JPH0610942Y2 - モップにおける払拭シート取付台 - Google Patents

モップにおける払拭シート取付台

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JPH0610942Y2
JPH0610942Y2 JP11859389U JP11859389U JPH0610942Y2 JP H0610942 Y2 JPH0610942 Y2 JP H0610942Y2 JP 11859389 U JP11859389 U JP 11859389U JP 11859389 U JP11859389 U JP 11859389U JP H0610942 Y2 JPH0610942 Y2 JP H0610942Y2
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JP
Japan
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wiping sheet
lower plate
plate
wiping
attached
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JP11859389U
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JPH0358262U (ja
Inventor
修右 山下
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アズマ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、モップにおける払拭シート取付台の改良に関
するものであり、さらに詳しくは、払拭シートを交換可
能に取り付けることができるモップにおける払拭シート
取付台に関するものである。
[従来の技術] 払拭シートを交換可能に取り付けられるようにした払拭
シート取付台を備えたモップは、種々のものが提案され
ている。それらの中には、たとえば、握り柄が取り付け
られる上板と払拭シートが巻き付けられる下板とを備
え、下板の下面から側面及び上面側端面にかけて巻き付
けた払拭シートの両端部を上板を閉じることによって該
上板と下板との間に挾持して固定するタイプのものがあ
る。
しかしながら、かかるモップは、払拭シートを上記の如
く下板に巻き付けたあと上板を閉じるときに、該払拭シ
ートの端部が逃げたり緩んだりして固定しにくく、しか
も、払拭シートを固定したあとの清掃時に、該払拭シー
トに非常に大きな摩擦力が作用するため、シート端部が
抜脱して該払拭シートが脱落し易いという問題がある。
また、払拭シートには乾拭き用や水拭き用等種々の種類
があり、それぞれ厚さが異なっているため、それらを単
に2枚の板の間に挾持するのみでは、厚さの異なる払拭
シートに十分対応することができず、固定が困難になる
場合もある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の課題は、払拭シートを簡単かつ強固に取り付け
ることができる払拭シート取付台を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案のモップは、払拭シー
トを巻き付けるための下板と、握り柄が取り付けられる
上板とからなり、これら両板をほぼ同形の長方形状に形
成して、長さ方向の一端において板幅より十分短い蝶番
により開閉自在に連結すると共に、他端において係止手
段により係脱自在とし、下板の下面には緩衝部材を取付
け、下板の上面には、該下板との間に払拭シートの端部
を挾持する平板状弾性部材を、その中間部分を下板に固
着することにより取り付けたことを特徴とするものであ
る。
[作用] 上板を開放した状態で、払拭シートを下板の下面から側
面及び上面端部にかけて巻き付け、該払拭シートの両端
部を弾性部材と下板との間に挾み込んで仮止めしたあ
と、上板を閉じる。これにより払拭シートは、上板によ
り強圧される弾性部材を介して該上板と下板との間に挾
持され、強固に固定される。
かくして上記払拭シートの固定時には、弾性部材で該シ
ートの端部を仮止めしてから上板を閉じればよいため、
該払拭シートの逃げや緩みを生じることなく簡単且つ確
実に固定することができ、しかも、弾性部材を介してそ
の固定を強固に行うことができるため、清掃時に該払拭
シートが抜脱することがない。さらに、厚さの異なる払
拭シートを使用する場合でも、弾性部材の圧縮性によっ
てその厚さの変化が吸収されるため、確実に取り付ける
ことができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図乃至第5図に示すモップの払拭シート取付台は、
不織布や織布、紙等の可撓性吸水素材からなる払拭シー
ト1を巻き付けるための下板2と、握り柄11が取り付け
られた上板3とを備えている。
上記下板2は、ほぼ長方形の合成樹脂や金属、木等を素
材として形成されたもので、その底面から側面にかけて
は、スポンジあるいは合成樹脂発泡体等の弾性素材から
なる緩衝材4が一体に接着されている。
上記下板2の上面には、該下板2と略同大の平板状弾性
部材5が、その幅方向における中間部分5aを下板に固着
することにより取り付けられ、これにより、該平板状弾
性部材5の幅方向両端部5b,5bは、第1図に鎖線で示す
ように、弾性変形によりめくり上げられるようになって
いる。この平板状弾性部材5は、天然ゴム、合成ゴム、
合成樹脂発泡体又はスポンジなどから形成されており、
その中間部分5aは、接着剤又はネジ止めなどの適宜手段
により下板2に固定することができる。
一方、上板3は、上記下板2とほぼ同形の長方形をな
し、該下板2と同様に合成樹脂や金属、木等を素材とし
て形成されている。そして、第1図第2図及び第4図か
ら分かるように、それらの長さ方向の一方の端部におい
て蝶番8により下板2に回動自在に枢支され、第4図に
おいて実線で示す払拭シート1の固定位置と、同図に鎖
線で示す払拭シート1の解放位置とに回動させ得るよう
に構成されている。この蝶番8は、下板2及び上板4の
板幅より十分短いものが使用され、ほぼそれらの板幅の
中央部に設けられており、これにより、払拭シート1を
下板2に巻き付けた状態で該払拭シート1の両端部を取
付台から側方に突出させ得るようになっている。
また、上記上板3及び下板2の蝶番8の取付位置と反対
側の端部には、上記固定位置において、該上板3と下板
2とを互いに止着させるための係止手段9が設けられて
いる。この係止手段9は、下板2上に上記平板状弾性部
材5を貫通して突設された係止弾片9aと、上板3に形成
された、上記係止弾片9aが係止する係止縁9bを備えた係
止穴9cとからなり、上板3を上記固定位置に回動させる
と係止弾片9aが自動的に係止穴9c内に嵌入して係止縁9b
に係止し、一方上板3を上記開放位置に回動させる時に
は、係止弾片9aを指で付勢して係止縁9bから外せばよい
ようになっている。
また、第3図及び第4図に示されているように、この上
板3の上面には、握り柄11が前後及び左右の2方向に傾
倒可能に取り付けられている。即ち、上板3の上面には
第1の取付部材12が前後方向に回動自在に枢支され、該
第1の取付部材12に第2の取付部材13が左右方向に回動
自在に枢支され、該第2の取付部材13に上記握り柄11が
取付けられている。
而して、上記払拭シート1を取付けるにあたっては、払
拭シート取付台の上板2を上述した開放位置に回動させ
た状態で、第1図に示すように、払拭シート1の上に払
拭シート取付台の下板2を載せ、該払拭シート1を下板
2の底面から側面及び上面端部にかけて上記緩衝部材4
を内包するようにして巻き付ける。そして、第1図に鎖
線で示すように、上記平板状弾性部材5の幅方向両端部
5b,5bを多少めくり上げた状態にして、該払拭シート1
の両端部を下板1の上面と該弾性部材5との間に挿入
し、第2図および第3図に示すようにそれらの間にそれ
ぞれ仮止めする。その後で、上板3を上記固定位置に回
動させ、上記係止手段9の係止弾片9aを係止縁9bに係止
させる。そうすると、第4図及び第5図に示すように、
払拭シート1の両端部がそれぞれ上記平板状弾性部材5
の両端部5b,5bと下板2の上面との間に強固に挾持され
て固定される。
この場合、払拭シート1の長さは、その前後両端部が上
記弾性部材5と下板2との間に仮止めされる程度あれば
よく、払拭に不要な部分の長さは最小限に押えられる。
また、払拭シート1の厚さが種々異なっても、その厚さ
の相違は、上記弾性部材5の弾性力により吸収されるた
め、該払拭シート1を簡単且つ確実に固定することがで
きる。さらにこの場合、払拭シート1の両端部を上述し
たように仮止めした状態で固定することができるため、
上板3で挾持する前に該払拭シート1が逃げたり緩んだ
りするすることがなく、固定作業が容易である。さらに
また、上下両板2,3の幅より十分短い長さの蝶番8を使
用していることから、払拭シート1を両端部が取付台か
ら側方に突出した状態に取り付けることができる。
また、上記払拭シート1の交換にあたってそれを下板2
から取り外すときは、上記係止手段9の係止弾片9aを係
止縁9bから外して上板3を上記解放位置に回動させるこ
とにより、該払拭シート1を簡単に下板2から剥離する
ことができる。
なお、上記実施例の説明では特に記載されていないが、
上記下板2の上面に、弾性部材5の両端部5b,5bとの間
に挾持した払拭シート1の端部を係止させるための突起
を適数設けることもでき、これにより、払拭シートの挾
持をより確実にすることができる。この突起は、下板2
と一体に形成してもよいが、面ファスナーを構成する鈎
状突子側部片を複数か所に固着したものであってもよ
い。
[考案の効果] このように本考案によれば、下板の上面に平板状弾性部
材を取り付けたことにより、下板に巻き付けた払拭シー
トの端部を該弾性部材と下板との間に挾持して仮止めし
たあと、上板を閉じて払拭シートを該弾性部材を介して
上板と下板との間に挾持、固定することができるので、
取付台に対する払拭シートの取り付けを、該シートの逃
げや緩みを生じることなく簡単且つ確実に行うことがで
きる。しかも、弾性部材により払拭シートが非常に強固
に強圧、固定されるため、清掃時に該払拭シートに大き
な力が作用してもそれがが抜脱することがない。さら
に、厚さの異なる払拭シートを使用する場合でも、弾性
部材の圧縮性によってその厚さの差を吸収させることが
できるため、各種厚さの払拭シートに確実に対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る払拭シート取付台の一実施例を示
す払拭シート取り付け前の状態を示す要部斜視図、第2
図はその払拭シートを仮止めした状態での斜視図、第3
図は同払拭シートを固定した状態での縦断側面図、第4
図は同縦断正面図、第5図は同斜視図である。 1……払拭シート、2……下板、 3……上板、4……緩衝材、 5……弾性部材、8……蝶番、 11……握り柄。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】払拭シートを巻き付けるための下板と、握
    り柄が取り付けられる上板とからなり、これら両板をほ
    ぼ同形の長方形状に形成して、長さ方向の一端において
    板幅より十分短い蝶番により開閉自在に連結すると共
    に、他端において係止手段により係脱自在とし、下板の
    下面には緩衝部材を取付け、下板の上面には、該下板と
    の間に払拭シートの端部を挾持する平板状弾性部材を、
    その中間部分を下板に固着することにより取り付けたこ
    とを特徴とするモップにおける払拭シート取付台。
JP11859389U 1989-10-09 1989-10-09 モップにおける払拭シート取付台 Expired - Lifetime JPH0610942Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11859389U JPH0610942Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 モップにおける払拭シート取付台

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11859389U JPH0610942Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 モップにおける払拭シート取付台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0358262U JPH0358262U (ja) 1991-06-06
JPH0610942Y2 true JPH0610942Y2 (ja) 1994-03-23

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JP11859389U Expired - Lifetime JPH0610942Y2 (ja) 1989-10-09 1989-10-09 モップにおける払拭シート取付台

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