JP2001021989A - 表示パネルの取付位置調整装置及びプロジェクタ装置 - Google Patents

表示パネルの取付位置調整装置及びプロジェクタ装置

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JP2001021989A
JP2001021989A JP11190404A JP19040499A JP2001021989A JP 2001021989 A JP2001021989 A JP 2001021989A JP 11190404 A JP11190404 A JP 11190404A JP 19040499 A JP19040499 A JP 19040499A JP 2001021989 A JP2001021989 A JP 2001021989A
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display panel
liquid crystal
moving plate
lcg
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JP11190404A
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Takashi Ikeda
尚 池田
Toshifumi Touchi
敏文 登内
Masayuki Yazawa
正之 矢澤
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Chinontec KK
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Chinontec KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネルの交換及び位置調整を可能とし
て、修理費を低減する。 【解決手段】 液晶プロジェクタ装置11に、3色の色光
を変調し合成する表示ユニット45を備える。表示ユニッ
ト45は、ダイクロイックプリズムDXP に3枚の液晶パネ
ルLCr ,LCg ,LCb を取付位置調整装置により取り付け
て構成する。取付位置調整装置は、ダイクロイックプリ
ズムDXP の上下のプリズムホルダ62,63の三方にアーム
91,92を取り付け、このアーム91,92に固定板96を接着
して取り付ける。この固定板96にねじ155 にて移動板97
を移動可能に取り付け、この移動板97に液晶パネルLCr
,LCg ,LCb を取り付けて構成する。液晶プロジェク
タ装置11の完成後であっても、液晶パネルLCr ,LCg ,
LCb の取付位置を調整でき、修理に要するコストを低減
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、液晶パネ
ルを色合成用のダイクロイックプリズムに位置決めして
取り付ける表示パネルの取付位置調整装置及び表示パネ
ルの取付位置調整装置を用いたプロジェクタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、特開平10−15382
5号公報に示されるように、光源から出射された白色光
を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に色分解し、こ
れら分解した色光を各色光毎に液晶パネルで光変調した
後にダイクロイックプリズムで合成し、投射面に投射し
てカラーの投射像を得る液晶プロジェクタ装置が知られ
ている。そして、この構成では、各色光の光変調を行う
液晶パネルは、直方体状をなすダイクロイックプリズム
の三方に面して、互いの画素が対応するように取付位置
が調整され、そのまま位置決めして固定されたユニット
の状態で、液晶プロジェクタ装置に組み込まれている。
【0003】この点、液晶パネルが経時的に劣化などし
て、液晶パネルの交換などを行った場合は、肉眼上では
正確に取り付けた状態でも、ねじの締め付けの強さなど
により、画素単位では取付位置にずれが生じて画像の品
質が低下しやすい。このため、一般には、液晶パネルの
みの交換ではなく、ダイクロイックプリズムを含むユニ
ットが一体に交換され、修理のコストが上昇する問題を
有している。
【0004】この点、例えば、特開平10−10994
号公報に示されるように、ダイクロイックプリズムに接
着して固定された固定枠板と、液晶パネルを保持するパ
ネル枠板とを備え、このパネル枠板を、中間枠板を介し
て固定枠板に着脱可能に固定した構成が知られている。
そして、この構成では、パネル枠板に楔を差し込み、さ
らに、接着剤で固定して、液晶パネルが位置決め固定さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、楔を用いる構成では、調整可能な範囲が小
さいとともに、調整後に接着固定する作業が必要で、作
業性の向上が困難な問題を有している。一方、ねじを用
いる構成では、ねじと他の部材との干渉を避けるため、
光軸方向に装置が大型化しやすいなどの問題を有してい
る。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、表示パネルの取付位置を調整可能な表示パネルの
取付位置調整装置及び表示パネルの取付位置調整装置を
用いたプロジェクタ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の表示パネ
ルの取付位置調整装置は、光学要素に対して表示パネル
を位置調整可能に取り付ける表示パネルの取付位置調整
装置であって、前記光学要素に対して固定して配置され
る固定板と、前記表示パネルが表示パネル用締付具を用
いて着脱可能に取り付けられ、かつ、前記固定板の一面
に沿って配置され、この固定板に移動板用締付具を用い
て取り付けられる移動板とを備え、前記移動板用締付具
は、前記固定板に係合する軸部と、前記移動板の一面に
当接する移動板当接部とを備え、前記移動板は、前記移
動板用締付具の軸部が挿通し、この軸部より径寸法が大
きく、かつ、前記移動板当接部より径寸法の小さい挿通
部とを備えたものである。
【0008】そして、この構成では、表示パネルと移動
板、及び移動板と固定板とが締付具により取り付けられ
るので、表示パネルのみの交換も容易になり、保守のコ
ストが低減される。そして、移動板は、移動板用締付具
の軸部が挿通部内で移動する範囲で移動可能であり、移
動板用締付具の締め付けを緩めた状態で、位置決めが可
能になる。
【0009】請求項2記載の表示パネルの取付位置調整
装置は、請求項1記載の表示パネルの取付位置調整装置
において、固定板は、表示パネル用締付具の固定板側へ
の突出部分から離間する逃げ部を備えたものである。
【0010】そして、この構成では、固定板と移動板と
を密着させることが可能になり、装置の小型化が可能に
なる。
【0011】請求項3記載の表示パネルの取付位置調整
装置は、請求項1または2記載の表示パネルの取付位置
調整装置において、移動板は、調整具に係止される調整
具係止部を備えたものである。
【0012】そして、この構成では、調整具係止部に調
整具を係止して位置決めが容易に可能になる。
【0013】請求項4記載の表示パネルの取付位置調整
装置は、請求項1ないし3いずれか記載の表示パネルの
取付位置調整装置において、表示パネル用締付具及び移
動板用締付具はねじを有し、挿通部および逃げ部は円孔
であるものである。
【0014】そして、この構成では、構成が簡略化さ
れ、製造コストが低減される。
【0015】請求項5記載のプロジェクタ装置は、請求
項1ないし4いずれか記載の表示パネルの取付位置調整
装置と、ダイクロイックプリズムを構成する光学要素
と、このダイクロイックプリズムの両端部に固着された
基台と、これら基台にそれぞれ固定され、固定板を支持
するアームとを具備したものである。
【0016】そして、この構成では、ダイクロイックプ
リズムに対して表示パネルが交換可能かつ位置調整可能
になり、保守のコストが低減される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の表示パネルの取付
位置調整装置及びプロジェクタ装置の一実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0018】図2において、11はプロジェクタ装置すな
わち投写型表示装置としての液晶プロジェクタ装置(液
晶投射装置)で、この液晶プロジェクタ装置11は、光源
21、リフレクタ22、インテグレータ光学系23、偏光発生
手段24、第1の集光レンズ25、色分離手段としての第1
及び第2のダイクロイックミラーDM1 ,DM2 、第1ない
し第3の反射ミラー31,32,33、複数の集光レンズ34,
35,36,37,38,39、偏光発生手段を構成する偏光板4
1,42,43、変調手段である表示パネルとしての3枚の
液晶パネルLCr ,LCg ,LCb 及び色合成手段としてのダ
イクロイックプリズムDXP などを組み合わせた表示ユニ
ット45、投射光学系47、およびこれら部材が収納され取
り付けられた第1基体51、第2基体52、筐体53、および
図示しないファン、制御回路、操作部、表示部、電源装
置などを備えている。
【0019】なお、以下、光源21から投影面としてのス
クリーンSに向かう投射光Lの光軸LOに対し、スクリー
ンS側を前側、光源21側を後側とし、光源21から側から
見て、この光軸LOに直交する方向を上下方向及び両側方
向すなわち左右方向として説明する。
【0020】そして、第1基体51は、例えばマグネシウ
ム合金などの金属などにて形成され、水平状の基板部51
a と、この基板部51a の前端部から立ち上げられた前壁
部51b とを備えている。そして、基板部51a の上側に
は、表示ユニット45が取り付けられ、基板部51a の下側
には、表示ユニット45を冷却する冷却手段であるファン
が取り付けられているとともに、前壁部51b には、投射
光学系47が取り付けられている。
【0021】また、第2基体52は、合成樹脂などにて形
成され、第1基体51に固定された断面略U字状の箱体
と、この箱体の上側の開口を覆う蓋体とを備え、全体と
して、光源21側から表示ユニット45に連通して光源21の
投射光が通過する管体状に形成され、インテグレータ光
学系23、偏光発生手段24、第1の集光レンズ25、第1お
よび第2のダイクロイックミラーDM1 ,DM2 、3枚の反
射ミラー31,32,33、複数の集光レンズ37,38,39など
が取り付けられているとともに、表示ユニット45の三方
を囲み、各液晶パネルLCr ,LCg ,LCb に対向して、集
光レンズ34,35,37および偏光変換手段41,42,43が取
り付けられている。
【0022】また、筐体53は、これら第1基体51および
第2基体52を収納し、さらに、制御回路および電源装置
などを収納するとともに、外面に操作部および表示部な
どが設けられている。
【0023】そして、光源21は、ハロゲンランプなどの
白熱電球あるいはメタルハライドランプなどの放電ラン
プであり、この光源21から照射された白色光である光
は、矩形状の開口部を有する放物面状の鏡面を備えたリ
フレクタ22で反射され、第2基体52が構成する管体の一
端から投射される。
【0024】そして、この光源21から出射された投射光
が入射するインテグレータ光学系23は、第1及び第2の
レンズアレイ55,56と、これら第1及び第2のレンズア
レイ55,56間に配置され投射光を屈曲するプリズム装置
58とを備えている。そして、これらレンズアレイ55,56
は、インテグレータレンズあるいはマルチレンズなどと
も呼ばれるもので、各液晶パネルLCr ,LCg ,LCb と概
ね同じ縦横比の正面視矩形状の複数のレンズ要素をマト
リクス状に配列し、光源21の投射光をこれらレンズ要素
に対応した数の光束に分割するようになっている。
【0025】また、偏光発生手段24は、第2のレンズア
レイ56の前面側に積層などして設けられ、投射光に含ま
れる異なる偏光方向の光を互いに分離する偏光分離手段
と、互いに分離された偏光光のいずれか一方の偏光方向
を変換する偏光変換手段とを備え、光源21から出射され
たランダムな偏光方向の投射光の偏光方向を揃えるよう
になっている。
【0026】そして、第1の集光レンズ25の前側に配置
される第1のダイクロイックミラーDM1 は、投射光の光
軸LOに対して例えば45度傾斜して配置され、赤色光を
透過して直進させ、青色光および緑色光を側方に反射す
る。さらに、第1のダイクロイックミラーDM1 の側方に
第1のダイクロイックミラーDM1 と平行に配置された第
2のダイクロイックミラーDM2 は、青色光を透過して直
進させ、緑色光を側方に反射する。このようにして、第
1及び第2のダイクロイックミラーDM1 ,DM2により、
赤緑青(RGB)の3原色に色分離を行う。
【0027】そして、互いに色分離された色光である各
投射光の、インテグレータ光学系23のレンズ要素で分割
された光束は、第1の集光レンズ25により集光レンズ3
4,35,36に重畳されるように導かれる。また、集光レ
ンズ34,35,37は、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb に入射
する光束を平行化する。また、集光レンズ36,38,39
は、集光レンズ37で平行化された光束を液晶パネルLCb
に導くための中間レンズ系である。
【0028】そして、互いに色分離されて平行化された
色光である各投射光は、それぞれガラス基板上に位相差
板と偏光板とを積層した偏光板41,42,43を通過して所
定の偏光方向に揃えられ、ダイクロイックプリズムDXP
の3方の光入射面に対向して支持された各液晶パネルLC
r ,LCg ,LCb に投射される。
【0029】そして、各液晶パネルLCr ,LCg ,LCb
は、それぞれフレキシブル基板などを介して制御回路に
接続されて画素が制御され、偏光板41,42,43からの偏
光光に画像信号に応じた光変調を与える。そして、各液
晶パネルLCr ,LCg ,LCb を透過する際に光変調された
色光は、3方の光入射面からダイクロイックプリズムDX
P に入射され、このダイクロイックプリズムDXP で互い
に色合成されたうえ、光出射面から投射光学系47に出射
される。
【0030】そして、この投射光学系47により、投射光
LがスクリーンSに拡大して投射され、スクリーンS上
で投影像(カラー画像)を構成する。
【0031】なお、光学系を構成する各部材の一部、例
えば、第1及び第2の反射ミラー31,32と、第2のレン
ズアレイ56とは、ねじ60などを備えた位置調整装置によ
り位置調整可能に支持され、投射光の光軸LOを変位可能
になっている。
【0032】次に、図1ないし図3を参照して、表示ユ
ニット45について説明する。
【0033】まず、この表示ユニット45は、ダイクロイ
ックプリズムDXP の後面および両側面の光入射面に対向
し、取付位置調整装置を介してそれぞれ液晶パネルLCr
,LCg ,LCb が取り付けられている。なお、図1及び
図3では、緑色用の液晶パネルLCg のみを取り付けた状
態を示しており、他の液晶パネルLCr ,LCb および取付
位置調整装置は省略されている。
【0034】そして、ダイクロイックプリズムDXP は、
クロスプリズムなどとも呼ばれるもので、光学要素とし
てのプリズム本体61と、このプリズム本体61の下面及び
上面に接着剤などにて固着され取付位置調整装置を構成
する基台としての下部プリズムホルダ62及び上部プリズ
ムホルダ63を備えている。
【0035】そして、プリズム本体61は、プリズム体と
しての4個の直角プリズム65の直角面を互いに対向して
貼り合わせ、一体に直方体状に形成されている。そし
て、これら直角プリズム65同士の貼り合わせ面に、所定
の光学特性を有する光学膜である赤反射ダイクロイック
面Drと青反射ダイクロイック面Dbとが、互いに直交する
ように形成されている。そして、これらダイクロイック
面Dr,Dbは、例えば、プリズム本体61の表面に誘電多層
膜を真空蒸着して形成され、所定の角度、例えば光軸に
対し45度の角度で入射する光に対して所定の光学特性
が設定されている。すなわち、赤反射ダイクロイック面
Drは、赤色光Rを反射し、これより波長の短い光、すな
わち緑色光G及び青色光Bを透過する。また、青反射ダ
イクロイック面Dbは、青色光Bを反射し、これより波長
の長い光すなわち緑色光G及び赤色光Rを透過するよう
になっている。
【0036】すなわち、ダイクロイックプリズムDXP の
四方の面すなわち各直角プリズム65の斜辺を含む面は、
赤反射ダイクロイック面Drに45度の角度で対向する赤
色光入射部65r と、第2のダイクロイック面Dbに45度
の角度で対向する青色光入射部65b と、両ダイクロイッ
ク面Dr,Dbに45度の角度で対向する緑色光入射部65g
と、この緑色光入射部65g の反対の面に設けられ、すな
わち両ダイクロイック面Dr,Dbに45度の角度で対向す
る合成光出射部65wとなっている。
【0037】また、上下のプリズムホルダ63,62は、例
えば黒色のポリカーボネート樹脂などの合成樹脂にて一
体に形成された略同形状の本体部63a ,62a を有し、さ
らに、下部プリズムホルダ62には、所定の位置に金属製
のナット67が圧入(アウトサート)して固定されてい
る。そして、このナット67の内径部には、ねじ溝が螺刻
されている。
【0038】すなわち、各プリズムホルダ62,63は、プ
リズム本体61より若干平面形状の小さい基板部71と、こ
の基板部71の前後側から基板部71と略直交する方向に延
設された前板部72及び後板部73と、基板部71の両側から
基板部71と略直交する方向に延設された側板部74,75と
を備え、一面を開口した略角筒状をなしている。そし
て、基板部71には、プリズム本体61に当接し接着固定さ
れる円形状に突設された一対の第1の当接接着部77と、
略三角状をなす一対の第2の当接接着部78とが形成され
ている。そして、後板部73及び両側板部74,75には、そ
れぞれ一対のねじ孔80が形成されているとともに、この
ねじ孔80の基板部71側に位置して、第1の位置決部81が
突設されるとともに、ねじ孔80の反対側に位置して、一
対の第2の位置決部82が突設されている。さらに、一側
の側板部74から突設された第1の位置決部81からは、第
1のプリズム位置決め部84がプリズム本体61側に突設さ
れ、青色光入射部65b と赤色光入射部65r とに当接して
位置決めする。また、前板部72の両側端部からは、第2
のプリズム位置決め部85が突設され、合成光出射部65w
に当接して位置決めする。さらに、基板部71の反対側の
面には、略格子状にリブ部87が形成されているととも
に、前後一対の突部88,89が突設されている。
【0039】そして、このように構成されたダイクロイ
ックプリズムDXP の赤色光入射部65r 、青色光入射部65
b 、及び緑色光入射部65g の各面に対して、それぞれ、
一対のアーム91,92がアーム用締付具であるねじ94,95
にて固定され、これらアーム91,92に固定板96が固定さ
れ、この固定板96に移動板97が移動板用締付具98を用い
て取り付けられ、さらに、この移動板97に、液晶パネル
LCr ,LCg ,LCb が表示パネル用締付具としてのねじ99
を用いて取り付けられている。
【0040】そして、下部アーム91および上部アーム92
は、それぞれ3枚ずつ用いられ、それぞれ1枚の金属板
を所定形状に打ち抜き屈曲などして形成されている。
【0041】そして、下部アーム91は、基板部101 を備
え、この基板部101 には、上部中央に切欠部102 が形成
されるとともに、両側一対の通孔103 が形成されてい
る。さらに、基板部101 の両側端部は、略垂直に屈曲さ
れ、垂直な板状の部分の先端部に光軸方向に沿った略角
柱状のピン部104 が形成されている。そして、これら下
部アーム91は、基板部101 を下部プリズムホルダ62の後
板部73及び両側板部74,75に密着させ、下端の縁部を第
2の位置決部82上に当接し、切欠部102 を第1の位置決
部81に係合して位置決めされ、この状態で、通孔103 に
挿入するねじ94を下部プリズムホルダ62のねじ孔80にセ
ルフタッピングしながら螺合し、ダイクロイックプリズ
ムDXP に固定される。
【0042】また、上部アーム92は、基板部111 を備
え、この基板部111 には、下部中央に切欠部112 が形成
されるとともに、両側一対の通孔113 が形成されてい
る。さらに、基板部111 の両端部近傍は、下側に向かっ
て延設された部分が略水平に切り起こされ、先端部に、
光軸方向に沿った略角柱状のピン部114 が形成されてい
る。そして、これら上部アーム92は、基板部111 を上部
プリズムホルダ63の後板部73及び両側板部74,75に密着
させ、上端の縁部を第2の位置決部82下に当接し、切欠
部112 を第1の位置決部81に係合して位置決めされ、こ
の状態で、通孔113に挿入するねじ95を上部プリズムホ
ルダ63のねじ孔80にセルフタッピングしながら螺合し、
ダイクロイックプリズムDXP に固定される。
【0043】そして、固定板96は、図1及び図4などに
示すように、合計3枚用いられ、それぞれ金属板を所定
形状に打ち抜き折曲などした固定板本体121 と、各固定
板本体121 に複数個、例えば4個ずつ固定されたスタッ
ド122 とを備えている。そして、固定板本体121 は、略
矩形板状の基板部123 を備え、この基板部123 の略中央
部に、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb に対向する矩形状の
窓孔124 が形成されている。また、この基板部123 の四
隅の近傍に位置して、円孔状のスタッド取付部125 が形
成され、これらスタッド取付部125 に、スタッド122 が
圧入後かしめて抜け落ちないように固定されている。そ
して、固定板本体121 の上部の両側端部が切り欠かれ、
調整用逃げ部126 が形成されている。さらに、複数カ
所、本実施の形態では上部両側すなわち調整用逃げ部12
6 近傍の2カ所と下部中央に位置して、移動板97の取付
部であるねじ孔128 が螺刻されている。また、この基板
部123 には、窓孔124 を囲み、複数カ所、本実施の形態
では窓孔124 の上部2カ所と下部1カ所とに、逃げ部13
1 が形成されている。そして、これら逃げ部131 は、後
述する移動板97の取付部161 に螺合するねじ99に較べて
径寸法の大きい円孔状に形成されている。また、下部の
逃げ部131 の両側に位置して、円孔状の位置調整用孔13
2 と、両側方向に長い長円孔状の位置調整用孔133 とが
形成されている。また、基板部123 の両側部は、ダイク
ロイックプリズムDXP から離間する側に垂直状に屈曲さ
れ、両側一対の側板部135 が形成されている。さらに、
各側板部135 の上下方向の中央部は、外側に向かい屈曲
されて拡開部136 が形成されている。また、この拡開部
136 の上下に位置する側板部135 の部分と、拡開部136
自身の上下方向の中間部とには、それぞれ切欠部137 ,
138 が形成されている。
【0044】また、スタッド122 は、ステンレスなどに
て形成された略円筒状をなし、基端部に、スタッド取付
部125 に圧入される縮経部が形成されている。そして、
このスタッド122 の内側の空間部141 には、紫外線硬化
樹脂などの接着剤が充填され、この空間部141 に挿入さ
れた下部アーム91および上部アーム92のピン部104 ,11
4 を固定し、固定板96がダイクロイックプリズムDXP に
固定される。
【0045】また、移動板97は、図1及び図5などに示
すように、合計3枚用いられ、それぞれ1枚の金属板を
打ち抜き屈曲などして形成されている。すなわち、移動
板97は、固定板96の基板部123 に重ねて用いられ、略中
央部に、固定板96の窓孔124にほぼ位置あわせされ液晶
パネルLCr ,LCg ,LCb に対向する矩形状の窓孔144が
形成されている。また、この移動板97には、四隅の近傍
に位置して、スタッド122 を避けるスタッド逃げ部145
が切欠形成されている。さらに、上側のスタッド逃げ部
145 の上側に位置して、かつ、固定板96の調整用逃げ部
126 の位置に合わせて、円孔状の調整具係止部146 が形
成されている。また、移動板97には、固定板96のねじ孔
128 の位置に合わせて複数カ所に、すなわち、本実施の
形態では上部両側の2カ所と下部中央に位置して、挿通
部151 ,152 が形成されている。また、上部2カ所の挿
通部151 は、円孔状に形成され、下部の挿通部152 は、
下端に連通して切り欠かれた溝状に形成されている。
【0046】そして、移動板用締付具98は、軸部155a及
び頭部155bを有したねじ155 と、このねじ155 の軸部15
5aに挿入され頭部155bに係止される移動板当接部として
の円環状のワッシャ156 とを備え、軸部155aを挿通部15
1 ,152 に挿入され、固定板96のねじ孔128 に螺合して
締め付けることにより、移動板97が固定板96に密着して
固定される。そして、挿通部151 ,152 の径寸法は、ワ
ッシャ156 の径寸法より小さく、かつ、ねじ155 の軸部
155aの径寸法より大きく設定されており、すなわち、ね
じ155 を緩めた状態では、挿通部151 ,152 が軸部155a
に当接する範囲を限度として、移動板97が固定板96に移
動可能に支持されている。なお、移動板当接部は、別体
のワッシャで構成するほか、ねじ155 の頭部155bを必要
な径寸法に形成し、この頭部155bの軸部155a側の面を移
動板当接部とすることもできる。
【0047】さらに、移動板97には、窓孔144 を囲み、
複数カ所、本実施の形態では窓孔144 の上部2カ所と下
部1カ所とに、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb を固定する
表示パネル用締付具を構成するねじ99が螺合する取付部
161 が形成されている。そして、これら取付部161 には
ねじ溝が刻設され、ねじ99が螺合可能になっている。ま
た、下部の取付部161 の両側に位置して、位置調整用孔
132 ,133 と略同形状の位置調整用孔162 ,163 が形成
されている。
【0048】さらに、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb は、
通過する光を変調するパネル本体171 と、このパネル本
体171 を囲む枠部172 とを備え、枠部172 には、移動板
97の取付部161 に対応する3カ所の通孔部173 と、それ
ぞれ位置調整用孔162 ,163に対応する通孔部174 とが
形成されている。
【0049】そして、組み立ての際は、各通孔部174 か
ら調整用のピンを挿入し、位置調整用孔162 と位置調整
用孔132 、位置調整用孔163 と位置調整用孔133 とを位
置合わせして、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb と移動板97
と固定板96とを位置決めした状態で、通孔部173 に挿入
されるねじ99を移動板97の取付部161 に螺合して締め付
けることにより、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb が移動板
97に固定され、また、挿通部151 ,152 に挿入されるね
じ155 を固定板96のねじ孔128 に螺合して締め付けるこ
とにより、移動板97が固定板96に固定される。
【0050】なお、位置調整用孔133 及び位置調整用孔
163 は、両側に位置する位置調整用孔132 ,133 及び位
置調整用孔162 ,163 同士の間隔のばらつきやピンの間
隔にかかわらず、ピンを位置調整用孔132 ,133 及び位
置調整用孔162 ,163 に挿入可能とするため、長円状に
形成されている。
【0051】そして、液晶プロジェクタ装置11の製造の
際は、各液晶パネルLCr ,LCg ,LCb は、ダイクロイッ
クプリズムDXP に対して各液晶パネルLCr ,LCg ,LCb
の位置を正確に調整し各画素の位置を合わせた表示ユニ
ット45の状態で、第1基体51に組み込み固定される。こ
の固定は、基板部51a を下側から上側に貫通する図示し
ないねじをナット67の内径に螺刻されたねじ溝に螺合し
て締め付けることにより行う。この製造の際は、例え
ば、固定板96のスタッド122 と、下部アーム91および上
部アーム92のピン部104 ,114 との固定に用いる紫外線
硬化樹脂の硬化に際し、各液晶パネルLCr ,LCg ,LCb
の位置決めが行われる。なお、この位置決めは、固定板
96を6軸方向に位置調整する図示しない治具の握部を拡
開部136 にチャッキングし、この治具を操作することで
行う。
【0052】そして、この状態で、光源21から照射され
た白色光は、各マルチレンズ23,24で分割され、偏光方
向が揃えられ、第1及び第2のダイクロイックミラーDM
1 ,DM2 で色分離され、色分離された赤色光R、緑色光
G、青色光Bが、それぞれ集光レンズ34,35,37で重畳
され、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb で変調されたうえ、
各入射部65r ,65g ,65b からダイクロイックプリズム
DXP に入射し、各ダイクロイック面Dr,Dbに45度の角
度で入射し、各色光が合成される。すなわち、赤色光
は、第1のダイクロイック面Drで反射されて投射光学系
47に至り、青色光は第2のダイクロイック面Dbで反射さ
れて投射光学系47に至り、また、緑色光は、第1および
第2のダイクロイック面Dr,Dbを共に透過して投射光学
系47に至り、色合成された画像をスクリーンSに形成す
る。
【0053】一方、製品完成後、経時的に液晶パネルLC
r ,LCg ,LCb が劣化し、あるいは、液晶パネルLCr ,
LCg ,LCb の取付位置がずれた場合などには、サービス
センターなどにて劣化した液晶パネルLCr ,LCg ,LCb
のみを交換し、あるいは、位置の調整作業を行い、使用
することが可能になる。
【0054】すなわち、必要に応じて表示ユニット45を
取り外した上、ねじ99を外して、劣化した液晶パネルLC
r ,LCg ,LCb を交換する。そして、この状態では、通
常、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb の取付位置が厳密に正
確ではなくなるため、位置の調整作業を行う。そして、
この調整作業は、必要に応じてねじ155 を緩めた状態
で、移動板97の調整具係止部146 に調整治具を取り付
け、移動板97を移動させることにより、液晶パネルLCr
,LCg ,LCb の取付位置を行い、必要に応じてねじ155
を締め付けることにより、調整作業が完了する。
【0055】このように、本実施の形態によれば、ダイ
クロイックプリズムDXP に取り付けられる複数の液晶パ
ネルLCr ,LCg ,LCb について、ダイクロイックプリズ
ムDXP のプリズムホルダ62,63にアーム91,92を取り付
け、このアーム91,92に固定板96を取り付け、この固定
板96に移動板97を取り付け、この移動板97に液晶パネル
LCr ,LCg ,LCb を取り付けた構成により、製造時に
は、アーム91,92と固定板96との紫外線硬化樹脂を用い
た固定時に容易に位置決め調整が可能になるとともに、
修理などの保守作業時には、液晶パネルLCr ,LCg ,LC
b を移動板97に着脱し、この移動板97を固定板96に位置
調整可能とすることで、液晶プロジェクタ装置11の完成
後であっても、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb の取付位置
を調整でき、表示ユニット45全体の交換を不要として、
保守に要するコスト、すなわち修理費を低減できる。
【0056】また、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb は移動
板97に対して、また、移動板97は固定板96に対して、そ
れぞれねじ止めで固定されており、ねじ155 の軸部155a
の径寸法に対して挿通部151 の径寸法を大きくするとの
簡略な構造で製造コストを低減できるとともに、着脱が
容易で作業性を向上できる。
【0057】さらに、一般に、ねじを用いた場合は、軸
部が突出するため、移動可能に構成するためには部材間
の間隔を大きくとる必要があり、装置が大型化しやすい
が、本実施の形態では、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb を
固定するねじ99に対して、固定板96に逃げ部131 を設け
たため、移動板97と固定板96とを密着して配置でき、光
軸方向などの寸法を小型化できる。
【0058】なお、上記の実施の形態では、各液晶パネ
ルLCr ,LCg ,LCb は、ダイクロイックプリズムDXP に
対して各液晶パネルLCr ,LCg ,LCb の位置を正確に調
整し各画素の位置を合わせた表示ユニット45の状態で、
第1基体51に組み込み固定したが、これに限られるもの
ではない。例えば、まず、第1基体51に、プリズム本体
61及び上下のプリズムホルダ62,63すなわちダイクロイ
ックプリズムDXP と、上下のアーム91,92とを予め組み
込む。そして、移動板97及び各液晶パネルLCr,LCg ,L
Cb を固定板96に予め組み込んだユニットを用意し、こ
れらユニットの各固定板96を、上下のアーム91,92に紫
外線硬化樹脂で固着することもできる。そして、この工
程によれば、投射光学系47の投射レンズに対して、各液
晶パネルLCr ,LCg ,LCb を最適な位置及び状態に取り
付けでき、光学特性を向上できる。
【0059】また、製品完成後の保守の工程において
も、表示ユニット45を第1基体51から取り外す方法の
他、例えば、第2基体52と第1基体51とを分離させ、こ
の第1基体51に表示ユニット45を取り付けた状態のま
ま、液晶パネルLCr ,LCg ,LCb を交換し、その後、液
晶パネルLCr ,LCg ,LCb の取付位置の調整を行うこと
もできる。そして、この工程では、表示ユニット45を第
1基体51に組み込んだ状態で液晶パネルLCr ,LCg ,LC
b の取り付け及び位置調整が可能になり、投射光学系47
の投射レンズに対して、各液晶パネルLCr ,LCg ,LCb
を最適な位置及び状態に取り付けでき、光学特性を向上
できる。
【0060】また、液晶プロジェクタ装置11について
は、種々の構成を採りうるもので、反射ミラー、集光レ
ンズなどは適宜の配置を採ることができる。
【0061】また、表示パネルは、液晶パネルLCr ,LC
g ,LCb に限られるものではなく、他のデバイスを用い
た表示パネルを用いることもできる。
【0062】そして、光学要素も、ダイクロイックプリ
ズムDXP に限られるものではなく、2枚の表示パネルを
用いる構成などでは、ダイクロイックミラーを用いるこ
ともできる。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の表示パネルの取付位置調
整装置によれば、表示パネルと移動板、及び移動板と固
定板とが締付具により取り付けられるため、表示パネル
のみの交換も容易になり、保守のコストを低減できる。
そして、移動板は、移動板用締付具の軸部が挿通部内で
移動する範囲で移動可能であり、移動板用締付具の締め
付けを緩めた状態で、位置決めできる。
【0064】請求項2記載の表示パネルの取付位置調整
装置によれば、請求項1記載の効果に加え、固定板に
は、表示パネル用締付具の固定板側への突出部分から離
間する逃げ部を備えたため、固定板と移動板とを密着さ
せ、装置を小型化できる。
【0065】請求項3記載の表示パネルの取付位置調整
装置によれば、請求項1または2記載の効果に加え、移
動板は、調整具に係止される調整具係止部を備えたた
め、調整具係止部に調整具を係止して位置決めが容易に
できる。
【0066】請求項4記載の表示パネルの取付位置調整
装置によれば、請求項1ないし3いずれか記載の効果に
加え、表示パネル用締付具及び移動板用締付具はねじを
有し、挿通部および逃げ部は円孔であるため、構成が簡
略化され、製造コストを低減できる。
【0067】請求項5記載のプロジェクタ装置によれ
ば、請求項1ないし4いずれか記載の表示パネルの取付
位置調整装置と、ダイクロイックプリズムを構成する光
学要素と、このダイクロイックプリズムの両端部に固着
された基台と、これら基台にそれぞれ固定され、固定板
を支持するアームとを具備したため、ダイクロイックプ
リズムに対して表示パネルを交換可能になるとともに位
置調整可能になり、保守のコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示パネルの取付位置調整装置の一実
施の形態を示す一部の分解斜視図である。
【図2】同上表示パネルの取付位置調整装置を備えたプ
ロジェクタ装置の構成図である。
【図3】同上表示パネルの取付位置調整装置の固定板、
移動板、表示パネルを組み合わせた状態の正面図であ
る。
【図4】同上表示パネルの固定板の正面図である。
【図5】同上表示パネルの移動板の正面図である。
【符号の説明】
11 プロジェクタ装置としての液晶プロジェクタ装置 61 光学要素としてのプリズム本体 62 基台としての下部プリズムホルダ 63 基台としての上部プリズムホルダ 91,92 アーム 96 固定板 97 移動板 98 移動板用締付具 99 表示パネル用締付具としてのねじ 131 逃げ部 146 調整具係止部 151 挿通部 155a 軸部 156 移動板当接部としてのワッシャ LCr ,LCg ,LCb 表示パネルとしての液晶パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢澤 正之 長野県諏訪市大字中洲4710番地 チノンテ ック株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA14 EA19 HA13 HA21 HA23 HA24 HA28 MA20 5C058 AB06 EA11 EA26 5C060 BA04 BA09 BC05 DA04 GB04 HC10 HC25 JA01 JB06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学要素に対して表示パネルを位置調整
    可能に取り付ける表示パネルの取付位置調整装置であっ
    て、 前記光学要素に対して固定して配置される固定板と、 前記表示パネルが表示パネル用締付具を用いて着脱可能
    に取り付けられ、かつ、前記固定板の一面に沿って配置
    され、この固定板に移動板用締付具を用いて取り付けら
    れる移動板とを備え、 前記移動板用締付具は、前記固定板に係合する軸部と、
    前記移動板の一面に当接する移動板当接部とを備え、 前記移動板は、前記移動板用締付具の軸部が挿通し、こ
    の軸部より径寸法が大きく、かつ、前記移動板当接部よ
    り径寸法の小さい挿通部とを備えたことを特徴とする表
    示パネルの取付位置調整装置。
  2. 【請求項2】 固定板は、表示パネル用締付具の固定板
    側への突出部分から離間する逃げ部を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の表示パネルの取付位置調整装置。
  3. 【請求項3】 移動板は、調整具に係止される調整具係
    止部を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の
    表示パネルの取付位置調整装置。
  4. 【請求項4】 表示パネル用締付具及び移動板用締付具
    はねじを有し、 挿通部および逃げ部は円孔であることを特徴とする請求
    項1ないし3いずれか記載の表示パネルの取付位置調整
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか記載の表示パ
    ネルの取付位置調整装置と、 ダイクロイックプリズムを構成する光学要素と、 このダイクロイックプリズムの両端部に固着された基台
    と、 これら基台にそれぞれ固定され、固定板を支持するアー
    ムとを具備したことを特徴とするプロジェクタ装置。
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