JP3203756U - 清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用しないときには、全体的に直立状態でもって安定して姿勢保持できる清掃具を提供する。【解決手段】保持棒10の先端部に回動自在に取付けられた保持板20が、保持棒10と直角あるいは傾斜された使用位置と、その一面側が保持棒10と略平行な位置となる折りたたみ位置とを選択的にとり得る。保持板20の一面側に対して清掃マット30が着脱自在に取付けられる。保持棒10に、その長手方向に摺動自在として、しごき部42が設けられる。保持板20を折りたたみ位置として、しごき部42を保持棒10の長手方向に変位させることにより、しごき部42によって清掃マット30の表面が押圧されつつしごかれる。しごき部42を、保持棒10の先端側に位置させて、その先端面42を床面70に着座させることにより、清掃具Sが直立姿勢となる状態が保持される。【選択図】図7

Description

本考案は、清掃具に関するものである。
床面等を水拭きによって清掃する清掃具として、特許文献1に記載のようなものがある。すなわち、保持棒の先端部に保持板を回動自在に取付けて、この保持板の一面側に対して着脱自在に取付けられた清掃マットを、保持棒に保持させた清掃用部材でもって清掃できるようにしたものが開示されている。
特開2014−046144号公報
特許文献1に記載のような清掃具にあっては、収納しておくときや清掃を一時的に中断する非使用時には、壁面に立てかけたり、横向き姿勢で床面に載置しておく必要がある。しかしながら、清掃具を横向き姿勢で床面に載置する場合は、かなりのスペースを必要とする他、見栄えも悪いものとなり、これに加えて床面への清掃具の載置と載置された清掃具を拾い上げるという作業が必要となって身体への負担が大きいものとなる。また、清掃具を壁面に立てかけておく場合は、清掃具の収納位置が限定的にならざるを得ない他、壁面を清掃具によって傷つけてしまうおそれがある。
本考案は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、使用しないときには、全体的に直立状態でもって安定して姿勢保持させておくことのきるようにした清掃具を提供することにある。
前記目的を達成するため、本考案にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、請求項1に記載のように、すなわち、
保持棒と、
前記保持棒の先端部に回動自在に取付けられ、その回動に応じて該保持棒と直角あるいは傾斜された使用位置と、その一面側が該保持棒と略平行な位置となる折りたたみ位置とを選択的にとり得るようにされた保持板と、
前記保持板の一面側に対して着脱自在に取付けられる清掃マットと、
前記保持棒の長手方向に摺動自在に保持されたしごき用部材と、
を備え、
前記しごき用部材は、前記保持板が前記折りたたみ位置のときに、手動操作により前記保持棒の長手方向に移動されることによって、前記保持板に取付けられた前記清掃マットの表面を押圧しつつしごくためのしごき部を有しており、
前記しごき部は、前記保持板が前記折りたたみ位置にあるときに、前記保持棒の基端部側に向けて変位させることにより前記保持板から離脱した離脱位置をとり得るようにされ、
前記保持板を折りたたみ位置とした状態で前記しごき部を前記保持棒の先端側に位置させて該しごき部の先端面を床面に着座させた状態で、前記保持棒が直立姿勢となる状態を維持できるようにされている、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、清掃マットが取付けられた保持板を折りたたみ位置として、しごき用部材を保持棒に沿って摺動変位させることによって、しごき部によって清掃マットをしごいて,清掃マットから余分な水分や汚物が除去されることになる。使用しないときは、しごき部を保持棒の先端側に位置させて、しごき部の先端面を床面に着座させることにより、清掃具を直立姿勢状態(保持棒が上下方向に伸びる状態)でもって保持させておくことができる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2以下に記載のとおりである。すなわち、
前記しごき用部材は、前記しごき部よりも前記保持棒の基端部側において該保持棒に摺動自在に嵌合された嵌合部と、該嵌合部と該しごき部とを連結する連結部と、を有している、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、清掃作業者は、嵌合部を把持してしごき用部材を摺動変位させることによって、高い姿勢でもって清掃マットのしごきを行うことができる。
前記しごき部は、前記清掃マットの幅方向に伸びて該清掃マットの表面をしごいたときに回転されるローラを備えている、ようにしてある(請求項3対応)。この場合、清掃マットを円滑にしごくことができる。
前記しごき部は、前記清掃マットの幅方向に間隔をあけて該清掃マットの表面を押圧するための複数の突起部を有している、ようにしてある(請求項4対応)。この場合、清掃マットに付着している例えば髪の毛のような糸状片等の異物をより確実に除去する上で好ましいものとなる。
前記折りたたみ位置とされた前記保持板のうち、前記保持棒の基端部側の端部に、前記保持棒の基端部側に向けて伸びる係止爪部が形成され、
前記清掃マットの一端部に、前記係止爪部が挿入される係止袋部が形成され、
前記しごき部を前記保持棒の基端部側から先端部側に向けて変位させて該保持板に取付けられた前記清掃マットをしごくときに、前記係止爪部と前記係止袋部とによる係止作用によって、該清掃マットが該保持板から剥がれることが規制される、
ようにしてある(請求項5対応)。この場合、しごきのために清掃マットにしごき部を接触させる当初において、清掃マットが不用意に保持板から引きはがされてしまう事態を防止することができる。
前記保持板の前記一面側には、面ファスナが固定され、
前記清掃マットの裏面側に設けられた係止用布が前記面ファスナに係止される、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、保持板に対する清掃マットの取付け、取外しを容易に行う上で好ましいものとなる。
前記しごき用部材の前記保持棒に対する摺動可能な範囲が、該保持棒の先端部側および基端部側の2箇所に設けた一対のストッパ部の範囲となるように規制されている、ようにしてある(請求項7対応)。この場合、しごき用部材が保持棒から不用意に抜け出てしまう事態を防止することができる。
前記しごき用部材は、前記保持棒の基端部側のストッパ部の位置で係止される、ようにしてある(請求項8対応)。この場合、清掃中に、しごき用部材が不用意に下方へと変位してしまう事態を防止する上で好ましいものとなる。
前記しごき部は、その全周囲が閉じられた環状に形成されている、ようにしてある(請求項9対応)。この場合、清掃具を床面上に直立姿勢状態としておく状態をより確実に確保する上で好ましいものとなる。
前記しごき部に、前記ローラと対向させて、前記保持板の他面側に接触されて該保持板をガイドするためのガイドローラが設けられている、ようにしてある(請求項10対応)。この場合、ローラによって清掃マットのしごきを行う際に、ガイドローラによって保持板がスムーズにガイドされると共に、ローラによる清掃マットに対する押圧状態を確実に確保する上で好ましいものとなる。
本考案によれば、使用しないときには、全体的に直立状態でもって安定して姿勢保持させておくことのきるようにした清掃具を提供することができる。
本考案による清掃具の一例を示す斜視図。 しごき用部材を示す斜視図。 しごき用部材が折りたたみ位置にある保持板から離脱した状態を示す要部斜視図。 保持棒と保持板との連結部位を示す要部側面図。 しごき部によって清掃マットをしごいている状態を示す要部側面図。 しごき部をもっとも先端位置にしたときの状態を示す要部側面図。 清掃具が直立姿勢状態でもって床面に載置されている状態を示す斜視図。 保持板の一面側を示す平面図。 図8を上方から見た図。 清掃マットの裏面側を示す平面図。 しごき部をその先端面側から見た図で、清掃マットを取外した状態での保持板と上下のローラとの関係を示す。
図1において清掃具Sは、大別して、保持棒10と保持板20と清掃マット30としごき用部材40とを有する。保持棒10は、下保持棒11と上保持棒12との分割構成とされて、下保持棒11の基端部に設けた継手部11aを利用して、下保持棒11と上保持棒12とが着脱自在に連結可能とされている。保持棒10を短い状態で使用するときは、下保持棒11から上保持棒12を除外した状態で使用され、保持棒10を長い状態で使用するときに、下保持棒11と上保持棒12とが連結される。そして、下保持棒11の先端部には、合成樹脂からなる取付ブラケット13が、接着あるいはねじ止めによって一体化されている。
保持板20は、実施形態では合成樹脂によって略長方形状に形成されて、その一面側20aが清掃マット30の取付面とされた平坦面とされている。保持板20は、保持板20の他面側の中央部において、継手50を介して、下保持棒11(の先端部に一体化された取付ブラケット13)に対して、回動自在に取付けられる。実施形態では、継手50は、継手部材51を有して、この継手部材51に形成された一対の軸部51aが、保持板20に設けた一対の支持部20bに対して回動自在に嵌合、保持されている。軸部51aの回転方向が、図4中破線矢印で示される。
下保持棒11の先端部(取付ブラケット13)は、前記継手部材51に対して、連結ピン52によって、回動自在に連結されている。この連結ピン52は、前記軸部51aと直交する方向に伸びていて、継手部材51に対して下保持棒11が図4中実線矢印で示すように回動可能とされる。軸部51a回りの回動と連結ピン52回りの回動とによって、保持板20は、下保持棒11に対して360度方向に回動可能とされている。
保持板20は、継手50を利用した回動によって、例えば図1に示すように下保持棒11に対して直角あるいは傾斜された使用位置(清掃用位置)と、図4(の実線)、図5、図6あるいは図7に示すように保持板20が下保持棒11と平行に伸びる折りたたみ位置と、を選択的にとり得るようになっている。ただし、図4に示すように、連結ピン52を中心とした回動は、一方向においては上記折りたたみ位置となるようにされているが、他方向へは、図4一点鎖線で示すように下保持棒11とは平行あるいはほぼ平行にまでは至らない角度範囲での回動となるように回動規制されている(取付ブラケット13の一部が、保持板20の支持部20bに当接することにより回動規制)。
図8、図9に示すように、折りたたみ位置にある状態において、保持板20の一面側20aには、図4、図5において下保持棒11の基端部側(図4、図5左方側で、図1上方側)となる方向の端部において、その幅方向に間隔をあけて複数(実施形態では3個)の係止爪部20cが形成されている。
保持板20の一面側20aにはさらに、その長手方向に伸びるようにして左右一対の面ファスナ21が固定されている。面ファスナ21は、不織布等の微細な凹凸を有する面が押しつけられたときに係止作用を発揮するものである(接合機能の発揮)。
清掃マット30は、その表面側(清掃面となる側)が短く起毛されたモップ状として形成される一方、裏面側(保持板20への取付面側)には、不織布等によって微細な凹凸を有するように形成されている。そして、清掃マット30の裏面側には、その長手方向端部において、その幅方向に間隔をあけて複数(実施形態では3個)の係止袋部30aが形成されている。この係止袋部30aは、図10中、下方のみが開口されている。このような清掃マット30は、外力が作用しない状態での厚みが10mm〜20mm程度の厚さとされて、十分に吸水できるようにされている。
清掃マット30を保持板20(の一面側20a)に取付けるには、まず、その係止袋部30aを、保持板20の係止爪部20cに挿入する(係止袋部30aに対する係止爪部20cの挿入方向が図10において矢印で示される)。この後、清掃マット30を保持板20の全体に亘って広がるようにさせて、面ファスナ21を利用して保持板20に取付けられる。清掃マット30を保持板20から取外すには、面ファスナ21から清掃マット30を引きはがしたの後、係止袋部30aを係止爪部20cから引き抜けばよい。
次に、しごき用部材40について説明する。しごき用部材40は、例えば合成樹脂によって、嵌合部41としごき部42と連結部43とを一体的に有するものとされている。嵌合部41は、筒状とされて、下保持棒11の外周に摺動自在に嵌合されている。しごき部42は、全体的に周囲が閉じられた環状に形成されていて、後述するように、保持板20に取付けられた清掃マット30をしごくためのものとなっている。連結部43は、上記嵌合部41としごき部42とを一体的に連結している。連結部43の断面形状は、下保持棒11の外周面に沿うように略円弧状とされて、弾性変形可能とされている。
しごき部42は、しごき用のローラ45と複数の突起部46とガイドローラ47(ガイドローラ47については図11参照)とを有する。ローラ45は、折りたたみ位置にある保持板20の幅方向に伸びるようにして、回転可能にしごき部42に保持されている。突起部46は、折りたたみ位置にある保持板20の幅方向に間隔を開けて複数形成されている。突起部46の先端部は、清掃マット30へのひっかかりが生じにくいように、丸みを有するようにされている。この突起部46の先端の高さ位置は、ローラ45の高さ位置とほぼ同一とされている。このようなしごき部42の内部空間42a内を、折りたたみ位置とされた保持板20と保持板20に取付けられた清掃マット30と下保持棒11とが通過可能とされて、ローラ45、突起部46によって、清掃マット30が押圧されつつしごかれるようになっている(図5参照)。連結部43における下保持棒11の径方向での適度の弾性変形によって、不必要に大きな力でもってしごき部42が清掃マット30を押圧してしまう事態が防止される。
上記ガイドローラ47は、図11に示すように、しごき用のローラ45と対向するようにして、左右一対設けられている。ローラ45とガイドローラ47との間隔は、保持板20とこれに取付けた清掃マット30との合計の厚さよりも小さくされている。
しごき部42の先端面42b、すなわち下保持棒11の先端側となる面は、下保持棒11と直角をなす直角平面と平行な平坦面を有するようにされている。具体的には、全周囲が閉じられた環状の先端面42aが、下保持棒11と直角をなす同一平面上にあるようにされている。これにより、しごき部41を下保持棒11に対してもっとも先端側に位置させた状態を示す図6の状態では、図7に示すように、しごき部41の先端面42aを床面60に着座させることにより、清掃具Sが直立状態の姿勢でもって床面70上に載置された状態が保持されるようになっている。
しごき用部材40は、下保持棒11に対する摺動変位位置が、上下一対のストッパ部61、62によって規制される。ストッパ部61は、先端側の位置規制用で、しごき部42の先端面42aが清掃具Sのもっとも先端側に位置された図6の状態から、しごき部42(つまりしごき用部材40)がそれ以上清掃具Sの先端側に変位されることを規制する。このようなストッパ部61は、しごき用部材40における連結部43の内面側に設けた係止壁部(図示略)と、下保持棒11の先端部を構成する取付ブラケット13の基端面とによって構成されている。すなわち、上記係止壁部が取付ブラケット13の基端面に当接することによる変位規制で、図1、図3において、取付ブラケット13の基端面にストッパ部61の符号を付してある。
ストッパ部62は、図3に示すように、下保持棒11の外周にねじ止めされた係止凸部62aと、しごき用部材40における嵌合部41の基端面側の内周に形成された係止凹部62bとによって構成されている、すなわち、しごき用部材40を下保持棒11の基端部側に向けて変位させた際に、係止凸部62aが係止凹部62b内に嵌合、係止されて、これ以上の変位が規制される。そして、係止凸部62aと係止凹部62bとはきつい嵌合関係となるように設定されて、大きな外力を加えない限り、係止凸部62aと係止凹部62bとの嵌合状態が維持される(しごき用部材40が、自重や振動によって下保持棒11の先端部側に不用意に変位してしまうことの規制)。
次に、清掃具Sの使用やその収納について説明する。まず、使用の際には、あらかじめ、しごき用部材40を、ストッパ部62を利用して、下保持棒11の高い位置に保持させておく。これにより、保持板20が、下保持棒11に対して自由に回動される状態となる。
次いで、清掃マット30を、保持板20の一面側20aに取付ける(清掃マット30の係止袋部30a内に保持板20の係止爪部20を挿入すると共に、面ファスナ21を利用した取付け)。
保持板20に清掃マット30が取付けられた状態で、清掃マット30を、例えばバケツ内の洗浄水中に浸して、清掃マット30に適量だけ吸水させる。この後は、保持棒10を操作して、清掃マット30でもって床面をこするようにして清掃を行えばよい。なお、保持棒10が、下保持棒11のみでは短い場合は、下保持棒11に上保持棒12を連結すればよい。
清掃により清掃マット30が汚れた場合は、まず、清掃マット30を保持板20と共に例えばバケツ内の洗浄水中に浸して、清掃マット30に付着した汚れを十分に除去する。次いで、保持板20を、図3に示すように折りたたみ位置とする。
この後、しごき用部材40(の嵌合部41)に下方への外力を加えて、ストッパ部62のストッパ作用を解除する(係止凸部62aと係止凹部62bとの嵌合解除)。そして、図5に示すように、清掃マット30や保持板20がしごき部42の内部空間42a内に位置した状態で、1回ないし数回しごき用部材40を往復させる。これにより、しごき部42のローラ45や突起部46によって、清掃マット30の表面が押圧されつつしごかれて、清掃マット30から余分な水分が除去されると共に、残存している汚物が除去される。
必要に応じて、上述した作業が繰り返されることになる。清掃が終了したとき、あるいは清掃を一時的に中断するときは、しごき部42が下保持棒11のもっとも先端側に位置するようにした後(図6対応)、しごき部42の先端面42aを所望位置で床面70に載置する。これにより、図7に示すように、清掃具Sは、床面70上において、直立状態、つまり保持棒10が上下方向に伸びた姿勢状態でもって安定した姿勢が保持されることになる。このように、本考案では、しごき部42を、清掃マット30のしごき用としてのみならず、清掃具Sを直立状態で保持しておくための台座として有効利用するものとなっている。
ここで、しごき部42によって清掃マット30をしごく際には、まずしごき部42の内部空間42a内に清掃マット30を挿入する必要がある。この挿入の際に、しごき部42によって清掃マット30の端部が保持板20から引きはがされるような作用を受けても、係止爪部20cと係止袋部20aとの係止作用によって、不用意に清掃マット30の端部が保持板20から引きはがされてしまう事態が防止される。
しごき部42でもって清掃マット30をしごく際に、ローラ45の回転によって、清掃マット30を円滑にしごくことができる。また、しごき部42に設けた突起部46によって、清掃マット30の表面に残存する髪の毛等の糸状片等が、かすりとられることになり、清掃マット30から十分に汚物を除去した状態で次の清掃を行うことが可能となる。しごき用部材40を長尺にすることにより、清掃者が高い姿勢位置でもって清掃マット30のしごきを行うことができ、かがんだ姿勢でもって清掃マット30のしごきを行う場合に比して作業労力を軽減することができる。さらに、ローラ45によって清掃マット30のしごきを行う際に、ガイドローラ47によって保持板20がスムーズにガイドされると共に、ローラ45による清掃マット30に対する押圧状態が確実に確保される。
以上実施形態について説明したが、本考案は、実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。清掃マット30は、不織布やスポンジ等適宜の部材(材質)によって形成することができ、複数種用意して、複数種の清掃マット30の中から清掃面に応じて適切なものを選択できるようにすることもできる。保持棒10は、分割構成としないでもよい。しごき用部材40としては、しごき部42に摺動変位させるための操作用の短い取っ手を設けた全体として短尺のものとすることもできる。図7に示す直立姿勢をより安定して確保するために、しごき部42に重り(重錘)を設けておくこともできる。保持棒10と保持板2とを、球面継手を介して回動自在に連結するようにしてもよい。
本考案は、清掃具として好適である。
S:清掃具
10:保持棒
11:下保持棒
11a:継手部
12:上保持棒
13:取付ブラケット
20:保持板
20a:一面側
20b:支持部
20c:係止爪部
21:面ファスナ
30:清掃マット
30a:係止袋部
40:しごき用部材
41:嵌合部
42:しごき部
42a:内部空間
42b:先端面
43:連結部
45:ローラ
46:突起部
47:上ローラ
50:継手
51:継手部材
51a:軸部
52:連結ピン
61:ストッパ部
62:ストッパ部
62a:係止凸部
62b:係止凹部
70:床面

Claims (10)

  1. 保持棒と、
    前記保持棒の先端部に回動自在に取付けられ、その回動に応じて該保持棒と直角あるいは傾斜された使用位置と、その一面側が該保持棒と略平行な位置となる折りたたみ位置とを選択的にとり得るようにされた保持板と、
    前記保持板の一面側に対して着脱自在に取付けられる清掃マットと、
    前記保持棒の長手方向に摺動自在に保持されたしごき用部材と、
    を備え、
    前記しごき用部材は、前記保持板が前記折りたたみ位置のときに、手動操作により前記保持棒の長手方向に移動されることによって、前記保持板に取付けられた前記清掃マットの表面を押圧しつつしごくためのしごき部を有しており、
    前記しごき部は、前記保持板が前記折りたたみ位置にあるときに、前記保持棒の基端部側に向けて変位させることにより前記保持板から離脱した離脱位置をとり得るようにされ、
    前記保持板を折りたたみ位置とした状態で前記しごき部を前記保持棒の先端側に位置させて該しごき部の先端面を床面に着座させた状態で、前記保持棒が直立姿勢となる状態を維持できるようにされている、
    ことを特徴とする清掃具。
  2. 請求項1において、
    前記しごき用部材は、前記しごき部よりも前記保持棒の基端部側において該保持棒に摺動自在に嵌合された嵌合部と、該嵌合部と該しごき部とを連結する連結部と、を有している、ことを特徴とする清掃具。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記しごき部は、前記清掃マットの幅方向に伸びて該清掃マットの表面をしごいたときに回転されるローラを備えている、ことを特徴とする清掃具。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
    前記しごき部は、前記清掃マットの幅方向に間隔をあけて該清掃マットの表面を押圧するための複数の突起部を有している、ことを特徴とする清掃具。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、
    前記折りたたみ位置とされた前記保持板のうち、前記保持棒の基端部側の端部に、前記保持棒の基端部側に向けて伸びる係止爪部が形成され、
    前記清掃マットの一端部に、前記係止爪部が挿入される係止袋部が形成され、
    前記しごき部を前記保持棒の基端部側から先端部側に向けて変位させて該保持板に取付けられた前記清掃マットをしごくときに、前記係止爪部と前記係止袋部とによる係止作用によって、該清掃マットが該保持板から剥がれることが規制される、
    ことを特徴とする清掃具。
  6. 請求項5において、
    前記保持板の前記一面側には、面ファスナが固定され、
    前記清掃マットの裏面側に設けられた係止用布が前記面ファスナに係止される、
    ことを特徴とする清掃具。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
    前記しごき用部材の前記保持棒に対する摺動可能な範囲が、該保持棒の先端部側および基端部側の2箇所に設けた一対のストッパ部の範囲となるように規制されている、ことを特徴とする清掃具。
  8. 請求項7において、
    前記しごき用部材は、前記保持棒の基端部側のストッパ部の位置で係止される、ことを特徴とする清掃具。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか1項において、
    前記しごき部は、その全周囲が閉じられた環状に形成されている、ことを特徴とする清掃具。
  10. 請求項3において、
    前記しごき部に、前記ローラと対向させて、前記保持板の他面側に接触されて該保持板をガイドするためのガイドローラが設けられている、ことを特徴とする清掃具。
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CN106691341A (zh) * 2017-01-25 2017-05-24 宁波德润堂智能科技有限公司 能实现多面擦拭的平板拖把
WO2018001217A1 (zh) * 2016-06-27 2018-01-04 林何 可变形自挤水平板拖把
JPWO2018079822A1 (ja) * 2016-10-31 2018-10-25 大王製紙株式会社 清掃用ウェットシートおよび清掃用ウェットシートの製造方法

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