JP2001154265A - 液晶プロジェクタの光軸調整装置 - Google Patents

液晶プロジェクタの光軸調整装置

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JP2001154265A
JP2001154265A JP33566299A JP33566299A JP2001154265A JP 2001154265 A JP2001154265 A JP 2001154265A JP 33566299 A JP33566299 A JP 33566299A JP 33566299 A JP33566299 A JP 33566299A JP 2001154265 A JP2001154265 A JP 2001154265A
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liquid crystal
optical axis
projection lens
projector
crystal projector
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Takashi Watanabe
貴志 渡辺
Koji Ogaki
幸治 大垣
Yasuyuki Miyata
保幸 宮田
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、液晶プロジェクタのプロジェクタ本
体に投影レンズを傾動手段を介して傾動自在に支持さ
せ、傾動手段によって投影レンズを傾動させることによ
り、投影レンズの光軸を、透過型液晶表示板を透過した
画像光の光軸に合わすことができる液晶プロジェクタの
光軸調整装置を提供する。 【解決手段】本発明は、液晶プロジェクタ10の投影レ
ンズ14を、移動台70及びシフトベース72を介して
プロジェクタ本体12に傾動自在に支持する。そして、
シフトベース72を傾動させる調整ねじ部材88をプロ
ジェクタ本体12に取り付け、この調整ねじ部材88を
回すことにより、投影レンズ14をシフトベース72を
介して傾動させて、投影レンズ14の光軸P2 をクロス
ダイクロイックプリズム36から出射された画像光の光
軸P1 に合わす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルを透過
した画像光を投影レンズによってスクリーンに投影する
液晶プロジェクタに係り、特に液晶パネルを透過した画
像光の光軸に投影レンズの光軸を合わせるための光軸調
整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平8−304739号公報、及び特
開平10−171045号公報等に開示された液晶プロ
ジェクタは、画像が表示された3枚のR、G、B用液晶
パネルを光源で照明し、これらのR、G、B用液晶パネ
ルを透過した画像光をクロスダイクロイックプリズムで
合成し、この合成した画像光を投影レンズによってスク
リーンに投影するように構成されている。
【0003】ところで、液晶プロジェクタは、近年の液
晶パネルの高精細化(XGA:1024×768 ドット、SX
GA:1280×1024ドット)に伴い高い解像性能が要求さ
れているため、クロスダイクロイックプリズムから出射
される画像光の光軸と、その前方に配置された投影レン
ズの光軸とを高い精度で合わせる必要性がある。即ち、
投影レンズの光軸が、クロスダイクロイックプリズムか
ら出射される画像光の光軸に対して傾いていると、スク
リーンに投影された映像のうち、隅部の映像がぼけて写
るという不具合が発生し、この不具合は高精細な液晶パ
ネルを使用した液晶プロジェクタの場合に、顕著に認め
られるからである。
【0004】そこで、このような不具合を解消するため
に、従来では、液晶プロジェクタを構成する各部品の機
械加工精度を上げて対応していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
如く、液晶プロジェクタの各部品の機械加工精度を上げ
て対応しても、それには限界があるので、透過型液晶表
示板を透過した画像光の光軸と、投影レンズの光軸とを
高い精度で合わせることは難しいという欠点があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、透過型液晶表示板を透過した画像光の光軸
と、投影レンズの光軸とを精度よく合わせることができ
る液晶プロジェクタの光軸調整装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、画像が表示された透過型液晶表示板を照
明し、該透過型液晶表示板を透過した画像光を投影レン
ズによってスクリーンに投影する液晶プロジェクタにお
いて、前記投影レンズを、前記液晶プロジェクタのプロ
ジェクタ本体に傾動手段を介して傾動自在に支持し、該
傾動手段によって投影レンズを傾動させることにより、
投影レンズの光軸を、前記透過型液晶表示板を透過した
画像光の光軸に対して位置調整することを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、投影レン
ズをプロジェクタ本体に傾動手段を介して傾動自在に支
持し、この傾動手段によって、投影レンズを傾動させる
ことにより、投影レンズの光軸を、透過型液晶表示板を
透過した画像光の光軸に合わせることができる。これに
より、本発明の光軸調整装置を利用すると、鮮明な映像
をスクリーンに投影することができる。
【0009】請求項2に記載の傾動手段の発明によれ
ば、投影レンズを保持する保持部材を、支点部材及びね
じ部を介してプロジェクタ本体に支持したので、ねじ部
を回動させるだけで、投影レンズを支点部材を支点とし
て傾動させることができる。
【0010】請求項3に記載の保持部材の発明によれ
ば、シフトベースと移動台とから構成するとともに、シ
フトベースに対して移動台をガイド部材を介して上下方
向に移動自在に連結した。これにより、スクリーンに投
影された映像の下部が、テーブルによってけられる場
合、投影レンズを移動台を介して上方に移動させること
ができるので、映像はテーブルでけられることなく、全
映像がスクリーンに投影される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る液晶プロジェクタの光軸調整装置の好ましい実施の形
態を詳説する。
【0012】図1に示す本実施の形態の液晶プロジェク
タ10は、箱状に構成されたプロジェクタ本体12と図
1上二点鎖線で示す投影レンズ14とから構成される。
【0013】プロジェクタ本体12には、照明系16、
色光分離系18、導光系20、反射ミラー22、3枚の
フィールドレンズ24、26、28、3枚のR、G、B
用液晶パネル(透過型液晶表示板)30、32、34、
及びクロスダイクロイックプリズム36がそれぞれ所定
の位置に配設されている。
【0014】照明系16は、光源38、2枚のレンズア
レイ40、42、偏光変換素子44、集光レンズ46、
及び反射ミラー48から構成されている。光源38は、
水銀高圧ランプ50と反射傘52とから構成されてお
り、この反射傘52は、水銀高圧ランプ50から出射さ
れた放射光を略平行な光線束として出射するように凹面
鏡の如く形成されている。
【0015】レンズアレイ40、42は、矩形状の輪郭
を有する多数の小レンズ54、54…がマトリクス状に
配列されて構成され、全体として矩形の板状に形成され
ている。レンズアレイ40の各小レンズ54、54…
は、光源38から出射された略平行な光束を、小レンズ
54の数に対応する数の部分光束に分割し、各部分光束
をレンズアレイ40の近傍で集光させることができる。
【0016】偏光変換素子44は、入射光を所定の直線
偏光光成分に変換する変換素子であり、偏光ビームスプ
リッタアレイ(不図示)と選択位相差板(不図示)とか
ら構成される。偏光ビームスプリッタアレイは、レンズ
アレイ40、42によって分割された複数の部分光束を
2種類の直線偏光光(p偏光光、s偏光光)にそれぞれ
分離することができ、また、選択位相差板は、偏光ビー
ムスプリッタアレイによって分離されたp偏光光とs偏
光光のうち、p偏光光をs偏光光に変換することができ
る。この結果、偏光変換素子44に入射したランダムな
偏光方向を有する光束は、全てs偏光光となって出射さ
れる。
【0017】偏光変換素子44から出射されたs偏光光
の複数の部分光束は、集光レンズ46によって集光され
た後、反射ミラー44で全反射されて色光分離系18に
出射される。このように構成された照明系16によっ
て、R、G、B用の3枚の液晶パネル30、32、34
がほぼ均一な明るさで照明される。
【0018】色光分離系18は、2枚のダイクロイック
ミラー56、58を備え、反射ミラー48で反射された
白色光を、R、G、Bの3色の光に分離する。ダイクロ
イックミラー56は、白色光の青色光(B)成分を透過
させるとともに、緑色光(G)成分及び赤色光(R)成
分を反射する。ダイクロイックミラー56を通過した青
色光(B)は、反射ミラー22で反射され、フィールド
レンズ28を通過することにより略平行な光束となって
B用液晶パネル34を照明する。
【0019】ダイクロイックミラー56で反射された赤
色光(R)と緑色光(G)のうち、緑色光(G)は、ダ
イクロイックミラー58によって反射され、フィールド
レンズ26を通過することにより略平行な光束となって
G用液晶パネル32を照明する。一方、赤色光(R)
は、ダイクロイックミラー58を透過した後、導光系2
0を構成するリレーレンズ60、反射ミラー62、リレ
ーレンズ64、及び反射ミラー66を介してフィールド
レンズ24に入射する。そして、赤色光(R)は、フィ
ールドレンズ24を通過することにより略平行な光束と
なってR用液晶パネル30を照明する。なお、フィール
ドレンズ24、26、28の出射面には、ぞれぞれ偏光
板(不図示)が取り付けられており、この偏光板によっ
て、フィールドレンズ24、26、28の出射光の角度
が、液晶パネル30、32、34に入射するための入射
角度に合わせられている。
【0020】3枚の液晶パネル30、32、34は、図
示しない液晶駆動部から出力された画像信号を3色の色
光にそれぞれ変調し、その変調した画像を表示する。こ
の画像は、フィールドレンズ24、26、28の出射光
によって照明され、その各透過画像光がクロスダイクロ
イックプリズム36に入射される。クロスダイクロイッ
クプリズム36には、赤色反射の誘電体多層膜36Aと
青色反射の誘電体多層膜36Bとが十字状に形成され、
ここで前記各画像光が合成される。合成された画像光
は、クロスダイクロイックプリズム36から投影レンズ
14に向けて出射され、そして、投影レンズ14によっ
てスクリーン(不図示)に投影される。これによって、
スクリーンにカラー映像が写し出される。
【0021】ところで、投影レンズ14は、光軸調整装
置を構成するシフトベース72、及び移動台70を介し
てプロジェクタ本体12に傾動自在に支持されている。
【0022】シフトベース72は図2〜図3に示すよう
に矩形の枠状に形成され、その開口部73に前記移動台
70が配置される。シフトベース72の四隅部のうち図
2の右上隅部、左上隅部、及び左下隅部の三隅部には、
薄肉のフランジ86、86…が形成され、左下隅部のフ
ランジ86が支点部材である、ねじ100及び圧縮ばね
102(図4参照)を介してプロジェクタ本体12に取
り付けられ、右上隅部、左上隅部のフランジ86、86
…が、調整ねじ部材88(図5参照)を介してプロジェ
クタ本体12に取り付けられている。
【0023】なお、本実施の形態では、シフトベース7
2の左下隅部に支点部材を設け、右上隅部と左上隅部と
に調整ねじ部材88を設けたが、支点部材及び2本の調
整ねじ部材88、88の取り付け位置は、これに限定さ
れるものではない。例えば、左上隅部に支点部材を取り
付け、右上隅部と左下隅部に調整ねじ部材88、88を
取り付けてもよい。
【0024】図4の如く、支点部材を構成するねじ10
0は、フランジ86に形成された通し孔87を介してプ
ロジェクタ本体12のねじ穴13に締結されている。ま
た、前記圧縮ばね102は、ねじ100に外装されると
ともに、プロジェクタ本体12とフランジ86との間に
圧縮された状態で配設されている。かかる構成の支点部
材によれば、シフトベース72を、ねじ100の軸芯1
01を支点として傾動自在に支持することができる。
【0025】図5の如く、調整ねじ部材88は、ねじ本
体89、ねじ90、圧縮ばね92から構成されている。
ねじ本体89は、筒状に形成されるとともに、図5上右
端部にはフランジ89Aが形成され、図5上左端部には
雄ねじ89Bが刻設されている。フランジ89Aの周囲
には、複数の治具挿入穴93、93…が形成され、一
方、前記雄ねじ89Bは、シフトベース72のフランジ
86に刻設された雌ねじ86Aに螺入されている。
【0026】ねじ本体89の孔部には、ねじ90が所定
の隙間91をもって挿入される。このねじ90は、六角
ナット94を介してプロジェクタ本体12に固定されて
いる。したがって、かかる構成の調整ねじ部材88によ
れば、不図示の治具を治具挿入穴93に差し込んで、ね
じ本体89を左右方向に回すと、ねじ86Aとねじ89
Bの送り作用によって、シフトベース72が図5上左右
方向に移動する。この動作によって、シフトベース72
が、プロジェクタ本体12に対し、図4に示したねじ1
00の軸芯101を支点として傾動する。なお、図5に
示した隙間91は、後述する光軸調整時にねじ本体89
がシフトベース72と共に傾動しても、ねじ本体89の
孔部がねじ90に当接しない隙間に設定されている。
【0027】圧縮ばね92は、ねじ本体89の外周部に
嵌装されるとともに、ねじ本体89のフランジ89Aと
シフトベース72のフランジ86との間に圧縮された状
態で配置されている。この圧縮ばね92の付勢力によっ
て、ねじ86Aとねじ89Bとの間のバックラッシが取
り除かれ、これによって、シフトベース72がガタなく
傾動される。
【0028】移動台70は、図3の如く半円筒状に形成
されたレンズ保持部74を有し、このレンズ保持部74
は、後述するガイドバー84、84を介してシフトベー
ス72に取り付けられた状態で、プロジェクタ本体12
の正面に形成された開口部76からプロジェクタ本体1
2内に挿入配置されている。
【0029】レンズ保持部74の半円弧状内周面75
に、投影レンズ14が載置される。そして、投影レンズ
14は、その両側方に形成されたフランジ部15、15
に装着される4本のねじ17、17…によってレンズ保
持部74に固定される。即ち、前記ねじ17、17…
は、投影レンズ14のフランジ部15、15に形成され
た4本の長孔78、78…に挿入され、そして、レンズ
保持部74に形成された4本のねじ孔80、80…に螺
入される。これにより、投影レンズ14が移動台70に
ねじ17、17…によって固定される。
【0030】前記長孔78は、投影レンズ14の光軸P
2 (図1参照)と同方向に形成されているので、ねじ1
7、17…を緩めれば、投影レンズ14をねじ17、1
7…をガイドとして光軸P2 方向にスライド移動させる
ことができる。このスライド操作によって、トラッキン
グ調整が可能となる。トラッキング調整は、通常、液晶
プロジェクタ組立工程の最終工程で実施される。なお、
図3の符号81は、レンズ保持部74と一体形成された
ストッパ板であり、このストッパ板81に投影レンズ1
4の基端部が当接されることにより、投影レンズ14の
光軸P方向における後方位置が規制される。
【0031】移動台70の図3上左右両側部には、ガイ
ド部82、82が突出形成され、このガイド部82、8
2には、上下方向にガイド孔83が貫通形成されてい
る。これらのガイド孔83には、ガイド棒84が嵌合さ
れており、ガイド棒84は、シフトベース72の裏面に
形成された支持部85に固定されている。これによっ
て、移動台70は、シフトベース72に対しガイド棒8
4を介して上下移動自在に連結される。また、移動台7
0を上下移動させるモータ(図示せず)がプロジェクタ
本体12に設けられており、このモータを駆動すると、
移動台70が動力伝達機構を介して上下移動される。こ
のように投影レンズ14を上下移動自在に設けると、液
晶プロジェクタ10をテーブル上に載置して使用する場
合に便利である。即ち、スクリーンに投影された映像の
下部が、テーブルによってけられる場合、投影レンズ1
4を上方に移動させることができるので、映像はテーブ
ルでけられることなく、全映像がスクリーンに投影され
る。
【0032】次に、前記の如く構成された光軸調整装置
を利用して、クロスダイクロイックプリズム36から出
射された画像光の光軸P1 に、投影レンズ14の光軸P
2 を合わせるための光軸調整方法について説明する。
【0033】まず、投影レンズ14が設けられていない
プロジェクタ本体12の正面にコリメータ(図示せず)
を対向配置し、コリメータによって前記画像光の光軸P
1 の位置を検出し、この位置を基準位置に設定する。
【0034】次に、投影レンズ14を移動台70に、ね
じ17によって仮止めし、この時の投影レンズ14の光
軸P2 の位置を、前記コリメータによって検出する。こ
の時、光軸P2 が前記基準位置(光軸P1 )に対してず
れている場合には、図2に示した2本の調整ねじ部材8
8、88を回し、シフトベース72をプロジェクタ本体
12に対して傾動させることにより、光軸P2 を基準位
置(光軸P1 )に合わせる。
【0035】例えば、光軸P2 が図2の如く基準位置
(光軸P1 )に対して左側にずれていた場合には、右上
隅部の調整ねじ部材88を締める方向に回すとともに、
左上隅部の調整ねじ部材88も若干量締める方向に回
す。これにより、シフトベース72は、左下隅部のねじ
100を支点として、シフトベース72の右上隅部がプ
ロジェクタ本体12の正面に近づく方向に傾斜されてい
き、よって、光軸P2 が基準位置(光軸P1 )に近づい
ていき、光軸P2 が基準位置(光軸P1 )に合わされ
る。これにより、調整ねじ部材88を回すだけで、光軸
調整が終了する。
【0036】この後、投影レンズ14を移動台70に仮
止めしていたねじ17を緩め、投影レンズ14を光軸P
2 方向にスライド移動させてトラッキング調整を行う。
そして、トラッキング調整終了後にねじ17を本締め
し、投影レンズ14を移動台70に固定する。これによ
り、液晶プロジェクタ10の組立工程が終了する。
【0037】したがって、本実施の形態の液晶プロジェ
クタ10によれば、機械加工精度を上げることなく光軸
P2 を光軸P1 に合わせることができるので、製造コス
トを削減することができ、また、高精細な液晶パネルを
使用した場合でも鮮明な映像をスクリーンに投影するこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る液晶プ
ロジェクタの光軸調整装置によれば、投影レンズをプロ
ジェクタ本体に傾動手段を介して傾動自在に支持したの
で、傾動手段によって投影レンズを傾動させることによ
り、投影レンズの光軸を、透過型液晶表示板を透過した
画像光の光軸に合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の液晶プロジェクタの構造図
【図2】図1の液晶プロジェクタの正面図
【図3】シフトベースと移動台の組立斜視図
【図4】液晶プロジェクタの投影レンズを傾動させる支
点部材の断面図
【図5】液晶プロジェクタの投影レンズを傾動させる調
整ねじ部材の断面図
【符号の説明】
10…液晶プロジェクタ、12…プロジェクタ本体、1
4…投影レンズ、30、32、34…液晶パネル、36
…クロスダイクロイックプリズム、70…移動台、72
…シフトベース、74…レンズ保持部、88…調整ねじ
部材、89…ねじ本体、90…ねじ、92…圧縮ばね、
100…ねじ、102…圧縮ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 保幸 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富士 写真光機株式会社内 Fターム(参考) 2H044 AC01 AC02 AC03 2H088 EA14 EA15 EA18 EA19 FA12 FA16 FA18 HA05 HA06 HA13 HA15 HA21 HA25 HA28 MA03 MA06 5C058 AA06 BA27 BB25 EA11 EA12 5G435 AA01 BB12 BB17 GG02 GG03 GG41 KK03 LL15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が表示された透過型液晶表示板を照
    明し、該透過型液晶表示板を透過した画像光を投影レン
    ズによってスクリーンに投影する液晶プロジェクタにお
    いて、 前記投影レンズを、前記液晶プロジェクタのプロジェク
    タ本体に傾動手段を介して傾動自在に支持し、該傾動手
    段によって投影レンズを傾動させることにより、投影レ
    ンズの光軸を、前記透過型液晶表示板を透過した画像光
    の光軸に対して位置調整することを特徴とする液晶プロ
    ジェクタの光軸調整装置。
  2. 【請求項2】 前記傾動手段は、 前記投影レンズを保持する保持部材と、 該保持部材を前記プロジェクタ本体に対して傾動自在に
    支持する支点部材と、 前記プロジェクタ本体にねじ部を介して前記保持部材を
    連結し、該ねじ部を回動させることにより、前記支点部
    材を支点として保持部材を傾動させることを特徴とする
    請求項1に記載の液晶プロジェクタの光軸調整装置。
  3. 【請求項3】 前記傾動手段の前記保持部材は、 前記支点部材及び前記ねじ部を介して前記プロジェクタ
    本体に取り付けられたシフトベースと、 前記投影レンズを保持する移動台とからなり、 シフトベースに対して移動台は、ガイド部材を介して上
    下方向に移動自在に連結されていることを特徴とする請
    求項2に記載の液晶プロジェクタの光軸調整装置。
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