付ベース13が
楔形状部材14を挟んで締着されている。X軸調整板取
付ベース13にはX軸調整板5がX軸方向移動可能に支
持され、ねじ棒7によりカムレバー15を介してX軸方
向位置が調整される。Y軸調整板4はX軸調整板5に支
持されておりねじ棒10によりY軸調整板4のY軸方向
位置が調整される。液晶モジュール固定板11はY軸調
整板4に回動自在に支持されねじ棒19によりXY面内
の回動角が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は液晶プロジェクタに係
わり、特に、RGB液晶モジュールの各画面を一致さ
せ、また、各液晶モジュールを投写レンズのバックフォ
ーカス位置に一致させるための液晶モジュール位置調整
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクターの構造の例を図5に
示す。図に示すように、光源aから放射された光はミラ
ーbで反射されフイルタcを通過し、ダイクロイックミ
ラーdに入射する。赤色光はダイクロイックミラーdで
反射され、緑色光および青色光はダイクロイックミラー
dを通過する。ダイクロイックミラーdで反射された赤
色光はミラーeで反射され、コンデンサレンズfおよび
偏光板gを通過した後、赤色用液晶モジュールhで赤色
画像情報により通過位置が制御され、ダイクロイックミ
ラーiおよびjを通過し投写レンズkに入射される。
【0003】ダイクロイックミラーdを通過した緑色光
および青色光はダイクロイックミラーIに入射する。青
色光はダイクロイックミラーlで反射され、緑色光はダ
イクロイックミラーlを通過する。ダイクロイックミラ
ーlで反射された青色光はコンデンサレンズfおよび偏
光板gを通過した後、青色用液晶モジュールmで青色画
像情報により通過位置が制御され、ダイクロイックミラ
ーiで反射され、ダイクロイックミラーjを通過し投写
レンズkに入射される。
【0004】ダイクロイックミラーlを通過した緑色光
は、コンデンサレンズfおよび偏光板gを通過した後、
緑色用液晶モジュールnで緑青色画像情報により通過位
置が制御され、ミラーoで反射され、さらにダイクロイ
ックミラーjで反射されて投写レンズkに入射される。
【0005】このように、投写レンズkに入射された
赤、青、緑の各画像情報を有する光束は投写レンズkに
より同一のスクリーンに結像するように投影される。従
って、赤色、青色および緑色の各液晶モジュールは投写
レンズkのバックフォーカス位置に配置され、各液晶モ
ジュールの投写レンズkからの光路長はひとしく、ま
た、画像はX軸およびY軸方向の対応する点が重ならな
ければならない。このために基準となる液晶モジュール
に対して他の2つの液晶モジュールの光軸方向、X軸方
向およびY軸方向の位置が調整される。
【0006】従来のこのような液晶モジュール位置調整
機構の例を図6に示す。図に示す1はベース板であり、
コンデンサレンズ支持板2と左側板1bが一体に取付け
られている。コンデンサレンズ支持板2にはコンデンサ
レンズが取付けられる。コンデンサレンズが液晶モジュ
ールに対して約6°傾くように、コンデンサレンズ支持
板2はベース板1に対して傾けて取付けられている。
【0007】ベース板1の右側に折曲部が設けられ、そ
の折曲部に偏心ねじ3が螺合している。偏心ねじ3の頭
部は右側フレームに設けた長穴と係合しており、偏心ね
じ3を回すことによりベース板1の右側の光軸方向位置
が調整される。調整後、偏心ねじ3の左右に右側フレー
ムの長穴を通してベース板1の右側折曲部と螺合するね
じにより調整位置に固定される。
【0008】ベース板1の左側にスポット溶接された左
側板1bに設けられた長穴を通して偏心ねじ3が左側フ
レームと螺合している。偏心ねじ3を回すことによりベ
ース板1の左側の光軸方向位置が調整される。調整後、
偏心ねじ3の左右に左側板1bの長穴を通して左側フレ
ームと螺合するねじにより調整位置に固定される。
【0009】X軸調整板5の左右にねじ6,6が螺合し
ており、ねじ6,6が挿通するカラー6a,6aはベー
ス板1のX軸方向の長穴1a,1aと係合している。ま
た、ねじ6,6が挿通するカラー6b,6bはY軸調整
板4のY軸方向の長穴4a,4aと係合している。この
ようにしてX軸調整板5はベース板1に対してX軸方向
移動自在に支持され、Y軸調整板4はX軸調整板5に対
してY軸方向移動自在に支持されている。
【0010】X軸調整板5の折曲部に軸方向位置が規制
されるねじ棒7はベース板1の右側折曲部と螺合してお
り、ねじ棒7を回すことによりX軸調整板5のX軸方向
位置が調整される。調整後、X軸調整板5の長穴を通し
てベース板1と螺合する複数のねじによりX軸調整板5
はベース板1に固定される。
【0011】X軸調整板5に立設された軸5aにリンク
8が回動自在に支持されている。リンク8に嵌着された
ピン9にねじ棒10が螺合しねじ棒10はX軸調整板5
にスポット溶接されたL型金具5bに軸方向位置が規制
される。ねじ棒10を回すことによりリンク8が回動
し、リンク8に立設されたピン8aを介してY軸調整板
4の右側のY軸方向位置が調整される。同様にY軸調整
板4の左側のY軸方向位置もねじ棒10aを回すことに
より調整される。調整後、Y軸調整板4の長穴を通して
X軸調整板5と螺合する複数のねじによりY軸調整板4
はX軸調整板5に固定される。
【0012】液晶モジュール固定板11の表面に立設さ
れたピン11a,11a…には偏光板が締着され、液晶
モジュール固定板11の裏面に立設されたピン11b,
11b…には液晶モジュールが締着されている。このよ
うな液晶モジュール固定板11はY軸調整板4に立設さ
れたピン4c,4cおよび4d,4dに位置決めされて
ねじでY軸調整板4に締着される。すなわち、液晶モジ
ュールはY軸調整板4に固定されており、Y軸調整板4
はX軸調整板5に対してY軸方向位置が調整され、X軸
調整板5はベース板1に対してX軸方向位置が調整さ
れ、ベース板1はフレームに対して光軸方向位置が調整
される。このようにして液晶モジュールの光軸方向位
置、X軸方向位置およびY軸方向位置が夫々独立に調整
される。
【0013】
【発明が解決しようとする問題点】上記した従来のもの
においては、光軸方向位置を調整する場合、左右別々に
調整するが、そのとき他方の端はフレームに締着されて
いるので調整時にベース板にストレスが発生し、調整後
ストレスにより位置が変わるので微妙な調整が困難とな
るという欠点があった。
【0014】また、左右別々に偏心ねじやリンクで調整
するため、現在位置での回転量と変位量との関係が不明
確であり、また、初期位置を再現することが困難である
という問題があった。
【0015】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、初期位置と現在
位置との関係が明確であり、調整の容易な液晶プロジェ
クタの液晶モジュール位置調整機構を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の液晶プロジェ
クタの液晶モジュール位置調整機構は、コンデンサレン
ズを固定したベース板をフレームに光軸方向移動自在に
支持し、前記ベース板に楔形状部材を介在させてX軸調
整板取付ベース板を締着し、X軸調整板を前記X軸調整
板取付ベース板に液晶モジュールの一方の軸であるX軸
方向に移動可能に支持させるとともにX軸調整板取付ベ
ース板に回動自在に支持したカムレバーの回動によりX
軸方向位置を調整可能とし、前記カムレバーの回動角を
X軸調整板取付ベース板にX軸および光軸に直角方向の
Y軸方向に支持した調整ねじで調整可能とし、Y軸調整
板を前記X軸調整板にY軸方向に移動可能に支持させる
とともにX軸調整板にY軸方向に支持した調整ねじでY
軸方向位置を調整可能とし、液晶モジュールおよび偏光
板が締着される液晶モジュール固定板をY軸調整板にX
Y面内で回動可能に支持するとともにY軸調整板にY軸
方向に支持した調整ねじで回動角を調整可能としたもの
である。
【0017】また、前記液晶プロジェクタの液晶モジュ
ール位置調整機構において、前記ベース板にY軸方向に
回動自在に支持された調整軸に固着されたピニオンをフ
レームに固定されたラックと噛合わせ前記調整軸を回転
させることにより前記ベース板の光軸方向位置を調整す
るように構成したものである。
【0018】
【作用】この発明の液晶プロジェクタの液晶モジュール
位置調整機構によれば、ベース板がフレームに光軸方向
に平行移動自在に支持されているので、光軸方向位置調
整時にストレスが発生せず微妙な調整が容易に行える。
【0019】また、微調整機構としてラックとピニオン
を用いる場合はラックおよびピニオンの特定位置にマー
クを付けることにより初期位置が明確となり、さらに、
ピニオンの回転量と移動量の関係が常に一定である。
【0020】さらに、X軸方向Y軸方向だけでなくXY
面での回転角も調整できるので各液晶モジュールを全面
にわたり確実に一致させることができる。また、調整ね
じや調整軸の方向は全て同じ方向であるので調整が容易
である。
【0021】
【実施例】この発明の実施例である液晶プロジェクタの
液晶モジュール位置調整機構を図面に基づいて説明す
る。図1および図2はこの発明の第1の実施例である液
晶プロジェクタの液晶モジュール位置調整機構を示す分
解斜視図である。図に示す1はベース板であり、コンデ
ンサレンズ支持板2がねじで締着されている。コンデン
サレンズ支持板2は弾力によりコンデンサレンズfをベ
ース板1に圧接して固定している。
【0022】ベース板1の上部折曲部に設けられたねじ
穴にはフレームの光軸方向の長穴を挿通したねじが螺合
し、ベース板1の下部折曲部に設けられた光軸方向の長
穴を挿通したねじはフレームに設けられたねじ穴と螺合
しており、これらのねじを緩めることによりベース板1
は光軸方向に平行移動可能となる。
【0023】ベース板1を移動可能状態として、治具1
2をベース板1の穴に差込み、治具12によりベース板
1の光軸位置を調整しねじを締付けることによりベース
板1がフレームに固定される。
【0024】ベース板1にはX軸調整板取付ベース13
がねじで締着されるが上部には楔形状部材14が挟み込
まれ、X軸調整板取付ベース13はベース板1に対して
約6°傾いた状態で取付けられている。
【0025】X軸調整板取付ベース13に立設されたピ
ンにX軸調整板5のX軸方向の長穴が係合しており、X
軸調整板5はX軸調整板取付ベース13にX軸方向移動
可能に支持されている。
【0026】X軸調整板取付ベース13に立設されたピ
ンに回動自在に支持されたカムレバー15に立設された
ピン15aはX軸調整板5の長穴と係合しX軸調整板5
はカムレバー15の回動によりX軸方向位置が調整され
る。
【0027】ピン9はカムレバー15のカム溝15bと
X軸調整板取付ベース13のY軸方向の長穴を挿通して
おり、X軸調整板取付ベース13にY軸方向位置が規制
されて支持されているねじ棒7と螺合している。ねじ棒
7を回転させることによりカムレバー15が回動し、従
ってX軸調整板5のX軸方向位置が調整される。
【0028】X軸位置決めねじ16はX軸調整板のX軸
方向長穴を挿通し、X軸調整板取付ベース13のねじ穴
と螺合しており、X軸調整板5のX軸方向位置を調整し
た後このねじを締付けることによりX軸調整板5は固定
される。
【0029】X軸調整板5に立設されたピンにY軸調整
板4のY軸方向の長穴が係合しており、Y軸調整板4は
X軸調整板5にY軸方向移動可能に支持されている。
【0030】X軸調整板5にY軸方向位置が規制されて
支持されているねじ棒10はY軸調整板4のねじ穴と螺
合しており、ねじ棒10を回転させることによりY軸調
整板4のY軸方向位置が調整される。
【0031】Y軸位置決めねじ17はY軸調整板4のY
軸方向長穴を挿通し、X軸調整板5のねじ穴と螺合して
おり、Y軸調整板4のY軸方向位置を調整した後このね
じを締付けることによりY軸調整板4は固定される。
【0032】図2に示す液晶モジュール固定板11の穴
11cはY軸調整板4に立設されたピン4eと係合して
おり液晶モジュール固定板11はY軸調整板4に回動自
在に支持されている。液晶モジュール固定板11の穴と
係合するピン18はY軸調整板4にY軸方向位置が規制
されて支持されているねじ棒19と螺合しており、ねじ
棒19を回転させることにより液晶モジュール固定板1
1の回動角が調整される。
【0033】θ位置決めねじ20は液晶モジュール固定
板11の長穴を挿通し、Y軸調整板4のねじ穴と螺合し
ており、液晶モジュール固定板11の回動角を調整した
後このねじを締付けることにより液晶モジュール固定板
11は固定される。 入射側偏光板gは枠22を介して
液晶取付金具21に立設されたボスに締着される。出射
側偏光板pは枠23を介して液晶モジュールmに締着さ
れ液晶モジュールmは液晶取付金具21に締着される。
【0034】液晶取付金具21の上下の折曲部に設けら
れた穴は液晶モジュール固定板11の上下の折曲部に設
けられたピンに位置決めされ、ねじ24で液晶取付金具
21は液晶モジュール固定板11に締着される。このよ
うに液晶モジュールm,入射側偏光板gおよび出射側偏
光板pが液晶モジュール固定板11に固定される。
【0035】また、液晶モジュールmの光軸方向位置、
X軸方向位置およびY軸方向位置が夫々独立に調整され
る。また、ベース板1に平行に固定されたコンデンサレ
ンズfは液晶モジュールmに対して約6°傾いている。
【0036】図3にこの発明の第2の実施例である液晶
プロジェクタの液晶モジュール位置調整機構の部分を示
す。この実施例ではベース板1に金具25が締着され、
金具25に調整軸26が回動自在にY軸方向に支持され
ている。調整軸26に固着されたピニオン27はフレー
ムに固定されたラック28と噛合っている。
【0037】この実施例では第1の実施例における治具
12の代わりに調整軸26によりベース1の光軸位置が
調整される。他の構成は第1の実施例と同様である。
【0038】第2の実施例について、図4を参照して液
晶モジュールの位置調整動作を説明する。図4(a)に
示すように、X軸調整板取付ベース13に支持されたね
じ棒7を回転させるとねじ棒7と螺合するピン9が上下
しカムレバー15を回動させる。カムレバー15はX軸
調整板5をX軸方向に移動させ液晶モジュールのX軸方
向位置が調整されるが、ピン9のストロークはX軸調整
板取付ベース13の長穴で規制され液晶モジュールのX
軸方向移動範囲が決められている。X軸方向位置が調整
された後でX軸位置決めねじ16を締め付けることによ
りX軸調整板5がX軸調整板取付ベース13に固定され
る。
【0039】図4(b)に示すように、X軸調整板5に
支持されたねじ棒10を回転させるとねじ棒10と螺合
するY軸調整板4がY軸方向に移動し液晶モジュールの
Y軸方向位置が調整される。Y軸方向位置が調整された
後でY軸位置決めねじ17を締め付けることによりY軸
調整板4がX軸調整板5に固定される。
【0040】図4(c)に示すように、ベース板1に金
具25を介して支持された調整軸26を回転させるとピ
ニオン27とラック28の噛合いによりベース板1が光
軸方向に移動し光軸方向位置が調整される。光軸方向位
置が調整された後でベース板1をフレームに締付けるね
じを締めることによりベース板1がフレームに固定され
る。
【0041】図4(d)に示すように、Y軸調整板4に
支持されたねじ棒19を回転させるとねじ棒19と螺合
するピン18が上下に移動し、ピン18は液晶モジュー
ル固定板11をピン4e回りに回動させ液晶モジュール
のXY面内での回動角が調整される。回動角が調整され
た後でθ位置決めねじ20を締め付けることにより液晶
モジュール固定板11がY軸調整板4に固定される。
【0042】このように、液晶モジュールの光軸方向、
X軸方向およびY軸方向の位置を調整し、また、XY面
内での回動角を調整することにより各液晶モジュールの
位置合わせを行うことができる。
【0043】
【発明の効果】この発明の液晶プロジェクタの液晶モジ
ュール位置調整機構によれば、ベース板がフレームに光
軸方向に平行移動自在に支持されているので、光軸方向
位置調整時にストレスが発生せず微妙な調整が容易に行
える。
【0044】また、微調整機構としてラックとピニオン
を用いる場合はラックおよびピニオンの特定位置にマー
クを付けることにより初期位置が明確となり、さらに、
ピニオンの回転量と移動量の関係が常に一定である。
【0045】さらに、X軸方向Y軸方向だけでなくXY
面での回転角も調整できるので各液晶モジュールを全面
にわたり確実に一致させることができる。また、調整ね
じや調整軸の方向は全て同じ方向であるので調整が容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である液晶プロジェク
タの液晶モジュール位置調整機構の部分を示す分解斜視
図である。
【図2】この発明の第1の実施例である液晶プロジェク
タの液晶モジュール位置調整機構の部分を示す分解斜視
図である。
【図3】この発明の第2の実施例である液晶プロジェク
タの液晶モジュール位置調整機構の部分を示す分解斜視
図である。
【図4】この発明の実施例である液晶プロジェクタの液
晶モジュール位置調整機構の調整動作を示す図である。
【図5】液晶プロジェクターの構造の例を示す構成図で
ある。
【図6】従来の液晶プロジェクタの液晶モジュール位置
調整機構の例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース板 2 コンデンサレンズ支持板 3 偏心ねじ 4 Y軸調整板 5 X軸調整板 6 ねじ 7 ねじ棒 10 ねじ棒 11 液晶モジュール固定板 12 治具 13 X軸調整板取付ベース 14 楔形状部材 15 カムレバー 16 X軸位置決めねじ 17 Y軸位置決めねじ 18 ピン 19 ねじ棒 20 θ位置決めねじ 21 液晶取付金具 25 金具 26 調整軸 27 ピニオン 28 ラック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサレンズを固定したベース板を
    フレームに光軸方向移動自在に支持し、前記ベース板に
    楔形状部材を介在させてX軸調整板取付ベース板を締着
    し、X軸調整板を前記X軸調整板取付ベース板に液晶モ
    ジュールの一方の軸であるX軸方向に移動可能に支持さ
    せるとともにX軸調整板取付ベース板に回動自在に支持
    したカムレバーの回動によりX軸方向位置を調整可能と
    し、前記カムレバーの回動角をX軸調整板取付ベース板
    にX軸および光軸に直角方向のY軸方向に支持した調整
    ねじで調整可能とし、Y軸調整板を前記X軸調整板にY
    軸方向に移動可能に支持させるとともにX軸調整板にY
    軸方向に支持した調整ねじでY軸方向位置を調整可能と
    し、液晶モジュールおよび偏光板が締着される液晶モジ
    ュール固定板をY軸調整板にXY面内で回動可能に支持
    するとともにY軸調整板にY軸方向に支持した調整ねじ
    で回動角を調整可能とした液晶プロジェクタの液晶モジ
    ュール位置調整機構。
  2. 【請求項2】 前記ベース板にY軸方向に回動自在に支
    持された調整軸に固着されたピニオンをフレームに固定
    されたラックと噛合わせ前記調整軸を回転させることに
    より前記ベース板の光軸方向位置を調整するように構成
    した請求項1の液晶プロジェクタの液晶モジュール位置
    調整機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0880287A1 (en) * 1997-05-23 1998-11-25 Barco N.V. LCD-projector
EP1066547A1 (en) * 1998-03-24 2001-01-10 Aurora Systems, Inc. Mechanical convergence fixture apparatus and method

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